Cisco Virtualization Experience Client Manager 4.9 アドミニストレーション ガイド
トラブルシューティング
トラブルシューティング
発行日;2012/07/18 | 英語版ドキュメント(2012/04/24 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

トラブルシューティング

Cisco VXC Manager のアップグレード インストールの問題

ライセンス エラー

PCoIP クライアントがファームウェア アップグレード後に接続できない

リモート シャドウイングの問題

正しいログ レベルの設定

サービス ログの表示:例

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスの変更

IIS 6.0 でのリポジトリ テスト接続の問題

データベースの接続の問題

デバイス検出の問題

PXE デバイス検出の問題

パッケージ エラー

IIS 6.0 での HServer Init 要求の問題

Wake on LAN コマンドがリモート デバイスに到達しない

Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しない

Wake on LAN 応答の遅延

HTTP モードの IIS 7.0 でのリポジトリ インストールの問題

Windows Server 2008 での Merlin イメージングの問題

故障したデバイスの復旧

Merlin への WISard イメージの変換

トラブルシューティング

この付録では、一般的なトラブルシューティング情報を説明します。

次のトピックが含まれます。

「Cisco VXC Manager のアップグレード インストールの問題」

「ライセンス エラー」

「PCoIP クライアントがファームウェア アップグレード後に接続できない」

「リモート シャドウイングの問題」

「正しいログ レベルの設定」

「Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスの変更」

「IIS 6.0 でのリポジトリ テスト接続の問題」

「データベースの接続の問題」

「デバイス検出の問題」

「PXE デバイス検出の問題」

「パッケージ エラー」

「IIS 6.0 での HServer Init 要求の問題」

「Wake on LAN コマンドがリモート デバイスに到達しない」

「Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しない」

「Wake on LAN 応答の遅延」

「HTTP モードの IIS 7.0 でのリポジトリ インストールの問題」

「Windows Server 2008 での Merlin イメージングの問題」

「故障したデバイスの復旧」

「Merlin への WISard イメージの変換」

Cisco VXC Manager のアップグレード インストールの問題

問題:アップグレード プロセス中に、使用中のファイルが上書きされませんでした。

解決策:次のようにします。

VXC-Mv<ReleaseNumber>¥Disk1¥libraries¥backup フォルダにナビゲートします

図 E-1 バックアップ フォルダの内容

 

バックアップ フォルダ(図 E-1 を参照)のファイルごとに、修正日とファイル サイズのプロパティを確認します。

バックアップ フォルダに表示されているファイル プロパティと、その宛先フォルダの同じファイルのプロパティを比較します。 表 E-1 に、バックアップ フォルダのファイルごとに宛先フォルダのパスを示します。

表 E-1 宛先フォルダのパス

ファイル名
宛先フォルダのパス

English.dll

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M

HServer.dll

~¥Inetpub¥wwwroot

HServerInit.exe

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M

rptcntrl.dll

~¥WINDOWS¥system32

rptdiag.dll

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M¥Utilities

RptMmc.dll

~¥Program Files¥Cisco¥VXC-M

RptSrvComm.dll

~¥WINDOWS¥system32

RptUserAdd.dll

~¥WINDOWS¥system32

バックアップ フォルダのファイルに表示されているプロパティが、その宛先フォルダの同じファイルのプロパティと一致しない場合は、バックアップ フォルダのファイルのコピーを作成してそれを該当する宛先フォルダに格納します。

ライセンス エラー

問題:Cisco VXC Manager でシスコ以外のデバイスが検出された場合、ポップアップ ライセンス エラーが発生します。これらのシスコ以外のデバイスをチェックインしようとしたり、管理者がそれらのデバイスを管理しようとしたりするたびに、このエラーは自動的に表示されます。

解決策:シスコ以外のデバイスの有効なライセンスをアップロードします。有効なライセンスが利用できない場合は、シスコ以外のデバイスを Device Manager から削除してそのデバイスをネットワークから切断します。

PCoIP クライアントがファームウェア アップグレード後に接続できない

問題:Cisco VXC Manager を使用して Cisco VXC 2111/2211 PCoIP クライアントのファームウェアをアップグレードしたとき、アップグレード後にクライアントが仮想マシンに接続できない場合があります。

