Cisco Unified Communications Manager Serviceability アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager Business Edition Release 6.1(1)
アラームについて
アラームについて
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

アラームについて

アラームについて

アラームの設定

アラーム定義

アラーム情報の表示

アラーム設定チェックリスト

参考情報

アラームについて

この章では、Cisco Unified Serviceability のアラームについて説明します。次の項で構成されています。

「アラームについて」

「アラームの設定」

「アラーム定義」

「アラーム情報の表示」

「アラーム設定チェックリスト」

「参考情報」

アラームについて

Cisco Unified Serviceability のアラームを使用すると、システムの実行時の状況と状態を表示して、システムに関連する問題をトラブルシューティングできます。たとえば、Disaster Recovery System に関する問題を特定できます。アラームの情報には、説明と推奨処置、およびアプリケーション名、マシン名などが含まれているため、トラブルシューティングするときに役立ちます。

アラーム インターフェイスを設定する際には、アラーム情報を複数の場所に送信することと、それぞれの場所に固有のアラーム イベント レベル(Debug から Emergency まで)を指定することができます。アラームは、Syslog Viewer(ローカル syslog)、Syslog ファイル(リモート syslog)、SDI トレース ログ ファイル、SDL トレース ログ ファイル(Cisco CallManager サービスおよび CTIManager サービスのみ)、またはすべての宛先に送信できます。あるサービスからアラームが発行されると、設定した場所(およびアラーム定義のルーティング リストで指定された場所)に、アラーム インターフェイスからアラーム情報が送信されます(たとえば SDI トレースなど)。システムは、SNMP トラップの場合と同様にアラーム情報を転送することも、最終宛先(ログ ファイルなど)に書き込むこともできます。


ヒント リモート Syslog サーバとして Cisco Unified Communications Manager サーバを指定しないでください。このサーバは他のサーバからの syslog メッセージを受信できません。


SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラームを収集するには、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)で Trace and Log Central オプションを使用します。ローカル syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、RTMT で SysLog Viewer を使用します。

アラームの設定

Cisco Database Layer Monitor などのサービスにアラームを設定できます。

サービスにアラームを設定するには、アラーム イベント レベル(Error など)、およびシステムがアラーム情報を送信する場所(Syslog Viewer、つまりローカル syslog など)を選択します。イベント レベルを選択すると、収集されるアラームのタイプを絞り込み、Syslog ファイルおよびトレース ファイルが過負荷になるのを回避できます。アラーム設定とアラーム定義の関連付けの詳細については、「アラーム定義」を参照してください。

アラーム定義

参照のために使用されるアラーム定義は、アラーム メッセージの内容を説明します。つまり、メッセージの意味とその回復方法を示します。アラームに関する情報を入手するには、[Alarm Definitions]ウィンドウを検索します。いずれかのサービス固有のアラーム定義をクリックすると、そのアラーム情報の説明(管理者が追加したユーザ定義のテキストを含む)と推奨処置が表示されます。

Cisco Unified Serviceability に表示されるアラームすべての定義を検索できます。問題のトラブルシューティングを支援するため、対応するカタログに存在する定義の内容には、アラーム名、記述、説明、推奨処置、重大度、パラメータ、モニタなどが含まれています。

システムでアラームが生成されるときにはアラーム情報内のアラーム定義名が使用されるので、アラームを特定できます。アラーム定義では、アラーム情報が送信される場所を指定するルーティング リストを表示できます。ルーティング リストには、次に示す場所を含めることができます。これらの場所は、[Alarm Configuration]ウィンドウで設定できる場所に対応しています。

SDL:このオプションに対してアラームを有効にし、[Alarm Configuration]ウィンドウで適切なイベント レベルを指定すると、アラーム情報が SDL トレースに送信されます。

SDI:このオプションに対してアラームを有効にし、[Alarm Configuration]ウィンドウで適切なイベント レベルを指定すると、アラーム情報が SDI トレースに送信されます。

Sys Log:このオプションに対してアラームを有効にし、[Alarm Configuration]ウィンドウで適切なイベント レベルを指定し、リモート syslog サーバのサーバ名または IP アドレスを入力すると、アラーム情報がリモート syslog サーバに送信されます。

