Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド for Cisco Unified Communications Manager Business Edition Release 7.0(1)
Client Matter Codes と Forced Authorization Codes
Client Matter Codes と Forced Authorization Codes
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

Client Matter Codes と

Client Matter Codes の概要

Forced Authorization Codes の概要

インタラクションおよび制限事項

Cisco の使用方法

CDR Analysis and Reporting の使用方法

CTI、JTAPI、および TAPI アプリケーションでの FAC/CMC の使用方法

システム要件

CMC および FAC のインストール

CMC および FAC の設定チェックリスト

クライアント マター コードの設定

クライアント マター コードの検索

クライアント マター コードの設定

CMC の設定項目

クライアント マター コードの削除

ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化

Forced Authorization Codes の設定

Forced Authorization Codes の検索

Forced Authorization Codes の設定

FAC の設定項目

Forced Authorization Codes の削除

ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化

ユーザへの情報の提供

関連項目

Client Matter Codes と
Forced Authorization Codes

Forced Authorization Codes(FAC)と Client Matter Codes(CMC)を使用すると、コールへのアクセスとアカウンティングを管理できます。CMC は、課金可能なクライアントに対するコール アカウンティングと課金を支援し、Forced Authorization Codes は特定のユーザが発信できるコールのタイプを規定します。

Client Matter Code(CMC; クライアント マター コード)を使用すると、コールが特定のクライアント マターに関連していることを示すコードを入力するように強制されます。クライアント マター コードは、コール アカウンティングや課金を目的として、顧客や学生、またはその他の個人に対して割り当てることができます。Forced Authorization Codes 機能を使用すると、コールを完了する前に有効な認証コードを入力するように強制されます。

CMC 機能と FAC 機能を使用するには、ルート パターンを変更し、各ルート パターンに対する FAC や CMC の有効化または無効化を反映するようにダイヤル プラン ドキュメントを更新する必要があります。

この章は、次の内容で構成されています。

「Client Matter Codes の概要」

「Forced Authorization Codes の概要」

「インタラクションおよび制限事項」

「システム要件」

「CMC および FAC のインストール」

「CMC および FAC の設定チェックリスト」

「クライアント マター コードの設定」

「CMC の設定項目」

「ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化」

「Forced Authorization Codes の設定」

「FAC の設定項目」

「ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化」

「ユーザへの情報の提供」

「CDR Analysis and Reporting の使用方法」

「関連項目」

Client Matter Codes の概要

Client Matter Codes 機能を使用する場合、ユーザはクライアント マター コードを入力して、特定のダイヤルされた番号に接続する必要があります。ルート パターンを使用して CMC を有効または無効にし、複数のクライアント マター コードを設定できます。CMC 対応のルート パターンを使用してルーティングされる番号をダイヤルすると、ユーザはトーンによってクライアント マター コードの入力を求められます。ユーザが有効な CMC を入力すると、コールが開始されます。ユーザが無効なコードを入力すると、リオーダーが発生します。CMC は CDR に書き込みを行うため、CAR(CDR Analysis and Reporting)を使用して情報を収集できます。CAR はクライアントのアカウンティングと料金請求のレポートを生成します。

Client Matter Codes 機能は、各クライアントのコールの長さを追跡する必要がある法律事務所、会計事務所、コンサルティング会社、その他の企業や組織などで役立ちます。CMC を実装する前に、CMC を通して追跡するクライアント グループ、個人、集団などのすべてのリストを入手しておく必要があります。コードを連続して割り当てるか、任意の順番で割り当てるか、または既存のクライアント番号を CMC に使用するかなど、特定のコード構造が必要であるかどうかを決定します。追跡する各クライアント(またはグループ、個人など)には、Cisco Unified Communications Manager の管理ページの[CMCの設定(Client Matter Codes Configuration)] ウィンドウでクライアント マター コードを追加する必要があります。次に、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、新しいルート パターンまたは既存のルート パターンに対して CMC を有効にします。CMC を設定した後、CMC 対応のルート パターンを指定するようにダイヤル プランのドキュメントを更新したことを確認します。


