Cisco Unified Communications Manager Express 4.3 システム アドミニストレータ ガイド
電話機のリセットと再起動
電話機のリセットと再起動
発行日;2012/01/09 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 11MB) | フィードバック

目次

電話機のリセットと再起動

内容

電話機のリセットと再起動に関する情報

IP Phone のリセットと再起動の違い

電話機のリセット方法と再起動方法

SCCP:reset コマンドの使用

前提条件

SCCP:restart コマンドの使用

前提条件

SIP:reset コマンドの使用

前提条件

SIP:restart コマンドの使用

前提条件

基本コールの確認

その他の資料

関連マニュアル

テクニカル サポート

電話機のリセットと再起動

Revised: March 26, 2007

 

この章では、Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)に接続された Cisco Unified IP Phone のリセット方法と再起動方法について説明します。

電話機のリセットと再起動に関する情報

Cisco Unified CME 内の IP Phone をリセットおよび再起動するには、次の概念を理解しておく必要があります。

「IP Phone のリセットと再起動の違い」

IP Phone のリセットと再起動の違い

Cisco Unified IP Phone の設定を変更した後、変更を有効にするために電話機をリブートする必要があります。電話機をリブートまたはリセットすると、Cisco Unified CME 内の電話機の設定がダウンロードされます。単一の電話機をリブートすることも、Cisco Unified CME システムにあるすべての電話機をリブートすることもできます。 表15 に、各リブート タイプの相違点の要約を示します。


) 複数の IP Phone をリブートする場合、同時に TFTP 経由で Cisco Unified CME の変更済み設定情報にアクセスしようとする電話機が多すぎると、競合が発生する可能性があります。


 

表15 reset コマンドと restart コマンドの相違点

reset コマンド
restart コマンド
リブートのタイプ

電源をオフにしてからオンにするリブートに相当する。

クイック リスタート。

電話機の設定

IP Phone の設定をダウンロードする。

IP Phone の設定をダウンロードする。

DHCP と TFTP

更新された設定情報を取得するために DHCP サーバおよび TFTP サーバに連携します。


) このコマンドは、Cisco CME 3.4 の SIP 電話機に導入されました。


電話機は、更新された設定情報を取得するために TFTP サーバに連携し、DHCP サーバには連携せずに登録します。


) このコマンドは、Cisco Unified CME 4.1 の SIP 電話機に導入されました。


処理時間

複数の電話機を更新する場合は、処理に時間がかかる。

複数の電話機でも、処理に時間はあまりかからない。

必要なタイミング

日時の設定

ネットワーク ロケール

電話機ファームウェア

発信元アドレス

TFTP パス

URL パラメータ

ユーザ ロケール

ボイスメール アクセス番号

次のものを更新する場合に使用できる。

電話番号

電話機のボタン

短縮ダイヤル番号

電話番号

電話機のボタン

短縮ダイヤル番号

電話機のリセット方法と再起動方法


) 電話機がまだプラグ接続されていない場合、電話機のリセットまたは再起動は不要です。代わりに、IP Phone をネットワークに接続して電話機を起動し、必要な設定ファイルをダウンロードしてください。


この項では、次の作業について取り上げます。

「SCCP:reset コマンドの使用」(必須)

「SCCP:restart コマンドの使用」(必須)

「SIP:reset コマンドの使用」(必須)

「SIP:restart コマンドの使用」(必須)

「基本コールの確認」(オプション)

SCCP:reset コマンドの使用

1 台以上の SCCP 電話機をリブートして再登録し、更新情報取得のため DHCP サーバに連携するには、次の手順を実行します。

前提条件

リブートする電話機が Cisco Unified CME ルータに接続されている必要があります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service
または
ephone phone-tag

4. reset { all [ time-interval ] | cancel | mac-address mac-address | sequence-all }
または
reset

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

または

ephone ephone-tag

 

Router(config)# telephony-service

または

Router(config)# ephone 1

telephony-service 設定モードを開始します。

または

ephone 設定モードを開始します。

ステップ 4

reset { all [ time-interval ] | cancel | mac-address mac-address | sequence-all }

または

reset

 

Router(config-telephony)# reset all

または

Router(config-ephone)# reset

指定された電話機または SCCP を実行しているすべての電話機の完全リブートを実行し、最新の設定情報取得のため DHCP サーバおよび TFTP サーバに連携します。

または

設定対象の SCCP 電話機ごとに完全リブートを実行します。

ステップ 5

end

 

