Cisco Unified IP Phone ユーザ ガイド for Cisco Unified Communications Manager 8.5(1)(SCCP および SIP)Cisco Unified IP Phone 7975G、7971G-GE、7970G、7965G、7945G 向け
電話機の概要
電話機の概要
発行日;2012/05/10 | 英語版ドキュメント(2010/11/15 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

電話機の概要

ボタンとハードウェアについて

回線とコールについて

回線およびコールのアイコンについて

電話スクリーンの機能について

電話スクリーンの項目の選択

電話スクリーンのクリーニングと保守

機能ボタンとメニューについて

電話機のヘルプ システムへのアクセス

機能のアベイラビリティについて

SIP と SCCP の SCCP

電話機の概要

Cisco Unified IP Phone は、コンピュータで使用するデータ ネットワークを介して音声通信を行うためのすべての機能を搭載した電話機であり、コールの発信および受信、保留、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。

Cisco Unified IP Phone では、基本的なコール処理機能に加え、コール処理機能を拡張する生産性向上機能が用意されています。設定に応じて、次がサポートされます。

ネットワーク データ、XML アプリケーションおよび Web ベースのサービスへのアクセス

電話機能のオンライン カスタマイズおよび Cisco Unified CM ユーザ オプション Web ページからのサービス

電話スクリーンに情報を表示する包括的なオンライン ヘルプ システム

ボタンとハードウェアについて

電話機のボタンおよび各部の名前と説明を次の図および表に示します。

Cisco Unified IP Phone 7975G

Cisco Unified IP Phone 7970G および 7971G-GE

Cisco Unified IP Phone 7965G

 

Cisco Unified IP Phone 7945G

 

 

項目
説明
参照先または問い合せ先
1

プログラマブル ボタン

設定に応じて、プログラマブル ボタンからは次にアクセスできます。

電話回線(回線ボタン)とインターコム回線

スピード ダイヤルの番号(BLF スピード ダイヤルを含む、スピード ダイヤル ボタン)

Web ベースのサービス(個人アドレス帳ボタンなど)

コール機能(プライバシー、保留、転送のボタンなど)

表示されるボタンの色によって、回線の状態が次のように示されます。

緑、点灯:アクティブ コールまたは双方向のインターコム コール

緑、点滅:保留中のコール

オレンジ、点灯:プライバシー機能が使用中、一方向のインターコム コール、サイレントがアクティブ、またはハント グループにログイン中です。

オレンジ、点滅:着信コールまたは復帰コール

赤、点灯:リモート回線が使用中(共有回線、BLF の状態またはアクティブなモバイル コネクト コール)

「回線とコールについて」

「基本的なコール処理」

「スピード ダイヤル」

「共有回線の使用」

「BLF の使用による回線の状態の確認」

「インターコム コールの発信と受信」

2

フットスタンド ボタン

電話機本体の角度を調節できます。

「フットスタンドの調節(オプション)」

3

ディスプレイ ボタン

Cisco Unified IP Phone 7975G、7971G-GE、7970G。

電話スクリーンをスリープ モードから復帰させます。または、クリーニングのためタッチスクリーン機能を無効にします。

色なし:入力できる状態です。

緑の点滅:無効
緑の点灯:スリープ モード

 

Cisco Unified IP Phone 7965G および 7945G:

電話スクリーンをスリープ モードから復帰させます。

色なし:入力できる状態です。


緑の点灯:スリープ モード

「電話スクリーンのクリーニングと保守」

4

メッセージ ボタン

ボイス メッセージ サービスを自動的にダイヤルします(システムによって異なります)。

「ボイス メッセージへのアクセス」

5

ディレクトリ ボタン

[ディレクトリ(Directories)] メニューを開閉します。履歴およびディレクトリにアクセスするために使用します。

「履歴の使用方法」

6

ヘルプ ボタン

[ヘルプ(Help)] メニューをアクティブにします。

「電話機のヘルプ システムへのアクセス」

7

設定ボタン

[設定(Settings)] メニューを開閉します。電話スクリーンおよび呼出音の設定を変更するために使用します。

「電話機の設定の変更方法」

8

サービス ボタン

[サービス(Services)] メニューを開閉します。

「ユーザ オプション Web ページの使用」

9

音量ボタン

ハンドセット、ヘッドセット、スピーカフォンの音量(オフフック)、および呼出音の音量(オンフック)を制御します。

「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用方法」

10

スピーカ ボタン

スピーカフォン モードのオン/オフを切り替えます。スピーカフォンがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。

