Cisco Unified IP Phone ユーザ ガイド for Cisco Unified Communications Manager 8.6(SCCP およびSIP)Cisco Unified IP Phone 7962G、7942G、7961G、7961G-GE、7941G、および 7941G-GE
電話機の概要
電話機の概要
発行日;2012/05/09 | 英語版ドキュメント(2011/06/23 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

電話機の概要

ボタンとハードウェアについて

回線とコールについて

回線とコールのアイコンについて

電話スクリーンの機能について

電話スクリーンのクリーニング

機能ボタンおよびメニューについて

電話機のヘルプ システムの使用

機能のアベイラビリティについて

SIP および SCCP について

省電力について

電話機の概要

Cisco Unified IP Phone は、コンピュータで使用するデータ ネットワークを介して音声通信を行うためのすべての機能を搭載した電話機であり、電話機のコールの発信および受信、保留、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。

この電話機を使用すると、基本的なコール処理機能に加えて、コール処理機能を拡張し生産性を高めることができます。設定に応じて、次がサポートされます。

ネットワーク データ、XML アプリケーションおよび Web ベースのサービスへのアクセス

電話機能のオンライン カスタマイズおよび Cisco Unified CM ユーザ オプション Web ページからのサービス

電話スクリーンに情報を表示する包括的なオンライン ヘルプ システム

ボタンとハードウェアについて

電話機のボタンおよび各部の名前と説明を次の図および表に示します。

Cisco Unified IP Phone 7962G

 

Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE

 

Cisco Unified IP Phone 7942G

 

Cisco Unified IP Phone 7941G/7941G-GE

 

 

項目
説明
参照先または問い合わせ先
1

プログラマブル ボタン

設定に応じて、プログラマブル ボタンからは次にアクセスできます。

電話回線(回線ボタン)とインターコム回線

スピード ダイヤルの番号(BLF スピード ダイヤルを含む、スピード ダイヤル ボタン)

Web ベースのサービス(個人アドレス帳ボタンなど)

コール機能(プライバシー、保留、転送のボタンなど)

表示されるボタンの色によって、回線の状態が次のように示されます。

緑、点灯:アクティブ コールまたは双方向のインターコム コール

緑、点滅:保留中のコール

オレンジ、点灯:プライバシー機能が使用中、一方向のインターコム コール、サイレントがアクティブ、またはハント グループにログイン中です。

オレンジ、点滅:着信コールまたは復帰コール

赤、点灯:リモート回線が使用中(共有回線、BLF の状態またはアクティブなモバイル コネクト コール)

「回線とコールについて」

「基本的なコール処理」

「短縮ダイヤル」

「共有回線の使用」

「BLF の使用による回線の状態の確認」

「インターコム コールの発信と受信」

2

電話スクリーン

コール機能を表示します。

「電話スクリーンの機能について」

3

フットスタンド ボタン

電話機本体の角度を調節できます。

「フットスタンドの調節(オプション)」

4

メッセージ ボタン

ボイス メッセージ サービスを自動的にダイヤルします(システムによって異なります)。

「ボイス メッセージへのアクセス」

5

ディレクトリ ボタン

[ディレクトリ(Directories)] メニューを開閉します。このボタンを使用して、コール ログおよびディレクトリにアクセスします。

「履歴の使用方法」

6

ヘルプ ボタン

[ヘルプ(Help)] メニューをアクティブにします。

「電話機のヘルプ システムの使用」

7

設定ボタン

[設定(Settings)] メニューを開閉します。電話機スクリーンのコントラストおよび呼出音の設定を変更するために使用します。

「電話機の設定の変更方法」

8

サービス ボタン

サービス メニューを開閉します。

「ユーザ オプション Web ページの使用」

9

音量ボタン

受話器、ヘッドセット、スピーカーフォンの音量(オフフック)および呼出音の音量(オンフック)を制御します。

「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用方法」

10

スピーカ ボタン

スピーカフォン モードのオン/オフを切り替えます。スピーカフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。

「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用方法」

11

ミュート ボタン

マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは点灯しています。

「ミュートの使用」

12

ヘッドセット ボタン

ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。ヘッドセットがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。

「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用方法」

13

ナビゲーション ボタン

メニューのスクロールや項目の強調表示に使用できます。電話機がオンフックのとき、発信履歴ログに含まれる電話番号を表示します。

「履歴の使用方法」

14

キーパッド

電話番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択に使用できます。

「基本的なコール処理」

15

ソフトキー ボタン

各ボタンは、電話スクリーンに表示されているソフトキーのオプションをそれぞれアクティブにします。

「電話スクリーンの機能について」(P.23)

16

ハンドセットのライト ストリップ

着信コールまたは新しいボイス メッセージがあることを示します。

「ボイス メッセージへのアクセス」

回線とコールについて

回線 コール は、混同しやすい用語です。

回線:回線は、他人が自分へのコールに使用できる電話番号またはインターコム番号にそれぞれ対応しています。お使いの電話機は最大 6 回線までサポートします。 サポートされる回線数は電話機および設定によって異なります。電話機に割り当てられた回線の数は、電話スクリーンの右側で確認します。 回線の数は、電話番号および電話回線アイコン の数と同じです。

