Cisco Unified Communications Manager Express 4.3 システム アドミニストレータ ガイド
コール ブロッキングの設定
コール ブロッキングの設定
発行日;2012/01/13 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

コール ブロッキングの設定

内容

コール ブロッキングに関する情報

日付および時刻に基づいたコール ブロッキング(after-hours トール バー)

コール ブロッキングの無効化

制限クラス

コール ブロッキングの設定方法

コール ブロッキングの設定

前提条件

制約事項

ダイヤル ピアのコール ブロッキング除外の設定

SCCP:すべての電話機に対するコール ブロッキング無効化の設定

前提条件

制約事項

SCCP:個々の電話機のコール ブロッキング除外の設定

制約事項

SIP:個々の電話機または電話番号のコール ブロッキング除外の設定

コール ブロッキング設定の確認

SCCP:電話番号への制限クラスの適用

前提条件

SIP:電話番号への制限クラスの適用

前提条件

制限クラスの確認

コール ブロッキングの設定例

コール ブロッキング:例

制限クラス:例

関連情報

その他の資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

コール ブロッキングに関する機能情報

コール ブロッキングの設定

Revised: January 9, 2008

 

この章では、Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)のコール ブロッキング機能について説明します。

この章で説明する機能について

この章で説明している機能の一部は、ご使用のバージョンの Cisco Unified CME でサポートされていない場合があります。それぞれの機能がサポートされているバージョンの一覧については、「コール ブロッキングに関する機能情報」を参照してください。

コール ブロッキングに関する情報

コール ブロッキング機能の設定では、次の概念を理解しておく必要があります。

「日付および時刻に基づいたコール ブロッキング(after-hours トール バー)」

「コール ブロッキングの無効化」

「制限クラス」

日付および時刻に基づいたコール ブロッキング(after-hours トール バー)

電話機の不正使用を防ぐためのコール ブロッキングは、指定された番号パターンとダイヤル番号を照合すること、およびコール ブロッキング用に指定された時刻、曜日、または日付と時刻を照合することによって実装されます。ブロッキング用には、最大 32 の番号パターンを指定できます。

コール ブロッキング用に定義された期間中に、コール ブロッキング用に指定されたパターンと一致する番号にユーザがコールを発信しようとすると、約 10 秒間、小刻みなビジー トーンが再生されます。その後、コールが終了し、回線はオンフック状態に戻ります。

Cisco Unified CME セッション アプリケーションは、現在の after-hours 設定にアクセスし、Cisco Unified CME ルータに登録された電話機から発信されたコールに、この設定を適用します。コール ブロッキングは Cisco Unified CME 内のすべての IP Phone に適用されますが、個々の IP Phone をすべてのコール ブロッキングから除外することもできます。

Cisco CME 3.4 以降のバージョンでは、時間ベースのコール ブロッキング メカニズムと同じメカニズムが SIP エンドポイントまで拡張されています。これは、SCCP 電話機に提供され、また、SCCP 制御のアナログ電話アダプタ(Cisco ATA)または SCCP 制御の Foreign Exchange Station(FXS)ポートに接続されたアナログ電話機にも提供されています。

Cisco CME 3.4 以降では、コール ブロッキング設定は、Cisco Unified CME ルータを通過する SCCP、H.323、SIP、および POTS の各コールに適用されます。除外対象の電話機からのコールを除き、このルータへの着信コールはすべて、after-hours 設定と照合されます。

Cisco Unified CME 4.1(1) よりも前のバージョンでは、コール ブロッキング機能がすべて、システム内の各電話機に対してグローバルで均一に実装されていました。電話機はすべて、時刻、日付、場所、およびその他のコール ブロッキング特性に応じて同じように制限されます。トランク機能を使用するように設定された ephone-dn では、コール ブロッキングはサポートされていません。また、コール ブロッキングは、第 2 ステージのトランク ダイヤルには適用されません。

Cisco Unified CME 4.1(1) 以降のバージョンでは、該当する電話機にテンプレートを作成して適用することで、柔軟に各種部門の電話機ごとに各種コール ブロック カレンダーとコール ブロック パターンを設定し、必要に応じて特定のトランク ダイヤリングをブロックし、特定の SCCP IP Phone でコール ブロッキングを設定できます。

