Cisco Unified IP Phone 8961/9951/9971 アドミニ ストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 8.0(SIP)
Cisco Unified IP Phone の設定値の設定
Cisco Unified IP Phone の設定値の設定
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2012/01/19 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone のセットアップ メニュー

セットアップ メニューの表示

オプションのロック解除とロック

設定値の編集

[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー

[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション

[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニュー

[信頼リスト(Trust List)] メニュー

802.1X 認証およびトランザクションのステータス

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone には、設定可能な数多くのネットワーク設定値が用意されています。電話機をユーザが使用できる状態にするには、これらの設定値の修正が必要になる場合もあります。電話機のメニューを使用して、これらの設定値にアクセスし、その一部を変更することができます。電話機で表示専用になっている設定値は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定できます。

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unified IP Phone のセットアップ メニュー」

「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」

「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」

「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」

「[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニュー」

Cisco Unified IP Phone のセットアップ メニュー

Cisco Unified IP Phone には、次の設定メニューが用意されています。

[ネットワークのセットアップ(Network Setup)]:さまざまなネットワーク設定値を表示および設定するためのオプションを提供します。詳細については、「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」を参照してください。

[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)]:[ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューのサブメニューです。[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] のメニュー項目はイーサネット ネットワーク上の Cisco Unified IP Phone を設定するための設定オプションを提供します。詳細については、「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」を参照してください。

[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)]:[ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューのサブメニューです。[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] のメニュー項目は、Cisco Unified IP Phone を Wireless Local Area Network(WLAN; ワイヤレス ローカル エリア ネットワーク)に設定するための設定オプションを提供します。詳細については、「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」を参照してください。

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)]:[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニューおよび[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニューのサブメニューです。IPv4 メニュー項目を使用して、追加のネットワーク オプションを表示および設定できます。詳細については、「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」を参照してください。

[セキュリティのセットアップ(Security Setup)]:さまざまなセキュリティ設定を表示および設定するためのオプションを提供します。詳細については、「[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニュー」を参照してください。

[ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューにあるオプション設定値を変更するには、編集のためオプションのロックを解除しておく必要があります。手順は、「オプションのロック解除とロック」を参照してください。

オプション設定値の編集や変更に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウにある設定アクセス フィールド(ウィンドウの [プロダクト固有の情報(Product Specific Information)] 部分にある)を使用すると、電話機のユーザが電話機の設定値にアクセスできるかどうかを制御できます。

関連項目

「セットアップ メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「設定値の編集」

「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」

「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」

「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」

「[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニュー」

セットアップ メニューの表示

設定メニューを表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 アプリケーション ボタン を押します。

ステップ 2 [管理者設定(Administrator Settings)] を選択します。

ステップ 3 [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] または [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] を選択します。


) [ステータス(Status)] メニューの詳細については、「Cisco Unified IP Phone のモデル情報、ステータス、および統計の表示」を参照してください。[設定のリセット(Reset Settings)] メニューの詳細については、「トラブルシューティングおよびメンテナンス」 を参照してください。


ステップ 4 必要な場合はユーザ ID とパスワードを入力し、[ログイン(Sign-In)] をクリックします。

ステップ 5 次のいずれかの操作を実行して、目的のメニューを表示します。

ナビゲーション パッドの矢印を使用して目的のメニューを選択し、選択ボタンを押します。

電話機のキーパッドを使用して、メニューに対応する番号を入力します。

ステップ 6 サブメニューを表示するには、ステップ 5 を繰り返します。

ステップ 7 メニューを終了するには、[終了(Exit)] ソフトキーまたは U ターン型の矢印のソフトキー を押します。


 

関連項目

「オプションのロック解除とロック」

「設定値の編集」

「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」

「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」

「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」

「[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニュー」

オプションのロック解除とロック

電話機にパスワードを設定すると、電話スクリーンの [管理者設定(Admin Settings)] でパスワードを入力しない限り、管理者オプションを変更できなくなります。

電話機にパスワードを適用するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[共通の電話プロファイルの設定(Common Phone Profile Configuration)] ウィンドウを表示します([デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)])。[電話ロック解除パスワード(Local Phone Unlock Password)] オプションで、パスワードを入力します。電話機が使用する共通の電話プロファイルに、パスワードを適用します。

