Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager Business Edition Release 6.0(1)
デバイス プールの設定
デバイス プールの設定
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

デバイス プールの設定

デバイス プールの検索

デバイス プールの設定

デバイス プールの設定値

デバイス プールの削除

関連項目

デバイス プールの設定

デバイス プールの設定では、複数のデバイスに共通の特性がまとめて指定されます。デバイス プールの構造では、ユーザ情報と位置情報の分離が可能です。デバイス プールには、デバイスと位置に関連する情報のみが格納されます。[共通デバイス設定(Common Device Configuration)]ウィンドウには、使用されるソフトキー テンプレートの種類、ロケール情報などの、ユーザ向けの情報がすべて記録されます。ユーザ向けの情報を得るためには、各デバイスが、デバイス プールに関連付けられ、共通のデバイス設定に関連付けられている必要があります。

デバイス プールを追加、更新、または削除するには、次のトピックを参照してください。

「デバイス プールの検索」

「デバイス プールの設定」

「デバイス プールの設定値」

「デバイス プールの削除」

「関連項目」

デバイス プール、およびデバイス プールを通じて割り当てられるデバイス設定値の詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「システム レベルのコンフィギュレーション設定」を参照してください。

共通のデバイス設定パラメータの詳細については、「共通デバイス設定」を参照してください。

デバイス プールの検索

ネットワーク内にはいくつかのデバイス プールが存在することがあるので、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、固有の条件を指定して、特定のデバイス プールを見つけることができます。デバイス プールを見つける手順は、次のとおりです。


) Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ブラウザ セッションでの作業中は、デバイス プールの検索設定が保持されます。別のメニュー項目に移動してからこのメニュー項目に戻ってくる場合でも、検索に変更を加えたり、ブラウザを閉じたりしない限り、デバイス プールの検索設定は保持されます。


手順


ステップ 1 [システム] >[デバイスプール] の順に選択します。

[デバイス プールの検索と一覧表示(Find and List Device Pools)]ウィンドウが表示されます。アクティブな(前回の)クエリーのレコードも、ウィンドウに表示されることがあります。

ステップ 2 データベース内のすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認し、ステップ 3 に進んでください。

レコードをフィルタリングまたは検索する手順は、次のとおりです。

最初のドロップダウン リスト ボックスから、検索パラメータを選択します。

2 番目のドロップダウン リスト ボックスから、検索パターンを選択します。

必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。


) 検索条件を追加するには、[+]ボタンをクリックします。条件を追加すると、指定したすべての条件に一致するレコードが検索されます。条件を削除するには、[-]ボタンをクリックして最後に追加した条件を削除するか、[フィルタのクリア]ボタンをクリックして、追加したすべての検索条件を削除してください。


ステップ 3 [検索] をクリックします。

一致するすべてのレコードが表示されます。[ページあたりの行数]ドロップダウン リスト ボックスから別の値を選択して、各ページに表示する項目の数を変更できます。


) 該当するレコードの横にあるチェックボックスをオンにして[選択項目の削除]をクリックすると、複数のレコードをデータベースから削除できます。[すべてを選択]をクリックして[選択項目の削除]をクリックすると、この選択対象として設定可能なすべてのレコードを削除できます。


ステップ 4 表示されたレコードのリストで、表示するレコードのリンクをクリックします。


) リストのヘッダーに上矢印または下矢印がある場合、その矢印をクリックして、ソート順序を逆にします。


選択した項目がウィンドウに表示されます。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

デバイス プールの設定

デバイス プールを Cisco Unified Communications Manager データベースに追加、コピー、または更新する手順は、次のとおりです。新しいデバイス プールをデータベースに追加した後、そのデバイス プールを使用して、Cisco Unified IP Phone、ゲートウェイ、会議ブリッジ、トランスコーダ、メディア ターミネーション ポイント、ボイスメール ポート、CTI ルート ポイントなどのデバイスを設定できます。

始める前に

デバイス プールに対して次の項目を選択する場合は、デバイス プールを設定するとき、事前に、その項目を設定しておく必要があります。

Cisco Unified Communications Manager グループ(必須)。「Cisco Unified Communications Manager グループの設定」を参照してください。この項目は、Cisco Unified Communications Manager Business Edition システムには適用されません。

日付/時間グループ(必須)。「日付/時間グループの設定」を参照してください。

リージョン(必須)。「リージョンの設定」を参照してください。

SRST リファレンス(オプション)。「SRST リファレンスの設定」を参照してください。

メディア リソース グループ リスト(オプション)。「メディア リソース グループ リストの設定」を参照してください。

自動登録用のコーリング サーチ スペース(オプション)。「コーリング サーチ スペースの設定」を参照してください。

復帰コール フォーカス優先度(オプション)。『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「保留復帰」を参照してください。