設定については、「コール ブロッキングの設定」を参照してください。

コール ブロッキングの無効化

after-hours 設定は、Cisco Unified CME 内のすべてのダイヤル ピアに対してグローバルに適用されます。電話機でこの機能を無効にするには、次の 3 つのいずれかのメカニズムを使用します。

電話番号:電話番号ごとに例外を設定する。

電話機レベル:電話番号ごとの設定に関係なく、Cisco Unified IP Phone に関連付けられたすべての電話番号に例外を設定する。

ダイヤル ピア:特定のダイヤル ピアに例外を設定する。

個々の電話機ユーザは、電話機に割り当てられた Personal Identification Number(PIN; 個人識別番号)を入力することによって、指定された期間に関連付けられたコール ブロッキングを無効にできます。Cisco Unified IP Phone 7940G や Cisco Unified IP Phone 7960G など、ソフトキーをサポートする IP Phone では、コール ブロッキング無効化の機能を使用して、個々の電話機ユーザが、特定の期間に指定されたコール ブロッキングを無効にできます。コール ブロッキングを無効にするには、まずシステム管理者が、コール ブロッキングの無効化を許可する電話機すべてに個人識別番号(PIN)を割り当てる必要があります。

PIN が指定された電話機にログインした場合、ユーザが実行できるのは、特定の期間に関連付けられたコール ブロッキングを無効にすることだけです。ブロッキング パターンは、週 7 日、1 日 24 時間通して有効であり、PIN を使用して無効にすることはできません。

コール ブロッキングを無効にするために設定した PIN は、特定の時刻に、または電話機のアイドル状態が一定の期間続いた後に、クリアされます。時刻または期間は、システム管理者が任意で設定することも、デフォルト値を受け入れることもできます。

設定については、次の各項を参照してください。

「SCCP:すべての電話機に対するコール ブロッキング無効化の設定」

「ダイヤル ピアのコール ブロッキング除外の設定」

「SCCP:個々の電話機のコール ブロッキング除外の設定」

「SIP:個々の電話機または電話番号のコール ブロッキング除外の設定」

制限クラス

Class Of Restriction(COR; 制限クラス)とは、ダイヤル ピアでプロビジョニングされる着信および発信の制限クラスに基づいて、特定のコールを着信拒否する機能です。COR は、どの着信ダイヤル ピアがどの発信ダイヤル ピアを使用してコールを発信するかを指定するものです。各ダイヤルピアは、着信および発信の COR リストでプロビジョニングできます。

COR 機能を使用すると、ユーザがコール(たとえば、番号 900 へのコール)をブロックしたり、異なる発信者からのコールに対してそれぞれ異なる制限を行えるため、ネットワークを柔軟に設計できます。

設定については、「SCCP:電話番号への制限クラスの適用」を参照してください。

コール ブロッキングの設定方法

この項では、次の作業について取り上げます。

「コール ブロッキングの設定」(必須)

「ダイヤル ピアのコール ブロッキング除外の設定」(オプション)

「SCCP:すべての電話機に対するコール ブロッキング無効化の設定」(オプション)

「SCCP:個々の電話機のコール ブロッキング除外の設定」(オプション)

「SIP:個々の電話機または電話番号のコール ブロッキング除外の設定」(オプション)

「コール ブロッキング設定の確認」(オプション)

制限クラス

「SCCP:電話番号への制限クラスの適用」(必須)

「SIP:電話番号への制限クラスの適用」(必須)

「制限クラスの確認」(オプション)

コール ブロッキングの設定

Cisco Unified CME 内のすべての SCCP および SIP エンドポイントで、照合パターンへのコールをブロックするためのブロック パターンとその期間を定義する場合、PSTN 回線からのコールをブロックするときに照合するブロック パターンを定義する場合、および特定の時刻、または特定の期間中に SCCP 電話機でログインを非アクティブにする場合は、次の手順を実行します。

前提条件

ルータの音声ポートまたは H.323/SIP トランク接続を使用して PSTN アクセスを実行できるように、ダイヤル ピアを設定しておく必要があります。

制約事項

Cisco CME 3.3 よりも前では、H.323 モードの Cisco ATA または FXS ポートに接続されたアナログ電話機で、コール ブロッキングがサポートされていません。

