Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド Release 3.3(3)
ルート パターンの設定
ルート パターンの設定
発行日;2012/01/09 | 英語版ドキュメント(2009/02/14 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ルート パターンの設定

ルート パターンの特定

ルート パターンの追加

ルート パターンの更新

ルート パターンのコピー

ルート パターンの削除

ルート パターンの設定値

ルート パターンの設定

ルート パターンとは、アドレスを表す数字のストリングと、ルート リストまたはゲートウェイに割り当てることができるように関連付けられた数字操作のセットから構成されています。このルート パターンは、ネットワークの設計に柔軟性をもたらします。ルート パターンは、ルート フィルタおよびルート リストと連動して、コールを特定のデバイスに誘導し、特定の数字パターンの組み込み、除外、または変更を行います。

ルート パターンの詳細については、『 Cisco CallManager システム ガイド 』の 「ルート プランの概要」 を参照してください。

ルート パターンを追加、更新、コピー、または削除するには、次のトピックを参照してください。

「ルート パターンの特定」

「ルート パターンの追加」

「ルート パターンの更新」

「ルート パターンのコピー」

「ルート パターンの削除」

「ルート パターンの設定値」

ルート パターンの特定

ネットワーク内にはいくつかのルート パターンが存在することがあるので、Cisco CallManager では、固有の基準を指定して、特定のルート パターンを見つけることができます。ルート パターンを見つけるには、次の手順を使用します。


) Cisco CallManager Administration では、ブラウザ セッションでの作業中は、ルート パターンの検索設定が保持されます。 別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、ルート パターンの検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 Route Plan > Route Pattern の順に選択します。

Find and List Route Patterns ウィンドウが表示されます。2 つのドロップダウン選択ボックスを使用して、ルート パターンを検索します。

ステップ 2 最初の Find route patterns where ドロップダウン選択ボックスから、Pattern、Description、または Partition を選択します。


) このドロップダウン リスト ボックスで選択する基準によって、検索時に生成されるルート パターン リストのソート方法が決まります。 たとえば、Description を選択すると、Description 列が結果リストの左側の列に表示されます。


ステップ 3 2 番目の Find route patterns where ドロップダウン リスト ボックスから、次の基準のいずれかを選択します。

begins with(前方一致)

contains(中間一致)

ends with(後方一致)

is exactly(完全一致)

is not empty(非空白)

is empty(空白)

ステップ 4 必要に応じて適切な検索テキストを指定し、 Find をクリックします。また、ページごとに表示する項目の数も指定できます。


) データベースに登録されているルート パターンをすべて検索するには、検索テキストを入力せずに Find をクリックします。


検出されたルート パターンのリストが、次の項目別に表示されます。

Route pattern icon

Route Pattern

Partition

Description

Route Filter

Gateway/Route List


) 該当するルート パターンの横にあるチェックボックスをオンにして、Delete Selected をクリックすると、Find and List Route Patterns ウィンドウから複数のルート パターンを削除できます。Matching Records タイトルバーにあるチェックボックスをオンにして Delete Selected をクリックすると、ウィンドウ内のルート パターンをすべて削除できます。


ステップ 5 レコードのリストから、検索条件と一致するルート パターンをクリックします。

選択したルート パターンがウィンドウに表示されます。


 

関連項目

「ルート パターンの追加」

「ルート パターンの更新」

「ルート パターンのコピー」

「ルート パターンの削除」

「ルート パターンの設定値」

ルート パターンの追加

ルート パターンを追加する手順は、次のとおりです。

始める前に

Cisco CallManager で次の項目が設定されていることを確認してください。

Gateway(ゲートウェイ)

Route list(ルート リスト)

Partition

Route filter(ルート フィルタ)


ワンポイント・アドバイス ゲートウェイに 8XXX を割り当てると、電話番号 8000~8999 がすべて、そのゲートウェイの外にルート指定されます。 同様に、82XX は、電話番号 8200 ~ 8299 をルート指定します。ワイルドカードの詳細については、「特殊文字と設定値」を参照してください。