解決策:ローカル ユーザはクライアントの [On Screen Display] メニューにアクセスして次の操作を行う必要があります。

手順


ステップ 1 [Options] > [Config] > [Unlock] の順に選択します。

ステップ 2 パスワード フィールドをブランクのままにして、[OK] をクリックします。

ステップ 3 [Connection Management] タブをクリックして、[Enable Connection Management] をオフにします。

ステップ 4 [VMware View] タブをクリックして、[Enable VMware View] [FQDN] をオンにします。

ステップ 5 [FQDN] フィールドに、仮想マシンのホストになっているブローカ サーバの FQDN を入力します。

ステップ 6 [Port] フィールドで、ポート値ゼロ( 0 )を削除してフィールドをブランクのままにします。

ステップ 7 [OK] をクリックします。

ステップ 8 変更を適用するためにクライアントをリセットするように求められたら、[Yes] をクリックします。


 

リモート シャドウイングの問題

問題:リモート シャドウイングに問題があります。

解決策:リモート シャドウイングの該当するプリファレンスを [Viewer] または [Browser] に設定していることを確認します。

正しいログ レベルの設定

問題:ログ レベルを適切に設定する必要があります。

解決策:問題を切り分けるためにログ レベルを [Debug only] に設定します。Cisco VXC Manager の通常動作時には、ログ レベルを [Warning] または [Error] のいずれかに設定します。

サービス ログの表示:例

次の手順に従って、次に示すログを含む Cisco VXC Manager サービス ログに記録されたアクティビティを表示します。

Web サービス ログ:デバイス管理用の、Cisco VXC Manager Web サービスのアクティビティの詳細。

TFTP ログ:ソフトウェア パッケージをデバイスに配布するための、Trivial File Transfer Protocol アクティビティの詳細。

標準サービス ログ:Cisco VXC Manager 標準サービスのアクティビティの詳細。

DHCP ログ:IP アドレスをデバイスに割り当てるときの Cisco VXC Manager Dynamic Host Configuration Protocol のアクティビティの詳細。


ヒント Cisco VXC Manager サービス ログのログ アクティビティ レベルの設定については、「Logging Preferences」を参照してください。

Cisco VXC Manager サービス ログを表示するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Cisco VXC Manager システム トレイの [Service Logs] アイコンをダブルクリックし、[Cisco VXC Manager Service Logs] ウィンドウを開きます。

図 E-2 サービス ログ

 

ステップ 2 必要なログの情報を確認します。


ヒント いずれかのログのウィンドウを拡大するには、その最大化ボタンをクリックします。



 

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスの変更

問題:HServer が実行中の Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスを変更する必要があります。

解決策:次の操作を実行して Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスを変更します。

手順


ステップ 1 次のレジストリ設定を変更します。

Configuration Manager¥Software Repositories¥Master = 新しい IP アドレス

HKLM¥Software¥Rapport¥SWRep¥FTPUserDomain = 新しい IP アドレス

ステップ 2 IIS を再起動します。

ステップ 3 Cisco VXC Manager サービスを再起動します([Services] タブを使用します)。


 

IIS 6.0 でのリポジトリ テスト接続の問題

マスターまたはリモート リポジトリとのテスト接続が失敗する場合、次を確認します。

手順


ステップ 1 [IIS] にナビゲートし、[World Wide Web Service] を選択して [Details] ボタンをクリックします。

図 E-3 Web Service Extensions

 

ステップ 2 [Web Service Extensions] で [WebDAV] および [All Unknown ISAPI Extensions] の両方のステータスが [Allowed] であることを確認します。

ステップ 3 FTP リポジトリに関して、パスワード(rapport という名前のデフォルト ユーザの場合)が正しいことを確認します。

ステップ 4 Linux リポジトリに関して、WebDAV の「rapport」フォルダですべての権限がイネーブルになっていることを確認します。(『 Installation Guide for Cisco Virtualization Experience Client Manager 』を参照)。


 

データベースの接続の問題

インストール中、SQL Server 2005 Express Edition データベースの接続に問題が生じた場合、SqlExpress サービスの [Log on as] 設定が [Local System account] に設定されていることを確認し、サービスを再起動します。(図 E-4 を参照)。

図 E-4 SQL Server プロパティ

 

デバイス検出の問題

問題:デバイス検出に問題があります。

解決策:次の点を確認します。

デバイス サービスが正常に実行されている

サーバ サービスが正常に実行されている

デバイス サービスとサーバ サービス間のパスが正常に実行されている(ping を使用)

サブネットおよび IP の範囲が正しく定義されている(サブネットまたは IP 範囲でデバイス検出を試みる場合)

