Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド Release 5.0(4)
トランスコーダの設定
トランスコーダの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

トランスコーダの設定

トランスコーダの検索

トランスコーダの設定

トランスコーダのリセット

トランスコーダの削除

トランスコーダの設定値

関連項目

トランスコーダの設定

Media Resource Manager(MRM; メディア リソース マネージャ)は、Cisco Unified CallManager クラスタ内のトランスコーダのリソース登録とリソース予約を行います。Cisco Unified CallManager は、Media Termination Point(MTP; メディア ターミネーション ポイント)とトランスコーダの両方の登録、および 1 つのコール内で MTP とトランスコーダの並行機能を同時にサポートしています。

2 つのデバイスが異なるコーデックを使用しており、普通には情報の交換ができない場合、Cisco Unified CallManager は、エンドポイント デバイスのためにトランスコーダを起動します。トランスコーダは、コールに挿入されると、2 つの異なるコーデック間で情報交換が可能になるように、そのコーデック間でデータ ストリームを変換します。

トランスコーダ制御プロセスは、データベース内で定義されているトランスコーダ デバイスごとに作成されます。各トランスコーダは、初期化される時に MRM に登録されます。MRM はトランスコーダ リソースのトラッキングを行い、リソースが使用可能かどうかをクラスタ全体に通知します。

トランスコーダを設定するには、次のトピックを参照してください。

「トランスコーダの検索」

「トランスコーダの設定」

「トランスコーダのリセット」

「トランスコーダの削除」

「トランスコーダの設定値」

トランスコーダの検索

ネットワーク内にはいくつかのトランスコーダが存在することがあるので、Cisco Unified CallManager では、固有の条件を指定して、特定のトランスコーダを見つけることができます。トランスコーダを見つける手順は、次のとおりです。


) Cisco Unified CallManager の管理ページでは、ブラウザ セッションでの作業中は、トランスコーダの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、トランスコーダの検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 [メディアリソース]>[トランスコーダ] の順に選択します。

[トランスコーダの検索と一覧表示(Find and List Transcoders)]ウィンドウが表示されます。2 つのドロップダウン リスト ボックスを使用して、トランスコーダを検索します。

ステップ 2 最初の[検索対象: トランスコーダ、検索条件:]ドロップダウン リスト ボックスから、次の条件のいずれかを選択します。

[名前]

[説明]

[デバイスプール]


) このドロップダウン リスト ボックスで選択する条件によって、検索時に生成されるトランスコーダ リストのソート方法が決まります。たとえば、[デバイスプール]を選択すると、[デバイスプール(Device Pool)]列が結果リストの左側の列に表示されます。


2 番目の[検索対象: トランスコーダ、検索条件:]ドロップダウン リスト ボックスから、次の条件のいずれかを選択します。

[が次の文字列で始まる]

[が次の文字列を含む]

[が次の文字列で終わる]

[が次の文字列と等しい]

[が空である]

[が空ではない]

ステップ 3 必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 [検索] をクリックします。また、ページごとに表示する項目の数も指定できます。


ヒント データベースに登録されているトランスコーダをすべて検索するには、検索テキストを入力せずに[検索]をクリックします。

検出されたトランスコーダのリストが、次の項目別に表示されます。

トランスコーダのアイコン

[名前(Name)]

[説明(Description)]

[デバイスプール(Device Pool)]

[ステータス(Status)]

[IPアドレス(IP Address)]


) 該当するトランスコーダの横にあるチェックボックスをオンにして[選択項目の削除]をクリックすると、[トランスコーダの検索と一覧表示(Find and List Transcoders)]ウィンドウから複数のトランスコーダを削除できます。ウィンドウ内のトランスコーダをすべて削除するには、[すべてを選択]をクリックし、[選択項目の削除]をクリックします。


ステップ 4 レコードのリストから、検索条件と一致する トランスコーダのアイコン、トランスコーダ名、説明、または関連するデバイスプールをクリックします。

選択したトランスコーダがウィンドウに表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トランスコーダの設定

トランスコーダを設定する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [メディアリソース]>[トランスコーダ] の順に選択します。

[トランスコーダの検索と一覧表示(Find and List Transcoders)]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 次のいずれかの作業を行います。

既存のトランスコーダをコピーするには、該当するトランスコーダを見つけます(「トランスコーダの検索」を参照)。次に、コピーするトランスコーダの横にある [コピー] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。

新しいトランスコーダを追加するには、 [新規追加] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。

既存のトランスコーダを更新するには、該当するトランスコーダを見つけます(「トランスコーダの検索」を参照)。次に、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表58-1 を参照)。

ステップ 4 [保存] をクリックします。

ウィンドウがリフレッシュされ、設定したトランスコーダに対して固有の情報が状況を含めて表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トランスコーダのリセット

トランスコーダをリセットする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 [メディアリソース]>[トランスコーダ] の順に選択します。

