Cisco Unified Communications Manager Express System アドミニストレータ ガイド
ローカリゼーション サポートの設定
ローカリゼーション サポートの設定
発行日;2012/09/12 | 英語版ドキュメント(2012/08/30 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

ローカリゼーション サポートの設定

内容

ローカリゼーションについて

システム定義のロケール

Cisco Unified SIP IP Phone のローカリゼーション サポート

ユーザ定義のロケール

電話機の表示のローカリゼーション サポート

複数のロケール

Cisco Unified SCCP IP Phone の Locale Installer

Cisco Unified SIP IP Phone の Locale Installer

SCCP:ローカリゼーション サポートの設定方法

Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator 用のシステム定義のロケールのインストール

前提条件

制約事項

ユーザ定義のロケールのインストール

前提条件

制約事項

CiscoUnifiedCME 7.0(1) 以降のバージョンでの Locale Installer の使用

前提条件

制約事項

ユーザ定義のロケールの確認

複数のロケールの設定

前提条件

制約事項

複数のロケールの確認

SIP:ローカリゼーション サポートの設定方法

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 のシステム定義ロケールのインストール

前提条件

制約事項

CiscoUnifiedCME 9.0 以降のバージョンでの Locale Installer の使用

前提条件

制約事項

複数のロケールの設定

前提条件

制約事項

複数のロケールの確認

ローカリゼーションの設定例

複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケール:例

ユーザ定義のロケール:例

ユーザ定義のロケールとしての中国語:例

システム定義のロケールとしてのスウェーデン語:例

SCCP:Locale Installer:例

すべての電話機に適用されるデフォルトがシステム定義のロケール

すべての電話機に適用されるデフォルト言語がユーザ定義のロケール

デフォルト以外のロケール インデックスでのロケールの設定

SIP:複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケール:例

SIP:Locale Installer:例

次の作業

その他の参考資料

関連資料

シスコのテクニカル サポート

ローカリゼーション サポートの機能情報

ローカリゼーション サポートの設定

この章では、英語以外の言語に対する Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)のローカリゼーション サポート、および米国特有ではないネットワークのトーンと断続周期について説明します。

このモジュールで紹介する機能情報の入手方法

お使いの Cisco Unified CME のバージョンが、このモジュールで説明されている機能の一部をサポートしていないことがあります。 各機能がサポートされているバージョンのリストについては、「ローカリゼーション サポートの機能情報」を参照してください。

ローカリゼーションについて

ローカリゼーション サポートを設定するには、次の概念を理解する必要があります。

「システム定義のロケール」

「Cisco Unified SIP IP Phone のローカリゼーション サポート」

「ユーザ定義のロケール」

「電話機の表示のローカリゼーション サポート」

「複数のロケール」

「Cisco Unified SCCP IP Phone の Locale Installer」

「Cisco Unified SIP IP Phone の Locale Installer」

システム定義のロケール

Cisco Unified CME には、英語など 12 の言語、および米国など 16 の国のシステム定義のローカリゼーション サポートが組み込まれています。ネットワーク ロケールでは国独自のトーンと断続周期が指定され、ユーザ ロケールでは、テキスト表示に使用する言語が指定されます。

システム定義のロケールの設定は、IP Phone のタイプに応じて異なります。

Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、および 7960:システム定義のネットワーク ロケールおよびユーザ ロケールは、Cisco IOS ソフトウェアに事前にロードされています。外部ファイルは不要です。これらの電話機のロケールを設定するには、 network-locale コマンドおよび user-locale コマンドを使用します。

Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、8941、8945、および Cisco IP Communicator:システム定義のロケールをサポートするロケール ファイルをダウンロードし、そのファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに保存する必要があります。「Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator 用のシステム定義のロケールのインストール」を参照してください。

Cisco Unified 3905、6941、6945、8961、9951、および 9971 SIP IP Phone:システム定義のロケールをサポートするロケール ファイルをダウンロードし、そのファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに保存する必要があります。


) Cisco Unified SIP IP Phone に対してローカリゼーション用の TFTP エイリアスが自動的に作成されることはありません。TFTP エイリアスの手動での作成方法の詳細については、「Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 のシステム定義ロケールのインストール」を参照してください。


Cisco Unified 3905 SIP IP Phone および Cisco Unified 6945、8941、および 8945 SCCP IP Phone では、Cisco Unified CME 8.8 までのすべてのロケールがサポートされます。

Cisco Unified SIP IP Phone のローカリゼーション サポート

Cisco Unified CME 8.6 では、英語など 12 の言語、および米国など 16 の国のシステム定義のローカリゼーション サポートが提供されます。ネットワーク ロケールでは国独自のトーンと断続周期が指定され、ユーザ ロケールでは、テキスト表示に使用する言語が指定されます。ユーザ定義ので追加のローカリゼーション サポートを作成してください。ユーザ定義のロケールの詳細については、「ユーザ定義のロケール」を参照してください。

Cisco Unified CME 9.0 以降のバージョンでは、ローカリゼーションが拡張され、Cisco Unified 6941 および 6945 SIP IP Phone がサポートされるようになりました。

load コマンドは、ユーザ定義とシステム定義の両方のロケールをサポートしています。


) ロケール ファイルは、コンフィギュレーション ファイルと同じ場所に保存する必要があります。


ユーザ定義のロケール

ユーザ定義のロケール機能では、Cisco IOS ソフトウェアで事前定義されているシステム定義のロケール以外のネットワークおよびユーザ ロケールをサポートできます。たとえば、システム定義ではない中国語(繁体字)の言語およびトーンの使用が必要な電話機がサイトにある場合、中国語(繁体字)のロケール ファイルをインストールする必要があります。

Cisco Unified CME 4.0 以降のバージョンでは、特定のユーザおよびネットワーク ロケールをサポートするファイルをダウンロードし、そのファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに保存できます。これらのファイルをシステム ロケーションに保存することはできません。ユーザ定義のロケールはすべての電話機に割り当てることも、個々の電話機に割り当てることもできます。

ユーザ ロケールのユーザ定義の言語コードは ISO 639 コードに基づいています。これは米国議会図書館の Web サイト( http://www.loc.gov/standards/iso639-2/ )から入手できます。ネットワーク ロケールのユーザ定義の国コードは ISO 3166 コードに基づいています。

設定については、「ユーザ定義のロケールのインストール」を参照してください。

電話機の表示のローカリゼーション サポート

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 では、IP Phone のタイプ(.jar)用のロケール ファイルまたは Cisco Unified CME のディクショナリ ファイルによって管理されるメニューとプロンプトがローカライズされます。Cisco IOS コマンドによって設定された表示オプションはローカライズされません。

次の表示項目が、IP Phone(.jar ファイル)によってローカライズされます。

機能ボタンでアクセスされるシステム メニュー(たとえば、メッセージ、ディレクトリ、サービス、設定、情報)

コール処理メッセージ

ソフトキー(たとえば、[リダイヤル(Redial)]、[不在(CFwdALL)])

次の表示項目は、Cisco Unified CME のディクショナリ ファイルによってローカライズされます。

ディレクトリ サービス(ローカル ディレクトリ、ローカル短縮ダイヤル、および個人短縮ダイヤル)

ステータス行

Cisco IOS コマンドによって設定された表示オプションはローカライズされず、英語だけで表示できます。たとえば、次のような機能が含まれます。

発信者 ID

ヘッダー バー

電話ラベル

システム メッセージ

複数ロケー

Cisco Unified CME 8.6 以降のバージョンでは、最大 5 つのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールを指定し、ephone テンプレートを使用して複数のロケールを個々の ephone または ephone のグループに割り当てることができます。たとえば、電話機 A、B、および C にフランス語を指定し、電話機 D、E、および F にドイツ語を指定し、電話機 G、H、および I に英語を指定することができます。電話機ごとに割り当てることができるユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールは 1 つだけです。

マルチロケール システムで定義できる 5 つのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールは、それぞれがロケール タグによって識別されます。タグ 0 で識別されるロケールは常にデフォルト ロケールです。サポートされる任意のロケールをこのデフォルトとして定義できます。たとえば、JP(日本語)をユーザ ロケール 0 として定義する場合、すべての電話機のデフォルト ユーザ ロケールが JP になります。タグ 0 のロケールを指定しなかった場合、デフォルトは US(米国)です。

代替のロケールを複数の電話機に割り当てるには、電話機ごとにコンフィギュレーション ファイルを使用して各電話機のコンフィギュレーション ファイルを作成する必要があります。コンフィギュレーション ファイルでは、自動的にデフォルトの user-locale 0 および network-locale 0 が使用されます。代替のロケール コードを設定し、ロケールを個々の ephone に割り当てる ephone テンプレートを作成することによって、個々の電話機に対してこれらのデフォルトを上書きすることができます。

設定については、「複数のロケールの設定」を参照してください。

Cisco Unified SCCP IP Phone の Locale Installer

Cisco Unified CME 7.0(1) よりも前のバージョンでは、ローカリゼーションの設定に最大 16 の手順が必要でした。そのほとんどが手動で、一部ではファイル名の変更が必要でした。Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでは、ロケールのインストールで次の点が改善されました。

