Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager Business Edition Release 6.1(1)
ライセンス ファイルのアップロード
ライセンス ファイルのアップロード
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

ライセンス ファイルのアップロード

ライセンス マネージャ サービスの開始

ライセンス ファイルの取得

新しい ノードおよびデバイス

5.x リリースからのアップグレード

ライセンス ファイルの内容

ライセンス ファイルのアップロード

関連項目

ライセンス ファイルのアップロード

ライセンス ファイルは、Cisco Unified Communications Manager のライセンスを有効にするために必要な情報を保持しています。ここでは、次の内容について説明します。

「ライセンス マネージャ サービスの開始」

「ライセンス ファイルの取得」

「ライセンス ファイルの内容」

「ライセンス ファイルのアップロード」

「関連項目」

Cisco Unity Connection のライセンス情報については、『 Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

ライセンス マネージャ サービスの開始

ライセンス ファイルのロード先となる Cisco Unified Communications Manager サーバは、ライセンス マネージャの役割を果たします(ライセンス ファイルは、パブリッシャ サーバだけにロードされます)。ライセンス ファイルについては、「ライセンス ファイルの取得」を参照してください。

ライセンス マネージャは、購入され、使用されるライセンスを追跡する論理コンポーネントとして機能します。ライセンスのチェックインとチェックアウトを制御するプロセスです。各電話機およびアプリケーション タイプで必要となるライセンス ユニットの数を追跡します。ライセンス マネージャは、ライセンスの発行と再要求、およびライセンス超過が発生しているかどうかの検出を行います。

ライセンス マネージャ サービスを開始するには、Cisco Unified Serviceability を使用します。この項では、サービスを開始、停止、または再起動する手順について説明します。


) ライセンス マネージャはネットワーク サービスであるため、インストール後に起動し、実行する必要があります。


手順


ステップ 1 Cisco Unified Serviceability で、 [Tools] >[Control Center - Network Services] の順に選択します。

[Control Center-Network Services]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Server]ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。

Cisco License Manager は、[Platform Services]の[Service Name]列のリストに表示されます。

ステップ 3 Cisco License Manager に対応するオプション ボタンをクリックします。

ステップ 4 ライセンス マネージャ サービスを起動する場合は、 [Start] をクリックします。

サービスが開始され、「Service Started Successfully」というメッセージが表示されます。

ステップ 5 ライセンス マネージャ サービスを停止する場合は、 [Stop] をクリックします。

サービスが停止し、「Service Stopped Successfully」というメッセージが表示されます。

ステップ 6 ライセンス マネージャ サービスを再開する場合は、 [Restart] をクリックします。

サービスが再起動し、「Service Restarted Successfully」というメッセージが表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ライセンス ファイルの取得

ライセンスは、Cisco Unified Communications Manager のライセンス管理を支援し、Cisco Unified Communications Manager アプリケーションのライセンスとデバイスの数に関する規定を適用します。この項では、新しくインストールする Cisco Unified Communications Manager システムおよびデバイスのライセンスのほか、さまざまなリリースからアップグレードした Cisco Unified Communications Manager ノードのライセンスを取得する方法について説明します。


) Cisco Unified Communications Manager 6.0(1) から 6.1(1) へのアップグレードなど、一連のソフトウェア リリースの範囲内でアップグレードする場合は、新しいライセンスを取得する必要はありません。


ライセンスを取得するには、状況に応じて次のいずれかの項を参照してください。

「新しい Cisco Unified Communications Manager ノードおよびデバイス」

「Cisco Unified Communications Manager 5.x リリースからのアップグレード」

新しい Cisco Unified Communications Manager ノードおよびデバイス

新しい Cisco Unified Communications Manager ノード(サーバ)のノード ライセンス ファイルを取得する手順、および追加のデバイス ライセンス ユニットを必要とする新しいデバイスのデバイス ライセンスを取得する手順は、次のとおりです。

クラスタ内の各ノードでは、1 つのノード ライセンス ユニットが必要になります。各デバイス タイプでは、タイプに応じて、一定数のライセンス ユニットが必要になります。たとえば、Cisco Unified IP Phone 7920 の場合は 4 ライセンス ユニット、Cisco Unified IP Phone 7970 の場合は 5 ユニットが必要です。4 台の Cisco Unified IP Phone 7920 と 4 台の Cisco Unified IP Phone 7970 のライセンスを取得する場合は、36 の電話機ライセンス ユニットが必要です。

