Cisco Unified IP Phone 8941/8945 アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 9.0(SCCP および SIP)
Cisco Unified IP Phone
Cisco Unified IP Phone
発行日;2013/03/14   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 は、IP ネットワークでの音声通信を実現します。 Cisco Unified IP Phone は、デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、電話コールの発受信に加えて、ミュート、保留、転送、スピード ダイヤル、コール転送などの機能を使用できます。 また、データ ネットワークに接続されるため、IP テレフォニー機能が拡張され、ネットワーク情報やサービス、およびカスタマイズ可能な機能やサービスにアクセスできるようになります。

Cisco Unified IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様、設定と管理が必要です。 これらの電話機は、G.711a、G.711mu、G.722、G.729、G.729a、G.729ab、G.729b、iLBC をエンコードし、G.711a、G.711mu、G.722、G.729、G.729a、G.729ab、G.729b、iLBC をデコードします。


注意    


セル方式の電話、携帯電話、GSM 電話、または双方向ラジオを Cisco Unified IP Phone のすぐ近くで使用すると、相互干渉が発生することがあります。 詳細については、干渉デバイスの製造元の資料を参照してください。


この章は、次の項で構成されています。

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945

ここでは、Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 について説明します。 詳細については、『Cisco Unified IP Phone 8941 and 8945 User Guide for Cisco Unified Communications Manager (SCCP and SIP)』を参照してください。

Cisco Unified IP Phone 8941

Cisco Unified IP Phone 8941 の特徴は、次のとおりです。

  • 電話機の接続
  • フットスタンド
  • ボタンとハードウェア
  • 電話スクリーン
  • 省電力モード
  • 受話器受け台

電話機の接続

次の図を使用すると、社内の IP テレフォニー ネットワークへの電話機の接続に役立ちます。

1

DC アダプタ ポート(DC 48 V)

5

コンピュータ ポート(10/100 PC)接続

2

AC-DC 電源装置(任意)

6

ハンドセットの接続

3

AC 壁コンセント(任意)

7

アナログ ヘッドセットの接続(ヘッドセットはオプション)

4

IEEE 802.3af および 802.3at 電源が有効化されたネットワーク ポート(10/100 SW)

 

Cisco Unified IP Phone 8945

Cisco Unified IP Phone 8945 の特徴は、次のとおりです。

  • 電話機の接続
  • Bluetooth
  • フットスタンド
  • ボタンとハードウェア
  • 電話スクリーン
  • 省電力モード
  • 受話器受け台

電話機の接続

次の図を使用すると、社内の IP テレフォニー ネットワークへの電話機の接続に役立ちます。

1

DC アダプタ ポート(DC 48 V)

5

コンピュータ ポート(10/100/1000 PC)接続

2

AC-DC 電源装置(任意)

6

ハンドセットの接続

3

AC 壁コンセント(任意)

7

アナログ ヘッドセットの接続(ヘッドセットはオプション)

4

IEEE 802.3af および 802.3at 電源が有効化されたネットワーク ポート(10/100/1000 SW)

 

ボタンとハードウェア

電話機を使用すると、電話回線、機能、コール セッションに簡単にアクセスできます。 プログラム可能な機能ボタン(左側)は、回線のコールの表示、またはスピード ダイヤルやすべてのコールなどの機能へのアクセスに使用します。 これらのボタンは回線ボタンとも呼ばれます。

1

電話スクリーン

電話番号、コール情報(発信者 ID、アクティブ コールや保留中のコールを表すアイコンなど)、利用可能なソフトキーなどユーザの電話機に関する情報を表示します。

2

ビデオ カメラ

Cisco Unified IP Phone に接続します。他の Cisco Unified IP Phone とポイントツーポイントのビデオ コールを実行できます。

3

レンズ カバー ボタン

一体型のレンズ カバーでカメラのレンズを保護します。

4

ソフトキー ボタン

電話スクリーンに表示されたソフトキー オプション(選択したコールまたはメニュー項目用)にアクセスできます。

5

ナビゲーション パッドと選択ボタン

2 方向のナビゲーション パッドを使用すると、メニューのスクロール、メニュー項目の強調表示、テキスト入力フィールド内の移動ができます。

選択ボタン(ナビゲーション パッドの中央のボタン)を使用すると、強調表示された項目を選択したり、ディープ スリープ モードから電話機を復帰したりできます。

電話機が電力節約モードのときは選択ボタンが無色に点灯します。

6

会議ボタン

会議コールを開始します。

7

保留ボタン

接続したコールを保留にします。

8

転送ボタン

コールを転送します。

9

リダイヤル ボタン

コールをリダイヤルします。

10

キーパッド

電話番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択(項目番号を入力)に使用します。

11

スピーカーフォン ボタン

デフォルトの音声パスとしてスピーカーフォンを選択して、新しいコールを開始したり、着信コールをピックアップしたり、コールを終了したりします。 コールの最中は、ボタンが緑色に点灯します。

スピーカーフォン音声パスは、新しいデフォルト音声パスを選択する(たとえば、ハンドセットをピックアップする)まで変更されません。

外部スピーカが接続すると、スピーカフォン ボタンはその外部スピーカをデフォルトのオーディオ パスとして選択します。

12

ビデオ ミュート ボタン

ビデオ コール中に電話スクリーンからビデオをミュートにします。 ビデオ ミュートがオンになっているとき、ビデオ ミュート ボタンは赤色に点灯します。

13

ミュート ボタン

コール中のマイクロフォンのオンとオフを切り替えます。 マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは赤色に点灯します。

14

ヘッドセット ボタン

デフォルトのオーディオ パスとしてヘッドセットを選択して、新しいコールを発信したり、着信コールに応答したり、コールを終了します。 コール中、ボタンは緑色に点灯します。

ヘッドセット アイコン が電話スクリーンのヘッダー行に表示され、ヘッドセットがデフォルトのオーディオ パスであることを示します。 新しいデフォルトのオーディオ パスが選択されるまで(受話器を取り上げるなど)、オーディオ パスは変更されません。

15

音量ボタン

受話器、ヘッドセット、スピーカーフォンの音量(オフフック)および呼出音の音量(オンフック)を制御します。

着信コールの呼び出し中は、電話機の呼出音を無音にします。

16

メッセージ ボタン

ボイスメール システムに自動ダイヤルします(システムによって異なります)。

17

アプリケーション ボタン

[アプリケーション(Applications)] メニューを開閉します。 電話機のセットアップ方法によって異なりますが、このボタンを使用して、コール履歴、ユーザ設定、電話機の情報などのアプリケーションにアクセスします。

18

連絡先ボタン

[連絡先(Contacts)] メニューを開いたり閉じたりします。 電話機のセットアップ方法によって異なりますが、このボタンを使用して、パーソナル ディレクトリ、社内ディレクトリ、またはコール履歴にアクセスします。

