Cisco Unified Communications Manager Express 4.3 システム アドミニストレータ ガイド
GUI の有効化
GUI の有効化
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

GUI の有効化

内容

GUI の有効化に関する前提条件

GUI の有効化に関する制約事項

GUI の有効化に関する情報

Cisco Unified CME GUI のサポート

AAA 認証

GUI を有効にする方法

HTTP サーバの有効化

システム管理者の GUI アクセスの有効化

Cisco Unified CME GUI へのアクセス

制約事項

カスタマー管理者 GUI 用にカスタマイズされた XML ファイルの作成

カスタマー管理者の GUI アクセスの有効化

前提条件

Cisco Unified CME GUI によるカスタマー管理者アカウントの定義

Cisco IOS ソフトウェア コマンドによるカスタマー管理者アカウントの定義

電話機ユーザの GUI アクセスの有効化

前提条件

Cisco Unified CME GUI による電話機ユーザ アカウントの定義

Cisco IOS ソフトウェア コマンドによる電話機ユーザ アカウントの定義

Cisco Unified CME GUI のトラブルシューティング

GUI の有効化に関する設定例

HTTP およびアカウントの設定:例

XML 設定ファイルのテンプレート:例

XML 設定ファイル:例

その他の資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

GUI の有効化に関する機能情報

GUI の有効化

Revised: February 14, 2008

 

この章では、Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)の Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)について説明し、システム管理者、カスタマー管理者、および電話機ユーザの各アカウント用に GUI を設定する方法について説明します。

この章で説明する機能について

この章で説明している機能の一部は、ご使用のバージョンの Cisco Unified CME でサポートされていない場合があります。それぞれの機能がサポートされているバージョンの一覧については、「GUI の有効化に関する機能情報」を参照してください。

GUI の有効化に関する前提条件

GUI ファイルをルータのフラッシュ メモリにコピーする必要があります。詳細については、 Cisco Unified CME ソフトウェアのインストールとアップグレードを参照してください。

Cisco Unified CME GUI で電話機ユーザ アカウントを使用して、エクステンション モビリティが有効になっている電話機に短縮ダイヤルを設定するには、Cisco Unified CME GUI 4.2.1 以降のバージョンを Cisco ルータにインストールする必要があります。

GUI の有効化に関する制約事項

Cisco Unified CME GUI ファイルはバージョン固有になっています。つまり、特定のバージョンの Cisco Unified CME に対応する GUI ファイルは、それ以外のバージョンの Cisco Unified CME と互換性がありません。ご使用のバージョンの Cisco Unified CME をダウングレードまたはアップグレードする場合は、GUI ファイルをダウングレードまたはアップグレードする必要があります。詳細については、 Cisco Unified CME ソフトウェアのインストールとアップグレードを参照してください。

認証クレデンシャルのユーザ名パラメータは一意にする必要があります。Cisco Unified CME で 2 つ以上の認証クレデンシャル(Cisco United CME GUI アカウントのユーザ名、エクステンション モビリティ用のログアウトやユーザ プロファイルのユーザ名など)を設定するときは、ユーザ名に同じ値を使用しないでください。

Cisco Unified CME GUI 4.2.1 以降のバージョンのエクステンション モビリティ オプションは、システム管理者またはカスタマー管理者のログイン画面からアクセスできません。

GUI にアクセスするには、Microsoft Internet Explorer 5.5 以降のバージョンを使用する必要があります。他のブラウザはサポートされていません。

XML 設定ファイルを使用してカスタマー管理者のログインを作成する場合、その XML ファイルの最大サイズは 4000 バイトです。

システム管理者のパスワードを GUI から変更することはできません。GUI から変更できるパスワードは、カスタマー管理者または電話機ユーザのものだけです。

100 台を超える電話機が設定されている場合、すべての電話機を表示しようとすると、結果が表示されるまでにかなりの時間がかかります。

GUI の有効化に関する情報

GUI のサポートを有効にするには、次の概念を理解しておく必要があります。

「Cisco Unified CME GUI のサポート」

「AAA 認証」

Cisco Unified CME GUI のサポート

Cisco Unified CME GUI では、Web ベースのインターフェイスを使用して、システム レベルの機能や電話機ベースの機能のほとんどを管理できます。特に、GUI により、従業員の入れ替えに伴って発生する定型的な追加や変更の作業が容易になるため、非技術系スタッフがこれらの変更作業を実行できるようになります。GUI には、次のユーザ クラスをサポートする 3 つのレベルのアクセスが用意されています。

