音声とユニファイド コミュニケーション : Cisco Unified Communications 500 シリーズ(小規模ビジネス向け)

Cisco Unified Communications 500 シリーズ

Cisco Unified Communications 500 シリーズ
発行日;2012/01/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco Unified Communications 500 シリーズ

シスコ製品(ハードウェア)に関する 1 年間の限定保証規定

概要

ハードウェア構成

ソフトウェア コンポーネント

ライセンス サポート

機器

付属品

付属しない部品等

前面パネルの表示

Cisco Product Identification ツール

Cisco Unified 500 シリーズの本体と電源アダプタの設置

安全上の情報

警告の定義

設置に関するガイドライン

机上設置

Cisco Unified 500 シリーズの壁面取り付け(8 人および 16 人用モデルのみ)

シャーシと電源の壁面取り付け

Cisco Unified 500 シリーズのラックマウント

ラック取り付け金具の取り付け

Cisco Unified 500 シリーズと電源アダプタのラックへの取り付け

本体のアース接続

電源の接続

システムの電源投入

ソフトウェアの初期設定の作成

次の作業

Cisco Unified 500 シリーズ用の Cisco Catalyst Express 520 の設置

警告の定義

設置に関するガイドライン

机上設置

Cisco Unified 500 シリーズへのスイッチの接続

コミュニティへのスイッチの追加

前提条件

インターフェイスおよびデバイスの接続

インターフェイスの接続

デバイスの接続

通信の確認

ソフトウェア設定の変更

ソフトウェア設定に関する情報

デフォルトのソフトウェア設定

システム管理ツール

Cisco Configuration Assistant

Cisco Unified CME 電話ユーザ ページ

Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI

ローカリゼーション サポート

ローカリゼーション サポートの設定

Cisco.com からの Cisco Unified CME のロケール ファイルのダウンロード

Cisco.com からボイスメール プロンプト用言語のダウンロード

Cisco Configuration Assistant のインストール

前提条件

Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI へのログイン

前提条件

Cisco Unified CME 電話ユーザ ページへのログイン

前提条件

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

その他の参考資料

関連マニュアル

Cisco Unified Communications 500 シリーズ

ライセンスおよび保証を含む

シスコ製品(ハードウェア)に関する 1 年間の限定保証規定

保証期間内にお客様が受けられるハードウェアの保証およびサービスに関して適用される特別な条件があります。シスコのソフトウェアに適用される保証およびライセンス契約を含む正式な保証書は、Cisco.com から入手できます。次の手順を実行して、Cisco.com にアクセスし、保証およびライセンス契約をダウンロードしてください。

1. ブラウザを起動し、次の URL に進みます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/es_inpck/cetrans.htm

Warranties and License Agreements ページが表示されます。

2. Cisco Information Packet を表示するには、次の手順を実行します。

a. Information Packet Number フィールドをクリックし、製品番号 78-5235-03C0 が選択されていることを確認します。

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. Go をクリックします。

Information Packet の Cisco Limited Warranty and Software License ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイト http://www.adobe.com からダウンロードできます。


3. お手持ちの製品について、翻訳またはローカライズされた保証情報を表示するには、次の手順を実行します。

a. Warranty Document Number フィールドに、次の製品番号を入力します。

78-10747-01C0

b. 文書を表示する言語を選択します。

c. Go をクリックします。

Cisco warranty ページが表示されます。

d. このページから文書をオンラインで見ることも、 PDF アイコンをクリックして、文書を PDF(Adobe Portable Document Format)形式でダウンロードし、印刷することもできます。


) PDF ファイルを表示し、印刷するには、Adobe Acrobat Reader が必要です。これは、Adobe の Web サイト http://www.adobe.com からダウンロードできます。


また、Cisco Service and Support の Web サイトにアクセスして、サポートを受けることもできます。

http://www.cisco.com/en/US/support/index.html

ハードウェア保証期間

1 年間

ハードウェアに関する交換、修理、払い戻しの手順

シスコ、またはその代理店では、Return Materials Authorization(RMA)要求を受領してから、10 営業日以内に交換部品を出荷するように商業上合理的な努力をいたします。お届け先により、実際の配達所要日数は異なります。

シスコは購入代金を払い戻すことにより一切の保証責任とさせて頂く権利を留保します。

Return Materials Authorization(RMA)番号の入手

製品を購入されたシスコの代理店にお問い合せください。

次の表に各項目の情報を記入して、参照用に保管してください。

 

製品の購入先

購入先の電話番号

製品の型番

製品のシリアル番号

メンテナンス契約番号

概要

この項では、Cisco Unified Communications 500 シリーズ(Cisco Unified 500 シリーズ)の概要を示し、詳細情報を提供します。

Cisco Unified 500 シリーズの製品ファミリは、オールインワン型のシンプルかつ高性能な、お求めやすい価格の、統合された通信ソリューションで、8 ~ 20 人くらいの従業員を持つ成長企業向けに特別に設計されています。Cisco Unified 500 シリーズの各構成は、サポートされるユーザの最大数に連動しており、呼制御、ボイス メッセージ、および Cisco Unified IP Phone に関係するライセンスが含まれています。

Cisco Unified 500 シリーズ ファミリには、次の 2 種類の製品があります。

8 人および 16 人用の製品

24 人、32 人、および 48 人用の製品

8 人および 16 人用の製品には、8 つの Power-over-Ethernet(PoE; 給電)スイッチポート、4 つの FXS ポート、2 つの ISDN BRI ポート、ボイス メッセージ機能、 自動音声応答、1 つの Music on Hold(MoH; 保留音)オーディオ ポート、1 つの WAN 回線ポート、1 つのイーサネット拡張ポート、および 1 つの管理(コンソール)ポートが装備されています。

24 人および 32 人用の製品には、8 つの給電スイッチポート、4 つの FXS ポート、4 つの ISDN BRI ポートが装備されています。

48 人用の製品には、8 つの給電スイッチポート、4 つの FXS ポート、2 つの ISDN BRI ポートおよび 1 つの T1/E1 音声コントローラが装備されています。

Cisco Unified Communications 拡張スイッチを接続することにより、さらに多くの Cisco Unified IP Phone を接続することもできます。

この拡張 スイッチは Cisco Catalyst Express ファミリの一部であり、Cisco Unified 500 シリーズに接続することで非常に簡単に管理でき、すぐに運用を開始できるようになっています。

図1 は、Cisco Smart Business Communications System における Cisco Unified 500 シリーズの一般的な構成を示しています。Cisco Smart Business Communications System は、小規模企業向けの統合された通信ソリューションで、カレンダー、電子メール、Customer Relationship Management(CRM; 顧客関係管理)などの既存のデスクトップ アプリケーションと連動しながら、音声機能、データ機能、ビデオ機能、セキュリティ機能、および無線機能を提供します。

図1 Cisco Unified 500 シリーズ:一般的な構成

 

ハードウェア構成

表1 に、可能な最大構成を Cisco Unified 500 シリーズの組み込みポートとその他のハードウェア機能に基づいてモデル別に示します。

 

表1 可能な最大構成

Cisco Unified 500 シリーズ モデル
ソフトウェア設定を介して有効化されたプライマリ PSTN
FXO の使用
DID の使用

UC520W-8U-2BRI-K9
または
UC520W-8U-K9/J

4 個の FXS、
8 個の PoE および
2 個の BRI

8 個の PoE および
2 個の BRI

UC520W-16U-2BRI-K9
または
UC520W-16U-K9/J

4 個の FXS、
8 個の PoE および
2 個の BRI

8 個の PoE および
2 個の BRI

UC520-24U-4BRI-K9

4 個の FXS、
8 個の PoE および
4 個の BRI

8 個の PoE および
4 個の BRI

UC520-32U-4BRI-K9

4 個の FXS、
8 個の PoE および
4 個の BRI

8 個の PoE および
4 個の BRI

UC520-48U-T/E/B-K9

4 個の FXS、
8 個の PoE および
1 個の PRI または 2 個の BRI

8 個の PoE および
1 個の PRI または 2 個の BRI

表2 に、無線 LAN、LAN、およびその他のインターフェイスのラベルと説明を示します。Cisco Unified 500 シリーズにあらかじめ設定されているソフトウェア設定での各インターフェイスの値も示します。


表2 では、特に断りがない限り、すべてのスロットおよびポートは右から順に番号が付けられています。


 

表2 Cisco Unified 500 シリーズ:インターフェイス

説明
ラベル
ソフトウェア設定での値

管理ポート

CONSOLE または管理ポート

--

ファスト イーサネット 10/100 拡張ポート

EXPANSION または拡張ポート

FastEthernet0/1/8

ファスト イーサネット 10/100 WAN 回線ポート

WAN または WAN 回線

FastEthernet0/0

ファスト イーサネット 10/100 Power over Ethernet(PoE; 給電)ポート

Power Over Ethernet または IP 電話機、および PWR 0 LNK ~
PWR 7 LNK または給電ポート、および動作 0 リンク ~ 動作 7 リンク

