Cisco Unified Communications Manager Express 4.3 システム アドミニストレータ ガイド
ローカリゼーション サポートの設定
ローカリゼーション サポートの設定
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

ローカリゼーション サポートの設定

内容

ローカリゼーションに関する情報

システム定義のロケール

ユーザ定義のロケール

電話機ディスプレイのローカリゼーション サポート

複数のロケール

SCCP:ローカリゼーション サポートの設定方法

Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator のシステム定義ロケールのインストール

前提条件

制約事項

ユーザ定義ロケールのインストール

前提条件

制約事項

ユーザ定義ロケールの検証

複数のロケールの設定

前提条件

制約事項

複数のロケールの検証

ローカリゼーションの設定例

複数のユーザおよびネットワーク ロケール:例

ユーザ定義のロケール:例

関連情報

その他の資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

ローカリゼーションのサポートに関する機能情報

ローカリゼーション サポートの設定

Revised: April 18, 2008

 

この章では、英語以外の言語と、米国固有でないネットワーク トーンおよび断続周期に関する Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)のローカリゼーション サポートについて説明します。

この章で説明する機能について

この章で説明している機能の一部は、ご使用のバージョンの Cisco Unified CME でサポートされていない場合があります。それぞれの機能がサポートされているバージョンの一覧については、「ローカリゼーションのサポートに関する機能情報」を参照してください。

ローカリゼーションに関する情報

ローカリゼーション サポートを設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「システム定義のロケール」

「ユーザ定義のロケール」

「電話機ディスプレイのローカリゼーション サポート」

「複数のロケール」

システム定義のロケール

Cisco Unified CME には、英語などの 12 の言語と米国などの 16 カ国をサポートするローカリゼーション機能が組み込まれています。ネットワーク ロケールにより国別トーンと断続周期が指定され、ユーザ ロケールによりテキスト表示用言語が指定されます。

システム定義のロケールの設定は、次のように IP Phone のタイプによって異なります。

Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、および 7960:システム定義のネットワーク ロケールとユーザ ロケールは、Cisco IOS ソフトウェアに事前ロードされています。外部ファイルは必要ありません。 network-locale および user-locale コマンドを使用すると、これらの電話機にロケールを設定できます。

Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、および 7971、および Cisco IP Communicator:システム定義のロケールをサポートするロケール ファイルをダウンロードし、それらのファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに格納する必要があります。「Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator のシステム定義ロケールのインストール」を参照してください。

ユーザ定義のロケール

ユーザ定義のロケール機能を使用すると、Cisco IOS ソフトウェアで事前定義されたシステム定義のロケール以外のネットワーク ロケールとユーザ ロケールをサポートできます。たとえば、サイトの電話機で中国語(繁体字)の言語とトーンを使用する必要があり、このロケールがシステム定義の選択肢にない場合は、中国語(繁体字)のロケール ファイルをインストールする必要があります。

Cisco Unified CME 4.0 以降では、特定のユーザおよびネットワーク ロケールをサポートするファイルをダウンロードし、そのファイルをフラッシュ メモリ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに格納できます。これらのファイルは、システムの場所に格納できません。ユーザ定義のロケールは、すべての電話機に割り当てることも、電話機ごとに個別に割り当てることもできます。

ユーザ ロケールのユーザ定義言語コードは、ISO 639 コードに基づき、米国議会図書館の Web サイト( http://www.loc.gov/standards/iso639-2/ )から入手できます。ネットワーク ロケールのユーザ定義の国コードは、ISO 3166 コードに基づいています。

設定については、「ユーザ定義ロケールのインストール」を参照してください。

電話機ディスプレイのローカリゼーション サポート

Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、および 7971、および Cisco IP Communicator では、IP Phone タイプのロケール ファイル(.jar)または Cisco Unified CME 辞書ファイルで管理されるメニューとプロンプトがローカライズされます。Cisco IOS コマンドを使用して設定された表示オプションはローカライズされません。

次の表示項目は、IP Phone(.jar ファイル)によってローカライズされます。

機能ボタンからアクセスされるシステム メニュー(たとえば、メッセージ、ディレクトリ、サービス、設定、情報)。

コール処理メッセージ

ソフトキー(たとえば、[リダイヤル]や[不在])。

次の表示項目は、Cisco Unified CME の辞書ファイルによってローカライズされます。

ディレクトリ サービス(ローカル ディレクトリ、ローカル短縮ダイヤル、および個人用短縮ダイヤル)