関連項目

「セットアップ メニューの表示」

「設定値の編集」

「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」

「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」

「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」

設定値の編集

オプション設定値を編集するときは、次のガイドラインに従ってください。

編集するフィールドを強調表示するには、ナビゲーション パッドの矢印を使用します。次にナビゲーション パッドの選択ボタンを押すと、強調表示したフィールドがアクティブになります(編集可能なフィールド上で 2 回たたいてもフィールドをアクティブにできます)。フィールドがアクティブになると、値を入力できます。

数値と文字を入力するには、キーパッド上のキーを使用します。

キーパッドを使用して文字を入力するには、対応する数値キーを使用します。キーを 1 回以上押して、個々の文字を表示します。たとえば、2 キーを 1 回押すと「a」、すばやく 2 回押すと「b」、すばやく 3 回押すと「c」です。しばらく待機すると、カーソルが自動的に進んで、次の文字を入力できるようになります。

入力を誤ったときは、矢印ソフトキー を押します。このソフトキーを押すと、カーソルの左側にある文字が削除されます。

行った変更をすべて破棄するには、[保存(Save)] ソフトキーを押す前に [キャンセル(Cancel)] ソフトキーを押します。

IP アドレスを入力するには、ユーザ用に分割されている 4 個のセグメントに値を入力します。左端からピリオドまでの数字を入力し終わったら、右向き矢印キーを使用して次のセグメントに移動します。左端の数字の後のピリオドは自動的に挿入されます。


) Cisco Unified IP Phone では、必要に応じて、いくつかの方法でオプション設定値をリセットまたは復元することができます。詳細については、「Cisco Unified IP Phone のリセット」を参照してください。


関連項目

「セットアップ メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー」

「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」

「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」

[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニュー

[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニューは、さまざまなネットワーク設定値を表示および設定するためのオプションを提供します。 表 7-1 では、これらのオプションと、変更可能な場合は、変更方法について説明します。

[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニューにアクセスする方法については、「セットアップ メニューの表示」を参照してください。

オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。

 

表 7-1 [イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)]

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] 設定サブメニューでは、次の作業を実行できます。

DHCP サーバによって割り当てられた IP アドレスの、電話機による使用のオン/オフ。

IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、DNS サーバ、および代替 TFTP サーバの手動設定。

IPv4 のアドレス フィールドの詳細については、 表 7-3 を参照してください。

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] までスクロールし、選択ボタンを押します。

[MAC アドレス(MAC Address)]

電話機固有の Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレス。

表示のみ(変更不可)。

[ドメイン名(Domain Name)]

電話機が常駐している Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)ドメインの名前。

1. [DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションを [No] に設定します。

2. [ドメイン名(Domain Name)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] キーを押して、新しいドメイン名を入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[オペレーショナル VLAN ID(Operational VLAN ID)]

電話機が所属する、Cisco Catalyst スイッチに設定された補助 Virtual Local Area Networks(VLAN; 仮想ローカル エリア ネットワーク)

電話機が補助 VLAN をまだ受信していない場合、このオプションは管理 VLAN を示しています。

補助 VLAN と管理 VLAN のいずれも設定されていない場合、このオプションはブランクになります。

表示のみ(変更不可)。

電話機は、Cisco Discovery Protocol(CDP)または Link Level Discovery Protocol Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)を通じてオペレーショナル VLAN ID を取得します。ID の情報は電話機が接続されているスイッチから提供されます。VLAN ID を手動で割り当てるには、[管理 VLAN ID(Admin VLAN ID)] オプションを使用します。

[管理 VLAN ID(Admin. VLAN ID)]

電話機が所属する補助 VLAN。

電話機がスイッチから補助 VLAN を受信していない場合のみ使用され、その他の場合は無視されます。

1. [管理 VLAN ID(Admin. VLAN ID)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しい管理 VLAN 設定値を入力します。

2. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[PC VLAN]

ボイス VLAN をサポートしないサードパーティ スイッチと電話機が連携できるようにします。このオプションを変更する前に、[管理 VLAN ID(Admin VLAN ID)] オプションを設定する必要があります。

1. [管理 VLAN ID(Admin VLAN ID)] オプションが設定されていることを確認してください。

2. [PC VLAN] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しい PC VLAN 設定値を入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[SW ポートのセットアップ(SW Port Setup)]

ネットワーク ポートの速度と二重化モード。有効な値は、次のとおりです。

[自動ネゴシエーション(Auto Negotiate)]

