Cisco Unified Communications Manager Express システム アドミニストレータ ガイド
割り込みとプライバシーの設定
割り込みとプライバシーの設定
発行日;2013/04/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 18MB) | フィードバック

目次

割り込みとプライバシーの設定

内容

割り込みとプライバシーについて

割込みと C 割込

割り込み(SIP)

C 割り込み(SCCP および SIP)

プライバシーとプライバシー保留

割り込みとプライバシーの設定方法

SCCP:C 割り込みソフトキーの設定

前提条件

制約事項

SIP:割り込みおよび C 割り込みソフトキーのイネーブル化

前提条件

制約事項

SCCP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化

前提条件

制約事項

SIP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化

前提条件

制約事項

その他の参考資料

関連資料

シスコのテクニカル サポート

割り込みとプライバシーの機能情報

割り込みとプライバシーの設定

このモジュールでは、Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)システムにおける割り込みおよびプライバシー機能について説明します。

割り込みとプライバシーについて

割り込みまたはプライバシーの機能を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「割込みと C 割込」

「プライバシーとプライバシー保留」

割込みと C 割込

割り込み機能を使用すると、ディレクトリ番号を共有している電話機ユーザは、ソフトキーを押して共有回上のアクティブ コールに参加することができます。発信者がコールに割り込むと、割り込み発信側、着信側、およびそのコールで接続されているその他の通話者間で会議が作成されます。通話者の電話機にはコール情報が表示されます。また、会議参加トーンが設定されている場合は、そのトーンが聞こえます。

共有回線を使用している 1 台の電話機でプライバシーがイネーブルになっている場合、回線を共有している他の電話機にはコール情報は表示されず、コールに割り込むことができません。接続されている通話者には、会議が設定されると割り込みトーン(1 回のビープ音)が聞こえます。通話者が会議を退出すると、残りの通話者に対して割り込みの退出音が再生されます。


) Cisco Unified IP Phone 69xx シリーズでは、CME での C 割り込みをサポートしていません。


割り込み(SIP)

割り込みは、着信側の電話機(割り込まれる電話機)上の組み込み会議ブリッジを使用します。これは、割り込みできるユーザの数を制限するものです。割り込み会議は、最大 3 人の参加者をサポートします。3 人を超えるユーザが SIP 共有回線する場合は、C 割り込みを使用する必要があります。SIP 電話機では、割り込みを使用するには組み込み会議ブリッジが必要です。割り込みは、SIP 共有回線のディレクトリ番号に対してのみサポートされます。


) 電話機ユーザが割り込み会議に割り込むと、会議は C 割り込み会議へ変換されます。


C 割り込み(SCCP および SIP)

C 割り込み機能は共有会議リソースを使用します。この機能により、複数のユーザが会議に割り込むことができます。C 割り込み会議は、一元化された会議リソース上でプロビジョニングされる最大数の参加者をサポートします。一元化された会議リソースは、C 割り込みを使用するようにプロビジョニングされている必要があります。C 割り込みは、SCCP 共有オクトライン ディレクトリ番号、および SIP 共有回線ディレクトリ番号でサポートされます。

いずれかの参加者がコールを退出しても、回線上に 3 人以上の参加者が残っている場合、コールは会議コールのままになります。会議に 2 人の参加者のみが残っている場合は、それらの参加者はポイントツーポイント コールとして再接続され、会議ブリッジ リソースが解放されます。着信側の参加者がコールをパークするか、そのコールを他のコールに参加させても、割り込み側および他の参加者は接続されたままになります。

表 55 は、組み込み会議ブリッジを使用した割り込みと、共有会議ブリッジを使用した C 割り込みの違いを示しています。

表 55 組み込み会議ブリッジと共有会議ブリッジでの割り込みコールと C 割り込みコールの違い

アクション
割り込み:着信側デバイスでの組み込み会議ブリッジ
C 割り込み:共有会議ブリッジ

割り込みのセットアップ中にメディアの切断が発生

No

Yes

ユーザに割り込みトーンが聞こえる(設定されている場合)