ヒント ほとんどのコールでユーザが CMC を入力するように設定する場合は、ダイヤル プランのほとんどまたはすべてのルート パターンで、CMC を有効にすることを考慮してください。このような場合、ユーザはクライアントに関連していないコールに関しては、CMC とコードを 1 つ(555 など)取得する必要があります。すべてのコールが自動的にユーザに対して CMC の入力を求めます。ユーザは、CMC を起動したり、特別な数字をダイヤルしたりする必要はありません。たとえば、ユーザが電話番号をダイヤルすると、システムはユーザに対してクライアント コードの入力を求めます。クライアントの事柄に関連するコールの場合、ユーザは適切な CMC を入力します。コールがクライアントに無関係な場合、ユーザは 555 を入力します。

選択した番号のユーザだけが CMC を入力する場合は、たとえば、8.@ を使用するなど、CMC 専用のルート パターンを新しく作成することを考慮してください。このようなパターンを作成すると、ユーザが 8 で始まる電話番号を入力した場合だけ、システムはクライアント コードの入力を求めます。このような方法で CMC を実装すると、CMC を起動する手段を提供しながら、既存のダイヤル プランをそのまま残すことができます。たとえば、クライアントに関連するコールでは、ユーザは 8-214-555-1234 をダイヤルして、CMC を起動します。クライアントに関連しない一般的なコールでは、ユーザは通常どおり、214-555-1234 だけをダイヤルします。


Forced Authorization Codes の概要

Cisco Unified Communications Manager の管理ページのルート パターンを使用して FAC を有効にする場合は、意図したコールの受信者に接続するために、認証コードを入力する必要があります。ユーザが FAC 対応のルート パターンを使用してルーティングされる番号をダイヤルすると、システムは認証コードの入力を求めるトーンを再生します。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、さまざまなレベルの認証を設定できます。ユーザ認証コードが、ダイヤルした番号へのルーティングに指定された認証のレベルに一致していないか、または超えている場合、ユーザにはリオーダー音が聞こえます。認証が受け入れられると、コールが開始されます。認証の名前は Call Detail Record(CDR; 呼詳細レコード)に書き込みを行うため、CAR(CDR Analysis and Reporting)を使用して情報を編成できます。CAR はアカウンティングと料金請求のレポートを生成します。

FAC は、単科大学や総合大学など、特定のクラスのコールへのアクセスを制限することで利点を得られるさまざまな組織で使用できます。同様に、一意の認証コードを割り当てることによって、どのユーザがコールを発信したかを判別できます。各ユーザに認証コードを指定し、適切なチェックボックスをオンにして、関連するルート パターンの FAC を有効にし、そのルート パターンを使用したコールに最小限の認証レベルを指定します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページのルート パターンを更新した後、ダイヤル プランのドキュメントを更新して、FAC 対応のルート パターンを定義し、認証レベルを設定します。

FAC を実装するには、認証レベルのリストと対応する説明を作成して、レベルを定義する必要があります。認証レベルは 0 ~ 255 の範囲で指定する必要があります。シスコでは、任意の認証レベルを使用することができるため、組織にとって意味のある番号を定義できます。レベルを定義する前に、システムに対して設定できる例またはレベルを示した次の事項を検討してください。

北米での州間の長距離電話に認証レベル 10 を設定する。

州内のコールは州間のコールよりもコストがかかることがあるため、北米での州内の長距離電話に認証レベル 20 を設定する。

国際電話に認証レベル 30 を設定する。


ヒント 認証レベルを 10 ずつ増加することで、より多くの認証コードを追加する必要がある場合に備えたスケーラビリティのある構造を確立できます。

インタラクションおよび制限事項

CMC と FAC は同時に実装することも、別々に実装することもできます。たとえば、ユーザに対し、長距離電話などの特定のクラスのコールをかけることを許可するとともに、特定のクライアントへのコールのクラスを割り当てるとします。前の例で示したように CMC と FAC を同時に実装した場合、ユーザは番号をダイヤルし、プロンプトが示されたらユーザ固有の認証コードを入力して、次のプロンプトでクライアント マター コードを入力します。CMC と FAC のトーンはユーザには同じ音に聞こえるため、これらの機能では、最初のトーンの後で認証コードを、2 番目のトーンの後で CMC を入力するようユーザに指示します。

