Cisco Unified IP Phone 8941/8945 アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 9.0(SCCP および SIP)
Cisco Unified IP Phone の設置
Cisco Unified IP Phone の設置
発行日;2013/03/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone の設置

この章は、Cisco Unified IP Phone を IP テレフォニー ネットワークに設置する場合に役立ちます。


(注)  


Cisco Unified IP Phone を設置する前に、ネットワーク内で電話機をどのように設定するかを決める必要があります。 その後、電話機を設置して機能を確認します。 詳細については、Cisco Unified IP Phone およびネットワーク を参照してください


はじめる前に

Cisco Unified IP Phone を設置する前に、次の各項の要件を確認してください。

ネットワークの要件

Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified IP Phone エンドポイントとしてネットワークで正常に運用するには、ネットワークが次の要件を満たしている必要があります。

  • VoIP ネットワーク:
    • Cisco ルータおよびゲートウェイ上で VoIP が設定されている
    • Cisco Unified Communications Manager がネットワークにインストールされ、コール処理用に設定されている。
  • IP ネットワークが DHCP をサポートしているか、IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネット マスクの手動割り当てをサポートしている

(注)  


Cisco Unified IP Phone は、Cisco Unified Communications Manager から取得した日時を表示します。 Cisco Unified Communications Manager サーバが電話機と異なる時間帯にある場合は、電話機が正しい現地時刻を表示しません。

Cisco Unified Communications Manager のセットアップ

Cisco Unified IP Phone は、コールの処理に Cisco Unified Communications Manager を必要とします。 Cisco Unified Communications Manager を正しくセットアップして、電話機を管理し、コールを適切にルーティングおよび処理するには、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』または Cisco Unified Communications Manager アプリケーションの状況依存ヘルプを参照してください。

自動登録を使用する計画がある場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに接続する前に、自動登録が Cisco Unified Communications Manager の管理ページで有効になっていて、正しく設定されていることを確認してください。 自動登録の有効化および設定については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。

テレフォニー機能を設定して Cisco Unified IP Phones に割り当てるには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用する必要があります。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ユーザをデータベースに追加したり、ユーザ グループに追加したり、特定の電話機に関連付けたりすることができます。 この手順を完了すると、コール転送、スピード ダイヤル、ボイス メッセージング システム オプションなどの項目を設定する Cisco Unified Communications Manager ユーザ オプション ページにユーザがアクセスできるようになります。

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 のコンポーネント

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 には、電話機または電話機のアクセサリとして次のコンポーネントがあります。

ネットワーク ポートとアクセス ポート

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の背面には、次のポートがあります。

  • ネットワーク ポート:network というラベルの付いたポート
  • アクセス ポート:computer というラベルの付いたポート

各ポートは、外部デバイスとの 10/100 Mbps の半二重/全二重接続をサポートしています。 Cisco Unified IP Phone 8945 でも、外部デバイスとの 1000 Mbps の全二重接続をサポートしています。 10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3、5、5e のいずれのケーブルでも使用できますが、100 Mbps または 1000 Mbps の接続には、カテゴリ 5 または 5e のケーブルを使用する必要があります。

電話機をネットワークに接続するには、SW ネットワーク ポートを使用します。 このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。 電話機は、この接続を通じてスイッチからインラインパワーを取得することもできます。 詳細についてはCisco Unified Communications Manager 電話機の追加方法 を参照してください。

PC アクセス ポートは、コンピュータなどのネットワーク デバイスを電話機に接続するために使用します。 このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。

ハンドセット

Cisco Unified IP Phone では、電話機で使用するために特別に設計されたハンドセットを使用します。 ハンドセットは、着信コールやボイス メッセージがあることを通知する、ライト ストリップを備えています。

ハンドセットを Cisco Unified IP Phone に接続するには、ケーブルの一端をハンドセットに差し込み、ケーブルの反対側の端を電話機背面のハンドセット ポートに差し込みます。

スピーカーフォンを無効にする

デフォルトでは、Cisco Unified IP Phone でスピーカーフォンが有効です。

スピーカーを無効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用します。

手順
    ステップ 1   [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択します。
    ステップ 2   修正する電話機を選択します。
    ステップ 3   電話機の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[スピーカーフォンの無効化(Disable Speakerphone)] チェックボックスをオンにします。

    ヘッドセット

    シスコでは、Cisco Unified IP Phone で使用するサードパーティ製ヘッドセットについて社内でテストを実施していますが、ヘッドセットや受話器のベンダーの製品については動作の保証やサポートは行っていません。