Event Log:このオプションに対してアラームを有効にし、[Alarm Configuration]ウィンドウで適切なイベント レベルを指定すると、アラーム情報がローカル syslog に送信されます。情報は、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)の Syslog Viewer で表示できます。

Data Collector:アラーム情報がリアルタイム情報システム(RIS Data Collector)に送信されます(アラート目的のみ)。[Alarm Configuration]ウィンドウでこのオプションを設定することはできません。

SNMP Traps:SNMP トラップが生成されます。[Alarm Configuration]ウィンドウでこのオプションを設定することはできません。


ヒント Cisco Unified Communications Manager は SNMP トラップをサポートしていますが、Cisco Unity Connection は SNMP トラップをサポートしていません。SNMP トラップの場所がルーティング リストに表示されている場合、アラーム情報は CCM MIB SNMP エージェントに転送されます。CCM MIB SNMP エージェントは、CISCO-CCM-MIB の定義に従って、適切なトラップを生成します。

[Alarm Configuration]ウィンドウで特定の場所に対して設定されたアラーム イベント レベルが、アラーム定義に一覧表示されている重大度以下の場合、アラームが送信されます。たとえば、アラーム定義の重大度が WARNING_ALARM であり、[Alarm Configuration]ウィンドウで特定の宛先に対するアラーム イベント レベルをそれより低いイベント レベルの Warning、Notice、Informational、または Debug として設定した場合、対応する宛先にアラームが送信されます。アラーム イベント レベルを Emergency、Alert、Critical、または Error として設定すると、対応する宛先にアラームが送信されません。

Cisco Unified Serviceability の各アラーム定義には、追加説明または推奨処置を含めることができます。管理者はすべて、追加された情報にアクセスできます。管理者は、[Alarm Details]ウィンドウに表示される[User Defined Text]ペインに直接情報を入力します。標準の水平方向および垂直方向のスクロールバーで、スクロールがサポートされています。Cisco Unified Serviceability によって情報がデータベースに追加されます。

アラーム情報の表示

アラーム情報を表示して、問題が存在するかどうか判断します。アラーム情報を表示するために使用する方法は、アラームの設定時に選択した宛先によって異なります。SDI トレース ログ ファイルまたは SDL トレース ログ ファイルに送信されるアラーム情報を表示するには、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用するか、テキスト エディタを使用します。ローカル syslog に送信されるアラーム情報を表示するには、RTMT の SysLog Viewer を使用します。


ヒント Cisco Unified Communications Manager の場合は、CiscoWorks2000 レポート ビューアを使用して、リモート syslog メッセージを表示することもできます。


アラーム設定チェックリスト

表3-1 は、アラームを設定する手順の概要を示しています。

 

表3-1 アラーム設定チェックリスト

設定手順
関連する手順と項目

ステップ 1

アラーム情報が必要なサーバおよびサービスを選択します。

「アラームについて」

「サービスに対するアラームの設定」

ステップ 2

アラームの宛先を選択します。

SDI ログには、すべてのサービスから送信できます(ただし、[Trace]でも設定する必要があります)。

SysLog Viewer には、すべてのサービスから送信できます。

SDL ログを使用できるのは、Cisco CallManager サービスと Cisco CTIManager サービスのみです。

syslog メッセージをリモート Syslog サーバに送信するには、リモート Syslog 宛先のチェックボックスをオンにし、ホスト名を指定します。

「サービスに対するアラームの設定」

「アラームの設定」

ステップ 3

アラーム イベント レベルを選択します。

「サービスに対するアラームの設定」

「アラームの設定」

ステップ 4

必要に応じて、アラームに定義を追加します。

「アラーム定義」

「アラーム定義の表示および更新」

ステップ 5

アラームの宛先として SDI トレース ファイルまたは SDL トレース ファイルを選択した場合、RTMT の Trace and Log Central オプションを使用してトレースを収集し、情報を表示します。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

ステップ 6

アラームの宛先としてローカル syslog を選択した場合、RTMT の SysLog Viewer でアラーム情報を表示します。

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

ステップ 7

説明と推奨処置については、対応するアラーム定義を参照します。

「アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加」

参考情報

関連項目

「サービスに対するアラームの設定」

「アラーム定義の表示およびユーザ指定の記述の追加」

「System Alarm Catalog の説明」

「CallManager Alarm Catalog の説明」

Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド

Cisco Unity Connection サービスアビリティ アドミニストレーション ガイド