Cisco Unified Communications Manager が提供する冗長性は、Cisco Unified Communications Manager で実行される通常のプロセスを処理します。

CMC 機能と FAC 機能は、すべての Cisco Unified IP Phone と MGCP 制御によるアナログ ゲートウェイで動作します。

CMC および FAC を実装する前に、次の制限事項を確認してください。

電話番号をダイヤルした後、聴覚に障害のあるユーザは、認証コードまたはクライアント マター コードを入力する前に 1 ~ 2 秒待つ必要があります。

FAC または CMC 対応のルート パターンに転送されるコールは、コードを入力するユーザがいないため失敗します。この制限事項は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページまたは Cisco Unified CM ユーザ オプション ページで設定されたコールの転送に適用されます。コールの転送を設定することはできますが、FAC または CMC 対応のルート パターンに転送されたすべてのコールはリオーダーになります。ユーザが[不在] ソフトキーを押し、FAC または CMC が有効になっているルート パターンの番号を入力すると、ユーザはリオーダーを受信し、コールの転送は失敗します。

FAC または CMC が有効なルート パターンにコールが転送されるような設定を防止することはできません。コードが入力されないため、これらのルート パターンを使用して転送されたコールは切断されます。コール処理割り込みを最小限にするには、コールの転送を設定する前に番号をテストします。これを行うには、転送先の番号をダイヤルします。コードを入力するように求められても、その番号へのコール転送は設定しないでください。この方法をユーザにアドバイスし、転送コールが目的の宛先に到達しないことによって発生する苦情の件数を削減します。

シスコは、FAC または CMC をローカライズしていません。CMC 機能と FAC 機能は、Cisco Unified Communications Manager がサポートしているどのロケールに対しても、同じデフォルト トーンを使用しています。

Cisco Unified Communications Manager ではユーザに対してコードの入力を求めるタイミングを判別できないため、CMC 機能と FAC 機能は、オーバーラップ送信をサポートしていません。[ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)] ウィンドウの[FACが必須(Require Forced Authorization Code)] または[CMCが必須(Require Client Matter Code)] チェックボックスをオンにすると、[オーバーラップ送信を許可(Allow Overlap Sending)] チェックボックスは無効になります。[オーバーラップ送信を許可(Allow Overlap Sending)] チェックボックスをオンにすると、[FACが必須(Require Forced Authorization Code)] および[CMCが必須(Require Client Matter Code)] チェックボックスは無効になります。

FAC と CMC のトーンを再生できるのは、SCCP を実行する電話機、TAPI/JTAPI ポート、および MGCP FXS ポートの上だけです。

H.323 アナログ ゲートウェイはトーンを再生できないため、FAC または CMC をサポートしていません。

FAC と CMC をサポートする CTI デバイスには、制限事項があります。詳細については、「CTI、JTAPI、および TAPI アプリケーションでの FAC/CMC の使用方法」を参照してください。

Cisco WebDialer は、FAC または CMC をサポートしていません。

Cisco IP Softphone はトーンを再生できません。ただし、Cisco IP Softphone ユーザは、電話番号をダイヤルした後、コードを入力する前に 1 ~ 2 秒待つことで、CMC および FAC を使用できます。

FAC または CMC に # を追加しない場合、システムは T302 タイマーを待ち、コールを延長します。

ダイヤルした番号が FAC または CMC 対応のルート パターンを使用してルーティングされる場合、電話機の[リダイヤル] ソフトキーを押すときは、認証コードまたは CMC を入力する必要があります。シスコは、以前のコールで入力されたコードを保存しません。