Cisco CME 3.4 よりも前では、Cisco Unified CME で直接接続された SIP IP Phone で、コール ブロッキングがサポートされていません。

Cisco Unified CME 4.1(1) よりも前では、IP Phone および PSTN トランク回線での選択的コール ブロッキングがサポートされていません。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. after-hours block pattern tag pattern [ 7-24 ]

5. after-hours day day start-time stop-time

6. after-hours date month date start-time stop-time

7. after-hours pstn-prefix tag pattern

8. login [timeout [minutes]] [clear time]

9. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony service

 

Router(config)# telephony service

telephony service 設定モードを開始します。

ステップ 4

after-hours block pattern pattern-tag pattern [ 7-24 ]

 

Router(config-telephony)# after-hours block pattern 2 91

 

IP Phone からのコールをブロックするときに照合するパターンを定義します。

pattern-tag :コール ブロッキングの固有の番号パターン。個別のコマンドで、最大 32 のコール ブロッキング パターンを定義します。値の範囲は 1 ~ 32 です。

このコマンドは、ephone-template 設定モードでも設定できます。ephone-template 設定モードで設定された値は、telephony-service モードで設定された値よりも優先されます。

ステップ 5

after-hours date month date start-time stop-time

 

Router(config-telephony)# after-hours date jan 1 0:00 23:59

定義したブロック パターンと一致する発信コールが IP Phone でブロックされる時間帯を、日付に基づいて定義します。

コール ブロッキングの開始時刻と終了時刻を 24 時間単位の HH:MM 形式で入力します。 stop- time には、 start-time よりも大きな値を指定する必要があります。値 24:00 は無効です。終了時刻に 00:00 を入力すると、23:59 に変更されます。開始時刻と終了時刻の両方に 00:00 を入力すると、指定した日は 24 時間通してコールがブロックされます。

このコマンドは、ephone-template 設定モードでも設定できます。ephone-template 設定モードで設定された値は、telephony-service モードで設定された値よりも優先されます。

ステップ 6

after-hours day day start-time stop-time

 

Router(config-telephony)# after-hours day sun 0:00 23:59

 

定義したブロック パターンと一致する発信コールが IP Phone でブロックされる時間帯を、曜日に基づいて定義します。

コール ブロッキングの開始時刻と終了時刻を 24 時間単位の HH:MM 形式で入力します。 stop- time には、 start-time よりも大きな値を指定する必要があります。値 24:00 は無効です。終了時刻に 00:00 を入力すると、23:59 に変更されます。開始時刻と終了時刻の両方に 00:00 を入力すると、指定した曜日は 24 時間通してコールがブロックされます。

このコマンドは、ephone-template 設定モードでも設定できます。ephone-template 設定モードで設定された値は、telephony-service モードで設定された値よりも優先されます。

ステップ 7

after-hours pstn-prefix tag pattern

 

Router(config-telephony)# after-hours pstn_prefix 1 9

トランク ephone-dn でダイヤルされた番号をパターン照合する際にスキップするパターンの先頭番号を定義します。

tag :PSTN コール ブロッキングの固有の数字パターン。個別のコマンドで、最大 4 つのコール ブロッキング パターンを定義します。値の範囲は 1 ~ 4 です。

pattern :通常、トランク PSTN 回線でダイヤルするときに使用され、この設定でブロックされる固有の先頭番号を識別します。

ステップ 8

login [ timeout [ minutes ]] [ clear time ]

 

Router(config-telephony)# login timeout 120 clear 23:00

特定の時刻、または電話機のアイドル状態が一定の期間続いた後に、すべてのユーザのログインを無効にします。

SCCP 電話機の場合に限られます。Cisco Unified CME の SIP エンドポイントではサポートされていません。

minutes :(オプション)値の範囲は 1 ~ 1440 です。デフォルトは 60 です。Cisco Unified CME 4.1 よりも前のバージョンでは、この引数の最小値が 5 分です。

ステップ 9

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

ダイヤル ピアのコール ブロッキング除外の設定

Cisco Unified CME の after-hours 設定にかかわらず、H.323 および SIP トランク コールで音声ゲートウェイを利用できるようにするには、この項の手順を実行します。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. dial-peer voice tag { pots | voatm | vofr | voip }