FastEthernet0/1/0 ~ 0/1/7

FXS ポート

FXS またはアナログ電話機および 0-3

port 0/0/0 ~ 0/0/3

ISDN BRI ポート

ISDN BRI B0 - ISDN BRI B1

上から順に port 0/1/0 ~ 0/1/1

データ ネットワーク用の VLAN 番号

--

Vlan1

音声ネットワーク用の VLAN 番号

--

Vlan100

Music on Hold(MoH; 保留音)ポート

または 保留音入力

voice-port 0/4/0

コンパクト フラッシュ スロット

COMPACT FLASH またはコンパクトフラッシュ

flash

拡張インターフェイス スロット

拡張インターフェイス

--

(工場出荷時のオプション)VIC:BRI*

VIC2-2BRI-NT/TEおよび 0-1

port 0/2/0 ~ 0/2/1

(工場出荷時のオプション)VIC:FXO*

VIC2-2FXO および 0-1

VIC2-4FXO および 0-3

port 0/2/0 ~ 0/2/1

または

port 0/2/0 ~ 0/2/3

(工場出荷時のオプション)VIC: FXS*

VIC3-2FXS/DID および 0-1

VIC-4FXS/DID および 0-3

VIC3-4FXS/DID および 0-3

port 0/2/0 ~ 0/2/1

または

port 0/2/0 ~ 0/2/3

T1/E1

VWIC2-1MFT-T1/E1

port 0/3

* Cisco Unified 500 シリーズにプレインストールできるオプションの VIC は 1 個だけです。

表3 に、Cisco Catalyst Express 520 のインターフェイスのラベルと説明を示します。Cisco Unified 500 シリーズのソフトウェア設定での各インターフェイスの値も示します。

 

表3 Cisco Catalyst Express 520 スイッチ:インターフェイス

説明
ラベル
ソフトウェア設定での値

イーサネット 10/100/1000 二重目的ポート

1000BASE-X

GigabitEthernet1

アップリンクまたはサーバ接続用の Small Form Factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)モジュール スロット

1000BASE-FX

ファスト イーサネット 10/100 Power over Ethernet(PoE; 給電)ポート

左から順に、
10BASE-T/100BASE-TX および 1X ~ 8X または 1X ~ 24X

左から順に、
FastEthernet1 ~ 8
FastEthernet1 ~ 24

表4 に、Cisco Unified 500 シリーズ システムにあらかじめ設定されているソフトウェア設定での IP アドレスのデフォルト値を示します。

 

表4 IP アドレスとサブネット マスク

説明
ソフトウェア設定での IP アドレス

Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)

10.1.1.1
255.255.255.0

接続されるすべての IP Phone

10.1.1.11 ~ 10.1.1.254
255.255.255.0

接続されるすべてのデータ デバイス

192.168.10.11 ~ 192.168.10.254
255.255.255.0

Cisco Unified 500 シリーズの拡張ポート上のネットワーク

192.168.10.1
255.255.255.0

ソフトウェア コンポーネント

Cisco Unified 500 シリーズには、基本 IP テレフォニー システムのソフトウェア設定があらかじめ定義されています。そのため、Cisco Unified 500 シリーズをイーサネットに接続し、Cisco Unified IP Phone を接続するだけで、電話ユーザは IP Phone にあらかじめ設定された番号を使用してコールを発信および受信できます。詳細については、 「デフォルトのソフトウェア設定」 を参照してください。

表5 に、Cisco Unified 500 シリーズのソフトウェア コンポーネントを示します。

 

表5 Cisco Unified 500 シリーズのソフトウェア コンポーネント

ソフトウェア コンポーネント
説明
利点

Cisco Unified Communications Manager Express(Cisco Unified CME)

小中規模の企業顧客、および自律的な小規模支社向けに幅広い IP テレフォニー機能を提供する、エントリレベルのコール処理システム。

コスト効率がよく信頼性の高い IP 通信ソリューションを実現するために、IP Phone のファイルおよび設定はすべて Cisco Unified 500 シリーズの内部に保存されます。

Cisco Unity Express

小中規模の支店環境向けに特別に設計されたボイスメール サービスと自動応答サービスを提供します。

直観的に理解できる電話プロンプトと、簡単な管理を可能にする分かりやすい Web ベースの GUI により、ユーザはボイス メッセージおよびグリーティングを容易かつ便利に管理できます。

Security

脅威が既知か未知か、攻撃元が内部か外部かにかかわらず、情報窃盗、ウイルス発生、およびアプリケーション不正使用から保護します。

堅牢な一連のセキュリティ機能を提供するために組み込まれています。

Cisco IOS Firewall

ネットワークやアプリケーション レイヤに対する攻撃、ウイルス、ワームから顧客のネットワークを保護すると同時に、ネットワークを流れるさまざまなアプリケーション トラフィックに対する効果的な制御を可能にします。

企業がネットワークの稼働率とセキュリティを保証する上で役立ちます。

Cisco Secure VPN

プライベート データをパブリック ネットワークで伝送し、共有インフラストラクチャでのユーザへのリモート アクセスを拡張します。

処理に対する影響を最小限に抑えて VPN スループットの向上を実現する上で最もコスト効率のよい方法です。

Cisco Configuration Assistant


) Configuration Assistant を使用する前に、Cisco
Unified 500 シリーズに接続する PC またはラップトップにアプリケーションをインストールする必要があります。


システム全体および電話機ベースのほとんどの機能を管理するための GUI アプリケーション。このアプリケーションを使用すると、顧客のサイトに PBX またはキー システム テレフォニー システムを展開する前または展開時に、UC500 の設定を簡単にカスタマイズできます。

Cisco Unified 500 シリーズのソフトウェア設定の作成またはカスタマイズには、専門のトレーニングや Cisco IOS ソフトウェア コマンドラインの経験は不要です。

ライセンス サポート

表6 に、Cisco Unified CME でサポートされる電話機およびデバイスの最大数をライセンスに基づいてモデル別に示します。

 

表6 Cisco Unified CME ライセンス サポート

Cisco Unified 500 シリーズ モデル
Cisco Unified CME
ライセンス数
最大デバイス数
(有線および無線)

UC520W-8U-2BRI-K9
UC520W-8U-K9/J

8 + 2(テレワーカー用)

10 台の IP Phone
4 個のアナログ電話機 1

UC520W-16U-2BRI-K9
UC520W-16U-K9/J

16 + 2(テレワーカー用)

18 台の IP Phone
4 個のアナログ電話機 1

UC520-24U-4BRI-K9

24 + 4(テレワーカー用)

28 台の IP Phone
4 個のアナログ電話機 1

UC520-32U-4BRI-K9

32 + 4(テレワーカー用)

36 台の IP Phone
4 個のアナログ電話機 1

UC520-48U-T/E/B-K9

48 + 4(テレワーカー用)

52 台の IP Phone
4 個のアナログ電話機 1

1 アナログ電話機用のポートは、プレインストール オプションの Voice Interface Card(VIC)で 4 ポート増設可能です。

表7 に、Cisco Unified 500 シリーズでサポートされるメールボックスの最大数をライセンスに基づいてモデル別に示します。

 

表7 Cisco Unity Express ライセンス サポート

Cisco Unified 500 シリーズ モデル
メールボックス数
General Delivery Mailbox(GDM; 共用メールボックス)

UC520W-8U-2BRI-K9
UC520W-8U-K9/J

12 + 2(テレワーカー用)

5 個の GDM

UC520W-16U-2BRI-K9
UC520W-16U-K9/J

20 + 2(テレワーカー用)

5 個の GDM

UC520-24U-4BRI-K9

24 + 4(テレワーカー用)

10 個の GDM

UC520-32U-4BRI-K9

32 + 4(テレワーカー用)

10 個の GDM

UC520-48U-T/E/B-K9

48 + 4(テレワーカー用)

15 個の GDM

機器

この項では、Cisco Unified 500 シリーズのハードウェアについて次の項目を説明します。

「付属品」

「付属しない部品等」

「前面パネルの表示」

「Cisco Product Identification ツール」

付属品

Cisco Unified 500 シリーズには次の付属品が同梱されています。

ACケーブル

次のアクセサリ キット

机上設置用のゴム製の脚

RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブル

ライトブルーの RJ-45 to DB9 コンソール ケーブル

電源アダプタ用の壁面取り付け金具(8 人および 16 人用モデルのみ)

本体用のラック取り付け金具(32 人および 48 人用モデルのみ)

Cisco Unified Communications 500 シリーズ スタートアップ ガイド (このマニュアル)