短縮ダイヤル ボタンには、認証コードまたは CMC を設定できません。システムがコードの入力を求めたら、コードを入力する必要があります。

Cisco 一括管理ツールの使用方法

CMC および FAC の挿入、更新、削除には、一括管理ツール(BAT)を使用します。これらの操作方法の詳細については、このリリースの Cisco Unified Communications Manager と互換性のある『 Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド 』を参照してください。

CDR Analysis and Reporting の使用方法

CAR(CDR Analysis and Reporting)を使用すると、認証コード名、認証レベル、および CMC の詳細などのコール詳細を提供するレポートを実行できます。CAR でレポートを生成する方法の詳細については、『 CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

CTI、JTAPI、および TAPI アプリケーションでの FAC/CMC の使用方法

多くの場合、Cisco Unified Communications Manager は CTI、JTAPI、または TAPI アプリケーションに対して、ユーザがコール中にコードを入力する必要があることをアラートできます。ユーザは、コールを発信したり、アドホック会議を作成したり、FAC または CMC 対応のルート パターンを使用して打診転送を実行したりする場合、トーンの受信後にコードを入力する必要があります。ユーザは、FAC または CMC 対応のルート パターンを使用してコールを転送またはブラインド転送する場合、トーンを受信しないため、アプリケーションがコードを Cisco Unified Communications Manager に送信する必要があります。Cisco Unified Communications Manager が適切なコードを受信すると、コールは目的の宛先に接続されます。Cisco Unified Communications Manager が適切なコードを受信しない場合、Cisco Unified Communications Manager はどのコードが欠落しているかを示すエラーをアプリケーションに送信します。

Cisco Unified Communications Manager は、FAC または CMC 対応のルート パターンを使用したコール転送をサポートしていません。詳細については、「インタラクションおよび制限事項」を参照してください。

システム要件

Cisco Unified Communications Manager Business Edition システムに関する CMC と FAC の最小要件は、Release 6.0(1) 以降のバージョンです。

CMC および FAC のインストール

CMC 機能と FAC 機能は、Cisco Unified Communications Manager のインストール時に自動的にインストールされます。これらの機能を Cisco Unified Communications Manager ネットワークで使用できるようにするには、「CMC および FAC の設定チェックリスト」で説明されている作業を実行する必要があります。

CMC および FAC の設定チェックリスト

CMC および FAC を設定する際は、 表15-1 をガイドとして使用します。

 

表15-1 Cisco CMC および FAC の設定チェックリスト

設定手順
関連手順と関連項目

ステップ 1

機能の制限を確認します。

「インタラクションおよび制限事項」

ステップ 2

システムを設計し文書化します。たとえば、追跡するクライアント マターのリストを作成します。

「Client Matter Codes の概要」

「Forced Authorization Codes の概要」

ステップ 3

Cisco Unified Communications Manager の管理ページまたは一括管理ツール(BAT)を使用してコードを挿入します。


ヒント 小規模または大規模なコードのバッチとして BAT を使用することを検討します。BAT 内のカンマ区切り値(CSV)ファイルは、コード、対応する名前、対応するレベルなどを計画するために役立ちます。

「クライアント マター コードの設定」

「Forced Authorization Codes の設定」

ステップ 4

FAC または CMC を有効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでルート パターンを追加または更新します。

「ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化」

「ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化」

ステップ 5

ダイヤル プラン ドキュメントを更新するかダイヤル プラン ドキュメントとともに BAT CSV ファイルを印刷して保管します。

ダイヤル プラン ドキュメントを参照してください。

ステップ 6

たとえば、コードなどの必要なすべての情報をユーザに提供し、機能の動作を説明します。

「ユーザへの情報の提供」

クライアント マター コードの設定

使用する CMC のリストを取得したら、これらのコードをデータベースに追加して、ルート パターンの CMC 機能を有効にします。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「クライアント マター コードの検索」

「クライアント マター コードの設定」

「クライアント マター コードの削除」

「CMC の設定項目」

「ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化」

「ユーザへの情報の提供」

クライアント マター コードの検索

Cisco Unified Communications Manager では、特定の条件に基づいて、特定の CMC を検索できます。CMC を検索するには、次の手順を実行します。


