Cisco Unified Communications Manager Express 4.3 システム アドミニストレータ ガイド
プレゼンス サービスの設定
プレゼンス サービスの設定
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

プレゼンス サービスの設定

内容

プレゼンス サービスに関する前提条件

プレゼンス サービスに関する制約事項

プレゼンス サービスに関する情報

プレゼンス サービス

プレゼンス サービスの設定方法

内部回線に対するプレゼンスの有効化

制約事項

ウォッチ対象のディレクトリ番号の有効化

制約事項

短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SCCP 電話機からの監視の有効化

前提条件

制約事項

次の作業

短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SIP 電話機からの監視の有効化

前提条件

制約事項

次の作業

外部回線をウォッチするプレゼンスの設定

前提条件

プレゼンス設定の確認

プレゼンスのトラブルシューティング

プレゼンスの設定例

Cisco Unified CME のプレゼンス:例

その他の資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

プレゼンス サービスに関する機能情報

プレゼンス サービスの設定

Revised: November 26, 2007

 

この章では、Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)システムのページング サポートについて説明します。

この章で説明する機能について

この章で説明している機能の一部は、ご使用のバージョンの Cisco Unified CME でサポートされていない場合があります。それぞれの機能がサポートされているバージョンの一覧については、「プレゼンス サービスに関する機能情報」を参照してください。

プレゼンス サービスに関する前提条件

Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョン。

Cisco Unified IP Phone 7911G、7941G、7941GE、7961G、7961GE、7970G、および 7971GE では、ファームウェア ロード 8.2(1) 以降のバージョンが必要です。

プレゼンス サービスに関する制約事項

Busy Lamp Field(BLF; ビジー ランプ フィールド)通知などのプレゼンス機能は、SIP トランクに対してのみサポートされており、H.323 トランクに対してはサポートされていません。

プレゼンスでは、SIP 電話機にディレクトリ番号が設定されている必要があります( number コマンドで dn キーワードを指定)。直接回線番号はサポートされていません。

プレゼンス サービスに関する情報

Cisco Unified CME システムでプレゼンス サービスを設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「プレゼンス サービス」

プレゼンス サービス

RFC 2778 および RFC 2779 に定義されているように、プレゼンス サービスは、プレゼンス エンティティ(プレゼンティティ)と呼ばれるソースから、プレゼンス情報を検索および取得して、ウォッチャと呼ばれる関係者に配信するシステムです。SIP WAN 接続された Cisco Unified CME システムでプレゼンスを設定すると、電話機ユーザ(ウォッチャ)は、別のユーザのリアルタイム ステータスをディレクトリ番号(プレゼンティティ)で監視できます。発信側は、プレゼンスによって、ダイヤルする前に着信側が応答可能かどうかを知ることができます。たとえば、ディレクトリ アプリケーションによってユーザがビジーであることがわかれば、発信者は時間を節約し、相手を呼び出せなかったことによる不都合を回避できます。

プレゼンスでは、SIP SUBSCRIBE メソッドと NOTIFY メソッドを使用して、ユーザとアプリケーションが、電話機の回線ステータスの変化を Cisco Unified CME システムに登録できます。電話機はウォッチャとして動作し、電話機のディレクトリ番号によってプレゼンティティが識別されます。ウォッチャは、プレゼンティティの回線ステータスを取得するため、プレゼンス要求(SUBSCRIBE メッセージ)を発行します。Cisco Unified CME は、プレゼンティティのステータスを応答します。プレデンティティのステータスが変化するたびに、このプレゼンティティのすべてのウォッチャに通知メッセージが送信されます。SIP 電話機とトランクは SIP メッセージを使用します。SCCP 電話機は、SCCP メッセージ内のプレゼンス プリミティブを使用します。

プレゼンスは、短縮ダイヤル ボタンのビジー ランプ フィールド(BLF)通知機能、および不在履歴、発信履歴、着信履歴のディレクトリ コール リストをサポートしています。BLF 短縮ダイヤルおよび BLF コール リスト機能をサポートする SIP および SCCP 電話機は、内部および外部ディレクトリ番号用のステータス変更通知に登録できます。