UC500 シリーズ 設置ガイド

UC500 シリーズ ライセンスレター

法令準拠および安全上の注意

UC500シリーズ システム配線図

コンパクト フラッシュ ガードについて

オプションとして、ラックマウント キット(Part Number:53-2993-01)を 8 人および 16 人用モデルにご用意しています。このオプションのキットには、次の付属品が含まれます。

電源アダプタ用の 19 インチラック取り付け金具

UC500 本体用の 19 インチラック取り付け金具

組み立て金具(ネジ)

Installing Components for Cisco Unified Communications 500 Series for Small Business 英文

付属しない部品等

必要に応じて、次の各アイテムを用意してください。

Cisco Unified IP Phone


) サポートされる Cisco Unified IP Phone のリストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7293/prod_installation_guides_list.html で、該当する Cisco Unified 500 シリーズ マトリクスを参照してください。


電話機を接続するためのイーサネット ケーブル

外部オーディオ デバイスを 3.5 mm MoH ポートに接続するためのオーディオ ケーブル

WAN インターフェイス、音声インターフェイス、または追加の LAN インターフェイス用のケーブル

Microsoft Internet Explorer 6.0 以降がインストールされた PC(システム管理ツールを使用するため)

前面パネルの表示

Cisco Unified 500 シリーズ 8 人および 16 人用モデルの前面パネルの表示については 図2 を、24 人、32 人、および 48 人用モデルの前面パネルの表示については 図3 を参照してください。

図2 BRI ポートを備えた Cisco Unified 500 シリーズ(8 人および 16 人用モデル)

 

 

1

Music-on-hold(MoH; 保留音)ポート

6

拡張ポート

2

管理ポート

7

アナログ電話機ポート

3

IP電話機(給電)ポート

8

(オプション)プレインストールされた 1 つの VIC

4

コンパクト フラッシュ スロット

9

ISDN BRI ポート

5

WAN 回線ポート

図3 BRI ポートを装備した Cisco Unified 500 シリーズ(24 人、32 人および 48 人用モデル)

 

 

1

Music-on-hold(MoH; 保留音)ポート

6

WAN 回線ポート

2

管理ポート

7

拡張ポート

3

ISDN BRI ポート

8

BRI または PRI 用の固定設定スロット

4

IP電話機(給電)ポート

9

アナログ電話機ポート

5

コンパクト フラッシュ スロット

10

拡張スロットまたは固定設定スロット(ユーザの設定による)

Cisco Product Identification ツール

Cisco Product Identification ツールでは、シスコ製品のシリアル番号ラベルの位置を示す図と説明が示されています。このツールには、次の機能があります。

ツリー構造の製品階層を使用してモデルを参照できる検索オプション

複数の製品を簡単に検索できる最終結果ページの検索フィールド

結果リストでの販売終了製品の明確な識別

このツールを使用すると、シリアル番号ラベルの位置を確認して製品を識別するプロセスが合理化されます。シリアル番号情報によって権利付与プロセスが効率化されます。これはサービスをサポートするためのアクセスにも重要な情報です。

Cisco Product Identification ツールは、 http://tools.cisco.com/Support/CPI/index.do で入手できます。

Cisco Unified 500 シリーズの本体と電源アダプタの設置

この項では、基本的な設置について説明します。次の項目があります。

「安全上の情報」

「警告の定義」

「設置に関するガイドライン」

「机上設置」

「Cisco Unified 500 シリーズの壁面取り付け(8 人および 16 人用モデルのみ)」

「Cisco Unified 500 シリーズのラックマウント」

安全上の情報

Cisco Unified 500 シリーズの『 法令準拠および安全上の注意 』には、このマニュアルに記載されている警告の各国語版が示されています。

Cisco Unified 500 シリーズを設置する前に知っておくべき安全上の情報については、Cisco.com で『 Regulatory Compliance and Safety Information 』を参照してください。

警告の定義

 

警告

注:これらの注意事項を保管しておいてください。

注:このマニュアルは、各製品に付属する製品インストレーション ガイドと併せて使用してください。詳細な情報については、インストレーション ガイド、コンフィギュレーション ガイド、またはその他の付属マニュアルを参照してください。ステートメント 1071

警告

大きな漏洩電流のおそれ - 電気通信ネットワークへの接続を行う前に、必ずアース接続を行ってください。ステートメント 343

警告

雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001

警告

システムを電源に接続する前に、必ず設置手順を読んでください。ステートメント 1004

警告

主要な切断装置となるので、プラグとソケットは常に手が届く場所に置く必要があります。ステートメント 1019

警告

感電事故を防ぐため、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を Telephone Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路、WAN ポートには TNV 回路が使用されています。LAN ポートおよび WAN ポートによっては、どちらも RJ-45 コネクタが使用されている場合があります。ケーブルを接続するときは注意してください。ステートメント 1021

警告

装置の電源が OFF または ON のどちらであっても、WAN ポート内部には危険なネットワーク間電圧がかかっています。感電事故を防ぐため、WAN ポート付近で作業する場合は十分に注意してください。ケーブルを取り外す場合は、装置側から先にケーブルを切り離してください。ステートメント 1026

警告

ブランクの前面プレートおよびカバー パネルは、3 つの重要な役割を果たします。シャーシ内部の危険な電圧および電流に接触しないように防御の役割を果たします。他の機器に悪影響を与える Electromagnetic Interference(EMI; 電磁干渉)を外に出しません。さらに、シャーシ全体に冷却用の空気を流します。カード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをすべて取り付けてから、システムを稼働させてください。ステートメント 1029

警告

この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030

警告

電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されている場合以外は、絶縁されていない電話ケーブルや端子に触れないでください。ステートメント 1037

警告

雷雨が発生しているときは、電話機(コードレス タイプを除く)を使用しないでください。雷による感電のおそれがあります。ステートメント 1038

警告

この装置を廃棄処分する際は、各国の法律および規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040

警告

この装置は、AS/NZS 3260 で定義された保守担当者が設置および保守する必要があります。この装置を汎用コンセントに正しく接続しないと、危険を招く場合があります。電気通信回線は、1)主電源コネクタを外す前、または 2)筐体が開いている間、あるいはその両方の場合に切り離されている必要があります。ステートメント 1043

警告

システムの過熱を防ぐため、推奨されている最高周囲温度の 40 度を超える場所で作業をしないでください。ステートメント 1047

警告

絶縁処理が施されていない金属製の部品、コンダクタ、またはターミナルを使用して内部接続されている場合、感電を引き起こす電圧が Power over Ethernet(PoE; 給電)回路に存在する可能性があります。絶縁処理が施されていない金属製の部品がアクセス制限区域にのみ存在する場合や、アクセス制限区域への立ち入りが認められているユーザおよびサービス担当者が感電の可能性について熟知している場合を除き、そのような内部接続の方法は避けてください。アクセス制限区域には、特殊な道具、施錠などのセキュリティ手段を使用しなければアクセスできません。ステートメント 1072

警告

ユーザが保守できる部品はありません。装置を開けないでください。ステートメント 1073

次のステートメントは、北欧諸国においてのみ該当します。

警告

この装置は立ち入り制限区域内に設置することが前提になっています。立ち入り制限区域とは、特殊なツール、ロックおよびキー、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと立ち入ることができない区域です。ステートメント 1017

設置に関するガイドライン

Cisco Unified 500 シリーズを設置する前に、Cisco.com で『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Unified Communications 500 Series for Small Business 』を参照してください。

この製品は、完全に独立した装置です。特に指示のない限り、モジュールまたはインターフェイス カードの取り外しや取り付けは行わないでください。

設置場所を選択する際は、次のガイドラインに従ってください。

ケーブルはラジオ、電力線、蛍光灯などの電気ノイズの発生源から遠ざけて配線します。

前面パネルおよび背面パネルの周囲に十分な隙間が必要です。

プラットフォームの周囲および通気孔を通過する空気の流れが妨げられない。

前面パネルの LED が確認しやすい。

ポートへのケーブル接続が行いやすい。

温度は摂氏 40 度(華氏 104 度)、湿度は 85 % を超えないようにします。設置場所の高さは、3,049 M(10,000 フィート)未満とします。

机上設置

Cisco Unified 500 シリーズと電源アダプタを机上に設置する場合は、次の注意事項を守ってください。


注意 冷却風の流れを妨げないように Cisco Unified 500 シリーズを設置する必要があります。製品を机上に設置する場合は、冷却風の取り入れ口および排気口から 2.5 cm(1 インチ)以上の間隔を空けてください。


注意 4.5 kg(10 ポンド)を超える重さの物を本体の上に置いたり、重ねたりしないでください。

本体を机、テーブル、またはその他の平面に設置するには、上面を下にして装置を平面に置きます。4 つのゴム製パッドを装置の底面のへこみに取り付けます。装置の上面を上に戻して机上に置きます。