デバイス モビリティ グループ(オプション)。「デバイス モビリティ グループの設定」を参照してください。

デバイス モビリティ コーリング サーチ スペース。「コーリング サーチ スペースの設定」を参照してください。

物理ロケーション(オプション)。「物理ロケーションの設定」を参照してください。

ロケーション。「ロケーションの設定」を参照してください。

AARグループ。「AAR グループの設定」を参照してください。

AARコーリング サーチ スペース。「コーリング サーチ スペースの設定」を参照してください。

手順


ステップ 1 [システム] > [デバイスプール] の順に選択します。

[デバイス プールの検索と一覧表示(Find and List Device Pools)]ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 次のいずれかの作業を行います。

既存のデバイス プールをコピーするには、対象となるデバイス プールを見つけて(「デバイス プールの検索」を参照)、コピーするデバイス プールの横にある [コピー(Copy)] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。

新しいデバイス プールを追加するには、 [新規追加] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。

既存のデバイス プールを更新するには、対象となるデバイス プールを見つけて(「デバイス プールの検索」を参照)、ステップ 3 に進みます。

ステップ 3 適切なフィールドに値を入力します( 表9-1 を参照)。

ステップ 4 デバイス プール情報をデータベースに保存するには、 [保存] をクリックします。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。

デバイス プールの設定値

表9-1 では、デバイス プールの設定値を一覧表示し、説明します。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。

 

表9-1 デバイス プールの設定値

フィールド名
説明
[デバイスプールの設定(Device Pool Settings)]

[デバイスプール名]

作成する新規デバイス プールの名前を入力します。

[Cisco Unified CMグループ]

[自動登録用コーリングサーチスペース(Calling Search Space for Auto-registration)]

Cisco Communications Manager に自動登録されるこのデバイス プール内のデバイスに割り当てる、コーリング サーチ スペースを選択します。コーリング サーチ スペースは、コールを完了しようとするときにデバイスが検索できるパーティションを指定します。

[復旧されたコールフォーカスプライオリティ(Reverted Call Focus Priority)]

保留復帰機能から起動される復帰コールに対する、クラスタ全体の優先度設定を選択します。この設定によって、どのコール タイプ(着信コールか復帰コール)がユーザの操作(オフフックにするなど)に対して優先されるかが指定されます。

[デフォルト] :このオプションを選択すると、着信コールが優先されます。

[最高] :このオプションを選択すると、復帰コールが優先されます。

[未選択] に設定すると、インストール時のデフォルト デバイス プールに対する復帰コール フォーカス優先度設定が指定されます。インストール時には、着信コールが優先されます。Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、この設定を選択できません。


) この設定は、特に保留復帰コールに対して適用され、パークされた復帰コールには適用されません。


詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager 機能およびサービス ガイド 』の「 保留復帰 」を参照してください。

[重要設定のローミング(Roaming Sensitive Settings)]

[日時グループ(Date/Time Group)]

このデバイス プール内のデバイスに割り当てる日付/時間グループを選択します。日付/時間グループは、タイム ゾーン、および日付と時刻の表示形式を指定します。

[リージョン]

このデバイス プール内のデバイスに割り当てる Cisco Unified Communications Manager リージョンを選択します。Cisco Unified Communications Manager リージョンの設定値は、リージョン内および他のリージョン間でコールに使用できる音声コーデックを指定します。

[メディアリソースグループリスト(Media Resource Group List)]

ドロップダウン リスト ボックスから、メディア リソース グループ リストを選択します。メディア リソース グループ リストは、優先順位順に並べられたメディア リソース グループのリストを指定します。アプリケーションは、メディア リソース グループ リストに定義されている優先順位に従って、使用可能なメディア リソース グループから、必要なメディア リソース(たとえば、保留音サーバ、トランスコーダ、会議ブリッジ)を選択します。

[ロケーション(Location)]

ロケーションは、コール アドミッション制御を中央集中型コール処理システムに実装する際に使用します。コール アドミッション制御では、ロケーション間のリンクを経由する際にオーディオ コールとビデオ コールで使用できる帯域幅を制限することにより、オーディオ品質とビデオのアベイラビリティを調整できます。

[ネットワークロケール(Network Locale)]

ドロップダウン リスト ボックスから、電話機とゲートウェイに関連したロケールを選択します。そのネットワーク ロケールは、特定地域にあるデバイス プールの電話機とゲートウェイが使用するトーンおよび断続周期の定義を含んでいます。このデバイス プールを使用する電話機とゲートウェイのすべてがサポートしているネットワーク ロケールを選択してください。