システム管理者:システム レベルの機能や電話機ベースの機能をすべて設定できます。このユーザは、Cisco IOS ソフトウェアと VoIP ネットワーク設定に精通している必要があります。

カスタマー管理者:システム レベルの機能にアクセスしなくても定型的な追加や変更の作業を実行できます。このユーザは、Cisco IOS ソフトウェアに精通している必要はありません。

電話機ユーザ:自分の電話機でごく一部の機能をプログラムしたり、Cisco Unified CME ディレクトリを検索したりできます。Cisco Unified CME GUI 4.2.1 以降のバージョンでは、電話機ユーザが GUI を使用して、個人用短縮ダイヤルをエクステンション モビリティの電話機に設定できます。エクステンション モビリティの電話機へのログイン用と同じクレデンシャルを使用して、Cisco Unified CME GUI にログインできます。

認証クレデンシャルのユーザ名パラメータは一意にする必要があります。Cisco Unified CME で 2 つ以上の認証クレデンシャル(Cisco United CME GUI アカウントのユーザ名、エクステンション モビリティ用のログアウトやユーザ プロファイルのユーザ名など)を設定するときは、ユーザ名に同じ値を使用しないでください。

Cisco Unified CME GUI は、HTTP を使用して、ルータから管理者または電話機ユーザの PC に情報を転送します。この場合、ルータを HTTP サーバとして設定し、ルータのコマンドライン インターフェイス(CLI)からシステム管理者の初期のユーザ名とパスワードを定義する必要があります。カスタマー管理者および電話機ユーザ用のアカウントを追加するには、Cisco Unified CME ルータで Cisco IOS ソフトウェア コマンドを使用するか、PC で GUI 画面を使用します。

Cisco Unified CME では eXtensible Markup Language(XML)Cascading Style Sheet(拡張子が .css のファイル)がサポートされているため、ブラウザの GUI 表示をカスタマイズできます。

AAA 認証

GUI では、リモート サーバを経由したシステム管理者の Authentication, Authorization, and Accounting(AAA; 認証、許可、アカウンティング)がサポートされています。ただし、 ip http authentication コマンドを使用して、この機能を有効にしておく必要があります。サーバ経由の認証に失敗すると、ローカル ルータが検索されます。

ip http authentication コマンドを使用すると、Cisco Unified CME ルータへの不正ユーザ アクセスを防ぐことができます。このコマンドを使用しない場合は、ルータの「イネーブル」パスワードだけが GUI へのユーザ アクセスの認証に使用されます。イネーブル パスワードだけを使用した認証の代わりに、ローカル認証オプションまたは TACACS 認証オプションを使用することをお勧めします。このオプションは、グローバル AAA フレームワークの一部として設定されます。 ip http authentication コマンドを使用して、代替の認証方式を明示的に指定します。代替の認証方式には、ローカル ログイン アカウントを使用する方式や、Cisco Unified CME ルータの AAA 設定で指定される方式などがあります。また、AAA 認証方式を選択する場合は、AAA 設定で認証方式を定義する必要があります。

AAA 認証の設定の詳細については、ご使用の Cisco IOS リリースの『 Cisco IOS Security Configuration Guide 』にある「 Configuring Authentication 」の章を参照してください。

GUI を有効にする方法

この項では、次の手順について取り上げます。

「HTTP サーバの有効化」(必須)

「システム管理者の GUI アクセスの有効化」(必須)

「Cisco Unified CME GUI へのアクセス」(必須)

「カスタマー管理者 GUI 用にカスタマイズされた XML ファイルの作成」(オプション)

「カスタマー管理者の GUI アクセスの有効化」(オプション)

「電話機ユーザの GUI アクセスの有効化」(オプション)

「Cisco Unified CME GUI のトラブルシューティング」(オプション)

HTTP サーバの有効化

HTTP サーバを有効にして、GUI のファイルへのパスと、セキュリティのためのユーザ認証方式を指定するには、次の手順を実行します。デフォルトでは、ルータの HTTP サーバは無効になっています。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ip http server

