Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド リリース 9.x
Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail の管理
Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail の管理
発行日;2013/08/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail の管理

9.1(1) 以降での の概要

SRSV の使用

サポートされる SRSV トポロジ

プロビジョニングとボイスメール アップロードの方法

SRSV ユーザの設定

ユーザを作成するためのタスク リスト

9.1(1) でのブランチの管理

Cisco Unity Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail の管理

次の項を参照してください。

「Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の概要」

「Connection SRSV の使用」

「Cisco Unity Connection 9.1(1) でのブランチの管理」

Connection 9.1(1) 以降での Cisco Unity Connection SRSV の概要

Cisco Unity Connection Survivable Remote Site Voicemail(Connection SRSV)は、WAN の停止時にボイス メッセージの受信を可能にするバックアップ ボイス メール ソリューションです。Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)との組み合わせで機能し、中央の Connection ボイス メール サービスとの接続が失われた場合に、ブランチにボイスメール サービスを提供します。

Connection SRSV は、複数のブランチ オフィスや小規模サイトを持つ集中型の Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection 環境で使用します。WAN の停止や障害が発生した場合でも Connection SRSV ソリューションからブランチのユーザにボイス メール サービスを提供できるように、中央の Connection ボイス メール サービスとの同期を維持する限定的なボイス メール機能と自動応答機能を提供します。ネットワークが復旧すると、ブランチのユーザが受信したすべてのボイス メールは、ただちに中央の Connection ボイス メール サーバに自動的にアップロードされます。

Connection SRSV ソリューションでは、次の 2 個のコンポーネントが必要です。

Cisco Unity Connection:中央のサイトに Cisco Unified CM とともに配置され、高機能な統合されたメッセージング サービスとボイス メール サービスを提供します。

Connection SRSV:この SRSV コンポーネントは、ネイティブで Connection の構成要素であり、Cisco Unified CM Express または Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony(SRST)とともにブランチ サイトに展開されます。Connection SRSV は、Service Ready Engine Virtualization を使用することにより、Cisco Integrated Service Routers Generation 2(ISR G2)プラットフォーム上でホストされます。

Connection SRSV はライセンスを必要とする機能であり、Cisco Unity Connection Administration の [ライセンス(License)] ページにある CUC_EnhancedMessaging タグでライセンスをインストールする必要があります。中央の Connection サーバにインストールしたライセンスの詳細については、『Cisco Unity Connection リリース 9.x システム アドミニストレーション ガイド』の「 Managing Licenses in Cisco Unity Connection 9.x 」の章を参照してください。このガイドは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.html から入手可能です。

次の項を参照してください。

「Connection SRSV の使用」

「Cisco Unity Connection 9.1(1) でのブランチの管理」

Connection SRSV の使用

Connection SRSV は、WAN の停止時に稼働し、ブランチ サイトでボイス メッセージング システムのバックアップとして機能します。これにより、ブランチ オフィスのユーザは WAN が停止しているときでもボイス メッセージを受け取ることができます。

Connection 9.1(1) では、Connection SRSV がコマンドライン インターフェイス(CLI)から Connection のプロビジョニングを扱ってそれを SRSV モードで実行し、SRST/E-SRST は Cisco Unified Communications Manager を参照します。また、ユーザ プロビジョニングとボイス メールのアップロードなどの SRSV 関連機能は、すべて中央の Connection サーバで管理されます。展開およびプロビジョニングした Connection SRSV システム全体は、ブランチ サイトでアイドル状態を維持し、SRST システム(SRST または SRST としての CUCME)からのコールを受信する体勢を整えています。SRST コンポーネントもアイドル状態を維持し、それに登録する IP 電話を待機します。WAN の停止が発生すると、中央の Cisco Unified Communications Manager に登録されたブランチ オフィスの IP 電話は接続が失われたことを検出し、SRST にリホームします。この時点から、ブランチへのすべての着信コールは SRST で処理されます。コールに対する応答がない場合または回線が使用中の場合、そのコールは SRST によって CUC-SRSV ボイス メール サーバに転送されるので、コール発信者はブランチ ユーザにボイス メッセージを残すことができます。これにより、WAN が停止して中央オフィスのボイス メール システムがアクセス不能になっても、ブランチ オフィスのボイスメールは維持されます。