すべての SCCP IP Phone に対して 1 つの手順をサポートするロケール インストーラ。

Cisco Unified CME では、新しいファームウェアロード テキスト ファイルが解析され、自動的にローカリゼーション用の TFTP エイリアスが作成されて、TAR ファイル内のファイル用に最大 5 つのエイリアスを手動で作成するという要件が不要。この機能を Cisco Unified CME 7.0(1) で使用するには、8-2-2 以降のバージョンのすべての電話機タイプに対する、電話機ファームウェア用の load コマンドを設定するときに、ファイル サフィクスを含めて完全なファイル名を使用する必要があります。次の例を参考にしてください。

Router(config-telephony)# load 7941 SCCP41.8-3-3S.loads
Router(config-telephony)#

) Cisco Unified CME 4.3 以前のバージョンでは、Cisco ATA と Cisco Unified IP Phone 7905 および 7912 を除く電話機タイプに対して、ファイルのサフィクスを含めないでください。次の例を参考にしてください。

Router(config-telephony)# load 7941 SCCP41.8-2-2SR2S


 

Cisco Unified CME 7.0 以前のバージョンのコンフィギュレーション方式との下位互換性。

設定については、「Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでの Locale Installer の使用」を参照してください。

Cisco Unified SIP IP Phone の Locale Installer

Cisco Unified CME 9.0 以降のバージョンでは、Cisco Unified SIP IP Phone のロケールをインストールするための次の機能拡張がサポートされます。

すべての Cisco Unified SIP IP Phone に対して 1 つの手順をサポートするロケール インストーラ。

新しい load キーワード。すべての Cisco Unified SIP IP Phone タイプに対して ser-locale コマンドを設定するときに、ファイルのサフィクス(.tar)を含めて完全なファイル名を使用する必要があります。コマンド構文は ser-locale [ user-locale-tag ] {[ user-defined-code ] country-code } [ load TAR-filename ] です。次に例を示します。

Router(config-register-global)#
user-locale 2 DE load CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar
 

ロケール インストーラを使用する場合は、手動コンフィギュレーションを実行する必要がありません。代わりに、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで copy コマンドを使用してロケール ファイルをコピーします。


) Cisco Unified CME ルータにロケール ファイルを保存するときに、ロケール ファイルを /its ディレクトリ(flash:/its または slot0:/its)にコピーする必要があります。


次に例を示します。

Router# copy tftp://12.1.1.100/CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar flash:/its
 

設定については、「Cisco Unified CME 9.0 以降のバージョンでの Locale Installer の使用」を参照してください。

SCCP:ローカリゼーション サポートの設定方法

ここでは、次の作業について説明します。

「Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator 用のシステム定義のロケールのインストール」(必須)

「ユーザ定義のロケールのインストール」(任意)

「Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでの Locale Installer の使用」(任意)

「ユーザ定義のロケールの確認」(任意)

「複数のロケールの設定」(任意)

「複数のロケールの確認」(任意)

Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator 用のシステム定義のロケールのインストール

ネットワーク ロケール ファイルを使用すると、IP Phone で、指定された国に適したネットワーク トーンを再生できます。サポートする国用のトーン ファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。

ユーザ ロケール ファイルを使用すると、IP Phone で指定された言語のメニューおよびプロンプトを表示できます。サポートする各言語の JAR ファイルおよびディクショナリ ファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。

システム定義のロケールのロケール ファイルをダウンロードしてインストールするには、次の手順を実行します。


ヒント ロケール インストーラを使用すると、Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでシステム定義およびユーザ定義のロケールのインストールおよびコンフィギュレーションが簡略化されます。Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでロケール インストーラを使用するには、「Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでの Locale Installer の使用」を参照してください。

前提条件

Cisco Unified CME 4.0(2) 以降のバージョン。

「SCCP:電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルと代替場所の定義」で説明されているように、電話機ごとにコンフィギュレーション ファイルを作成すること。

ロケール ファイルをダウンロードするには、Cisco.com のアカウントがあること。

制約事項

SIP 電話機では、ローカリゼーションがサポートされません。

日本語とロシア語のディレクトリ ファイルを除いて、電話機のファームウェア、コンフィギュレーション ファイル、およびロケール ファイルを同じディレクトリに保存する必要があります。日本語とロシア語の場合はフラッシュ メモリに保存する必要があります。


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします。

Software Download Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合や、ユーザ名やパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスで適切なボタンをクリックし、表示される説明に従ってください。

ステップ 2 Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。各 TAR ファイルには言語および国に固有のロケール ファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

CME-locale- language _ country - CMEversion

たとえば、CME-locale-de_DE-4.0.2-2.0 は Cisco Unified CME 4.0(2) 用のドイツ語(ドイツ)です。

ステップ 4 TAR ファイルを、Cisco Unified CME ルータからアクセス可能な TFTP サーバにダウンロードします。各ファイルには、該当するバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なすべてのファームウェアが含まれています。

ステップ 5 archive tar コマンドを使用して、ファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに展開します。

Router# archive tar /xtract source-url flash: /file-url

たとえば、CME-locale-de_DE-4.0.2-2.0.tar の内容を TFTP サーバ 192.168.1.1 からルータのフラッシュ メモリに展開するには、次のコマンドを使用します。

Router# archive tar /xtract tftp://192.168.1.1/cme-locale-de_DE-4.0.2-2.0.tar flash:

ステップ 6 ファイル名に使用されるコードの説明およびサポートされるディレクトリ名のリストについては、 表 29 および 表 30 を参照してください。

電話機タイプごとに、次の命名規則を使用した JAR ファイルがあります。

language - phone -sccp.jar

たとえば、de-td-sccp.jar は Cisco Unified IP Phone 7970 用のドイツ語です。

また、各 TAR ファイルには、国独自のネットワーク トーンおよび断続周期のファイル g3-tones.xml が含まれます。

 

表 29 ロケール JAR ファイルの電話機タイプ コード

電話のタイプ
電話コード

6921

rtl

6945

rtl

7906/7911

tc

7931

gp

7941/7961

mk

7970/7971

td

8941/8945

gh

CIPC

ipc

 

表 30 システム定義のユーザ ロケールとネットワーク ロケール

言語
言語コード
ユーザ ロケールの
ディレクトリ名
国番号
ネットワーク ロケールの
ディレクトリ名

英語

en

English_United_States1

US

United_States

English_United_Kingdom

UK

United_Kingdom

CA

Canada

デンマーク語

dk

Danish_Denmark

DK

Denmark

オランダ語

nl

Dutch_Netherlands

NL

Netherlands

フランス語

fr

French_France

FR

France

CA

Canada

ドイツ語

de

German_Germany

DE

Germany

AT

Austria

CH

Switzerland

イタリア語

it

Italian_Italy

IT

Italy

日本語2

jp

Japanese_Japan

JP

Japan

ノルウェー語

no

Norwegian_Norway

NO

Norway

ポルトガル語

pt

Portuguese_Portugal

PT

Portugal

ロシア語

ru

Russian_Russia

RU

Russian_Federation

スペイン語

es

Spanish_Spain

ES

Spain

スウェーデン語

se

Swedish_Sweden

SE

Sweden

1.英語(米国)がデフォルトの言語です。別の言語を電話機に割り当て、英語の再割り当を行わない場合は、米国英語の JAR ファイルのインストールは不要です。

2.カタカナは Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、および 7960 でサポートされます。漢字は Cisco Unified IP Phone 7911、7941、7961、7970 および 7971 でサポートされます。

ステップ 7 Cisco Unified CME ルータ上のフラッシュ メモリまたはスロット 0 にロケール ファイルを保存する場合、次の形式でユーザ ロケール(テキスト表示)およびネットワーク ロケール(トーン)の TFTP エイリアスを作成します。

Router(config)# tftp-server flash:/ jar_file alias directory_name /td-sccp.jar

Router(config)# tftp-server flash:/g3-tones.xml alias directory_name /g3-tones.xml

表 30 に示した該当するディレクトリ名を使用し、JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除します。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 用のドイツ語(ドイツ)の TFTP エイリアスは次のようになります。

Router(config)# tftp-server flash:/de-td-sccp.jar alias German_Germany/td-sccp.jar

Router(config)# tftp-server flash:/g3-tones.xml alias Germany/g3-tones.xml


) Cisco 3800 シリーズ ルータでは、ディレクトリ名に /its を含める必要があります(flash:/its or slot0:/its)。たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 用のドイツ語の TFTP エイリアスは次のようになります。
Router# tftp-server flash:/its/de-td-sccp.jar alias German_Germany/td-sccp.jar


ステップ 8 外部 TFTP サーバにロケール ファイルを保存する場合は、TFTP ルート ディレクトリの下に各ユーザおよびネットワーク ロケール用のディレクトリを作成します。

表 30 に示した該当するディレクトリ名を使用し、JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除します。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 用のドイツ語のユーザ ロケール ディレクトリおよびドイツのネットワーク ロケール ディレクトリは次のようになります。