4. ip http path flash:

5. ip http authentication { aaa | enable | local | tacacs }

6. exit

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ip http server

 

Router(config)# ip http server

Cisco Unified CME ルータの HTTP サーバを有効にします。

ステップ 4

ip http path flash:

 

Router(config)# ip http path flash:

HTTP Web サーバが使用する HTML ファイルの場所をルータのフラッシュ メモリに設定します。

ステップ 5

ip http authentication { aaa | enable | local | tacacs }

 

Router(config)# ip http authentication aaa

HTTP サーバの認証方式を指定します。デフォルトは enable キーワードです。

aaa :AAA ログイン サービスに使用する認証方式を認証用に使用することを示します。AAA ログイン サービスの方式は、 aaa authentication login コマンドで指定します。

enable :「イネーブル」パスワードを使用します。この動作は、このコマンドを使用しない場合のデフォルト設定になります。

local :ローカル システム設定で( username コマンドによって)指定されたログイン ユーザ名、パスワード、特権レベル アクセスの組み合せを使用します。

tacacs :TACACS(または XTACACS)サーバを使用します。

ステップ 6

exit

 

Router(config)# exit

特権 EXEC モードに戻ります。

システム管理者の GUI アクセスの有効化

システム管理者が GUI にアクセスするための初期のユーザ名とパスワードを定義し、GUI を使用して時間設定とディレクトリ リストの追加を実行できるようにするには、次の手順を実行します。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. web admin system name username { password string | secret { 0 | 5 } string }

5. dn-webedit

6. time-webedit

7. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

web admin system name username { password string | secret { 0 | 5 } string }

 

Router(config-telephony)# web admin system name pwa3 secret 0 wp78pw

システム管理者のユーザ名とパスワードを定義します。

name username :この認証クレデンシャル専用のユーザを識別する一意の英数字の文字列。デフォルトは Admin です。

password string :システム管理者の ID を確認するための文字列。デフォルトは、空の文字列です。

secret { 0 | 5 } string :数字は、後続の文字列に関する暗号化の状態を指定します。

0 :後続のパスワードは暗号化されていません。

5:後続のパスワードは Message Digest 5(MD5; メッセージ ダイジェスト 5)を使用して暗号化されています。


secret 5 というキーワード ペアは、show コマンドの出力に暗号化されたパスワードが表示されるときに使用されます。このキーワード ペアは、後続のパスワードが暗号化されていることを示します。


ステップ 5

dn-webedit

 

Router(config-telephony)# dn-webedit

(オプション)電話番号を Web インターフェイスから追加する機能を有効にします。

このコマンドの no 形式を使用すると、IP Phone の内線番号を作成する機能が無効になります。この機能を使用すると、ネットワーク全体の電話番号の管理に障害が発生する可能性があります。

このコマンドを使用しない場合は、デフォルトとして、電話番号を作成する機能は無効になります。

ステップ 6

time-webedit

 

Router(config-telephony)# time-webedit

(オプション)Cisco Unified CME システムの電話機の時間を Web インターフェイスから設定する機能を有効にします。


) この方法を使用したネットワーク時間の設定はお勧めできません。ルータは、Network Time Protocol(NTP; ネットワーク タイム プロトコル)を使用してルータ クロックをネットワークベースのクロック ソースに自動的に同期させるよう設定する必要があります。まれなケースとして、ネットワーク NTP クロック ソースが使用不能になった場合は、time-webedit コマンドを使用して、ルータ クロックを GUI から手動で設定およびリセットすることができます。


ステップ 7

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

Cisco Unified CME GUI へのアクセス

GUI を使用して Cisco Unified CME ルータにアクセスして設定変更を行うには、次の手順を実行します。


) Cisco Unified CME GUI 4.2.1 以降のバージョンでは、電話機ユーザが GUI を使用して、個人用短縮ダイヤルをエクステンション モビリティの電話機に設定できます。エクステンション モビリティの電話機へのログオン用と同じクレデンシャルを使用して、Cisco Unified CME GUI にログインできます。


制約事項

Cisco Unified CME GUI では、Microsoft Internet Explorer 5.5 以降のバージョンが必要です。他のブラウザはサポートされていません。