図53 は、内部および外部ディレクトリ番号に関して BLF 通知をサポートしている Cisco Unified CME システムを示しています。ウォッチャとプレゼンティティの両方が Cisco Unified CME ルータの内部に存在する場合、登録メッセージはプレゼンス プロキシ サーバによって処理されます。

図53 プレゼンスを使用した BLF 通知

 

次の回線状態が、電話機の BLF インジケータに表示されます。

Line is idle:この回線が使用されていないときに表示されます。

Line is in-use:この回線で新しいコールを受け入れ可能かどうかにかかわらず、回線が呼び出し状態であり、回線が使用中の場合に表示されます。

BLF indicator unknown:電話機が登録されていないか、またはこの回線をウォッチできません。

Cisco Unified CME は、内部回線(SIP と SCCP の両方)に対してはプレゼンス エージェントとして動作し、SIP トランクを通じて接続された外部回線に対してはプレゼンス サーバとして動作して、次の機能を提供します。

内部回線から内部回線への SUBSCRIBE 要求の処理。内部登録者にすべてのステータス変化を通知します。

内部 SCCP 回線と SIP 回線に関する SIP トランクからの着信 SUBSCRIBE 要求の処理。外部登録者にすべてのステータス変化を通知します。

内部回線の代わりに、外部プレゼンティティに SUBSCRIBE 要求を送信。ステータス応答を内部回線にリレーします。

SIP トランクからの登録要求の認証と許可を実行できます。ローカル登録要求を認証できます。

設定については、「プレゼンス サービスの設定方法」を参照してください。

プレゼンス サービスの設定方法

この項では、次の作業について取り上げます。

「内部回線に対するプレゼンスの有効化」

「ウォッチ対象のディレクトリ番号の有効化」

「短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SCCP 電話機からの監視の有効化」

「短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SIP 電話機からの監視の有効化」

「外部回線をウォッチするプレゼンスの設定」

「プレゼンス設定の確認」

「プレゼンスのトラブルシューティング」

内部回線に対するプレゼンスの有効化

内部ウォッチャおよび SIP からの着信プレゼンス要求をルータで受け入れるには、次の手順を実行します。

制約事項

プレゼンティティは、ディレクトリ番号のみで識別できます。

BLF モニタリングは、回線ステータスのみを示します。

インスタント メッセージはサポートされていません。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. sip-ua

4. presence enable

5. exit

6. presence

7. max-subscription number

8. presence call-list

9. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

sip-ua

 

Router(config)# sip-ua

SIP user-agent 設定モードを開始し、ユーザ エージェントを設定します。

ステップ 4

presence enable

 

Router(config-sip-ua)# presence enable

ルータが着信プレゼンス要求を受け入れられるようにします。

ステップ 5

exit

 

Router(config-sip-ua)# exit

SIP user-agent 設定モードを終了します。

ステップ 6

presence

 

Router(config)# presence

プレゼンス サービスを有効にし、presence 設定モードを開始します。

ステップ 7

presence call-list

 

Router(config-presence)# presence call-list

ローカルに登録された電話機上のコール リストとディレクトリ内で、ディレクトリ番号の BLF モニタリングをグローバルに有効にします。

allow watch コマンドでウォッチを有効にしたディレクトリ番号のみに、BLF ステータス インジケータが表示されます。

このコマンドは、BLF コール リスト機能をグローバルに有効にします。特定の電話機で機能を有効にするには、「短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SCCP 電話機からの監視の有効化」を参照してください。

ステップ 8

max-subscription number

 

Router(config-presence)# max-subscription 128

(オプション)許可される同時ウォッチ セッションの最大数を設定します。

number :最大ウォッチ セッション数。値の範囲は、100 から、ルータ プラットフォームでサポートされるディレクトリ番号の最大数までです。値の範囲を表示するには、 ? を入力します。デフォルトは 100 です。

ステップ 9

end

 

Router(config-presence)# end

特権 EXEC モードに切り替えます。

ウォッチ対象のディレクトリ番号の有効化

Cisco Unified CME ルータに登録された電話機によって監視されるディレクトリ番号に関連付けられた回線を有効にするには、次の手順を実行します。この回線はプレゼンティティとして有効になり、電話機が、BLF コール リスト機能および BLF 短縮ダイヤル機能を通して回線ステータスを登録できるようになります。回線を監視可能にできる電話機タイプには制約はありません。サポートされている音声ゲートウェイ上の任意の IP Phone、または任意のアナログ電話機の任意の回線をプレゼンティティにできます。