コール: 1 本の回線で複数のコールをサポートできます。デフォルトでは、電話機は 1 本の回線につき 4 つの接続コールをサポートしますが、システム管理者はこの数を必要に応じて調整できます。ある時点では 1 コールだけがアクティブになることができ、他のコールは自動的に保留になります。

回線とコールのアイコンについて

電話機には、コールと回線の状態の判断に役立つアイコンが表示されます。

 

アイコン
回線またはコールの状態
説明

 

オンフック

この回線のコール アクティビティはありません。

 

オフフック

電話番号のダイヤル中または発信コールの呼出音が鳴っている状態です。

 

接続中のコール

通話相手に接続されている状態です。

 

呼び出し中のコール

いずれかの回線でコールの呼出音が鳴っています。

 

保留されているコール

コールが保留されています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。

 

リモートで使用中

共有回線の別の電話機に接続コールがあります。詳細については、「共有回線の使用」を参照してください。

 

コールの復帰

保留コールが電話機に復帰しています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。

 

認証されたコール

「安全なコールの送受信」 を参照してください。

 

暗号化されたコール

「安全なコールの送受信」 を参照してください。

 

BLF でモニタされた回線がアイドル状態

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

BLF でモニタされた回線が使用中

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

BLF でモニタされた回線が呼び出し中(BLF ピックアップ)

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

サイレント状態の回線(BLF 機能)

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

アイドル状態のインターコム回線

インターコム回線は使用されていません。 「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。

 

一方向のインターコム コール

インターコム回線が一方向のオーディオを送信中または受信中です。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。

 

双方向のインターコム コール

インターコム発信者との双方向オーディオをアクティブにするには、インターコム回線を押します。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。

電話スクリーンの機能について

次に、アクティブ コールが発生しているときのメイン電話スクリーンの図を示します。

 

 

1

プライマリ電話回線

プライマリ電話回線の電話番号(ディレクトリ番号)を表示します。複数の機能タブが開いている場合は、電話番号、時刻、日付もここに表示されます。

2

プログラマブル ボタン

電話回線ボタン、インターコム回線ボタン、スピード ダイヤル ボタン、電話機サービス ボタン、電話機の機能ボタンとして機能します。アイコンとラベルは、これらのボタンの設定状況を示します。アイコンのリファレンスについては、を参照してください。

3

ソフトキーのラベル

対応するソフトキー ボタン のソフトキー機能が表示されます。

4

ステータス行

オーディオ モードのアイコン、ステータス情報、およびプロンプトを表示します。

5

ール アクティビティ領域

発信者 ID、通話時間、および標準の表示で強調表示されている回線のコールの状態など、回線ごとの現在のコールを表示します。「回線とコールについて」および 「複数のコールの表示」を参照してください。

6

電話タブ

コール アクティビティを示します。

7

機能タブ

開いている機能メニューを示します。「機能ボタンおよびメニューについて」 を参照してください。


) 電話機のメッセージ、ディレクトリ、およびサービスの各スクリーンは、電話機がどのように設定されているかに応じて、通常モードで表示されることも、ワイド モードで表示されることもあります。ワイド モードの電話機ウィンドウは、電話スクリーンの幅全体に表示されます。ただし、ユーザも管理者も電話スクリーンの表示モードを調整することはできません。


電話スクリーンのクリーニング

電話スクリーンを拭く場合は、乾いた柔らかい布だけを使用してください。液体や粉末は電話機に対して使用しないでください。電話機の部品に入り込み、故障の原因になる可能性があります。

電話機が省電力モードになっているときは、タッチスクリーンは空白で、ディスプレイ ボタンは点灯しません。電話機がこの状態のときはスクリーンをクリーニングできますが、クリーニングを終了するまで電話機のスリープ状態が続くことがわかっている場合に限ります。クリーニング中に電話機を復帰させる可能性がある場合は、復帰した状態になるのを待ってから、前述のクリーニング手順を実行します。

 

目的
必要な操作

省電力モードから電話機スクリーンを復帰させる

任意のボタンを押すか、ハンドセットを取り上げます。

非アクティブ期間(システム管理者が決定)後に、電話機スクリーンは、電力節約のために省電力モードになります。このモードでは、電話スクリーンには何も表示されず、ディスプレイ ボタン が点灯し続けます。

機能ボタンおよびメニューについて

機能ボタンを押して、機能メニューの開閉を行います。

 

目的
必要な操作

機能メニューを開閉する

次の機能ボタンを押します。

メッセージ

サービス

ディレクトリ

設定

ヘルプ

リストまたはメニューをスクロールする

ナビゲーション ボタンを押します。

機能メニューの 1 つ前のレベルに戻る

[終了(Exit)] を押します。メニューの最上位レベルで [終了(Exit)] を押すと、メニューが閉じます。

開いている機能メニューを切り替える

機能タブを押します。機能メニューごとに、対応するタブがあります。機能メニューを開くと、対応するタブが表示されます。

電話機のヘルプ システムの使用

この電話機は、包括的なオンライン ヘルプ システムを備えています。ヘルプの項目は電話スクリーンに表示されます。

 