手順


ステップ 1 Route Plan > Route Pattern の順に選択します。

ステップ 2 Add a New Route Pattern をクリックします。

ステップ 3 適切な設定値を入力します( 表 19-1 を参照)。

ステップ 4 Insert をクリックします。


Insert をクリックし、ウィンドウがリフレッシュされた後、そのウィンドウの中の Gateway/Route List フィールドの横に、(Edit) リンクが表示されます。このリンクを使用すると、Gateway/Route List フィールドにゲートウェイが含まれているか、ルート リストが含まれているかに応じて、Gateway Configuration ウィンドウまたは Route List Configuration ウィンドウが確認のために表示されます。したがって、ルート グループが指定されている場合は、そのルート リストに含まれているルート グループが表示されます。ルート グループが指定されていない場合は、デバイスが表示されます。



 

関連項目

「ルート パターンの特定」

「ルート パターンのワイルドカードと特殊文字」

「ルート フィルタの追加」

「ルート パターンの更新」

「ルート パターンのコピー」

「ルート パターンの削除」

「ルート パターンの設定値」

Cisco CallManager システム ガイド 』の 「ルート プランの概要

ルート パターンの更新

ルート パターンを更新する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Route Plan > Route Pattern の順に選択します。

ステップ 2 更新するルート パターンを見つけます。「ルート パターンの特定」を参照してください。


) ゲートウェイまたはルート リストを変更する場合は、Edit リンクを選択する前に、Update をクリックしておく必要があります。Update をクリックしておかないと、直前のゲートウェイまたはルート リストにリンクします。


ステップ 3 該当する設定値を更新します(「ルート パターンの設定値」を参照)。

ステップ 4 Update をクリックします。

更新されたルート パターンが表示されます。


 

関連項目

「ルート パターンの特定」

「ルート パターンのワイルドカードと特殊文字」

「ルート フィルタの追加」

「ルート パターンの追加」

「ルート パターンのコピー」

「ルート パターンの削除」

「ルート パターンの設定値」

Cisco CallManager システム ガイド 』の 「ルート プランの概要

ルート パターンのコピー

ルート パターンをコピーする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Route Plan > Route Pattern の順に選択します。

ステップ 2 コピーする変換パターンを見つけます。「ルート パターンの特定」を参照してください。

ステップ 3 コピーするルート パターンの横にあるチェックボックスをオンにします。

ステップ 4 そのルート パターンの Copy アイコンをクリックします。

ウィンドウに、そのルート パターンのコピーが表示されます。

ステップ 5 該当する設定値を更新します(表 19-1を参照)。

ステップ 6 新規ルート パターンを追加するには、 Insert をクリックします。


Insert をクリックし、ウィンドウがリフレッシュされた後、そのウィンドウの中の Gateway/Route List フィールドの横に、(Edit) リンクが表示されます。このリンクを使用すると、Gateway/Route List フィールドにゲートウェイが含まれているか、ルート リストが含まれているかに応じて、Gateway Configuration ウィンドウまたは Route List Configuration ウィンドウが確認のために表示されます。したがって、ルート グループが指定されている場合は、そのルート リストに含まれているルート グループが表示されます。 ルート グループが指定されていない場合は、デバイスが表示されます。



ヒント コピーするルート パターンを見つけて表示し、Copy をクリックすることによって、そのルート パターンをコピーすることもできます。この場合は、コピーした後に、前述のステップ 5およびステップ 6の手順を実行してください。


 

関連項目

「ルート パターンの特定」

「ルート パターンのワイルドカードと特殊文字」

「ルート フィルタの追加」

「ルート パターンの追加」

「ルート パターンの更新」

「ルート パターンの削除」

「ルート パターンの設定値」

Cisco CallManager システム ガイド 』の 「ルート プランの概要

ルート パターンの削除

ルート パターンを削除する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Route Plan > Route Pattern の順に選択します。

ステップ 2 削除するルート パターンを特定します。「ルート パターンの特定」を参照してください。

ステップ 3 削除するルート パターンのチェックボックスをオンにし、 Delete Selected をクリックします。

この操作を実行すると取り消せないことを確認するメッセージが表示されます。

ステップ 4 ルート パターンを削除するには、 OK をクリックします。削除操作を取り消すには、 Cancel をクリックします。


ヒント 削除するルート パターンを見つけて表示し、Delete をクリックすることによって、ルート パターンを削除することもできます。


 