Yes

Yes

割り込み発信側の電話機に名前を表示

割り込み側へ

割り込み側へ

着信側の電話機に名前を表示

他の参加者へ/他の参加者から

割り込み側へ

他の電話機に名前を表示

着信側へ/着信側から

割り込み側へ

すでに割り込みされているコールに第 2 の割り込みセットアップを許可

Yes

Yes

参加者の最大数

3

共有会議リソースで許可される最大数。

発信側がコールを解放

元の 2 人の参加者で、メディアの中断は発生しません。

2 人の参加者のみが残っており、残りの参加者をポイントツーポイントのコールとして再接続するときに、共有会議ブリッジ解放のためメディアの中断が発生します。

着信側がコールを解放

発信側を他の参加者とポイントツーポイント コールとして接続するために、メディアの中断が発生します。

2 人の参加者のみが残っており、残りの参加者をポイントツーポイントのコールとして再接続するときに、共有会議ブリッジ解放のためメディアの中断が発生します。

他の参加者がコールを解放

3 人の参加者すべてが解放されます。

2 人の参加者のみが残っており、残りの参加者をポイントツーポイントのコールとして再接続するときに、共有会議ブリッジ解放のためメディアの中断が発生します。

着信側はコールを保留にして、転送、会議、またはコール パークを実行します。

発信側が解放されます。

発信側および他の参加者は接続されたままになります。

使用できる会議ブリッジ(割り込み用の着信側デバイスでの組み込み、または C 割り込み用の共有のいずれか)がない場合、または参加者の最大数に達した場合、Cisco Unified CME は割り込み要求を拒否して、発信側の電話機にエラー メッセージが表示されます。

電話機ユーザが、アクティブでリモートの使用中コールに対して共有回線ボタンを押すと、[割込み(Barge)] および [C 割込(cBarge)] ソフトキーがデフォルトで表示されます。ユーザは [割込み(Barge)] または [C 割込(cBarge)] のいずれかを選択して、共有回線コールに参加します。共有回線上に複数のアクティブ コールがある場合、割り込み発信側はコールを強調表示して、参加させるコールを選択することができます。

ソフトキー テンプレートを使用して、ソフトキーの表示をカスタマイズできます。設定の詳細については、「SCCP:C 割り込みソフトキーの設定」または「SIP:割り込みおよび C 割り込みソフトキーのイネーブル化」を参照してください。

プライバシーとプライバシー保留

電話機ユーザはプライバシー機能により、ディレクトリ番号を共有している他のユーザがコール情報を見る、コールを再開する、または共有回線上のコールに割り込む、といったことができないようにします。電話機が共有回線で着信コールを受信すると、ユーザは [プライバシー(Privacy)] 機能ボタンを押してそのコールをプライベートに設定することができます。このボタンでは、オン/オフを切り替え、電話機のプライバシー設定を変えることができます。プライバシー状態は、電話機のユーザが所有する新しいすべてのコールと現在のコールに適用されます。

プライバシーは、SCCP オクトライン ディレクトリ番号、および SIP 共有回線ディレクトリ番号でサポートされます。

プライバシーは、システム内のすべての電話機に対してデフォルトでイネーブルになっています。プライバシーをグローバルにディセーブルにすることも、(個別に、または電話機テンプレートを介して)特定の電話機でのみイネーブルにすることもできます。また、特定の電話機でプライバシー ボタンをイネーブルにすることもできます。プライバシー ボタンがイネーブルになっている電話機を Cisco Unified CME に登録すると、その電話機の回線機能ボタンに「プライバシー(Privacy)」というラベルが付き、ステータス アイコンが表示されます。ボタンにモニタ ランプがある場合は、プライバシーがアクティブになるとランプが点灯します。エクステンション モビリティ電話機の場合、ユーザ プロファイルとログアウト プロファイルで [プライバシー(Privacy)] ボタンをイネーブルにできます。