このボタンを使用して機能を終了し、ホーム スクリーンに戻ります。

19

電話機スピーカ

電話機用のスピーカ。

20

プログラム可能な機能ボタン(回線ボタン)

それぞれのボタンは、電話回線、スピード ダイヤル、コール機能に対応します。

電話回線用のボタンを押すとその回線でアクティブなコールが表示されます。

複数の回線を使用する場合、すべての回線のすべてのコールを古いものから順に表示する、すべてのコール ボタンを使用できます。 シスコでは、電話機ですべてのコールを表示できる状態にしておくことを推奨します。

LED の色は回線の状態を次のように示します。

  • オレンジ色:この回線のコールを呼出中
  • 緑色:この回線のコールがアクティブまたは保留中
  • 赤色:共有回線がリモートで使用中

機能ボタンの位置は、ヘブライ語やアラビア語など、右から左に読むロケールを使用する電話機の場合は、逆にすることができます。

21

受話器受け台

電話のハンドセットを受ける台です。

電話機が着信コールで鳴っている場合、ハンドセット レストの LED は赤色に点滅します。 新しいボイスメッセージがある場合、LED は赤色に点灯します。

ネットワーク プロトコル

Cisco Unified IP Phones は、音声通信に必須の複数の業界標準ネットワーク プロトコルとシスコ ネットワーク プロトコルをサポートしています。 次の表に、Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 でサポートするネットワーク プロトコルの概要を示します。

表 1 Cisco Unified IP Phone でサポートされるネットワーク プロトコル

ネットワーク プロトコル

目的

使用方法

Bluetooth ワイヤレス テクノロジー

Bluetooth では、10 m(30 フィート)以内の範囲の低帯域幅でワイヤレス接続が有効です。 最大のパフォーマンスが得られるのは、1 ~ 2 m(3 ~ 6 フィート)の範囲内です。 Bluetooth ワイヤレス テクノロジーは、2.4 GHz 帯域で動作します。これは 802.11b/g 帯域と同じです。 潜在的な問題として、干渉が発生する可能性があります。 シスコでは次を推奨しています。

  • 5 GHz 帯域で動作する 802.11a を使用します。
  • 他の 802.11b/g デバイス、Bluetooth デバイス、電子レンジ、大型の金属製品との間隔をあけます。

Cisco Unified IP Phone で Bluetooth ヘッドセットを使用する場合の詳細については、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを参照してください。

ブートストラップ プロトコル(BootP)

BootP は、特定の起動情報(電話機の IP アドレスなど)を Cisco Unified IP Phone などのネットワーク デバイスが検出できるようにするものです。

Cisco Audio Session Tunneling(CAST)

CAST プロトコルの利用により、IP Phone とその電話機の背後にある関連アプリケーションは、Cisco Unified Communications Manager やゲートウェイなどの従来のシグナリング コンポーネントに変更を加えることなく、リモート エンドポイントを検出し、通信できます。 CAST プロトコルを使用して、個々のハードウェア デバイスは関連するメディアと同期でき、PC アプリケーションは PC をビデオ リソースとして使用することで、ビデオ非対応の電話機を拡張してビデオ対応にすることができます。

Cisco Discovery Protocol(CDP)

CDP は、シスコの製造するすべての装置で動作するデバイス検出プロトコルです。

デバイスは、CDP を使用して自身の存在をネットワーク内の他のデバイスにアドバタイズし、他のデバイスの情報を受信することができます。

Cisco Unified IP Phone では、補助 VLAN ID、ポートごとの電源管理の詳細情報、Quality of Service(QoS)設定情報などの情報を、CDP を使用して Cisco Catalyst スイッチとやり取りしています。

ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)

DHCP は、IP アドレスを動的に確保して、ネットワーク デバイスに割り当てるものです。

DHCP を使用すると、IP Phone をネットワークに接続すれば、その電話機が機能するようになります。IP アドレスを手動で割り当てたり、ネットワーク パラメータを別途設定したりする必要はありません。

DHCP は、デフォルトで有効になっています。 無効にした場合は、個々の電話機がある場所で、IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および TFTP サーバを手動で設定する必要があります。

シスコでは、DHCP のカスタム オプション 150 を使用することを推奨します。 この方法では、TFTP サーバの IP アドレスをオプション値として設定します。 サポートされているその他の DHCP 設定については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Dynamic Host Configuration Protocol」と「Cisco TFTP」の章を参照してください。

(注)     

オプション 150 を使用できない場合、DHCP オプション 66 の使用を試みることができます。

Hypertext Transfer Protocol(HTTP)

HTTP は、インターネットや Web 経由で情報を転送し、ドキュメントを移送するための標準的な手段です。

Cisco Unified IP Phone では、HTTP を XML サービス(画像や設定ファイルのダウンロード)およびトラブルシューティングに使用します。

Hypertext Transfer Protocol Secure(HTTPS)

Hypertext Transfer Protocol Secure(HTTPS)は、サーバの暗号化とセキュアな ID を確保できるように、ハイパーテキスト転送プロトコルと SSL/TLS プロトコルを組み合わせたものです。

HTTP と HTTPS の両方をサポートする Web アプリケーションには 2 つの URL が設定されています。 HTTPS をサポートする Cisco Unified IP Phone は、HTTPS URL を選択します。

IEEE 802.1X

IEEE 802.1X 標準は、クライアント/サーバベースのアクセス コントロールと認証プロトコルを定義します。これにより、未承認のクライアントが一般にアクセス可能なポートから LAN に接続するのを制限します。

クライアントが認証されるまでは、802.1X アクセス コントロールによって、クライアントが接続されているポートを経由する Extensible Authentication Protocol over LAN(EAPOL)トラフィックのみが許可されます。 認証が完了すると、標準トラフィックがポートを通過できます。

Cisco Unified IP Phone は、EAP-FAST、EAP-TLS、および EAP-MD5 の認証方式をサポートすることで、IEEE 802.1X 標準を実装します。

電話機で 802.1X 認証が有効になっている場合、PC ポートとボイス VLAN を無効にする必要があります。 詳細については、802.1X 認証を参照してください。

インターネット プロトコル(IP)

IP は、パケットの宛先アドレスを指定し、ネットワーク経由で送信するメッセージング プロトコルです。

IP を使用して通信するには、ネットワーク デバイスに対して、IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイが割り当てられている必要があります。

IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイの識別情報は、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を通じて Cisco Unified IP Phone を使用する場合は、自動的に割り当てられます。 DHCP を使用しない場合は、個々の電話機がある場所で、これらのプロパティを手動で割り当てる必要があります。

Link Layer Discovery Protocol(LLDP)

LLDP は、CDP と同様の標準化されたネットワーク検出プロトコルで、一部のシスコ デバイスとサードパーティ製デバイスでサポートされています。

Cisco Unified IP Phone は、PC ポートで LLDP をサポートします。

Link Layer Discovery Protocol-Media Endpoint Devices(LLDP-MED)