関連項目

「ルート パターンの特定」

「ルート パターンのワイルドカードと特殊文字」

「ルート フィルタの追加」

「ルート パターンの追加」

「ルート パターンの更新」

「ルート パターンのコピー」

「ルート パターンの設定値」

Cisco CallManager システム ガイド 』の 「ルート プランの概要

ルート パターンの設定値

表 19-1 では、Route Pattern Configuration ウィンドウ内の使用可能なフィールドについて説明します。

 

表 19-1 ルート パターンの設定値

フィールド
説明
パターン定義

Route Pattern

数字とワイルドカード(スペースを使用しない)を含む、ルート パターンを入力する。たとえば、NANP では、通常のローカル アクセスの場合は 9.@ を、通常のプライベート ネットワーク番号計画の場合は 8XXX を入力します。


) 選択されたパーティション、ルート フィルタ、および番号計画の組み合わせを使用する、ディレクトリ ルート パターンが固有のものであることを確認してください。重複エントリを示すエラーが表示された場合は、ルート パターン、変換パターン、電話番号、コール パーク番号、コール ピックアップ番号、メッセージ受信のオン/オフ、または Meet-Me 番号をチェックしてください。また、必要に応じてルート プラン レポートもチェックしてください。


ワイルドカードの詳細については、「ルート パターンのワイルドカードと特殊文字」を参照してください。

Partition

パーティションを使用してルート パターンへのアクセスを制限する場合は、ドロップダウン リスト ボックスから適切なパーティションを選択する。ルート パターンへのアクセスを制限しない場合は、パーティションの代わりに <None> を選択します。パーティションの使用方法の詳細については、「パーティションの設定」を参照してください。

パーティションの数が 250 より多い場合は、ドロップダウン リスト ボックスの横に省略記号ボタン( ... )が表示されます。 ... ボタンをクリックすると、Select Partition ウィンドウが表示されます。 List items where Name contains フィールドにパーティション名の一部を入力します。 Select item to use ボックスに表示されるパーティションのリストで希望するパーティション名をクリックし、 OK をクリックします。


) リスト ボックスの最大項目を設定するには、System > Enterprise Parameters の順に選択し、CCMAdmin Parameters を選択します。



) ルート パターン、ルート フィルタ、およびパーティションの組み合わせが、Cisco CallManager クラスタ内で固有であることを確認してください。


Description

ルート パターンの説明を入力する。

Numbering Plan

番号計画を選択する。

Route Filter

ルート パターンにワイルドカード @ が含まれている場合は、ルート フィルタを選択できる。 オプションでルート フィルタを選択すると、所定の番号パターンが制限されます。

表示されるルート フィルタは、Numbering Plan ドロップダウン リスト ボックスで選択する番号計画によって異なります。

ルート フィルタの数が 250 より多い場合は、ドロップダウン リスト ボックスの横に省略記号ボタン( ... )が表示されます。 ... ボタンをクリックすると、Select Route Filters ウィンドウが表示されます。 List items where Name contains フィールドにルート フィルタ名の一部を入力します。 Select item to use ボックスに表示されるルート フィルタのリストで希望するルート フィルタ名をクリックし、 OK をクリックします。


) リスト ボックスの最大項目を設定するには、System > Enterprise Parameters の順に選択し、CCMAdmin Parameters を選択します。


Gateway/Route List

ルート パターンを追加するゲートウェイまたはルート リストを選択する。


) ルート グループに含まれている定義済みゲートウェイのポートが 1 つも存在しない場合、または少なくとも 1 つのポートに DN が割り当てられている場合、このドロップダウン リスト ボックスにそのゲートウェイは含まれません。このドロップダウン リスト ボックスでゲートウェイが選択されると、Cisco CallManager はそのゲートウェイ内のポート全部を使用してこのルート パターンをルーティングまたはブロックします。この操作は、MGCP ゲートウェイには適用されません。


Route Option

Route Option の指定内容がこのルート パターンをコールのルート指定(たとえば、9.@ または 8[2-9]XX)に使用するか、コールのブロックに使用するかを示す。Route this pattern または Block this pattern オプション ボタンを選択してください。