Cisco Unified 500 シリーズの壁面取り付け(8 人および 16 人用モデルのみ)

Cisco Unified 500 シリーズと Cisco Unified 500 シリーズ用電源は、壁などの垂直面に取り付けることができます。


警告 この装置は、壁に取り付けることを想定したものです。取り付けを開始する前に、壁面への取り付けに関する説明をよく読んでください。ハードウェアを正しく使用しなかった場合、または正しい手順に従わなかった場合、大けがをしたり、システムが損傷したりする場合があります。ステートメント 248


シャーシと電源の壁面取り付け

Cisco Unified 500 シリーズのシャーシの底面には、装置を壁などの垂直面に取り付けるための 2 つのキーホールがあります。電源は、壁面取り付け金具を使用して壁に取り付けます。シャーシと電源を壁に取り付けるには、次の手順を実行します。


ヒント ルータを壁面取り付けする場所を選択する際は、ケーブルの制限と壁面の構造を考慮してください。



ステップ1 図4 に、Cisco Unified 500 シリーズの底面と、壁面取り付け穴の位置を示します。

図4 Cisco Unified 500 シリーズの底面の壁面取り付け穴

 

1

前面パネル

2

取り付けネジ穴

ステップ2 取り付けネジ穴を壁の間柱に合わせます。または、壁面取り付け用金具を使用します。

a. 壁の間柱に取り付けるには、2 つの #10 木ネジ(皿ネジまたはなべネジ)と #10 ワッシャを使用するか、2 つの #10 ワッシャつきネジを使用します。ネジは、支柱または金属製間柱に 20 mm(3/4 インチ)以上入り込むだけの長さが必要です。

b. 中空壁に取り付けるには、壁の厚さが 12.7 mm(1/2 インチ)以上である必要があります。2 つの壁面取り付け用金具とワッシャを使用します。壁面取り付け用金具とワッシャは、取り付ける壁に適したサイズである必要があります。

ステップ3 シャーシを壁に配置します。

a. シャーシの前面と背面を垂直方向に向けます。

b. 前面パネル(TNV 接続側)が上で、電源コードへの接続面が下になるように装置を配置する必要があります。

ステップ4 図5 に、電源用の壁面取り付け金具と、金具の背面の取り付けネジ穴を示します。取り付けネジ穴を壁の間柱に合わせます。または、壁面取り付け用金具を使用します。

図5 電源アダプタ用の壁面取り付け金具

 

a. 壁の間柱に取り付けるには、2 つの #10 木ネジ(皿ネジまたはなべネジ)と #10 ワッシャを使用するか、2 つの #10 ワッシャつきネジを使用します。ネジは、支柱または金属製間柱に 20 mm(3/4 インチ)以上入り込むだけの長さが必要です。

b. 中空壁に取り付けるには、壁の厚さが 12.7 mm(1/2 インチ)以上である必要があります。2 つの壁面取り付け用金具とワッシャを使用します。壁面取り付け用金具とワッシャは、取り付ける壁に適したサイズである必要があります。

ステップ5 電源を金具にセットします。

a. 電源アダプタの前面と背面を垂直方向に向けます。

b. 電源ケーブルに最も近い端を上にします。


 

Cisco Unified 500 シリーズのラックマウント


) Cisco Unified 500 シリーズと電源アダプタを取り付けることができるのは、19 インチ ラックだけであり、フロント マウントのみ可能です。


ラック取り付け金具の取り付け

金具を Cisco Unified 500 シリーズに取り付けるには、次の手順を実行します。


注意 ネジを締め付けすぎないでください。推奨トルクは、0.7 ~ 0.9 ニュートンメートル(6 ~ 8 インチポンド)です。


ステップ1 図6 のように、付属のネジを使用して取り付け金具を Cisco Unified 500 シリーズのシャーシ側に取り付けます。各側に 4 つのネジを使用します。# 2 プラス ドライバを使用して金具のネジを締めます。

図6 Cisco Unified 500 シリーズへのラック取り付け金具の取り付け

 

ステップ2 図7 に、電源アダプタ用のラックマウント キットに含まれる金具を示します(この手順は 8 人および 16 人用モデルにのみ適用されます)。

図7 電源アダプタをラックマウントするための金具

 

1

壁面取り付け金具

2

ラック取り付け金具

ステップ3 電源アダプタを壁面取り付け金具にセットします(この手順は 8 人および 16 人用モデルにのみ適用されます)。

a. 電源アダプタの前面と背面を垂直方向に向けます。

b. 電源ケーブルに最も近い端を上にします。

ステップ4 付属の 4 個のネジを使用して、電源アダプタをラックマウントするための金具を 図8 のように組み立てます。# 2 プラス ドライバを使用して金具のネジを締めます。

図8 電源用ラックマウント キットの組み立て

 


 

Cisco Unified 500 シリーズと電源アダプタのラックへの取り付け

本体と電源アダプタを 19 インチ ラックに取り付けるには、次の手順を実行します。


警告 この装置をラックに設置したり保守作業を行ったりするときは、人身事故を防ぐため、システムが安定しているかどうかを十分に確認する必要があります。次の注意事項に従ってください。
-- ラックにこの装置を単独で設置する場合は、ラックの一番下に設置します。
-- ラックに別の装置がすでに設置されている場合は、最も重量のある装置を一番下にして、重い順に下から上へ設置します。
-- ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから装置をラックに設置するか、またはラック内の装置の保守作業を行ってください。ステートメント 1006



注意 本体は、本体から噴出す冷却風の流れを妨げないように設置する必要があります。


) ラック内の各装置の上部および下部に間隔をとって、冷却風が循環するようにしてください。



ヒント 単一の統合型無線アクセス ポイントを配置する場合は、Cisco Unified 500 シリーズを壁に取り付ける前にアンテナを前面パネルに取り付けてください。プラットフォームを壁に取り付けた後では、アンテナの取り付けが難しくなります。



ステップ1 各側に 2 個のネジ(ラックに付属)を使用してラック取り付け金具にセットした Cisco Unified 500 シリーズと、ラック取り付け金具にセットした電源を、19 インチ ラックに取り付けます。

ステップ2 下のネジのペアを最初に締めます。上のネジのペアを挿入する間、金具が下のネジで支えられます。


 


ヒント 金具のネジ穴の間隔は、ラックのネジ穴のペアを 1 つおきにした間隔と合っています。適切なネジ穴を使用すれば、金具の小さいネジ穴がラックの未使用のネジ穴に合います。小さいネジ穴がラックのネジ穴に合わない場合は、金具を上か下に移動して、ラックの次のネジ穴に合わせてください。


本体のアース接続


警告 この装置はアース接続する必要があります。アース導体を破損しないよう注意し、アース導体を正しく取り付けないまま装置を稼働させないでください。アース接続が適正であるかどうか分からない場合には、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024


Cisco Unified 500 は、信頼性の高いアースに接続する必要があります。アース線は、現地の電気安全基準に従って取り付ける必要があります。

たとえば、14 AWG(2 mm)以上のサイズの銅線と、内径 5 ~ 7 mm(1/4 インチ)の適切なリング端子を使用してください。


) Cisco Unified 500 シリーズは、NEBS には準拠していません。



警告 この装置はアース接続する必要があります。緑色と黄色の 14 AWG 地線を使用して、通常使用の間、ホストをアースに接続しておいてください。ステートメント 190


本体を信頼性の高いアースに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ1 アース ラグまたは端子に必要な長さまで、アース線の一端を剥ぎ取ります。

アース ラグの場合は、約 20 mm(0.75 インチ)必要です。

ユーザが準備するリング端子の場合は、必要に応じて調整します。

ステップ2 適切なサイズの圧着工具を使用して、アース線をアース ラグまたはリング端子に圧着します。

ステップ3 図9 および 図10 に示されているように、アース ラグまたはリング端子をシャーシに取り付けます。0.9 ~ 1.1 ニュートンメートル(8 ~ 10 インチポンド)のトルクでネジを締めます。

図9 シャーシへのアースの取り付け(8 人および 16 人用モデル)

図10 シャーシへのアースの取り付け(24 人、32 人、および 48 人用モデル)

 

1

アース ラグ

ステップ4 アース線のもう一端を、設置場所の既知の信頼性の高いアース ポイントに接続します。アース ポイントの信頼性に関して疑いがある場合は、資格のある電気技術者に相談してください。


 

電源の接続


警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030



警告 ISDN 接続は、ユーザが触れることのできない電圧源とされています。Public Telephone Operator(PTO; 公衆電気通信事業者)から提供された装置または接続部品をむやみに触ったり開けたりしないでください。取り外しができない、1回限りのプラグ以外のハードワイヤ接続は、PTO のスタッフまたは相応の訓練を受けたエンジニアが行う必要があります。ステートメント 23



警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001


電源を Cisco Unified 500 シリーズに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ1 AC 電源コードを電源に接続します。