    シスコでは、不要な無線周波数(RF)信号および可聴周波数(AF)信号を遮蔽する高品質のヘッドセットなどの外部デバイスの使用を推奨しています。 ヘッドセットの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音やエコーが入ることもあります。 またハム音が、相手方だけに聞こえる場合もあれば、Cisco IP Phone のユーザおよび相手方の両方に聞こえる場合もあります。 ハム雑音やブザーのような雑音は、電灯、電気モーター、大型の PC モニタなど、外部ソースに原因があることがあります。


    (注)  


    場合によっては、ハム音は、ローカル電源キューブやパワー インジェクタを使用することにより、軽減または除去が可能です。


    このように、Cisco Unified IP Phone の展開場所では、環境やハードウェアによるそれぞれ固有の不整合が発生する可能性があるので、すべての環境に適した単一のヘッドセットは存在しません。

    ヘッドセットの購入を決定し展開する前に、実際の環境での使用に最適かどうかをテストすることを推奨します。


    (注)  


    Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 ではワイドバンド ヘッドセットをサポートしています。


    オーディオ品質

    物理的、機械的、および技術的な性能以上に、ヘッドセットの音質がユーザと通話相手の双方にとって良質である必要があります。 音質の判断は主観によるので、シスコが特定のヘッドセットのパフォーマンスを保証することは不可能です。 しかし、大手メーカーのさまざまなヘッドセットについて、Cisco Unified IP Phone で良好に作動することが報告されています。 詳細については、各メーカーのサイトを参照してください。

    ワイヤレス ヘッドセットのリモートのフックスイッチ制御機能をワイヤレス ヘッドセットで使用する方法の詳細については、次の URL で参照できます。http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​partner/​prod/​voicesw/​ucphone_​headsets.html

    1. [ソリューションの入力(Enter Solution)] ドロップダウン リスト ボックスから [IP コミュニケーション(IP Communications)] を選択します。 [ソリューション カテゴリの選択(Select a Solution Category)] ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。
    2. [IP Phone ヘッドセット(IP Phone Headsets)] を選択して、テクノロジー開発プログラム パートナーのリストを表示します。

    特定のテクノロジー開発プログラム パートナーを検索する場合は、[会社名の入力(Enter Company Name)] ボックスにパートナー名を入力してください。

    ヘッドセットの接続

    有線ヘッドセットでは、音量ボタンやミュート ボタンも含めて、Cisco Unified IP Phone のすべての機能を使用できます。 これらのボタンを使用して、ヘッドセットの音量を調整したり、ヘッドセット マイクからの音声が相手に聞こえないようにしたりすることができます。

    有線ヘッドセットへの接続

    有線ヘッドセットを Cisco Unified IP Phone に接続するには、次の手順を実行します。

    手順
      ステップ 1   ヘッドセットを電話機の背面にあるヘッドセット ポートに差し込みます。
      ステップ 2   電話の発信または応答を行うには、電話機のヘッドセット ボタンを押します。

      有線ヘッドセットの無効化

      ヘッドセットを無効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用します。 ヘッドセットを無効にすると、スピーカフォンも無効になります。

      手順
        ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の管理ページでヘッドセットを無効にするには、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択し、変更する電話機を見つけます。
        ステップ 2   [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] レイアウト部分)で、[スピーカーフォンとヘッドセットの無効化(Disable Speakerphone and Headset)] チェックボックスをオンにします。

        Bluetooth ワイヤレス ヘッドセット

        Cisco Unified IP Phone 8945 では、ヘッドセットで Bluetooth がサポートされている場合、Bluetooth Class 2 テクノロジーをサポートします。 Bluetooth では、10 m(30 フィート)以内の範囲の低帯域幅でワイヤレス接続が有効です。 1 ~ 2 m(3 ~ 6 フィート)の範囲で最良の性能が得られます。 ヘッドセットは最大 5 個までペア化できますが、最後に接続したヘッドセットだけがデフォルトとして使用されます。


        (注)  


        Cisco Unified IP Phone 8941 では Bluetooth をサポートしていません。


        潜在的な問題として、干渉が発生する可能性があります。 シスコでは、他の 802.11b/g デバイス、Bluetooth デバイス、電子レンジ、大型の金属製の物体を近くに置かないように推奨しています。 可能であれば、他の 802.11 デバイスで 802.11a チャネルを使用するように設定してください。

        Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを動作させるには、電話機から可視範囲内にヘッドセットを直接設置する必要はありませんが、壁やドアといった障害物や電気製品からの干渉が接続に影響する場合があります。

