Cisco Unified IP Phone 8961/9951/9971 アドミニ ストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 8.0(SIP)
Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュール の設定
Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールの設定
発行日;2012/02/02 | 英語版ドキュメント(2012/01/19 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールの設定

へのキー拡張モジュールの取り付け

電源について

Cisco Unified IP Phone への 1 台の KEM の接続

電話機への 2 台以上の KEM の接続(KEM スパイン コネクタ使用)

KEM を電話機に接続するその他の方法

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでのキー拡張モジュールの設定

電話機でのキー拡張モジュール設定

キー拡張モジュールのアップグレード

キー拡張モジュールの取り外し

トラブルシューティング

Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールの設定

Cisco Unified IP Color Key Expansion Module(KEM; キー拡張モジュール)を、Cisco Unified IP Phone 8961、Cisco Unified IP Phone 9951 および Cisco Unified IP Phone 9971 に取り付けると、追加のライン アピアランス、短縮ダイヤル、プログラム可能ボタンが電話機に追加できます。

Cisco Unified IP Phone 8961 には 1 台の Key Expansion Module(KEM; キー拡張モジュール)を取り付けて最大 36 の回線またはボタン、Cisco Unified Phone 9951 には 2 台の拡張モジュールを取り付けて最大 72 の回線またはボタン、Cisco Unified IP Phone 9971 には 3 台の拡張モジュールを取り付けて最大 108 の回線またはボタンをさらに追加できます。

プログラム可能ボタンは、電話回線ボタン、短縮ダイヤル ボタンまたは電話機能ボタンとして設定できます。

コールの応答、保留、転送など、ほとんどのコール機能を、Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールで実行できます。

表 4-1 に、Cisco Unified IP Phone の各モデルと取り付け可能な KEM の台数を示します。


) Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールを含む、電話機の壁面取り付けキットを設置する方法の詳細については、「キー拡張モジュール付き電話用壁面取り付けキットの取り付け」を参照してください。


 

表 4-1 Cisco Unified IP Phone と取り付け可能な KEM の台数

Cisco Unified IP Phone モデル
取り付け可能な KEM

9971

KEM 3 台(108 の回線またはボタン)

9951

KEM 2 台(72 の回線またはボタン)

8961

KEM 1 台(36 の回線またはボタン)

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unified IP Phone へのキー拡張モジュールの取り付け」

「Cisco Unified Communications Manager の管理ページでのキー拡張モジュールの設定」

「電話機でのキー拡張モジュール設定」

「キー拡張モジュールのアップグレード」

「キー拡張モジュールの取り外し」

「トラブルシューティング」

Cisco Unified IP Phone へのキー拡張モジュールの取り付け

この項は、次のように構成されています。

「電源について」

「Cisco Unified IP Phone への 1 台の KEM の接続」

「電話機への 2 台以上の KEM の接続(KEM スパイン コネクタ使用)」

「KEM を電話機に接続するその他の方法」

電源について

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 の Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールの消費電力と電源要件は次のとおりです。

消費電力

KEM 1 台あたり 48V DC、5W

電源要件

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 が AT PoE を使用する場合、少なくとも 1 台の KEM に電源を入れることができます。

電話機が電源アダプタを使用する場合、Cisco Unified IP Phone 9971 では 3 台の KEM、Cisco Unified IP Phone 9951 では 2 台の KEM、Cisco Unified IP Phone 8961 では 1 台の KEM に電源を入れることができます。

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 が AF PoE を使用する場合、KEM に電源を入れることはできません。

Cisco Unified IP Phone への 1 台の KEM の接続

1 台の KEM を Cisco Unified IP Phone に接続するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 電話機の正面を上に向けます。

ステップ 2 KEM スパイン コネクタの一端を Cisco Unified IP Phone のアクセサリ コネクタに差し込みます。

ステップ 3 図 4-1 のように、KEM スパイン コネクタのもう一端を KEM に差し込みます。

図 4-1 Cisco Unified IP Phone と KEM への KEM スパイン コネクタの接続

ステップ 4 両端を接続したらスパイン コネクタのネジを締めます。


) ネジを締めるためには硬貨かドライバを使用できます。ネジの頭部がスパイン コネクタの穴に完全に納まるように締めてください。



 

電話機への 2 台以上の KEM の接続(KEM スパイン コネクタ使用)

2 台以上の KEM を Cisco Unified IP Phone に接続するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 電話機の正面を上に向けます。

ステップ 2 図 4-1 のように、KEM スパイン コネクタの一端を Cisco Unified IP Phone のアクセサリ コネクタに接続し、スパイン コネクタのもう一端を KEM に接続します。1 台目の KEM が Cisco Unified IP Phone に接続されました。

ステップ 3 別の KEM スパイン コネクタを使用して、2 台目の KEM を 1 台目の KEM に接続します。

ステップ 4 (オプション)3 つ目の KEM スパイン コネクタを使用して、3 台目の KEM を 2 台目(中央)の KEM に接続します。図 4-2 は、3 台の KEM を接続した Cisco Unified IP Phone です。

ステップ 5 両端を接続したらスパイン コネクタのネジを締めます。


 

図 4-2 3 台の KEM が接続された Cisco Unified IP Phone

 


) デスクのスペースの制約から図 4-2 のようにスパイン コネクタを使用できない場合や、KEM スパイン コネクタで隠れてしまうスピーカ ポートやマイクロフォン ポート(Cisco Unified IP Phone 9951 および 9971)を使用する必要がある場合に備えて、KEM を電話機に接続する方法はこの他に 2 つ用意されています。詳細については、「KEM を電話機に接続するその他の方法」を参照してください。