LLDP-MED は、音声製品用に開発された、LLDP 標準の拡張です。

Cisco Unified IP Phone は、次のような情報をやり取りするために、SW ポートで LLDP-MED をサポートします。

  • ボイス VLAN の設定
  • デバイスの検出
  • 電源管理
  • インベントリ管理

LLDP-MED サポートの詳細については、http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​tech/​tk652/​tk701/​technologies_​white_​paper0900aecd804cd46d.shtml のホワイトペーパー『LLDP-MED and Cisco Discovery Protocol』を参照してください。

リアルタイム転送プロトコル(RTP)

RTP は、データ ネットワークを通じて、インタラクティブな音声やビデオなどのリアルタイム データを転送するための標準プロトコルです。

Cisco Unified IP Phone では、RTP プロトコルを使用して、リアルタイム音声トラフィックを他の電話機やゲートウェイとやり取りします。

Real-Time Control Protocol(RTCP; リアルタイム制御プロトコル)

RTCP は RTP と連動して、RTP ストリーム上で QoS データ(ジッタ、遅延、ラウンドトリップ遅延など)を伝送します。

RTCP は、デフォルトでは無効になっていますが、Cisco Unified Communications Manager を使用して電話機ごとに有効にできます。

Session Initiation Protocol(SIP)

SIP は、IP を介したマルチメディア会議のための Internet Engineering Task Force(IETF; インターネット技術特別調査委員会)標準です。 SIP は、アプリケーション層の ASCII ベースの制御プロトコルであり(RFC 3261 で規定)、2 つ以上のエンドポイント間でコールを確立、維持、および終了するために使用できます。

他の VoIP プロトコルと同様に、SIP はシグナリングとセッション管理の機能をパケット テレフォニー ネットワークの内部で処理するように設計されています。 シグナリングによって、ネットワーク境界を越えてコール情報を伝送することが可能になります。 セッション管理とは、エンドツーエンド コールの属性を制御する機能を提供することです。

Cisco Unified IP Phone は、SIP または Skinny Client Control Protocol(SCCP)のいずれかを使用するように設定できます。 電話機が IPv6 アドレス モードで動作している場合、Cisco Unified IP Phone は SIP プロトコルをサポートしません。

Skinny Client Control Protocol(SCCP)

SCCP は、コール制御サーバとエンドポイント クライアント(IP Phone など)の間で通信を行うためのメッセージング セットを含んでいます。 SCCP は、シスコ独自のものです。

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 では、コール制御に SCCP バージョン 20 を使用します。

セキュア リアルタイム転送プロトコル(SRTP)

SRTP は、Real-Time Protocol(RTP)Audio/Video Profile の拡張で、RTP パケットと Real-Time Control Protocol(RTCP)パケットの整合性を保証して、2 つのエンドポイント間のメディア パケットの認証、整合性、および暗号化を実現します。

Cisco Unified IP Phone は、メディア暗号化に SRTP を使用します。

伝送制御プロトコル(TCP)

TCP は、コネクション型の転送プロトコルです。

Cisco Unified IP Phone では、Cisco Unified Communications Manager への接続、および XML サービスへのアクセスに TCP を使用します。

トランスポート レイヤ セキュリティ(TLS)

TLS は、通信のセキュリティ保護と認証に使用される標準プロトコルです。

セキュリティが実装されると、Cisco Unified IP Phone では、Cisco Unified Communications Manager に安全に登録するときに TLS プロトコルが使用されます。

詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)

TFTP を使用すると、ファイルをネットワーク経由で転送できます。

Cisco Unified IP Phone で TFTP を使用すると、電話タイプ固有の設定ファイルを取得できます。

TFTP では、ネットワーク内に TFTP サーバが必要です。このサーバは、DHCP サーバで自動的に識別できます。 DHCP サーバが指定する以外の TFTP サーバを電話機で使用する場合は、電話機の [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューを使用して、TFTP サーバの IP アドレスを手動で割り当てる必要があります。

詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco TFTP」の章を参照してください。

ユーザ データグラム プロトコル(UDP)

UDP は、データ パケットを配信するためのコネクションレス型メッセージング プロトコルです。

Cisco Unified IP Phone は、UDP を利用した RTP ストリームを送受信します。

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 のサポートされる機能

Cisco Unified IP Phone は、デジタル ビジネス フォンとほぼ同様に機能し、電話コールを発信および受信できます。 Cisco Unified IP Phone には、従来のテレフォニー機能に加えて、電話機をネットワーク デバイスとして管理およびモニタする機能も備えています。

このセクションは、次のトピックで構成されています。

機能の概要

Cisco Unified IP Phone は、コール転送、リダイヤル、スピード ダイヤル、会議、ボイス メールなど、従来のテレフォニー機能を提供します。 Cisco Unified IP Phone では、さらにその他の各種の機能も提供します。

Cisco Unified IP Phone は、他のネットワーク デバイスと同様に、Cisco Unified Communications Manager および IP ネットワークの他の部分にアクセスできるように設定する必要があります。 DHCP を使用すると、電話機上で設定する設定値が少なくなりますが、必要に応じて、IP アドレス、TFTP サーバ、サブネット情報、その他の情報などを手動で設定することもできます。

Cisco Unified IP Phone は、IP ネットワーク上の他のサービスやデバイスと連携することで、高度な機能を提供できます。 たとえば、Cisco Unified Communications Manager を社内の Lightweight Directory Access Protocol 3(LDAP3)標準ディレクトリと統合すると、ユーザが同僚の連絡先情報を IP Phone で直接検索できるようになります。 XML を使用すると、天気予報、株価情報、商品相場などの Web ベースの情報にユーザがアクセスできるようになります。

さらに、Cisco Unified IP Phone はネットワーク デバイスであるため、詳細なステータス情報を IP Phone から直接取得することができます。 この情報は、ユーザが IP Phone を使用しているときに生じた問題のトラブルシューティングに役立ちます。

テレフォニー機能の管理

Cisco Unified IP Phone のその他の設定値は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで変更できます。 Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用して、電話機登録基準とコーリング サーチ スペースのセットアップ、社内ディレクトリとサービスの設定、電話ボタン テンプレートの修正などを行うことができます。 詳細については、関連項目および Cisco Unified Communications Manager のマニュアルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページの詳細については、Cisco Unified Communications Manager のマニュアル(『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』など)を参照してください。 また、このアプリケーションで参照できる状況依存ヘルプも参考情報として利用できます。

Cisco Unified Communications Manager のマニュアルには、次の Web サイトでアクセスできます。

http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​sw/​voicesw/​ps556/​tsd_​products_​support_​series_​home.html

Cisco Unified Communications Manager Business Edition のマニュアルには、次の Web サイトでアクセスできます。

http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps7273/​tsd_​products_​support_​series_​home.html