        ハンズフリー プロファイル

        Cisco Unified IP Phone 8945 では、さまざまなハンズフリー プロファイル機能をサポートしています。これにより、ハンズフリー デバイス(Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットなど)を使用して、電話機を持たずに作業を行うことができます。 たとえば、電話機で [リダイヤル(Redial)] を押す代わりに、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットからそのメーカーの手順に従って電話番号をリダイヤルできます。

        次のハンズフリー機能は、Cisco Unified IP Phone 8945 で使用されている Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットで使用できます。

        • コールへの応答
        • コールの終了
        • ヘッドセットのコールの音量を変更する
        • リダイヤル
        • 発信者 ID
        • 拒否
        • 即転送
        • 保留して許可
        • リリースして許可

        各種ハンズフリー デバイスは、それぞれ機能のアクティブ化方法が異なります。 デバイスのメーカーが、同じ機能を指すときに異なる用語を使用している可能性もあります。

        詳細については、各メーカーのマニュアルを参照してください。

        Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットおよび Cisco Unified IP Phone

        Cisco Unified IP Phone は、共有キーによる認証と暗号化方式を使用してヘッドセットと接続します。 Cisco Unified IP Phone は、一度に最大 5 個のヘッドセットと接続できます。 最後に接続されたものがデフォルトとして使用されます。 通常、ペアリングはヘッドセットごとに 1 回実行されます。

        デバイスがペア化された後、両方のデバイス(電話機とヘッドセット)が有効化済みで、相互の有効範囲内にある限り、その Bluetooth 接続が維持されます。 いずれかのデバイスの電源が切断して再投入されると、通常、接続はそれ自体で自動的に再確立されます。 ただし、一部のヘッドセットでは、ユーザによる接続の再確立が必要です。

        Bluetooth アイコン は、デバイスが接続しているかどうかを示します。

        ヘッドセットが Cisco Unified IP Phone から 10 m(30 フィート)を超えて離れていると、Bluetooth の接続は 15 ~ 20 秒間のタイムアウト後にドロップされます。 ペア化されたヘッドセットが Cisco Unified IP Phone の範囲内に戻ってきたときに当該電話機が別の Bluetooth ヘッドセットに接続していないと、範囲内にある Bluetooth ヘッドセットが自動的に再接続します。 電力節約モードで動作する一部のタイプの電話機では、再接続を開始するために、ユーザがオペレーション ボタンを押してヘッドセットを「ウェイクアップ」させることができます。

        Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの有効化

        Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットは、使用する前に有効にする必要があります。

        手順
          ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択し、変更する電話機を見つけ、その電話機の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウに移動します。
          ステップ 2   [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、Bluetooth の設定に [有効(Enable)] を選択し、[Bluetooth のプロファイル(Bluetooth Profiles)] の設定に [ハンズフリー(Handsfree)] を選択します。
          ステップ 3   変更を保存します。

          Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの追加

          ヘッドセットのペア化および接続の詳細については、ヘッドセットのユーザ ガイドを参照することを推奨します。

          Cisco Unified Communications Manager の管理ページで Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを有効にしたら、次の手順に従ってヘッドセットをアクセサリとして電話機に追加する必要があります。

          手順
            ステップ 1   Cisco Unified IP Phone 8945 でアプリケーションを押し、[アクセサリ(Accessories)] を選択します。
            ステップ 2   [Bluetooth アクセサリの追加(Add Bluetooth Accessory)] を選択します。

            [Bluetooth アクセサリの追加中(Adding Bluetooth Accessory)] ウィンドウが表示されます。 ユーザのアクセサリが「検出可能」であるというメッセージが表示されます。これは、Bluetooth に電源が供給され、「検出可能」または「ペア化中」のモードであることを意味します。

            電話機で Bluetooth デバイスが検出されます。

            Cisco Unified IP Phone は、「0000」PIN を使用して自動的にヘッドセットをペア化しようとします。 ヘッドセットで「0000」PIN が使用されていない場合は、Cisco Unified IP Phone と Bluetooth デバイスをペア化するために PIN を入力するよう求めるメッセージが表示されます。

            ステップ 3   電話機で PIN を入力するように求められたら、ヘッドセットのユーザ ガイドを参照して正しい PIN を入力します。

            電話機に正しい PIN が設定されると、電話機はアクセサリへの接続を試みます。 電話機は、アクセサリへの接続を試みている間、ユーザにフィードバックを提供します。 接続できなかった場合は、失敗の原因をユーザに通知するエラー アラートが表示されます。 電話機がアクセサリとの接続を再試行するまでに 10 秒間のタイムアウトがあります。 接続が成功しないままタイマーが時間切れになると、エラー アラートが表示されます。


