Cisco H.323 Signaling Interface ユーザ ガイド Guide Cisco HSI Release 4.3.2
Cisco HSI のバックアップ手順と復元 手順
Cisco HSI のバックアップ手順と復元手順
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco HSI のバックアップ手順と復元手順

バックアップ手順

手動バックアップの実行

コマンドの説明

自動バックアップのスケジュール

スケジュールからの自動バックアップの削除

スケジュールからのすべての自動バックアップの削除

スケジュールされた自動バックアップのリスト表示

以前のバックアップのリスト表示

Cisco HSI の復元手順

バックアップ ファイルのリスト表示

ディレクトリからのバックアップ ファイルの復元

デバイスからのバックアップ ファイルの復元

hsirestore スクリプトを使用したバックアップ ファイルの復元

Cisco HSI のバックアップ手順と復元手順

Revised: June, 2007, OL-11616-01B-J

Cisco HSI には、設定データをバックアップするためのスクリプトが用意されています。スクリプトを使用すると、システム管理者は、手動バックアップを実行すること、自動バックアップをスケジュールして管理すること、および実行された過去 30 件のバックアップの履歴を表示することができます。


) この付録に記載されているバックアップ手順を実行するには、Cisco HSI システムにルートとしてログインする必要があります。


システム データの復元手順については、「Cisco HSI の復元手順」を参照してください。

バックアップ手順

この項では、次のバックアップ手順について説明します。

「手動バックアップの実行」

「自動バックアップのスケジュール」

「スケジュールされた自動バックアップのリスト表示」

「スケジュールからのすべての自動バックアップの削除」

「以前のバックアップのリスト表示」

手動バックアップの実行

手動バックアップを実行するには、Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -d path [-r retries -t retry_time]
 

コマンドの説明

hsibackup コマンドには、次のパラメータが含まれます。

path:バックアップ ファイルの格納先となるディレクトリのフル パス。ターゲット ディレクトリには、システムにマウントされているリモート サーバ上のディレクトリか、ローカル テープ ドライブ上のディレクトリを指定できます(デフォルトの場所は、ローカル テープ ドライブです)。


注意 バックアップ ファイルをローカル ホストに格納すると、コール データの処理に使用できるディスク スペースが減少するため、ローカル Cisco HSI ホストにはバックアップ ファイルを格納しないことをお勧めします。また、バックアップ ファイルをローカル ホストに格納すると、自然災害が発生した場合にデータの安全性が保証されません。

) テープ ドライブのパスを入力した場合は、バックアップするたびにデバイスに新しいテープを装着してください。手動バックアップを実行すると、使用済みのテープに存在するバックアップ データは上書きされます。


retries:Cisco HSI のアクティブなプロビジョニング セッションのリトライ回数で、この回数を超えるとバックアップ操作は終了します。デフォルト値は 0 で、最大値は 100 です。

retry_time:Cisco HSI のアクティブなプロビジョニング セッションのリトライ間隔(秒数)。デフォルト値は 30 秒で、最大値は 3,600 秒です。

実行する手動バックアップにおいて、バックアップ ファイルを /dev/rmt/h0 というディレクトリ パスに保存し、リトライ回数を最大 1 回、リトライ間隔を 30 秒にするには、次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -d /dev/rmt/h0 -r 1 -t 30

) キーストローク コマンドの Ctrl+C を入力すれば、いつでも hsibackup スクリプトの実行を停止できます。


バックアップ ファイルは、指定されたディレクトリ パスに次の形式の名前で格納されます。

hsi_hostname_yyyymmdd_hhmmss_backup

この形式の意味は次のとおりです。

hostname:Cisco HSI ホストの名前(たとえば、HSI-01)

yyyymmdd:バックアップ ファイルが作成された year-month-day 形式の日付(たとえば、20011130(2001 年 11 月 30 日))

hhmmss:バックアップ ファイルが作成された hour-minute-second 形式の時刻(たとえば、115923(午前 11:59:23))

自動バックアップのスケジュール

自動バックアップをスケジュールするには、次の手順を実行します。


) 自動バックアップをスケジュールするには、Cisco HSI システムにルートとしてログインする必要があります。



ステップ1 Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -s
 

システムに次のような応答が表示されます。

Backup Schedule Menu
----------------------------------
Note: to exit the script at anytime enter Ctrl-C.
 