制約事項

プレゼンティティは、ディレクトリ番号のみで識別されます。

BLF モニタリングは、回線ステータスのみを示します。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ephone-dn dn-tag
または
voice register dn dn-tag

4. number number

5. allow watch

6. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ephone-dn dn-tag [ dual-line ]

または

voice register dn dn-tag

 

Router(config)# ephone-dn 1

または

Router(config)# voice register dn 1

設定モードを開始して、IP Phone、インターコム回線、音声ポート、またはメッセージ受信のインジケータ(MWI)のディレクトリ番号を定義します。

dn-tag :特定のディレクトリ番号を設定作業時に識別します。値の範囲は、1 から、ルータのプラットフォームで許容されているディレクトリ番号の最大数または max-dn コマンドで定義した最大数までです。値の範囲を表示するには、 ? を入力します。

ステップ 4

number number

 

Router(config-ephone-dn)# number 3001

または

Router(config-register-dn)# number 3001

Cisco Unified CME 内の IP Phone に割り当てられるディレクトリ番号と、電話番号を関連付けます。

number :E.164 電話番号を表す最大 16 文字の文字列。

ステップ 5

allow watch

 

Router(config-ephone-dn)# allow watch

または

Router(config-register-dn)# allow watch

このディレクトリ番号と関連付けられた電話回線を、プレゼンス サービス内のウォッチャで監視できるようにします。

このコマンドは ephone-dn template 設定モードでも設定することが可能で、1 台以上の電話機に適用できます。ephone-dn での設定は、ephone-dn template での設定よりも優先されます。

ステップ 6

end

 

Router(config-ephone-dn)# end

または

Router(config-register-dn)# end

特権 EXEC モードに切り替えます。

短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SCCP 電話機からの監視の有効化

ウォッチャは、内部および外部ディレクトリ番号(プレゼンティティ)に関連付けられた回線のステータスを、BLF 短縮ダイヤルおよび BLF コール リスト プレゼンス機能を通じて監視できます。SCCP を使用する IP Phone の BLF 通知機能を有効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME ルータ上で、プレゼンスが有効になっている必要があります。「内部回線に対するプレゼンスの有効化」を参照してください。

ディレクトリ番号が allow watch コマンドでプレゼンティティとして有効になり、BLF ステータス通知を提供できる必要があります。「ウォッチ対象のディレクトリ番号の有効化」を参照してください。

制約事項

BLF コール リスト

Cisco Unified IP Phone 7941G、7941GE、7961G、7961GE、7970G、および 7971GE のみでサポートされています。

BLF 短縮ダイヤル

Cisco Unified IP Phone 7914、7931、7940、7941G、7941GE、7960、7961G、7961GE、7970G、および 7971GE のみでサポートされています。

Cisco Unified IP Phone 7931

BLF ステータスは、モニタ ランプのみで表示されます。BLF ステータス アイコンは表示されません。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ephone phone-tag

4. button button-number { separator } dn-tag [ , dn-tag ...][ button-number { x } overlay-button-number ] [ button-number ...]

5. blf-speed-dial tag number label string

6. presence call-list

7. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 1

ephone 設定モードを開始し、SIP 電話機用の電話機固有のパラメータを設定します。

phone-tag :設定対象の電話機に固有のシーケンス番号。値の範囲はバージョンやプラットフォームによって異なります。範囲を表示するには、 ? を入力します。 max-ephones コマンドを使用すると、この引数の上限を変更できます。

ステップ 4

button button-number { separator } dn-tag [ , dn-tag ...] [ button-number { x } overlay-button-number ] [ button-number ...]