Cisco Unified Communications Manager には、Cisco Unified Communications Manager の新規インストールを開始するときに使用できるスターター ライセンスが含まれています。パーマネント ライセンスを取得してアップロードすると、スターター ライセンスは上書きされます。スターター ライセンスの詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「スターター ライセンス」を参照してください。

必要なパーマネント ライセンスを取得するには、製品に付属の Product Authorization Key(PAK; 製品認可キー)を使用します。次の手順を参照してください。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager に付属の(または電話で注文した)製品認可キー(PAK)を、 http://www.cisco.com/go/license にある License Registration Web ツールに入力します。

ステップ 2 [Submit] をクリックします。

ステップ 3 システム プロンプトの指示に従います。Cisco Unified Communications Manager クラスタの最初のノードに搭載されている Ethernet 0 NIC の MAC アドレスを入力する必要があります。有効な電子メール アドレスと、ライセンスを取得するノードおよびデバイス ライセンス ユニットの数も入力する必要があります。


) システム内のデバイスで必要になるデバイス ライセンス ユニットの数を計算する方法については、「ライセンス ユニットの計算方法」を参照してください。


入力した電子メール ID 宛てに電子メールでライセンス ファイルが送信されます。ライセンス ファイルの形式は、CCM<タイムスタンプ>.lic です。.lic 拡張子を保持していれば、ライセンス ファイルの名前を変更してもかまいません。ファイルの内容に何らかの変更を加えると、ライセンスは使用できなくなります。


) 1 つのライセンス ファイルがクラスタ内の複数のノードに適用される場合があります。ライセンス ファイルの解釈方法については、「ライセンス ファイルの内容」を参照してください。


ステップ 4 ライセンス ファイルは、ステップ 3 で入力した MAC アドレスを持つサーバにアップロードする必要があります。「ライセンス ファイルのアップロード」を参照してください。このサーバは、ライセンス マネージャの役割を果たします。


 


) ライセンス ファイル内に指定されているライセンスを使用できるのは、ライセンス ファイルをアップロードしたクラスタの内部のみです。


追加情報

「関連項目」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager 5.x リリースからのアップグレード

Cisco Unified Communications Manager 5.x からアップグレードする場合は、ソフトウェア機能ライセンスを取得する必要があります。ソフトウェア機能ライセンスは、指定されたライセンス バージョンに応じて、システムの機能をアクティブにします。5.0 のデバイス ライセンスを Cisco Unified Communications Manager 6.(x) 以降で使用する場合は、システムで動作している Cisco Unified Communications Manager のバージョンに対応したソフトウェア機能ライセンスを取得する必要があります。

ソフトウェア機能ライセンスを取得する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 http://www.cisco.com/go/license にある License Registration ツールに移動します。

ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager アップグレードに付属の製品認可キー(PAK)を入力します。

ステップ 3 [Submit] をクリックします。

ステップ 4 システム プロンプトの指示に従います。Cisco Unified Communications Manager クラスタの最初のノードに搭載されている Ethernet 0 NIC の MAC アドレスを入力する必要があります。有効な電子メール アドレスも入力する必要があります。

入力した電子メール アドレス宛てに電子メールでライセンス ファイルが送信されます。ソフトウェア機能ライセンスの内容を表示するには、例28-3 を参照してください。

ステップ 5 ソフトウェア ライセンス ファイルは、ステップ 4 で入力した MAC アドレスを持つサーバにアップロードする必要があります。「ライセンス ファイルのアップロード」を参照してください。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ライセンス ファイルの内容

ライセンス ファイルには、次の情報が含まれています。

ライセンスされる Cisco Unified Communications Manager ノードの数:お客様にライセンスされるクラスタ内の Cisco Unified Communications Manager サーバの数を示します。この数値は、Cisco Unified Communications Manager Business Edition システムでは 1 になります。

サポートされる Cisco Unified Communications Manager のバージョン。

ライセンス発行済みの電話機ユニットの数:電話機のタイプごとに個別のライセンスを作成するのではなく、ライセンス ユニットという概念が使用されます。各電話機タイプは、一定数のライセンス ユニットに対応しています。