ステータス表示行

Cisco IOS コマンドを使用して設定された表示オプションはローカライズされないため、英語でのみ表示されます。たとえば、次のような機能があります。

発信者 ID

ヘッダー バー

電話機のラベル

システム メッセージ

複数のロケール

Cisco Unified CME 4.0 以降では、最大 5 つのユーザおよびネットワーク ロケールを指定できます。また、ephone テンプレートを使用すると、個別の ephone または ephone のグループにさまざまなロケールを適用できます。たとえば、電話機 A、B、および C にフランス語、電話機 D、E、および F にドイツ語、電話機 G、H、および I に英語を指定できます。各電話機に適用できるユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールは 1 つだけです。

複数ロケール システムに定義できる 5 つのユーザおよびネットワーク ロケールはそれぞれ、ロケール タグで識別されます。タグ 0 で識別されるロケールが常にデフォルト ロケールになります。ただし、このデフォルトには、サポートされているどのロケールを定義してもかまいません。たとえば、ユーザ ロケール 0 を JP(日本語)に定義すると、すべての電話機のデフォルト ユーザ ロケールが JP になります。タグ 0 のロケールを指定しない場合、デフォルトは US(米国)です。

代替ロケールを別の電話機に適用するには、per-phone 設定ファイルを使用して、電話機ごとに個別の設定ファイルを作成する必要があります。設定ファイルは、デフォルトのユーザ ロケール 0 およびネットワーク ロケール 0 を自動的に使用します。個々の電話機でこれらのデフォルトを無効にするには、代替ロケール コードを設定してから、ephone テンプレートを作成して各ロケールを個々の ephone に割り当てます。

設定については、「複数のロケールの設定」を参照してください。

SCCP:ローカリゼーション サポートの設定方法

この項では、次の作業について取り上げます。

「Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator のシステム定義ロケールのインストール」(必須)

「ユーザ定義ロケールのインストール」(オプション)

「ユーザ定義ロケールの検証」(オプション)

「複数のロケールの設定」(オプション)

「複数のロケールの検証」(オプション)

Cisco Unified IP Phone 7906、7911、7921、7931、7941、7961、7970、7971、および Cisco IP Communicator のシステム定義ロケールのインストール

ネットワーク ロケール ファイルを使用すると、IP Phone は指定された国の正しいネットワーク トーンを鳴らすことができます。サポートする国に応じたトーン ファイルをダウンロードして、インストールする必要があります。

ユーザ ロケール ファイルを使用すると、IP Phone は指定された言語でメニューとプロンプトを表示できます。サポートする言語ごとに、JAR ファイルと辞書ファイルをダウンロードしてインストールする必要があります。

システム定義ロケールのロケール ファイルをダウンロードしてインストールするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.0(2) 以降のバージョン。

電話機ごとの設定ファイルが、「SCCP:電話機ごとの設定ファイルと代替場所の定義」の説明に従って作成されている必要があります。

制約事項

SIP 電話機では、ローカリゼーションはサポートされていません。

電話機ファームウェア、設定ファイル、およびロケール ファイルは、同じディレクトリ内に格納する必要があります。ただし、日本語とロシア語の辞書ファイルは、フラッシュ メモリ内に格納する必要があります。

詳細手順


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします。

ソフトウェア ダウンロード センターにアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合や、ユーザ名またはパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスの [Cancel] をクリックし、表示される指示に従います。

ステップ 2 使用する Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。TAR ファイルにはそれぞれ、特定の言語および国のロケール ファイルが含まれていて、次の命名規則を使用しています。

CME-locale- language _ country - CMEversion

たとえば、CME-locale-de_DE-4.0.2-2.0 は、Cisco Unified CME 4.0(2) 用のドイツ語(ドイツ)ロケールです。

ステップ 4 TAR ファイルを、Cisco Unified CME ルータにアクセス可能な TFTP サーバにダウンロードします。各ファイルには、そのバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なファームウェアがすべて格納されています。