プライバシー保留機能を使用すると、他の電話機ユーザがコール情報を参照したり、ディレクトリ番号を共有している他の電話機が保留状態のコールを取得することができなくなります。プライバシー保留は、システム内のすべての電話機に対してデフォルトでディセーブルになっています。プライバシー保留はすべての電話機に対してグローバルにイネーブルにすることができます。個々の電話機でプライバシー保留をディセーブルにするには、対象の電話機でプライバシーをディセーブルにする必要があります。

プライバシー機能は、電話機のすべての共有回線に適用されます。ある電話機が複数の共有回線を所有しており、プライバシーがイネーブルになっている場合、他の電話機は、共有回線上のどのコールに対しても参照したり、割り込みできなくなります。

SCCP 設定の詳細については、「SCCP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化」を参照してください。SIP 設定の詳細については、「SIP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化」を参照してください。

割り込みとプライバシーの設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「SCCP:C 割り込みソフトキーの設定」

「SIP:割り込みおよび C 割り込みソフトキーのイネーブル化」

「SCCP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化」

「SIP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化」

SCCP:C 割り込みソフトキーの設定

電話機ユーザが [C 割込(cBarge)] ソフトキーを押して、オクトライン ディレクトリ番号上のコールに参加できるようにするには、次の手順を実行します。[C 割込(cBarge)] ソフトキーはデフォルトでイネーブルになっています。このタスクは、リモートで使用中のコール状態におけるソフトキーの表示順序を変更する場合のみ必要です。

前提条件

Cisco Unified CME 7.0 以降のバージョン。

オクトライン ディレクトリ番号が設定されていること。を参照してください。

電話機でプライバシーがディセーブルになっていること。「SCCP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化」を参照してください。

アドホック ハードウェア会議リソースが設定され、使用できる状態にあること。を参照してください。

ハードウェア会議の参加トーンと終了トーンは、割り込みの開始および終了のトーンとして設定できます。 を参照してください。

制約事項

オクトライン ディレクトリ番号でのみサポートされます。

ミートミー会議ではサポートされません。

電話機ユーザが、オクトライン上の同じアドホック会議にすでに接続されている場合はサポートされません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. ephone-template template-tag

4. softkeys remote-in-use {[ CBarge ] [ Newcall ]}

5. exit

6. ephone phone-tag

7. ephone-template template-tag

8. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

ephone-template template-tag

 

Router(config)# ephone-template 5

ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを開始して、ephone テンプレートを作成します。

template-tag :作成される ephone テンプレートの固有識別子。範囲:1 ~ 20。

ステップ 4

softkeys remote-in-use {[ CBarge ] [ Newcall ]}

 

Router(config-ephone-template)# softkeys remote-in-use CBarge Newcall

リモートで使用中のコール状態で、IP Phone に表示されるソフトキーの順序とタイプを変更します。

ステップ 5

exit

 

Router(config-ephone-template)# exit

ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 12

ephone コンフィギュレーション モードを開始します。

phone-tag :設定タスク中にこの ephone を識別する一意の番号。

ステップ 7

ephone-template template-tag

 

Router(config-ephone)# ephone-template 5

ephone テンプレートを電話機に適用します。

template-tagステップ 3 で作成した ephone テンプレートの固有識別子。

ステップ 8

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次の例では、ephone テンプレート 5 により、リモートで使用中のコール状態に対して表示されるソフトキーを変更し、それが ephone 12 に適用されています。

ephone-template 5

softkeys remote-in-use CBarge Newcall

softkeys hold Resume Newcall Join

softkeys connected TrnsfVM Park Acct ConfList Confrn Endcall Trnsfer Hold

max-calls-per-button 3

busy-trigger-per-button 2

!

!

ephone 12

no phone-ui speeddial-fastdial

ephone-template 5

mac-address 000F.9054.31BD

type 7960

button 1:10 2:7

SIP:割り込みおよび C 割り込みソフトキーのイネーブル化

電話機ユーザは、[割込み(Barge)] または [C 割込(cBarge)] ソフトキーを押して共有回線上のコールに参加することができます。[割込み(Barge)] および [C 割込(cBarge)] ソフトキーは、サポートされている SIP 電話機でデフォルトでイネーブルになっています。リモートで使用中のコール状態におけるソフトキーの表示順序と外観を変更する場合のみ、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 7.1 以降のバージョン。

共有ディレクトリ番号が設定されていること。を参照してください。

電話機でプライバシーがディセーブルになっていること。「SIP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化」を参照してください。

アドホック ハードウェア会議リソースが設定され、使用できる状態にあること。『 Cisco Unified CME System Administrator Guide 』の『Configuring Conferencing』を参照してください。

ハードウェア会議の参加トーンと終了トーンは、割り込みの開始および終了のトーンとして設定できます。『 Cisco Unified CME System Administrator Guide 』の『 SCCP: Configuring Join and Leave Tones 』を参照してください。

制約事項

共有回線でのみサポートされます。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. voice register template template-tag

4. softkeys remote-in-use {[ Barge ] [ Newcall ] [ cBarge ]}

5. exit

6. voice register pool phone-tag

7. template template-tag

8. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

voice register template template-tag

 

Router(config)# voice register template 5

ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを開始して、ephone テンプレートを作成します。

template-tag :作成される ephone テンプレートの固有識別子。範囲:1 ~ 10。

ステップ 4

softkeys remote-in-use {[ Barge ] [ Newcall ] [ cBarge ]}

 

Router(config-register-temp)# softkeys remote-in-use cBarge Newcall

リモートで使用中のコール状態で、SIP 電話機に表示されるソフトキーの順序とタイプを変更します。

ステップ 5

exit

 

Router(config-register-temp)# exit

ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 6

voice register pool phone-tag

 

Router(config)# voice register pool 12

ephone コンフィギュレーション モードを開始します。

phone-tag :設定タスク中にこの ephone を識別する一意の番号。

ステップ 7

template template-tag

 

Router(config-register-pool)# template 5

ephone テンプレートを電話機に適用します。

template-tagステップ 3 で作成したテンプレートの固有識別子

ステップ 8

end

 

Router(config-register-pool)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次の例では、ephone テンプレート 5 により、リモートで使用中のコール状態に対して表示されるソフトキーを変更し、それが ephone 120 に適用されています。

voice register template 5

softkeys hold Resume Newcall

softkeys connected Trnsfer Park Hold

softkeys remote-in-use cBarge Barge

!

voice register pool 120

id mac 0030.94C2.A22A

type 7962

number 1 dn 20

template 5

SCCP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化

SCCP 電話機でプライバシーおよびプライバシー保留をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

すべての電話機でプライバシーへのアクセスが必要な場合は、システムレベルの privacy (telephony-service)コマンドをイネーブル(デフォルト値)のままにして、電話機レベルの privacy (ephone)コマンドをデフォルトのままにします(システム値を使用します)。

特定の電話機のみでプライバシーへのアクセスが必要な場合は、telephony-service コンフィギュレーション モードで no privacy コマンドを使用して、プライバシーをディセーブルにします。次に、ephone コンフィギュレーション モード、または ephone テンプレート コンフィギュレーション モードで privacy on コマンドを使用してプライバシーをイネーブルにします。

システムレベルでプライバシー保留をイネーブルにします。個々の電話機でプライバシー保留をディセーブルにするには、対象の電話機でプライバシーをディセーブルにする必要があります。

前提条件

Cisco Unified CME 7.0 以降のバージョン。

制約事項

プライバシーおよびプライバシー保留は、共有オクトライン ディレクトリ番号上のコールに対してのみサポートされます。

Cisco Unified IP Phone 7935、7936、7937、または 7985、Nokia E61、Cisco VG224 または Cisco ATA に接続されているアナログ電話機、またはディスプレイが装備されていない電話機では、プライバシーおよびプライバシー保留はサポートされていません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. privacy

5. privacy-on-hold

6. exit

7. ephone phone-tag

8. privacy [ off | on ]

9. privacy-button

10. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

privacy

 

Router(config-telephony)# privacy

(任意)すべての電話機に対してシステムレベルでプライバシーをイネーブルにします。

このコマンドはデフォルトでイネーブルになっています。

個々の電話機に対してのみプライバシーをイネーブルにするには、 no privacy コマンドを使用してシステムレベルでプライバシーをディセーブルにしてから、ステップ 8 に示すように、個々の電話機に対してプライバシーをイネーブルにします。

