Cisco Unified IP Phone 8961/9951/ 9971 アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 8.6(SIP)
Cisco Unified IP Phone のセットアップ
Cisco Unified IP Phone のセットアップ
発行日;2012/05/31 | 英語版ドキュメント(2012/01/19 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 7MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone のセットアップ

はじめる前に

ネットワークの要件

CiscoUnifiedCommunications Manager の設定

コンポーネントについて

ネットワーク ポートとコンピュータ ポート

ハンドセット レスト

スピーカーフォン

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 のアクセサリのサポート

USB ポート データ情報

外部スピーカおよびマイクロフォン

ヘッドセット

音質に対するユーザの主観

有線ヘッドセット

USB ヘッドセット

アナログのヘッドセット

ワイヤレス ヘッドセット

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用方法

ハンズフリー プロファイル

ヘッドセット タイプに関する重要な注意事項

外部デバイスの使用方法

CiscoUnifiedIP Phone の設置

フットスタンドの接続

電話機のディスプレイの表示角度

ケーブル ロックで電話機を固定する

壁面への電話機の取り付け

電話機の起動プロセスの確認

起動時のネットワーク設定値の設定

Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定

Cisco Unified IP Phone のセットアップ

この章では、IP テレフォニー ネットワークへの Cisco Unified IP Phone の設置について説明します。この章は、次の項で構成されています。

「はじめる前に」

「Cisco Unified IP Phoneコンポーネントについて」

「Cisco Unified IP Phone の設置」

「フットスタンドの接続」

「電話機のディスプレイの表示角度」

「電話機の起動プロセスの確認」

「起動時のネットワーク設定値の設定」

「Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定」


) Cisco Unified IP Phone を設置する前に、ネットワーク内で電話機をどのように設定するかを決める必要があります。その後、電話機を設置して機能を確認します。詳細については、「ネットワークに Cisco Unified IP Phone を設置するための準備」を参照してください。


はじめる前に

Cisco Unified IP Phone を設置する前に、次の各項の要件を確認してください。

「ネットワークの要件」

「Cisco Unified Communications Manager の設定」

ネットワークの要件

Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified IP Phone エンドポイントとしてネットワークで正常に運用するには、ネットワークが次の要件を満たしている必要があります。

Voice over IP(VoIP)ネットワーク:

Cisco ルータおよびゲートウェイ上で VoIP が設定されている。

Cisco Unified Communications Manager がネットワークにインストールされ、コール処理用に設定されている。

IP ネットワークが DHCP をサポートしているか、IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネット マスクの手動割り当てをサポートしている


) Cisco Unified IP Phone は、Cisco Unified Communications Manager から取得した日時を表示します。


Voice over Wireless LAN(Cisco Unified IP Phone 9971 のオプション)

Voice over WLAN(VoWLAN)をサポートするための Cisco Aironet アクセス ポイント(AP)が設定されている。

VoWLAN をサポートするためのコントローラおよびスイッチが設定されている。

ワイヤレス音声デバイスおよびユーザを認証するためのセキュリティが実装されている。

Cisco Unified Communications Manager の設定

Cisco Unified IP Phone は、コールの処理に Cisco Unified Communications Manager を必要とします。Cisco Unified Communications Manager を正しくセットアップして、電話機を管理し、コールを適切にルーティングおよび処理するには、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』または Cisco Unified Communications Manager アプリケーションの状況依存ヘルプを参照してください。

自動登録を使用する計画がある場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに接続する前に、自動登録が Cisco Unified Communications Manager の管理ページで有効になっていて、正しく設定されていることを確認してください。自動登録の有効化と設定については、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』を参照してください。また、「Cisco Unified Communications Manager データベースへの電話機の追加」も参照してください。

テレフォニー機能を設定して Cisco Unified IP Phone に割り当てるには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用する必要があります。詳細については、「Cisco Unified IP Phone で使用可能なテレフォニー機能」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページでは、ユーザをデータベースに追加して特定の電話機に関連付けることができます。この手順を完了すると、コール転送、スピード ダイヤル、ボイス メッセージング システム オプションなどの項目を設定する Cisco Unified CM ユーザ オプション ページにユーザがアクセスできるようになります。詳細については、「Cisco Unified Communications Manager へのユーザの追加」を参照してください。

Cisco Unified IP Phoneコンポーネントについて

Cisco Unified IP Phone は、電話機のコンポーネントまたはアクセサリとして、次のものを備えています。

「ネットワーク ポートとコンピュータ ポート」

「ハンドセット レスト」

「スピーカーフォン」

「Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 のアクセサリのサポート」

「USB ポート データ情報」

「外部スピーカおよびマイクロフォン」

「ヘッドセット」

「外部デバイスの使用方法」

ネットワーク ポートとコンピュータ ポート

Cisco Unified IP Phone の背面には、次のポートが装備されています。

ネットワーク ポート

コンピュータ ポート

各ポートは、10/100/1000 Mbps 半二重または全二重(1000 Mbps 全二重を除く)による外部デバイスへの接続をサポートしています。10 Mbps 接続の場合は、カテゴリ 3 または 5 のいずれのケーブルでも使用できますが、100 Mbps および 1000 Mbps の接続には、カテゴリ 5/5e ケーブルを使用する必要があります。