PXE デバイス検出の問題

問題:PXE デバイス検出に問題があります。

解決策:次の点を確認します。

すべてのルータでポート 4011 が開いている

IP-Helper のアドレスが定義済みで Cisco VXC Manager サーバを指している

PXE デバイスが Cisco VXC Manager による検出後に少なくとも 1 回リブートした(PXE デバイスとして Cisco VXC Manager が認識するには、デバイス検出後に PXE デバイスを少なくとも 1 回リブートする必要があります)

パッケージ エラー

問題:パッケージ エラーが発生します。

解決策:次のことを試してください。

スクリプト構文を確認する

スクリプト(*.rsp)を編集して LU コマンドをコメント行にする(ターゲット デバイスを利用可能にする)

Network Sniffer を利用する

Cisco VXC Manager サーバの IP アドレスが変更されていないことを確認する

リポジトリ情報が正しいことを確認する

リポジトリにファイルを手動で FTP 転送できることを確認する

無人インストールを実行できることを確認する

パッケージ構造が正しいことを確認する(フォルダ = *.rsp 名前 = scripts'NUMBER'value)

IIS 6.0 での HServer Init 要求の問題

問題:[Preferences] ウィンドウにポートを表示できません。

解決策:HServerInit を再起動してプリファレンスを再確認します。

それでも [Preferences] ウィンドウにポートが表示されない場合は、サーバで IIS Lockout ツールが実行中で、URLScan セキュリティ ツールを使用しているため、HServer の要求が停止している可能性があります。この問題を解決するには、urlscan.ini ファイルを設定し、設定後に WWW サービスを再起動する必要があります。

urlscan.ini ファイルには次のセクションがあります。

[Options]:このセクションには、一般的な URLScan オプションが記述されます。

[AllowExtensions] および [DenyExtensions]:このセクションでは、URLScan が許可するファイル名拡張子を定義します。• [AllowVerbs] および [DenyVerbs]:このセクションでは、URLScan が許可する動詞(HTTP メソッドとも呼ばれます)を定義します。

[DenyHeaders]:このセクションは、HTTP 要求で許可されない HTTP ヘッダーを一覧で指定します。このセクションに記されているいずれかの HTTP ヘッダーが HTTP 要求に含まれる場合、URLScan は要求を拒否します。

[DenyURLSequences]:このセクションは、HTTP 要求で許可されない文字列を一覧で指定します。URLScan は、このセクションにある文字列を含む HTTP 要求を拒否します。

[RequestLimits] セクション:このセクションでは、サーバに到達する要求の個別部分のサイズ(バイト数)に制限を設けます。

次のように urlscan.ini ファイルを設定します。

手順


ステップ 1 [Options] セクションで次の項目を設定します。

[Options]

AllowDotInPath = 1

UseAllowVerbs=1

UseAllowExtensions=1

ステップ 2 [AllowExtensions] および [DenyExtensions] セクションで、次の項目を設定します。

[AllowExtensions]

.bat

.cmd

.com

.exe

ステップ 3 [AllowVerbs] および [DenyVerbs] セクションで、次の項目を設定します。

[Allowed Verbs]

GET

HEAD

POST

PROPFIND

MKCOL

DELETE

PUT

MOVE

ステップ 4 [DenyHeaders] セクションで次の項目を設定します。

[DenyHeaders]

「Translate」ヘッダーを許可

ステップ 5 [RequestLimits] セクションで次の項目を設定します。

[RequestLimits]

MaxAllowedContentLength=4294967296

Wake on LAN コマンドがリモート デバイスに到達しない

問題:WOL コマンドを HServer からリモート デバイスに送信できません。

解決策:UDP ポート 16962 のポート フォワーディングをイネーブルにします。

Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しない

問題:Wake on LAN がリモート サブネットにあるデバイスに到達しません。

解決策:Cisco VXC Manager と Cisco VXC クライアントが異なるサブネットにある場合に Wake On LAN 機能を使用するには、クライアントが存在するすべてのサブネット上でディレクテッド ブロードキャストを許可するようにルータを設定する必要があります。サンプルのルータ設定については、次を参照してください。

VLAN 間で Wake-On-LAN をサポートするための Catalyst レイヤ 3 スイッチの設定例

Wake on LAN 応答の遅延

問題:クライアントで Wake on LAN 応答が遅延します(30 ~ 50 秒)。

解決策:スパニング ツリーがイネーブルになっているスイッチに Cisco VXC 2112/2212 クライアントが接続されている場合、Wake on LAN が正常に機能するように、接続されているスイッチ ポートで STP PortFast をイネーブルにする必要があります。イネーブルにしないと、クライアントはポートが STP フォワーディング モードになるのを待機する必要があります(30 ~ 50 秒程度)。STP フォワーディング モードになると、Wake on LAN が機能するようになります。