) ブラウザ セッションでの作業中は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで検索プリファレンスが保持されます。他のメニュー項目に移動してこのメニュー項目に戻った場合でも、検索を変更するかブラウザを閉じない限り、検索プリファレンスは Cisco Unified Communications Manager の管理ページで保持されています。


手順


ステップ 1 [コールルーティング(Call Routing)] >[CMC] を選択します。

検索と一覧表示のウィンドウが表示されます。

ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空になっていることを確認し、ステップ 3 に進みます。

特定のレコードをフィルタリングまたは検索するには、次の操作を実行します。

最初のドロップダウン リスト ボックスで、検索パラメータを選択します。

2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、検索パターンを選択します。

必要に応じて、適切な検索文字を入力します。


) 別の検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。条件を追加した場合は、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして、最後に追加された条件を削除するか、または[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加されたすべての検索条件を削除します。


ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。

すべてのレコードまたは条件に一致するレコードが表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスで別の値を選択すると、各ページに表示される項目数を変更できます。


) 適切なレコードの横にあるチェックボックスをオンにして、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、データベースから複数のレコードを削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。


ステップ 4 表示されたレコード リストから、目的のレコードのリンクをクリックします。


) ソート順を逆にするには、リストのヘッダーにある上矢印または下矢印をクリックします(使用可能な場合)。


選択した項目がウィンドウに表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

クライアント マター コードの設定

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで CMC を入力するか、Cisco 一括管理ツール(BAT)を使用して CMC を入力します。BAT を使用する場合、BAT のカンマ区切り値(CSV)ファイルには、CMC とクライアント名のレコードが記載されています。CMC の設定が完了したら、ダイヤル プラン ドキュメントを更新するか、またはダイヤル プラン ドキュメントとともに BAT CSV ファイルを印刷して保管します。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで CMC を追加または更新するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 次のいずれかの手順を実行します。

CMC を追加するには、 [コールルーティング(Call Routing)] >[CMC] を選択し、 [新規追加(Add New)] をクリックします。ステップ 2 に進みます。

CMC を更新するには、「クライアント マター コードの検索」の説明に従って更新する CMC を検索し、ステップ 2 に進みます。

ステップ 2 適切な設定値を入力します( 表15-2 を参照)。

ステップ 3 [保存(Save)] をクリックします。

ステップ 4 すべての CMC を追加したら、「ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化」を参照してください。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

CMC の設定項目

表15-2「クライアント マター コードの設定」を併せて参照してください。

 

表15-2 CMC を追加する場合の設定項目

設定項目
説明

[CMC]

コールを開始するときにユーザが入力する一意のコードを 16 桁以内で入力します。このコードを使用したコールは、CDR に表示されます。

[説明(Description)]

50 文字以内の名前を入力します。このオプション フィールドはクライアント コードをクライアントに関連付けます。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

クライアント マター コードの削除

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで CMC を削除するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 まず削除する CMC を検索します。検索の手順は、「クライアント マター コードの検索」を参照してください。

ステップ 2 [CMCの設定(Client Matter Codes Configuration)] ウィンドウが表示されたら、 [削除(Delete)] をクリックします。

ステップ 3 削除を続けるには、 [OK] をクリックします。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化

ルート パターンで CMC を有効にするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 [コールルーティング(Call Routing)] >[ルート/ハント(Route/Hunt)] >[ルートパターン(Route Pattern)] を選択します。

ステップ 2 次のいずれかの手順を実行します。

既存のルート パターンを更新するには、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ルート パターンの設定」の説明に従って、[ルートパターンの検索と一覧表示(Find and List Route Patterns)] ウィンドウに検索条件を入力します。

新しいルート パターンを追加するには、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ルート パターンの設定」を参照してください。

ステップ 3 [ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)] ウィンドウで、 [CMCが必須(Require Client Matter Code)] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 次のいずれかの手順を実行します。