電話機をネットワークに接続するには、SW ネットワーク ポートを使用します。このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。電話機は、この接続を通じてスイッチからインラインパワーを取得することもできます。詳細については、「Cisco Unified Communications Manager データベースへの電話機の追加」を参照してください。

コンピュータなどのネットワーク デバイスを電話機に接続するには、コンピュータ ポートを使用します。このポートでは、ストレート ケーブルを使用する必要があります。

ハンドセット レスト

ワイドバンド対応ハンドセットは、Cisco Unified IP Phone で使用するために特別に設計されたものです。このハンドセットは、応答待ちの着信コールやボイス メッセージがあることを通知する、ライト ストリップを備えています。

ハンドセットを Cisco Unified IP Phone に接続するには、ケーブルの一端をハンドセットに差し込み、反対側の端を電話機背面のハンドセットポートにケーブルを差し込みます。

壁面取り付けの電話機では、レシーバが受け台から滑り落ちないようにするために、ハンドセット レストの調整が必要な場合があります。図 3-1 に手順を示します。

図 3-1 フックスイッチ クリップの取り外し

 

1

受け台からハンドセットを外し、ハンドセット レストからプラスチックのタブを引き出します。

2

タブを 180 度回します。

3

角のノッチが手前になるように、2 本指でタブを持ちます。

4

タブを受け台のスロットに合わせ、スロット内に均等に押し込みます。回したタブの上部から突起が出ている状態になります。ハンドセットをハンドセット レストに戻します。

スピーカーフォン

デフォルトでは、Cisco Unified IP Phone でワイドバンド対応のスピーカフォンが有効です。

スピーカを無効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用します。無効にするには、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択し、変更の対象となる電話機を指定します。電話機の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、[スピーカーフォンの無効化(Disable Speakerphone)] チェックボックスをオンにします。

Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 のアクセサリのサポート

表 3-1 で、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 でのアクセサリのサポートについて説明します。「○」は、その電話機のモデルがサポートされていることを意味し、ダッシュ(--)はサポートされていないことを意味します。

 

表 3-1 Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 のアクセサリのサポート

アクセサリ
タイプ
Cisco Unified IP Phone
8961
9951
9971

シスコ製アクセサリ

Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュール。 「Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールの設定」 を参照してください。

アドオン モジュール

1

最大 2 個

最大 3 個

Cisco Unified Video Camera:「Cisco Unified Video Camera のセットアップ」を参照してください。

アドオン モジュール

--

サードパーティ製アクセサリ

ヘッドセット:「ヘッドセット」を参照してください。この項では、各ヘッドセット タイプについて説明しています。

アナログ

アナログ ワイドバンド

Bluetooth

--

USB(有線またはワイヤレス)

マイクロフォン:「外部スピーカおよびマイクロフォン」を参照してください。

外部 PC

--

スピーカ:「外部スピーカおよびマイクロフォン」を参照してください。

外部 PC

--

USB ポート データ情報

Cisco Unified IP Phone では、各 USB ポートで最大 5 台のデバイス接続をサポートしています。電話機に接続された各デバイスは、最大デバイス数に含まれます。たとえば、電話機で 5 台の USB デバイス(たとえば 3 台の Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュール、1 台のハブ、もう 1 台の標準 USB デバイス)を側面ポートでサポートし、さらに 5 台の標準 USB デバイスを背面ポートでサポートできます。Cisco Unified IP Phone 8961 には背面 USB ポートはありません(多くのサードパーティ製 USB 製品は、個別の USB デバイスとしてカウントされるため、サードパーティ製品に付属のマニュアルを参照してください)。


) 通電していないハブはサポートされません。また、電力供給されていても 5 個以上のポートを備えたハブはサポートされません。



) USB ハブを経由して電話機に接続している USB ヘッドセットはサポートされません。
USB ハブを経由して電話機に接続している Cisco Unified Video Camera はサポートされません。


外部スピーカおよびマイクロフォン

外部スピーカおよびマイクロフォンは、プラグアンドプレイ式のアクセサリです。Cisco Unified IP Phone 9951 または 9971 では、外部 PC タイプのマイクロフォン、および増幅器で電力が供給されるスピーカを、ラインイン/アウトのジャックを使用して接続できます。外部マイクロフォンを接続すると内部マイクロフォンが無効になり、外部スピーカを接続すると電話機の内部スピーカが無効になります。