ステップ 2 トランスコーダのリストから、リセットするトランスコーダを選択します。

ウィンドウがリフレッシュされ、選択したトランスコーダが表示されます。

ステップ 3 [リセット] をクリックします。

[デバイスリセット(Device Reset)]ダイアログボックスが表示されます。

ステップ 4 [リセット] を再度クリックします。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トランスコーダの削除

トランスコーダを削除する手順は、次のとおりです。

始める前に

メディア リソース グループに割り当てられているトランスコーダは、削除できません。トランスコーダを使用しているメディア リソース グループを検索するには、[トランスコーダの設定(Transcoder Configuration)]ウィンドウの[関連リンク]ドロップダウン リスト ボックスから [依存関係レコード] を選択し、 [移動] をクリックします。依存関係レコードがシステムで使用可能になっていない場合、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)]ウィンドウにメッセージが表示されます。依存関係レコードの詳細については、「依存関係レコードへのアクセス」を参照してください。使用されているトランスコーダを削除しようとすると、Cisco Unified CallManager はエラー メッセージを表示します。現在使用されているトランスコーダを削除する前に、割り当てられているメディア リソース グループからトランスコーダを削除する必要があります。

手順


ステップ 1 「トランスコーダの検索」の手順を使用して、トランスコーダを見つけます。

ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除するトランスコーダを選択します。

ウィンドウがリフレッシュされ、選択したトランスコーダが表示されます。

ステップ 3 [削除] をクリックします。

このトランスコーダを完全に削除しようとしていること、およびこの操作は取り消せないことを確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 続行するには、 [OK] をクリックします。削除操作を取り消すには、 [キャンセル] をクリックします。

ウィンドウがリフレッシュされ、削除したトランスコーダが、トランスコーダ リストに表示されなくなります。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

トランスコーダの設定値

表58-1 では、トランスコーダの設定値について説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。

 

表58-1 トランスコーダの設定値

フィールド
説明

[トランスコーダタイプ(Transcoder Type)]

適切なトランスコーダ タイプを選択します。 [Cisco MediaTermination Point Hardware] [Cisco IOS Media Termination Point] [Cisco IOS Enhanced Media Termination Point] 、または[ Cisco Media Termination Point (WS-SVC-CMM)] のいずれかを選択してください。

これらのトランスコーダのタイプの詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「トランスコーダ」を参照してください。

[デバイス名(Device Name)]

このフィールドは、[Cisco IOS Media Termination Point]または[Cisco IOS Enhanced Media Termination Point]をトランスコーダのタイプとして選択した場合に表示されます。ゲートウェイのコマンドライン インターフェイス(CLI)で入力したトランスコーディングの同じ名前を入力します。

[トランスコーダ名]

[Cisco Media Termination Point (WS-SVC-CMM)]のトランスコーダの場合、この値は指定された MAC アドレスに基づいて入力されます。

[説明]

説明(最大 50 文字)を入力するか、ブランクのままにします。ブランクのままにすると、指定した MAC アドレスまたはデバイス名から自動的に生成されます。

[MACアドレス(MAC Address)]

[Cisco Media Termination Point Hardware]または[Cisco Media Termination Point (WS-SVC-CMM)]の場合は、MAC アドレス(12 文字)を入力します。

[サブユニット]

[Cisco Media Termination Point (WS-SVC-CMM)]のトランスコーダの場合は、ドロップダウン リスト ボックスからサブユニットを選択します。

[デバイスプール(Device Pool)]

デバイス プールを選択します。選択したデバイス プールの詳細を表示するには、[詳細の表示]をクリックします。

[特別なロード情報(Special Load Information)]

[特別なロード情報(Special Load Information)]フィールドに特別のロード情報を入力するか、ブランクのままにしてデフォルトを使用します。文字、数字、ダッシュ、ドット(ピリオド)、および下線を指定できます。

[最大容量]

[Cisco Media Termination Point (WS-SVC-CMM)]のトランスコーダの場合は、ドロップダウン リスト ボックスから最大容量を選択します。

プロダクト固有の設定値

(デバイス メーカーによって指定される、モデル固有の設定フィールド)

[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)]の下にあるモデル固有のフィールドは、デバイス メーカーによって指定されます。これらのフィールドは動的に設定されるため、予告なく変更される場合があります。

フィールドの説明、およびプロダクト固有の設定項目のヘルプを表示するには、 [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration Layout)] 見出しの下にある「 ? 」情報アイコンをクリックします。ポップアップ ダイアログボックスにヘルプが表示されます。

詳細な情報が必要な場合は、設定する個々のデバイスの資料を参照するか、製造メーカーにお問い合せください。

関連項目

「トランスコーダの検索」

「トランスコーダの設定」

「トランスコーダのリセット」

「トランスコーダの削除」

「トランスコーダの設定値」

「会議ブリッジの設定」

「メディア ターミネーション ポイントの設定」

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「トランスコーダ」

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified CallManager の管理ページにおけるトランスコーダのタイプ」