Cisco Unified Communications Manager Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager Business Edition Release 6.1(1)
トレースについて
トレースについて
発行日;2012/01/16 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

トレースについて

トレースについて

トレースの設定

トラブルシューティング トレース設定

トレース収集

トレース設定およびトレース収集チェックリスト

参考情報

トレースについて

この章では、Cisco Unified Serviceability のトレースについて説明します。次の項で構成されています。

「トレースについて」

「トレースの設定」

「トラブルシューティング トレース設定」

「トレース収集」

「トレース設定およびトレース収集チェックリスト」

「参考情報」

トレースについて

Cisco Unified Serviceability には、音声アプリケーションに関する問題のトラブルシューティングを支援するトレース ツールが用意されています。Cisco Unified Serviceability は、SDI(System Diagnostic Interface)トレース、SDL(Signaling Distribution Layer)トレース(Cisco CallManager サービスと Cisco CTIManager サービス用)、および Log4J トレース(Java アプリケーション用)をサポートしています。


ヒント Cisco Unity Connection は、SDL トレースをサポートしていません。


トレースする情報のレベルと、各トレース ファイルに含める情報のタイプを指定するには、[Trace Configuration]ウィンドウを使用します。サービスが Cisco CallManager や Cisco CTIManager などのコール処理アプリケーションの場合は、電話機やゲートウェイなどのデバイスに対してトレースを設定できます。

[Alarm Configuration]ウィンドウで、SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルなどさまざまな場所にアラームを送信できます。必要に応じて、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool で、アラートに対してトレースを設定できます。

さまざまなサービスのトレース ファイルにどの情報を記録するかを設定した後、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Trace and Log Central オプションを使用して、トレース ファイルを収集、表示できます。

トレースの設定

Cisco Unified Serviceability に表示される任意の機能サービスまたはネットワーク サービスに対して、トレース パラメータを設定できます。[Trace Configuration]ウィンドウを使用して、問題をトラブルシューティングするためにトレースするパラメータを指定します。

トレースする情報のレベル(デバッグ レベル)、トレース対象の情報(トレース フィールド)、およびトレース ファイルに関する情報(サービスごとのファイル数、ファイル サイズ、データをトレース ファイルに保存する時間など)を設定できます。

サービスが Cisco CallManager や Cisco CTIManager などのコール処理アプリケーションの場合は、電話機やゲートウェイなどのデバイスに対してトレースを設定できます。たとえば、555 で始まる電話番号を持つ、使用可能なすべての電話機にトレースを絞り込むことができます。

独自にトレース フィールドを選択するのではなく、トラブルシューティング トレースの事前設定値を使用する場合は、[Troubleshooting Trace]ウィンドウを使用できます。トラブルシューティング トレースの詳細については、「トラブルシューティング トレース設定」を参照してください。

さまざまなサービスのトレース ファイルにどの情報を記録するかを設定した後、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用してトレース ファイルを収集できます。トレースの収集の詳細については、「トレース収集」を参照してください。

トラブルシューティング トレース設定

[Troubleshooting Trace Settings]ウィンドウでは、トラブルシューティング トレースの事前設定値を設定する対象の Cisco Unified Serviceability のサービスを選択できます。このウィンドウでは、1 つまたは複数のサービスを選択し、そのサービスのトレース設定を事前設定値に変更できます。このウィンドウでは、アクティブでないサービスの横に N/A と表示されます。


) Cisco Unified Communications Manager の機能サービスまたはネットワーク サービスに対するトラブルシューティング トレースの事前設定値には、SDL、SDI、および Log4j などのトレース設定があります。Cisco Unity Connection は、SDL トレースをサポートしていません。トラブルシューティング トレース設定を適用する前に、元のトレース設定がバックアップされます。トラブルシューティング トレース設定をリセットすると、元のトレース設定が復元されます。


トラブルシューティング トレース設定をサービスに適用した後で、[Troubleshooting Trace Settings]ウィンドウを開くと、トラブルシューティングを設定したサービスのチェックボックスがオンになった状態で表示されます。[Troubleshooting Trace Settings]ウィンドウで、トレース設定を元の設定にリセットできます。

トラブルシューティング トレース設定をサービスに適用した後、[Trace Configuration]ウィンドウには、該当するサービスに対してトラブルシューティング トレースが設定されているというメッセージが表示されます。このサービスの設定をリセットするには、[Related Links]ドロップダウン リスト ボックスから[Troubleshooting Trace Settings]オプションを選択します。該当するサービスに対して、[Trace Configuration]ウィンドウには、[Maximum No. of Files]などいくつかのトレース出力設定パラメータを除いて、すべての設定が読み取り専用として表示されます。トラブルシューティング トレース設定を適用した後でも、これらのパラメータは変更できます。