) ユーザがネットワーク ロケールを選択しない場合は、Cisco Unified Communications Manager clusterwide パラメータでデフォルト ネットワーク ロケールとして指定されたロケールが適用されます。



) 関連するデバイスによってサポートされているインストール済みのネットワーク ロケールのみを選択してください。このリストにはこの設定に使用できるネットワーク ロケールがすべて示されていますが、そのすべてがインストールされているわけではありません。デバイスは、ファームウェアにおいてサポートしていないネットワーク ロケールと関連付けられると、起動に失敗します。


[SRST参照先(SRST Reference)]

ドロップダウン リスト ボックスから、このデバイス プール内のデバイスに割り当てる Survivable Remote Site Telephony(SRST)リファレンスを選択します。次のいずれかのオプションを選択します。

[Disable] :このオプションを選択すると、このデバイス プール内のデバイスは SRST リファレンス ゲートウェイを使用できなくなります。

[Use Default Gateway] :このオプションを選択すると、このデバイス プール内のデバイスはデフォルトの SRST ゲートウェイを使用します。

既存の SRST リファレンス :ドロップダウン リストから SRST リファレンスを選択すると、このデバイス プール内のデバイスはこの SRST リファレンス ゲートウェイを使用します。

[接続モニタ間隔(Connection Monitor Duration)]

この設定値は、IP Phone が SRST から登録解除され Cisco Unified Communications Manager に再登録される前に、Cisco Unified Communications Manager への接続を監視する時間を定義します。

デフォルト値は 120 秒で、Connection Monitor Duration エンタープライズ パラメータに属します。

コネクション モニタを使用不可にする(値を 0 に変更する)必要がある場合、またはコネクション モニタの時間を延長する場合は、この設定値を変更します。


) [接続モニタ間隔(Connection Monitor Duration)]の値を変更した場合、その値は更新されたデバイス プールだけに適用されます。それ以外のすべてのデバイスは、固有の[接続モニタ間隔(Connection Monitor Duration)]フィールドの値またはエンタープライズ パラメータで設定された値を使用します。


詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド 』の「SRST リファレンス」を参照してください。

[物理ロケーション(Physical Location)]

このデバイス プールの物理ロケーションを選択します。システムは、物理ロケーションとデバイス モビリティ機能を組み合せて使用することで、特定の地域に関連したパラメータを識別します。

[デバイスモビリティグループ(Device Mobility group)]

デバイス モビリティ グループは、最上位レベルのネットワーク内の地域エンティティを表し、デバイス モビリティ機能をサポートするために使用されます。

[デバイスモビリティ関連情報(Device Mobility Related Information)]

[デバイスモビリティコーリングサーチスペース(Device Mobility Calling Search Space)]

デバイスがローミングされ、同じデバイス モビリティ グループに含まれている場合に、デバイス コーリング サーチ スペースで使用されるコーリング サーチ スペースを選択します。

[AARコーリングサーチスペース(AAR Calling Search Space)]

自動代替ルーティング(AAR)の実行時にデバイスが使用するコーリング サーチ スペースを選択します。AAR コーリング サーチ スペースは、帯域幅不足によってコールがブロックされないように、収集された(発信)番号のルーティング方法を決定するために検索されるパーティションの集合を指定します。

[AARグループ(AAR Group)]

このデバイスの自動代替ルーティング(AAR)グループを選択します。AAR グループは、帯域幅不足のためにコールがブロックされないように、コールをルーティングするためのプレフィックス番号を提供します。AAR グループ設定を[なし]にすると、ブロックされたコールの再ルーティングは行われません。

デバイス プールの削除

Cisco Unified Communications Manager データベースからデバイス プールを削除する手順は、次のとおりです。

始める前に

デバイスが割り当てられているデバイス プール、[デバイスのデフォルト設定(Device Defaults Configuration)]に使用されるデバイス プール、またはデータベース内の唯一のデバイス プールなどは、削除できません。使用中のデバイス プールを削除しようとすると、メッセージが表示されます。現在使用中のデバイス プールを削除する場合は、事前に、次のどちらかまたは両方の作業を実行しておく必要があります。

デバイスを更新して別のデバイス プールに割り当てる。「電話機の削除」を参照してください。

削除するデバイス プールに割り当てられているデバイスを削除する。「電話機の削除」を参照してください。

手順


ステップ 1 「デバイス プールの検索」の手順を使用して、デバイス プールを検索します。

ステップ 2 一致するレコードのリストから、削除するデバイス プールを選択します。

ステップ 3 [選択項目の削除] をクリックします。

ステップ 4 削除操作を確認するように求められたら、 [OK] をクリックして削除します。削除操作を取り消すには、 [キャンセル] をクリックします。


 

追加情報

「関連項目」を参照してください。