ステップ2 電源インターフェイス ケーブルを、Cisco Unified 500 シリーズの背面にある電源コネクタ ポートに接続します。


 

システムの電源投入

Cisco Unified 500 シリーズの電源を投入するには、次の手順を実行します。


ステップ1 AC 電源コードが電源に接続していることを確認します。

ステップ2 電源の外側に電源オン/オフ スイッチはありません。Cisco Unified 500 シリーズの電源を投入するには、アース接続された AC コンセントに電源コード プラグを接続します。

ステップ3 必要に応じて、Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある LED インジケータを確認します。 図11 を参照してください。

図11 Cisco Unified 500 シリーズ:LED

 

1

SYS またはシステム

緑色(点灯)

オンライン

2

PoE または給電

緑色(点灯)

接続済み

3

VM またはボイスメール

緑色(点灯)

オンライン

4

WLAN

緑色(点滅)

接続済み


 

ソフトウェアの初期設定の作成

Cisco Configuration Assistant を使用してソフトウェアの初期設定を作成し、保存するには、次の手順を実行します。


ステップ1 必要に応じて、Cisco Unified 500 シリーズ システムの設定管理に使用する PC に Cisco Configuration Assistant をインストールします。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

ステップ2 Cisco Configuration Assistant を起動します。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

ステップ3 RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブルを使用して、Cisco Configuration Assistant をインストールした PC のイーサネット ポートを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある給電ポートに接続します。

ステップ4 Cisco Configuration Assistant を使用して次の作業を実行します。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

a. 新しいコミュニティに接続します。

b. デフォルト値を受け入れて、初期設定を作成します。


) 単一サイトのキー システム構成を導入する場合は、音声システムのタイプを PBX からキーシステムに変更してください。


c. 設定を保存します。

ステップ5 Cisco Unified 500 シリーズがトポロジビューに表示されることを確認します。


 

次の作業

次に示す作業は任意の順序で実行できます。

Cisco Catalyst Express 520 スイッチを設置する場合は、 「Cisco Unified 500 シリーズ用の Cisco Catalyst Express 520 の設置」 を参照してください。

Cisco Unified 500 シリーズを WAN、または ISDN に接続する場合、または無線アクセス ポイント オプション、電話機、PC などのデバイスを接続する場合は、 「インターフェイスおよびデバイスの接続」 を参照してください。

Cisco Unified 500 シリーズとボイスメール プロンプトにアメリカ英語以外のロケールおよび言語を追加して設定する場合は、 「ローカリゼーション サポートの設定」 を参照してください。

ソフトウェア設定を変更して、基本および高度なテレフォニー機能に関してサイト固有の値で Cisco Unified 500 シリーズを個別設定する場合は、 「ソフトウェア設定の変更」 を参照してください。

Cisco Unified 500 シリーズ用の Cisco Catalyst Express 520 の設置

スイッチを設置する前に、Cisco.com で『 Release Notes for the Catalyst Express 520 Switches 』の情報を確認してください。

スイッチの電源を投入する前またはスイッチを設置する前に、 「警告の定義」 および 「設置に関するガイドライン」 の安全上の情報を確認してください。

この章の警告は、Cisco.com の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst Express 520 Switches 』に各国語版が記載されています。

この項では、基本的な設置について説明します。次の項目があります。

「警告の定義」

「設置に関するガイドライン」

「机上設置」

「Cisco Unified 500 シリーズへのスイッチの接続」

「コミュニティへのスイッチの追加」

警告の定義

ここで示す警告は、スイッチに付属の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst Express 520 Switches 』に各国語版が記載されています。スイッチの電源を投入する前またはスイッチを設置する前に、これらの警告を確認してください。

 

警告

注:これらの注意事項を保管しておいてください。

注:このマニュアルは、各製品に付属する製品インストレーション ガイドと併せて使用してください。詳細な情報については、インストレーション ガイド、コンフィギュレーション ガイド、またはその他の付属マニュアルを参照してください。ステートメント 1071

警告

この装置はアース接続する必要があります。通常使用の間、ホストをアースに接続しておいてください。ステートメント 39

警告

スイッチの過熱を防ぐため、推奨されている最高周囲温度の摂氏 45 度(華氏 113 度)を超える場所で作業をしないでください。気流の停滞を防ぐため、換気孔から 7.6 cm(3 インチ)以上の間隔をとってください。ステートメント 17B

警告

電源に接続されている装置を取り扱う際は、事前に、指輪、ネックレス、腕時計などの装身具をはずしてください。金属のオブジェクトが電源やアースと接触すると、金属が過熱して大やけどをしたり、また金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43

警告

別のいかなる装置の上にもシャーシを載せないでください。シャーシを落とすと、大けがをしたり、装置が損傷したりする場合があります。ステートメント 48

警告

セントラル オフィス環境で使用する場合は、イーサネット ケーブルをシールドする必要があります。ステートメント 171

警告

雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001

警告

システムを電源に接続する前に、必ず設置手順を読んでください。ステートメント 1004

警告

クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008

警告

主要な切断装置となるので、プラグとソケットは常に手が届く場所に置く必要があります。ステートメント 1019

警告

この装置はアース接続する必要があります。アース導体を破損しないよう注意し、アース導体を正しく取り付けないまま装置を稼働させないでください。アース接続が適正であるかどうか分からない場合には、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024

警告

この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030

警告

この装置を廃棄処分する際は、各国の法律および規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040

警告

装置を設置する建物の外部への接続には、回路保護機能を備えた承認済みのネットワーク終端ユニットを使用して、次のポートを接続する必要があります。10/100/1000 Ethernet。ステートメント 1044

警告

装置を設置または交換するときは、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外してください。ステートメント 1046

警告

絶縁処理が施されていない金属製の部品、コンダクタ、またはターミナルを使用して内部接続されている場合、感電を引き起こす電圧が Power over Ethernet(PoE; 給電)回路に存在する可能性があります。絶縁処理が施されていない金属製の部品がアクセス制限区域にのみ存在する場合や、アクセス制限区域への立ち入りが認められているユーザおよびサービス担当者が感電の可能性について熟知している場合を除き、そのような内部接続の方法は避けてください。アクセス制限区域には、特殊な道具、施錠などのセキュリティ手段を使用しなければアクセスできません。ステートメント 1072

警告

ユーザが保守できる部品はありません。装置を開けないでください。ステートメント 1073

警告

機器の取り付けはその地域および国の電気工事規定に遵守する必要があります。ステートメント 1074

次のステートメントは、北欧諸国においてのみ該当します。

警告

この装置は立ち入り制限区域内に設置することが前提になっています。立ち入り制限区域とは、特殊なツール、ロックおよびキー、またはその他のセキュリティ手段を使用しないと立ち入ることができない区域です。ステートメント 1017

設置に関するガイドライン

Cisco Catalyst Express 520 スイッチの設置場所を決定する際は、必ず次の要件を満たしてください。

設置場所の高さは、3,049 M(10,000 フィート)未満とします。

スイッチの周囲湿度は 85 % 以下とします。

装置の周囲温度は摂氏 45 度(華氏 113 度)以下とします。


) スイッチが閉鎖的な環境またはマルチラック アセンブリに設置されている場合、スイッチの周囲温度は通常の室温より高くなることがあります。


スイッチが最大温度の摂氏 45 度(華氏 113 度)で稼働していて、通常の室温を超える環境(クローゼット、キャビネット、閉鎖的なアセンブリ、マルチラック アセンブリなど)にある場合、熱が下方に向かい、Cisco Catalyst Express 520 スイッチの下部を触ると熱いことがあります。

スイッチの上に物を置かないでください。

スイッチの周囲および通気孔を通過する空気の流れが妨げられない。


) 気流の停滞と過熱を防ぐため、換気孔から 7.6 cm(3 インチ)以上の間隔をとることを強くお勧めします。


スイッチ間ですべての面の間隔が 7.6 cm(3 インチ)以上離れていない限り、スイッチを重ねたり、横に並べたりしないでください。

前面パネルおよび背面パネルの間隔は次のようにします。

スイッチの周囲および通気孔を通過する空気の流れが妨げられない。

前面パネルの LED が確認しやすい。

ポートへのケーブル接続が行いやすい。

AC 電源コードが AC 電源コンセントからスイッチ背面パネルのコネクタに届く。

ケーブルはラジオ、電力線、蛍光灯などの電気ノイズの発生源から遠ざけて配線します。

ケーブル配線は、ケーブルに損傷を与える可能性のある他のデバイスから離します。

机上設置

Cisco Catalyst Express 520 を机、テーブル、または棚に設置する場合は、次の注意事項を守ってください。


警告 主要な切断装置となるので、プラグとソケットは常に手が届く場所に置く必要があります。



注意 本体が損傷を受けるのを防ぐため、前面のプラスチック パネルをつかんで本体を持ち上げたり、傾けたりしないでください。本体を持ち上げる際は、必ず金属製の本体を持ってください。


