Cisco Unified Communications Manager Express 4.3 システム アドミニストレータ ガイド
ディレクトリ サービスの設定
ディレクトリ サービスの設定
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

ディレクトリ サービスの設定

内容

ディレクトリ サービスに関する情報

ローカル ディレクトリ

外部ディレクトリ

着信名の表示

ディレクトリの検索

ディレクトリ サービスの設定方法

ローカル ディレクトリ サービスの設定

SCCP:ディレクトリ番号の名前の定義

前提条件

SCCP:ローカル ディレクトリへのエントリの追加

制約事項

SCCP:外部ディレクトリ サービスの設定

前提条件

制約事項

SCCP:着信名表示の有効化

前提条件

制約事項

着信名の表示の確認

SIP:ディレクトリ番号の名前の定義

前提条件

SIP:外部ディレクトリ サービスの設定

前提条件

制約事項

ディレクトリ サービスの確認

ディレクトリ サービスの設定例

ローカル ディレクトリ

着信名の表示

オーバーレイ セット内の最初の ephone-dn:例

オーバーレイされた ephone-dn セットのディレクトリ名:例

オーバーレイされた ephone-dn のハント グループのディレクトリ名:例

オーバーレイされていない ephone-dn のディレクトリ名:例

オーバーレイされた ephone-dn の ephone-dn 名:例

その他の資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

ディレクトリ サービスに関する機能情報

ディレクトリ サービスの設定

Revised: April 14, 2008

 

この章では、Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)で利用可能なディレクトリ サービスのサポートについて説明します。

この章で説明する機能について

この章で説明している機能の一部は、ご使用のバージョンの Cisco Unified CME でサポートされていない場合があります。それぞれの機能がサポートされているバージョンの一覧については、「ディレクトリ サービスに関する機能情報」を参照してください。

ディレクトリ サービスに関する情報

ディレクトリ サービスを有効にするには、次の概念を理解しておく必要があります。

「ローカル ディレクトリ」

「外部ディレクトリ」

「着信名の表示」

「ディレクトリの検索」

ローカル ディレクトリ

Cisco Unified CME は、電話機のディレクトリ番号設定で割り当てられた電話番号が含まれているローカル電話ディレクトリを自動的に作成します。telephony services 設定モードでは、ローカル ディレクトリにエントリを追加作成できます。追加のエントリは、会社で使用される他の Cisco Unified CME システムの電話番号など、ローカル以外の番号にすることもできます。

電話機ユーザが、 [ディレクトリ] >[ ローカルディレクトリ] メニューを選択すると、電話機に Cisco Unified CME の検索ページが表示されます。ユーザが検索情報を入力すると、電話機はその情報を Cisco Unified CME に送信します。Cisco Unified CME は、ディレクトリ番号設定内で要求された番号または名前のパターンを検索し、応答を電話機に返します。電話機に、一致した結果が表示されます。電話機に最大 32 個のディレクトリ エントリを表示できます。検索で見つかったエントリが 32 個よりも多い場合、電話機にエラー メッセージが表示されます。ユーザは、検索基準を調整して結果を絞り込む必要があります。

ディレクトリ エントリでの姓名の順序は、姓と名のどちらも先に表示することができます。

IP Phone に表示されるローカル ディレクトリは、HTTP でアクセスされる XML ページです。このページはパスワード保護されていません。ディレクトリ HTTP サービスを無効にすると、ローカル ディレクトリを使用不可にできます。

設定については、「ローカル ディレクトリ サービスの設定」を参照してください。

外部ディレクトリ

Cisco Unified IP Phone では、ディレクトリ ボタンなど、IP Phone 上にある 4 つのプログラム可能な機能ボタンで URL をサポートできます。これらのサービスのオペレーションは、Cisco Unified IP Phone の機能、および参照される URL のコンテンツによって決まります。ディレクトリ URL をプロビジョニングして外部ディレクトリ リソースを選択すると、Cisco Unified CME ローカル ディレクトリ サービスが無効になります。