) 低品質の外部オーディオ デバイスを使用してラウドスピーカを極端な大音量で再生したり、マイクロフォンをラウドスピーカのごく近くに設置したりすると、スピーカフォンの通話相手に不快なエコーが聞こえる場合があります。


ヘッドセット

シスコでは、Cisco Unified IP Phone で使用するサードパーティ製のヘッドセットについて社内でテストしていますが、ヘッドセットまたはハンドセットのベンダーによる製品については保証またはサポートしていません。

電話機を使用すると、ヘッドセットのマイクロフォンが検出するバックグラウンド ノイズの一部が軽減されますが、さらにこのバックグラウンド ノイズを削減して全体的なオーディオ品質を改善するには、ノイズを遮断するヘッドセットを使用することを推奨します。

シスコでは、不要な Radio Frequency(RF; 無線周波数)および Audio Frequency(AF; 可聴周波数)が遮蔽された高品質のヘッドセットなどの外部デバイスの使用を推奨しています。ヘッドセットの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音やエコーが入ることもあります。またハム音が、相手方だけに聞こえる場合もあれば、Cisco IP Phone のユーザおよび相手方の両方に聞こえる場合もあります。ハム雑音やブザーのような雑音は、電灯、電気モーター、大型の PC モニタなど、外部ソースに原因があることがあります。詳細については、「外部デバイスの使用方法」を参照してください。


) 場合によっては、ハム音は、ローカル電源キューブやパワー インジェクタを使用することにより、軽減または除去が可能です。


このように、Cisco Unified IP Phone の展開場所では、環境やハードウェアによるそれぞれ固有の不整合が発生する可能性があるので、すべての環境に適した単一のヘッドセットは存在しません。

ヘッドセットを選定して環境に多数展開する前に、実際の環境での使用に最適かどうかをテストすることを推奨します。

音質に対するユーザの主観

物理的、機械的、および技術的な性能以上に、ヘッドセットの音質がユーザと通話相手の双方にとって良質である必要があります。音質の判断は主観によるので、シスコが特定のヘッドセットのパフォーマンスを保証することは不可能です。しかし、大手メーカーのさまざまなヘッドセットについて、Cisco Unified IP Phone で良好に作動することが報告されています。詳細については、各メーカーのサイトを参照してください。

有線ヘッドセット

有線ヘッドセットを Cisco Unified IP Phone に接続するには、電話機背面のヘッドセット ポートにヘッドセットを差し込みます。電話の発信または応答を行うには、電話機のヘッドセット ボタンを押します。

有線ヘッドセットでは、音量ボタンやミュート ボタンも含めて、Cisco Unified IP Phone のすべての機能を使用できます。これらのボタンを使用して、ヘッドセットの音量を調整したり、ヘッドセット マイクからの音声が相手に聞こえないようにしたりすることができます。

ヘッドセットがアナログの場合は、ワイドバンド コーデックの設定方法について、「アナログのヘッドセット」を参照してください。

有線ヘッドセットの無効化

ヘッドセットを無効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページを使用します。ヘッドセットを無効にすると、スピーカフォンも無効になります。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページからヘッドセットを無効にするには、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択し、変更する電話機を見つけます。[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] レイアウト部分)で、[スピーカフォンとヘッドセットの無効化(Disable Speakerphone and Headset)] チェックボックスをオンにします。

USB ヘッドセット

有線およびワイヤレスの USB ヘッドセットもサポートされています。背面 USB ポート(ユーザの電話機にこのポートがある場合)または側面 USB ポートに USB ヘッドセット(またはワイヤレス ヘッドセットの場合はベース ステーション)を接続できます(Cisco Unified IP Phone 9951 と 9971 には背面 USB ポートと側面 USB ポートの両方が装備されていますが、Cisco Unified IP Phone 8961 は側面 USB だけです)。ワイヤレス ヘッドセットの詳細については、「ワイヤレス ヘッドセット」を参照してください。

Cisco Unified Communications Manager の管理ページ(表示されるウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] のレイアウト部分)で、使用可能な USB ポート(背面 USB ポートのパラメータまたは側面 USB ポートのパラメータ)を有効にする必要があります。また、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、USB クラスを有効化/無効化するパラメータとして [オーディオ クラス(Audio Class)] が選択されていることも確認します。

このパラメータは、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [電話(Phone)])、[エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)] ウィンドウ([システム(System)] > [エンタープライズ電話の設定(Enterprise Phone Configuration)])または、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ウィンドウ([デバイス(Device)] > [デバイス設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)])で有効化または無効化できます。また、設定ウィンドウで対応する [共通設定の上書き(Override Common Settings)] パラメータも確認します。