ルート パターンを更新した場合は、 [保存(Save)] をクリックします。

新しいルート パターンを追加した場合は、 [保存(Save)] をクリックします。

ステップ 5 クライアント マター コードが必要なすべてのルート パターンについて、ステップ 2ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 6 ルート パターンの設定が完了したら、「ユーザへの情報の提供」を参照してください。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

Forced Authorization Codes の検索

Cisco Unified Communications Manager を使用すると、特定の条件に基づいて、特定の FAC を検索できます。FAC を検索するには、次の手順を実行します。


) ブラウザ セッションでの作業中は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで検索プリファレンスが保持されます。他のメニュー項目に移動してこのメニュー項目に戻った場合でも、検索を変更するかブラウザを閉じない限り、検索プリファレンスは Cisco Unified Communications Manager の管理ページで保持されています。


手順


ステップ 1 [コールルーティング(Call Routing)] >[FAC] を選択します。

検索と一覧表示のウィンドウが表示されます。

ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空になっていることを確認し、ステップ 3 に進みます。

特定のレコードをフィルタリングまたは検索するには、次の操作を実行します。

最初のドロップダウン リスト ボックスで、検索パラメータを選択します。

2 番目のドロップダウン リスト ボックスで、検索パターンを選択します。

必要に応じて、適切な検索文字を入力します。


) 別の検索条件を追加するには、[+] ボタンをクリックします。条件を追加した場合は、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-] ボタンをクリックして、最後に追加された条件を削除するか、または[フィルタのクリア(Clear Filter)] ボタンをクリックして、追加されたすべての検索条件を削除します。


ステップ 3 [検索(Find)] をクリックします。

すべてのレコードまたは条件に一致するレコードが表示されます。[ページあたりの行数(Rows per Page)] ドロップダウン リスト ボックスで別の値を選択すると、各ページに表示される項目数を変更できます。


) 適切なレコードの横にあるチェックボックスをオンにして、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、データベースから複数のレコードを削除できます。[すべてを選択(Select All)] をクリックして[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。


ステップ 4 表示されたレコード リストから、目的のレコードのリンクをクリックします。


) ソート順を逆にするには、リストのヘッダーにある上矢印または下矢印をクリックします(使用可能な場合)。


選択した項目がウィンドウに表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

Forced Authorization Codes の設定

FAC 実装の設計が完了したら、Cisco Unified Communications Manager の管理ページまたは Cisco 一括管理ツール(BAT)を使用して認証コードを入力します。認証コードの大きなバッチとして BAT を使用することを検討します。BAT 内のカンマ区切り値(CSV)ファイルは、認証コード、対応する名前、対応するレベルなどを計画するために役立ちます。


) 後で参照するために、ダイヤル プラン ドキュメントを更新するか、またはダイヤル プラン ドキュメントとともに CSV ファイルを印刷して保管します。


Cisco Unified Communications Manager の管理ページで少数の認証コードを追加する場合は、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 [コールルーティング(Call Routing)] >[FAC] を選択します。

ステップ 2 次のいずれかの手順を実行します。

新しい FAC を追加するには、 [新規追加(Add New)] をクリックします。

FAC を更新するには、更新する認証コードを検索します。検索の手順は、「Forced Authorization Codes の検索」を参照してください。

ステップ 3 表15-3 の設定方法に従って、認証コードを設定します。

ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。


) すべての認証コードを追加したら、「ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化」を参照してください。



 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

FAC の設定項目

表15-3「Forced Authorization Codes の設定」を併せて参照してください。

詳細については、「関連項目」を参照してください。

 

表15-3 FAC の設定項目

設定項目
説明

[認証コード名(Authorization Code Name)]

一意の名前を 50 文字以内で入力します。この名前は、認証コードと特定のユーザまたはユーザのグループを関連付けます。このコードを使用するコールについては、この名前が CDR に表示されます。

[認証コード(Authorization Code)]

一意の認証コードを 16 文字以内で入力します。ユーザは、FAC 対応のルート パターンを使用してコールを発信するときに、このコードを入力します。

[認証レベル(Authorization Level)]