 

Router(config-ephone)# button 1:10 2:11 3b12 4o13,14,15

ボタン番号および回線の特性を、電話機のディレクトリ番号と関連付けます。

button-number :IP Phone の回線ボタンの番号。

separator :ボタンに関連付ける特性のタイプを表す単一文字。

dn-tag :このボタンに表示させる ephone-dn の固有のシーケンス番号。オーバーレイ回線の場合(セパレータは o または c )、この引数には、最大で 25 個の ephone-dn タグをカンマで区切って指定できます。

x :オーバーレイ ロールオーバー ボタンを作成するセパレータ。

overlay-button-number :このボタンにオーバーフローするオーバーレイ ボタンの数。

ステップ 5

blf-speed-dial tag number label string

 

Router(config-ephone)# blf-speed-dial 3 3001 label sales

電話機の短縮ダイヤル番号に関連付けられたディレクトリ番号の、BLF モニタリングを有効にします。

tag :短縮ダイヤル インデックスを識別する番号。値の範囲は 1 ~ 33 です。

number :短縮ダイヤルする電話番号。

string :短縮ダイヤル ボタンを識別する英数字のラベル。文字列には、最大 30 文字を使用できます。

ステップ 6

presence call-list

 

Router(config-ephone)# presence call-list

この電話機のコール リストとディレクトリに表示されるディレクトリ番号の、BLF モニタリングを有効にします。

監視対象のディレクトリ番号に対して、 allow watch コマンドが有効になっている必要があります。

この Cisco Unified CME システム内のすべての電話機のコール リストに対して BLF モニタリングを有効にするには、このコマンドを presence モードで実行します。「内部回線に対するプレゼンスの有効化」を参照してください。

ステップ 7

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに切り替えます。

次の作業

Cisco Unified CME で SCCP 電話機のパラメータの設定を終了したら、 create cnf-files コマンドを使用して新しい設定プロファイルを生成し、 restart コマンドで電話機を再起動します。「SCCP:SCCP 電話機ごとの設定ファイルの作成」および SCCP:restart コマンドの使用を参照してください。

短縮ダイヤルとコール リストに関する BLF ステータスの SIP 電話機からの監視の有効化

ウォッチャは、内部および外部ディレクトリ番号(プレゼンティティ)に関連付けられた回線のステータスを、BLF 短縮ダイヤルおよび BLF コール リスト プレゼンス機能を通じて監視できます。SIP 電話機の BLF 通知機能を有効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME ルータ上で、プレゼンスが有効になっている必要があります。「内部回線に対するプレゼンスの有効化」を参照してください。

ディレクトリ番号が allow watch コマンドでプレゼンティティとして有効になり、BLF ステータス通知を提供できる必要があります。「ウォッチ対象のディレクトリ番号の有効化」を参照してください。

SIP 電話機に voice register pool モードでディレクトリ番号が設定されている必要があります( number コマンドに dn キーワードを指定)。直接回線番号はサポートされていません。

制約事項

BLF コール リスト

Cisco Unified IP Phone 7941G、7941GE、7961G、7961GE、7970G、および 7971GE のみでサポートされています。

BLF 短縮ダイヤル

Cisco Unified IP Phone 7941G、7941GE、7961G、7961GE、7970G、および 7971GE のみでサポートされています。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register pool pool-tag

4. number tag dn dn-tag

5. blf-speed-dial tag number label string

6. presence call-list

7. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register pool pool-tag

 

Router(config)# voice register pool 1

voice register pool 設定モードを開始し、SIP 電話機の電話機固有のパラメータを設定します。

pool-tag :設定対象の SIP 電話機に固有のシーケンス番号。値の範囲はバージョンやプラットフォームによって異なります。範囲を表示するには、 ? を入力します。 max-pool コマンドを使用すると、この引数の上限を修正できます。

ステップ 4

number tag dn dn-tag

 

Router(config-register-pool)# number 1 dn 2

SIP 電話機にディレクトリ番号を割り当てます。

tag:複数の number コマンドが存在する場合の識別子。値の範囲は 1 ~ 10 です。

dn-tag voice register dn コマンドを使用して定義されたディレクトリ番号タグ。

ステップ 5

blf-speed-dial tag number label string

 

Router(config-register-pool)# blf-speed-dial 3 3001 label sales

電話機の短縮ダイヤル番号に関連付けられたディレクトリ番号の、BLF モニタリングを有効にします。

tag :短縮ダイヤル インデックスを識別する番号。値の範囲は 1 ~ 7 です。

number :短縮ダイヤルする電話番号。

string :短縮ダイヤル ボタンを識別する英数字のラベル。文字列には、最大 30 文字を使用できます。

ステップ 6

presence call-list

 