KEM を電話機に接続するその他の方法

KEM を電話機に接続するには次の方法もあります。必要に応じて最適な方法を選んでください。

テザー スパイン コネクタ ケーブル:テザー スパイン コネクタ ケーブルのコネクタ プラグを、電話機と KEM のスパイン レセプタクルに差し込みます。この方法により、電話機と KEM を別の場所に配置でき、図 4-2 のように並べて置く必要がありません。また、電話機のオーディオ ポート(Cisco Unified IP Phone 9951 および 9971)に外部のスピーカやマイクロフォンを接続できるように配置することもできます。

ドングル:KEM スパイン コネクタを使用する方が適しているが、外部のスピーカやマイクロフォンを接続できるように電話機のオーディオ ポート(Cisco Unified IP Phone 9951 または 971)を空けておく必要がある場合は、ドングルを使用できます。


) ドングルを付けると、そのエンドポイントのスピーカフォンが使用できなくなります。このため、スピーカフォン機能を使用するためには、機能しているスピーカとマイクロフォンにドングルを付ける必要があります。


Cisco Unified Communications Manager の管理ページでのキー拡張モジュールの設定

Cisco Unified IP Phone に対して Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールを設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択します。

[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ページが表示されます。Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールを設定する 1 台以上の電話機を検索できます。

ステップ 2 検索基準を選択して入力し、[検索(Find)] をクリックします。

[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウに、検索基準を満たす電話機の一覧が表示されます。

ステップ 3 Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールを設定する IP Phone をクリックします。[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示されます。

[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの右側にあるペインで [拡張モジュール情報(Expansion Module Information)] セクションまでスクロール ダウンし、[モジュール 1(Module 1)]、[モジュール 2(Module 2)]、[モジュール 3(Module 3)] の順にこれらのフィールドで適切な拡張モジュールを選択します(または何も選択しません)。

[モジュール ロード名(Module Load Name)] には、該当する場合に適切な拡張モジュールのカスタム ソフトウェアを入力します。入力する値により、現在のモデルのデフォルト値が上書きされます。ファームウェア ロードがモジュール ロードと一致するようにしてください。[モジュール ロード名(Module Load Name)] を空白にしておくと、デフォルトのロード(電話機のロードにバンドルされたロード)がインストールされます。

電話機のモデルごとにサポートされる KEM 台数については、表 4-1 を参照してください。

ステップ 4 側面 USB ポートのパラメータが有効になっていることを確認します。


) 側面 USB ポートが無効になっていると、KEM は機能しません。


ステップ 5 電話機に接続されている KEM を最大限に活用できるように設定された電話ボタン テンプレート([電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [デバイス情報(Device Information)])を選択してください。

ステップ 6 [保存(Save)] をクリックします。


 

電話機でのキー拡張モジュール設定

電話機に 1 台以上の KEM を取り付けて、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定すると、KEM は Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 によって自動的に認識されます。

電話機で、アプリケーション ボタン を押してから、[アクセサリ(Accessories)] を押します。取り付けと設定が正常に行われたすべての KEM がアクセサリの一覧に表示されます。

複数の KEM が取り付けられている場合は、電話機に接続された順に番号が付きます。たとえば、次のようになります(図 4-2 を参照)。

キー拡張モジュール 1 は電話機に一番近い KEM です。

キー拡張モジュール 2 は中央の KEM です。

キー拡張モジュール 3 は一番右側の KEM です。

KEM を選択してから、次のいずれかのソフトキーを選択します。

[終了(Exit)]:[アプリケーション(Applications)] メニューに戻ります。

[詳細(Details)]:選択した KEM の詳細が表示されます。

[セットアップ(Setup)]:選択した KEM の明るさを設定できます。これは、[設定(Preferences)] メニューでも行えます。詳細については、『 Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 User Guide for Cisco Unified Communications Manager 』の「Accessories」の章の「Adjust the Brightness on the Cisco Unified IP Color Key Expansion Module」という項を参照してください。

キー拡張モジュールのアップグレード

KEM を自動的に最新ロードにアップグレードするには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 KEM に電源を入れ、ページ 1 を押したままにします。LCD が白に変わってから少なくとも 1 秒間、ページ 1 を押し続けます。

ステップ 2 ページ 1 を離すと、LED が赤くなります。すぐにページ 2 を押し、少なくとも 1 秒間はページ 2 を押し続けます。

ステップ 3 ページ 2 を離すと、すべての LED がオレンジになります。

ステップ 4 回線 [5]、[14]、[1]、[18]、[10]、[9] の順に押します。

LCD が青に変わり、スピニング ローダが中央に表示されます。

KEM のアップグレードが開始します。


 

キー拡張モジュールの取り外し

電話機のすべての KEM を外す必要がある場合は、電話機から KEM を取り外し、それに応じて Cisco Unified Communications Manager の管理ページで電話機の設定ファイルを更新します。

1 つ以上の KEM を外すが、1 つ以上の KEM をまだ電話機に取り付けておく場合は、残す KEM の台数に応じて、KEM と電話機を接続する方法について「Cisco Unified IP Phone へのキー拡張モジュールの取り付け」を参照してください。また、これに対応するように、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで電話機の設定ファイルを更新します。

トラブルシューティング

KEM のトラブルシューティング情報を取得するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 コマンドライン インターフェイスを開きます。

ステップ 2 次のコマンドを入力してデバッグ モードを開始します。

debugsh

ステップ 3 ? を入力します。使用可能なすべてのコマンドとオプションが表示されます。

ステップ 4 適切なコマンドとオプションを使用して、必要な KEM の情報を検索します。


 

デバッグ モードを終了するには、Ctrl キーを押した状態で C キーを押します。