4. paramspace callsetup after-hours-exempt true

5. end

詳細手順

 

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

dial-peer voice tag { pots | voatm | vofr | voip }

 

Router(config)# dial peer voice 501 voip

特定のダイヤル ピアを定義し、音声カプセル化の方法を指定して、dial-peer 設定モードを開始します。

ステップ 4

paramspace callsetup after-hours-exempt true

 

Router(config-dialpeer)# paramspace callsetup after-hours-exempt true

コール ブロッキング設定からダイヤル ピアを除外します。

ステップ 5

end

 

Router(config-dialpeer)# end

または

Router(config-register-dn)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

SCCP:すべての電話機に対するコール ブロッキング無効化の設定

電話機のユーザが入力するコール ブロッキングの無効化コードを定義して、コール ブロッキング規則をすべて無効にするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.1(1) 以降のバージョンが必要です。

制約事項

コール ブロッキングの無効化がサポートされるのは、ソフトキー表示をサポートする電話機のみです。

after-hours 無効化コードが night-service コードと同じ場合、after hours コール ブロッキングが無効になります。

telephony-service で定義された無効化コードと、ephone-template で定義された無効化コードの両方が、すべての電話機で有効になります。

グローバルな telephony-service 無効化コードが ephone-template 無効化コードと重複し、含まれる桁数が ephone-template 無効化コードよりも多い場合は、ephone テンプレートが適用される各電話機で telephony-service 無効化コードが使用されると、必ず発信コールが無効になります。たとえば、telephony-service 無効化コードが 6241 で、ephone-template 無効化コードが 62 の場合、6241 無効化コードがダイヤルされると、ephone テンプレートが適用されるこれらの各電話機では、小刻みなビジー トーンが鳴ります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. after-hours override-code pattern

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony service 設定モードを開始します。

ステップ 4

after-hours override-code pattern

 

Router(config-telephony)# after-hours override-code 1234

after-hours コール ブロッキング設定を無効にする数字(0 ~ 9)のパターンを定義します。

pattern :[ログイン]ソフトキーを押してからダイヤルすると、after-hours コール ブロッキング設定を無効にする、固有の数字セットを識別します。

このコマンドは、ephone-template 設定モードでも設定できます。ephone-template 設定モードで設定された値は、telephony-service モードで設定された値よりも優先されます。

ステップ 5

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SCCP:個々の電話機のコール ブロッキング除外の設定

コール ブロッキング設定から、個々の SCCP 電話機と関連付けられた電話番号をすべて除外するには、この項の手順を実行します。

制約事項

コール ブロッキングの無効化がサポートされるのは、ソフトキー表示をサポートする電話機のみです。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ephone phone-tag

4. after-hour exempt

5. pin pin-number

6. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 4

ephone 設定モードを開始します。

phone-tag :コール ブロッキングから除外する電話機の固有のシーケンス番号。

ステップ 4

after-hour exempt

 

Router(config-ephone)# after-hour exempt

この電話機をコール ブロッキングから除外することを指定します。この方法で除外される電話機は、コール ブロッキング パターンによる制限を受けず、電話機ユーザの認証を必要としません。

ステップ 5

pin pin-number

 

Router(config-ephone)# pin 5555

ephone へのログインに使用される個人識別番号(PIN)を宣言します。

pin-number :4 ~ 8 桁の番号。

ステップ 6

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SIP:個々の電話機または電話番号のコール ブロッキング除外の設定

コール ブロッキング設定から、個々の SIP 電話機または個々の電話番号と関連付けられた内線番号をすべて除外するには、この項の手順を実行します。

制約事項

SIP IP Phone では、ログイン トール バーの無効化がサポートされていません。Cisco Unified CME に接続され、SIP を実行している IP Phone のブロッキングを回避する PIN はありません。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register pool pool-tag
または
voice register dn dn-tag

4. after-hour exempt

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register pool pool-tag

または

voice register dn dn-tag

 