この 3 個の設定ウィンドウで設定可能なパラメータの詳細については、「プロダクト固有の設定パラメータの設定」を参照してください。

USB ヘッドセットの無効化

USB ヘッドセットを無効化するには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで有効化した USB ポート(またはオーディオ クラスのパラメータ)を無効化します。また、電話機の [アクセサリ(Accessories)] ウィンドウから別のタイプのヘッドセットを選択することもできます。この選択により、直前に有効にしていたヘッドセットが無効になります。

アナログのヘッドセット

アナログのヘッドセットは、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 でサポートされています。ただし、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 では、アナログのヘッドセットが接続されたときに検出できません。このため、アナログのヘッドセットは、電話スクリーンの [アクセサリ(Accessories)] ウィンドウにデフォルトで表示されます( アプリケーション ボタン を押し、[アクセサリ(Accessories)] を選択します)。

アナログのヘッドセットがデフォルトである主な理由は、ユーザがアナログのヘッドセットにワイドバンドを有効にできるようにするためです。電話機はヘッドセットでワイドバンド コーデックをサポートしているかどうかを検出できませんが、ユーザは次の手順でアナログのヘッドセットでワイドバンドを有効化できます。

手順


ステップ 1 Cisco Unified IP Phone で、アプリケーション ボタン を押します。

ステップ 2 [アクセサリ(Accessories)] を選択します。

ステップ 3 アナログのヘッドセットを強調表示し、[セットアップ(Setup)] ソフトキーを押します。

ステップ 4 [オン/オフ(on/off)] トグルを使用して選択したヘッドセットのワイドバンドをオンまたはオフにします。


 

ワイドバンドの [オン/オフ(on/off)] トグルが使用できない場合は、次の手順に従ってユーザがアナログのヘッドセットでワイドバンド コーデックを有効にできることを確認してください。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] に移動します。

ステップ 2 [電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウで、アナログのヘッドセットを追加する電話機の検索条件を入力し、[検索(Find)] をクリックします。

ステップ 3 目的の [デバイス名(Device Name)] をクリックします。[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウが表示されます。

ステップ 4 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] のレイアウト部分で、[ワイドバンド ヘッドセット UI 設定(Wideband Headset UI Control)] というオプションが有効になっていることを確認します(デフォルトは有効)。

ステップ 5 (オプション)また、[電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] レイアウト部分で、そのウィンドウに対して [ワイドバンド ヘッドセット(Wideband Headsetet)] オプションを設定することもできます(これもデフォルトは有効)。


 

ワイヤレス ヘッドセット

ワイヤレス ヘッドセットのリモートのフックスイッチ制御機能をワイヤレス ヘッドセットで使用する方法の詳細については、次の URL で参照できます。

http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl

1. [ソリューションの入力(Enter Solution)] ドロップダウン リスト ボックスから [IP コミュニケーション(IP Communications)] を選択します。[ソリューション カテゴリの選択(Select a Solution Category)] ドロップダウン リスト ボックスが表示されます。

2. [IP Phone ヘッドセット(IP Phone Headsets)] を選択して、テクノロジー開発プログラム パートナーのリストを表示します。

特定のテクノロジー開発プログラム パートナーを検索する場合は、[会社名の入力(Enter Company Name)] ボックスにパートナー名を入力してください。

ヘッドセットの接続およびこの機能の使用については、ワイヤレス ヘッドセットのマニュアルを参照してください。

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用方法

Cisco Unified IP Phone 9951 および 9971 では、ヘッドセットで Bluetooth がサポートされている場合、Bluetooth Class 2 テクノロジーをサポートしています。Bluetooth では、10 m(30 フィート)以内の範囲の低帯域幅でワイヤレス接続が有効です。1 ~ 2 m(3 ~ 6 フィート)の範囲で最良の性能が得られます。ヘッドセットは最大 5 個までペア化できますが、最後に接続したヘッドセットだけがデフォルトとして使用されます。

潜在的な問題として、干渉が発生する可能性があります。シスコでは、他の 802.11b/g デバイス、Bluetooth デバイス、電子レンジ、大型の金属製の物体を近くに置かないように推奨しています。可能であれば、他の 802.11 デバイスで 802.11a チャネルを使用するように設定してください。

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを動作させるには、電話機から可視範囲内にヘッドセットを直接設置する必要はありませんが、壁やドアといった障害物や電気製品からの干渉が接続に影響する場合があります。

ハンズフリー プロファイル

ご使用の電話機は、さまざまハンズフリー プロファイル機能をサポートしており、電話機を操作しなくてもハンズフリー デバイス(Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットなど)を使用して特定のタスクを実行できます。たとえば、電話機で [リダイヤル(Redial)] を押す代わりに、Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットからそのメーカーの手順に従って電話番号をリダイヤルできます。

次の各ハンズフリー機能は、Cisco Unified IP Phone 9951 および 9971 で使用した Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットに適用されます。