) 各デバイスで必要となるライセンス ユニットの数を調べるには、[システム] >[ライセンス] >[ライセンスユニット計算]の順に選択します。このウィンドウには、各デバイス タイプで必要となるライセンス ユニットの数が表示されます。「ライセンス ユニットの計算方法」を参照してください。


ライセンス ファイルのインストール先となるサーバの MAC アドレス。

ライセンス ファイルをライセンス サーバにアップロードするには、「ライセンス ファイルのアップロード」を参照してください。

ライセンス ファイルの例

次の例では、パーマネント IP Phone ライセンスおよびパーマネント Cisco Unified Communications Manager ノード ライセンスのライセンス ファイルについて説明します。

例28-1 パーマネント IP Phone ライセンス

INCREMENT PHONE_UNIT cisco 6.0 permanent uncounted \
 
VENDOR_STRING=<Count>1000</Count><OrigMacId>000BCD4EE59D</OrigMacId><LicFileVersion>1.0</LicFileVersion> \
HOSTID=000bcd4ee59d OVERDRAFT=50 \
NOTICE="<LicFileID>20050826140539162</LicFileID><LicLineID>2</LicLineID> \
<PAK></PAK>" SIGN="112D 17E4 A755 5EDC F616 0F2B B820 AA9C \
0313 A36F B317 F359 1E08 5E15 E524 1915 66EA BC9F A82B CBC8 \
4CAF 2930 017F D594 3E44 EBA3 04CD 01BF 38BA BF1B"
 

上のライセンス ファイルには、次の情報が含まれています。

permanent キーワードは、このライセンスに有効期限がないことを示します。

このライセンス ファイルは、1,000 の PHONE_UNIT ライセンスを提供します。

OVERDRAFT=50 は、1,000 のうち 5% のライセンス超過が許可されることを示します。ライセンス超過の値は、シスコが決定します。

シスコ固有のフィールド LicFileID は、このライセンス ファイルを識別するためのものです。

同じ機能(電話機ユニット ライセンスまたはノード ライセンス)に対して、ライセンス ファイルに複数の INCREMENT 行を追加すると、ライセンス数を増やすことができます。同一の INCREMENT 行が存在せず、それぞれが独自の署名を保持している必要があります。

5.0 のデバイス ライセンスを Cisco Unified Communications Manager 6.0(1) 以降で使用する場合は、システムで動作している Cisco Unified Communications Manager のバージョンに対応したソフトウェア機能ライセンスを取得する必要があります。

例28-2 パーマネント CCM_Node ライセンス

# Optional usage agreement, legal language, tracking information
# Some other comments
 
INCREMENT CCM_NODE cisco 6.0 permanent uncounted \
VENDOR_STRING=<Count>2</Count><OrigMacId>000e7feeebbd</OrigMacId><LicFileVersion>1.0</LicFileVersion> \
HOSTID=000e7feeebbd \
NOTICE="<LicFileID>20060309193216861</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \
<PAK></PAK>" SIGN="1375 87CA 021E 6ABD C2EF C1D2 1E1A 9A08 \
6A0C 6624 1F21 E5CC 8D83 E154 202F 0A2A 4F75 00D6 C102 E5B9 \
5DA2 A3F9 AE38 CD9A CC86 3F14 9455 28F9 CBC8 31CC“
 

上のライセンス ファイルには、次の情報が含まれています。

permanent キーワードは、このライセンスに有効期限がないことを示します。permanent は、ライセンス ファイルが一時的ライセンスではないことを示します。一時的ライセンスでは、ここに日付が記載されます。

このライセンス ファイルは、機能 CCM_NODE のバージョン 6.0 のライセンス 2 つを提供します。

Original Mac Id は、ライセンス ファイルが初めに発行された Mac ID を示します。

Host ID は、パブリッシャ サーバの MAC ID を示します。これは、ライセンス ファイルに対して再ホスト手順が実行された場合にだけ OrigMacID と異なります。

シスコ固有のフィールド LicFileID は、このライセンス ファイルを識別するためのものです。

SIGN は、FlexLM によって生成され、ライセンス ファイルが改ざんされたかどうかを検出するために、Cisco Unified Communications Manager の FlexLM 検証パッケージで使用されます。