TFTP-Root/German_Germany/td-sccp.jar
TFTP-Root/Germany/g3-tones.xml

ステップ 9 ロシア語および日本語の場合は、UTF8 ディクショナリ ファイルをフラッシュ メモリにコピーして、特別な句を使用する必要があります。

これらのロケールにはフラッシュ メモリだけを使用できます。ロシア語の場合は、russian_tags_utf8_phrases、日本語の場合は Japanese_tags_utf8_phrases をコピーします。

user-locale jp コマンドおよび user-locale ru コマンドを使用て、UTF8 という句を Cisco Unified CME にロードします。

ステップ 10 電話機にロケールを割り当てます。すべての電話機にデフォルト ロケールを設定するには、telephony-service コンフィギュレーション モードで user-locale コマンドと network-locale コマンドを使用します。

ステップ 11 複数のユーザ ロケールまたはネットワーク ロケールをサポートするには、「複数のロケールの設定」を参照してください。

ステップ 12 コンフィギュレーション ファイルを再構築するには、 create cnf-files コマンドを使用します。

ステップ 13 電話機をリセットし、ローカライズされた表示にするには、 reset コマンドを使用します。


 

ユーザ定義のロケールのインストール

システムで事前定義されていないロケールの場合は、XML ファイルをダウンロードする必要があります。最大 5 つのユーザ定義ロケール ファイルをインストールして電話機で使用するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.0(3) 以降のバージョン。

「SCCP:電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルと代替場所の定義」で説明されているように、電話機ごとにコンフィギュレーション ファイルを作成すること。

ロケール ファイルをダウンロードするには、Cisco.com のアカウントがあること。

制約事項

ユーザ定義のロケールは、Cisco Unified IP Phone 7920 または 7936 ではサポートされません。

コンフィギュレーション ファイルの場所が「system:」の場合、ユーザ定義のロケールはサポートされません。

telephony-service setup コマンドから電話機をプロビジョニングするためのセットアップ ツールを使用する場合、選択できるのはデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールだけで、システムでサポートされるロケール コードの選択が制限されます。セットアップ ツールで複数のロケールまたはユーザ定義のロケールを使用することはできません。

ユーザ定義のロケールを使用する場合、電話機には通常、「Cisco/Personal Directory」、「Speed Dial/Fast Dial」のように Cisco Unified CME によって解釈される文字列を除いて、ユーザ定義のフォントを使用してテキストが表示されます。


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします

Software Download Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合や、ユーザ名やパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスで適切なボタンをクリックし、表示される説明に従ってください。

ステップ 2 Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。各 TAR ファイルには言語および国に固有のロケール ファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

CME-locale- language _ country - CMEversion - fileversion

たとえば、CME-locale-zh_CN-4.0.3-2.0 は Cisco Unified CME 4.0(3) 用の中国語(中国繁体字)です。

ステップ 4 TAR ファイルを、Cisco Unified CME ルータからアクセス可能な TFTP サーバにダウンロードします。各ファイルには、該当するバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なすべてのファームウェアが含まれています。

ステップ 5 archive tar コマンドを使用して、ファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに展開します。

Router# archive tar /xtract source-url flash: /file-url

たとえば、CME-locale-zh_CN-4.0.3-2.0.tar の内容を TFTP サーバ 192.168.1.1 からルータのフラッシュ メモリに展開するには、次のコマンドを使用します。

Router# archive tar /xtract tftp://192.168.1.1/cme-locale-zh_CN-4.0.3-2.0.tar flash:

ステップ 6 Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、または 7960 の場合は、ステップ 11 に進みます。
Cisco Unified IP Phone 7911、7941、7961、7970、または 7971 の場合は、ステップ 7 に進みます。

ステップ 7 電話機タイプごとに、次の命名規則を使用した JAR ファイルがあります。

language - type -sccp.jar

たとえば、zh-td-sccp.jar は Cisco Unified IP Phone 7970 用の中国語(繁体字)です。

ファイル名に使用されるコードの説明については、 表 31 および 表 32 を参照してください。

 

表 31 ロケール ファイルの電話機タイプ コード

電話のタイプ
コード

6921

rtl

6945

rtl

7906/7911

tc

7931

gp

7941/7961

mk

7970/7971

td

8941/8945

gh

CIPC

ipc

 

表 32 ユーザ定義ロケールの言語コード

言語
言語コード

ブルガリア語

bg

中国語

zh3

クロアチア語

hr

チェコ共和国

cs

フィンランド語

fi

ギリシャ語

el

ハンガリー語

hu

韓国語

ko

ポーランド語

pl

ポルトガル語(ブラジル)

pt

ルーマニア語

ro

セルビア語

sr

スロバキア語

sk

スロベニア語

sl

トルコ語

tr

3.Cisco Unified IP Phone 7931 の場合、中国語(簡体字)のコードは chs で、中国語(繁体字)のコードは cht です。

 

ステップ 8 Cisco Unified CME ルータ上のフラッシュ メモリまたはスロット 0 にロケール ファイルを保存する場合は、次の形式で TFTP エイリアスを作成します。

Router(config)# tftp-server flash:/ jar_file alias directory_name /td-sccp.jar

 

JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除し、次の表記法で、サポートされる 5 文字のディレクトリ名のいずれかを使用します。

user_define_ number 。ここで、 number は 1 ~ 5 です。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 の中国語のエイリアスは次のようになります。

Router(config)# tftp-server flash:/zh-td-sccp.jar alias user_define_1/td-sccp.jar

) Cisco 3800 シリーズ ルータでは、ディレクトリ名に /its を含める必要があります(flash:/its or slot0:/its)。たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 用の中国語の TFTP エイリアスは次のようになります。
Router(config)# tftp-server flash:/its/zh-td-sccp.jar alias user_define_1/td-sccp.jar


ステップ 9 外部 TFTP サーバにロケール ファイルを保存する場合は、TFTP ルート ディレクトリの下にディレクトリを作成します。

JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除し、次の表記法で、サポートされる 5 文字のディレクトリ名のいずれかを使用します。

user_define_ number 。ここで、 number は 1 ~ 5 です。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 の中国語の場合、JAR ファイル名から「zh」を削除し、TFTP サーバの TFTP-Root の下に「user_define_1」ディレクトリを作成します。

TFTP-Root/user_define_1/td-sccp.jar

ステップ 10 ステップ 13 に進みます。

ステップ 11 選択したロケールおよび電話機のタイプに応じて、次の 1 つまたは複数の XML ファイルをダウンロードします。必要なすべてのファイルが JAR ファイルに含まれています。

7905-dictionary.xml

7905-font.xml

7905-kate.xml

7920-dictionary.xml

7960-dictionary.xml

7960-font.xml

7960-kate.xml

7960-tones.xml

SCCP-dictionary.utf-8.xml

SCCP-dictionary.xml

ステップ 12 これらのファイルの名前を変更し、フラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバにコピーします。user_define_ number _ filename という形式を使用してファイル名を変更します。ここで、 number は 1 ~ 5 です。たとえば、最初のユーザ ロケールをセットアップする場合、次の名前を使用します。

user_define_1_7905-dictionary.xml

user_define_1_7905-font.xml

user_define_1_7905-kate.xml

user_define_1_7920-dictionary.xml

user_define_1_7960-dictionary.xml

user_define_1_7960-font.xml

user_define_1_7960-kate.xml

user_define_1_7960-tones.xml

user_define_1_SCCP-dictionary.utf-8.xml

user_define_1_SCCP-dictionary.xml

ステップ 13 language _tags_file および language _utf8_tags_file を他のロケール ファイルの場所(フラッシュ メモリ、スロット 0、または TFTP サーバ)にコピーします。ファイル名を user_define_ number _tags_file および user_define_ number _utf8_tags_file にそれぞれ変更します。ここで、 number は 1 ~ 5 で、ユーザ定義のディレクトリと一致します。

ステップ 14 電話機にロケールを割り当てます。「複数のロケールの設定」を参照してください。

ステップ 15 コンフィギュレーション ファイルを再構築するには、 create cnf-files コマンドを使用します。

ステップ 16 電話機をリセットし、ローカライズされた表示にするには、 reset コマンドを使用します。

Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョンでの Locale Installer の使用

SCCP 電話機を Cisco Unified CME で使用するためにロケール ファイルをインストールして設定するには、次の手順を実行します。


ヒント Cisco Unified CME 7.0(1) には、Cisco Unified CME 4.3/7.0 以前のバージョンとの下位互換性があります。以前のバージョンの Cisco Unified CME と同じ手順を使用するには、「Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator 用のシステム定義のロケールのインストール」を参照してください。

前提条件

Cisco Unified CME 7.0(1) 以降のバージョン。

各電話機のコンフィギュレーション ファイル用に Cisco Unified CME を設定する必要があります。「SCCP:電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルと代替場所の定義」を参照してください。

cnf-file location コマンドによって指定された格納場所がフラッシュ メモリの場合、ローカル TAR ファイルの内容を展開するために十分な領域がフラッシュ ファイル システムに存在している必要があります。