WAN 接続が復旧すると、IP 電話は自動的に中央の Cisco Unified Communications Manager にリホームされます。これにより、すべてのコールは Cisco Unified Communications Manager で管理され、コールに対する応答がない場合または回線が使用中の場合、そのコールは中央の Connection ボイス メール システムに転送されます。また、ブランチに保存されているすべてのボイス メールは、自動的に中央の Connection ボイス メールとの間で同期処理されます。

次の項を参照してください。

「サポートされる SRSV トポロジ」

「プロビジョニングとボイスメール アップロードの方法」

「SRSV ユーザの設定」

サポートされる SRSV トポロジ

Connection SRSV は、ルータの設定に基づいていくつかのトポロジをサポートしています。元の SRST または SRST としての CUCME(SRST フォール バック モードともいいます)をブランチに展開できます。


) ブランチ サイトで SRST を実行する場合は、E-SRST 機能を展開できません。


次の図は、Connection SRSV でサポートされている 3 種類のトポロジを示しています。

図 44-1:ブランチ サイトに SRST を展開したトポロジを示します。WAN の停止や PSTN のダウンが発生した場合、ブランチ サイトの Connection SRSV は限定されたボイス メール サポートをフェイルオーバーモードで提供します。

図 44-2:SRST としての CUCME(SRST フォール バック モード)でブランチ サイトにコール制御を提供するトポロジを示します。

図 44-3:SRST としての複数の CUCME および複数の SRSV-CUE デバイスを組み合わせ、存続可能なブランチ サイトでロード バランシングを実現するトポロジを示します。このシナリオでは、Cisco Unified Communications Manager を使用して管理者がブランチのユーザを CUCME-SRST-1 と CUCME-SRST-2 に分割します。中央の Connection サーバがこの分割を検出し、ブランチ サイトで SRSV-1 および SRSV-2 に適切な設定を送信します。WAN に障害が発生したとき、それぞれの SRSV のデバイスは、自身と組み合わされている SRST としての CUCME デバイスから自身に送信されるコールを処理します。

図 44-1 トポロジ 1

 

 

図 44-2 トポロジ 2

 

 

図 44-3 トポロジ 3

 

 


) E-SRST のネットワークには UMG もインストールできます。


関連項目:

「プロビジョニングとボイスメール アップロードの方法」

「Connection SRSV ユーザを作成するためのタスク リスト」

プロビジョニングとボイスメール アップロードの方法

Connection 9.1(1) は、Connection と Connection SRSV の間で可能なプロビジョニングとボイスメール アップロードの方法として 2 種類をサポートしています。次のいずれかの方法を使用して、中央の Connection サーバからブランチのシステムにユーザをプロビジョニングできます。

プロビジョニングの手動同期:手動でブランチにユーザをプロビジョニングするには、Cisco Unity Connection Administration(CUCA)で [ブランチ管理(Branch Management)] > [ブランチの編集(Edit Branch)] に移動して [プロビジョニングの同期(Sync Provisioning)] を選択します。

プロビジョニングの自動同期:ブランチにユーザを自動的にプロビジョニングできるようにするには、Cisco Unity Connection Administration(CUCA)で [ツール(Tools)] > [タスク管理(Task Management)] に移動して [ブランチプロビジョニング同期タスク(Branch Provisioning Synchronization Task)] でスケジュールを設定します。タスクのスケジュール設定の詳細については、『 Interface Reference Guide for Cisco Unity Connection Administration 』(Release 9.x)ガイドの「Cisco Unity Connection 9.x Tool Settings」の章を参照してください。このガイドは http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/gui_reference/guide/9xcucgrgx.html から入手可能です。

デフォルトでは、同時に最大 5 個のプロビジョニングスレッドを実行できます。この値は目的の値に変更できます。同時に実行可能なプロビジョニング スレッドの数を変更するには、管理者のクレデンシャルを使用して、中央の Connection サーバのコマンド プロンプトで次の手順を実行する必要があります。


ステップ 1 次のコマンドを実行します。

run cuc dbquery unitydirdb EXECUTE PROCEDURE csp_ConfigurationModify(pFullName='System.SRSV.MaxProvisioningThreads', pValue=’<any_value < 50 >’);

たとえば、15 個のプロビジョニング スレッドを同時に実行する場合は、次のコマンドを実行します。

run cuc dbquery unitydirdb EXECUTE PROCEDURE csp_ConfigurationModify(pFullName='System.SRSV.MaxProvisioningThreads', pValue=’15’);

ステップ 2 次のコマンドを実行して、[System.SRSV.MaxProvisioningThreads] フィールドの値が 15 に設定されていることを確認します。

run cuc dbquery unitydirdb select objectid,fullname,value from vw_configuration where fullname like '%SRSV%'