Router(config)# voice register pool 1

または

Router(config)# voice register dn 1

voice register pool 設定モードを開始して、指定した SIP 電話機にパラメータを設定します。

または

voice register dn モードを開始して、SIP 電話機、インターコム回線、音声ポート、または MWI のディレクトリ番号を定義します。

ステップ 4

after-hour exempt

 

Router(config-register-pool)# after-hour exempt

または

Router(config-register-dn)# after-hour exempt

コール ブロッキングから、SIP 電話機のすべての番号を除外します。

または

コール ブロッキングから個々の電話番号を除外します。

ステップ 5

end

 

Router(config-register-dn)# end

または

Router(config-register-dn)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

コール ブロッキング設定の確認


ステップ 1 show running-config コマンドを使用して、設定全体を表示します。この設定には、コール ブロッキングの番号パターンと期間、およびコール ブロッキングの除外対象に指定された電話機などが含まれています。

telephony-service

fxo hook-flash

load 7960-7940 P00305000600

load 7914 S00103020002

max-ephones 100

max-dn 500

ip source-address 10.115.43.121 port 2000

timeouts ringing 10

voicemail 7189

max-conferences 8 gain -6

moh music-on-hold.au

web admin system name sys3 password sys3

dn-webedit

time-webedit

transfer-system full-consult

transfer-pattern .T

secondary-dialtone 9

after-hours block pattern 1 91900 7-24

after-hours block pattern 2 9976 7-24

after-hours block pattern 3 9011 7-24

after-hours block pattern 4 91...976.... 7-24

!

create cnf-files version-stamp 7960 Jul 13 2004 03:39:28

ステップ 2 すべての電話機のログイン ステータスを表示するには、 show ephone login コマンドを使用します。

Router# show ephone login

ephone 1 Pin enabled:TRUE Logged-in:FALSE

ephone 2 Pin enabled:FALSE

ephone 3 Pin enabled:FALSE

ステップ 3 show voice register dial-peer コマンドを使用すると、after hours ブロッキングの設定が表示され、登録された SIP 電話機によって動的に作成されたダイヤル ピアがすべて表示されます。


 

SCCP:電話番号への制限クラスの適用

電話番号に制限クラスを適用するには、次の手順を実行します。

前提条件

ダイヤル ピアに COR リストを作成しておく必要があります。詳細については、 Cisco IOS Voice Configuration Library にある『 Dial Peer Configuration on Voice Gateway Routers 』マニュアルの「 Class of Restrictions 」の項を参照してください。

COR が適用される電話番号は、Cisco Unified CME で設定する必要があります。設定については、 SCCP:ディレクトリ番号の作成を参照してください。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ephone-dn dn-tag

4. corlist { incoming | outgoing } cor-list-name

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ephone-dn dn-tag

 

Router(config)# ephone-dn 12

ephone-dn 設定モードを開始します。

ステップ 4

corlist { incoming | outgoing } cor-list-name

 

Router(config-ephone-dn)# corlist outgoing localcor

ephone-dn に関連付けられているダイヤルピアで COR を設定します。

ステップ 5

end

 

Router(config-ephone-dn)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SIP:電話番号への制限クラスの適用

Cisco Unified CME に接続された SIP IP Phone と関連付けられた電話番号の仮想ダイヤル ピアに制限クラスを適用するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 3.4 以降のバージョン。

ダイヤル ピアに COR リストを作成しておく必要があります。詳細については、 Cisco IOS Voice Configuration Library にある『 Dial Peer Configuration on Voice Gateway Routers 』マニュアルの「 Class of Restrictions 」の項を参照してください。

COR が適用される個々の電話機は、Cisco Unified CME で設定する必要があります。設定については、 SIP:ディレクトリ番号の作成を参照してください。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register pool pool-tag

4. cor { incoming | outgoing } cor-list-name { cor-list-number starting-number [ - ending-number] | default }

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register pool pool-tag

 

Router(config)# voice register pool 3

voice register pool 設定モードを開始し、Cisco Unified CME 内の SIP 電話機に対して、電話機固有パラメータを設定します。

ステップ 4

cor { incoming | outgoing } cor-list-name {cor-list-number starting-number [ - ending-number ] | default }

 
Router(config-register-pool)# cor incoming call91 1 91011

 