Router(config-register-pool)# presence call-list

この電話機のコール リストとディレクトリに表示されるディレクトリ番号の、BLF モニタリングを有効にします。

監視対象のディレクトリ番号に対して、 allow watch コマンドが有効になっている必要があります。

この Cisco Unified CME システム内のすべての電話機のコール リストに対して BLF モニタリングを有効にするには、このコマンドを presence モードで実行します。「内部回線に対するプレゼンスの有効化」を参照してください。

ステップ 7

end

 

Router(config-register-pool)# end

特権 EXEC モードに切り替えます。

次の作業

Cisco Unified CME で SIP 電話機のパラメータの設定を終了したら、 create profile コマンドを使用して新しい設定プロファイルを生成し、 restart コマンドで電話機を再起動します。「SIP:SIP 電話機ごとの設定プロファイルの作成」および SIP:restart コマンドの使用を参照してください。

外部回線をウォッチするプレゼンスの設定

リモート Cisco Unified CME ルータ上で内部ウォッチを有効にして外部ディレクトリ番号を監視するには、次の手順を実行します。

前提条件

内部回線でプレゼンスが有効になっている必要があります。「内部回線に対するプレゼンスの有効化」を参照してください。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. presence

4. server ip-address

5. allow subscribe

6. watcher all

7. sccp blf-speed-dial retry-interval seconds limit number

8. exit

9. voice register global

10. authenticate presence

11. authenticate credential tag location

12. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

presence

 

Router(config)# presence

プレゼンス サービスを有効にし、presence 設定モードを開始します。

ステップ 4

server ip-address

 

Router(config-presence)# server 10.10.10.1

内部ウォッチャから外部プレデンティティにプレゼンス要求を送信するため、プレセンス サーバの IP アドレスを指定します。

ステップ 5

allow subscribe

 

Router(config-presence)# allow subscribe

内部ウォッチャに対して、外部ディレクトリ番号の監視を許可します。

ステップ 6

watcher all

 

Router(config-presence)# watcher all

外部ウォッチャに対して、内部ディレクトリ番号の監視を許可します。

ステップ 7

sccp blf-speed-dial retry-interval seconds limit number

 

Router(config-presence)# sccp blf-speed-dial retry-interval 90 limit number 15

(オプション)SCCP が動作する電話機で、短縮ダイヤルの BLF モニタリングに対する再試行のタイムアウトを設定します。

seconds :再試行タイムアウト(秒)。値の範囲は 60 ~ 3600 です。デフォルトは 60 です。

number :最大リトライ回数。値の範囲は 10 ~ 100 です。デフォルトは 10 です。

ステップ 8

exit

 

Router(config-presence)# exit

presence 設定モードを終了します。

ステップ 9

voice register global

 

Router(config)# voice register global

voice register global 設定モードを開始し、Cisco Unified CME 環境内のサポートされるすべての SIP 電話機にグローバル パラメータを設定します。

ステップ 10

authenticate presence

 

Router(config-register-global)# authenticate presence

(オプション)リモート プレゼンス サーバから着信するプレゼンス要求の認証を有効にします。

ステップ 11

authenticate credential tag location

 

Router(config-register-global)# authenticate credential 1 flash:cred1.csv

(オプション)プレゼンス登録要求の認証に使用するクレデンシャル ファイルを指定します。

tag :プレゼンスの認証に使用するクレデンシャル ファイルを識別する番号。値の範囲は 1 ~ 5 です。

location :URL 形式による、クレデンシャル ファイルの名前と場所。有効な保管場所は、TFTP、HTTP、およびフラッシュ メモリです。

ステップ 12

end

 

Router(config-register-global)# end

特権 EXEC モードに切り替えます。

プレゼンス設定の確認


ステップ 1 show running-config

このコマンドを使用して、設定を確認します。

Router# show running-config

!

voice register global

mode cme

source-address 10.1.1.2 port 5060

load 7971 SIP70.8-0-1-11S

load 7970 SIP70.8-0-1-11S

load 7961GE SIP41.8-0-1-0DEV

load 7961 SIP41.8-0-1-0DEV

authenticate presence

authenticate credential 1 tftp://172.18.207.15/labtest/cred1.csv

create profile sync 0004550081249644

.