ロケール ファイルをダウンロードするには、Cisco.com のアカウントがあること。

制約事項

外部 TFTP サーバを使用する場合は、手動でルート ディレクトリにユーザ ロケール フォルダを作成する必要があります。これは TFTP サーバの制限事項です。

ロケールのサポートは、Cisco Unified CME でサポートされる電話機のファームウェア バージョンに制限されます。

ユーザ定義のロケールは、Cisco Unified IP Phone 7920 または 7936 ではサポートされません。

コンフィギュレーション ファイルの場所がシステムの場合、ユーザ定義のロケールはサポートされません。

telephony-service setup コマンドから電話機をプロビジョニングするためのセットアップ ツールを使用する場合、選択できるのはデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールだけで、システムでサポートされるロケール コードの選択が制限されます。セットアップ ツールで複数のロケールまたはユーザ定義のロケールを使用することはできません。

ユーザ定義のロケールを使用する場合、電話機には通常、「Cisco/Personal Directory」、「Speed Dial/Fast Dial」のように Cisco Unified CME によって解釈される文字列を除いて、ユーザ定義のフォントを使用してテキストが表示されます。

国コード U1 ~ U5 を使用してユーザ定義のロケールをインストールおよび設定してから、同じラベルを使用する新しいロケールをインストールした場合は、電話機をリセットしても最初の言語ロケールのままになります。これは IP Phone の制限事項です。この制限を回避するには、別の国コードを使用して新しいパッケージを設定する必要があります。

ユーザ定義の各国コード(U1 ~ U5)は、一度に 1 つの user-locale-tag だけに使用できます。次の例を参考にしてください。

Router(config-telephony)# user-locale 2 U2 load Finnish.pkg
Router(config-telephony)# user-locale 1 U2 load Chinese.pkg
LOCALE ERROR: User Defined Locale U2 already exists on locale index 2.
 

ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします

Software Download Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合や、ユーザ名やパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスで適切なボタンをクリックし、表示される説明に従ってください。

ステップ 2 Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。各 TAR ファイルには言語および国に固有のロケール ファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

CME-locale- language _ country - CMEversion

たとえば、CME-locale-de_DE-7.0.1.0 は Cisco Unified CME 7.0(1) 用のドイツ語(ドイツ)です。

ステップ 4 cnf-file location コマンドで事前に指定した場所に、TAR ファイルをダウンロードします。各ファイルには、該当するバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なすべてのファームウェアが含まれています。

a. cnf-file の場所がフラッシュ メモリの場合:TAR ファイルを flash:/its ディレクトリにコピーします。

b. cnf-file の場所が slot0 の場合:TAR ファイルを slot0:/its ディレクトリにコピーします。

c. cnf-file の場所が tftp の場合:次の形式を使用して TFTP サーバのルート ディレクトリにフォルダを作成し、そのフォルダに TAR ファイルをコピーします。

TFTP-Root/LocaleFolderName/TAR-filename

システム定義のロケールの場合は、表 33 に示すロケール フォルダ名を使用します。たとえば、次のように、システム定義のドイツ語用のフォルダを作成します。

TFTP-Root/German_Germany/de_DE-7.0.1.0.tar

最大 5 つのユーザ定義のロケールの場合、表 33 に示すように User_Define_ n というフォルダ名を使用します。ユーザ定義のロケールとは、Cisco IOS ソフトウェアで事前に定義されているシステム定義のロケール以外の言語です。たとえば、次のように、ユーザ定義のロケールの中国語(User_Define_1)用フォルダを作成します。

TFTP-Root/User_Define_1/CME-locale-zh_CN-7.0.1.0.tar

) Cisco Unified CME でサポートされるユーザ定義言語のリストについては、『Cisco Unified CME Localization Matrix』を参照してください。


 

表 33 システム定義およびユーザ定義のロケール

言語
ロケール フォルダ名
国番号

英語

English_United_States

US

English_United_Kingdom

UK

CA

デンマーク語

Danish_Denmark

DK

オランダ語

Dutch_Netherlands

NL

フランス語

French_France

FR

CA

ドイツ語

German_Germany

DE

AT

CH

イタリア語

Italian_Italy

IT

日本語4

Japanese_Japan

JP

ノルウェー語

Norwegian_Norway

NO

ポルトガル語

Portuguese_Portugal

PT

ロシア語

Russian_Russia

RU

スペイン語

Spanish_Spain

ES

スウェーデン語

Swedish_Sweden

SE

U n 5

User_Define_n 2

Un 2

4.カタカナは Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、および 7960 でサポートされます。漢字は Cisco Unified IP Phone 7911、7941、7961、7970 および 7971 でサポートされます。

5.「n」は 1 ~ 5 の数値です。

ステップ 5 TAR ファイルの内容を展開するには、telephony-service コンフィギュレーション モードで user-locale [ user-locale-tag ] country-code load TAR-filename コマンドを使用します。国コードについては、表 33 を参照してください。たとえば、U1 がユーザ定義のロケール Chinese(User_Define_1)の国コードの場合、CME-locale-zh_CN-7.0.1.0.tar ファイルの内容を展開するには、次のコマンドを使用します。

Router (telephony-service)# user-locale U1 load CME-locale-zh_CN-7.0.1.0.tar

ステップ 6 電話機にロケールを割り当てます。「複数のロケールの設定」を参照してください。

ステップ 7 コンフィギュレーション ファイルを再構築するには、 create cnf-files コマンドを使用します。

ステップ 8 電話機をリセットし、ローカライズされた表示にするには、 reset コマンドを使用します。


 

ユーザ定義のロケールの確認

「複数のロケールの確認」を参照してください。

複数のロケールの設定

デフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールに対して 1 つまたは複数の代替ロケールを定義し、個々の電話機に割り当てるには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.0 以降のバージョン。

Cisco Unified CME システム内の個々の電話機に代替ユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールを指定するには、電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルを使用する必要があります。詳細については、「SCCP:電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルと代替場所の定義」を参照してください。

また、適切な XML ファイルをダウンロードした後、ユーザ定義のロケール コードを代替ロケールとして使用することもできます。「ユーザ定義のロケールのインストール」を参照してください。

制約事項

Cisco Unified IP Phone 7902G、7910、7910G、または 7920、あるいは Cisco Unified IP Conference Stations 7935 および 7936 では、複数のユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールがサポートされません。

telephony-service setup コマンドから電話機をプロビジョニングするためのセットアップ ツールを使用する場合、選択できるのはデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールだけで、システムで事前に定義されるロケール コードを選択する必要があります。セットアップ ツールで複数のロケールまたはユーザ定義のロケールを使用することはできません。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. user-locale [ user-locale-tag ] {[ user-defined-code ] country-code }

5. network-locale network-locale-tag [ user-defined-code ] country-code

6. create cnf-files

7. exit

8. ephone-template template-tag

9. user-locale user-locale-tag

10. network-locale network-locale-tag

11. exit

12. ephone phone-tag

13. ephone-template template-tag

14. exit

15. telephony service

16. reset { all [ time-interval ] | cancel | mac-address mac-address | sequence-all }

17. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4

user-locale [ user-locale-tag ] {[ user-defined-code ] country-code }

 

Router(config-telephony)# user-locale 1 U1 ZH

電話機の表示用言語を指定します。

user-locale-tag :ロケールにロケール識別子を割り当てます。範囲は 0 ~ 4 です。デフォルト:0。この引数は、デフォルト(0)以外の一部のロケールを定義する場合に必要です。

user-defined-code :(任意)ユーザ定義コードの 1 つを、指定された国コードに割り当てます。有効なコードは [U1] [U2] [U3] [U4] 、および [U5] です。

country-code ? と入力すると、システム定義のコードの一覧が表示されます。デフォルト:US(米国)。有効な任意の ISO 639 コードをユーザ定義コード(U1 ~ U5)に割り当てることができます。

ステップ 5

network-locale network-locale-tag [ user-defined-code ] country-code

 

Router(config-telephony)# network-locale 1 FR

トーンおよび断続周期の国を指定します。

network-locale-tag :国コードにロケール識別子を割り当てます。範囲は 0 ~ 4 です。デフォルト:0。この引数は、デフォルト(0)以外の一部のロケールを定義する場合に必要です。

user-defined-code :(任意)ユーザ定義コードの 1 つを、指定された国コードに割り当てます。有効なコードは [U1] [U2] [U3] [U4] 、および [U5] です。

country-code ? と入力すると、システム定義のコードの一覧が表示されます。デフォルト:US(米国)。有効な任意の ISO 3166 コードをユーザ定義コード(U1 ~ U5)に割り当てることができます。

ステップ 6

create cnf-files

 

Router(config-telephony)# create cnf-files

IP Phone で必要とされる XML コンフィギュレーション ファイルを構築します。ユーザ ロケールまたはネットワーク ロケールなどのコンフィギュレーション ファイル パラメータを更新した後、このコマンドを使用します。

ステップ 7

exit

 