1. Add a scheduled backup
2. Delete a scheduled backup
3. Delete all scheduled backups
4. List scheduled backups
5. Exit
 

ステップ2 自動バックアップをスケジュールに追加するために 1 を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Add a Scheduled Backup
------------------------------------
Enter the name of the backup:
 

ステップ3 バックアップの名前を入力します。


) バックアップの名前は、1 ~ 10 文字の英数字である必要があります。


自動バックアップの名前を入力すると、システムに次のような応答が表示されます。

Enter the directory in which to place the backup file (default=/dev/rmt/0):
 

ステップ4 バックアップ ファイルの格納先となるディレクトリ パスを入力します。


) デフォルト ディレクトリは、ローカル テープ ドライブです。



注意 バックアップ ファイルをローカル ホストに格納すると、コール データの処理に使用できるディスク スペースが減少するため、ローカル Cisco HSI ホストにはバックアップ ファイルを格納しないことをお勧めします。また、バックアップ ファイルをローカル ホストに格納すると、自然災害が発生した場合にデータの安全性が保証されません。

) テープ ドライブのパスを入力した場合は、バックアップするたびにデバイスに新しいテープを装着してください。手動バックアップを実行すると、使用済みのテープに存在するバックアップ データは上書きされます。


ディレクトリ パスを入力すると、システムに次のような応答が表示されます。

Enter the number of retries (default=0):
 

ステップ5 Cisco HSI のアクティブなプロビジョニング セッションのリトライ回数(この回数を超えるとバックアップ操作は終了する)を入力します。


) リトライ回数の最大値は 100 です。


リトライ回数を入力すると、システムに次のような応答が表示されます。

Enter the time between retries (default=30 seconds):
 

ステップ6 Cisco HSI のアクティブなプロビジョニング セッションのリトライ間隔(秒数)を入力します。


) リトライ間隔(秒数)の最大値は 3,600 です。


リトライ間隔を入力すると、システムに次のような応答が表示されます。

Enter the day of the week (default=everyday):
 

ステップ7 バックアップを実行する曜日(複数可)を入力します。有効な値は次のとおりです。

SUNDAY

MONDAY

TUESDAY

WEDNESDAY

THURSDAY

FRIDAY

SATURDAY

WEEKDAYS

WEEKENDS

EVERYDAY

曜日の設定値を入力すると、システムに次のような応答が表示されます。

Enter the time (HH:MM):
 

ステップ 8 自動バックアップ操作を開始する時刻を hour:minute 形式で入力します。hour の範囲は 00 ~ 23 で、minute の範囲は 00 ~ 59 です。


) バックアップがコール処理に及ぼす影響を最小限に抑えるには、システムのコール量が最も少なくなる時刻に自動バックアップを実行するようにスケジュールしてください。


時刻の設定値を入力すると、システムに次のような応答が表示されます。

Save this scheduled backup (y/n)?
 

ステップ9 この自動バックアップを追加する場合は Y を入力します。自動バックアップを追加しない場合は N を入力します。


) キーストローク コマンドの Ctrl+C を入力すれば、いつでも hsibackup スクリプトの実行を停止できます。


システムに次のような応答が表示されます。

Press enter to continue:
 

ステップ10 Enter キーを押して、バックアップ スケジュール メニューに戻ります。ユーティリティを終了するか、別のバックアップをスケジュールします。

自動バックアップを実行すると、バックアップ ファイルは、指定されたディレクトリ パスに次の形式の名前で格納されます。

hsi_hostname_yyyymmdd_hhmmss_backup

この形式の意味は次のとおりです。

hostname:Cisco HSI ホストの名前(たとえば、HSI-01)

yyyymmdd:バックアップ ファイルが作成された year-month-day 形式の日付(たとえば、20011130(2001 年 11 月 30 日))

hhmmss:バックアップ ファイルが作成された hour-minute-second 形式の時刻(たとえば、115923(午前 11:59:23))


 

スケジュールからの自動バックアップの削除

自動バックアップをスケジュールから削除するには、次の手順を実行します。


ステップ1 Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -s
 

システムに次のような応答が表示されます。

Backup Schedule Menu

----------------------------------

To exit the script at anytime enter Ctrl-C.
 