着信名の表示

電話受付係が複数の異なる部署または通話相手へのコールに応答するときは、多くの場合、着信番号よりも着信側の名前の表示を確認する方が便利です。たとえば、注文受付係が 3 つのカタログを管理している場合、1 つのオーバーレイ ephone-dn のセットに個々の 800 番が設定されているときは、「Thank you for calling catalog N . May I take your order?」などの適切なグリーティングを通知するため、コールの着信先がどのカタログなのかを知る必要があります。着信名の表示機能を使用すると、次のどちらかタイプの名前を表示できます。

ローカル ディレクトリのディレクトリ番号に対応した名前。

オーバーレイ ディレクトリ番号に関連付けられた名前。オーバーレイ番号のセット内の最初のディレクトリ番号へのコールでは、発信者 ID が表示されます。オーバーレイ セット内の残りのディレクトリ番号へのコールでは、そのディレクトリ番号に関連付けられた名前が表示されます。

ディレクトリの検索

Cisco Unified CME 4.3 では、ディレクトリ検索機能を使用したときに、検索結果リストでサポートされるエントリ数が 32 から 240 に増加しました。たとえば、ユーザが姓として「smith」と入力すると、一致した 240 のエントリすべてが、ページごとに 30 ずつ、8 ページで表示されます。複数のページが必要な場合、電話機には、[次へ]および[前へ]の 2 つのソフトキーが新たに表示されます。電話機ユーザがこの 2 つのキーを押すと、前後のページに移動できます。「Page 2 of 3」などのテキストを表示することで、検索結果の現在のページと合計ページが示されます。

ディレクトリ サービスの設定方法

この項では、次の作業について取り上げます。

「ローカル ディレクトリ サービスの設定」

「SCCP:ディレクトリ番号の名前の定義」

「SCCP:ローカル ディレクトリへのエントリの追加」

「SCCP:外部ディレクトリ サービスの設定」

「SCCP:着信名表示の有効化」

「着信名の表示の確認」

「SIP:ディレクトリ番号の名前の定義」

「SIP:外部ディレクトリ サービスの設定」

「ディレクトリ サービスの確認」

ローカル ディレクトリ サービスの設定

ローカル ディレクトリ名の形式を定義したり、すべての電話機でローカル ディレクトリを表示しないようにするには、次の手順を実行します。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. directory { first-name-first | last-name-first }

5. no service local-directory

6. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

directory { first-name-first | last-name-first }

 

Router(config-telephony)# directory last-name-first

ローカル ディレクトリ内のエントリの形式を定義します。

デフォルトは、 first-name-first です。

ステップ 5

no service local-directory

 

Router(config-telephony)# no service local-directory

IP Phone のローカル ディレクトリ サービスを無効にします。

ステップ 6

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SCCP:ディレクトリ番号の名前の定義

ローカル ディレクトリ内のディレクトリ番号の名前を定義するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco CME 3.0 以降のバージョン。

number (ephone- dn) コマンドを使用して、ディレクトリ エントリを定義するディレクトリ番号に番号を割り当てておく必要があります。設定については、 SCCP:ディレクトリ番号の作成を参照してください。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ephone-dn dn-tag

4. name name

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ephone-dn dn-tag

 

Router(config)# ephone-dn 55

ephone-dn 設定モードを開始します。

ステップ 4

name name

 

Router(config-ephone-dn)# name Smith, John

名前をこのディレクトリ番号と関連付けます。この名前は、発信者 ID の表示と、ローカル ディレクトリのリスト表示で使用されます。

directory コマンドで指定された名前の順序に従う必要があります。

ステップ 5

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SCCP:ローカル ディレクトリへのエントリの追加

ローカル ディレクトリにエントリを追加するには、次の手順を実行します。

制約事項

設定対象のディレクトリ エントリを着信名表示に使用する場合は、設定対象の番号に、ワイルドカード文字が 1 文字以上含まれている必要があります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. directory entry { entry-tag number name name | clear}