0 ~ 255 の範囲の 3 桁の認証レベルを入力します。デフォルトは 0 です。認証コードに割り当てるレベルによって、ユーザが FAC 対応のルート パターンを使用してコールをルーティングできるかどうかが決定されます。コールを正しくルーティングするには、ユーザ認証レベルが、コールのルート パターンに指定されている認証レベルと比較して同等または上位である必要があります。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

Forced Authorization Codes の削除

FAC を削除するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 まず削除する認証コードを検索します。検索の手順は、「Forced Authorization Codes の検索」を参照してください。

ステップ 2 [FACの設定(Forced Authorization Code Configuration)] ウィンドウが表示されたら、 [削除(Delete)] をクリックします。

ステップ 3 削除を続けるには、 [OK] をクリックします。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化

ルート パターンで FAC を有効にするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、 [コールルーティング(Call Routing)] >[ルート/ハント(Route/Hunt)] >[ルートパターン(Route Pattern)] を選択します。

ステップ 2 次のいずれかの手順を実行します。

既存のルート パターンを更新するには、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ルート パターンの設定」の説明に従って、[ルートパターンの検索と一覧表示(Find and List Route Patterns)] ウィンドウに検索条件を入力します。

新しいルート パターンを追加するには、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ルート パターンの設定」を参照してください。

ステップ 3 [ルートパターンの設定(Route Pattern Configuration)] ウィンドウで、 [FACが必須(Require Forced Authorization Code)] チェックボックスをオンにします。

ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。


ヒント [FACが必須(Require Forced Authorization Code)] チェックボックスをオンにしない場合でも、指定した数値はデータベースに保存されているため、認証レベルを指定できます。

ステップ 5 認証コードが必要なすべてのルート パターンについて、ステップ 2ステップ 4 を繰り返します。

ステップ 6 ルート パターンの設定が完了したら、「ユーザへの情報の提供」を参照してください。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ユーザへの情報の提供

機能の設定が完了したら、次の情報をユーザに通知します。

「インタラクションおよび制限事項」に説明されている制限事項をユーザに通知します。

たとえば認証コード、認証レベル、クライアント マター コードなど、これらの機能を使用するために必要なすべての情報をユーザに提供します。番号をダイヤルするとコードの入力を求めるトーンが聞こえることを、ユーザに通知します。

FAC の場合、ユーザ認証コードを入力して発信されたコールは、ユーザまたはユーザの部署に属すると見なされます。認証コードを覚えておくか、安全な場所に記録しておくようユーザに勧めます。

ユーザが使用できるコールの種類を通知します。たとえば、電話機の管理者に問題を知らせる前に、ユーザは電話を切り、ダイヤルした番号とコードをリトライする必要があります。

トーンが完了する前にコードを入力できることをユーザに通知します。

ユーザがコードを入力した後、コールをすぐにルーティングするには、電話機の # を押します。押さない場合、コールはディジット間タイマー(T302)が満了した後に接続されます。このタイマーは、デフォルトで 15 秒です。

ユーザが無効なコードを入力すると、電話機はリオーダー音を再生します。コードの入力を間違えた場合は、電話を切り、もう一度コールを開始する必要があります。リオーダー音が続く場合は、ユーザは電話またはシステムの管理者に、コードに問題がある可能性があることを知らせる必要があります。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

関連項目

Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「ルート パターンの設定」

Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「ルート プランの概要」

「インタラクションおよび制限事項」

「システム要件」

Forced Authorization Codes

「Forced Authorization Codes の概要」

「CMC および FAC の設定チェックリスト」

「Forced Authorization Codes の検索」

「Forced Authorization Codes の設定」

「Forced Authorization Codes の削除」

「FAC の設定項目」

「ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化」

クライアント マター コード

「Client Matter Codes の概要」

「CMC および FAC の設定チェックリスト」

「クライアント マター コードの検索」

「クライアント マター コードの設定」

「クライアント マター コードの削除」

「CMC の設定項目」

「ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化」

その他のシスコ マニュアル

Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド

Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド

CDR Analysis and Reporting アドミニストレーション ガイド