Provide Outside Dial Tone

必要に応じて、このチェックボックスをオンにする。

Urgent Priority

必要に応じて、このチェックボックスをオンにする。

発信側変換

Use Calling Party’s External Phone Number Mask

発信コールで完全な外部電話番号を CLID に使用する場合は、このチェックボックスをオンにする。また、すべての電話機で External Phone Number Mask を設定することもできます。


) ルート リスト内のルート グループに割り当てられる発信側変換設定値は、そのルート リストに関連したルート パターンに割り当てられている発信側変換設定値をすべて上書きします。


Calling Party Transform Mask

変換マスク値を入力する。NANP の有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字 X、*、#、およびブランクです。このフィールドがブランクのときに、上記のフィールド (Use Calling Party’s External Phone Number Mask) にチェックマークを付けていない場合は、呼び出し側変換は行われません。詳細については、「発信側変換設定値」を参照してください。

Prefix Digits (Outgoing Calls)

Prefix Digits (Outgoing Calls) フィールドに、プレフィックス番号を入力する。NANP の有効な入力値には、数字 0 ~ 9、#、*、およびブランクが含まれます。


) 付加されたプレフィックス番号は、割り当てられたデバイスにルート指定される電話番号に影響を与えません。


Calling Party Presentation

Cisco CallManager が発信者番号を送信するか、またはブロックするかを選択する。

発信者番号を許可するように Presentation フィールドを設定する場合は Allowed を選択します。発信者番号を制限するように Presentation フィールドを設定する場合は Restricted を選択します。Presentation フィールドを前の設定から変更しない場合は Default を選択します。

このフィールドの詳細については、「発信側変換設定値」 表 22-4 を参照してください。

着信側変換

Discard Digits

Discard Digits ドロップダウン リスト ボックスから、このルート パターンに関連付ける数字破棄命令を選択する。 表示される数字破棄命令は、Numbering Plan ドロップダウン リスト ボックスで選択する番号計画によって異なります。 North American Numbering Plan の数字破棄命令の詳細については、「数字破棄命令」を参照してください。

Called Party Transform Mask

変換マスク値を入力する。NANP の有効な入力値は、0 ~ 9 の数字、ワイルドカード文字 X、*、#、およびブランクです。このフィールドがブランクである場合、変換は行われません。Cisco CallManager は、ダイヤルされた通りの数字を正確に送信します。

Prefix Digits (Outgoing Calls)

Prefix Digits (Outgoing Calls) フィールドに、プレフィックス番号を入力する。NANP の有効な入力値には、数字 0 ~ 9、#、*、およびブランクが含まれます。


) 付加されたプレフィックス番号は、割り当てられたデバイスにルート指定される電話番号に影響を与えません。


ISDN ネットワーク固有の機能情報要素

Carrier Identification Code

該当する通信事業者識別コード(0、3、または 4 桁)を Carrier Identification Code フィールドに入力する。通信事業者識別コードを使用すると、お客様は長距離電話会社のサービスにアクセスできます。

次のリストは、よく使用される通信事業者識別コードの例です。

ATT:0288

Sprint:0333

WorldCom/MCI:0222

NANP 通信事業者識別コードの完全なリストは、http://www.nanpa.com/ を参照してください。

Network Service Protocol

Network Service Protocol ドロップダウン リスト ボックスから、着側ゲートウェイのプロトコルと一致する PRI プロトコルを選択する。

Network Service

適切なネットワーク サービスを選択する。この値は、Network Service Protocol フィールドで選択したネットワーク サービス プロトコルによって異なります。

Service Parameter Name

このフィールドには、選択したネットワーク サービスに関連するサービス パラメータ名が表示される。ネットワーク サービスのサービス パラメータが存在しない場合、このフィールドには <Not Exist> が表示されます。

Service Parameter Value

適切なサービス パラメータ値を入力する。 有効な入力値は、0 ~ 9 の数字です。ネットワーク サービスのサービス パラメータが存在しない場合、このフィールドは Cisco CallManager Administration によって無効にされます。

関連項目

「ルート パターンの特定」

「ルート パターンの追加」

「ルート パターンの更新」

「ルート パターンのコピー」

「ルート パターンの削除」