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

directory entry { entry-tag number name name | clear }

 

Router(config-telephony)# directory entry 1 5550111 name Sales

IP Phone に表示される電話ディレクトリ エントリを作成します。エントリは、入力した順序で表示されます。

entry-tag:すべての設定作業時にこのディレクトリ エントリを識別する固有のシーケンス番号。値の範囲は 1 ~ 100 です。

着信名表示にこの名前を使用する場合、名前に関連付けられた number には、ワイルドカード文字が 1 文字以上含まれている必要があります。

ステップ 5

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SCCP:外部ディレクトリ サービスの設定

サポートされている Cisco Unified IP Phone で外部ディレクトリ リソースを有効にし、これらの同じ電話機でローカル ディレクトリ サービスを無効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified Communications Manager ディレクトリを Cisco Unified CME 電話機の外部ディレクトリ ソースとして使用するには、Cisco Unified Communications Manager が電話機を認識する必要があります。Cisco Unified Communications Manager に Cisco Unified CME 電話機の MAC アドレスをリストアップし、Cisco Unified Communications Manager から電話機をリセットする必要があります。電話機に ephone-dn を割り当てる必要も、電話機を Cisco Unified Communications Manager に登録する必要もありません。

制約事項

ディレクトリ URL をプロビジョニングして外部ディレクトリ リソースを選択すると、Cisco Unified CME ローカル ディレクトリ サービスが無効になります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. url { directory | service } url

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

url { directory | service } url

 

Router(config-telephony)# url directory http://10.0.0.11/localdirectory

Cisco Unified CME 内の、サポートされている Cisco Unified IP Phone 上にあるプログラム可能なディレクトリおよびサービス機能ボタンに、URL を関連付けます。

ディレクトリ URL をプロビジョニングして外部ディレクトリ リソースを選択すると、Cisco Unified CME ローカル ディレクトリ サービスが無効になります。

これらのサービスのオペレーションは、Cisco Unified IP Phone の機能、および指定された URL のコンテンツによって決まります。

ステップ 5

end

 

Router(config-telephony)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

SCCP:着信名表示の有効化

着信名表示を有効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

オーバーレイされたディレクトリ番号以外のディレクトリ番号の場合:着信表示に名前を表示するには、表示する名前をローカル ディレクトリに定義する必要があります。「SCCP:ローカル ディレクトリへのエントリの追加」を参照してください。

オーバーレイされたディレクトリ番号の場合:オーバーレイされたディレクトリ番号のセット内にあるディレクトリ番号の着信表示に名前を表示するには、表示する名前を定義する必要があります。「SCCP:ディレクトリ番号の名前の定義」を参照してください。

制約事項

service dnis overlay コマンドのみを使用して、オーバーレイされた ephone-dn を設定できます。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. service dnis dir-lookup

5. service dnis overlay

6. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)#

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

service dnis dir-lookup

 

Router(config-telephony)# service dnis dir-lookup

directory entry コマンドを使用し、着信番号への着信コールに対して、このディレクトリ番号に定義された名前を表示するよう指定します。

1 つの設定内に service dnis dir-lookup コマンドと service dnis overlay コマンドの両方を使用した場合は、 service dnis dir-lookup コマンドが優先されます。

ステップ 5

service dnis overlay

 

Router(config-telephony)# service dnis overlay

(オーバーレイされたディレクトリ番号のみ) name コマンドを使用して、着信番号への着信コールに対して、このディレクトリ番号に定義された名前を表示するよう指定します。


) 1 つの設定内に service dnis dir-lookup コマンドと service dnis overlay コマンドの両方を使用した場合は、service dnis dir-lookup コマンドが優先されます。