.

.

presence

server 10.1.1.4

sccp blf-speed-dial retry-interval 70 limit 20

presence call-list

max-subscription 128

watcher all

allow subscribe

!

sip-ua

presence enable

 

ステップ 2 show presence global

このコマンドを使用して、プレゼンスの設定を表示します。

Router# show presence global

 

Presence Global Configuration Information:

=============================================

Presence feature enable : TRUE

Presence allow external watchers : FALSE

Presence max subscription allowed : 100

Presence number of subscriptions : 0

Presence allow external subscribe : FALSE

Presence call list enable : TRUE

Presence server IP address : 0.0.0.0

Presence sccp blfsd retry interval : 60

Presence sccp blfsd retry limit : 10

Presence router mode : CME mode

 

ステップ 3 show presence subscription [ details | presentity telephone-number | subid subscription-id summary ]

このコマンドを使用して、アクティブなプレゼンス登録に関する情報を表示します。

Router# show presence subscription summary

 

Presence Active Subscription Records Summary: 15 subscription

Watcher Presentity SubID Expires SibID Status

======================== ======================== ====== ======= ====== ======

6002@10.4.171.60 6005@10.4.171.34 1 3600 0 idle

6005@10.4.171.81 6002@10.4.171.34 6 3600 0 idle

6005@10.4.171.81 6003@10.4.171.34 8 3600 0 idle

6005@10.4.171.81 6002@10.4.171.34 9 3600 0 idle

6005@10.4.171.81 6003@10.4.171.34 10 3600 0 idle

6005@10.4.171.81 6001@10.4.171.34 12 3600 0 idle

6001@10.4.171.61 6003@10.4.171.34 15 3600 0 idle

6001@10.4.171.61 6002@10.4.171.34 17 3600 0 idle

6003@10.4.171.59 6003@10.4.171.34 19 3600 0 idle

6003@10.4.171.59 6002@10.4.171.34 21 3600 0 idle

6003@10.4.171.59 5001@10.4.171.34 23 3600 24 idle

6002@10.4.171.60 6003@10.4.171.34 121 3600 0 idle

6002@10.4.171.60 5002@10.4.171.34 128 3600 129 idle

6005@10.4.171.81 1001@10.4.171.34 130 3600 131 busy

6005@10.4.171.81 7005@10.4.171.34 132 3600 133 idle


 

プレゼンスのトラブルシューティング


ステップ 1 debug presence { all | asnl | errors | event | info | timer | trace | xml }

このコマンドを使用して、プレゼンス サービスに関するデバッグ情報を表示します。

Router# debug presence errors

*Sep 4 07:16:02.715: //PRESENCE:[0]:/presence_sip_line_update: SIP nothing to update

*Sep 4 07:16:02.723: //PRESENCE:[17]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [29]

*Sep 4 07:16:02.723: //PRESENCE:[24]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [29]

*Sep 4 07:16:02.791: //PRESENCE:[240]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [17]

*Sep 4 07:16:02.791: //PRESENCE:[766]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [17]

*Sep 4 07:16:04.935: //PRESENCE:[0]:/presence_sip_line_update: SIP nothing to update

*Sep 4 07:16:04.943: //PRESENCE:[17]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [29]

*Sep 4 07:16:04.943: //PRESENCE:[24]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [29]

*Sep 4 07:16:04.995: //PRESENCE:[240]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [17]

*Sep 4 07:16:04.999: //PRESENCE:[766]:/presence_handle_notify_done: sip stack response code [17]

ステップ 2 debug ephone blf [ mac-address mac-address ]

このコマンドを使用して、BLF プレゼンス機能に関するデバッグ情報を表示します。

Router# debug ephone blf

*Sep 4 07:18:26.307: skinny_asnl_callback: subID 16 type 4

*Sep 4 07:18:26.307: ASNL_RESP_NOTIFY_INDICATION

*Sep 4 07:18:26.307: ephone-1[1]:ASNL notify indication message, feature index 4, subID [16]

*Sep 4 07:18:26.307: ephone-1[1]:line status 6, subID [16]