[1000 フル(1000 Full)]:1000-BaseT/全二重

[100 ハーフ(100 Half)]:100-BaseT/半二重

[100 フル(100 Full)]:100-BaseT/全二重

[10 ハーフ(10 Half)]:10-BaseT/半二重

[10 フル(10 Full)]:10-BaseT/全二重

電話機がスイッチに接続されている場合は、スイッチ上のポートを電話機と同じ速度および二重化方式に設定するか、両方を自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定値を変更する場合は、[PC ポート設定(PC Port Configuration)] オプションを同じ設定値に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定(Network Configuration)] のオプションのロックを解除します。

2. [SW ポート設定(SW Port Configuration)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押します。

3. 目的の設定値までスクロールし、[選択(Select)] キーを押します。

[PC ポートのセットアップ(PC Port Setup)]

コンピュータ(アクセス)ポートの速度と二重化モード。有効な値は、次のとおりです。

[自動ネゴシエーション(Auto Negotiate)]

[1000 フル(1000 Full)]:1000-BaseT/全二重

[100 ハーフ(100 Half)]:100-BaseT/半二重

[100 フル(100 Full)]:100-BaseT/全二重

[10 ハーフ(10 Half)]:10-BaseT/半二重

[10 フル(10 Full)]:10-BaseT/全二重

電話機がスイッチに接続されている場合は、スイッチ上のポートを電話機と同じ速度および二重化方式に設定するか、両方を自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定値を変更する場合は、[SW ポート設定(SW Port Configuration)] オプションを同じ設定値に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定(Network Configuration)] のオプションのロックを解除します。

2. [PC ポート設定(PC Port Configuration)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押します。

3. 目的の設定値までスクロールし、[選択(Select)] キーを押します。

関連項目

「セットアップ メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー」

「[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション」

[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニュー

[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニューは、さまざまなネットワーク設定値を表示および設定するためのオプションを提供します。 表 7-2 では、これらのオプションと、変更可能な場合は、変更方法について説明します。


) WLAN の設定値は、Cisco Unified IP Phone キーパッドでのみ設定できます。Cisco Unified IP Phone を WLAN モードで使用している場合は、AC アダプタを使用する必要があります。イーサネットに接続すると、WLAN は無効になります。


[WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニューにアクセスする方法については、「セットアップ メニューの表示」を参照してください。

オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。

 

表 7-2 [WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

[ワイヤレス(Wireless)]

Cisco Unified IP Phone でのワイヤレス ラジオを有効または無効にするときに使用します。有効な値は、次のとおりです。

[オン(On)]:電話機のワイヤレス ラジオを有効にします。

[オフ(Off)]:電話機のワイヤレス ラジオを無効にします。

デフォルト:[オン(On)]

1. [ワイヤレス(Wireless)] オプションまでスクロールしてからトグル スイッチを使用すると、オンとオフの設定値を切り替えることができます。

2. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[WLAN サイン イン アクセス(WLAN Sign in Access)]

メインの [アプリケーション(Applications)] メニューで、[WLAN サイン イン アクセス(WLAN Sign in Access)] ウィンドウの表示を有効にします。

[オン(On)]:[WLAN サイン イン アクセス(WLAN Sign in Access)] ウィンドウの表示を有効にします。この値をオンにすると、メインの [アプリケーション(Applications)] メニューで、WLAN ユーザ ID およびパスワードのサイン インまたは変更ができます。そうしない場合、ログイン情報を変更するには、[セキュリティ(Security)] メニュー レベルまでナビゲートしてから、ログイン クレデンシャルが必要な LEAP または EAP-FAST のいずれかの方法を選択する必要があります。

[オフ(Off)]:[WLAN サイン イン アクセス(WLAN Sign in Access)] ウィンドウは表示されません。

デフォルト:[オフ(Off)]

1. [ワイヤレス サイン イン(Wireless Sign In)] オプションまでスクロールしてから、トグル スイッチを使用すると、オンとオフの設定値を切り替えることができます。

2. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)]

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] 設定サブメニューでは、次の作業を実行できます。

DHCP サーバによって割り当てられた IP アドレスの、電話機による使用のオン/オフ。

IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、DNS サーバ、および代替 TFTP サーバの手動設定。

IPv4 のアドレス フィールドの詳細については、 表 7-3 を参照してください。

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] までスクロールし、選択ボタンを押します。

[MAC アドレス(MAC Address)]

電話機固有の Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレス。

表示のみ(変更不可)。

[ドメイン名(Domain Name)]

電話機が常駐している Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)ドメインの名前。

1. [DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションを [No] に設定します。

2. [ドメイン名(Domain Name)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] キーを押して、新しいドメイン名を入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[SSID]