Cisco Unified CME GUI 4.2.1 以降のバージョンのエクステンション モビリティ オプションは、システム管理者またはカスタマー管理者のログイン画面からアクセスできません。

詳細手順


ステップ 1 次の URL にアクセスします。

http://router_ipaddress/ccme.html

ここで、 router_ipaddress は、Cisco Unified CME ルータの IP アドレスです。たとえば、Cisco Unified CME ルータの IP アドレスが 10.10.10.176 の場合は、次のように入力します。

http://10.10.10.176/ccme.html

ステップ 2 ログイン画面でユーザ名とパスワードを入力します。

Cisco Unified CME システム内でユーザの特権レベルが評価され、特権レベルに対応するウィンドウが表示されます。Cisco IOS ソフトウェアの特権レベル 15 を持っているユーザは、AAA を使用してローカルまたはリモートで認証された場合、Cisco Unified CME GUI のシステム管理者レベルの特権も持つようになります。認証の実行場所は、Cisco Unified CME ルータで設定された ip http authentication コマンドで決まります。

ステップ 3 ログインおよび認証が完了すると、ユーザ レベルに基づいて、次のいずれかのホーム ページが表示されます。

システム管理者のホーム ページ。

カスタマー管理者に対しては、システム管理者が作成した XML 設定ファイルに従って、システム管理者のページで利用可能なオプションを削減したバージョンが表示されます。

電話機ユーザのホーム ページ。

正常にログインすると、[Help] メニューからオンライン ヘルプにアクセスできます。


 

カスタマー管理者 GUI 用にカスタマイズされた XML ファイルの作成

XML 設定ファイルは、カスタマー管理者が使用可能なパラメータおよび機能と、使用を制限されたパラメータおよび機能を指定します。このファイルは、Cisco XML Document Type Definition(DTD)に準拠した xml.template という名前のテンプレートに従います。Cisco XML DTD については、『 Cisco IP Phone Services Application Development Notes 』を参照してください。このテンプレートは、インストール時にダウンロードされる最初の Cisco Unified CME ファイルの 1 つです。

XML 設定ファイルを編集およびロードするには、次の手順を実行します。

要約手順

1. XML テンプレートをコピーして、任意のテキスト エディタで開きます。

2. XML テンプレートを編集します。

3. 編集したファイルを、Cisco Unified CME ルータからアクセス可能な TFTP サーバまたは FTP サーバにコピーします。

4. このファイルを Cisco Unified CME ルータのフラッシュ メモリにコピーします。

5. ルータのフラッシュ メモリから、この XML ファイルをロードします。

詳細手順


ステップ 1 XML テンプレートのコピーを作成して、任意のテキスト エディタで開きます(「XML 設定ファイルのテンプレート:例」を参照)。「xml」という拡張子を使用して、ファイルに名前を付けます。たとえば、「custadm.xml」という名前にします。

ステップ 2 XML テンプレートを編集します。テンプレートには、山カッコで囲まれたタイトルで始まる行があります。この各行は XML オブジェクトについて記述し、Cisco CME GUI 内のエンティティ名に対応しています。たとえば、「<AddExtension>」は Add Extension 機能を指し、「<Type>」は [Add Extension] ウィンドウの [Type] フィールドを指します。テンプレート内のオブジェクトごとに、アクションを選択できます。選択肢は角カッコ内に表示されています。たとえば、「[Hide | Show]」は、カスタマー管理者が GUI にログインしたときにそのオブジェクトを非表示にするか表示するかを選択できることを示しています。不要なアクション、および周りの縦線と角カッコは削除します。

たとえば、[Sequence Number] フィールドを非表示にするには、テンプレート ファイル内の次のテキストを変更します。

<SequenceNumber> [Hide | Show] </SequenceNumber>
 

このテキストを、設定ファイル内で次のように変更します。

<SequenceNumber> Hide </SequenceNumber>
 

テンプレート内のすべての行で、角カッコ内の各選択肢を単一のアクションに変更し、縦線と角カッコを削除します。XML ファイルのサンプルについては 「XML 設定ファイル:例」を参照してください。