1. Add a scheduled backup
2. Delete a scheduled backup
3. Delete all scheduled backups
4. List scheduled backups
5. Exit
 
Selection:
 

ステップ2 自動バックアップをスケジュールから削除するために 2 を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Delete a Scheduled Backup
----------------------------------------
 
Name Retries Timeout Day Time Directory
--------------------------------------------------------------------------------------
Back1 5 60 everyday 12:00 /var/cisco
Mybackup 0 30 weekdays 04:00 /var/cisco
 
Enter the name of the backup to be deleted:
 

ステップ3 スケジュールから削除する自動バックアップの名前を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Delete the scheduled backup <name> (y/n)?
 

ステップ4 自動バックアップの削除を続行する場合は Y を入力します。自動バックアップを削除しない場合は N を入力します。


) キーストローク コマンドの Ctrl+C を入力すれば、いつでも hsibackup スクリプトの実行を停止できます。


システムに次のような応答が表示されます。

Scheduled backup name deleted.
 
Press enter to continue:

「name」は、削除されたスケジュール済みバックアップの名前(ステップ 3 で指定されたもの)になります。

ステップ5 Enter キーを押して、バックアップ スケジュール メニューに戻ります。ユーティリティを終了するか、別のバックアップをスケジュールします。


 

スケジュールからのすべての自動バックアップの削除

すべての自動バックアップをスケジュールから削除するには、次の手順を実行します。


ステップ1 Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -s
 

システムに次のような応答が表示されます。

Backup Schedule Menu
----------------------------------
 
Note: to exit the script at anytime enter Ctrl-C.
 
1. Add a scheduled backup
2. Delete a scheduled backup
3. Delete all scheduled backups
4. List scheduled backups
5. Exit
 
Selection:
 

ステップ2 すべての自動バックアップをスケジュールから削除するために 3 を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Delete all Scheduled Backups
--------------------------------------------
 
Scheduled Backups
-----------------------------
 
Name Retries Timeout Day Time Directory
------------------------------------------------------------------------------------
Back1 5 60 everyday 12:00 /var/cisco
Mybackup 0 30 weekdays 04:00 /var/cisco
 
Delete all scheduled backups (y/n)?
 

ステップ3 すべての自動バックアップの削除を続行する場合は Y を入力します。すべての自動バックアップを削除しない場合は N を入力します。


) キーストローク コマンドの Ctrl+C を入力すれば、いつでも hsibackup スクリプトの実行を停止できます。


システムに次のような応答が表示されます。

All scheduled backups were deleted.
 
Press Enter to continue:
 

ステップ4 Enter キーを押して、バックアップ スケジュール メニューに戻ります。ユーティリティを終了するか、別のバックアップをスケジュールします。


 

スケジュールされた自動バックアップのリスト表示

スケジュールされた自動バックアップをリスト表示するには、次の手順を実行します。


ステップ1 Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -s
 

システムに次のような応答が表示されます。

Backup Schedule Menu
-----------------------------------
 
Note: to exit the script at anytime, enter Ctrl-C.
 
1. Add a scheduled backup
2. Delete a scheduled backup
3. Delete all scheduled backups
4. List scheduled backups
5. Exit
 
Selection:
 

ステップ2 スケジュールされた自動バックアップをリスト表示するために 4 を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Scheduled Backups
-----------------------------
Name Retries Timeout Day Time Directory
------------------------------------------------------------------------------------
Back1 5 60 everyday 12:00 /var/cisco
Mybackup 0 30 weekdays 04:00 /var/cisco
 
Press enter to continue:
 

ステップ3 Enter キーを押して、バックアップ スケジュール メニューに戻ります。ユーティリティを終了するか、別のバックアップを実行します。


 

以前のバックアップのリスト表示

過去 30 件のバックアップをリスト表示するには、次の手順を実行します。


ステップ1 Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsibackup -l
 

システムに次のような応答が表示されます。

Status File
----------------------------------------------------------------------------
Success /tmp/hsi_hsi-01_20040915_144847_backup
 