コールへの応答

コールの終了

ヘッドセットのコールの音量を変更する

リダイヤル

発信者 ID

拒否

即転送

保留して許可

リリースして許可

各種ハンズフリー デバイスは、それぞれ機能のアクティブ化方法が異なります。デバイスのメーカーが、同じ機能を指すときに異なる用語を使用している可能性もあります。

詳細については、各メーカーのマニュアルを参照してください。

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを電話機に追加する

Cisco Unified IP Phone 9951 および 9971 は Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットをサポートしています。

次の手順に従って Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを有効化できます。

手順


ステップ 1 Cisco Unified Communications Manager の管理ページで、[デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択し、変更する電話機を見つけ、その電話機の [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウに移動します。

ステップ 2 [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウで、Bluetooth の設定に [有効(Enable)] を選択し、[Bluetooth のプロファイル(Bluetooth Profiles)] の設定に [ハンズフリー(Handsfree)] を選択します。

ステップ 3 変更を保存します。


 

Cisco Unified Communications Manager の管理ページで Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットを有効にしたら、次の手順に従ってヘッドセットをアクセサリとして電話機に追加する必要があります。

手順


ステップ 1 Cisco Unified IP Phone 9951 または 9971 では、 アプリケーション ボタン を押し、[アクセサリ(Accessories)] を選択します。

ステップ 2 [Bluetooth アクセサリの追加(Add Bluetooth Accessory)] を選択します。

[Bluetooth アクセサリの追加中(Adding Bluetooth Accessory)] ウィンドウが表示されます。ユーザのアクセサリが「検出可能」であるというメッセージが表示されます。これは、Bluetooth に電源が供給され、「検出可能」または「ペア化中」のモードであることを意味します。

Bluetooth デバイスが見つかるとデバイスの名前がウィンドウに表示され、Cisco Unified IP Phone と Bluetooth デバイスをペア化できるようにする PIN を尋ねるメッセージが表示されます。

ステップ 3 Cisco Unified IP Phone は、自動的に PIN「0000」を使用してヘッドセットとのペア化を試みます。ヘッドセットで使用されている PIN が異なる場合は、ヘッドセットに付属するユーザ ガイドを参照して正しい PIN を入力します。


) ヘッドセットのペア化および接続の詳細については、ヘッドセットのユーザ ガイドを参照することを推奨します。


電話機に正しい PIN が設定されると、電話機はアクセサリへの接続を試みます。電話機は、アクセサリへの接続を試みている間、ユーザにフィードバックを提供します。接続できなかった場合は、失敗の原因をユーザに通知するエラー アラートが表示されます。電話機がアクセサリとの接続を再試行するまでに 10 秒間のタイムアウトがあります。接続が成功しないままタイマーが時間切れになると、エラー アラートが表示されます。


 

Cisco Unified IP Phone は、共有キーによる認証と暗号化方式を利用してヘッドセットと接続します。Cisco Unified IP Phone は、一度に最大 5 個のヘッドセットと接続できます。最後に接続されたものがデフォルトとして使用されます。通常、ペアリングはヘッドセットごとに 1 回実行されます。

デバイスがペア化された後、両方のデバイス(電話機とヘッドセット)が有効化済みで、相互の有効範囲内にある限り、その Bluetooth 接続が維持されます。いずれかのデバイスの電源が切断して再投入されると、通常、接続はそれ自体で自動的に再確立されます。ただし、一部のヘッドセットでは、ユーザによる接続の再確立が必要です。

Bluetooth アイコン は、デバイスが接続しているかどうかを示します。

ヘッドセットが Cisco Unified IP Phone から 10 m(30 フィート)を超えて離れていると、Bluetooth の接続は 15 ~ 20 秒間のタイムアウト後にドロップされます。ペア化されたヘッドセットが Cisco Unified IP Phone の範囲内に戻ってきたときに当該電話機が別の Bluetooth ヘッドセットに接続していないと、範囲内にある Bluetooth ヘッドセットが自動的に再接続します。電力節約モードで動作する一部のタイプの電話機では、再接続を開始するために、ユーザがオペレーション ボタンを押してヘッドセットを「ウェイクアップ」させることができます。

Bluetooth デバイスを電話機から削除する

Bluetooth デバイスを Cisco Unified IP Phone 9951 または 9971 から削除するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 アプリケーション ボタン を押します。

ステップ 2 [アクセサリ(Accessories)] を選択します。

ステップ 3 削除するデバイスを強調表示し、[削除(Delete)] ソフトキーを押します。


 

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの関連資料

Bluetooth ワイヤレス ヘッドセットの使用方法については、次の資料を参照してください。

『Cisco Unified IP Phone 8961, 9951, and 9971 User Guide for Cisco Unified Communications Manager』