ワイヤレス アクセス ポイントにアクセスする固有識別情報、Service Set Identifier(SSID; サービス セット ID)を指定します。

1. SSID のオプションまでスクロールしてから、[選択(Select)] ソフトキーを押し、SSID を入力します。

2. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[セキュリティ モード(Security Mode)]

電話機が WLAN へのアクセスに使用する認証のタイプです。有効な値は、次のとおりです。

[オープン(Open)]:暗号化せず、すべての Access Point(AP; アクセス ポイント)にアクセスします。

[WEP でオープン(Open with WEP)]:802.11 認証を行ったうえでオープンにするが、データの暗号化に Wired Equivalent Privacy(WEP; 有線と同等のプライバシー)を使用します。すべての AP へのアクセスおよび、ローカル AP での WEP キーを通じた認証を指定します。

[共有キー(Shared Key)]:WEP を使用した共有キーの認証です。

[LEAP]:Lightweight Extensible Authentication Protocol(LEAP)の認証では、ユーザ名と暗号化されたセキュアなパスワードをネットワークの RADIUS サーバと交換します(EAP のシスコ独自のバージョン)。LEAP では WPA および WPA2 をサポートしています。

[EAP-FAST]:Extensible Authentication Protocol Flexible Authentication via Secure Tunneling(EAP-FAST)では、ユーザ名と暗号化されたセキュアなパスワードをネットワークの RADIUS サーバと交換します。このネットワークでは、Protected Access Credential(PAC)を使用することで認証用のセキュアなトンネルが確立されています。EAP-FAST では WPA および WPA2 をサポートしています。

[AKM]:アクセス ポイントから提示される設定情報から 802.11 認証メカニズムを自動的に選択します。このモードで設定している場合、WPA-PSK または WPA バージョン 1 または 2 を使用できます。

(注) AKM を選択するときは次の点を考慮します。1)AKM は WPA、WPA2 または CCKM を使用する場合は 802.1x 対応 LEAP を使用する。2)AKM は最強のキー管理タイプを優先としたうえで最強の暗号キーを使用する暗号化方式を選択する。3)CCKM は WPA2 ではサポートされない。

1. [セキュリティ モード(Security Mode)] オプションまでスクロールし、目的の値を強調表示します。

2. [適用(Apply)] をクリックします。

[802.11 モード(802.11 Mode)]

WLAN で使用されるワイヤレス信号規格を指定します。有効な値は、次のとおりです。

[自動(Auto)]:デフォルト値。可能な場合は 5.0 Ghz を優先とします。

[802.11a]

[802.11b/g]

1. [802.11 モード(802.11 Mode)] オプションまでスクロールし、目的の値を強調表示します。

2. [適用(Apply)] をクリックします。

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューは、[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニューおよび [WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニューのサブメニューです。IPv4 のメニューに到達するには、[イーサネットのセットアップ(Ethernet Setup)] メニューまたは [WLAN のセットアップ(WLAN Setup)] メニューから IPv4 のオプションを選択します。

表 7-3 に、[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプションの説明を示します。

オプションの編集に使用できるキーについては、「設定値の編集」を参照してください。

 

表 7-3 [IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

[DHCP を使う(DHCP Enabled)]

電話機の DHCP が有効か無効かを示します。

DHCP が有効な場合、DHCP サーバによって電話に IP アドレスが割り当てられます。DHCP が無効な場合、管理者が、電話機に手動で IP アドレスを割り当てる必要があります。

[DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションまでスクロールし、[No] ソフトキーを押して DHCP を無効にするか、[Yes] ソフトキーを押して DHCP を有効にします。

[IP アドレス(IP Address)]

電話機の Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)アドレス。

IP アドレスをこのオプションで割り当てる場合は、サブネット マスクとデフォルト ルータも割り当てる必要があります。この表の [サブネット マスク(Subnet Mask)] オプションと [デフォルト ルータ(Default Router)] オプションを参照してください。

1. [DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションを [No] に設定します。

2. [IP アドレス(IP Address)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しい IP アドレスを入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[サブネット マスク(Subnet Mask)]

電話機で使用されるサブネット マスク。

1. [DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションを [No] に設定します。

2. [サブネット マスク(Subnet Mask)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しいサブネット マスクを入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[デフォルト ルータ(Default Router)]

電話機で使用されるデフォルト ルータ。

1. [DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションを [No] に設定します。

2. 目的の [デフォルト ルータ(Default Router)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しいルータの IP アドレスを入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[DNS サーバ 1(DNS Server 1)]

[DNS サーバ 2(DNS Server 2)]