ステップ 3 編集したファイルを、Cisco Unified CME ルータからアクセス可能な TFTP サーバまたは FTP サーバにコピーします。

ステップ 4 このファイルを Cisco Unified CME ルータのフラッシュ メモリにコピーします。

Router# copy tftp flash

ステップ 5 ルータのフラッシュ メモリから、この XML ファイルをロードします。

Router(config)# telephony-service

Router(config-telephony)# web customize load filename

Router(config-telephony)# exit


 

カスタマー管理者の GUI アクセスの有効化

カスタマー管理者の GUI アクセスを有効にするには、使用する方式に応じて、次のいずれかの手順を実行します。

「Cisco Unified CME GUI によるカスタマー管理者アカウントの定義」

「Cisco IOS ソフトウェア コマンドによるカスタマー管理者アカウントの定義」

前提条件

システム管理者アカウントによる GUI アクセスを有効にします。「システム管理者の GUI アクセスの有効化」を参照してください。

カスタマー管理者 GUI 用の XML 設定ファイルを作成します。「カスタマー管理者 GUI 用にカスタマイズされた XML ファイルの作成」を参照してください。

カスタマー管理者 GUI に変更を加えた場合は、 web customize load コマンドを使用して XML ファイルを再ロードします。

Cisco Unified CME GUI によるカスタマー管理者アカウントの定義

システム管理者が GUI を使用して、カスタマー管理者アカウントを作成できるようにするには、次の手順を実行します。

詳細手順


ステップ 1 [Configure System Parameters] メニューで、 [Administrator's Login Account] を選択します。

ステップ 2 [Admin User Name](ユーザ名)および [Admin User Type](カスタマー)の各フィールドに情報を入力します。ユーザ名は、この認証クレデンシャル専用のユーザを識別する固有の英数字の文字列にする必要があります。

ステップ 3 カスタマー管理者として定義するユーザに対して、[New Password] フィールドに情報を入力します。パスワードを再入力して確定します。

ステップ 4 [Change] をクリックして変更を有効にします。


 

Cisco IOS ソフトウェア コマンドによるカスタマー管理者アカウントの定義

システム管理者が Cisco IOS ソフトウェア コマンドライン インターフェイスを使用して、カスタマー管理者アカウントを作成できるようにするには、次の手順を実行します。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. web admin customer name username password string

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

web admin customer name username password string

 

Router(config-telephony)# web admin customer name user44 password pw10293847

カスタマー管理者のユーザ名とパスワードを定義します。

name username :この認証クレデンシャル専用のユーザを識別する一意の英数字の文字列。デフォルトは Customer です。

password string :カスタマー管理者の ID を確認するための文字列。

ステップ 5

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

電話機ユーザの GUI アクセスの有効化

電話機ユーザの GUI アクセスを有効にするには、使用する方式に応じて、次のいずれかの手順を実行します。

「Cisco Unified CME GUI による電話機ユーザ アカウントの定義」

「Cisco IOS ソフトウェア コマンドによる電話機ユーザ アカウントの定義」

前提条件

システム管理者アカウントによる GUI アクセスを有効にします。「システム管理者の GUI アクセスの有効化」を参照してください。

Cisco Unified CME GUI による電話機ユーザ アカウントの定義

Cisco Unified CME GUI を使用して電話機ユーザ アカウントを作成するには、次の手順を実行します。

詳細手順


ステップ 1 [Configure Phones] メニューで、新しい電話機を使用するユーザの GUI アクセスを追加するには [Add Phone] を、既存の電話機を使用するユーザの GUI アクセスを追加するには [Change Phone] を選択します。[Add Phone] 画面または [Change Phone] 画面が表示されます。

ステップ 2 画面の [Login Account] エリアで、ユーザ名とパスワードを入力します。ユーザ名は、この認証クレデンシャル専用のユーザを識別する固有の英数字の文字列にする必要があります。新しい電話機を追加する場合は、必要に応じて他のフィールドにも情報を入力します。

ステップ 3 [Change] をクリックして編集内容を有効にします。


 

Cisco IOS ソフトウェア コマンドによる電話機ユーザ アカウントの定義

ephone 設定モードでコマンドを使用して、電話機ユーザが Cisco Unified CME GUI にログインするためのクレデンシャルを作成するには、電話機ユーザと電話機の組み合せごとに次の手順を実行します。