ステップ 6

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

着信名の表示の確認


ステップ 1 設定を確認するには、 show running-config コマンドを使用します。着信名の表示の設定が、出力の telephony-service 部分に表示されます。

Router# show running-config

telephony-service

service dnis overlay

ステップ 2 show telephony-service directory-entry コマンドを使用して、現在のディレクトリ エントリを表示します。

Router# show telephony-service directory-entry

directory entry 1 5550341 name doctor1

directory entry 2 5550772 name doctor1

directory entry 3 5550263 name doctor3

ステップ 3 show telephony-service ephone-dn コマンドを使用して、ephone-dn のプライマリ番号またはセカンダリ番号に 1 つ以上のワイルドカード(ピリオド(.))を使用したこと、または番号の名前を入力したことを確認します。

Router# show telephony-service ephone-dn

ephone-dn 2

number 5002 secondary 200.

name catalogN

huntstop

call-forward noan 5001 timeout 8

ステップ 4 show ephone overlay コマンドを使用して、オーバーレイされた ephone-dn のセットの内容を確認します。

Router# show ephone overlay

ephone-1 Mac:0007.0EA6.353A TCP socket:[1] activeLine:0 REGISTERED

mediaActive:0 offhook:0 ringing:0 reset:0 reset_sent:0 paging 0 debug:0

IP:10.2.225.205 52486 Telecaster 7960 keepalive 2771 max_line 6

button 1: dn 11 number 60011 CH1 IDLE overlay

button 2: dn 17 number 60017 CH1 IDLE overlay

button 3: dn 24 number 60024 CH1 IDLE overlay

button 4: dn 30 number 60030 CH1 IDLE overlay

button 5: dn 36 number 60036 CH1 IDLE CH2 IDLE overlay

button 6: dn 39 number 60039 CH1 IDLE CH2 IDLE overlay

overlay 1: 11(60011) 12(60012) 13(60013) 14(60014) 15(60015) 16(60016)

overlay 2: 17(60017) 18(60018) 19(60019) 20(60020) 21(60021) 22(60022)

overlay 3: 23(60023) 24(60024) 25(60025) 26(60026) 27(60027) 28(60028)

overlay 4: 29(60029) 30(60030) 31(60031) 32(60032) 33(60033) 34(60034)

overlay 5: 35(60035) 36(60036) 37(60037)

overlay 6: 38(60038) 39(60039) 40(60040


 

SIP:ディレクトリ番号の名前の定義

SIP 電話機のディレクトリ番号の名前を定義するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco CME 3.4 以降のバージョン。

number(voice register dn) コマンドを使用して、名前を定義するディレクトリ番号に番号を割り当てておく必要があります。設定については、 SIP:ディレクトリ番号の作成を参照してください。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register dn dn-tag

4. name name

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register dn dn-tag

 

Router(config-register-global)# voice register dn 17

voice register dn 設定モードを開始して、SIP 電話機、インターコム回線、音声ポート、またはメッセージ受信のインジケータ(MWI)のディレクトリ番号を定義します。

ステップ 4

name name

 

Router(config-register-dn)# name Smith, John

または

 

Router(config-register-dn)# name John Smith

Cisco Unified CME 内のディレクトリ番号に名前を関連付けて、SIP 電話機から発信されるコールに対する発信者 ID を指定します。

名前は、 directory (telephony-service) コマンドを使用して指定された順序に従っている必要があります。

ステップ 5

end

 

Router(config-register-dn)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

SIP:外部ディレクトリ サービスの設定

サポートされている Cisco Unified IP Phone で外部ディレクトリ リソースを有効にし、これらの同じ電話機でローカル ディレクトリ サービスを無効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco CME 3.4 以降のバージョン。

制約事項

ディレクトリ URL をプロビジョニングして外部ディレクトリ リソースを選択すると、Cisco Unified CME ローカル ディレクトリ サービスが無効になります。