ステップ 5 archive tar コマンドを使用して、ファイルをフラッシュ、スロット 0、または外部 TFTP サーバに抽出します。

Router# archive tar /xtract source-url flash: /file-url

たとえば、TFTP サーバ 192.168.1.1 にある CME-locale-de_DE-4.0.2-2.0.tar の内容をルータのフラッシュ メモリに抽出するには、次のコマンドを使用します。

Router# archive tar /xtract tftp://192.168.1.1/cme-locale-de_DE-4.0.2-2.0.tar flash:

ステップ 6 ファイル名に使用されるコードについては、 表17 および 表18 を参照してください。

電話機タイプにはそれぞれ、次の命名規則を使用する JAR ファイルがあります。

language - phone -sccp.jar

たとえば、de-td-sccp.jar は Cisco Unified IP Phone 7970 のドイツ語ロケールです。

各 TAR ファイルには、各国のネットワーク トーンおよび断続周期に応じた g3-tones.xml ファイルも含まれています。

 

表17 ロケール JAR ファイルの電話機タイプ コード

電話機タイプ
電話機コード

7906/7911

tc

7931

gp

7941/7961

mk

7970/7971

td

CIPC

ipc

 

表18 システム定義のユーザ ロケールとネットワーク ロケール

言語
言語コード
ユーザ ロケールの
ディレクトリ名
国コード
ネットワーク ロケールの
ディレクトリ名

英語

en

English_United_States 1

US

United_States

English_United_Kingdom

UK

United_Kingdom

CA

Canada

デンマーク語

dk

Danish_Denmark

DK

Denmark

オランダ語

nl

Dutch_Netherlands

NL

Netherlands

フランス語

fr

French_France

FR

France

CA

Canada

ドイツ語

de

German_Germany

DE

Germany

AT

Austria

CH

Switzerland

イタリア語

it

Italian_Italy

IT

Italy

日本語 2

jp

Japanese_Japan

JP

Japan

ノルウェー語

no

Norwegian_Norway

NO

Norway

ポルトガル語

pt

Portuguese_Portugal

PT

Portugal

ロシア語

ru

Russian_Russia

RU

Russian_Federation

スペイン語

es

Spanish_Spain

ES

Spain

スウェーデン語

se

Swedish_Sweden

SE

Sweden

1.デフォルト言語は、米国英語です。別の言語を電話機に割り当ててから英語を再度割り当てない限り、米国英語用の JAR ファイルをインストールする必要はありません。

2.カタカナは、Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、および 7960 でサポートされています。漢字は、Cisco Unified IP Phone 7911、7941、7961、7970、および 7971 でサポートされています。

ステップ 7 ロケール ファイルを Cisco Unified CME ルータの flash または slot0: に格納する場合は、次の形式を使用して、ユーザ ロケール(テキスト表示)およびネットワーク ロケール(トーン)に応じた TFTP エイリアスを作成します。

Router(config)# tftp-server flash:/ jar_file alias directory_name /td-sccp.jar

Router(config)# tftp-server flash:/g3-tones.xml alias directory_name /g3-tones.xml

表18 に示されているディレクトリ名を使用し、JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除します。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 のドイツ語(ドイツ)の TFTP エイリアスは次のとおりです。

Router(config)# tftp-server flash:/de-td-sccp.jar alias German_Germany/td-sccp.jar

Router(config)# tftp-server flash:/g3-tones.xml alias Germany/g3-tones.xml


) Cisco 3800 シリーズ ルータでは、ディレクトリ名に /its を付ける必要があります(flash:/its または slot0:/its)。たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 のドイツ語の TFTP エイリアスは次のとおりです。
Router# tftp-server flash:/its/de-td-sccp.jar alias German_Germany/td-sccp.jar


ステップ 8 ロケール ファイルを外部 TFTP サーバに保存する場合は、ユーザおよびネットワーク ロケールごとに、TFTP ルート ディレクトリの下にディレクトリを作成します。

表18 に示されているディレクトリ名を使用し、JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除します。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 のドイツ語(ドイツ)のユーザ ロケール ディレクトリとネットワーク ロケール ディレクトリは次のとおりです。