電話番号に関連付けられ、動的に作成された VoIP ダイヤル ピアに制限クラス(COR)を設定し、どの着信ダイヤル ピアがどの発信ダイヤル ピアを使用してコールを発信するかを指定します。

各ダイヤルピアは、着信および発信の COR リストでプロビジョニングできます。

ステップ 5

end

 

Router(config-register-pool)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

制限クラスの確認


ステップ 1 show running-config コマンドまたは show telephony-service ephone-dn コマンドを使用して、COR リストが適切な ephone-dn に適用されたかどうかを確認します。

Router# show running-config

ephone-dn 23

number 2835

corlist outgoing 5x

ステップ 2 show dialplan dialpeer コマンドを使用して、どの発信ダイヤルピアが着信コールに適合するかを、COR 基準とコマンドラインで指定するダイヤル番号に基づいて特定します。 timeout キーワードを使用して、ダイヤルピアに関連付けられている可変長の宛先パターンの照合を有効にします。これを有効にすると、指定したダイヤルピア番号に適合するものが検出される可能性が高くなります。

Router# show dialplan dialpeer 300 number 1900111
 
VoiceOverIpPeer900
information type = voice,
description = `',
tag = 900, destination-pattern = `1900',
answer-address = `', preference=0,
numbering Type = `unknown'
group = 900, Admin state is up, Operation state is up,
incoming called-number = `', connections/maximum = 0/unlimited,
DTMF Relay = disabled,
modem passthrough = system,
huntstop = disabled,
in bound application associated: 'DEFAULT'
out bound application associated: ''
dnis-map =
permission :both
incoming COR list:maximum capability
outgoing COR list:to900
type = voip, session-target = `ipv4:1.8.50.7',
technology prefix:
settle-call = disabled
...
Time elapsed since last clearing of voice call statistics never
Connect Time = 0, Charged Units = 0,
Successful Calls = 0, Failed Calls = 0, Incomplete Calls = 0
Accepted Calls = 0, Refused Calls = 0,
Last Disconnect Cause is "",
Last Disconnect Text is "",
Last Setup Time = 0.
Matched: 19001111 Digits: 4
Target: ipv4:1.8.50.7

ステップ 3 show dial-peer voice コマンドを使用して、特定のダイヤルピアに関連付けられたアトリビュートを表示します。

Router# show dial-peer voice 100
VoiceEncapPeer100
information type = voice,
description = `',
tag = 100, destination-pattern = `',
answer-address = `', preference=0,
numbering Type = `unknown'
group = 100, Admin state is up, Operation state is up,
Outbound state is up,
incoming called-number = `555....', connections/maximum = 0/unlimited,
DTMF Relay = disabled,
huntstop = disabled,
in bound application associated: 'vxml_inb_app'
out bound application associated: ''
dnis-map =
permission :both
incoming COR list:maximum capability
outgoing COR list:minimum requirement
type = pots, prefix = `',
forward-digits default
session-target = `', voice-port = `',
direct-inward-dial = disabled,
digit_strip = enabled,
register E.164 number with GK = TRUE
Connect Time = 0, Charged Units = 0,
Successful Calls = 0, Failed Calls = 0, Incomplete Calls = 0
Accepted Calls = 0, Refused Calls = 0,
Last Disconnect Cause is "",
Last Disconnect Text is "",
Last Setup Time = 0.


 

コール ブロッキングの設定例

この項では、次の例について説明します。

「コール ブロッキング:例」

「制限クラス:例」

コール ブロッキング:例

次の例では、発信コールをブロックする番号パターンをいくつか定義します。「1」および「011」で始まる外線番号へのコールをブロックするパターン 1 と 2 は、月曜日から金曜日の午前 7 時以前と午後 7 時以降、土曜日の午前 7 時以前と午後 1 時以降、日曜日の終日にブロックされます。パターン 3 は、番号 900 へのコールを週 7 日、1 日 24 時間ブロックします。タグ番号 23 と MAC アドレス 00e0.8646.9242 を持つ IP Phone は、ブロックされたパターンへのコールの制限を受けません。

telephony-service
after-hours block pattern 1 91
after-hours block pattern 2 9011
after-hours block pattern 3 91900 7-24
after-hours day mon 19:00 07:00
after-hours day tue 19:00 07:00
after-hours day wed 19:00 07:00
after-hours day thu 19:00 07:00
after-hours day fri 19:00 07:00
after-hours day sat 13:00 12:00
after-hours day sun 12:00 07:00
!
ephone 23
mac 00e0.8646.9242
button 1:33
after-hour exempt
!
ephone 24
mac 2234.1543.6352
button 1:34
 