Cisco Unified IP Phone のネットワーク パラメータ

DHCP、TFTP、IP の設定値などのパラメータは、電話機で設定できます。 また、現在のコールに関する統計情報や、ファームウェアのバージョンも電話機で取得できます。

エンド ユーザへの情報

システム管理者は、多くの場合、ネットワーク内や社内の Cisco Unified IP Phone ユーザの主な情報源になります。 機能や手順について確実に最新の情報を伝えるために、Cisco Unified IP Phone の Web サイトにある Cisco Unified IP Phone のマニュアルをよく読んでおいてください。

http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps10451/​tsd_​products_​support_​series_​home.html

このサイトから、クイック リファレンスを含む各種のユーザ ガイドにアクセスできます。

重要なのは、マニュアルを提供することの他に、使用可能な Cisco Unified IP Phone の機能を伝えること(企業やネットワーク独自の機能を含む)、およびそれらの機能にアクセスし、必要に応じてカスタマイズする方法を教えることです。

Cisco Unified IP Phone のセキュリティ機能

Cisco Unified Communications Manager システムでセキュリティを実装すると、電話機や Cisco Unified Communications Manager サーバの ID 盗用、データの改ざん、およびコール シグナリングとメディア ストリームの改ざんを防止できます。

こうした脅威を軽減するために、Cisco IP テレフォニー ネットワークは電話機とサーバ間にセキュアな通信ストリーミングを確立して管理し、ファイルが電話機に転送される前にファイルにデジタル署名を施し、Cisco Unified IP Phone 間のメディア ストリームとコール シグナリングを暗号化します。

Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 では、電話セキュリティ プロファイルを使用して、デバイスがセキュリティ保護または暗号化の対象となるかどうかを定義します。 電話機へのセキュリティ プロファイルの適用については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでセキュリティ関連の設定を行うと、電話機の設定ファイルに重要な情報が保存されます。 設定ファイルのプライバシーを確保するには、そのファイルを暗号化用に設定します。 詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「Configuring Encrypted Phone Configuration Files」の章を参照してください。

次の表に、このマニュアルおよびその他のドキュメントでのセキュリティに関する追加情報の参照先を示します。

表 2 Cisco Unified IP Phone および Cisco Unified Communications Manager のセキュリティ関連トピック

トピック

参照先

Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified IP Phone に関するセットアップ情報、設定情報、およびトラブルシューティング情報を含む、セキュリティの詳細な説明

『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

Cisco Unified IP Phone でサポートされるセキュリティ機能

サポート対象のセキュリティ機能を参照してください。

セキュリティ機能に関する制約

セキュリティ上の制約事項を参照してください。

セキュリティ プロファイル名の表示

セキュリティ プロファイルを参照してください。

セキュリティが実装されているコールの識別

暗号化された電話コールの識別を参照してください。

TLS 接続

ネットワーク プロトコルを参照してください。

Cisco Unified Communications Manager 電話機の追加方法を参照してください。

セキュリティと電話機の起動プロセス

電話機の起動プロセスを参照してください。

セキュリティと電話機の設定ファイル

Cisco Unified Communications Manager 電話機の追加方法を参照してください。

セキュリティが実装されているときの電話機での [TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)] または [TFTP サーバ 2(TFTP Server 2)] オプションの変更

[IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] メニューのオプションを参照してください。

電話機の [デバイス設定(Device Configuration)] メニューからアクセスする [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの項目

[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューを参照してください。

電話機の [設定(Settings)] メニューからアクセスする [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの項目

[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューを参照してください。

管理者オプションを変更できなくするための電話機へのパスワードの適用

パスワード保護を参照してください。

電話機の Web ページへのアクセスの無効化

Web ページへのアクセスの制御を参照してください。

トラブルシューティング

Cisco Unified IP Phone のセキュリティの問題を参照してください。

『Troubleshooting Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。

電話機からの CTL ファイルの削除

Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元を参照してください。

電話機のリセットまたは復元

Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元を参照してください。

Cisco Unified IP Phone の 802.1X 認証

次の項を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager をサポートしているすべての Cisco Unified IP Phone は、セキュリティ プロファイルを使用します。このプロファイルは、電話機がセキュリティ保護の対象になるかどうかを定義するものです。

セキュリティ プロファイルの設定、および電話機へのプロファイルの適用については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

サポート対象のセキュリティ機能

次の表に、Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 でサポートするセキュリティ機能の概要を示します。 これらの機能と、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified IP Phone のセキュリティの詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

電話機の現在のセキュリティ設定については、アプリケーション > [管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] を選択します。


(注)  


ほとんどのセキュリティ機能は、電話機に Certificate Trust List(CTL; 証明書信頼リスト)がインストールされている場合にだけ使用できます。 CTL の詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』の「Configuring the Cisco CTL Client」の章を参照してください。


表 3 セキュリティ機能の概要

機能

説明

イメージ認証

署名付きバイナリ ファイル(.sgn 拡張子)によって、ファームウェア イメージが電話機へのロード前に改ざんされることを防止します。 イメージが改ざんされると、電話機は認証プロセスに失敗し、新しいイメージを拒否します。

カスタマーサイト証明書のインストール

各 Cisco Unified IP Phone は、デバイス認証に一意の証明書を必要とします。 電話機には Manufacturing Installed Certificate(MIC; 製造元でインストールされる証明書)が含まれますが、追加のセキュリティについては、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、Certificate Authority Proxy Function(CAPF; 認証局プロキシ関数)を使用して証明書をインストールするように指定できます。 あるいは、電話機の [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューから Locally Significant Certificate(LSC; ローカルで有効な証明書)をインストールします。 詳細については、Cisco Unified IP Phone のセキュリティを参照してください。

デバイス認証

Cisco Unified Communications Manager サーバと電話機間で、一方のエンティティが他方のエンティティの証明書を受け入れるときに行われます。 電話機と Cisco Unified Communications Manager の間でセキュアな接続を確立するかどうかを判別し、必要に応じて TLS プロトコルを使用してエンティティ間にセキュアなシグナリング パスを作成します。 Cisco Unified Communications Manager は、認証していない電話機は登録しません。

ファイルの認証

電話機がダウンロードするデジタル署名ファイルを検証します。 ファイルの作成後、ファイルの改ざんが発生しないように、電話機でシグニチャを検証します。 認証できないファイルは、電話機のフラッシュ メモリに書き込まれません。電話機はこのようなファイルを拒否し、処理を続行しません。

シグナリング認証

TLS プロトコルを使用して、シグナリング パケットが転送中に改ざんされていないことを検証します。

製造元でインストールされる証明書

各 Cisco Unified IP Phone には、固有の Manufacturing Installed Certificate(MIC; 製造元でインストールされる証明書)が内蔵されており、デバイス認証に使用されます。 MIC は、電話機に固有の永続的な ID 証明であり、Cisco Unified Communications Manager ではそれを利用して電話機を認証します。