TFTP-Root/German_Germany/td-sccp.jar
TFTP-Root/Germany/g3-tones.xml

ステップ 9 ロシア語および日本語の場合は、特殊フレーズを使用するために UTF8 辞書ファイルをフラッシュにコピーする必要があります。

このロケールに使用できるのは、フラッシュのみです。ロシア語の場合は russian_tags_utf8_phrases を、日本語の場合は Japanese_tags_utf8_phrases をコピーします。

UTF8 フレーズを Cisco Unified CME にロードするには、 user-locale JP および user-locale ru コマンドを使用します。

ステップ 10 電話機にロケールを割り当てます。すべての電話機のデフォルト ロケールを設定するには、テレフォニー サービス設定モードで user-locale および network-locale の各コマンドを使用します。

ステップ 11 複数のユーザまたはネットワーク ロケールをサポートするには、「複数のロケールの設定」を参照してください。

ステップ 12 設定ファイルを再作成するには、 create cnf-files コマンドを使用します。

ステップ 13 電話機をリセットして、ローカライズされた表示を確認するには、 reset コマンドを使用します。


 

ユーザ定義ロケールのインストール

システムに事前定義されていないロケールの XML ファイルをダウンロードする必要があります。電話機で使用するユーザ定義ロケール ファイルを最大 5 つまでインストールするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.0(3) 以降のバージョン。

電話機ごとの設定ファイルが、「SCCP:電話機ごとの設定ファイルと代替場所の定義」の説明に従って作成されている必要があります。

制約事項

SIP 電話機では、ローカリゼーションはサポートされていません。

Cisco Unified IP Phone 7920 または 7936 では、ユーザ定義のロケールはサポートされていません。

ユーザ定義のロケールは、設定ファイルの場所がシステムの場合はサポートされません。

telephony-service setup コマンドによるセットアップ ツールを使用して電話機をプロビジョニングする場合、選択できるのはデフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールのみで、システムでサポートされるロケール コードしか選択できません。セットアップ ツールでは、複数またはユーザ定義のロケールは使用できません。

ユーザ定義のロケールを使用すると、電話機には通常は、ユーザ定義のフォントを使用してテキストが表示されます。ただし、「Cisco/Personal Directory」や「Speed Dial/Fast Dial」などの、Cisco Unified CME によって解釈される文字列は除きます。


ステップ 1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale にアクセスします。

ステップ 2 使用する Cisco Unified CME のバージョンを選択します。

ステップ 3 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。TAR ファイルにはそれぞれ、特定の言語および国のロケール ファイルが含まれていて、次の命名規則を使用しています。

CME-locale- language _ country - CMEversion - fileversion

たとえば、CME-locale-zh_CN-4.0.3-2.0 は、Cisco Unified CME 4.0(3) の中国語(繁体字)ロケールです。

ステップ 4 TAR ファイルを、Cisco Unified CME ルータにアクセス可能な TFTP サーバにダウンロードします。各ファイルには、そのバージョンの Cisco Unified CME でサポートされるすべての電話機タイプに必要なファームウェアがすべて格納されています。

ステップ 5 archive tar コマンドを使用して、ファイルをスロット 0、フラッシュ、または外部 TFTP サーバに抽出します。

Router# archive tar /xtract source-url flash: /file-url

たとえば、TFTP サーバ 192.168.1.1 にある CME-locale-zh_CN-4.0.3-2.0.tar の内容をルータのフラッシュ メモリに抽出するには、次のコマンドを使用します。

Router# archive tar /xtract tftp://192.168.1.1/cme-locale-zh_CN-4.0.3-2.0.tar flash:

ステップ 6 Cisco Unified IP Phone 7905、7912、7940、または 7960 の場合は、ステップ 11 に進みます。
Cisco Unified IP Phone 7911、7941、7961、7970、または 7971 の場合は、ステップ 7 に進みます。

ステップ 7 電話機タイプにはそれぞれ、次の命名規則を使用する JAR ファイルがあります。

language - type -sccp.jar

たとえば、zh-td-sccp.jar は Cisco Unified IP Phone 7970 の中国語(繁体字)ロケールです。

ファイル名に使用されるコードについては、 表19 および 表20 を参照してください。

 

表19 ロケール ファイルの電話機タイプ コード

電話機タイプ
コード

7906/7911

tc

7931

gp

7941/7961

mk

7970/7971

td

CIPC

ipc

 