ステップ 5

privacy-on-hold

 

Router(config-telephony)# privacy-on-hold

(任意)すべての電話機に対してシステムレベルでプライバシー保留をイネーブルにします。

共有回線上の電話機ユーザが、コール情報を表示したり、保留中のコールを取得できないようにします。デフォルトは無効です。

ステップ 6

exit

 

Router(config-telephony)# exit

telephony-service コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 10

ephone コンフィギュレーション モードを開始します。

phone-tag :設定タスク中にこの ephone を識別する一意の番号。

ステップ 8

privacy [ off | on ]

 

Router(config-ephone)# privacy on

(任意)特定の電話機のプライバシー サポートを変更します。

off :電話機のプライバシーをディセーブルにします。

on :電話機のプライバシーをイネーブルにします。

デフォルトでは、システムレベルのプライバシー設定になっています。特定の電話機に対して、ステップ 4 でシステムレベルの設定を変更する場合のみ、このコマンドを使用します。

システムレベルの値をリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

このコマンドは、ephone テンプレート コンフィギュレーション モードで設定して、1 つ以上の電話機に適用することもできます。ephone コンフィギュレーションは、ephone テンプレート コンフィギュレーションよりも優先されます。

ステップ 9

privacy-button

 

Router(config-ephone)# privacy-button

IP Phone のプライバシー機能ボタンをイネーブルにします。

このコマンドは、オクトライン ディレクトリ番号を共有する電話機に対してのみイネーブルにします。

このコマンドは、ephone テンプレート コンフィギュレーション モードで設定して、1 つ以上の電話機に適用することもできます。ephone コンフィギュレーションは、ephone テンプレート コンフィギュレーションよりも優先されます。

ステップ 10

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次の例では、システムレベルでプライバシーをディセーブルにしてから、個々の電話機でイネーブルにしています。また、システムレベルでプライバシー保留をイネーブルにしています。

telephony-service

no privacy

privacy-on-hold

max-ephones 100

max-dn 240

timeouts transfer-recall 60

voicemail 8900

max-conferences 8 gain -6

transfer-system full-consult

fac standard

!

!

ephone 10

privacy on

privacy-button

max-calls-per-button 3

busy-trigger-per-button 2

mac-address 00E1.CB13.0395

type 7960

button 1:7 2:10

SIP:プライバシーとプライバシー保留のイネーブル化

SIP 電話機でプライバシーおよびプライバシー保留をイネーブルにするには、次の手順を実行します。

すべての電話機でプライバシーをイネーブルにするには、システムレベルの privacy (voice register global)コマンドをイネーブル(デフォルト値)のままにして、電話機レベルの privacy (voice register pool)コマンドをデフォルト設定のままにします(システム値を使用します)。

特定の電話機のみでプライバシーをイネーブルにするには、音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードで no privacy コマンドを使用して、システムレベルでプライバシーをディセーブルにします。次に、音声レジスタ プール コンフィギュレーション モード、または音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードで privacy on コマンドを使用して電話機レベルでプライバシーをイネーブルにします。

すべての電話機でプライバシー保留をイネーブルにするには、 privacy-on-hold コマンドを使用してシステムレベルでイネーブルにします。特定の電話機でプライバシー保留をディセーブルにするには、音声レジスタ プール コンフィギュレーション モード、または音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードで privacy off コマンドを使用し、対象の電話機でプライバシーをディセーブルにします。プライバシー保留をサポートするには、プライバシーをイネーブルにしておく必要があります。

前提条件

Cisco Unified CME 7.1 以降のバージョン。

制約事項

プライバシーおよびプライバシー保留は、共有回線ディレクトリ番号上のコールに対してのみサポートされます。

Cisco Unified IP Phone 7935、7936、7937、または 7985、Nokia E6、Cisco VG224 または Cisco ATA に接続されているアナログ電話機、またはディスプレイが装備されていない電話機では、プライバシーおよびプライバシー保留はサポートされていません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. voice register global