[DNS サーバ 3(DNS Server 3)]

電話機で使用されるプライマリ Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)サーバ([DNS サーバ 1(DNS Server 1)])およびオプションのバックアップ DNS サーバ([DNS サーバ 2(DNS Server 2)] ~ [DNS サーバ 3(DNS Server 3)])。

1. [DHCP を使う(DHCP Enabled)] オプションを [No] に設定します。

2. 目的の [DNS サーバ(DNS Server)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しい DNS サーバの IP アドレスを入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

4. 必要に応じて手順 2 と 3 を繰り返してバックアップ DNS サーバを割り当てます。

[代替 TFTP(Alternate TFTP)]

電話機が代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを示します。

電話機で代替 TFTP サーバを使用する場合は、[代替 TFTP(Alternate TFTP)] オプションまでスクロールし、[Yes] ソフトキーを押します。使用しない場合は、[No] ソフトキーを押します。

[TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)]

電話機で使用される、プライマリの Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)サーバ。ネットワークで DHCP を使用していない場合、このサーバを変更するには [TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)] オプションを使用する必要があります。

[代替 TFTP(Alternate TFTP)] オプションを [Yes] に設定した場合は、[TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)] オプションに 0 以外の値を入力する必要があります。

1. DHCP を有効にしている場合は、[代替 TFTP(Alternate TFTP)] オプションを [Yes] に設定します。

2. [TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しい TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[TFTP サーバ 2(TFTP Server 2)]

プライマリの TFTP サーバが使用不能の場合に、電話機で使用されるオプションのバックアップ TFTP サーバ。

1. [TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)] オプションに IP アドレスを入力します。

2. [TFTP サーバ 2(TFTP Server 2)] オプションまでスクロールし、[選択(Select)] ソフトキーを押して、新しいバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを入力します。セカンダリの TFTP サーバがない場合は、[削除(Delete)] ソフトキーを使用して前の値のフィールドをクリアします。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[BOOTP サーバ(BOOTP Server)]

電話機が IP アドレスを DHCP サーバではなく BOOTP サーバから受信するかどうかを示します。

表示のみのフィールドです。

[DHCP アドレス解放(DHCP Address Released)]

DHCP で割り当てられた IP アドレスを解放します。

このフィールドは DHCP が有効な場合に編集できます。VLAN から電話機を削除して、再割り当てのために電話機の IP アドレスを解放する場合は、このオプションを [Yes] に設定し、[適用(Apply)] ソフトキーを押します。

関連項目

「セットアップ メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「設定値の編集」

[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニュー

[管理者設定(Admin Settings)] メニューから直接アクセスする [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニューは、さまざまなセキュリティ設定に関する情報を提供します。電話機に CTL ファイルがインストールされている場合は、このメニューから [信頼リスト(Trust List)] メニューおよび [CTL 署名(CTL signature)] にもアクセスできます。

[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニューおよびサブメニューへのアクセス方法については、「セットアップ メニューの表示」を参照してください。

表 7-4 で、[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニューのオプションについて説明します。

 

表 7-4 セキュリティ メニュー設定

オプション
説明
変更の手順

[セキュリティ モード(Security Mode)]

電話機に設定されているセキュリティ モードを表示します。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] > [電話の設定(Phone Configuration)] を選択します。この設定はウィンドウの [プロトコル固有情報(Protocol Specific Information)] の部分に表示されます。

[LSC]

セキュリティ機能で使用される、ローカルで有効な証明書が電話機にインストールされている([Yes])かインストールされていない([No])かを示します。

電話機の LSC を管理する方法については、『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』の「Using the Certificate Authority Proxy Function」の章を参照してください。

[信頼リスト(Trust List)]

電話機に CTL ファイルがインストールされている場合は [信頼リスト(Trust List)] メニューにアクセスできます。

詳細については、「[信頼リスト(Trust List)] メニュー」を参照してください。

[802.1X 認証(802.1X Authentication)]

この電話機に 802.1X 認証を有効にできます。

「802.1X 認証およびトランザクションのステータス」を参照してください。

[信頼リスト(Trust List)] メニュー

[信頼リスト(Trust List)] メニューは、関連付けられている証明書を持つコンポーネントだけを表示します。 表 7-5 で、[信頼リスト(Trust List)] メニューのオプションについて説明します。

電話機に CTL ファイルがインストールされている場合、アプリケーション ボタン を押し、[管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] > [信頼リスト(Trust List)] を選択すると [信頼リスト(Trust List)] メニューにアクセスできます。