表20 ユーザ定義ロケールの言語コード

言語
言語コード

ブルガリア語

bg

中国語

zh 3

クロアチア語

hr

チェコ共和国語

cs

フィンランド語

fi

ギリシャ語

el

ハンガリー語

hu

韓国語

ko

ポーランド語

pl

ポルトガル語(ブラジル)

pt

ルーマニア語

ro

セルビア語

sr

スロバキア語

sk

スロベニア語

sl

トルコ語

tr

3.Cisco Unified IP Phone 7931 では、中国語(簡体字)のコードは chs、中国語(繁体字)のコードは cht です。

 

ステップ 8 ロケール ファイルを Cisco Unified CME ルータの flash または slot0: に格納する場合は、次の形式を使用して TFTP エイリアスを作成します。

Router(config)# tftp-server flash:/ jar_file alias directory_name /td-sccp.jar

JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除し、次の表記規則で、サポートされる 5 つのディレクトリ名の 1 つを使用します。

user_define_ number 。ここで、 number は 1 ~ 5 です。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 の中国語のエイリアスは次のとおりです。

Router(config)# tftp-server flash:/zh-td-sccp.jar alias user_define_1/td-sccp.jar

) Cisco 3800 シリーズ ルータでは、ディレクトリ名に /its を付ける必要があります(flash:/its または slot0:/its)。たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 の中国語の TFTP エイリアスは次のとおりです。
Router(config)# tftp-server flash:/its/zh-td-sccp.jar alias user_define_1/td-sccp.jar


ステップ 9 ロケール ファイルを外部 TFTP サーバに保存する場合は、各ロケールに対して TFTP ルート ディレクトリの下にディレクトリを作成します。

JAR ファイル名から 2 文字の言語コードを削除し、次の表記規則で、サポートされる 5 つのディレクトリ名の 1 つを使用します。

user_define_ number 。ここで、 number は 1 ~ 5 です。

たとえば、Cisco Unified IP Phone 7970 で中国語を使用している場合は、JAR ファイル名から「zh」を削除し、TFTP サーバ上の TFTP ルートに「user_define_1」ディレクトリを作成します。

TFTP-Root/user_define_1/td-sccp.jar

ステップ 10 ステップ 13 に進みます。

ステップ 11 選択したロケールおよび電話機タイプに応じて、次の XML ファイルを 1 つ以上ダウンロードします。必要なファイルはすべて JAR ファイルに含まれています。

7905-dictionary.xml

7905-font.xml

7905-kate.xml

7920-dictionary.xml

7960-dictionary.xml

7960-font.xml

7960-kate.xml

7960-tones.xml

SCCP-dictionary.utf-8.xml

SCCP-dictionary.xml

ステップ 12 これらのファイルの名前を変更し、フラッシュ、スロット 0、または外部 TFTP サーバにコピーします。user_define_ number _ filename という形式を使用して、これらのファイルの名前を変更します。ここで、 number は、1 ~ 5 です。たとえば、最初のユーザ ロケールを設定する場合は、次の名前を使用します。

user_define_1_7905-dictionary.xml

user_define_1_7905-font.xml

user_define_1_7905-kate.xml

user_define_1_7920-dictionary.xml

user_define_1_7960-dictionary.xml

user_define_1_7960-font.xml

user_define_1_7960-kate.xml

user_define_1_7960-tones.xml

user_define_1_SCCP-dictionary.utf-8.xml

user_define_1_SCCP-dictionary.xml

ステップ 13 language _tags_file および language _utf8_tags_file を、他のロケール ファイルの場所(フラッシュ、スロット 0、または TFTP サーバ)にコピーします。ファイルの名前をそれぞれ、user_define_ number _tags_file および user_define_ number _utf8_tags_file に変更します。ここで、 number は 1 ~ 5 で、ユーザ定義のディレクトリと一致します。

ステップ 14 電話機にロケールを割り当てます。「複数のロケールの設定」を参照してください。

ステップ 15 設定ファイルを再作成するには、 create cnf-files コマンドを使用します。

ステップ 16 電話機をリセットして、ローカライズされた表示を確認するには、 reset コマンドを使用します。


 