この機能がサポートされているのは、Cisco Unified IP Phone 7960 と 7960G、および Cisco Unified IP Phone 7940 と 7940G のみです。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register global

4. url { directory | service } url

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register global

 

Router(config)# voice register global

voice register global 設定モードを開始し、Cisco Unified CME 内のサポートされるすべての SIP 電話機のパラメータを設定します。

ステップ 4

url { directory | service } url

 

Router(config-register-global)# url directory http://10.0.0.11/localdirectory

Router(config-register-global)# url service http://10.0.0.4/CCMUser/123456/urltest.html

Cisco Unified CME 内の、サポートされている Cisco Unified IP Phone 上にあるプログラム可能なディレクトリおよびサービス機能ボタンに、URL を関連付けます。

ディレクトリ URL をプロビジョニングして外部ディレクトリ リソースを選択すると、Cisco Unified CME ローカル ディレクトリ サービスが無効になります。

これらのサービスのオペレーションは、Cisco Unified IP Phone の機能、および指定された URL のコンテンツによって決まります。

ステップ 5

end

 

Router(config-register-global)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

ディレクトリ サービスの確認

ローカル ディレクトリ サービスの設定を確認するには、次の手順を実行します。

要約手順

1. show running-config

2. show telephony-service

3. show telephony-service directory-entry

詳細手順


ステップ 1 show running-config

このコマンドでは、実行設定が表示されます。ディレクトリ設定のためのコマンドは、出力の telephony-service の部分に示されます。

Router# show running-config
.
.
.
timeout busy 10
timeout ringing 100
caller-id name-only: enable
system message XYZ Company
web admin system name admin1 password admin1
web admin customer name Customer
edit DN through Web: enabled.
edit TIME through web: enabled.
Log (table parameters):
max-size: 150
retain-timer: 15
create cnf-files version-stamp Jan 01 2002 00:00:00
transfer-system full-consult
multicast moh 239.12.20.123 port 2000
fxo hook-flash
local directory service: enabled.
 

ステップ 2 show telephony-service

このコマンドでは、telephony-service 設定情報のみが表示されます。

ステップ 3 directory entry コマンドで作成したエントリを表示するには、 show telephony-service directory-entry コマンドを使用します。


 

ディレクトリ サービスの設定例

この項では、次の例について説明します。

「ローカル ディレクトリ」

「着信名の表示」

ローカル ディレクトリ

次の例では、Cisco Unified CME ルータで管理する IP Phone のローカル ディレクトリにある姓と名の順序を定義します。

telephony-service

directory last-name-first

次の例では、3 つの電話番号リストのディレクトリを作成します。

telephony-service

directory entry 1 14045550111 name Sales

directory entry 2 13125550122 name Marketing

directory entry 3 12135550144 name Support

次の例では、Cisco Unified CME ルータで管理する IP Phone のローカル ディレクトリを無効にします。

telephony-service

no service local-directory

オーバーレイ セット内の最初の ephone-dn:例

次の例では、オーバーレイされた ephone-dn の同一セットを各電話機のボタン 1 で使用する 3 台の電話機の設定を示しています。

telephony-service

service dnis overlay

ephone-dn 1

number 18005550100

ephone-dn 2

name department1

number 18005550101

ephone-dn 3

name department2

number 18005550102

ephone 1

button 1o1,2,3

ephone 2

button 1o1,2,3

ephone 3

button 1o1,2,3

3 台すべての電話機のデフォルト表示は、オーバーレイ セットで指定された最初の ephone-dn の番号(18005550100)になります。最初の ephone-dn(18005550100)にコールが着信すると、発信者 ID(たとえば、4085550123)が 3 台すべての電話機上に表示されます。電話機 1 のユーザがコールに応答します。電話機 1 には発信者 ID(4085550123)が表示されたままになり、電話機 2 と電話機 3 の表示はデフォルト表示(18005550100)に戻ります。次の ephone-dn にコールが着信します。電話機 2 と電話機 3 のデフォルト表示が、着信側 ephone-dn の名前(18005550101)に変わります。