*Sep 4 07:18:26.307: ephone-1[1]:StationFeatureStatV2Message sent, status 2

*Sep 4 07:18:26.307: skinny_asnl_callback: subID 23 type 4

*Sep 4 07:18:26.307: ASNL_RESP_NOTIFY_INDICATION

*Sep 4 07:18:26.307: ephone-2[2]:ASNL notify indication message, feature index 2, subID [23]

*Sep 4 07:18:26.311: ephone-2[2]:line status 6, subID [23]

*Sep 4 07:18:26.311: ephone-2[2]:StationFeatureStatV2Message sent, status 2

*Sep 4 07:18:28.951: skinny_asnl_callback: subID 16 type 4

*Sep 4 07:18:28.951: ASNL_RESP_NOTIFY_INDICATION

*Sep 4 07:18:28.951: ephone-1[1]:ASNL notify indication message, feature index 4, subID [16]

*Sep 4 07:18:28.951: ephone-1[1]:line status 1, subID [16]

*Sep 4 07:18:28.951: ephone-1[1]:StationFeatureStatV2Message sent, status 1

*Sep 4 07:18:28.951: skinny_asnl_callback: subID 23 type 4

*Sep 4 07:18:28.951: ASNL_RESP_NOTIFY_INDICATION

*Sep 4 07:18:28.951: ephone-2[2]:ASNL notify indication message, feature index 2, subID [23]

*Sep 4 07:18:28.951: ephone-2[2]:line status 1, subID [23]

*Sep 4 07:18:28.951: ephone-2[2]:StationFeatureStatV2Message sent, status 1


 

プレゼンスの設定例

この項では、次の例について説明します。

「Cisco Unified CME のプレゼンス:例」

Cisco Unified CME のプレゼンス:例

Router# show running-config

Building configuration...

 

Current configuration : 5465 bytes

!

version 12.4

service timestamps debug datetime msec

service timestamps log datetime msec

no service password-encryption

!

hostname CME-3825

!

boot-start-marker

boot-end-marker

!

logging buffered 2000000 debugging

enable password lab

!

no aaa new-model

!

resource policy

!

no network-clock-participate slot 1

no network-clock-participate slot 2

ip cef

!

!

no ip domain lookup

!

voice-card 1

no dspfarm

!

voice-card 2

no dspfarm

!

!

voice service voip

allow-connections sip to sip

h323

sip

registrar server expires max 240 min 60

!

voice register global

mode cme

source-address 11.1.1.2 port 5060

load 7971 SIP70.8-0-1-11S

load 7970 SIP70.8-0-1-11S

load 7961GE SIP41.8-0-1-0DEV

load 7961 SIP41.8-0-1-0DEV

authenticate presence

authenticate credential 1 tftp://172.18.207.15/labtest/cred1.csv

create profile sync 0004550081249644

!

voice register dn 1

number 2101

allow watch

!

voice register dn 2

number 2102

allow watch

!

voice register pool 1

id mac 0015.6247.EF90

type 7971

number 1 dn 1

blf-speed-dial 1 1001 label "1001"

!

voice register pool 2

id mac 0012.0007.8D82

type 7912

number 1 dn 2

!

interface GigabitEthernet0/0

description $ETH-LAN$$ETH-SW-LAUNCH$$INTF-INFO-GE 0/0$

ip address 11.1.1.2 255.255.255.0

duplex full

speed 100

media-type rj45

no negotiation auto

!

interface GigabitEthernet0/1

no ip address

shutdown

duplex auto

speed auto

media-type rj45

negotiation auto

!

ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 11.1.1.1

!

ip http server

!

!

!