            電話機からの Bluetooth デバイスの削除

            Bluetooth デバイスを削除する場合は、[アクセサリ(Accessories)] メニューから削除します。

            手順
              ステップ 1   アプリケーション を押します。
              ステップ 2   [アクセサリ(Accessories)] を選択します。
              ステップ 3   削除するデバイスを強調表示し、[削除(Delete)] を押します。

              Bluetooth の関連資料

              Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用方法については、次の資料を参照してください。

              • 『Cisco Unified IP Phone 8941 and 8945 User Guide for Cisco Unified Communications Manager (SCCP and SIP)』
              • ヘッドセットに付属するユーザ ガイド

              外部デバイスの使用

              シスコでは、不要な無線周波数(RF)信号および可聴周波数(AF)信号を遮断(遮蔽)する高品質の外部デバイス(スピーカ、マイクロフォン、ヘッドセットなど)の使用を推奨しています。

              これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。 その場合は、次のいずれかの方法で対処してください。

              • RF または AF の信号源から外部デバイスを離す。
              • RF または AF の信号源から外部デバイスのケーブルの経路を離す。
              • 外部デバイス用にシールドされたケーブルを使用するか、シールドおよびコネクタが高品質のケーブルを使用する。
              • 外部デバイスのケーブルを短くする。
              • 外部デバイスのケーブルに、フェライトまたは同様のデバイスを適用する。

              シスコでは、外部デバイス、ケーブル、コネクタの品質については制御できないため、システム パフォーマンスの保証ができません。 良品質のケーブルおよびコネクタを使用して適切なデバイスを接続すると、十分なシステム パフォーマンスが得られます。


              注意    


              欧州連合諸国では、EMC Directive [89/336/EC] に完全に準拠した外部ヘッドセットだけを使用してください。


              フットスタンド

              ユーザの電話機を卓上や机上に設置する場合、フットスタンドを電話機の背面に接続します。

              1

              湾曲したコネクタを下のスロットに差し込みます。

              2

              コネクタが上のスロットにはまるまでフットスタンドを持ち上げます。


              (注)  


              フットスタンドの取り付けおよび取り外しは、予想よりも若干強い力が必要な場合があります。


              Cisco Unified IP Phone の設置

              Cisco Unified IP Phone は、使用する前にネットワークおよび電源に接続する必要があります。 Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の接続については、電話機の接続を参照してください。


              (注)  


              電話機は、新品の場合でも、設置する前に最新のファームウェア イメージにアップグレードしてください。 外部デバイスを使用する場合は、外部デバイスの使用を読んで、安全性およびパフォーマンスに関する情報を確認しておいてください。


              Cisco Unified IP Phone を設置するには、次の手順を実行します。

              手順
                ステップ 1   ハンドセットをハンドセット ポートに接続します。
                ステップ 2   (任意)ヘッドセットをヘッドセット ポートに接続します。 ヘッドセットは設置の際に接続しなくても、後から追加できます。

                サポートされるヘッドセットについては、ヘッドセットを参照してください。

                ステップ 3   電源をアダプタ ポートに接続します。

                詳細については、Cisco Unified Communications Manager 電話機の追加方法を参照してください。

                ステップ 4   ストレート イーサネット ケーブルを使用して、スイッチを Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の「Network」というラベルの付いたネットワーク ポートに接続します。 Cisco Unified IP Phone には、イーサネット ケーブルが 1 箱に 1 本添付されています。

                10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3、5、5e のいずれのケーブルでも使用できますが、100 Mbps または 1000 Mbps の接続には、カテゴリ 5 または 5e のケーブルを使用する必要があります。

                ガイドラインについては、ネットワーク ポートとアクセス ポートを参照してください。

                ステップ 5   (任意) ストレート イーサネット ケーブルを使用して、デスクトップ コンピュータなど、他のネットワーク デバイスを Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の「Computer」というラベルの付いたアクセス ポートに接続します。

                別のネットワーク デバイスは、ここで接続しなくても後で接続できます。

                10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3、5、5e のいずれのケーブルでも使用できますが、100 Mbps または 1000 Mbps の接続には、カテゴリ 5 または 5e のケーブルを使用する必要があります。

                ガイドラインについては、ネットワーク ポートとアクセス ポートを参照してください。


                関連資料

                電話機の消費電力の削減

                Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 では、スケジュールした時刻に電話機を電力節約モードにすることで、消費電力量を削減できます。 電力節約モードでは、電話機を使用していない間、スクリーンのバックライトが消灯します。 電話機は、ユーザがハンドセットを持ち上げるか、任意のボタンを押さない限り、スケジュールされた期間にわたって、電力節約モードのままになります。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、次のパラメータを設定します。