ユーザ定義ロケールの検証

「複数のロケールの検証」を参照してください。

複数のロケールの設定

複数の代替ロケールを、デフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールに定義して、個々の電話機に適用するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.0 以降のバージョン。

Cisco Unified CME システム内の個々の電話機の代替のユーザおよびネットワーク ロケールを指定するには、電話機ごとの設定ファイルを使用する必要があります。詳細については、「SCCP:電話機ごとの設定ファイルと代替場所の定義」を参照してください。

また、該当する XML ファイルをダウンロードしてから、ユーザ定義のロケール コードを代替ロケールとして使用することもできます。「ユーザ定義ロケールのインストール」を参照してください。

制約事項

Cisco Unified IP Phone 7902G、7910、7910G、7920、または Cisco Unified IP Conference Station 7935 と 7936 では、複数のユーザおよびネットワーク ロケールがサポートされていません。

telephony-service setup コマンドによるセットアップ ツールを使用して電話機をプロビジョニングする場合、選択できるのはデフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールのみで、システムに事前定義されているロケール コードを選択する必要があります。セットアップ ツールでは、複数またはユーザ定義のロケールは使用できません。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service

4. user-locale user-locale-tag [ user-defined-code ] language-code

5. network-locale network-locale-tag [ user-defined-code ] country-code

6. create cnf-files

7. exit

8. ephone-template template-tag

9. user-locale user-locale-tag

10. network-locale network-locale-tag

11. exit

12. ephone phone-tag

13. ephone-template template-tag

14. exit

15. telephony service

16. reset { all [ time-interval ] | cancel | mac-address mac-address | sequence-all }

17. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 4

user-locale user-locale-tag [ user-defined-code ] language-code

 

Router(config-telephony)# user-locale 1 U1 ZH

電話機の表示言語を指定します。

user-locale-tag :言語コードにロケール ID を割り当てます。値の範囲は 0 ~ 4 です。この引数が必要になるのは、複数のロケールを使用する場合です。複数のロケールを使用しない場合は、指定された言語がデフォルトとなり、すべての電話機に適用されます。

user-defined-code :(オプション)ユーザ定義コードの 1 つを、指定された言語コードに割り当てます。有効なコードには、 U1 U2 U3 U4 、および U5 があります。

language-code :システム定義コードの一覧を表示するには、 ? と入力します。デフォルトは、米国(US)です。有効な ISO 639 コードを、ユーザ定義コード(U1 ~ U5)に割り当てることができます。

ステップ 5

network-locale network-locale-tag [ user-defined-code ] country-code

 

Router(config-telephony)# network-locale 1 FR

トーンおよび断続周期の国を指定します。

network-locale-tag :国コードにロケール ID を割り当てます。値の範囲は 0 ~ 4 です。この引数が必要になるのは、複数のロケールを使用する場合です。複数のロケールを使用しない場合は、指定された国がデフォルトとなり、すべての電話機に適用されます。

user-defined-code :(オプション)ユーザ定義コードの 1 つを、指定された国コードに割り当てます。有効なコードには、 U1 U2 U3 U4 、および U5 があります。

country-code :システム定義コードの一覧を表示するには、 ? と入力します。デフォルトは、米国(US)です。有効な ISO 3166 コードを、ユーザ定義コード(U1 ~ U5)に割り当てることができます。

ステップ 6

create cnf-files

 

Router(config-telephony)# create cnf-files

IP Phone に必要な XML 設定ファイルを作成します。このコマンドは、ユーザ ロケールまたはネットワーク ロケールなどの、設定ファイルのパラメータを更新した後で使用します。

ステップ 7

exit

 

Router(config-telephony)# exit

telephony-service 設定モードを終了します。

ステップ 8

ephone-template template-tag

 

Router(config)# ephone template 1

ephone-template 設定モードを開始します。

template-tag :このテンプレートを設定作業時に識別する固有のシーケンス番号。

ステップ 9

user-locale user-locale-tag

 

Router(config-ephone-template)# user-locale 2

ユーザ ロケールをこの ephone テンプレートに割り当てます。

user-locale-tagステップ 4 で作成されたロケール タグ。値の範囲は 0 ~ 4 です。

ステップ 10

network-locale network-locale-tag

 