目的
必要な操作

メイン メニューを表示する

電話機の を押し、メニューが表示されるまで数秒待ちます。

メイン メニューには、次の項目が含まれます。

Cisco Unified IP Phone について:電話機に関する詳細な説明

操作方法:電話機の一般的なタスクに関する手順

コール機能:コール機能に関する説明や手順

ヘルプ:ヘルプの使用やアクセスに関するヒント

ボタンやソフトキーを確認する

を押してから、すばやくボタンまたはソフトキーを押します。

メニュー項目を確認する

のいずれかを押すと、機能メニューが表示されます。メニュー項目を強調表示し、 をすばやく 2 回押します。

ヘルプを使用してヘルプを表示する

をすばやく 2 回押します。必要なヘルプ項目を選択します。

機能のアベイラビリティについて

電話機のシステム設定によって、この電話ガイドに記載されている機能がご使用の電話機で利用できない、または動作が異なる場合があります。操作方法や機能のアベイラビリティについては、お客様の社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合わせください。

機能にアクセスするには、ソフトキーを使うか回線ボタンを押します。機能の一部はユーザが設定できますが、大部分はシステム管理者が制御します。

次に、機能にアクセスするためのソフトキーと回線ボタンの使用方法について詳しく説明します。

 

機能
ソフトキー
回線ボタンのラベルとアイコン

コールバック

折返し(CallBack)

折返し

コール転送

不在(CFwdALL)

不在転送

コール パーク

パーク(Park)

パーク

コール ピックアップ

ピック(PickUp)

ピック

会議

会議(Confrn)

会議

会議リスト

参加者(ConfList)

会議リスト

サイレント

サイレント(DND)

サイレント またはサイレント

コールの終了

終了(EndCall)

コールの終了

グループ ピックアップ

G ピック(GPickUp)

グループ ピックアップ

保留

保留(Hold)

保留

ハント グループ

ハント(HLog)

ハント グループ またはハント グループ

迷惑呼 ID

迷惑呼(MCID)

迷惑呼 ID

ミートミー会議

ミートミー(MeetMe)

ミートミー

モビリティ

モビリティ(Mobility)

モビリティ

発信

発信(New Call)

発信

その他のグループ ピックアップ

他 Grp(OPickUp)

その他のグループ ピックアップ

品質レポート ツール

品質(QRT)

品質レポート ツール

リダイヤル

リダイヤル(Redial)

リダイヤル

最後の会議参加者の削除

ドロップ(RmLstC)

最後の参加者の削除

転送

転送(Transfer)

転送

サポートされるビデオ

ビデオ(VidMode)

ビデオ

SIP および SCCP について

電話機は、Session Initiation Protocol(SIP)と Skinny Call Control Protocol(SCCP)のどちらかのシグナリング プロトコルに対応するように設定できます。この設定は、システム管理者が行います。

コール機能は、プロトコルによって異なります。この電話ガイドでは、どの機能がどのプロトコルに固有のものかを示します。電話機で使用されているプロトコルを知るには、システム管理者に問い合わせるか、電話機の > [モデル情報(Model Information)] > [コール制御プロトコル(Call Control Protocol)] を選択します。

省電力について

電話機は、Cisco EnergyWise プログラムをサポートしています。システム管理者は、節電のために電話機のスリープ(電源オフ)時間とウェイク(電源オン)時間を設定します。

オーディオ アラートがシステム管理者によって有効になっている場合は、スケジュールされたスリープ時間の 10 分前に呼出音の再生が聞こえます。呼出音は、次のスケジュールに従って再生されます。

電源オフの 10 分前に、呼出音が 4 回再生されます。

電源オフの 7 分前に、呼出音が 4 回再生されます。

電源オフの 4 分前に、呼出音が 4 回再生されます。

電源オフの 30 秒前に、呼出音は、15 回再生されるか、電話機の電源がオフになるまで再生されます。

スリープ時に電話機が非アクティブ(アイドル)の場合は、電話機の電源がオフにされることを通知するメッセージが表示されます。電話機をアクティブな状態のまま保つには、電話機の任意のキーを押します。どのキーも押さなかった場合、電話機の電源はオフになります。

電話機がアクティブ(電話中など)の場合、電話機が非アクティブになってしばらく経ってから、保留になっている電源シャットダウンの通知が表示されます。シャットダウン前に、電話機の電源がオフになることを通知するメッセージが表示されます。

スケジュールされた時間に、電話機の電源はオンになります。スケジュール時間よりも前に電話機を復帰させるには、管理者に連絡してください。

ウェイク時間とスリープ時間は、通常勤務する設定済みの日にもリンクされています。要件が変わった(たとえば、勤務時間または勤務日が変わった)場合は、電話機を再設定するようシステム管理者に依頼してください。

EnergyWise および電話機の詳細については、システム管理者にお問い合わせください。