注意 冷却風の流れを妨げないように設置する必要があります。装置を机上に設置する場合は、冷却風の取り入れ口および排気口から 2.5 cm(1 インチ)以上の間隔を空けてください。


注意 4.5 kg(10 ポンド)を超える重さの物をスイッチの上に置かないでください。

スイッチを机、テーブル、または棚に設置するには、次の手順を実行します。


ステップ1 アクセサリ キットに含まれているゴム脚付きの粘着シールを用意します。

ステップ2 上面を下にして装置を平面に置きます。4 つのゴム製パッドを装置の底面のへこみに取り付けます。装置の右側を上にして、AC 電源の近くの平面に置きます。

気流の停滞と過熱を防ぐため、ゴム製の脚を取り付けることを強くお勧めします。

ステップ3 スイッチの外側に電源オン/オフ スイッチはありません。スイッチの電源を投入するには、スイッチに付属の AC 電源コードの一端をスイッチの AC 電源コネクタに接続し、アース接続された AC コンセントにもう一端を接続します。

ステップ4 スイッチの電源が投入されると、スイッチが正常に機能していることを確認する一連のテスト(POST)が自動的に開始されます。SYSTEM LED が緑色で点滅せずに点灯している場合、またはオレンジ色になった場合は、代理店またはリセラーにお問い合せください。

ステップ5 Cisco Catalyst Express 520 スイッチが正常に POST を完了したら、電源コードを AC コンセントから抜き、スイッチを Cisco Unified 500 シリーズに接続します。


 

Cisco Catalyst Express 520 スイッチの使用方法の詳細については、次の URL で『User Guide for the Catalyst Express 520 Switches』を参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/products/ps7238/tsd_products_support_series_home.html

Cisco Unified 500 シリーズへのスイッチの接続

スイッチを Cisco Unified 500 シリーズに接続するには、次の手順を実行します。


ステップ1 RJ-45 コネクタ付きのツイスト 4 ペア カテゴリ 5 ストレート ケーブル(イーサネット ケーブル)の一端を Cisco Catalyst Express 520 の前面パネルにある 1000BASE-FX ポートに接続します。

ステップ2 ケーブルのもう一端を Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある Expansion ポートまたは拡張ポートに接続します。

ステップ3 スイッチの電源コードを、アース接続された AC 電源コンセントに接続します。スイッチの電源が投入されると、スイッチが正常に機能していることを確認する一連のテスト(POST)が自動的に開始されます。スイッチの 1000BASE-X ポートが緑色に点灯するまで待ちます。緑色に点灯している LED は、2 台の装置間の接続が正常であることを示します。LED が緑色に点灯していない場合は、次のようにします。

a. ケーブルが不良でないことを確認します。不良である場合は、テスト済みの正常なケーブルと交換します。

b. Cisco Unified 500 シリーズの電源が投入されていることを確認します。


 

コミュニティへのスイッチの追加

スイッチの初期設定を変更するには、Cisco Configuration Assistant でスイッチをコミュニティに追加する必要があります。スイッチをこの Cisco Unified 500 シリーズのコミュニティに追加するには、次の手順を実行します。

前提条件

512 MB DRAM(1 GB DRAM を推奨)および最小画面解像度 1024x768 を備えた Pentium III ベースの IBM PC または互換性のあるコンピュータに、Windows XP(Service Pack 1 以降)または Windows 2000(Service Pack 3 以降)がインストールされている。


ステップ1 必要に応じて、Cisco Unified 500 シリーズ システムの設定管理に使用する PC に Cisco Configuration Assistant をインストールします。インストールについては、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

ステップ2 必要に応じて、Cisco Configuration Assistant をインストールした PC のイーサネット ポートを、このスイッチが接続されている Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルの給電ポートに接続します。この接続には、RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブルを使用します。

ステップ3 Cisco Configuration Assistant を起動します。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

ステップ4 Cisco Configuration Assistant を使用して次の作業を実行します。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

a. 今回設置したスイッチがトポロジビュー ページに表示されることを確認します。

b. Cisco Catalyst Express 520 スイッチをこの Cisco Unified 500 シリーズのコミュニティに追加します。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。


 

インターフェイスおよびデバイスの接続

この項では、次のトピックについて説明します。

「インターフェイスの接続」

「デバイスの接続」


) 通常、これらの手順は Cisco Unified 500 シリーズ システムを顧客のサイトに展開する際に実行します。


インターフェイスの接続

Cisco Unified 500 シリーズを WAN、および ISDN に接続するには、次の手順を任意の順序で実行します。


ステップ1 ケーブル モデムまたは DSL モデムに接続する場合:RJ-45 ケーブルを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある WLAN ポートに接続します。ケーブルのもう一端をケーブル モデムまたは DSL モデムに接続します。

ステップ2 ISDN 回線に接続する場合:RJ-45 ケーブルを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある BRI ポートまたは T1/E1 PRI ポートに接続し、ケーブルのもう一端を PC またはハブに接続するか、ISDN ウォール ジャックに接続します。


 

デバイスの接続

無線アクセス ポイント、Cisco Unified IP Phone、およびその他のデバイスを Cisco Unified 500 シリーズまたは Cisco Catalyst Express 520 スイッチに接続するには、次の手順を任意の順序で実行します。


ステップ1 Cisco Unified IP Phone を設置し、Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある IP 電話機(給電)ポートに接続します。また、スイッチが設置されている場合は、スイッチの前面にある給電ポートに接続します。


) Cisco Unified 500 シリーズの給電ポートは、IEEE 802.3af に準拠した受電側デバイスに最大 15.4W の電力を供給します。8 つの給電ポート全体で 80W が上限です。

Catalyst Express 520 の給電ポートは、回路に電力がないことをスイッチが検出した場合に、シスコ先行標準および IEEE 802.3af に準拠した接続済み受電側デバイスに最大 15.4 W の電力を供給します。Cisco Configuration Assistant を使用して受電側デバイスを接続した場合、給電ポートが自動的に電力を供給するかどうかをポート単位で制御できます。デフォルトでは、設定は Auto です。


Cisco Unified IP Phone によっては、背面パネルに 2 個以上の RJ-45 コネクタがあります。LAN 対電話機のコネクタを使用して電話機を Cisco Unified 500 シリーズに接続してください。 http://www.cisco.com/en/US/products/hw/phones/ps379/prod_installation_guides_list.html で、ご使用の IP Phone の『 Unified IP Phones 7900 Series Install and Upgrade Guide 』を参照してください。

ステップ2 FAX に接続する場合:RJ-11 ケーブルを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにあるいずれかの FXS ポートに接続します。ケーブルのもう一端を FAX 装置に接続します。

ステップ3 アナログ電話機に接続する場合:RJ-11 ケーブルを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにあるいずれかのアナログ電話機ポートに接続します。ケーブルのもう一端を FAX 装置に接続します。

ステップ4 システムへの無線アクセスはアンテナを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある無線ポートに接続することで実現可能です。

ステップ5 Cisco Configuration Assistant を使用して次の作業を実行します。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

a. 今回設置したハードウェア デバイスがトポロジビュー ページに表示されることを確認します。

b. 必要に応じて、Cisco Configuration Assistant のセキュア無線ウィンドウでオプションを設定します。

c. 必要に応じて、Cisco Configuration Assistant でユーザ アカウントを設定して、接続されている Cisco Unified IP Phone に割り当てます。


 

通信の確認

通信を確認するには、次の手順を実行します。


ステップ1 ローカルの電話機の稼働状態をテストします。この Cisco Unified 500 シリーズに接続された電話機間でコールを発信します。

ステップ2 この Cisco Unified 500 シリーズに接続された PC から www.cisco.com にアクセスして、インターネット リンクをテストします。

ステップ3 この Cisco Unified 500 シリーズに接続された Cisco Unified IP Phone から市内通話エリアにある番号にコールを発信して、ISDN をテストします。

ステップ4 この Cisco Unified 500 シリーズに接続された Cisco Unified IP Phone に携帯電話からコールを発信して、ISDN をテストします。

ステップ5 この Cisco Unified 500 シリーズに接続された Cisco Unified IP Phone に携帯電話からコールを発信して、自動音声応答およびボイスメールをテストします。

a. 自動音声応答グリーティングを聞きます。

b. 目的の電話機の内線番号を押し、ボイスメール グリーティングを聞きます。

c. テスト メッセージを残します。

d. コール先の電話機を確認します。[Message] インジケータが点灯していることを確認します。

e. 電話機の [Message] ボタンを押し、ボイスメール メッセージを取得します。

ステップ6 必要に応じて、Cisco Catalyst Express 520 に接続されたデバイスを使用して、ここまでのステップを繰り返します。


 