Router(config-telephony)# exit

telephony-service コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

ephone-template template-tag

 

Router(config)# ephone template 1

ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを開始します。

template-tag :設定タスク中にこのテンプレートを識別する一意のシーケンス番号。

ステップ 9

user-locale user-locale-tag

 

Router(config-ephone-template)# user-locale 2

ユーザ ロケールをこの ephone テンプレートに割り当てます。

user-locale-tagステップ 4 で作成されたロケール タグ。範囲は 0 ~ 4 です。

ステップ 10

network-locale network-locale-tag

 

Router(config-ephone-template)# network-locale 2

ネットワーク ロケールをこの ephone テンプレートに割り当てます。

network-locale-tagステップ 5 で作成されたロケール タグ。範囲は 0 ~ 4 です。

ステップ 11

exit

 

Router(config-ephone-template)# exit

ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 12

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 36

ephone コンフィギュレーション モードを開始します。

phone-tag :設定タスク中にこの ephone を識別する一意のシーケンス番号。

ステップ 13

ephone-template template-tag

 

Router(config-ephone)# ephone-template 1

ephone テンプレートを ephone に適用します。

template-tag :この ephone に適用するテンプレートの数。

ステップ 14

exit

 

Router(config-ephone)# exit

ephone コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 15

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 16

reset { all [ time-interval ] | cancel | mac-address mac-address | sequence-all }

 

Router(config-telephony)# reset all

DHCP サーバおよび TFTP サーバへの接続を含めて、コンフィギュレーション情報を最新にするため、すべての電話機または指定された電話機の完全なリブートを実行します。

all :Cisco Unified CME システム内のすべての電話機。

time-interval :(任意)電話機のリセットの間隔(秒単位)。範囲は 0 ~ 60 です。デフォルトは 15 です。

cancel reset sequence-all コマンドで開始した連続するリセット サイクルを中断します。

mac-address mac-address :特定の電話機。

sequence-all :1 台の電話機の再登録を待ってから、次の電話機のリセットを開始することで、必ず一度に 1 台ずつ、すべての電話機をリセットします。

ステップ 17

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

複数のロケールの確認


ステップ 1 show telephony-service tftp-bindings コマンドを使用して、ディレクトリ、言語、およびトーンのコンフィギュレーション ファイルを含めて、TFTP を使用して IP Phone にアクセスできるコンフィギュレーション ファイルのリストを表示します。

Router(config)# show telephony-service tftp-bindings

tftp-server system:/its/SEPDEFAULT.cnf

tftp-server system:/its/SEPDEFAULT.cnf alias SEPDefault.cnf

tftp-server system:/its/XMLDefault.cnf.xml alias XMLDefault.cnf.xml

tftp-server system:/its/ATADefault.cnf.xml

tftp-server system:/its/XMLDefault7960.cnf.xml alias SEP00036B54BB15.cnf.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-font.xml alias German_Germany/7960-font.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-dictionary.xml alias German_Germany/7960-dictionary.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-kate.xml alias German_Germany/7960-kate.xml

tftp-server system:/its/germany/SCCP-dictionary.xml alias German_Germany/SCCP-dictionary.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-tones.xml alias Germany/7960-tones.xml

ステップ 2 電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルが cnf-file perphone コマンドで定義されていることを確認します。

ステップ 3 show telephony-service ephone-template コマンドを使用して、各 ephone テンプレートのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールの設定を確認します。

ステップ 4 show telephony-service ephone コマンドを使用して、正しいテンプレートが電話機に適用されていることを確認します。

ステップ 5 コンフィギュレーション ファイルの場所が TFTP ではない場合は、 debug tftp events コマンドを使用して、Cisco Unified CME が探しているファイルがどれで、そのファイルが見つかって正しく開かれたかどうかを確認します。通常、3 つの状態(「looking for x file」、「opened x file」、および「finished x file」)があります。3 つのすべての状態が表示されている場合は、ファイルが見つかっています。外部 TFTP サーバの場合は、TFTP サーバのログを使用できます。

SIP:ローカリゼーション サポートの設定方法

SIP IP Phone でローカリゼーション サポートを設定するには、次の設定手順を実行します。

「Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 のシステム定義ロケールのインストール」(必須)

「Cisco Unified CME 9.0 以降のバージョンでの Locale Installer の使用」(任意)

「複数のロケールの設定」(任意)

「複数のロケールの確認」(任意)

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 のシステム定義ロケールのインストール

ネットワーク ロケール ファイルを使用すると、IP Phone で、指定された国に適したネットワーク トーンを再生できます。サポートする国用のトーン ファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。

ユーザ ロケール ファイルを使用すると、IP Phone で指定された言語のメニューおよびプロンプトを表示できます。サポートする各言語の JAR ファイルおよびディクショナリ ファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。

システム定義のロケールのロケール ファイルをダウンロードしてインストールするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 8.6 以降のバージョン。

ロケール ファイルをダウンロードするには、Cisco.com のアカウントがあること。

制約事項

電話機のファームウェア、コンフィギュレーション ファイル、およびロケール ファイルが同じディレクトリ内に保存されている必要があります。


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします。

Software Download Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合や、ユーザ名やパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスで適切なボタンをクリックし、表示される説明に従ってください。

ステップ 2 Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。各 TAR ファイルには言語および国に固有のロケール ファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

CME-locale- language _ country - CMEversion

たとえば、CME-locale-de_DE-8.6 は Cisco Unified CME 8.6 用のドイツ語(ドイツ)です。

ステップ 4 TAR ファイルを、Cisco Unified CME ルータからアクセス可能な TFTP サーバにダウンロードします。各ファイルには、該当するバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なすべてのファームウェアが含まれています。

ステップ 5 archive tar コマンドを使用して、ファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに展開します。

Router# archive tar /xtract source-url flash: /file-url

たとえば、CME-locale-de_DE-8.6.tar の内容を TFTP サーバ 192.168.1.1 からルータのフラッシュ メモリに展開するには、次のコマンドを使用します。

Router# archive tar /xtract tftp://192.168.1.1/cme-locale-de_DE-8.6.tar flash:

ステップ 6 ファイル名に使用されるコードの説明およびサポートされるディレクトリ名のリストについては、 表 34 および 表 35 を参照してください。

電話機タイプごとに、次の命名規則を使用した JAR ファイルがあります。

language - phone -sip.jar

たとえば、de-gh-sip.jar は Cisco Unified IP Phone 8961 用のドイツ語です。

また、各 TAR ファイルには、国独自のネットワーク トーンおよび断続周期のファイル g4-tones.xml が含まれます。

 

表 34 ロケール JAR ファイルの電話機タイプ コード

電話のタイプ
電話コード

3905

cin

6941

rtl

6945

rtl

8961

gh

9951

gd

9971

gd

 

表 35 システム定義のユーザ ロケールとネットワーク ロケール

言語
言語コード
ユーザ ロケールの
ディレクトリ名
国番号
ネットワーク ロケールの
ディレクトリ名

英語

en

English_United_States6

US

United_States

English_United_Kingdom

UK

United_Kingdom

GB

United_Kingdom

CA

Canada

AU

Australia

デンマーク語

dk

Danish_Denmark

DK

Denmark

オランダ語

nl

Dutch_Netherlands

NL

Netherlands

フランス語

fr

French_France

FR

France

CA

Canada

ドイツ語

de

German_Germany

DE

Germany

AT

Austria

CH

Switzerland

イタリア語

it

Italian_Italy

IT

Italy

日本語

jp

Japanese_Japan

JP

Japan

ノルウェー語

no

Norwegian_Norway

NO

Norway

ポルトガル語

pt

Portuguese_Portugal

PT

Portugal

ロシア語

ru

Russian_Russia

RU

Russian_Federation

スペイン語

es

Spanish_Spain

ES

Spain

スウェーデン語

se

Swedish_Sweden

SE

Sweden

6.英語(米国)がデフォルトの言語です。別の言語を電話機に割り当て、英語の再割り当を行わない場合は、米国英語の JAR ファイルのインストールは不要です。

ステップ 7 Cisco Unified CME ルータ上のフラッシュ メモリまたはスロット 0 にロケール ファイルを保存する場合、次の形式でユーザ ロケール(テキスト表示)およびネットワーク ロケール(トーン)の TFTP エイリアスを作成します。

Router(config)# tftp-server flash:/ jar_file alias directory_name /gh-sip.jar

Router(config)# tftp-server flash:/g4-tones.xml alias directory_name /g4-tones.xml

 

表 34 に示した該当するディレクトリ名を使用し、JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除します。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 8961 用のドイツ語(ドイツ)の TFTP エイリアスは次のようになります。

Router(config)# tftp-server flash:/de-gh-sip.jar alias German_Germany/

Router(config)# tftp-server flash:/g4-tones.xml alias Germany/g4-tones.xml

 

ステップ 8 外部 TFTP サーバにロケール ファイルを保存する場合は、TFTP ルート ディレクトリの下に各ユーザおよびネットワーク ロケール用のディレクトリを作成します。