 

[System.SRSV.MaxProvisioningThreads] の値を 1 に変更した後は、その変更を反映するために Connection ブランチ同期サービスと Tomcat サービスを再起動する必要があります。

ブランチのシステムから中央の Connection サーバにボイスメールをアップロードするには、次のいずれかの方法を使用します。

ボイスメール メッセージの手動同期:手動でブランチから中央の Connection サーバ接続にボイスメールをアップロードするには、Cisco Unity Connection Administration(CUCA)で [ブランチ管理(Branch Management)] > [ブランチの編集(Edit Branch)] に移動して [ボイスメールのアップロード(Voicemail Upload)] を選択します。

ボイスメール メッセージの自動同期:自動的にブランチから中央の Connection サーバにボイス メッセージをアップロードできるようにするには、Cisco Unity Connection Administration(CUCA)で [ツール(Tools)] > [タスク管理(Task Management)] に移動して [ブランチ ボイス メール ポーリング タスク(Branch Voice mail polling task)] を選択します。タスクのスケジュール設定の詳細については、『 Interface Reference Guide for Cisco Unity Connection Administration 』(Release 9.x)ガイドの「Cisco Unity Connection 9.x Tool Settings」の章を参照してください。このガイドは http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/gui_reference/guide/9xcucgrgx.html から入手可能です。

SRSV ユーザの設定

新しいユーザを作成するか既存のユーザを更新して、SRSV 機能にアクセス可能にすることができます。SRSV ユーザを作成する前に、Connection REST サービスや Connection ブランチ同期サービスなどの必須サービスが中央の Connection サーバとブランチで起動していることを確認します。SRSV 機能に必要なサービスの詳細については『 Administration Guide for Cisco Unity Connection Serviceability 』(Release 9.x)を参照してください。このドキュメントは http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/serv_administration/guide/9xcucservagx.html から入手可能です。

Connection SRSV ユーザを作成するためのタスク リスト

Connection SRSV ユーザを作成するには、次のタスクを実行する必要があります:


ステップ 1 パーティションの作成:Connection サーバにパーティションを作成します。パーティションを作成する方法の詳細については、『 Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド 』(Release 9.x)ガイドの「Managing Partitions and Search Spaces in Cisco Unity Connection 9.x」の章にある「 Cisco Unity Connection 9.x のパーティションの管理」の項を参照してください。このガイドは http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.htm l から入手可能です。

ステップ 2 ブランチの作成:Cisco Unity Connection SRSV サーバの詳細情報を使用して Connection サーバ上にブランチを作成します。この詳細情報は、上記で作成したパーティションに対応するものです。ブランチの作成方法の詳細については、「Cisco Unity Connection 9.1(1) でのブランチの管理」の項を参照してください。

ステップ 3 新しいユーザの作成または既存ユーザへのパーティションの割り当て:上記で作成したパーティションを既存のユーザに割り当てるか、新しいユーザを作成して同様のパーティションを割り当て、これらのユーザが SRSV 機能を利用できるようにします。ユーザの作成方法の詳細については、『 User Moves, Adds, and Changes Guide for Cisco Unity Connection 』(Relase 9.x)ガイドの「Adding Cisco Unity Connection 9.x Accounts Individually」の章にある「」の項を参照してください。このガイドは http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/user_mac/guide/9xcucmacx.html から入手可能です。


 

Cisco Unity Connection 9.1(1) でのブランチの管理

Cisco Unity Connection Administration でブランチを管理し、さらに SRSV 機能にアクセスできるユーザのパーティションに関連付けることができます。

ブランチを作成するには


ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[ネットワーク(Networking)] > [ブランチ管理(Branch Management)] の順に展開して [ブランチ(Branches)] を選択します。

ステップ 2 [ブランチ登録(Branch Listing)] ページで [新規追加(Add New)] を選択します。

ステップ 3 [ブランチの新規追加(New Branch)] ページで、適切な基本設定を入力します (フィールドの詳細については、[ヘルプ(Help)] メニューの [このページ(This Page)] を選択してください)。


) *(アスタリスク)マークの付いたフィールドは必須です。


ステップ 4 [保存(Save)] を選択します。

ステップ 5 [ブランチの編集(Edit Branch)] ページで、適切な設定の入力を続けます。

ステップ 6 [ブランチの編集(Edit Branch)] ページでの設定の入力が完了したら [保存(Save)] を選択します。