Router(config-ephone-template)# network-locale 2

ネットワーク ロケールをこの ephone テンプレートに割り当てます。

network-locale-tagステップ 5 で作成されたロケール タグ。値の範囲は 0 ~ 4 です。

ステップ 11

exit

 

Router(config-ephone-template)# exit

ephone-template 設定モードを終了します。

ステップ 12

ephone phone-tag

 

Router(config)# ephone 36

ephone 設定モードを開始します。

phone-tag :この ephone を設定作業時に識別する固有のシーケンス番号。

ステップ 13

ephone-template template-tag

 

Router(config-ephone)# ephone-template 1

ephone テンプレートを ephone に適用します。

template-tag :この ephone に適用されるテンプレートの数。

ステップ 14

exit

 

Router(config-ephone)# exit

ephone 設定モードを終了します。

ステップ 15

telephony-service

 

Router(config)# telephony-service

telephony-service 設定モードを開始します。

ステップ 16

reset { all [ time-interval ] | cancel | mac-address mac-address | sequence-all }

 

Router(config-telephony)# reset all

最新の設定情報についての DHCP サーバおよび TFTP サーバへの問い合せを含め、すべての電話機または指定された電話機の完全リブートを実行します。

all :Cisco Unified CME システム内のすべての電話機。

time-interval :(オプション)各電話機をリセットするときの時間間隔(秒数)。値の範囲は 0 ~ 60 です。デフォルトは 15 です。

cancel reset sequence-all コマンドで開始されたシーケンシャル リセット サイクルを中断します。

mac-address mac-address :特定の電話機。

sequence-all :すべての電話機を完全に 1 台ずつリセットし、1 台の電話機の再登録が完了するまで待機してから次の電話機のリセットを開始します。

ステップ 17

end

 

Router(config-telephony)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

複数のロケールの検証


ステップ 1 show telephony-service tftp-bindings コマンドを使用して、辞書ファイル、言語ファイル、およびトーン設定ファイルなどの、TFTP を使用して IP Phone にアクセスできる設定ファイルの一覧を表示します。

Router(config)# show telephony-service tftp-bindings

tftp-server system:/its/SEPDEFAULT.cnf

tftp-server system:/its/SEPDEFAULT.cnf alias SEPDefault.cnf

tftp-server system:/its/XMLDefault.cnf.xml alias XMLDefault.cnf.xml

tftp-server system:/its/ATADefault.cnf.xml

tftp-server system:/its/XMLDefault7960.cnf.xml alias SEP00036B54BB15.cnf.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-font.xml alias German_Germany/7960-font.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-dictionary.xml alias German_Germany/7960-dictionary.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-kate.xml alias German_Germany/7960-kate.xml

tftp-server system:/its/germany/SCCP-dictionary.xml alias German_Germany/SCCP-dictionary.xml

tftp-server system:/its/germany/7960-tones.xml alias Germany/7960-tones.xml

ステップ 2 電話機ごとの設定ファイルが cnf-file perphone コマンドで定義されていることを確認します。

ステップ 3 show telephony-service ephone-template コマンドを使用して、各 ephone テンプレート内のユーザ ロケールおよびネットワーク ロケールの設定値を確認します。

ステップ 4 show telephony-service ephone コマンドを使用して、電話機に正しいテンプレートが適用されていることを確認します。

ステップ 5 設定ファイルの場所が TFTP でない場合は、 debug tftp events コマンドを使用して、Cisco Unified CME が検索しているファイル、およびファイルが検出されて正しくオープンされているかどうかを確認します。通常は 3 つの状態(「x ファイルの検索中」、「x ファイルをオープン済み」、「x ファイル終了」)があります。ファイルが見つかると、3 つの状態がすべて表示されます。外部 TFTP サーバの場合は、TFTP サーバのログを使用できます。


 