セキュアな SRST リファレンス

セキュリティ目的で SRST リファレンスを設定してから、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで従属デバイスをリセットすると、TFTP サーバは電話機の cnf.xml ファイルに SRST 証明書を追加し、そのファイルを電話機に送信します。 その後、セキュアな電話機は TLS 接続を使用して、SRST 対応ルータと相互に対話します。

メディアの暗号化

SRTP を使用して、サポートされるデバイス間のメディア ストリームがセキュアであること、および意図したデバイスのみがデータを受信し、読み取ることを保証します。 デバイスのメディア マスターのキー ペアの作成、デバイスへのキーの配布、キーが転送される間のキーの配布のセキュリティの確保などが含まれます。

シグナリング暗号化

デバイスと Cisco Unified Communications Manager サーバの間で送信されるすべての SCCP シグナリング メッセージが暗号化されるようにします。

CAPF(Certificate Authority Proxy Function)

電話機に非常に高い処理負荷がかかる、証明書生成手順の一部を実装します。また、キーの生成および証明書のインストールのために電話機と対話します。 電話機の代わりに、お客様指定の認証局に証明書を要求するよう CAPF を設定できます。または、ローカルで証明書を生成するように CAPF を設定することもできます。

セキュリティ プロファイル

電話機がセキュリティ保護または暗号化の対象になるかどうかを定義します。 詳細については、セキュリティ プロファイルを参照してください。

暗号化された設定ファイル

電話機の設定ファイルのプライバシーを確保できるようにします。

電話機の Web サーバ機能の無効化(オプション)

電話機の多様な操作統計情報を表示する Web ページへのアクセスを禁止できます。 Web ページへのアクセスの制御を参照してください。

電話機のセキュリティ強化

Cisco Unified Communications Manager の管理ページから制御する追加セキュリティ オプション。

  • PC ポートの無効化
  • PC ボイス VLAN アクセスの無効化
  • 電話機の Web ページへのアクセスの無効化
(注)     

[PC ポートを無効にする(PC Port Disabled)]、[GARP を使う(GARP Enabled)]、および [ボイス VLAN を使う(Voice VLAN enabled)] の現在の設定値を表示するには、電話機の [セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューを調べます。 詳細については、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューを参照してください。

802.1X 認証

Cisco Unified IP Phone は 802.1X 認証を使用して、ネットワークへのアクセスの要求およびネットワーク アクセスができます。 詳細については、802.1X 認証を参照してください。

セキュリティ プロファイル

Cisco Unified Communications Manager をサポートしているすべての Cisco Unified IP Phone は、セキュリティ プロファイルを使用します。このプロファイルは、電話機がセキュリティ保護または暗号化の対象になるかどうかを定義するものです。 セキュリティ プロファイルの設定、および電話機へのプロファイルの適用については、『Cisco Unified Communications Manager Security Guide』を参照してください。

電話機に設定されているセキュリティ モードを確認するには、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの [セキュリティ モード(Security Mode)] の設定を表示します。

暗号化された電話コールの識別

電話機にセキュリティが実装されている場合、その電話機の画面のアイコンによって、暗号化された音声コールを識別できます。 コールの開始時にセキュリティ トーンが再生される場合は、接続された電話がセキュアで保護されているかどうかも判断できます。

セキュアなコールでは、すべてのコール シグナリングとメディア ストリームが暗号化されます。 暗号化されたコールはコールの整合性とプライバシーを提供することで、高レベルのセキュリティを提供します。 進行中のコールが暗号化されると、電話機の LCD 画面内の通話時間タイマーの右にあるコール進捗アイコンが鍵のアイコン に変わります。

コールが非 IP コール レッグ(PSTN など)を経由してルーティングされる場合、コールが IP ネットワーク内で暗号化されていて、鍵のアイコンが関連付けられている場合でも、そのコールはセキュアではないことがあります。

セキュアなコールではコールの開始時にセキュリティ トーンが再生され、接続先の電話機も暗号化された音声を送受信していることを示します。 ビデオ コールの場合、ユーザには、最初にコールの音声部分に対するセキュア通知トーンが聞こえ、次に非セキュア メディア全体に対する非セキュア通知トーンが聞こえます。 保護されていない電話機にコールが接続されると、セキュリティ トーンは再生されません。


(注)  


セキュリティ保護されたコールは、2 台の電話機間の接続に対してのみサポートされます。 セキュアなコールが設定されている場合は、会議コール、シェアド ライン、Cisco エクステンション モビリティといった一部の機能は使用できません。


セキュアな会議コールの特定

セキュアな会議コールを開始し、参加者のセキュリティ レベルをモニタすることができます。 セキュアな会議コールは、次のプロセスに従って確立されます。

  1. ユーザがセキュアな電話機で会議を開始します。
  2. Cisco Unified Communications Manager が、コールにセキュアな会議ブリッジを割り当てます。
  3. 参加者が追加されると、Cisco Unified Communications Manager は、各電話機のセキュリティ モードを検証し、セキュアな会議のレベルを維持します。
  4. 電話機に会議コールのセキュリティ レベルが表示されます。 セキュアな会議では、電話機の画面の [会議(Conference)] の右側に が表示されます。

(注)  


参加者の電話機のセキュリティ モードおよびセキュアな会議ブリッジの可用性によっては、会議コールのセキュリティ レベルに影響する連携動作と制限事項があります。 これらの連携の詳細については、コール セキュリティの連携動作と制限事項を参照してください。


セキュアな電話コールの識別

お使いの電話機と相手側の電話機が保護されたコール用に設定されている場合、保護されたコールが確立されます。 相手側の電話機は、同じ Cisco IP ネットワーク内にあっても、Cisco IP ネットワーク以外のネットワークにあってもかまいません。 保護されたコールは、2 台の電話機の間でのみ確立できます。 会議コールや、複数回線を使用するその他のコールは保護されません。

次のプロセスを使用して、保護されたコールが確立されます。

  1. ユーザが保護された電話機(保護されたセキュリティ モード)からコールを開始します。
  2. 電話機の画面に アイコン(暗号化済み)が表示されます。 このアイコンは、電話機がセキュアな(暗号化された)コール用に設定されていることを示しますが、接続先の電話機も保護されていることを意味するわけではありません。
  3. 保護された他の電話機にコールが接続されると、セキュリティ トーンが再生され、通話の両側が暗号化および保護されていることを示します。 保護されていない電話機にコールが接続されると、セキュア トーンは再生されません。

(注)  


保護されたコールは 2 台の電話機間の通話に対してサポートされます。 保護されたコールが設定されていると、電話会議、共有回線、Cisco エクステンション モビリティ、回線をまたいで参加(Join Across Lines)など一部の機能を使用できません。


コール セキュリティの連携動作と制限事項

Cisco Unified Communications Manager は、会議の確立時に電話機のセキュリティ ステータスを確認し、会議のセキュリティ表示を変更するか、またはコールの確立をブロックしてシステムの整合性とセキュリティを維持します。 次の表は、割り込みの使用時にコールのセキュリティ レベルに適用される変更内容を示しています。