トレース収集

さまざまなサービス トレースや他のログ ファイルを収集、表示、zip 圧縮するには、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool のオプションの 1 つである Trace and Log Central を使用します。Trace and Log Central オプションを使用すると、SDL トレースや SDI トレース、アプリケーション ログ、システム ログ(イベント表示アプリケーション ログ、セキュリティ ログ、システム ログなど)、およびクラッシュ ダンプ ファイルを収集できます。


ヒント CSA ログを収集するには、RTMT の[Select System Logs]タブの[Cisco Security Agent]チェックボックスをオンにします。ログインおよびログアウトしているユーザの情報が含まれるユーザ ログにアクセスするには、[Select System Logs]タブの[Security Logs]チェックボックスをオンにします。



ヒント 収集したトレース ファイルを表示する場合、NotePad は使用しないでください。



) 暗号化をサポートするデバイスの場合、SRTP 鍵関連情報はトレース ファイルに表示されません。


トレース収集の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

トレース設定およびトレース収集チェックリスト

表6-1 は、Cisco Unified Serviceability の機能サービスおよびネットワーク サービスに対してトレースを設定および収集するための手順の概要を示しています。

 

表6-1 トレース設定およびトレース収集チェックリスト

設定手順
関連する手順と項目

ステップ 1

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [システム]>[エンタープライズパラメータ] を選択し、トレース可能なデバイスの最大数を設定します。[Max Number of Device Level Trace]フィールドに値を入力します。デフォルトは 12 です。

Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド

ステップ 2

トレース圧縮を有効にする場合、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで [システム]>[エンタープライズパラメータ] を選択し、[Trace Compression]パラメータの値を[Enabled]に設定します。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド 』の「RTMT での Trace and Log Central の設定」

Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド

ステップ 3

Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [システム]>[サービスパラメータ] を選択し、[TLC Throttling CPU Goal]および[TLC Throttling IOWait Goal]サービスパラメータ(Cisco RIS Data Collector サービス)の値を設定します。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド 』の「RTMT での Trace and Log Central の設定」

Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド

ステップ 4

トレースを収集するサービスに対してトレース設定値を設定します。

トレース設定値を設定するには、デバッグ レベルとトレース フィールドを選択して、トレース ログにどの情報を記録するかを選択します。Cisco CallManager サービスまたは Cisco CTIManager サービスに対してトレースを設定する場合は、特定のデバイスに対してトレースを設定することもできます。

サービスに対して事前設定されたトレースを実行する場合は、そのサービスに対してトラブルシューティング トレースを設定します。

「トレースについて」

「トレースの設定」

「トラブルシューティング トレース設定値の設定」

ステップ 5

ローカル PC に Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool をインストールします。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

ステップ 6

モニタ対象のトレース ファイル内に指定の検索文字列があるときにアラームを生成する場合は、RTMT で LogFileSearchStringFound アラートを有効にします。

LogFileSearchStringFound アラームは LpmTctCatalog にあります(Cisco Unified Serviceability で、 [Alarm]>[Definitions] を選択します。[Find alarms where]ドロップダウン リスト ボックスで [System Alarm Catalog] を選択し、[Equals]ドロップダウン リスト ボックスで [LpmTctCatalog] を選択します)。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

「アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加」

ステップ 7

CriticalServiceDownand CodeYellow などのアラ―トのトレースを自動的に取り込む場合は、RTMT で特定のアラートに対応する[Set Alert/Properties]ダイアログボックスの [Enable Trace Download] チェックボックスをオンにします。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

ステップ 8

トレースを収集します。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

ステップ 9

適切なビューアでログ ファイルを表示します。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

ステップ 10

トラブルシューティング トレースを有効にした場合は、サービスのトレース設定をリセットして、元の設定を復元します。


) 長期間にわたってトラブルシューティング トレースを使用可能にすると、トレース ファイルのサイズが大きくなり、サービスのパフォーマンスが低下する可能性があります。


「トラブルシューティング トレース設定値の設定」

参考情報

関連項目

「アラームについて」

「アラーム設定チェックリスト」

「トレースについて」

「トラブルシューティング トレース設定値の設定」

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

Cisco Unity Connection サービスアビリティ アドミニストレーション ガイド