ソフトウェア設定の変更

この項では、次のトピックについて説明します。

「ソフトウェア設定に関する情報」

「デフォルトのソフトウェア設定」

「システム管理ツール」

「ローカリゼーション サポート」

「ローカリゼーション サポートの設定」

「Cisco Configuration Assistant のインストール」

「Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI へのログイン」

「Cisco Unified CME 電話ユーザ ページへのログイン」

ソフトウェア設定に関する情報

この項では、次のトピックについて説明します。

「デフォルトのソフトウェア設定」

「システム管理ツール」

「ローカリゼーション サポート」

デフォルトのソフトウェア設定

Cisco Unified 500 シリーズのデフォルトのソフトウェア設定には、あらかじめ設定された次のパラメータが含まれています。

ネットワークおよびデバイスのパラメータ

インターネット接続(DHCP)

音声システム機能

ファイアウォールと NAT

顧客のサイトにシステムを展開する前に、Cisco Configuration Assistant で現在の設定値を読み込んで初期設定を作成し、保存してください。単独サイトのキー システムを構成する場合は、音声システム タイプ設定を PBX(デフォルト)からキー システムに変更してください。

システムを展開したら、必要に応じて、Cisco Configuration Assistant を使用して初期のソフトウェア設定に対して次の個別設定を行います。

すべてのデバイスのデフォルトのユーザ名とパスワードを変更します。

各デバイスのデフォルトのホスト名を変更します。

Cisco Unified 500 シリーズのシステムの時間帯と時間表示を設定します。

Cisco Unified IP Phone の画面に表示するシステム メッセージを指定します。たとえば、システム メッセージを顧客の商号に変更します。

各シスコ電話機の内線番号の桁数を設定します。

シスコ電話機の機能とインターコムを設定します。

内線番号を設定します。または、名前と内線番号が記述されたカンマ区切り形式(.csv)ファイルを Microsoft Excel 等で作成して Cisco Configuration Assistant にインポートします。

音声用のネットワーク設定を行います。

Cisco Configuration Assistant の詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。

システム管理ツール

表8 に、システムを展開する前または展開時に Cisco Unified 500 シリーズのソフトウェア設定を変更するため、または所定の継続的なシステム メンテナンスを実行するために使用できるツールを示します。

 

表8 システム管理ツール

管理ツール
説明
関連情報/作業/手順

「Cisco Configuration Assistant」

Cisco Unified 500 シリーズを設置および管理するための主要な設定アプリケーション。このツールを使用して、音声機能、ネットワーク機能、およびセキュリティ機能を管理できます。

http://www.cisco.com/go/configassist または製品に付属の CD-ROM で『 Getting Started with Cisco
Configuration Assistant
』を参照してください。

このツールの使用方法については、オンライン ヘルプを参照してください。

「Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI」

電話機およびボイスメール ボックスの追加や変更、自動応答スクリプトの管理など、顧客側管理者が従業員の人事異動関連の定型的な追加や変更を行うための Web ベース アプリケーション。

「Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI へのログイン」

このツールの使用方法については、オンライン ヘルプを参照してください。

「Cisco Unified CME 電話ユーザ ページ」

電話ユーザが小規模な一連の機能を電話機にプログラムするための Web ベース アプリケーション。

「Cisco Unified CME 電話ユーザ ページへのログイン」

このツールの使用方法については、オンライン ヘルプを参照してください。

Cisco Configuration Assistant

Cisco Configuration Assistant は、Cisco Unified 500 シリーズに接続された PC またはラップトップにインストールされます。このツールは、プラットフォームの前面パネルにある給電ポートへの直接接続、LAN への接続、または VPN クライアント経由のいずれかの方法で Cisco Unified 500 シリーズに接続して利用します。

Cisco Unified 500 シリーズ システムを設定する際に、Cisco Configuration Assistant を使用して、初期のソフトウェア設定を作成して保存することや、ソフトウェア設定をカスタマイズして次のシステム設定を顧客のサイトで展開することができます。

単独サイトのキー システム:音声システム タイプ設定を PBX(デフォルト)からキー システムに変更してください。

DHCP 以外の WAN 構成が必要なインターネット サービス プロバイダーについては、インターネット接続設定を変更してください。

SIP トランク:日本国内ではサポートされません。

統合型無線アクセス ポイント:セキュア無線を設定してください。

顧客のサイトでシステムを展開する前または展開時に、Cisco Configuration Assistant を使用して次の値を個別に設定できます。

NTP 設定、TFTP、および DHCP のオプションを含む基本のネットワーク設定

ユーザ名、内線番号、IP Phone のタイプと MAC アドレス、PSTN パラメータ、基本のボイスメール、110/119 番発信番号と 0 発信コール用のダイヤル ピアを含む基本のテレフォニー機能

ページング、インターコム、コール パーク、ハント グループ、発呼回線 ID(発信者番号)ブロッキングを含む高度なテレフォニー機能

Configuration Assistant を使用する前に、Cisco Unified 500 シリーズに接続する PC またはラップトップにアプリケーションをインストールする必要があります。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

Cisco Unified CME 電話ユーザ ページ

Cisco Unified CME 電話ユーザ ページでは、電話ユーザが小規模な一連の機能を各自の電話機にプログラムできます(短縮ダイヤル ボタンの変更など)。また、Cisco Unified CME ディレクトリを検索することもできます。各ユーザは、オフィス管理者によって作成された一意のユーザ名とパスワードを持っている必要があります。

Cisco Unified CME 電話ユーザ ページの起動については、 「Cisco Unified CME 電話ユーザ ページへのログイン」 を参照してください。

Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI

Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の Web ベースの GUI アプリケーションでは、オフィス管理者は電話機、電話ユーザのアカウント、およびボイスメール ボックスを作成および変更できます。また、Automatic Attendant(AA; 自動音声応答)スクリプトの管理も行うことができます。

このアプリケーションへのログインについては、 「Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI へのログイン」 を参照してください。

ローカリゼーション サポート

新品の Cisco Unified 500 シリーズには、出荷時にあらかじめ日本語および日本の回線環境の設定が組み込まれています。Cisco Unified CME は、異なる言語および国に対して内部的なローカリゼーション サポートを提供します。ユーザ ロケールはテキスト表示に使用する言語を指定し、ネットワーク ロケールは国固有のトーンやリズムを指定します。Cisco Unity Express は、ボイスメール プロンプト用に他の言語をサポートします。


) 特定のバージョンのボイスメールは、一度に 1 つの言語だけシステムでサポートできます。


制約事項とサポートされる言語のリストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7293/prod_installation_guides_list.html で、該当する Cisco Unified 500 シリーズ マトリクスを参照してください。

ローカリゼーション目的でソフトウェア設定をカスタマイズする前に、Cisco Unified CME のロケール ファイルと Cisco Unity Express の言語パックを Cisco.com からダウンロードする必要があります。Cisco.com からのローカリゼーション ファイルのダウンロードについては、 「ローカリゼーション サポートの設定」 を参照してください。

ローカリゼーション サポートの設定

この項では、次の作業について説明します。

「Cisco.com からの Cisco Unified CME のロケール ファイルのダウンロード」

「Cisco.com からボイスメール プロンプト用言語のダウンロード」

Cisco.com からの Cisco Unified CME のロケール ファイルのダウンロード

Cisco Configuration Assistant を使用して、Cisco Unified 500 シリーズへ Cisco Unified CME のローカリゼーション サポートを設定する前に、ユーザとネットワーク ロケールのファイルを Cisco.com からダウンロードする必要があります。


) サポートされる言語のリストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7293/prod_installation_guides_list.html で、該当する Cisco Unified 500 シリーズ マトリクスを参照してください。


前提条件

あらかじめ Cisco Configuration Assistant を、Cisco Unified 500 シリーズに接続される PC またはラップトップにインストールしておく必要があります。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。


ステップ1 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/CME-Locale の Download Software サイトにアクセスします。Software Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合や、ユーザ名またはパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスの Cancel をクリックし、表示された指示に従ってください。

ステップ2 インストールするロケールの TAR ファイルを選択します。各 TAR ファイルには、特定の言語および国のロケール ファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

CME-locale- language _ country - CMEversion

たとえば、CME-locale-ja_JP-4.0.1-1.0 は、日本語、日本、Cisco Unified CME 4.0(1) を表しています。

ステップ3 Cisco Configuration Assistant をインストールした PC に TAR ファイルをダウンロードします。各ファイルには、そのバージョンの Cisco Unified CME によってサポートされる全電話機タイプに必要なファームウェアがすべて揃っています。

ステップ4 Cisco Configuration Assistant をインストールした PC またはラップトップの \Program Files\Cisco Configuration Assistant\appdata\phoneload フォルダにファイルをコピーします。