表 34 に示した該当するディレクトリ名を使用し、JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除します。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 8961 のドイツ語のユーザ ロケール ディレクトリおよびドイツのネットワーク ロケール ディレクトリは次のようになります。

TFTP-Root/German_Germany/gh-sip.jar
TFTP-Root/Germany/g4-tones.xml

ステップ 9 電話機にロケールを割り当てます。すべての電話機にデフォルト ロケールを設定するには、音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードで user-locale コマンドと network-locale コマンドを使用します。

ステップ 10 複数のユーザ ロケールまたはネットワーク ロケールをサポートするには、「複数のロケールの確認」を参照してください。

ステップ 11 コンフィギュレーション ファイルを再構築するには、 create profile コマンドを使用します。

ステップ 12 電話機をリセットし、ローカライズされた表示にするには、 reset コマンドを使用します。


 

Cisco Unified CME 9.0 以降のバージョンでの Locale Installer の使用

Cisco Unified SIP IP Phone を Cisco Unified CME で使用するためにロケール ファイルをインストールして設定するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 9.0(1) 以降のバージョン。

cnf-file location コマンドによって指定された格納場所がフラッシュ メモリの場合、ローカル TAR ファイルの内容を展開するために十分な領域がフラッシュ ファイル システムに存在している必要があります。

ロケール ファイルをダウンロードするには、Cisco.com のアカウントがあること。

制約事項

外部 TFTP サーバを使用する場合は、手動でルート ディレクトリにユーザ ロケール フォルダを作成する必要があります。これは TFTP サーバの制限事項です。

ロケールのサポートは、Cisco Unified CME でサポートされる電話機のファームウェア バージョンに制限されます。

コンフィギュレーション ファイルの場所が「system:」の場合、ユーザ定義のロケールはサポートされません。

国コード U1 ~ U5 を使用してユーザ定義のロケールをインストールおよび設定してから、同じラベルを使用する新しいロケールをインストールした場合は、電話機をリセットしても最初の言語ロケールのままになります。これは IP Phone の制限事項です。この制限を回避するには、別の国コードを使用して新しいパッケージを設定する必要があります。

ユーザ定義の各国コード(U1 ~ U5)は、一度に 1 つの user-locale-tag だけに使用できます。次の例を参考にしてください。

Router(config-register-global)# user-locale 2 U2 load Finnish.pkg
Router(config-register-global)# user-locale 1 U2 load Chinese.pkg
LOCALE ERROR: User Defined Locale U2 already exists on locale index 2.
 

手順の概要

1. ソフトウェア ダウンロード サイトに移動します。

2. Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

3. インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。

4. cnf-file location コマンドで事前に指定した場所に、TAR ファイルをダウンロードします。

5. TAR ファイルの内容を展開するには、音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードで user-locale [ user-locale-tag ] {[user-defined-code] country-code } [ load TAR-filename ] コマンドを使用します。

6. 電話機にロケールを割り当てます。

7. Cisco Unified SIP IP Phone に必要な設定プロファイル ファイルを生成するには、音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードで create profile コマンドを使用します。

8. 電話機をリセットし、ローカライズされた表示にするには、 reset コマンドを使用します。

手順の詳細


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします

Software Download Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない場合や、ユーザ名やパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスで適切なボタンをクリックし、表示される説明に従ってください。

ステップ 2 Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。各 TAR ファイルには言語および国に固有のロケール ファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

CME-locale- language _ country - CMEversion .tar

たとえば、CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar は Cisco Unified CME 9.0 用のドイツ語(ドイツ)です。

ステップ 4 cnf-file location コマンドで事前に指定した場所に、TAR ファイルをダウンロードします。各ファイルには、該当するバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なすべてのファームウェアが含まれています。

ロケール インストーラを使用する場合は、手動コンフィギュレーションを実行する必要がありません。代わりに、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで copy コマンドを使用してロケール ファイルをコピーします。


) Cisco Unified CME ルータにロケール ファイルを保存するときに、ロケール ファイルを /its ディレクトリ(flash:/its または slot0:/its)にコピーする必要があります。


a. cnf-file の場所がフラッシュ メモリの場合:TAR ファイルを flash:/its ディレクトリにコピーします。

次に例を示します。

Router# copy tftp://12.1.1.100/CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar flash:/its
 

b. cnf-file の場所が slot0 の場合:TAR ファイルを slot0:/its ディレクトリにコピーします。

c. cnf-file の場所が tftp の場合:次の形式を使用して TFTP サーバのルート ディレクトリにフォルダを作成し、そのフォルダに TAR ファイルをコピーします。

TFTP-Root/LocaleFolderName/TAR-filename

システム定義のロケールの場合は、表 36 に示すロケール フォルダ名を使用します。たとえば、次のように、システム定義のドイツ語用のフォルダを作成します。

TFTP-Root/German_Germany/de_DE-8.6.3.0.tar
 

最大 5 つのユーザ定義のロケールの場合、表 36 に示すように User_Define_ n というフォルダ名を使用します。ユーザ定義のロケールとは、Cisco IOS ソフトウェアで事前に定義されているシステム定義のロケール以外の言語です。たとえば、次のように、ユーザ定義のロケールの中国語(User_Define_1)用フォルダを作成します。

TFTP-Root/User_Define_1/CME-locale-zh_CN-Chinese-8.6.3.0.tar

) Cisco Unified CME でサポートされるユーザ定義言語のリストについては、『Cisco Unified CME Localization Matrix』を参照してください。


 

表 36 システム定義およびユーザ定義のロケール

言語
ロケール フォルダ名
国番号

英語

English_United_States

US

English_United_Kingdom

UK

CA

デンマーク語

Danish_Denmark

DK

オランダ語

Dutch_Netherlands

NL

フランス語

French_France

FR

CA

ドイツ語

German_Germany

DE

AT

CH

イタリア語

Italian_Italy

IT

日本語

Japanese_Japan

JP

ノルウェー語

Norwegian_Norway

NO

ポルトガル語

Portuguese_Portugal

PT

ロシア語

Russian_Russia

RU

スペイン語

Spanish_Spain

ES

スウェーデン語

Swedish_Sweden

SE

U n 7

User_Define_n 1

Un 1

7.「n」は 1 ~ 5 の数値です。

ステップ 5 TAR ファイルの内容を展開するには、音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードで user-locale [ user-locale-tag ] {[user-defined-code] country-code } [ load TAR-filename ] コマンドを使用します。国コードについては、表 36 を参照してください。


) すべての Cisco Unified SIP IP Phone タイプに対して user-locale コマンドを設定するときに、ファイルのサフィクス(.tar)を含めて完全なファイル名を使用する必要があります。


たとえば、U1 がユーザ定義のロケール Chinese(User_Define_1)の国コードの場合、CME-locale-zh_CN-Chinese-8.6.3.0.tar ファイルの内容を展開するには、次のコマンドを使用します。

Router(config-register-global)# user-locale U1 load CME-locale-zh_CN-Chinese-8.6.3.0.tar

ステップ 6 電話機にロケールを割り当てます。「複数のロケールの設定」を参照してください。

ステップ 7 Cisco Unified SIP IP Phone に必要な設定プロファイル ファイルを生成するには、音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードで create profile コマンドを使用します。

ステップ 8 電話機をリセットし、ローカライズされた表示にするには、 reset コマンドを使用します。


 

複数のロケールの設定

デフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールに対して 1 つまたは複数の代替ロケールを定義し、個々の電話機に割り当てるには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 8.6 以降のバージョン。

Cisco Unified CME システム内の個々の電話機に代替ユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールを指定するには、電話機ごとのコンフィギュレーション ファイルを使用する必要があります。詳細については、「Cisco Unified IP Phone 6921、6945、7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator 用のシステム定義のロケールのインストール」を参照してください。

制約事項

複数のユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールは、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 だけでサポートされます。

手順の概要

1. enable

2. configure termina l

3. voice register global

4. user-locale [ user-locale-tag ] {[ user-defined-code ] country-code }

5. network-locale network-locale-tag [ user-defined-code ] country-code

6. create profile

7. exit

8. voice register template template-tag

9. user-locale user-locale-tag

10. network-locale network-locale-tag

11. exit

12. voice register pool pool-tag

13. voice register template template-tag

14. exit

15. voice register globa l

16. reset

17. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3

voice register global

 

Router(config)#voice register global

音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードを開始して、Cisco Unified CME でサポートされるすべての SIP 電話機に対してパラメータを設定します。

ステップ 4

user-locale [ user-locale-tag ] {[ user-defined-code ] country-code }

 

Router(config-register-global)# user-locale 1 DE

電話機の表示用言語を指定します。

user-locale-tag :ロケールにロケール識別子を割り当てます。範囲は 0 ~ 4 です。デフォルト:0。この引数は、デフォルト(0)以外の一部のロケールを定義する場合に必要です。

country-code ? と入力すると、システム定義のコードの一覧が表示されます。デフォルト:US(米国)。

ステップ 5

network-locale network-locale-tag [ user-defined-code ] country-code

 