ヘッドセットに付属するユーザ ガイド

ヘッドセット タイプに関する重要な注意事項

常に 1 つのヘッドセット タイプしか機能しないため、Bluetooth ヘッドセットとアナログ ヘッドセットの両方を使用しており、アナログ ヘッドセットを電話機に接続している場合は、Bluetooth ヘッドセットを有効にするとアナログ ヘッドセットが無効になります。アナログ ヘッドセットを有効にする場合は、Bluetooth ヘッドセットを無効にします。Bluetooth ヘッドセットが有効になっている電話機に USB ヘッドセットを接続すると、Bluetooth とアナログの両方のヘッドセットが無効になります。USB ヘッドセットの接続を外した場合は、Bluetooth ヘッドセットの有効化またはアナログ ヘッドセットを使用するための Bluetooth ヘッドセットの無効化のいずれかができるようになります。

外部デバイスの使用方法

シスコでは、不要な Radio Frequency(RF; 無線周波数)信号および Audio Frequency(AF; 可聴周波数)信号を遮断(遮蔽)する高品質の外部デバイス(スピーカ、マイクロフォン、ヘッドセットなど)の使用を推奨しています。

これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。その場合は、次のいずれかの方法で対処してください。

RF または AF の信号源から外部デバイスを離す。

RF または AF の信号源から外部デバイスのケーブルの経路を離す。

外部デバイス用にシールドされたケーブルを使用するか、シールドおよびコネクタが高品質のケーブルを使用する。

外部デバイスのケーブルを短くする。

外部デバイスのケーブルに、フェライトまたは同様のデバイスを適用する。

シスコでは、外部デバイス、ケーブル、コネクタの品質については制御できないため、システム パフォーマンスの保証ができません。良品質のケーブルおよびコネクタを使用して適切なデバイスを接続すると、十分なシステム パフォーマンスが得られます。


注意 欧州連合諸国では、EMC Directive [89/336/EC] に完全に準拠した外部ヘッドセットだけを使用してください。

Cisco Unified IP Phone の設置

Cisco Unified IP Phone は、使用する前にネットワークおよび電源に接続する必要があります。Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 の背面の接続の図解については、それぞれ図 3-2図 3-4、および図 3-6 を参照してください。Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 の側面の接続の図解については、それぞれ図 3-3図 3-5、および図 3-7 を参照してください。


) 電話機は、新品の場合でも、設置する前に最新のファームウェア イメージにアップグレードしてください。

外部デバイスを使用する場合は、「外部デバイスの使用方法」を読んで、安全性およびパフォーマンスに関する情報を確認しておいてください。



) ワイヤレス接続の品質と帯域幅によっては、WLAN インターフェイスを通じたファームウェアのアップグレードは、有線インターフェイスより時間がかかることがあります。一部のアップグレードでは完了までに 1 時間を超える場合があります。


Cisco Unified IP Phone を設置するには、 表 3-2 に示すタスクを実行する必要があります。

 

表 3-2 Cisco Unified IP Phone の設置

タスク
目的
関連項目

1.

ハンドセットをハンドセット ポートに接続します。

--

2.

ヘッドセットをヘッドセット ポートに接続します。

オプション。ヘッドセットは設置の際に接続しなくても、後から追加できます。

詳細については、「ヘッドセット」を参照してください。

3.

(オプション)ワイヤレス ヘッドセットを接続します(Cisco Unified IP Phone 9951 および 9971 限定)。

ワイヤレス ヘッドセットは設置の際に接続しなくても、後から追加できます。

詳しくは、ワイヤレス ヘッドセットのマニュアルを参照してください。

4.

ストレート イーサネット ケーブルを使用して、スイッチを Cisco Unified IP Phone の 10/100/1000 SW というラベルの付いたネットワーク ポートに接続します。

Cisco Unified IP Phone には、イーサネット ケーブルが 1 箱に 1 本添付されています。

10 Mbps 接続にはカテゴリ 3/5/5e のいずれかのケーブルを使用し、100 Mbps 接続にはカテゴリ 5/5e ケーブル、1000Mbps 接続の場合はカテゴリ 5e ケーブルを使用してください。

ガイドラインについては、「ネットワーク ポートとコンピュータ ポート」を参照してください。

5.

ストレート イーサネット ケーブルを使用して、デスクトップ コンピュータなど、他のネットワーク デバイスを Cisco Unified IP Phone のコンピュータ ポートに接続します。

オプション。別のネットワーク デバイスは、ここで接続しなくても後で接続できます。

10 Mbps 接続にはカテゴリ 3/5/5e のどのケーブルでも使用できますが、100 Mbps 接続にはカテゴリ 5/5e ケーブル、1000Mbps 接続の場合はカテゴリ 5e ケーブルを使用してください。

ガイドラインについては、「ネットワーク ポートとコンピュータ ポート」を参照してください。

6.