同じ機能に対して、ライセンス ファイルに複数の INCREMENT 行を追加すると、ライセンス数を増やすことができます。どの INCREMENT 行も重複せず、それぞれが独自の署名を保持している必要があります。

例28-3 ソフトウェア機能ライセンス

INCREMENT SW_FEATURE cisco 6.0 permanent uncounted \
VENDOR_STRING=<Count>1</Count><OrigMacId>111222333444</OrigMacId><LicFileVersion>1.0</LicFileVersion> \
HOSTID=111222333444 \
NOTICE="<LicFileID>20070911134257196</LicFileID><LicLineID>1</LicLineID> \
<PAK></PAK>" SIGN="15CF FEF2 BB28 3A61 014F AEC1 7F18 8F8D \
6EC8 7BA7 8ACE 0267 BA34 DE1D BF94 0230 96A6 6DA6 83B6 D0CC \
1E53 E091 1304 9246 C7A3 CCEB 12E6 6FA3 E95C 6C92"
 
The preceding license file includes the following information:

permanent キーワードは、このライセンスに有効期限がないことを示します。

INCREMENT SW_FEATURE の行は、このライセンスが Cisco Unified Communications Manager 6.0 の機能をサポートすることを示しています。

5.0 のデバイス ライセンスを Cisco Unified Communications Manager 6.0(1) 以降で使用する場合は、システムで動作している Cisco Unified Communications Manager のバージョンに対応したソフトウェア機能ライセンスを取得する必要があります。

追加情報

「関連項目」を参照してください。

ライセンス ファイルのアップロード

ライセンス ファイル要求時に入力した MAC アドレスを持つ Cisco Unified Communications Manager サーバに対して、ライセンス ファイルをアップロードする手順は、次のとおりです。ライセンス ファイルの取得については、「ライセンス ファイルの取得」を参照してください。ライセンス ファイルのロード先となる Cisco Unified Communications Manager サーバは、ライセンス マネージャの役割を果たします。


) ライセンス ファイルは、Cisco Unified Communications Manager の最初のノードでアップロードしてください。


手順


ステップ 1 [システム] >[ライセンス] >[ライセンスファイルのアップロード] の順に選択します。

[ライセンスファイルのアップロード(License File Upload)]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [既存ライセンスファイル(Existing License Files)]ドロップダウン リスト ボックスに、サーバにすでにアップロードされているライセンス ファイルが表示されます。


) 既存ファイルの内容を表示するには、ドロップダウン リスト ボックスからファイルを選択し、[ファイルの表示]をクリックします。


ステップ 3 アップロードする新しいライセンス ファイルを選択するには、 [ライセンスファイルのアップロード] をクリックします。

[ファイルのアップロード(Upload File)]ポップアップ ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 サーバにアップロードするには、 [参照] をクリックして、ライセンス ファイルを選択します。


) 受信したライセンス ファイルの形式は、CCM<タイムスタンプ>.lic です。.lic 拡張子を保持していれば、ライセンス ファイルの名前を変更してもかまいません。ファイルの内容に何らかの変更を加えると、ライセンスは使用できなくなります。


ステップ 5 [アップロード] をクリックします。

アップロード プロセスが完了すると、[アップロード結果(Upload Result)]ファイルが表示されます。

ステップ 6 [閉じる] をクリックします。

ステップ 7 [ライセンスファイルのアップロード(License File Upload)]ウィンドウに、アップロードしたファイルのステータスが表示されます。


) ライセンス ファイルがデータベースにアップロードされるのは、ライセンス ファイル内に指定されているバージョンが、サーバで動作している Cisco Unified Communications Manager のバージョンよりも新しいか、一致している場合のみです。このバージョン チェックに合格しなかった場合は、アラームが生成されます。適切なバージョンを使用して、新しいライセンス ファイルを取得する必要があります。このバージョン チェックは、メジャー リリース番号のみに基づいています。



 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

関連項目

「ライセンス マネージャ サービスの開始」

「ライセンス ファイルの取得」

「ライセンス ファイルの内容」

「ライセンス ファイルのアップロード」

「ライセンス ユニットの計算方法」

「ライセンス ユニット レポートの生成」

Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「ライセンシング」

Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド