Cisco SIP IP Phone アドミニストレータ ガイド
SIP の RFC 3261 適合情報
SIP の RFC 3261 適合情報
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 3MB) | フィードバック

目次

SIP の RFC 3261 適合情報

SIP の機能

SIP メソッド

SIP 応答

1xx 応答:情報応答

2xx 応答:正常応答

3xx 応答:リダイレクション応答

4xx 応答:要求失敗応答

5xx 応答:サーバ障害応答

6xx 応答:グローバル障害応答

SIP ヘッダー フィールド

SIP セッション記述プロトコルの使用

Transport Layer Protocol

SIP セキュリティ認証

SIP DNS レコードの使用

SIP DTMF ディジット トランスポート

SIP の RFC 3261 適合情報

この付録では、RFC 3261 に記述された、SIP に関する米国技術特別調査委員会(IETF)の規定に対する、Cisco SIP IP phone の適合について説明します。この付録では、次に関する適合情報を説明します。

「SIP の機能」

「SIP メソッド」

「SIP 応答」

「SIP ヘッダー フィールド」

「SIP セッション記述プロトコルの使用」

「Transport Layer Protocol」

「SIP セキュリティ認証」

「SIP DTMF ディジット トランスポート」

SIP の機能

 

機能
サポートの有無

ユーザ エージェント クライアント(UAC)

Yes

ユーザ エージェント サーバ(UAS)

Yes

プロキシ サーバ

サードパーティのみ

リダイレクト サーバ

サードパーティのみ

SIP メソッド

 

メソッド
サポートの有無
説明

INVITEINVITE

Yes

Cisco SIP IP phone は、既存の Call ID を含む新規 INVITE でシグナリングすることによって、コールを保留にするなどのコールの途中での変更をサポートします。

ACKACK

Yes

なし。

OPTIONSOPTIONS

応答のみ

BYEBYE

Yes

CANCELCANCEL

Yes

REGISTERREGISTER

Yes

Cisco SIP IP phone は、ユーザ登録と装置登録の両方をサポートします。

REFER

Yes

なし。

NOTIFY

Yes

REFER およびリモート リブートに使用します。

SIP 応答

Cisco SIP IP phone のリリース 4.0 では、次の SIP 応答をサポートしています。

「1xx 応答:情報応答」

「2xx 応答:正常応答」

「3xx 応答:リダイレクション応答」

「4xx 応答:要求失敗応答」

「5xx 応答:サーバ障害応答」

「6xx 応答:グローバル障害応答」

1xx 応答:情報応答

 

1xx 応答
サポートの有無
説明

100 Trying

Yes

Cisco SIP IP phone は、着信した INVITE に対してこの応答を生成します。この応答を受信すると、IP フォンは 180
Ringing、183 Session progress、または 200 OK のいずれかの応答を待ちます。

180 Ringing

Yes

なし

181 Call Is Being Forwarded

説明欄を参照

Cisco SIP IP phone は、これらの応答を生成しません。ただし、これらの受信は行います。IP フォンは、100 Trying 応答を処理するのと同じ方法で、これらの応答を処理します。

182 Queued

183 Session Progress

Cisco SIP IP phone はこのメッセージを生成しません。IP フォンは、この応答を受信すると、初期メディア カットスルーを実行してから 200 OK 応答を待ちます。

2xx 応答:正常応答

 

2xx 応答
サポートの有無
説明

200 OK

Yes

なし

202 Accepted

Yes

なし

3xx 応答:リダイレクション応答

 

3xx 応答
サポートの有無
説明

300 Multiple Choices

Yes

なし

301 Moved Permanently

Yes

302 Moved Temporarily

Yes

現時点では、Cisco SIP IP phone はこの応答を生成しません。IP フォンは、この応答を受信すると、302 Moved
temporarily 応答から受け取った連絡先情報を含む INVITE を送信します。

305 Use Proxy

Yes

IP フォンは、これらの応答は生成しません。ゲートウェイは、Contact ヘッダー フィールド内の新規アドレスと通信します。

380 Alternate Service

Yes

4xx 応答:要求失敗応答

 

4xx 応答
サポートの有無
説明

400 Bad Request

Yes

IP フォンは、要求に誤りがあった場合、400 Bad Request 応答を生成します。着信応答の場合、IP フォンは、コール要求をクリアする前に、安全なコール切断を開始します(この間、発信者には話中音または高速話中音が聴こえます)。

401 Unauthorized

Yes

このリリースでは、この応答は受信されるだけです。

IP フォンは、登録時に 401 Unauthorized 応答を受信した場合、その応答を受け取り、RFC 3261 で変更された HTTP ダイジェスト フォーマットのユーザ認証情報を入れた、新しい要求を送信します。

402 Payment Required

Yes

IP フォンは、402 Payment Required 応答は生成しません。

403 Forbidden

Yes

このリリースでは、この応答は受信されるだけです。

IP フォンは、403 Forbidden 応答を受け取った場合、その応答についてユーザに知らせます。この応答は、SIP サーバは要求を受け取ったが、サービスを提供しないことを示します。

404 Not Found

Yes

Cisco SIP IP phone は、被呼側を検出できない場合に、この応答を生成します。この応答を受信すると、IP フォンはユーザに通知を出します。

405 Method Not Allowed

説明欄を参照

このリリースでは、この応答は受信されるだけです。

IP フォンは、405 Method Not Allowed 応答を受け取った場合、その応答についてユーザに知らせます。

406 Not Acceptable

説明欄を参照

IP フォンは、406 Not Acceptable 応答は生成しません。着信応答の場合、ゲートウェイは、コール要求をクリアする前に、安全なコール切断を開始します(この間、発信者には話中音または高速話中音が聴こえます)。

407 Proxy Authentication Required

説明欄を参照

このリリースでは、この応答は受信されるだけです。

407 Proxy Authentication Required 応答は、最初に IP フォン自身がプロキシ サーバから認証を受ける必要があることを示します。IP フォンは、この応答を受信した場合、適切な Proxy-Authorization フィールドを付けて、INVITE 要求を繰り返すことができます。このフィールドには、次のアウトバウンド プロキシまたはゲートウェイ向けに、ユーザ エージェントの認証情報を入れる必要があります。

408 Request Timeout

説明欄を参照

IP フォンは、408 Request Timeout 応答は生成しません。着信応答の場合、ゲートウェイは、コール要求をクリアする前に、安全なコール切断を開始します(この間、発信者には話中音または高速話中音が聴こえます)。

409 Conflict

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。

409 Conflict 応答は、リソースの現在の状態と矛盾しているので、INVITE 要求を処理できなかったことを示します。この応答を受信した場合、ユーザに通知されます。

410 Gone

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。

410 Gone 応答は、あるリソースがサーバにはもう存在せず、転送先アドレスが不明であることを示しています。

411 Length Required

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。

この応答は、ユーザが、コンテンツの長さを定義してない要求の受け入れを拒否することを示しています。IP フォンは、この応答を受信した場合、有効な
Content-Length ヘッダー フィールドを追加できるときには、INVITE 要求を再送します。

413 Request Entity Too Large

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。

この応答に Retry After ヘッダー フィールドが含まれている場合、ユーザは、指定された再試行期間にもう 1 度コールを試みることができます。

414 Request―URL Too Long

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。この応答を受信した場合、ユーザに通知されます。

415 Unsupported Media

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。この応答を受信した場合、ユーザに通知されます。

420 Bad Extension

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。この応答を受信した場合、ユーザに通知されます。

IP フォンが Require フィールドに指定されたプロトコル拡張子を理解できない場合、420 Bad Extension 応答が生成されます。

480 Temporarily Unavailable

説明欄を参照

着信拒否(DND)が IP フォン上でアクティブになっている場合、IP フォンはこの応答を送信します。

481 Call Leg/Transaction Does Not Exist

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。この応答を受信した場合、ユーザに通知されます。

482 Loop Detected

483 Too Many Hops

484 Address Incomplete

485 Ambiguous

説明欄を参照

このリリースでは、IP フォンはこの応答を受信するだけです。

新しい Contact を受信すると、IP フォンはコールを再開する可能性があります。

486 Busy Here

Yes

被呼側がオフフックになっており、コールをコール ウェイティング中のコールとして提示できない場合、Cisco SIP IP phone はこの応答を生成します。この応答を受信すると、IP フォンはユーザに通知を出し、話中音を生成します。

487 Request Canceled

Yes

この応答は、初期要求が BYE 要求または CANCEL 要求によって終了したことを示します。

488 Not Acceptable

Yes

Cisco SIP IP phone は、この応答を受信および生成します。

5xx 応答:サーバ障害応答

 

5xx 応答
説明

500 Internal Server Error

Cisco SIP IP phone は、これらの 5xx 応答は生成しません。着信応答の場合、Cisco SIP IP phone は安全なコール切断を開始します。

501 Not Implemented

502 Bad Gateway

503 Service Unavailable

504 Gateway Timeout

505 Version Not Supported

6xx 応答:グローバル障害応答

 

6xx 応答
説明

600 Busy Everywhere

Cisco SIP IP phone は、これらの 6xx 応答は生成しません。着信応答の場合、SIP IP フォンは安全なコール切断を開始します。

603 Decline

604 Does Not Exist Anywhere

606 Not Acceptable

SIP ヘッダー フィールド

 

ヘッダー フィールド
サポートの有無

Accept

Yes

Accept-Encoding

Yes

Accept-Language

Yes

Allow

Yes

Also

Yes

Authorization

Yes

Call-ID

Yes

Contact

Yes

Content-Encoding

Yes

Content-Length

Yes

Content-Type

Yes

Cseq

Yes

Date

Yes

Encryption

No

Expires

Yes

From

Yes

Hide

No

Max-Forwards

Yes

Organization

No

Priority

No

Proxy-Authenticate

Yes

Proxy-Authorization

Yes

Proxy-Require

Yes

Record-Route

Yes

Referred-By

Yes

Referred-To

Yes

Remote-Party-ID

Yes

Replaces

Yes

Requested-By

Yes

Require

Yes

Response-Key

No

Retry-After

Yes

Route

Yes

Server

Yes

Subject

No

Timestamp

Yes

To

Yes

Unsupported

Yes

User-Agent

Yes

Via

Yes

Warning

Yes

WWW-Authenticate

Yes

SIP セッション記述プロトコルの使用

 

SDP ヘッダー
サポートの有無

v:プロトコル バージョン

Yes

o:所有者または作成者とセッション ID

Yes

s:セッション名

Yes

t:時間の記述

Yes

c:接続情報

Yes

m:メディア名とトランスポート アドレス

Yes

a:メディア属性記述行

Yes

Transport Layer Protocol

 

プロトコル
サポートの有無

ユニキャスト UDP

Yes

マルチキャスト UDP

No

TCP

No

SIP セキュリティ認証

 

基本認証
No

ダイジェスト認証

Yes

プロキシ認証

No

PGP

No

SIP DNS レコードの使用

 

DNS リソース レコード タイプ
サポートの有無

タイプ A

Yes

タイプ SRV

Yes

SIP DTMF ディジット トランスポート

 

トランスポート タイプ
サポートの有無

RFC 2833

Yes

インバンド トーン

Yes