(オプション)Wireless Local Area Network(WLAN; ワイヤレス ローカル エリア ネットワークを使用するために電話機を有効化します。

(注) Cisco Unified IP Phone 9971 をワイヤレス LAN に配置する場合は、すべてのイーサネット接続を切断する必要があります。

図 3-2 Cisco Unified IP Phone 8961 のケーブル接続(背面)

 

 

1

DC アダプタ ポート(DC48V)

5

コンピュータ ポート(10/100/1000 PC)接続

2

AC-DC 電源装置(オプション)

6

ハンドセットの接続

3

AC 壁コンセント(オプション)

7

アナログ ヘッドセット接続(オプション)

4

IEEE 802.3af および 802.3at 電源が有効化されたネットワーク ポート(10/100/1000 SW)

8

盗難防止用セキュリティ ロック コネクタ(ロックはオプション)

図 3-3 Cisco Unified IP Phone 8961 のケーブル接続(側面)

 

 

1

USB ポート

2

アクセサリ コネクタ(Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールなどで使用)

図 3-4 Cisco Unified IP Phone 9951 のケーブル接続(背面)

 

 

1

DC アダプタ ポート(DC48V)

6

ハンドセットの接続

2

AC-DC 電源装置(オプション)

7

アナログ ヘッドセット接続(オプション)

3

AC 壁コンセント(オプション)

8

USB ポート

4

IEEE 802.3af 電源が有効化されたネットワーク ポート(10/100/1000 SW)

9

盗難防止用セキュリティ ロック コネクタ(ロックはオプション)

5

コンピュータ ポート(10/100/1000 PC)接続

10

カメラ ピン ホール(Cisco Unified Video Camera)

図 3-5 Cisco Unified IP Phone 9951 のケーブル接続(側面)

 

 

1

側面 USB ポート

3

汎用出力ポート(スピーカ)

2

アクセサリ コネクタ(Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールなどで使用)

4

汎用入力ポート(マイクロフォン)

図 3-6 Cisco Unified IP Phone 9971 のケーブル接続(背面)

 

 

1

DC アダプタ ポート(DC48V)

7

アナログ ヘッドセット接続(オプション)

2

AC-DC 電源装置(オプション)

8

USB ポート

3

AC 壁コンセント(オプション)

9

盗難防止用セキュリティ ロック コネクタ(ロックはオプション)

4

IEEE 802.3af および IEEE 802.3at 電源が有効化されたネットワーク ポート(10/100/1000 SW)

10

カメラ ピン ホール(Cisco Unified Video Camera)

5

コンピュータ ポート(10/100/1000 PC)接続

11

SDIO スロット(このリリースでは使用しない)

6

ハンドセットの接続

 

図 3-7 Cisco Unified IP Phone 9971 のケーブル接続(側面)

 

 

1

側面 USB ポート

3

汎用出力ポート(スピーカ)

2

アクセサリ コネクタ(Cisco Unified IP Color Key 拡張モジュールなどで使用)

4

汎用入力ポート(マイクロフォン)

関連項目

「フットスタンドの接続」

「電話機の起動プロセスの確認」

「起動時のネットワーク設定値の設定」

フットスタンドの接続

ユーザの電話機を卓上や机上に設置する場合、フットスタンドを電話機の背面に接続します。

図 3-8 に、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971 で使用するフットスタンドを示します。フットスタンドを電話機に取り付けるには、電話機にある穴のセットの適切な位置にタブを合わせてはめ込みます。

図 3-8 Cisco Unified IP Phone 8961、9951、および 9971

 

 

1

曲線コネクタを下のスロットに差し込みます。

2

コネクタが上のスロットにはまるまでフットスタンドを持ち上げます。


) フットスタンドの取り付けおよび取り外しは、予想よりも若干強い力が必要な場合があります。


電話機のディスプレイの表示角度

電話機のディプレイの表示角度は、お好みに合わせて調整できます。左手でハンドセットと受け台を持ち、右手でディスプレイの右側にあるベゼルの右側を持ち、両手をそれぞれ反対方向へ前後に動かして角度を調節します。

 

ケーブル ロックで電話機を固定する

ラップトップ ケーブル ロックを使用して、Cisco Unified IP Phone 8961、9951、9971 をデスクトップに固定できます。ロックを電話機の背面にある盗難防止用セキュリティ コネクタに接続し、ケーブルをデスクトップに固定できます。

セキュリティ スロットには最大 20 mm のケーブルを挿入できます。互換性のあるラップトップ ケーブル ロックとして Kensington 製のラップトップ ケーブル ロックの他、電話機の背面にあるセキュリティ スロットに適合するその他のメーカー製ラップトップ ケーブル ロックがあります。

壁面への電話機の取り付け

Cisco Unified IP Phone は、Cisco Unified IP Phone 壁面取り付けキットに含まれている特殊な金具を使用して、壁面に取り付けることができます(壁面取り付けキットは電話機とは別にご注文ください)。詳細については、 付録 E「Cisco Unified IP Phone 用壁面取り付けキットの取り付け方法」 を参照してください。