表 4 割り込み使用時のコール セキュリティの連携動作

発信側の電話機のセキュリティ レベル

使用する機能

コールのセキュリティ レベル

動作結果

非セキュア

C 割り込み

暗号化されたコール

コールは割り込みを受け、非セキュア コールとして識別されます。

セキュア

C 割り込み

セキュアなコール

コールは割り込みを受け、セキュアなコールとして識別されます。

次の表は、発信側(会議開催者)の電話機のセキュリティ レベル、参加者のセキュリティ レベル、およびセキュアな会議ブリッジの可用性に応じて会議のセキュリティ レベルに適用される変更内容を示しています。

表 5 会議コールのセキュリティの制限事項

発信側の電話機のセキュリティ レベル

使用する機能

参加者のセキュリティ レベル

動作結果

非セキュア

会議

暗号化

非セキュアな会議ブリッジ

非セキュアな会議

セキュア

会議

少なくとも 1 台のメンバーが非セキュア。

セキュアな会議ブリッジ

非セキュアな会議

セキュア

会議

すべての参加者が暗号化済み。

セキュアな会議ブリッジ

セキュアな暗号化レベルの会議

セキュア

参加

暗号化

セキュアな会議ブリッジ

会議はセキュアに保たれます。

非セキュア

C 割り込み

すべての参加者が暗号化済み。

セキュアな会議ブリッジ

会議が非セキュアに変更されます。

非セキュア

ミートミー

最小限のセキュリティ レベルが暗号化。

非セキュアな会議ブリッジのみが利用可能で、使用されている

非セキュアな会議

セキュア

ミートミー

最小限のセキュリティ レベルは非セキュア

セキュアな会議ブリッジだけが使用可能になり、使用されます。

会議はすべてのコールを受け入れます。

802.1X 認証

ここでは、Cisco Unified IP Phone での 802.1X のサポートについて説明します。

概要

Cisco Unified IP Phone と Cisco Catalyst スイッチは、従来から Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用して相互を識別し、VLAN 割り当てやインライン パワー要件などのパラメータを特定していました。 CDP は、ローカルに接続されたワークステーションを識別しません。 Cisco Unified IP Phone は、EAPOL パススルー メカニズムを備えています。 このメカニズムにより、Cisco Unified IP Phone に接続されているワークステーションは、EAPOL メッセージを LAN スイッチの 802.1X オーセンティケータに渡すことができます。 パススルー メカニズムにより、IP Phone は、ネットワークにアクセスする前にデータ エンドポイントを認証する LAN スイッチとして動作しなくなります。

Cisco Unified IP Phone は、プロキシ EAPOL ログオフ メカニズムも備えています。 ローカルに接続された PC が IP Phone から切断されても、LAN スイッチと IP Phone 間のリンクは維持されるので、LAN スイッチは物理リンクの障害を認識しません。 ネットワークの完全性が脅かされるのを避けるため、IP 電話はダウンストリーム PC の代わりに EAPOL ログオフ メッセージをスイッチに送ります。これは、LAN スイッチにダウンストリーム PC の認証エントリをクリアさせます。

Cisco Unified IP Phone には、802.1X サプリカントも含まれています。 このサプリカントを使用して、ネットワーク管理者は IP 電話と LAN スイッチ ポートの接続を制御できます。 電話機の 802.1X サプリカントの現行リリースでは、ネットワーク認証に EAP-FAST、EAP-TLS、および EAP-MD5 オプションを使用します。

ベスト プラクティス、要件、および推奨事項

  • 802.1X 認証の有効化:802.1X 標準を使用して Cisco Unified IP Phone を認証するには、電話機で 802.1X を有効にする前に、その他のコンポーネントを正しく設定しておく必要があります。 詳細については、802.1X 認証および 802.1X 認証のステータス メニューを参照してください。
  • PC ポートの設定:802.1X 標準では VLAN の使用が考慮されないため、特定のスイッチ ポートに対してデバイスを 1 つだけ認証することを推奨します。 ただし、一部のスイッチ(Cisco Catalyst スイッチなど)はマルチドメイン認証をサポートしています。 スイッチの設定により、PC を電話機の PC ポートに接続できるかどうかが決定されます。
    • 有効:複数ドメインの認証をサポートするスイッチを使用している場合、PC ポートを有効化し、そのポートに PC を接続できます。 この場合、スイッチと接続先 PC 間の認証情報の交換をモニタするために、Cisco Unified IP Phone はプロキシ EAPOL ログオフをサポートします。 Cisco Catalyst スイッチでの IEEE 802.1X サポートの詳細については、次の URL にある Cisco Catalyst スイッチのコンフィギュレーション ガイドを参照してください。 http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​hw/​switches/​ps708/​tsd_​products_​support_​series_​home.html
    • 無効:スイッチが同一ポート上の複数の 802.1X 対応デバイスをサポートしていない場合、802.1X 認証を有効化するときに PC ポートを無効にする必要があります。 詳細については、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューを参照してください。 PC ポートを無効化せずに PC を接続しようとすると、スイッチは電話機および PC へのネットワーク アクセスを拒否します。
  • ボイス VLAN の設定:802.1X 標準では VLAN が考慮されないため、ボイス VLAN の設定はスイッチのサポートに基づいて行う必要があります。
    • 有効:複数ドメインの認証をサポートするスイッチを使用している場合は、ボイス VLAN を引き続き使用できます。
    • 無効:スイッチがマルチドメイン認証をサポートしていない場合は、ボイス VLAN を無効にし、ネイティブ VLAN へのポートの割り当てを検討します。 詳細については、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューを参照してください。
  • MD5 共有秘密の入力:電話機で 802.1X 認証を無効にするか、工場出荷時の状態にリセットすると、以前に設定された MD5 共有秘密は削除されます。 詳細については、802.1X 認証および 802.1X 認証のステータス メニューを参照してください。

必要なネットワーク コンポーネント

Cisco Unified IP Phone での 802.1X 認証のサポートには、次のようなコンポーネントが必要です。

  • Cisco Unified IP Phone:電話機は 802.1X サプリカントとして機能します。これはネットワークへのアクセス要求を開始します。
  • Cisco Secure Access Control Server(ACS)(またはその他のサードパーティ製認証サーバ):認証サーバと電話機の両方に、電話機の認証に使用される共有秘密が設定されている必要があります。
  • Cisco Catalyst スイッチ(またはその他のサードパーティ製スイッチ):スイッチはオーセンティケータとして機能し、電話機と認証サーバ間でメッセージ渡すことができるよう、802.1X をサポートしている必要があります。 やり取りが完了した後、スイッチはネットワークへの電話機のアクセスを許可または拒否します。