) voice user-profile 設定モードおよび voice logout-profile モードで user コマンドを使用することにより、Cisco Unified CME GUI にアクセスするための電話機ユーザ クレデンシャルを作成することもできます。設定については、 エクステンション モビリティの設定を参照してください。


要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. ephone phone-tag

4. username username password password

5. end

詳細手順

 
コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 2

ephone 設定モードを開始します。

ステップ 4

username username password password

 

Router(config-ephone)# username prx password pk59wq

電話機ユーザのログイン アカウント名とパスワードを割り当てます。

ログイン アカウント名とパスワードを割り当てられることにより、電話機ユーザは Cisco Unified CME GUI にログインし、個人設定の一部を変更できるようになります。

username :この認証クレデンシャル専用のユーザを識別する一意の英数字の文字列。

ステップ 5

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

Cisco Unified CME GUI のトラブルシューティング

Cisco Unified CME GUI の起動時に問題が発生する場合は、次のアクションを実行します。


ステップ 1 Microsoft Internet Explorer 5.5 以降のバージョンを使用していることを確認します。他のブラウザはサポートされていません。

ステップ 2 ブラウザのキャッシュや履歴を消去します。

ステップ 3 ご使用の Cisco Unified CME のバージョンに対応する正しいバージョンの GUI ファイルが、ルータのフラッシュ メモリに存在することを確認します。フラッシュ メモリ内のファイル名を、ダウンロードした Cisco Unified CME ソフトウェア アーカイブ内のリストと比較します。フラッシュ メモリ内の各ファイルのサイズを、Cisco Unified CME GUI の tar アーカイブのファイルのサイズと比較し、最新のファイルがフラッシュ メモリにインストールされていることを確認します。必要に応じて、最新バージョンをソフトウェア ダウンロード Web サイト( http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/ip-iostsp )からダウンロードします。


 

GUI の有効化に関する設定例

この項では、次の例について説明します。

「HTTP およびアカウントの設定:例」

「XML 設定ファイルのテンプレート:例」

「XML 設定ファイル:例」

HTTP およびアカウントの設定:例

次の例では、HTTP サーバを設定し、pwa3 というシステム管理者アカウント、user44 というカスタマー管理者アカウント、および prx というユーザ アカウントを作成します。

ip http server

ip http path flash:

ip http authentication aaa

telephony-service

web admin system name pwa3 secret 0 wp78pw

web admin customer name user44 password pw10293847

dn-webedit

time-webedit

ephone 25

username prx password pswd

XML 設定ファイルのテンプレート:例

<Presentation>
<MainMenu>
<!-- Take Higher Precedence over CLI "dn-web-edit" -->
<AddExtension> [Hide | Show] </AddExtension>
<DeleteExtension> [Hide | Show] </DeleteExtension>
<AddPhone> [Hide | Show] </AddPhone>
<DeletePhone> [Hide | Show] </DeletePhone>
</MainMenu>
<Extension>
<!-- Control both view and change, and possible add or delete -->
<SequenceNumber> [Hide | Show] </SequenceNumber>
<Type> [Hide | Show] </Type>
<Huntstop> [Hide | Show] </Huntstop>
<Preference> [Hide | Show] </Preference>
<HoldAlert> [Hide | Show] </HoldAlert>
<TranslationRules> [Hide | Show] </TranslationRules>
<Paging> [Hide | Show] </Paging>
<Intercom> [Hide | Show] </Intercom>
<MWI> [Hide | Show] </MWI>
<MoH> [Hide | Show] </MoH>
<LBDN> [Hide | Show] </LBDN>
<DualLine> [Hide | Show] </DualLine>
<Reg> [Hide | Show] </Reg>
<PGroup> [Hide | Show] </PGroup>
</Extension>
<Phone>
<!-- control both view and change, and possible add and delete --->
<SequenceNumber> [Hide | Show] </SequenceNumber>
</Phone>
<System>
<!-- Control View Only -->
<PhoneURL> [Hide | Show] </PhoneURL>
<PhoneLoad> [Hide | Show]</PhoneLoad>
<CallHistory> [Hide | Show] </CallHistory>
<MWIServer> [Hide | Show] </MWIServer>
<!-- Control Either View and Change or Change Only -->
<TransferPattern attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </TransferPattern>
<VoiceMailNumber attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </VoiceMailNumber>
<MaxNumberPhone attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </MaxNumberPhone>
<DialplanPattern attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </DialplanPattern>
<SecDialTone attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </SecDialTone>
<Timeouts attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </Timeouts>
<CIDBlock attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </CIDBlock>
<HuntGroup attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </HuntGroup>
<NightSerBell attr=[Both | Change]> [Hide | Show] </NightSerBell>
<!-- Control Change Only -->
<!-- Take Higher Precedence over CLI "time-web-edit" -->
<Time> [Hide | Show] </Time>
</System>
<Function>
<AddLineToPhone> [No | Yes] </AddLineToPhone>
<DeleteLineFromPhone> [No | Yes] </DeleteLineFromPhone>
<NewDnDpCheck> [No | Yes] </NewDnDpCheck>
<MaxLinePerPhone> [1-6] </MaxLinePerPhone>
</Function>
</Presentation>

