Cisco Unified CallManager Serviceability システム ガイド Release 5.1(3)
アラーム
アラーム
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

アラーム

アラームの概要

アラームの設定

アラーム定義

アラーム情報の表示

アラーム設定のチェックリスト

参考情報

アラーム

この章では、Serviceability アラームについて説明します。この章は、次の項で構成されています。

「アラームの概要」

「アラームの設定」

「アラーム定義」

「アラーム情報の表示」

「アラーム設定のチェックリスト」

「参考情報」

アラームの概要

Cisco Unified CallManager Serviceability のアラームでは、アラームとイベントの設定、およびアラーム メッセージ定義を行うことができます。どちらの機能も、システム管理者やサポート担当者が Cisco Unified CallManager の問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。

アラームを使用すれば、Cisco Unified CallManager システムの実行時の状況と状態を表示して、問題を解決する修正処置をとることができます。たとえば、電話機が登録済みで機能しているかどうか判別できます。アラームには、説明や推奨の対処法などの情報があります。また、アラームの情報には、アプリケーション名、マシン名、およびクラスタ名が含まれているため、ローカル以外で起こった場合でも Cisco Unified CallManager の問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。

アラーム インターフェイスを設定する際には、アラーム情報を複数の宛先に送信することと、それぞれの宛先に固有のアラーム イベント レベル(Debug から Emergency まで)を指定することができます。アラームの転送先には、Syslog Viewer(ローカルの syslog)、Syslog ファイル(リモートの syslog)、SDI トレース ログ ファイル、SDL トレース ログ ファイル(Cisco CallManager および CTIManager の場合のみ)、またはこれらすべての宛先のいずれかを指定できます。サービスがアラームを発行すると、アラーム インターフェイスはアラームを選択されたモニタ(SDI トレースなど)に送信します。モニタは、アラームを転送するか、または、最終的な宛先(ログ ファイルなど)に書き込みます。


ヒント リモートの syslog サーバには、他のサーバからの syslog メッセージを受信できない Cisco Unified CallManager ノードを指定しないでください。


Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Trace and Log Central オプションを使用して、SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラームを収集します。RTMT で SysLog Viewer を使用して、ローカルの syslog に送信されたアラームを表示します。

アラーム定義は、アラーム メッセージの内容を説明するものです。つまり、メッセージの意味とその回復方法を示します。アラーム情報は [Alarm Message Definitions] ウィンドウで検索します。サービス固有のアラームをクリックすると、アラーム情報(ユーザが追加したユーザ定義テキストを含む)の説明とその推奨処置が表示されます。

アラームの設定

トレースとトラブルシューティングで使用するアラームの情報を設定します。特定の 1 つのサーバにある Cisco CallManager および Cisco CTIManager などのサービスに対してアラームを設定することも、クラスタ内の全サーバ上の特定のサービスに対してアラームを設定することもできます。

個々のサービスのアラームおよびモニタ宛先について、アラームのイベント レベル(Error など)と宛先(ローカルの syslog の場合の Syslog Viewer など)を選択します。イベント レベルの選択により 2 つのタスクが完了します。1 つは、Cisco Unified CallManager が収集するアラームのタイプを管理者が絞る際に役立ちます。もう 1 つは、イベント ログ、Syslog、およびトレース ファイルが過負荷になることを防ぎます。

アラーム定義

Cisco Unified CallManager では、アラーム定義と推奨処置が SQL サーバ データベースに保存されます。システム管理者は、すべてのアラーム定義をこのデータベースで検索できます。定義の内容には、アラーム名、記述、説明、推奨処置、重大度、パラメータ、モニタなどがあります。この情報は、システム管理者が Cisco Unified CallManager に発生した問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。

Serviceability アラーム定義を使用すると、管理者はアラームに関する説明や推奨手段を追加できます。すべての管理者は、追加された情報にアクセスできます。管理者は、[Alarm Information] ウィンドウの [User Defined Text] ボックスに直接情報を入力します。標準の水平および垂直のスクロール バーを使用してスクロールできます。Cisco Unified CallManager Serviceability がその情報をデータベースに追加します。

アラーム情報の表示

アラーム情報を表示すると、Cisco Unified CallManager に問題があるかどうか判別できます。アラームの表示方法は、アラームの設定時に選択した宛先によって異なります。SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラーム情報を表示するには、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用するか、テキスト エディタを使用します。ローカルの syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、SysLog Viewer を使用します。


ヒント リモートの Syslog メッセージは、CiscoWorks2000 レポート ビューアを使用して表示することもできます。


アラーム設定のチェックリスト

表3-1 に、アラームを設定する手順の概要を示します。

 

表3-1 アラーム設定のチェックリスト

設定手順
関連する手順と項目

ステップ 1

アラーム情報を取得する対象のサーバとサービスを選択します。

「アラームの概要」

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 サービスに対するアラームの設定または更新

ステップ 2

アラームの宛先を選択します。

すべてのサービスを SDI ログに送信できる(ただし、トレースでも設定が必要)。

すべてのサービスを SysLog Viewer に送信できる。

リモートの syslog サーバに syslog メッセージを送信するには、宛先の Remote Syslog をオンにして、ホスト名を指定する。

Cisco CallManager と Cisco CTIManager だけが SDL ログを使用する。

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 サービスに対するアラームの設定または更新

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 アラーム宛先の設定

ステップ 3

アラームのイベント レベルを選択します。

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 サービスに対するアラームの設定または更新

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 アラーム イベント レベルの設定

ステップ 4

必要に応じて、アラームに宛先を追加します。

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 アラーム定義

ステップ 5

アラーム宛先に SDI トレース ファイルまたは SDL トレース ファイルを選択した場合は、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用してトレースを収集および表示します。

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 RTMT のトレース収集とログ集中管理

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「Local Browse の使用

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 Query Wizard の使用

ステップ 6

アラーム宛先にローカルの syslog を選択した場合は、SysLog Viewer でアラームを表示します。

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 RTMT SysLog Viewer の使用

ステップ 7

対応するアラーム定義の説明と推奨処置を参照します。

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加

参考情報

関連項目

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 サービスに対するアラームの設定または更新

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 アラーム定義のカタログ記述

Cisco Unified CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 RTMT のトレース収集とログ集中管理