セキュリティ上の制約事項

電話機に暗号化が設定されていない場合、その電話機を使用して暗号化されたコールに割り込むことはできません。 この場合、割り込みに失敗すると、割り込みが開始された電話機でリオーダー トーン(速いビジー音)が聞こえます。

割り込みの開始側の電話機に暗号化が設定されている場合、割り込みの開始側は暗号化された電話機からセキュアでないコールに割り込むことができます。 割り込みが発生すると、Cisco Unified Communications Manager はそのコールをセキュアでないコールに分類します。

割り込みの開始側の電話機に暗号化が設定されている場合、割り込みの開始側は暗号化されたコールに割り込むことができ、電話機はそのコールが暗号化されていることを示します。

Cisco Unified IP Phone の導入

新しい IP テレフォニー システムを導入するときは、システム管理者とネットワーク管理者がいくつかの初期設定作業を実施して、ネットワークを IP テレフォニー サービス用に準備する必要があります。 Cisco IP テレフォニー ネットワークのセットアップと設定のチェックリストについては、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「System Configuration Overview」の章を参照してください。

IP テレフォニー システムをセットアップし、システム全体にわたる機能を Cisco Unified Communications Manager で設定した後に、IP Phone をシステムに追加できます。

Cisco Unified Communications Manager での Cisco Unified IP Phone のセットアップ

電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加するには、次の方法を利用できます。

  • 自動登録
  • Cisco Unified Communications Manager の管理ページ
  • 一括管理ツール(BAT)
  • BAT と Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS)

Cisco Unified Communications Manager で電話機を設定する方法の詳細については、次の資料を参照してください。

  • 『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco Unified IP Phones」の章
  • 『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章
  • 『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Autoregistration Configuration」の章

Cisco Unified Communications Manager での Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 のセットアップ

次の手順では、Cisco Unified Communications Manager の管理ページでの Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の設定タスクの概要およびチェックリストを示します。 この手順では、推奨する順序に従って電話機を設定するプロセスを解説しています。 一部のタスクは、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。 手順および内容の詳細については、リストに示した資料を参照してください。

手順
    ステップ 1   電話機について、次の情報を収集します。
    • 電話機のモデル
    • MAC アドレス
    • 電話機の設置場所
    • 電話機のユーザの名前または ID
    • デバイス プール
    • パーティション、コーリング サーチ スペース、およびロケーションの情報
    • 回線の数と、それに関連して電話機に割り当てる電話番号(DN)
    • 電話機に関連付ける Cisco Unified Communications Manager ユーザ
    • 電話ボタン テンプレート、ソフトキー テンプレート、電話機能、IP Phone サービス、または電話アプリケーションに影響する、電話機の使用状況情報

    この手順では、電話機をセットアップするための設定要件のリストを示します。また、個々の電話機を設定する前に実施する必要のある、電話ボタン テンプレートやソフトキー テンプレートなどの前提的な設定作業を特定します。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager System Guide』の「Cisco Unified IP Phones」の章、およびCisco Unified IP Phone で使用可能なテレフォニー機能を参照してください。

    ステップ 2   電話機に対応する十分なユニット ライセンスがあることを確認します。

    詳細については、『Cisco Communications Manager Administration Guide』の「License Unit Report」の章を参照してください。

    ステップ 3   必要に応じて電話ボタン テンプレートをカスタマイズします。 この手順では、回線ボタン、スピード ダイヤル ボタン、サービス URL ボタンの番号を変更したり、プライバシー ボタンを追加して、ユーザ ニーズに対応します。

    詳細については、『Cisco Communications Manager Administration Guide』の「Phone Button Template Configuration」の章、および電話ボタン テンプレートを参照してください。

    ステップ 4   [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの必須フィールドに値を入力して、電話機を追加および設定します。 必須フィールドは、フィールド名の横にアスタリスク(*)を付けて示されています(たとえば、MAC アドレスやデバイス プール)。

    デバイスを、デフォルト設定値を使用して Cisco Unified Communications Manager データベースに追加します。

    詳細については、『Cisco Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章を参照してください。

    [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] フィールドについては、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで「?」ボタンのヘルプを参照してください。

    (注)     

    Cisco Unified Communications Manager データベースに電話機とユーザの両方を同時に追加する場合は、『Cisco Communications Manager Administration Guide』の「User/Phone Add Configuration」の章を参照してください。

    ステップ 5   [電話番号の設定(Directory Number Configuration)] ウィンドウの必須フィールドに値を入力して、電話機に電話番号(回線)を追加し、設定します。 必須フィールドは、フィールド名の横にアスタリスク(*)を付けて示されています(たとえば、電話番号やプレゼンス グループ)。

    この手順では、プライマリとセカンダリの電話番号、および電話番号に関連付ける機能を電話機に追加します。

    詳細については、『Cisco Communications Manager Administration Guide』の「Directory Number Configuration」の章、およびCisco Unified IP Phone で使用可能なテレフォニー機能を参照してください。

    ステップ 6   ソフトキー テンプレートのカスタマイズ。 ユーザの電話機に表示されるソフトキー機能を追加、削除、または順序変更して、機能の利用ニーズに対応します。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Softkey Template Configuration」および「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章を参照してください。

    ステップ 7   スピード ダイヤル ボタンを設定し、スピード ダイヤル番号を割り当てます(任意)。 スピード ダイヤル ボタンと番号を追加します。

    ユーザは、Cisco Unified Communications Manager ユーザ オプションを使用することで、スピード ダイヤルの設定値を電話機上で変更できます。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「Cisco Unified IP Phone Configuration」の章を参照してください。

    ステップ 8   必須フィールドを設定して、ユーザ情報を追加します。 必須フィールドは、フィールド名の横にアスタリスク(*)を付けて示されています(たとえば、ユーザ ID や姓)。
    (注)     

    パスワード(ユーザ オプション Web ページ用)と PIN(Cisco エクステンション モビリティまたはパーソナル ディレクトリ用)を割り当てます。

    この手順では、Cisco Unified Communications Manager のグローバル ディレクトリにユーザ情報を追加します。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「End User Configuration」の章を参照してください。

    (注)     

    ユーザの情報を保存するために会社が Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリを使用している場合、既存の LDAP ディレクトリを使用するために Cisco Unified Communications をインストールして設定できます。社内ディレクトリのセットアップを参照してください。 LDAP サーバとシステム間の同期を有効にした後は、Cisco Unified Communications Manager の管理ページから別のユーザを追加できなくなります。

    (注)     

    Cisco Unified Communications Manager データベースに電話機とユーザの両方を同時に追加する場合は、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「User/Phone Add Configurations」の章を参照してください。

    ステップ 9   ユーザをユーザ グループに関連付けます。

    この手順では、ユーザ グループ内のすべてのユーザに適用される、共通のロールと権限のリストをユーザに割り当てます。 管理者は、ユーザ グループ、ロール、および権限を管理することによって、システム ユーザのアクセス レベル(つまり、セキュリティのレベル)を制御できます。