XML 設定ファイル:例

sample.xml
<Presentation>
<MainMenu>
<AddExtension> Hide </AddExtension>
<DeleteExtension> Hide </DeleteExtension>
<AddPhone> Hide </AddPhone>
<DeletePhone> Hide </DeletePhone>
</MainMenu>
<Extension>
<SequenceNumber> Hide </SequenceNumber>
<Type> Hide </Type>
<Huntstop> Hide </Huntstop>
<Preference> Hide </Preference>
<HoldAlert> Hide </HoldAlert>
<TranslationRule> Hide </TranslationRule>
<Paging> Show </Paging>
<Intercom> Hide </Intercom>
<MWI> Hide </MWI>
<MoH> Hide </MoH>
<LBDN> Hide </LBDN>
<DualLine> Hide </DualLine>
<Reg> Hide </Reg>
<PGroup> Show </PGroup>
</Extension>
<Phone>
<SequenceNumber> Hide </SequenceNumber>
</Phone>
<System>
<PhoneURL> Hide </PhoneURL>
<PhoneLoad> Hide </PhoneLoad>
<CallHistory> Hide </CallHistory>
<MWIServer> Hide </MWIServer>
<TransferPattern attr=Both> Hide </TransferPattern>
<VoiceMailNumber attr=Both> Hide </VoiceMailNumber>
<MaxNumberPhone attr=Both> Hide </MaxNumberPhone>
<DialplanPattern attr=Change> Hide </DialplanPattern>
<SecDialTone attr=Both> Hide </SecDialTone>
<Timeouts attr=Both> Hide </Timeouts>
<CIDBlock attr=Both> Hide </CIDBlock>
<HuntGroup attr=Change> Hide </HuntGroup>
<NightSerBell attr=Change> Hide </NightSerBell>
<Time> Hide </Time>
</System>
<Function>
<AddLineToPhone> No </AddLineToPhone>
<DeleteLineFromPhone> No </DeleteLineFromPhone>
<MaxLinePerPhone> 4 </MaxLinePerPhone>
</Function>
</Presentation>

その他の資料

次の項では、Cisco Unified CME の機能に関連する参照資料を示します。

関連マニュアル

テクニカル サポート

説明
リンク

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http://www.cisco.com/techsupport

GUI の有効化に関する機能情報

表23 は、この章で説明した機能、およびバージョンごとの機能拡張を示しています。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートする正確な Cisco IOS リリースについては、「 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 」( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm )を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動してください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


) 次の表は、所定の機能に対するサポートが導入された Cisco Unified CME のバージョンを示しています。特に断りのない限り、その機能は以降のバージョンの Cisco Unified CME ソフトウェアでもサポートされます。


 

表23 GUI の有効化に関する機能情報

機能名
Cisco Unified CMEのバージョン
機能情報

Cisco Unified CME GUI でのエクステンション モビリティの電話機ユーザのサポート

4.2(1)

電話機ユーザが、エクステンション モビリティのプロファイルから名前とパスワードを使用して Cisco Unified CME GUI にログインし、エクステンション モビリティの電話機で自分の短縮ダイヤルを設定できます。

Cisco Unified CME GUI

2.0

Cisco Unified CME GUI が導入されました。