オーバーレイされた ephone-dn セットのディレクトリ名:例

次の例は、ephone-dn のセカンダリ番号にワイルドカードを使用する、オーバーレイされた ephone-dn の設定を示しています。ワイルドカードを使用すると、ダイヤルされた番号に応じて表示を制御できます。この例では、医師の留守番電話サービスにおいて、1 つのボタンで 9 人の医師へのコールを受け付ける 3 台の IP Phone を使用します。5550001 へのコールの呼出音が ephone 1 ~ ephone 3 上のボタン 1 で鳴り、「doctor1」が 3 つすべての ephone 上に表示されます。

telephony-service

service dnis dir-lookup

directory entry 1 5550001 name doctor1

directory entry 2 5550002 name doctor2

directory entry 3 5550003 name doctor3

directory entry 4 5550010 name doctor4

directory entry 5 5550011 name doctor5

directory entry 6 5550012 name doctor6

directory entry 7 5550020 name doctor7

directory entry 8 5550021 name doctor8

directory entry 9 5550022 name doctor9

ephone-dn 1

number 5500 secondary 555000.

ephone-dn 2

number 5501 secondary 555001.

ephone-dn 3

number 5502 secondary 555002.

ephone 1

button 1o1,2,3

mac-address 1111.1111.1111

ephone 2

button 1o1,2,3

mac-address 2222.2222.2222

ephone 3

button 1o1,2,3

mac-address 3333.3333.3333

ディレクトリ エントリの作成方法の詳細については、「ローカル ディレクトリ」を参照してください。オーバーレイされた ephone-dn の詳細については、 コール カバレッジ機能の設定を参照してください。

オーバーレイされた ephone-dn のハント グループのディレクトリ名:例

次の例は、2 台の電話機と 4 人の医師に対する医療用留守番電話サービスのハント グループの設定を示しています。各電話機には 2 つのボタンがあり、各ボタンには 2 人の医師の番号が割り当てられます。患者が 5550341 を呼び出すと、Cisco Unified CME により、ハント グループのパイロット セカンダリ番号(555....)が照合され、どちらかの電話機のボタン 1 で呼出音が鳴り、「doctor1」が表示されます。

telephony-service

service dnis dir-lookup

max-redirect 20

directory entry 1 5550341 name doctor1

directory entry 2 5550772 name doctor1

directory entry 3 5550263 name doctor3

directory entry 4 5550150 name doctor4

ephone-dn 1

number 1001

ephone-dn 2

number 1002

ephone-dn 3

number 1003

ephone-dn 4

number 104

ephone 1

button 1o1,2

button 2o3,4

mac-address 1111.1111.1111

ephone 2

button 1o1,2

button 2o3,4

mac-address 2222.2222.2222

ephone-hunt 1 peer

pilot number 5100 secondary 555....

list 1001, 1002, 1003, 1004

final number 5556000

hops 5

preference 1

timeout 20

no-reg

ハント グループの動作の詳細については、 コール カバレッジ機能の設定を参照してください。ワイルドカードは、セカンダリ番号だけで使用され、プライマリ番号では使用できません。ディレクトリ エントリの作成方法の詳細については、「ローカル ディレクトリ」を参照してください。オーバーレイされた ephone-dn の詳細については、 コール カバレッジ機能の設定を参照してください。

オーバーレイされていない ephone-dn のディレクトリ名:例

次の例では、2 つのボタンをそれぞれ持つ 3 台の IP Phone を設定します。ボタン 1 は doctor1、doctor2、および doctor3 からのコールを受信し、ボタン 2 は doctor4、doctor5、および doctor6 からのコールを受信します。

telephony-service

service dnis dir-lookup

directory entry 1 5550001 name doctor1

directory entry 2 5550002 name doctor2

directory entry 3 5550003 name doctor3

directory entry 4 5550010 name doctor4

directory entry 5 5550011 name doctor5 directory entry 6 5550012 name doctor6

ephone-dn 1

number 1001 secondary 555000.