Router(config-register-global)# network-locale 1 FR

トーンおよび断続周期の国を指定します。

network-locale-tag :国コードにロケール識別子を割り当てます。範囲は 0 ~ 4 です。デフォルト:0。この引数は、デフォルト(0)以外の一部のロケールを定義する場合に必要です。

country-code ? と入力すると、システム定義のコードの一覧が表示されます。デフォルト:US(米国)。有効な任意の ISO 3166 コードをユーザ定義コード(U1 ~ U5)に割り当てることができます。

ステップ 6

create profile

 

Router(config-register-global)# create profile

SIP 電話機に必要なプロビジョニング ファイルを生成し、ファイルを tftp-path コマンドで指定した場所に書き込みます。

ステップ 7

exit

 

Router(config-telephony)# exit

音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 8

voice register template templat e-tag

 

Router(config)voice register template 10

音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードを開始して、Cisco Unified CME の SIP 電話機の共通パラメータのテンプレートを定義します。

範囲:1 ~ 10。

ステップ 9

user-locale user-locale-tag

 

Router(config-ephone-template)# user-locale 2

ユーザ ロケールをこの ephone テンプレートに割り当てます。

user-locale-tagステップ 4 で作成されたロケール タグ。範囲は 0 ~ 4 です。

ステップ 10

network-locale network-locale-tag

 

Router(config-ephone-template)# network-locale 2

ネットワーク ロケールをこの ephone テンプレートに割り当てます。

network-locale-tagステップ 5 で作成されたロケール タグ。範囲は 0 ~ 4 です。

ステップ 11

exit

 

Router(config-ephone-template)# exit

音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 12

voice register pool pool-tag

 

Router(config)#voice register pool 5

音声レジスタ プール コンフィギュレーション モードを開始して、SIP 電話機の電話機固有パラメータを設定します。

ステップ 13

voice register template templat e-tag

 

Router(config)voice register template 10

音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードを開始して、Cisco Unified CME の SIP 電話機の共通パラメータのテンプレートを定義します。

範囲:1 ~ 10。

ステップ 14

exit

 

Router(config-ephone)# exit

音声レジスタ テンプレート コンフィギュレーション モードを終了します。

ステップ 15

voice register global

 

Router(config)#voice register global

音声レジスタ グローバル コンフィギュレーション モードを開始して、Cisco Unified CME でサポートされるすべての SIP 電話機に対してパラメータを設定します。

ステップ 16

reset

 

Router(config-register-global)# reset

DHCP サーバおよび TFTP サーバへの接続を含めて、コンフィギュレーション情報を最新にするため、すべての電話機または指定された電話機の完全なリブートを実行します。

ステップ 17

end

 

Router(config-register-global)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

複数のロケールの確認


ステップ 1 show voice register tftp-bind コマンドを使用して、ディレクトリ、言語、およびトーンのコンフィギュレーション ファイルを含めて、TFTP を使用して IP Phone にアクセスできるコンフィギュレーション ファイルのリストを表示します。

Router#sh voice register tftp-bind

tftp-server syncinfo.xml url system:/cme/sipphone/syncinfo.xml

tftp-server SIPDefault.cnf url system:/cme/sipphone/SIPDefault.cnf

tftp-server softkeyDefault_kpml.xml url system:/cme/sipphone/softkeyDefault_kpml

.xml

tftp-server softkeyDefault.xml url system:/cme/sipphone/softkeyDefault.xml

tftp-server softkey2_kpml.xml url system:/cme/sipphone/softkey2_kpml.xml

tftp-server softkey2.xml url system:/cme/sipphone/softkey2.xml

tftp-server featurePolicyDefault.xml url system:/cme/sipphone/featurePolicyDefau

lt.xml

tftp-server featurePolicy2.xml url system:/cme/sipphone/featurePolicy2.xml

tftp-server SEPACA016FDC1BD.cnf.xml url system:/cme/sipphone/SEPACA016FDC1BD.cnf

.xml

 

ステップ 2 show voice register template all コマンドを使用して、各 ephone テンプレートのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールの設定を確認します。

ステップ 3 show voice register pool all コマンドを使用して、正しいテンプレートが電話機に適用されていることを確認します。

ステップ 4 コンフィギュレーション ファイルの場所が TFTP ではない場合は、 debug tftp events コマンドを使用して、Cisco Unified CME が探しているファイルがどれで、そのファイルが見つかって正しく開かれたかどうかを確認します。通常、3 つの状態(「looking for x file」、「opened x file」、および「finished x file」)があります。3 つのすべての状態が表示されている場合は、ファイルが見つかっています。外部 TFTP サーバの場合は、TFTP サーバのログを使用できます。


 

ローカリゼーションの設定例

この項では、次の例について説明します。

「複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケール:例」

「ユーザ定義のロケール:例」

「ユーザ定義のロケールとしての中国語:例」

「システム定義のロケールとしてのスウェーデン語:例」

「SCCP:Locale Installer:例」

「SIP:複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケール:例」

「SIP:Locale Installer:例」

複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケール:例

次の例では、デフォルト ロケール 0 をドイツ語に設定する例を示します。これによって、ドイツ語がデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールとして定義されます。ephone テンプレートを使用して個々の電話機に別のロケールを適用しない限り、ドイツ語がすべての電話機で使用されます。

telephony service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

user-locale 0 DE

network-locale 0 DE

前のコマンドを使用してドイツ語をデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールとして定義した後、次のコマンドを使用してデフォルト値 0 を US に戻します。

telephony service

no user-locale 0 DE

no network-locale 0 DE

ドイツ語をデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールとして定義するためのもう 1 つの方法は、次のコマンドを使用することです。

telephony service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

user-locale DE

network-locale DE

前のコマンドを使用した後、次のコマンドを使用してデフォルトを US に戻します。

telephony service

no user-locale DE

no network-locale DE

次の例では、3 つの代替ロケールとして JP(日本)、FR(フランス)、および ES(スペイン)を定義します。ephone テンプレートを使用して適用された代替がないすべての電話機のデフォルトは US です。この例では、ephone 11 がロケールに JP を使用し、ephone 12 が FR、ephone 13 が ES、ephone 14 がデフォルトの US を使用します。

telephony-service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

create cnf-files

user-locale 1 JP

user-locale 2 FR

user-locale 3 ES

network-locale 1 JP

network-locale 2 FR

network-locale 3 ES

create cnf-files

ephone-template 1

user-locale 1

network-locale 1

ephone-template 2

user-locale 2

network-locale 2

ephone-template 3

user-locale 3

network-locale 3

ephone 11

button 1:25

ephone-template 1

ephone 12

button 1:26

ephone-template 2

ephone 13

button 1:27

ephone-template 3

ephone 14

button 1:28

ユーザ定義のロケール:例

次の例は、中国語(繁体字)用の ZH として定義された、コード U1 に割り当てられた user-locale tag 1 を示しています。システムで中国語(繁体字)は事前定義されていないため、適切な XML ファイルをダウンロードしてこの言語をサポートする必要があります。

この例では、ephone 11 が中国語(繁体字)(ZH)を使用し、ephone 12 がデフォルトの米国英語を使用します。ephone テンプレートを使用して適用された代替がないすべての電話機のデフォルトは米国英語です。

telephony-service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

user-locale 1 U1 ZH

network-locale 1 U1 CN

ephone-template 2

user-locale 1

network-locale 1

ephone 11

button 1:25

ephone-template 2

ephone 12

button 1:26

ユーザ定義のロケールとしての中国語:例

次に、Cisco Unified CME でユーザ定義のロケールを中国語に設定した場合の user-locale コマンドからの出力例を示します。

Router(config-register-global)# user-locale U1 load chinese.pkg
Updating CNF files
 
LOCALE INSTALLER MESSAGE: VER:1
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Langcode:zh
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Language:Chinese
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-dictionary.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-font.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-kate.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-tones.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: mk-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: td-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tc-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7921-font.dat
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7921-kate.utf-8.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7921-kate.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary.utf-8.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary-ext.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7921-dictionary.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g3-tones.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: utf8_tags_file
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tags_file
LOCALE INSTALLER MESSAGE: New Locale configured
 
Processing file:flash:/its/user_define_1_tags_file
 
Processing file:flash:/its/user_define_1_utf8_tags_file
 
CNF-FILES: Clock is not set or synchronized, retaining old versionStamps
CNF files updating complete
 

システム定義のロケールとしてのスウェーデン語:例

次に、Cisco Unified CME でシステム定義のロケールをスウェーデン語に設定した場合の user-locale コマンドからの出力例を示します。

Router(config-register-global)# user-locale SE load swedish.pkg
Updating CNF files
 
LOCALE INSTALLER MESSAGE: VER:1
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Langcode:se
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Language:swedish
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g3-tones.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: gp-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: ipc-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: mk-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tc-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: td-sccp.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: New Locale configured
 
CNF-FILES: Clock is not set or synchronized, retaining old versionStamps
CNF files updating complete
 