Router(config-telephony)# end

または

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SCCP:restart コマンドの使用

1 台以上の SCCP 電話機を高速リブートして再登録するには、次の手順を実行します。

前提条件

リブートする電話機が Cisco Unified CME ルータに接続されている必要があります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. telephony-service
または
ephone ephone-tag

4. restart { all [ time-interval ] | mac-address }
または
restart

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

telephony-service

または

ephone ephone-tag

 

Router(config)# telephony-service

or

Router(config)# ephone 1

telephony-service 設定モードを開始します。

または

ephone 設定モードを開始します。

ステップ 4

restart { all [ time-interval ] | mac-address }

または

restart

 

Router(config-telephony)# restart all

または

Router(config-ephone)# restart

指定された電話機、またはこの Cisco Unified CME ルータに関連付けられ、SCCP を実行しているすべての電話機の高速リブートを実行します。更新情報を取得するために DHCP サーバには連携しません。

または

設定対象の SCCP 電話機ごとに高速リブートを実行します。

ステップ 5

end

 

Router(config-ephone)# end

特権 EXEC モードに戻ります。

SIP:reset コマンドの使用

1 台以上の SIP 電話機をリブートして再登録し、更新情報取得のため DHCP サーバに連携するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 3.4 以降が必要です。

Cisco Unified CME で mode cme コマンドを有効にする必要があります。

リブートする電話機が Cisco Unified CME ルータに接続されている必要があります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register global
または
voice register pool pool-tag

4. reset

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register global

または

voice register pool pool-tag

 

Router(config)# voice register global

または

Router(config)# voice register pool 1

voice register global 設定モードを開始し、Cisco Unified CME 内のサポートされるすべての SIP 電話機のパラメータを設定します。

または

voice register pool 設定モードを開始し、SIP 電話機の電話機固有のパラメータを設定します。

ステップ 4

reset

 

Router(config-register-global)# reset

または

Router(config-register-pool)# reset

このルータに接続され、SIP を実行しているすべての電話機の完全リブートを実行し、最新の設定情報取得のため DHCP サーバおよび TFTP サーバに連携します。

または

設定対象の SIP 電話機ごとに完全リブートを実行します。

ステップ 5

end

 

Router(config-register-global)# end

または

Router(config-register-pool)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

SIP:restart コマンドの使用

1 台以上の SIP 電話機を高速リブートして再登録するには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Unified CME 4.1 以降が必要です。

Cisco Unified CME で mode cme コマンドを有効にする必要があります。

リブートする電話機が Cisco Unified CME ルータに接続されている必要があります。

要約手順

1. enable

2. configure terminal

3. voice register global
または
voice register pool pool-tag

4. restart

5. end

詳細手順

コマンドまたはアクション
目的

ステップ 1

enable

 

Router> enable

特権 EXEC モードを有効にします。

プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。

ステップ 2

configure terminal

 

Router# configure terminal

global 設定モードを開始します。

ステップ 3

voice register global

または

voice register pool pool-tag

 

Router(config)# voice register global

または

Router(config)# voice register pool 1

voice register global 設定モードを開始し、Cisco Unified CME 内のサポートされるすべての SIP 電話機のパラメータを設定します。

または

voice register pool 設定モードを開始し、SIP 電話機の電話機固有のパラメータを設定します。

ステップ 4

restart

 

Router(config-register-global)# restart

または

Router(config-register-pool)# restart

この Cisco Unified CME ルータに関連付けられたすべての SIP 電話機の高速リブートを実行します。更新情報を取得するために DHCP サーバには連携しません。

または

設定対象の SIP 電話機ごとに高速リブートを実行します。

ステップ 5

end

 

Router(config-register-global)# end

または

Router(config-register-pool)# end

設定モードを終了し、特権 EXEC モードを開始します。

基本コールの確認

Cisco Unified CME 内の Cisco IP Phone が音声ポートを使用してコールを送受信できることを確認するには、次の手順を実行します。

要約手順

1. ローカル動作のテストを実施します。

2. 市内通話エリアのテストを実施します。

3. 着信コールのテストを実施します。

詳細手順


ステップ 1 ローカル電話機の動作のテストを実施します。Cisco Unified CME ルータ内の各電話機間で通話します。

ステップ 2 Cisco Unified CME 内の電話機 から 市内通話エリア内の番号にコールを発信します。

ステップ 3 この Cisco Unified CME システム外の電話機から Cisco Unified CME 内の電話機 コールを発信します。


 

その他の資料

次の項では、Cisco Unified CME の機能に関連する参照資料を示します。

関連マニュアル

テクニカル サポート

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