次の例では、電話機のアイドル状態が 3 時間続いた後に電話機のログインを無効にし、午後 10 時にすべてのログインをクリアします。

ephone 1
pin 1000
!
telephony-service
login timeout 180 clear 2200

制限クラス:例

次の例は、それぞれ市内通話、長距離通話、および 911(北米における緊急コール用の電話番号)にダイヤルするための 3 つのダイヤルピアを示しています。COR list user1 は、911 および市内通話に発信するためのダイヤルピアにアクセスできます。COR list user2 は、3 つのダイヤル ピアすべてにアクセスできます。ephone-dn 1 は COR list user1 に割り当てられ、市内通話および 911 への発信に使用されます。ephone-dn 2 は COR list user2 に割り当てられ、911、市内通話、および長距離通話への発信に使用されます。

dial-peer cor custom
name local
name longdistance
name 911
!
dial-peer cor list call-local
member local
!
dial-peer cor list call-longdistance
member longdistance
!
dial-peer cor list call-911
member 911
!
dial-peer cor list user1
member 911
member local
!
dial-peer cor list user2
member 911
member local
member longdistance
!
dial-peer voice 1 pots
corlist outgoing call-longdistance
destination-pattern 91..........
port 2/0/0
!
dial-peer voice 2 pots
corlist outgoing call-local
destination-pattern 9[2-9]......
port 2/0/0
!
dial-peer voice 3 pots
corlist outgoing call-911
destination-pattern 9911
port 2/0/0
!
ephone-dn 1
corlist incoming user1
corlist outgoing user1
!
ephone-dn 2
corlist incoming user2
corlist outgoing user2

関連情報

Cisco Unified CME に接続された Cisco Unified IP Phone の設定の変更後は、その電話機をリブートして、変更を有効にする必要があります。詳細については、 電話機のリセットと再起動を参照してください。

ソフトキーの制御

1 台以上の電話機で[ログイン]ソフトキーを移動または削除するには、適切な softkeys コマンドを含む ephone テンプレートを作成し、適用します。

詳細については、 ソフトキーのカスタマイズを参照してください。

ephone-dn テンプレート

corlist コマンドは、ephone-dn テンプレートに含めて 1 つ以上の ephone-dn に適用することができます。詳細については、 テンプレートの作成を参照してください。

その他の資料

次の項では、Cisco Unified CME の機能に関連する参照資料を示します。

関連マニュアル

テクニカル サポート

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リンク

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コール ブロッキングに関する機能情報

表30 は、この章で説明した機能、およびバージョンごとの機能拡張を示しています。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートする正確な Cisco IOS リリースについては、「 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 」( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm )を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動してください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表30 は、所定の機能に対するサポートが導入された Cisco Unified CME のバージョンを示しています。特に断りのない限り、その機能は以降のバージョンの Cisco Unified CME ソフトウェアでもサポートされます。


 

表30 コール ブロッキングに関する機能情報

機能名
Cisco Unified CME のバージョン
機能情報

コール ブロッキング

4.1(1)

IP Phone と PSTN トランク回線に対する、選択的なコール ブロッキングのサポートが追加されました。

3.4

Cisco Unified CME に直接接続された SIP IP Phone での、コール ブロッキングのサポートが導入されました。

除外対象の電話機からのコールを除き、このルータへの着信コールはすべて、after-hours 設定と照合されます。

3.3

H.323 モードの Cisco ATA または FXS ポートに接続されたアナログ電話機での、コール ブロッキングのサポートが追加されました。

3.0

日付および時刻に基づいたコール ブロッキングが導入されました。

コール ブロッキングの無効化が導入されました。

制限クラス

3.4

Cisco Unified CME に直接接続された SIP IP Phone での、COR のサポートが追加されました。

2.0

制限クラスが導入されました。