すべての電話機に適用されるデフォルトがシステム定義のロケール

次の例は、Cisco Unified CME のシステム定義のロケールを設定し、ロケールがデフォルトのロケール インデックス(user-locale-tag 0)に存在している場合の user-locale コマンドからの出力です。 user-locale-tag 引数は、複数のロケールを使用する場合にだけ必要です。それ以外の場合に使用すると、指定された言語がすべての SCCP 電話機に適用されるデフォルトになります。

Router(config-telephony)# user-locale SE load CME-locale-sv_SV-7.0.1.1a.tar

Updating CNF files

LOCALE INSTALLER MESSAGE: VER:1

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Langcode:se

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Language:swedish

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g3-tones.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: gp-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: ipc-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: mk-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tc-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: td-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: New Locale configured

CNF-FILES: Clock is not set or synchronized, retaining old versionStamps

CNF files updating complete

Router(config-telephony)# create cnf-files

Router(config-telephony)# ephone 3

Router(config-ephone)# reset

すべての電話機に適用されるデフォルト言語がユーザ定義のロケール

次の例は、Cisco Unified CME のユーザ定義のロケールを設定し、ロケールがデフォルトのロケール インデックス(user-locale-tag 0)に存在している場合の user-locale コマンドからの出力です。 user-locale-tag 引数は、複数のロケールを使用する場合に必要です。それ以外の場合に使用すると、指定された言語がすべての SCCP 電話機に適用されるデフォルトになります。

Router(config-telephone)# user-locale U1 load CME-locale-xh_CN-7.0.1.1.tar

Updating CNF files

LOCALE INSTALLER MESSAGE: VER:1

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Langcode:fi

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Language:Finnish

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-kate.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7920-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-font.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-kate.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-tones.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: mk-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tc-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: td-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tags_file

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: utf8_tags_file

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g3-tones.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary.utf-8.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: ipc-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: gp-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: New Locale configured

Processing file:flash:/its/user_define_2_tags_file

Processing file:flash:/its/user_define_2_utf8_tags_file

CNF-FILES: Clock is not set or synchronized, retaining old versionStamps

CNF files updating complete

Router(config-telephony)# create cnf-files

Router(config-telephony)# ephone 3

Router(config-ephone)# reset

デフォルト以外のロケール インデックスでのロケールの設定

次の例は、Cisco Unified CME で特定の SCCP 電話機(ephone 1)の代替ロケールとしてユーザ定義のロケールを設定する場合の、 user-locale コマンドの出力を示しています。 user-locale-tag 引数は、複数のロケールを使用する場合にだけ必要です。このコンフィギュレーションでは、ユーザ ロケール インデックス 2 のロケールがユーザ定義のフィンランド語(U2)です。

Router(config-telephony)# user-locale 2 U2 load CME-locale-fi_FI-7.0.1.1.tar

Updating CNF files

LOCALE INSTALLER MESSAGE: VER:1

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Langcode:fi

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Language:Finnish

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7905-kate.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7920-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-font.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-kate.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: 7960-tones.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: mk-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tc-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: td-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tags_file

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: utf8_tags_file

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g3-tones.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary.utf-8.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: SCCP-dictionary.xml

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: ipc-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: gp-sccp.jar

LOCALE INSTALLER MESSAGE: New Locale configured

Processing file:flash:/its/user_define_2_tags_file

Processing file:flash:/its/user_define_2_utf8_tags_file

CNF-FILES: Clock is not set or synchronized, retaining old versionStamps

CNF files updating complete

Router(config-telephony)# ephone-template 1

Router(config-ephone-template)# user-locale 2

Router(config-ephone-template)# ephone 1

Router(config-ephone)# ephone-template 1

The ephone template tag has been changed under this ephone, please restart or reset ephone to take effect.

Router(config-ephone)# telephony-service

Router(config-telephony)# create cnf-files

Router(config-telephony)# ephone 1

Router(config-ephone)# reset

SIP:複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケール:例

次の例では、デフォルト ロケール 0 をドイツ語に設定する例を示します。これによって、ドイツ語がデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールとして定義されます。ephone テンプレートを使用して個々の電話機に別のロケールを適用しない限り、ドイツ語がすべての電話機で使用されます。

voice register global

user-locale 0 DE

network-locale 0 DE

前のコマンドを使用してドイツ語をデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールとして定義した後、次のコマンドを使用してデフォルト値 0 を US に戻します。

voice register global

no user-locale 0 DE

no network-locale 0 DE

ドイツ語をデフォルトのユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールとして定義するためのもう 1 つの方法は、次のコマンドを使用することです。

voice register global

user-locale DE

network-locale DE

前のコマンドを使用した後、次のコマンドを使用してデフォルトを US に戻します。

voice register global

no user-locale DE

no network-locale DE

 

SIP:代替ロケール

次の例では、3 つの代替ロケールとして JP(日本)、FR(フランス)、および ES(スペイン)を定義します。ephone テンプレートを使用して適用された代替がないすべての電話機のデフォルトは US です。この例では、ephone 11 がロケールに JP を使用し、ephone 12 が FR、ephone 13 が ES、ephone 14 がデフォルトの US を使用します。

voice register global

create profile

user-locale 1 JP

user-locale 2 FR

user-locale 3 ES

network-locale 1 JP

network-locale 2 FR

network-locale 3 ES

create profile

voice register template 1

user-locale 1

network-locale 1

voice register template 2

user-locale 2

network-locale 2

voice register pool 1

number 1 dn 1

template 1

user-locale 3

network-locale 3

voice register pool 2

number 2 dn 2

template 2

voice register pool 6

number 3 dn 3

template 3

 

SIP:Locale Installer:例

次の例は、ロケール インストーラでは特権 EXEC コンフィギュレーション モードで copy コマンドを使用してロケール ファイルをコピーするだけで、Cisco Unified SIP IP Phone でロケールを設定できることを示しています。またこの例は、ロケール ファイルが /its ディレクトリにコピーされたことも示しています。

Router# copy tftp://100.1.1.1/CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar flash:/its
Destination filename [/its/CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar]?
Router# configure terminal
Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.
Router(config)# voice register global
Router(config-register-global)# user-locale DE load CME-locale-de_DE-German-8.6.3.0.tar
LOCALE INSTALLER MESSAGE (SIP):Loading Locale Package...
LOCALE INSTALLER MESSAGE: VER:3
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Langcode:de_DE
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Language:German
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g3-tones.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: tags_file
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: utf8_tags_file
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: gd-sip.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: gh-sip.jar
LOCALE INSTALLER MESSAGE: Filename: g4-tones.xml
LOCALE INSTALLER MESSAGE: New Locale configured
Router(config-register-global)#

次の作業

ephone テンプレート

ephone テンプレートの詳細については、「テンプレートの作成」を参照してください。

その他の参考資料

次の各項では、Cisco Unified CME 機能に関連するその他の資料について説明します。

シスコのテクニカル サポート

説明
リンク

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以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立ちます。
・テクニカル サポートを受ける
・ソフトウェアをダウンロードする
・セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける
・ツールおよびリソースへアクセスする
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- Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索
・Networking Professionals(NetPro)コミュニティで、技術関連のディスカッションに参加する
・トレーニング リソースへアクセスする
・TAC Case Collection ツールを使用して、ハードウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

ローカリゼーション サポートの機能情報

表 37 に、このモジュールで説明した機能、およびバージョンごとの拡張機能を示します。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートするための適切な Cisco IOS リリースを判断するには、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm にある『 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 』を参照してください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、フィーチャ セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェア イメージを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表 37 には、特定の機能に対するサポートを導入した Cisco Unified CME のバージョンが示されています。特に明記されていない限り、Cisco Unified CME ソフトウェアの後続のバージョンでもこの機能をサポートします。


 

表 37 ローカリゼーション サポートの機能情報

機能名
Cisco Unified CME のバージョン
機能情報

Cisco Unified SIP IP Phone のローカリゼーションの機能拡張

9.0

SIP IP Phone のローカリゼーション サポートが、次のように拡張されています。

Cisco Unified 6941 および 6945 SIP IP Phone のローカリゼーション サポート。

すべての Cisco Unified SIP IP Phone に対して 1 つの手順をサポートするロケール インストーラ。

ローカリゼーションの機能拡張

8.8

Cisco Unified 3905 SIP および Cisco Unified 6945、8941、および 8945 SCCP IP Phone のローカリゼーション サポートが追加されました。

使いやすさの向上

8.6

SIP IP Phone のローカリゼーション サポートが追加されました。

Cisco Unified CME の使いやすさの向上

7.0(1)

すべての SCCP IP Phone に対して 1 つの手順をサポートするロケール インストーラ。

ファームウェア ロード テキスト ファイルを解析し、ローカリゼーションに必要な TFTP エイリアスを自動的に作成。

Cisco Unified CME 7.0 以前のバージョンのコンフィギュレーション方式との下位互換性。

複数のロケール

4.0

複数のユーザ ロケールとネットワーク ロケールが導入されました。

ユーザ定義のロケール

4.0

ユーザ定義のロケールが導入されました。