4. privacy

5. privacy-on-hold

6. exit

7. voice register pool phone-tag

8. privacy { off | on }

9. privacy-button

10. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

voice register global

 

Router(config)# voice register global

telephony-service コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

privacy

 

Router(config-register-global)# privacy

(任意)すべての電話機に対してシステムレベルでプライバシーをイネーブルにします。

このコマンドはデフォルトでイネーブルになっています。

個々の電話機に対してのみプライバシーをイネーブルにするには、 no privacy コマンドを使用してシステムレベルでプライバシーをディセーブルにしてから、ステップ 8 に示すように、個々の電話機に対してプライバシーをイネーブルにします。

ステップ 5

privacy-on-hold

 

Router(config-register-global)# privacy-on-hold

(任意)すべての電話機に対してシステムレベルでプライバシー保留をイネーブルにします。

共有回線上の電話機ユーザが、コール情報を表示したり、保留中のコールを取得できないようにします。デフォルトは無効です。

ステップ 6

exit

 

Router(config-register-global)# exit

音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 7

voice register pool phone-tag

 

Router(config)# voice register pool 10

音声レジスタ プール コンフィギュレーション モードを開始します。

phone-tag :設定タスク中に、この電話機を識別する一意の番号。

ステップ 8

privacy { off | on }

 

Router(config-register-pool)# privacy on

(任意)この電話機で電話機レベルのプライバシー設定を変更します。デフォルト値はシステム設定です。

off :電話機でプライバシー状態をオフに設定します。

on :電話機でプライバシー状態をオンに設定します。

特定の電話機に対して、ステップ 4 でシステムレベルの設定を変更する場合のみ、このコマンドを使用します。

システムレベルの値をリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。

このコマンドは、音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードに設定して、1 つ以上の電話機に適用することもできます。電話機の設定は、電話機テンプレートの設定よりも優先されます。

ステップ 9

privacy-button

 

Router(config-register-pool)# privacy-button

IP Phone のプライバシー機能ボタンをイネーブルにします。

このコマンドは、共有回線ディレクトリ番号を使用する電話機でのみイネーブルにします。

このコマンドは、音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードに設定して、1 つ以上の電話機に適用することもできます。電話機の設定は、電話機テンプレートの設定よりも優先されます。

ステップ 10

end

 

Router(config-register-pool)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

次の例では、システムレベルでプライバシーをディセーブルにしてから、個々の電話機でイネーブルにしています。また、システムレベルでプライバシー保留をイネーブルにしています。

voice register global

mode cme

privacy-on-hold

no privacy

max-dn 300

max-pool 150

voicemail 8900

!

!

voice register pool 130

id mac 001A.A11B.500E

type 7941

number 1 dn 30

privacy ON

privacy-button

その他の参考資料

次の各項では、Cisco Unified CME 機能に関連するその他の資料について説明します。

シスコのテクニカル サポート

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http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

割り込みとプライバシーの機能情報

表 56 に、このモジュールで説明した機能、およびバージョンごとの拡張機能を示します。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートするための適切な Cisco IOS リリースを判断するには、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm にある『 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 』を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェア イメージを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 56 には、特定の機能に対するサポートを導入した Cisco Unified CME のバージョンが示されています。特に明記されていない限り、Cisco Unified CME ソフトウェアの後続のバージョンでもこの機能をサポートします。


 

表 56 割り込みとプライバシーの機能情報

機能名
Cisco Unified CME のバージョン
変更箇所

割込み

7.1

SIP 共有回線ディレクトリ番号に対する、割り込みおよび C 割り込みのサポートが追加されました。

7.0/4.3

SCCP 共有オクトライン ディレクトリ番号に対する、C 割り込みのサポートが追加されました。

プライバシー

7.1

SIP 共有回線ディレクトリ番号でのプライバシーのサポートが追加されました。

7.0/4.3

SCCP 共有オクトライン ディレクトリ番号でのプライバシーのサポートが追加されました。