HTTP モードの IIS 7.0 でのリポジトリ インストールの問題

問題:リポジトリ インストールが HTTP モードで失敗します。

解決策:

手順


ステップ 1 WebDAV がイネーブルになっていることを確認します。WebDAV ステータスを確認するには、次の手順に従います。

[Start] > [Administrative Tools] > [Internet Information Services (IIS) Manager] にナビゲートして、[IIS Manager] ウィンドウを開きます。

サーバ ノード(サーバの名前で表示されています)を展開します。

[Sites] ノードを展開し、[Rapport HTTP Server] を選択します。

図 E-5 IIS Manager

 

右端のペインで Rapport HTTP Server の [WebDAV Authoring Rules] を選択します。

WebDAV がイネーブルに設定されたことを確認します。

図 E-6 WebDAV のイネーブルとディセーブル

 

ステップ 2 Rapport ユーザが Administrator グループの一員であることを確認します。

ステップ 3 WebClient サービスがシステムで実行中であることを確認します。


 

Windows Server 2008 での Merlin イメージングの問題


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


問題:次のいずれかの原因により Merlin イメージングが Windows Server 2008 で失敗します。

アップロードするファイルのサイズが 30MB を超えている。

URL とクエリー文字列サイズが適切でない。

解決策:inetpub¥wwwroot フォルダにある web.config ファイルに次の内容を追加して変更します。

<security>

<requestFiltering>

<requestLimitsmaxAllowedContentLength="4294967296" maxUrl="8000"maxQueryString="8000" />

</requestFiltering>

</security>

故障したデバイスの復旧

問題:故障したデバイスを復旧します。

解決策:故障したデバイスを再度イメージングして復旧します。

次の注意事項に従ってください。

次のいずれかの操作を行って、使用するイメージを準備します。

イメージ ファームウェアを取得して、「Cisco VXC Manager パッケージの管理」で説明されているとおりに、このイメージを Cisco VXC Manager に登録する。

すでに登録されている既存のイメージを、設置環境内のデバイスから使用する。

新しいデバイスの追加(「デバイスの追加および自動検出」を参照)または既存のデバイスの選択を行ってから、「Cisco VXC Manager パッケージの管理」で説明されているとおりに、Package Manager を使用して準備済みイメージをデバイスに割り当てます。

Cisco VXC Manager パッケージを配布するスケジュールを [Next Time Device Boots] に設定します(PXE が必要です)。

ツリー ペインで [Update Manager] を展開して、スケジュールされているデバイスを見つけます。

スケジュールされている Cisco VXC Manager パッケージ エントリを右クリックし、[Roll to boot] を選択します。

故障したデバイスを電源オンして、デバイスを再度イメージングできるようにします。

Merlin への WISard イメージの変換


) この項は Cisco VXC クライアントには適用されません。サードパーティ クライアントの管理にのみ適用されます。


問題:WISard イメージを Merlin イメージに変換します。

解決策:Merlin では FTP/HTTP/HTTPS ベースのイメージングが可能です。また、大きいイメージを配布するときのパフォーマンスが向上します。WISard イメージが Cisco VXC Manager に登録されている場合、そのイメージを Merlin 形式に変換できます(Cisco VXC Manager にすでに登録されている WISard イメージを変換しない場合は、変換ユーティリティを使用して WISard イメージの変換を直接行い、イメージ変換の後でそれを配布用に Cisco VXC Manager に登録できます)。

Cisco VXC Manager に用意されている変換ユーティリティは、Administrator Console を使用してイメージ パッケージを WISard モードで登録するときに、既存の i2d イメージ(WISard イメージ)を Merlin イメージ形式に変換します。

既存の WISard イメージを Merlin に変換するには、次の手順に従います。

手順


ステップ 1 Administrator Console で [Package Manager] > [Images] の順にナビゲートし、登録されている WISard イメージを選択します。

ステップ 2 WISard イメージを右クリックして、[Convert to Merlin] を選択します。

図 E-7 Convert to Merlin

 

ステップ 3 [Image Conversion] ウィンドウが表示され、変換の進捗状況が表示されます。

図 E-8 イメージ変換の進捗状況

 

ステップ 4 変換が正常に完了したら、進捗ウィンドウが閉じます。

ステップ 5 進捗ウィンドウのいずれかのタスクが失敗した場合は、[Errors] タブをクリックして問題を表示します。ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。