ステップ5 Cisco Configuration Assistant を起動します。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

ステップ6 RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブルを使用して、Cisco Configuration Assistant をインストールした PC のイーサネット ポートを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある給電ポートに接続します。

ステップ7 Cisco Configuration Assistant を使用して、PC から Cisco Unified 500 シリーズのフラッシュ メモリにアップロードし、Cisco Unified CME のローカリゼーション サポートを設定します。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。


 

Cisco.com からボイスメール プロンプト用言語のダウンロード

Cisco Configuration Assistant を使用して、Cisco Unified 500 シリーズへ Cisco Unity Express のローカリゼーション サポートを設定する前に、言語パックを Cisco.com からダウンロードする必要があります。


) サポートされる言語のリストについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps7293/prod_installation_guides_list.html で、該当する Cisco Unified 500 シリーズ マトリクスを参照してください。


前提条件

あらかじめ Cisco Configuration Assistant を、Cisco Unified 500 シリーズに接続される PC またはラップトップにインストールしておく必要があります。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。


ステップ1 http://www.cisco.com/en/US/products/ps7293/tsd_products_support_series_home.html
Download Software サイトにアクセスします。Software Center にアクセスするには、Cisco.com のアカウントが必要です。アカウントを持っていない場合や、ユーザ名またはパスワードを忘れた場合は、ログイン ダイアログボックスの Cancel をクリックし、表示された指示に従ってください。

ステップ2 インストールする言語を選択しダウンロードします。各言語パックには、特定の言語および国のファイルが含まれており、次の命名規則が使用されています。

cue-vm- language _ country -lang-pack. version .prt1

たとえば、cue-vm-ja_JP-lang-pack.2.3.2.prt1 は、日本語、日本、Cisco Unity Express 2.3.2 を表しています。

また、基本となる言語パックも選択しダウンロードします。

cue-vm-lang-pack.2.3.4.1.pkg

ステップ3 Cisco Configuration Assistant をインストールした PC またはラップトップの \Program Files\Cisco Configuration Assistant\appdata\phoneload フォルダに言語パックを配置します。各パックには、ボイスメール機能アプリケーション付きの Cisco Unity Express の関連バージョンに関するすべての言語データとプロンプト ファイルが含まれています。

ステップ4 Cisco Configuration Assistant を起動します。詳細については、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。

ステップ5 RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブルを使用して、Cisco Configuration Assistant をインストールした PC のイーサネット ポートを Cisco Unified 500 シリーズの前面パネルにある給電ポートに接続します。

ステップ6 Cisco Configuration Assistant を使用してボイスメールの言語を設定します。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。


 

Cisco Configuration Assistant のインストール

Cisco Unified 500 シリーズのソフトウェア設定をカスタマイズする際に使用する PC に Cisco Configuration Assistant をインストールするには、次の手順を実行します。

前提条件

Cisco Configuration Assistant のインストール先である 512 MB DRAM(1 GB DRAM を推奨)を備えた Pentium III ベースの IBM PC または互換性のあるコンピュータが、LAN で Cisco Unified 500 シリーズに接続されているか、Cisco Unified 500 シリーズの前面の給電ポートに接続されている。その他の PC 関連要件には次のものがあります。

最小画面解像度は 1024 x 768。

Windows XP(Service Pack 1 以降)または Windows 2000(Service Pack 3 以降)。

この PC の User Account 設定の Administrators グループのメンバーである。

このアプリケーションを Cisco.com からダウンロードするには、Cisco.com にアクセスすることが可能で、有効な Cisco.com アカウントを持っている必要があります。このアプリケーションを製品に付属の CD-ROM からインストールすることもできます。


) Cisco Configuration Assistant を PC にインストールするには、
http://www.cisco.com/go/configassist を参照してください。


Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI へのログイン

このツールに管理者としてログインし、電話機またはボイスメール ボックスの追加または変更、個々の電話ユーザ アカウントの作成、および自動音声応答のスクリプトの管理を行うには、次の手順を実行します。

前提条件

Microsoft Windows と Microsoft Internet Explorer 6.0 以降のバージョンを実行する PC。

PC のイーサネット ポートが、Cisco Unified 500 シリーズまたは Cisco Catalyst Express 520 スイッチの前面パネルの IP 電話機(給電)ポートに直接接続されているか、Cisco Unified 500 シリーズまたは Cisco Catalyst Express 520 スイッチの前面パネルの IP 電話機(給電)ポートに接続されている Cisco Unified IP Phone の背面の PC ポートに接続されていて、アクティブである。接続には、RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブルが使用されている。


ステップ1 Cisco Unified CME にログインするには、ブラウザ ウィンドウに次の URL を入力します。 ipaddr には Cisco Unified 500 シリーズの IP アドレスを指定します。デフォルトの IP アドレスは 10.1.1.1 です。

http://ipaddr/ccme.html
 

CUE にアクセスするには、ブラウザ ウィンドウに次の URL を入力します。 ipaddr には CUE の IP アドレスを指定します。デフォルトの IP アドレスは 10.1.10.1 です。

http://ipaddr

ステップ2 認証ウィンドウが表示されたら、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトの管理者ユーザ名は cisco です。デフォルトの管理者パスワードは cisco です。
ホーム ウィンドウが表示されます。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。


 

Cisco Unified CME 電話ユーザ ページへのログイン

電話ユーザ ページにログインし、短縮ダイヤルやコール転送など、自分の IP Phone の特定の機能を設定するには、次の手順を実行します。

前提条件

Microsoft Windows と Microsoft Internet Explorer 6.0 以降のバージョンを実行する PC を所有している。

PC のイーサネット ポートが、Cisco Unified 500 シリーズまたは Cisco Catalyst Express 520 スイッチの前面パネルの IP 電話機(給電)ポートに直接接続されているか、Cisco Unified 500 シリーズまたは Cisco Catalyst Express 520 スイッチの前面パネルの IP 電話機(給電)ポートに接続されている Cisco Unified IP Phone の背面の PC ポートに接続されていて、アクティブである。接続には、RJ-45 to RJ-45 イーサネット ケーブルが使用されている。


ステップ1 ブラウザ ウィンドウに次の URL を入力します。 ipaddr には Cisco Unified 500 シリーズの IP アドレスを指定します。デフォルトの IP アドレスは 10.1.1.1 です。

http://ipaddr/ccme.html
 

ステップ2 ログイン画面が表示されたら、ユーザ名とパスワードを入力します。個々の電話ユーザのユーザ名とパスワードは、オフィス管理者が Cisco Unified CME と Cisco Unity Express の GUI を使用して定義します。ホーム ウィンドウが表示されます。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。


 

技術情報の入手方法、サポートの利用方法、およびセキュリティ ガイドライン

技術情報の入手、サポートの利用、技術情報に関するフィードバックの提供、セキュリティ ガイドライン、推奨するエイリアスおよび一般的なシスコのマニュアルに関する情報は、月刊の『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。ここには、新規および改訂版のシスコの技術マニュアルもすべて記載されています。次の URL からアクセスできます。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

その他の参考資料

ここでは、Cisco Unified Communications 500 シリーズに関する参考資料を示します。

関連マニュアル

関連項目
マニュアル タイトル

Cisco Smart Business Communications System

Cisco Smart Business Communications System Setup 』。

Cisco.com の製品情報。 http://www.cisco.com/go/sbcs から入手できます。

Cisco Configuration Assistant

Getting Started with Cisco Configuration Assistant 』。
http://www.cisco.com/go/configassist から入手できます。

Cisco Catalyst Express 520 スイッチ

Getting Started Guide for Cisco Catalyst Express 520 』。製品に付属しているか、製品に付属の CD-ROM に記録されています。

User Guide for Cisco Catalyst Express 520 』。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/lan/catex520/index.htm または製品に付属の CD-ROM から入手できます。

Release Notes for Cisco Catalyst Express 520 』。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/lan/catex520/index.htm または製品に付属の CD-ROM から入手できます。

Cisco Unity Express の管理者向けマニュアル、およびユーザ向けマニュアル

Cisco Unity Express GUI System Administrator Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps5520/products_administration_guide_book09186a0080679da7.html

Cisco Unity Express Voice-Mail System Quick Start Guide 』( http://www.cisco.com/application/pdf/en/us/guest/products/ps5520/c1626/ccmigration_09186a008060339a.pdf

Cisco Unity Express Voice-Mail System User Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps5520/products_user_guide09186a00806033eb.html

Cisco Unity Express VoiceView Express Quick Start Guide 』( http://www.cisco.com/application/pdf/en/us/guest/products/ps5520/c1626/ccmigration_09186a0080678bc6.pdf

Cisco Unified IP Phone のユーザ向けマニュアル

クイック リファレンス カード( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_user_guide09186a008018912b.html

ユーザ ガイド( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_user_guide_list.html