Press enter to continue:

) バックアップが失敗している場合は、失敗の理由がファイル名の下に表示されます。


ステップ2 Enter キーを押して終了します。


 

Cisco HSI の復元手順

Cisco HSI ソフトウェアには、設定データを復元するために使用できるスクリプトが用意されています。この項では、次の復元手順について説明します。

「バックアップ ファイルのリスト表示」

「ディレクトリからのバックアップ ファイルの復元」

「デバイスからのバックアップ ファイルの復元」

「hsirestore スクリプトを使用したバックアップ ファイルの復元」


) 復元手順では、システム設定データを定期的にバックアップしていることが前提となります。システム設定のバックアップ手順については、「バックアップ手順」を参照してください。


バックアップ ファイルのリスト表示

特定のディレクトリにあるバックアップ ファイルをリスト表示するには、Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsirestore -d path -l
 

上記のコマンド例において、「path」は、バックアップ ファイルを格納したディレクトリのパスになります(たとえば、リモート サーバ上またはローカル テープ ドライブ上のディレクトリ)。

コマンドへの応答として、システムに次のようなメッセージが表示されます。

Backup files in /var/cisco
--------------------------------------------------
hsi_hsi-01_20031010_153003_backup
hsi_hsi-01_20031011_153003_backup
hsi_hsi-01_20031012_153003_backup

ディレクトリからのバックアップ ファイルの復元

特定のバックアップ ファイルに格納されている設定データを復元するには、Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力して、復元スクリプトを実行します。

hsirestore -d path -f filename

) バックアップ ファイルを復元するには、Cisco HSI システムにルートとしてログインする必要があります。


この例の hsirestore コマンドには、次のパラメータが含まれています。

path:バックアップ ファイルが格納されている場所へのディレクトリ パス

filename:復元するバックアップ ファイルのファイル名

/var/cisco というディレクトリ パスに格納されている hsi_hsi-01_20031012_153003_backup というバックアップ ファイルを復元するには、次のコマンドを入力します。

hsirestore -d /var/cisco -f hsi_hsi-01_20031012_153003_backup

デバイスからのバックアップ ファイルの復元

テープ ドライブなどのデバイスに格納されている特定のバックアップ ファイル内の設定データを復元するには、Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力して、復元スクリプトを実行します。


) バックアップ ファイルを復元するには、Cisco HSI にルートとしてログインする必要があります。


hsirestore -d device
 

この例の hsirestore コマンドには、次のパラメータが含まれています。

device:バックアップ ファイルが格納されているデバイス

/dev/rmt/0 というテープ ドライブに格納されているバックアップ ファイルを復元するには、次のコマンドを入力します。

hsirestore -d /dev/rmt/0

hsirestore スクリプトを使用したバックアップ ファイルの復元

hsirestore スクリプトを実行して設定を復元することができます。ディレクトリに格納されている特定のバックアップ ファイル内の設定データを復元するには、次の手順を実行します。


) バックアップ ファイルを復元するには、Cisco HSI にルートとしてログインする必要があります。



ステップ1 Cisco HSI に次の UNIX コマンドを入力します。

hsirestore
 

システムに次のような応答が表示されます。

Restore Main Menu
----------------------------
 
Note: to exit the script at anytime enter Ctrl-C.
 
1. Restore a backup
2. List Backup Files
3. Exit
 
Selection:
 

ステップ2 バックアップ ファイルを復元するために 1 を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Restore
-----------
 
Enter the directory of the backup file (default=/dev/rmt/0):
 

ステップ3 ディレクトリ名を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Enter the directory of the backup file (default=/dev/rmt/0): /tmp
Retrieving the backup files...
Backup files in /tmp
--------------------------------------------------
hsi_gp-io_20040915_144847_backup
 
Enter the filename of the backup file:
 

ステップ4 復元する自動バックアップの名前を入力します。

システムに次のような応答が表示されます。

Restore this backup (y/n)?
 

ステップ5 バックアップの復元を続行する場合は Y を入力します。バックアップを復元しない場合は N を入力します。


 


) キーストローク コマンドの Ctrl+C を入力すれば、いつでも hsirestore スクリプトの実行を停止できます。