 

ephone-dn 2

number 1002 secondary 555001.

ephone 1

button 1:1

button 2:2

mac-address 1111.1111.1111

ephone 2

button 1:1

button 2:2

mac-address 2222.2222.2222

ephone 3

button 1:1

button 2:2

mac-address 3333.3333.3333

ディレクトリ エントリの作成方法の詳細については、「ローカル ディレクトリ」を参照してください。

オーバーレイされた ephone-dn の ephone-dn 名:例

次の例は、3 つの異なるカタログに関する 800 番の 3 つのコールをピックアップするように割り当てられたボタン 1 を持つ 3 台の電話機を示しています。

4 台すべての電話機のデフォルト表示は、オーバーレイ セットで指定された最初の ephone-dn の番号(18005550000)になります。最初の ephone-dn(18005550000)にコールが着信すると、発信者 ID(たとえば、4085550123)がすべての電話機上に表示されます。電話機 1 のユーザがコールに応答します。電話機 1 には発信者 ID(4085550123)が表示されたままになり、電話機 2 と電話機 3 の表示はデフォルト表示(18005550000)に戻ります。2 つ目の ephone-dn(18005550001)にコールが着信します。電話機 2 と電話機 3 のデフォルト表示が、着信側 ephone-dn の名前(catalog1)と番号(18005550001)に変わります。

telephony-service

service dnis overlay

ephone-dn 1

number 18005550000

ephone-dn 2

name catalog1

number 18005550001

ephone-dn 3

name catalog2

number 18005550002

ephone-dn 4

name catalog3

number 18005550003

ephone 1

button 1o1,2,3,4

ephone 2

button 1o1,2,3,4

ephone 3

button 1o1,2,3,4

オーバーレイされた ephone-dn の詳細については、 コール カバレッジ機能の設定を参照してください。

その他の資料

次の項では、Cisco Unified CME の機能に関連する参照資料を示します。

関連マニュアル

テクニカル サポート

説明
リンク

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ディレクトリ サービスに関する機能情報

表42 は、この章で説明した機能、およびバージョンごとの機能拡張を示しています。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートする正確な Cisco IOS リリースについては、「 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 」( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm )を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動してください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表42 は、所定の機能に対するサポートが導入された Cisco Unified CME のバージョンを示しています。特に断りのない限り、その機能は以降のバージョンの Cisco Unified CME ソフトウェアでもサポートされます。


 

表42 ディレクトリ サービスに関する機能情報

機能名
Cisco Unified CME のバージョン
機能情報

ディレクトリの検索

4.3

ディレクトリ検索を使用したときに、検索結果リストでサポートされるエントリ数が 32 から 240 に増加しました。

着信側の名前の表示

3.2

着信名の表示が導入されました。

ローカル ディレクトリ サービス
外部ディレクトリ サービス

4.0(2)

ディレクトリにリストされ、選択した番号に対する、コールの直接転送がサポートされました。ディレクトリ転送がサポートされていない場合、ユーザは[転送]を押してからキーパッドを使用し、監視対象の回線の番号を手動で入力して、着信コールを転送する必要があります。

3.4

Cisco Unified CME に直接接続された SIP 電話機に対する、ディレクトリ サービスのサポートが追加されました。

3.0

電話機設定から自動的に追加されるローカル ディレクトリ エントリのほかに、ローカル ディレクトリ エントリを追加する機能が導入されました。ローカル ディレクトリの表示の認証が導入されました。

2.1

ローカル ディレクトリを電話機に表示しないようにブロックする機能が導入されました。

2.0

ローカル ディレクトリでの名前形式の指定が導入されました。