電話機の起動プロセスの確認

Cisco Unified IP Phone は、電源に接続されると起動診断プロセスを開始します。次の手順が繰り返されます。

1. 起動時のさまざまな段階で、電話機がハードウェアをチェックする間、機能ボタンとセッション ボタンの上にあるボタンがオレンジ色に点滅し、続いて緑色に点滅します。

2. メイン画面に「Cisco Unified Communications Manager 登録中(Registering to Cisco Unified Communications Manager)」というメッセージが表示されます。

電話機がこの段階を正常に完了すると、正しく起動し、選択されるまで選択ボタンが点灯します。電話機が正常に起動しない場合は、「起動時の問題の解決」を参照してください。

起動時のネットワーク設定値の設定

ネットワークで DHCP を使用していない場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置した後に、電話機上で次のネットワーク設定値を設定する必要があります。

IP アドレス

IP サブネット情報

TFTP サーバの IP アドレス

必要に応じて、ドメイン名と DNS サーバ設定値も設定できます。

これらの情報を収集し、「Cisco Unified IP Phone の設定値の設定」の説明を参照してください。

Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定

セキュリティ機能は、電話機の ID やデータへの脅威など、複数の脅威を防止します。セキュリティ機能は、電話機と Cisco Unified Communications Manager サーバ間に認証された通信ストリームを確立し、これを維持するとともに、電話機がデジタル署名されたファイルのみ使用することを確認します。

Cisco Unified Communications Manager(Release 8.5(1) 以降)にはデフォルトでセキュリティ機能が搭載されており、CTL クライアントを実行しなくても、Cisco Unified IP Phone に次のセキュリティ機能が提供されます。

電話機の設定ファイルの署名

電話機の設定ファイルの暗号化

Tomcat および他の Web サービスの利用


) シグナリングおよびメディア機能を保護するには、引き続き、CTL クライアントを実行し、ハードウェア eToken を使用する必要があります。


セキュリティ機能の詳細については、「Cisco Unified IP Phone のセキュリティ機能について」を参照してください。『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』も参照してください。

認証局プロキシ関数(CAPF)に関連付けられた必要なタスクの実行後、ローカルで有効な証明書(LSC)が電話機にインストールされます。LSC は Cisco Unified Communications Manager の管理ページで設定できます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』を参照してください。

あるいは、電話機の [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニューから LSC のインストールを開始することもできます。このメニューでは、LSC の更新および削除も実行できます。

はじめる前に

次の点を調べて、対象の Cisco Unified Communications Manager および Certificate Authority Proxy Function(CAPF; 認証局プロキシ関数)のセキュリティ設定が完了していることを確認してください。

CTL ファイルまたは ITL ファイルに CAPF 証明書が含まれていること。

Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理ページで、CAPF 証明書がインストールされていることを確認してください。

CAPF は実行および設定されています。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Security Guide 』を参照してください。

電話機に LSC を設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 CAPF の設定時に設定された CAPF 認証コードを入手します。

ステップ 2 電話機から、アプリケーション ボタンを押し、[管理者設定(Administrator Settings)] > [セキュリティのセットアップ(Security Setup)] を選択します。


) Cisco Unified Communications Manager の管理ページの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウにある設定アクセス フィールドを使用すると、[設定(Settings)] メニューへのアクセスを制御できます。詳細については、『Cisco Unified Communications Manager Administration Guide』を参照してください。


ステップ 3 [LSC] を選択し、選択ボタンを押すか、[更新(Update)] ソフトキーを押します。

認証文字列を要求するプロンプトが電話機に表示されます。

ステップ 4 認証コードを入力し、[送信(Submit)] ソフトキーを押します。

CAPF の設定に応じて、電話機で LSC のインストール、更新、または削除が開始されます。この作業の間、[セキュリティ設定(Security Configuration)] メニューの [LSC] オプション フィールドに一連のメッセージが表示されるので、進捗状況をモニタできます。手順が完了すると、電話機に [インストール済み(Installed)] または [未インストール(Not Installed)] と表示されます。

LSC のインストール、更新、または削除プロセスは、完了するのに長時間かかることがあります。[セキュリティのセットアップ(Security Setup)] メニューから [停止(Stop)] ソフトキーを押すと、任意の時点でプロセスを停止できます。

電話機のインストール手順が成功すると、「インストール済み(Installed)」というメッセージが表示されます。電話機に「未インストール(Not Installed)」と表示された場合は、認証文字列に誤りがあるか、電話機がアップグレード用に有効になっていない可能性があります。CAPF 操作で LSC を削除し、電話機に「未インストール(Not Installed)」と表示された場合、それは操作が成功したことを示しています。CAPF サーバ上で生成されるエラー メッセージを確認し、適切な処置を講じてください。