ローカリゼーションの設定例

この項では、次の例について説明します。

「複数のユーザおよびネットワーク ロケール:例」

「ユーザ定義のロケール:例」

複数のユーザおよびネットワーク ロケール:例

次の例は、0 のデフォルト ロケールをドイツ語に設定します。これにより、ドイツ語がデフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールとして定義されます。ephone テンプレートを使用して別のロケールが個々の電話機に適用されない限り、すべての電話機でドイツ語が使用されます。

telephony service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

user-locale 0 DE

network-locale 0 DE

前のコマンドを使用してドイツ語をデフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールとして定義した後、0 のデフォルト値を US に戻すには、次のコマンドを使用します。

telephony service

no user-locale 0 DE

no network-locale 0 DE

ドイツ語をデフォルトのユーザおよびネットワーク ロケールとして定義するもう 1 つの方法では、次のコマンドを使用します。

telephony service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

user-locale DE

network-locale DE

前のコマンドを使用した後、デフォルトを US に戻すには、次のコマンドを使用します。

telephony service

no user-locale DE

no network-locale DE

次の例では、JP(日本語)、FR(フランス語)、ES(スペイン語)の 3 つの代替ロケールを定義します。ephone テンプレートを使用して代替ロケールが適用されていない電話機はすべて、デフォルトが US です。次の例では、ephone 11 はロケールとして JP、ephone 12 は FR、ephone 13 は ES、ephone 14 はデフォルトの US をそれぞれ使用します。

telephony-service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

create cnf-files

user-locale 1 JP

user-locale 2 FR

user-locale 3 ES

network-locale 1 JP

network-locale 2 FR

network-locale 3 ES

create cnf-files

ephone-template 1

user-locale 1

network-locale 1

ephone-template 2

user-locale 2

network-locale 2

ephone-template 3

user-locale 3

network-locale 3

ephone 11

button 1:25

ephone-template 1

ephone 12

button 1:26

ephone-template 2

ephone 13

button 1:27

ephone-template 3

ephone 14

button 1:28

ユーザ定義のロケール:例

次の例は、コード U1 に割り当てられたユーザ ロケール タグ 1 を示しています。コード U1 は、中国語(繁体字)では ZH として定義されています。中国語(繁体字)は、システムで事前定義されていません。したがって、この言語をサポートするには、該当する XML ファイルをダウンロードする必要があります。

この例では、ephone 11 は中国語(繁体字)(ZH)、ephone 12 はデフォルトの米国英語をそれぞれ使用しています。ephone テンプレートを使用して代替ロケールが適用されていない電話機はすべて、デフォルトが米国英語です。

telephony-service

cnf-file location flash:

cnf-file perphone

user-locale 1 U1 ZH

network-locale 1 U1 CN

ephone-template 2

user-locale 1

network-locale 1

ephone 11

button 1:25

ephone-template 2

ephone 12

button 1:26

関連情報

ephone テンプレート

ephone テンプレートの詳細については、 テンプレートの作成を参照してください。

その他の資料

次の項では、Cisco Unified CME の機能に関連する参照資料を示します。

関連マニュアル

テクニカル サポート

説明
リンク

Cisco Support Web サイトでは、シスコ製品やシスコの技術に関するトラブルシューティングにお役立ていただけるように、マニュアルなどの豊富なオンライン リソースやツールを提供しています。Cisco Support Web サイトのほとんどのツールにアクセスするには、Cisco.com のユーザ ID とパスワードが必要です。サービス契約が有効で、ユーザ ID またはパスワードを取得していない場合は、Cisco.com で登録手続きを行ってください。

http://www.cisco.com/techsupport

ローカリゼーションのサポートに関する機能情報

表21 は、この章で説明した機能、およびバージョンごとの機能拡張を示しています。

特定の Cisco Unified CME バージョンをサポートする正確な Cisco IOS リリースについては、「 Cisco Unified CME and Cisco IOS Software Version Compatibility Matrix 」( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucme/requirements/guide/33matrix.htm )を参照してください。

プラットフォームおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を参照するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator では、特定のソフトウェア リリース、機能セット、またはプラットフォームをサポートしている Cisco IOS ソフトウェアを確認できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、 http://www.cisco.com/go/cfn に移動してください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。


表21 は、所定の機能に対するサポートが導入された Cisco Unified CME のバージョンを示しています。特に断りのない限り、その機能は以降のバージョンの Cisco Unified CME ソフトウェアでもサポートされます。


 

表21 ローカリゼーションのサポートに関する機能情報

機能名
Cisco Unified CME のバージョン
機能情報

複数のロケール

4.0

複数のユーザおよびネットワーク ロケールが導入されました。

ユーザ定義のロケール

4.0

ユーザ定義のロケールが追加されました。