                • [バックライト非点灯日(Days Backlight Not Active)]:バックライトを非アクティブなままにする日を指定します。
                • [バックライト点灯時刻(Backlight on Time)]:オフ スケジュールに一覧表示されている日において、バックライトを自動的にオンにする時刻を指定します。
                • [バックライト点灯継続時間(Backlight on Duration)]:プログラムされた時刻にバックライトがオンになった後、オン状態を保つ時間の長さを指定します。
                • [バックライト放置時自動消灯(Backlight Idle Timeout)]:バックライトがオフになるまでの、ユーザが電話機上でアクティビティを行わない時間の長さを定義します。

                電話機の起動プロセス

                Cisco Unified IP Phone を電源に接続すると、次の手順が繰り返され、電話機の起動診断プロセスが開始されます。

                1. 起動時のさまざまな段階で、電話機がハードウェアをチェックする間、次の LED が点滅します。 ハードウェア テストと LED 診断ステータスのリストについては、次の表を参照してください。
                  表 1 LED 診断ステータス

                  ハードウェア テスト

                  MWI

                  保留

                  ミュート

                  スピーカー

                  電源準備完了

                  On

                  On

                  On

                  On

                  フラッシュ メモリがアクセス可能

                  On

                  On

                  On

                  RAM テスト完了

                  On

                  On

                  イーサネットテスト完了

                  On

                2. スクリーンに、Cisco Systems, Inc. のロゴ画面が表示されます。
                3. 電話機の起動時に次のメッセージが表示されます。
                  • 「電話が未登録です(Phone not registered)」
                4. ホーム スクリーンに、次の情報が表示されます。
                  • 現在の日付と時刻
                  • プライマリ電話番号
                  • 設定されている場合は、追加の電話番号とスピード ダイヤル番号(Cisco Unified IP Phone 8941 のみ)
                  • ソフトキー

                電話機がこれらの段階を正常に完了した場合、電話機は正常に起動しました。 電話機が正常に起動しない場合は、起動時の問題を参照してください。

                ネットワーク設定

                ネットワークで DHCP を使用していない場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置した後に、電話機上で次のネットワーク設定値を設定する必要があります。

                • IP アドレス
                • IP サブネット情報
                • TFTP サーバの IP アドレス
                • 必要に応じて、ドメイン名と DNS サーバ設定値も設定できます。

                上記の情報を収集し、Cisco Unified IP Phone の設定を参照してください。

                Cisco Unified IP Phone のセキュリティ

                セキュリティ機能は、電話機の ID やデータへの脅威など、複数の脅威を防止します。 セキュリティ機能は、電話機と Cisco Unified Communications Manager サーバ間にセキュアな通信ストリームを確立して維持し、ファイルが配信される前にそのファイルにデジタル署名を施します。

                セキュリティ機能の詳細については、関連項目および『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

                ローカルで有効な証明書のインストール

                電話機の [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューから Locally Significant Certificate(LSC; ローカルで有効な証明書)のインストールを開始できます。 このメニューでは、LSC の更新および削除も実行できます。

                はじめる前に

                Cisco Unified Communications Manager および Certificate Authority Proxy Function(CAPF; 認証局プロキシ関数)のセキュリティ設定が、次のように適切に完了していることを確認します。

                • CTL ファイルには CAPF 証明書が含まれている必要があります。
                • Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページを使用して、CAPF 証明書がインストールされていることを確認します。
                • CAPF は実行および設定されています。

                詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

                電話機に手動で LSC を設定するには、次の手順を実行します。

                手順
                  ステップ 1   CAPF の設定時に設定された CAPF 認証コードを入手します。
                  ステップ 2   電話機で、アプリケーション > [管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] を選択します。
                  (注)     

                  Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウにある [設定アクセス(Settings Access)] フィールドを使用すると、[管理者設定(Administrator Settings)] メニューへのアクセスを制御できます。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。

                  ステップ 3   設定をロック解除するには、パスワード保護を参照してください。
                  ステップ 4   [LSC] までスクロールし、[更新(Update)] を押します。

                  認証文字列を要求するプロンプトが電話機に表示されます。

                  ステップ 5   認証コードを入力し、[送信(Submit)] を押します。

                  CAPF の設定に応じて、電話機で LSC のインストール、更新、または削除が開始されます。 この作業の間、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの [LSC] オプション フィールドに一連のメッセージが表示されるので、進捗状況をモニタできます。

                  ステップ 6   [管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] を選択して [LSC] の設定に [インストール済み(Installed)] が表示されていれば、電話機に LSC がインストールされたことが確認できます。