Cisco CallManager システム ガイド Release 3.3(3)
コール ピックアップおよびグ ループ コール ピックアップ
コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップ
発行日;2012/02/17 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップ

コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップの概要

パーティションによりアクセスを制限するコール ピックアップ機能の使用

コール ピックアップのガイドラインとヒント

Dependency Records

コール ピックアップの設定チェックリスト

コール ピックアップ設定の更新

参考情報

コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップ

コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップのいずれかの機能を使用すると、ユーザ本人以外の電話番号に着信したコールに応答できます。2 つの機能の違いは、次の項の「コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップの概要」で説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

「コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップの概要」

「コール ピックアップのガイドラインとヒント」

「Dependency Records」

「コール ピックアップの設定チェックリスト」

「コール ピックアップ設定の更新」

「参考情報」

コール ピックアップおよびグループ コール ピックアップの概要

Cisco IP Phone では、次の 2 種類のコール ピックアップ タイプを備えています。

コール ピックアップ:ユーザは、本人が所属するグループ内の着信コールを受けることができます。ユーザが Cisco IP Phone からこの機能をアクティブにすると、Cisco CallManager が該当するコール ピックアップ グループ番号を自動的にダイヤルします。

グループ コール ピックアップ:ユーザは、本人の所属するグループ内または他のグループ内の着信コールを受けることができます。Cisco IP Phone からこの機能をアクティブにするには、ユーザが該当するコール ピックアップ グループ番号をダイヤルする必要があります。

どのタイプのコール ピックアップ機能を設定するときも、同じ手順を実行します。グループ コール ピックアップ番号には、複数の回線または電話番号を適用します。

パーティションによりアクセスを制限するコール ピックアップ機能の使用

コール ピックアップ グループ番号にパーティションを割り当てることにより、コール ピックアップ グループへのアクセスを制限できます。この設定を使用すると、コール ピックアップ グループ番号のあるパーティションをコール検索スペースに含んでいる電話機だけが、そのコール ピックアップ グループに加入できます。パーティションとグループ番号の組み合せが、システム全体で固有であることを確認してください。

コール ピックアップ グループ番号をパーティションに割り当てる場合は、そのパーティション内の番号をダイヤルできる電話機だけがコール ピックアップ グループを使用できる。

マルチ テナント構成において、パーティションがテナントに相当する場合は、各テナントに該当するパーティションに対してピックアップ グループを割り当てる必要がある。

マルチ テナント構成は、パーティションをコール ピックアップ グループと組み合せて使用する場合の 1 例です。各テナントに該当するパーティションにピックアップ グループを割り当てると、グループ番号は他のテナントには見えなくなります。

コール ピックアップのガイドラインとヒント

次に、コール ピックアップ機能とグループ コール ピックアップ機能を使用する際のガイドラインとヒントを示します。

コール ピックアップ グループに関連した変更内容を反映させるために電話機をリセットする必要はないが、データベースの更新が必要。

ある特定の電話機に割り当ててある異なる回線を異なるコール ピックアップ グループに割り当てることは可能ですが、ユーザの混乱を招く原因になるため、この設定はお勧めしません。

Dependency Records

特定のコール ピックアップ番号がどのデバイスに割り当てられているかを検索するには、Cisco CallManager Administration Call Pickup Configuration ウィンドウにある Dependency Records リンクをクリックします。Dependency Records Summary ウィンドウに、コール ピックアップ番号を使用しているデバイスに関する情報が表示されます。デバイスについて詳細な情報を検索するには、デバイスをクリックして Dependency Records Details ウィンドウを表示します。

Dependency Records の詳細については、『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「 Dependency Records へのアクセス」 、「電話機の削除」、および「電話番号の削除」を参照してください。

コール ピックアップの設定チェックリスト

表 28-1 は、コール ピックアップを設定する際のチェックリストです。

 

表 28-1 コール ピックアップの設定チェックリスト

設定ステップ
関連した手順と項目

ステップ 1

コール ピックアップ番号、またはグループ コール ピックアップ番号とパーティションを組み合せて使用する場合は、パーティションを設定する。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「パーティションの追加」

「パーティションによりアクセスを制限するコール ピックアップ機能の使用」

ステップ 2

コール ピックアップ グループ番号を作成する。番号は一意な整数であることを確認してください。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「コール ピックアップ グループ番号の追加」

ステップ 3

コール ピックアップを使用可能にする電話機に関連付けられた電話番号に、ステップ 2で作成したコール ピックアップ グループ番号を割り当てる。

コール ピックアップ グループに割り当てられている電話番号に限り、コール ピックアップ機能が使用できる。

パーティションをコール ピックアップ番号と組み合せて使用する場合は、コール ピックアップ番号に割り当てた電話番号が、該当するパーティションを含むコール検索スペースに存在することを確認する。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「コール ピックアップ グループに対する電話番号の割り当て」

ステップ 4

必要に応じ、コール ピックアップまたはグループ コール ピックアップのボタンを電話テンプレートに追加する。

このステップを行う必要があるのは、Cisco IP Phone 12 SP、12 SP+、および 30 VIP を使用する場合に限られます。

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「電話ボタン テンプレートの変更」

ステップ 5

コール ピックアップ機能が使用可能であることをユーザに通知する。

ユーザが Cisco IP Phone のコール ピックアップ機能にアクセスするための手順については、電話機の資料を参照してください。

コール ピックアップ設定の更新

コール ピックアップの設定を更新する際の注意事項は、次のとおりです。

コール ピックアップ グループ番号を削除すると、そのグループに割り当てられているすべての電話番号に対して、コール ピックアップ機能が使用不可になる。これらの電話番号に対してコール ピックアップを再び使用可能にするには、それぞれの番号を新しいコール ピックアップ グループに割り当て直す必要があります。

コール ピックアップ グループ番号を更新すると、そのコール ピックアップ グループに割り当てられているすべての電話番号が、Cisco CallManager によって自動的に更新される。

コール ピックアップ グループに関連した変更内容を反映させるために電話機をリセットする必要はないが、データベースの更新が必要。

参考情報

関連項目

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「電話ボタン テンプレートの設定」

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「Cisco IP Phone の設定」

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「パーティションの設定」

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の 「コール パークの設定」

参考資料

Cisco IP Phone Administration Guide for Cisco CallManager

Cisco IP Phone のユーザ資料とリリース ノート(全モデル)