tftp-server flash:Jar41sccp.8-0-0-103dev.sbn

tftp-server flash:cvm41sccp.8-0-0-102dev.sbn

tftp-server flash:SCCP41.8-0-1-0DEV.loads

tftp-server flash:P00303010102.bin

tftp-server flash:P00308000100.bin

tftp-server flash:P00308000100.loads

tftp-server flash:P00308000100.sb2

tftp-server flash:P00308000100.sbn

tftp-server flash:SIP41.8-0-1-0DEV.loads

tftp-server flash:apps41.1-1-0-82dev.sbn

tftp-server flash:cnu41.3-0-1-82dev.sbn

tftp-server flash:cvm41sip.8-0-0-103dev.sbn

tftp-server flash:dsp41.1-1-0-82dev.sbn

tftp-server flash:jar41sip.8-0-0-103dev.sbn

tftp-server flash:P003-08-1-00.bin

tftp-server flash:P003-08-1-00.sbn

tftp-server flash:P0S3-08-1-00.loads

tftp-server flash:P0S3-08-1-00.sb2

tftp-server flash:CP7912080000SIP060111A.sbin

tftp-server flash:CP7912080001SCCP051117A.sbin

tftp-server flash:SCCP70.8-0-1-11S.loads

tftp-server flash:cvm70sccp.8-0-1-13.sbn

tftp-server flash:jar70sccp.8-0-1-13.sbn

tftp-server flash:SIP70.8-0-1-11S.loads

tftp-server flash:apps70.1-1-1-11.sbn

tftp-server flash:cnu70.3-1-1-11.sbn

tftp-server flash:cvm70sip.8-0-1-13.sbn

tftp-server flash:dsp70.1-1-1-11.sbn

tftp-server flash:jar70sip.8-0-1-13.sbn

!

control-plane

!

dial-peer voice 2001 voip

preference 2

destination-pattern 1...

session protocol sipv2

session target ipv4:11.1.1.4

dtmf-relay sip-notify

!

presence

server 11.1.1.4

sccp blf-speed-dial retry-interval 70 limit 20

presence call-list

max-subscription 128

watcher all

allow subscribe

!

sip-ua

authentication username jack password 021201481F

presence enable

!

!

telephony-service

load 7960-7940 P00308000100

load 7941GE SCCP41.8-0-1-0DEV

load 7941 SCCP41.8-0-1-0DEV

load 7961GE SCCP41.8-0-1-0DEV

load 7961 SCCP41.8-0-1-0DEV

load 7971 SCCP70.8-0-1-11S

load 7970 SCCP70.8-0-1-11S

load 7912 CP7912080000SIP060111A.sbin

max-ephones 100

max-dn 300

ip source-address 11.1.1.2 port 2000

url directories http://11.1.1.2/localdirectory

max-conferences 6 gain -6

call-forward pattern .T

transfer-system full-consult

transfer-pattern .T

create cnf-files version-stamp Jan 01 2002 00:00:00

!

!

ephone-dn 1 dual-line

number 2001

allow watch

!

!

ephone-dn 2 dual-line

number 2009

allow watch

application default

!

!

ephone-dn 3

number 2005

allow watch

!

!

ephone-dn 4 dual-line

number 2002

!

!

ephone 1

mac-address 0012.7F57.62A5

fastdial 1 1002

blf-speed-dial 1 2101 label "2101"

blf-speed-dial 2 1003 label "1003"

blf-speed-dial 3 2002 label "2002"

type 7960

button 1:1 2:2

!

!

!

ephone 3

mac-address 0015.6247.EF91

blf-speed-dial 2 1003 label "1003"

type 7971

button 1:3 2:4

!

!

!

line con 0

exec-timeout 0 0

password lab

stopbits 1

line aux 0

stopbits 1

line vty 0 4

password lab

login

!

scheduler allocate 20000 1000

!

end

その他の資料

次の項では、Cisco Unified CME の機能に関連する参照資料を示します。

関連マニュアル

テクニカル サポート

説明
リンク

Cisco Support Web サイトでは、シスコ製品やシスコの技術に関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、マニュアルなどの豊富なオンライン リソースやツールを提供しています。Cisco Support Web サイトのほとんどのツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ユーザ ID またはパスワードを取得していない場合は、Cisco.com で登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/techsupport

プレゼンス サービスに関する機能情報

表59 は、この章で説明した機能、およびバージョンごとの機能拡張を示しています。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートする正確な Cisco IOS リリースについては、「 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 」( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm )を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動してください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表59 は、所定の機能に対するサポートが導入された Cisco Unified CME のバージョンを示しています。特に断りのない限り、その機能は以降のバージョンの Cisco Unified CME ソフトウェアでもサポートされます。


 

表59 プレゼンス サービスに関する機能情報

機能名
Cisco Unified CME のバージョン
変更内容

プレゼンス サービス

4.1

BLF でのプレゼンスがサポートされました。