 

表 7-5 [信頼リスト(Trust List)] メニューの設定

オプション
説明
変更の手順

[CTL 署名(CTL Signature)]

CTL ファイルの MD5 ハッシュ。

この設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「 Configuring the Cisco CTL Client 」の項を参照してください。

[Unified CM]/[TFTP サーバ(TFTP Server)]

電話で使用されている Cisco Unified Communications Manager および TFTP サーバの通常名。このサーバの証明書がインストールされている場合は、証明書のアイコンも表示されます。

この設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「 Configuring the Cisco CTL Client 」の項を参照してください。

[CAPF サーバ(CAPF Server)]

電話機で使用されている CAPF の通常名。このサーバの証明書がインストールされている場合は、証明書のアイコンも表示されます。

この設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「 Configuring the Cisco CTL Client 」の項を参照してください。

[SRST ルータ(SRST Router)]

電話機で使用可能な信頼された SRST ルータの IP アドレス(そのようなデバイスが Cisco Unified Communications Manager の管理ページに設定されている場合)。このサーバの証明書がインストールされている場合は、証明書のアイコンも表示されます。

この設定の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「 Configuring the Cisco CTL Client 」の項を参照してください。

802.1X 認証およびトランザクションのステータス

[802.1X 認証の設定(802.1X Authentication Settings)] メニューでは、802.1X 認証を有効にし、トランザクションのステータスを表示できます。 表 7-6 で、メニューのオプションについて説明します。

アプリケーション ボタン を押し、[管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] > [802.1X 認証(802.1X Authentication)] を選択すると、[802.1 X 認証(802.1X Authentication)] の設定にアクセスできます。このメニューを終了するには、[終了(Exit)] ソフトキーを押します。

表 7-6 [802.1X 認証(802.1X Authentication)] の設定

オプション
説明
変更の手順

[デバイス認証(Device Authentication)]

802.1X 認証を有効にするかどうかを判別します。

[有効(Enabled)]:電話機では 802.1X 認証を使用してネットワーク アクセスが要求されます。

[無効(Disabled)]:デフォルト設定。電話機では CDP を使用して VLAN の取得とネットワーク アクセスが実行されます。

1. アプリケーション ボタン を押し、[管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] > [802.1X 認証(802.1 X Authentication)] > [デバイス認証(Device Authentication)] を選択します。

2. [デバイス認証(Device Authentication)] オプションを [有効(Enabled)] または [無効(Disabled)] に設定します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

[EAP-MD5]

次のメニュー オプション(下記の説明を参照)を使用して、802.1X 認証用のパスワードを指定します。

[デバイス ID(Device ID)]

[共有シークレット(Shared Secret)]

[レルム(Realm)]

アプリケーション ボタン を押し、[管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティの設定(Security Setup)] > [802.1X 認証(802.1X Authentication)] > [EAP-MD5] の順に選択します。

[デバイス ID(Device ID)]:電話機のモデル番号と固有の MAC アドレスから生成された ID が、CP-<model>-SEP-<MAC> という形式で表示されます。

表示のみ(変更不可)。

[共有シークレット(Shared Secret)]:電話機と認証サーバ上で使用するパスワードを選択します。パスワードは 6 文字から 32 文字の間で、数字と英字の任意の組み合わせにする必要があります。

(注) 802.1X 認証を無効にしている場合や電話機を工場出荷時の状態にリセット(すべての設定をリセット)した場合は、共有シークレットが削除されます。

1. [EAP-MD5] > [共有シークレット(Shared Secret)] を選択します。

2. 共有シークレットを入力します。

3. [適用(Apply)] ソフトキーを押します。

削除された共有シークレットから復帰する方法については、「Cisco Unified IP Phone のセキュリティのトラブルシューティング」を参照してください。

[レルム(Realm)]:ユーザ ネットワーク ドメインが表示されます。常に [ネットワーク(Network)] と設定します。

表示のみ(変更不可)。

[トランザクションのステータス(Transaction Status)]

[状態(State)]:802.1x 認証の状態を表示します。

[切断済み(Disconnected)]:802.1x 認証が電話機に設定されていないことを示します。

[認証済(Authenticated)]:電話機が認証されていることを示します。

[保留(Held)]:認証プロセスが進行中であることを示します。

[プロトコル(Protocol)]:802.1x 認証で使用されている EAP 方式(EAP-MD5、EAP-FAST または EAP-TLS のいずれかが使用可能)が表示されます。

表示のみ(変更不可)。