    (注)     

    エンド ユーザが Cisco Unified Communications Manager ユーザ オプションにアクセスするには、ユーザを標準の Cisco Unified Communications Manager エンド ユーザ グループに追加する必要があります。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「End User Configuration」および「User Group Configuration」の章を参照してください。

    ステップ 10   ユーザを電話機に割り当てます。 この手順では、コールの転送、スピード ダイヤル番号やサービスの追加などについて、ユーザが電話機を制御できるようにします。
    (注)     

    電話機の中には、会議室にある電話機など、ユーザが関連付けられないものもあります。

    詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』の「End User Configuration」の章を参照してください。


    Cisco Unified IP Phone の設置

    電話機を Cisco Unified Communications Manager データベースに追加したら、次は電話機を設置します。 各電話ユーザは、ユーザのロケーションに電話機を設置できます。 電話機のハンドセット、ケーブル、およびその他のアクセサリを接続する方法は、Cisco.com Web サイトにある『Cisco Unified IP Phone Installation Guide』に記載されています。


    (注)  


    電話機は、新品の場合でも、設置する前に最新のファームウェア イメージにアップグレードしてください。 アップグレードについては、次の URL で対象の電話機の Readme ファイルを参照してください。

    http:/​/​www.cisco.com/​kobayashi/​sw-center/​index.shtml

    電話機をネットワークに接続すると、電話機の起動プロセスが開始され、電話機が Cisco Unified Communications Manager に登録されます。 電話機の設置を完了するには、DHCP サービスを有効にするかどうかに応じて、電話機上でネットワーク設定値を設定します。

    自動登録を使用した場合は、電話機をユーザに関連付ける、ボタン テーブルや電話番号を変更するなど、電話機の特定の設定情報をアップデートする必要があります。

    Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の設置

    次の手順では、Cisco Unified IP Phone 8941 および 8945 の設置タスクの概要およびチェックリストを示します。 この手順では、推奨する順序に従って電話機を設置するプロセスを解説しています。 一部のタスクは、システムおよびユーザのニーズによっては省略できます。 手順および内容の詳細については、リストに示した資料を参照してください。

    手順
      ステップ 1   電話機の電源を次の中から選択します。
      • Power over Ethernet(PoE)
      • 外部電源

      この手順では、電話機の電源供給について確認します。

      詳細については、Cisco Unified IP Phone の電源を参照してください。

      ステップ 2   電話機を組み立て、電話機の位置を調節し、ネットワーク ケーブルを接続します。 この手順では電話機の位置を決めて設置し、ネットワークに接続します。

      詳細については、Cisco Unified IP Phone の設置およびフットスタンドを参照してください。

      ステップ 3   電話機の起動プロセスをモニタします。 プライマリとセカンダリの電話番号、および電話番号に関連付ける機能を電話機に追加します。 電話機が適切に設定されていることを確認します。

      詳細については、電話機の起動プロセスを参照してください。

      ステップ 4   電話上でネットワーク設定値を設定する場合、DHCP を使用するか、手動で IP アドレスを入力して、電話機の IP アドレスを設定します。
      • DHCP を使用する場合:DHCP を有効にし、DHCP サーバが自動的に IP アドレスを Cisco Unified IP Phone に割り当てられるようにし、電話機を TFTP サーバに割り当てるには、アプリケーション > [管理者設定(Administrator Settings)] > [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] > [IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] を選択し、次のようにします。
        • DHCP を有効にするには、[DHCP を使う(DHCP Enabled)] を [はい(Yes)] に設定します。 DHCP は、デフォルトで有効になっています。
        • 代替 TFTP サーバを使用するには、[代替 TFTP サーバ(Alternate TFTP Server)] を [はい(Yes)] に設定し、TFTP サーバの IP アドレスを入力します。
          (注)     

          DHCP で割り当てられる TFTP サーバを使用する代わりに、代替 TFTP サーバを割り当てる必要があるかどうかを、ネットワーク管理者に相談してください。

      • DHCP を使用しない場合:IP アドレス、サブネット マスク、TFTP サーバ、およびデフォルトのルータを電話機でローカルに設定する必要があります。アプリケーション > [管理者設定(Administrator Settings)] > [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] > [IPv4 のセットアップ(IPv4 Setup)] を選択し、次のようにします。 DHCP を無効にして、IP アドレスを手動で設定する場合:
        1. DHCP を無効にするには、[DHCP を使う(DHCP Enabled)] を [いいえ(No)] に設定します。
        2. 電話機のスタティック IP アドレスを入力します。
        3. サブネット マスクを入力します。
        4. デフォルト ルータの IP アドレスを入力します。
        5. [代替 TFTP サーバ(Alternate TFTP Server)] を [はい(Yes)] に設定し、TFTP サーバ 1 の IP アドレスを入力します。
        アプリケーション > [管理者設定(Administrator Settings)] > [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] を選択して、電話機のあるドメイン名も入力する必要があります。

      詳細については、ネットワーク設定および[ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューを参照してください。

      ステップ 5   電話機のセキュリティをセットアップします。 データ改ざんの脅威と電話機の ID 盗用を防止します。

      詳細については、Cisco Unified IP Phone のセキュリティを参照してください。

      ステップ 6   Cisco Unified IP Phone を使用して、コールを発信します。 電話機および機能が正常に動作することを確認します。

      詳細については、『Cisco Unified IP Phone 8941 and 8945 User Guide for Cisco Unified Communications Manager (SCCP and SIP)』を参照してください。

      ステップ 7   エンド ユーザに対して、電話機の使用方法および電話機のオプションの設定方法を通知します。 ユーザが十分な情報を得て、Cisco Unified IP Phone を有効に活用できるようにします。

      詳細については、社内のサポート Web サイトを参照してください。


      用語の違い

      次の表は、次のマニュアルで使用される用語の重要な違いを示しています。

      • Cisco Unified IP Phone 8941 and 8945 User Guide for Cisco Unified Communications Manager (SCCP and SIP)』
      • Cisco Unified IP Phone 8941 and 8945 Administration Guide for Cisco Unified Communications Manager (SCCP and SIP)』
      • 『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』
      • 『Cisco Unified Communications Manager System Guide』

      ユーザ ガイド

      アドミニストレーション ガイドおよびシステム ガイド

      スピード ダイヤル(スピード ダイヤル コードを使用したコールの発信)

      短縮ダイヤル

      回線をまたいだ会議

      回線をまたいで参加

      会議

      「参加」または「会議」

      回線ステータス

      ビジー ランプ フィールド(BLF)

      メッセージ インジケータ

      メッセージ受信インジケータ(MWI)またはメッセージ受信ランプ

      プログラム可能な機能ボタン

      プログラム可能な回線ボタンまたはプログラム可能な回線キー(PLK)

      ボイスメール システム

      ボイス メッセージ システム