「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用方法」

11

ミュート ボタン

マイクロフォン モードのオン/オフを切り替えます。マイクロフォンがミュートになっているとき、ボタンは点灯しています。

「ミュートの使用」

12

ヘッドセット ボタン

ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。ヘッドセットがオンになっているとき、ボタンは点灯しています。

「ハンドセット、ヘッドセット、およびスピーカフォンの使用方法」

13

4 方向ナビゲーション パッドと選択ボタン(中央)

Cisco Unified IP Phone 7975G、7965G-GE、7945G。

メニューのスクロールや項目の強調表示に使用できます。選択ボタンを使用して、スクリーン上で強調表示された項目を選択します。

ナビゲーション ボタン:上下にスクロールすると、メニューを表示し、項目を強調表示できます。左右にスクロールすると、複数の列にまたがって表示できます。

選択ボタン:ナビゲーション ボタンを使用してスクロールし、行を強調表示します。 を押してメニューを開き、呼出音を再生するか、スクリーンの表示にしたがって他の機能にアクセスします。

「電話スクリーンの項目の選択」

14

ナビゲーション ボタン

Cisco Unified IP Phone 7971G-GE および 7970G:

メニューのスクロールや項目の強調表示に使用できます。電話機がオンフックのとき、発信履歴ログに含まれる電話番号を表示します。

「履歴の使用方法」

15

キーパッド

電話番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択に使用できます。

「基本的なコール処理」

16

ソフトキー ボタン

各ボタンは、電話スクリーンに表示されているソフトキーのオプションをそれぞれアクティブにします。

「電話スクリーンの機能について」

17

ハンドセットのライト ストリップ

着信コールまたは新しいボイス メッセージがあることを示します。

「ボイス メッセージへのアクセス」

18

電話スクリーン

電話機の機能を表示します。

「電話スクリーンの機能について」

回線とコールについて

回線とコールについて混同しないために、次の説明を参照してください。

回線:他の人がコールを発信するために使用できる電話番号またはインターコム番号にそれぞれ対応しています。電話機の種類と設定によって、8 回線までサポートしています。電話機の回線を表示するには、電話スクリーンの右側を見てください。回線の数は、電話番号および電話回線アイコン の数と同じです。

コール:1 本の回線で複数のコールをサポートできます。デフォルトでは、電話機は 1 本の回線につき 4 つの接続コールをサポートしますが、システム管理者はこの数を必要に応じて調整できます。アクティブとなり得るコールは常に 1 つに限定されるので、他のコールはすべて自動的に保留状態になります。

回線およびコールのアイコンについて

電話機には、回線およびコールの状態を示すアイコンが表示されます。

アイコン
回線またはコールの状態
説明

 

オンフック

この回線のコール アクティビティはありません。

 

オフフック

電話番号のダイヤル中または発信コールの呼出音が鳴っている状態です。

 

接続中のコール

通話相手に接続されている状態です。

 

呼び出し中のコール

いずれかの回線でコールの呼出音が鳴っています。

 

保留されているコール

コールが保留されています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。

 

リモートで使用中

共有回線の別の電話機に接続コールがあります。「共有回線の使用」 を参照してください。

 

コールの復帰

保留コールが電話機に復帰しています。「コールの保留と復帰」 を参照してください。

 

認証済みコール

「安全なコールの送受信」 を参照してください。

 

暗号化されたコール

「安全なコールの送受信」 を参照してください。

 

BLF でモニタされた回線がアイドル状態

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

BLF でモニタされた回線が使用中

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

BLF でモニタされた回線が呼び出し中(BLF ピックアップ)

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

サイレント状態の回線(BLF 機能)

「BLF の使用による回線の状態の確認」 を参照してください。

 

アイドル状態のインターコム回線

インターコム回線は使用されていません。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。

 

一方向のインターコム コール

インターコム回線が一方向のオーディオを送信中または受信中です。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。

 

双方向のインターコム コール

受信者が、インターコム回線で発信者との双方向通話をアクティブにしました。「インターコム コールの発信と受信」 を参照してください。

電話スクリーンの機能について

次の図は、アクティブなコールがあるときのメイン電話スクリーンの表示を示しています。

 

1

プライマリ電話回線

プライマリ電話回線の電話番号(ディレクトリ番号)を表示します。複数の機能タブが開いている場合は、電話番号、時刻、日付もここに表示されます。

2

プログラマブル ボタン

電話回線ボタン、インターコム回線ボタン、スピード ダイヤル ボタン、電話機サービス ボタン、電話機の機能ボタンとして機能します。アイコンとラベルは、これらのボタンの設定状況を示します。アイコンのリファレンスについては、「電話スクリーンのアイコン」を参照してください。

3

ソフトキーのラベル

対応するソフトキー ボタンのソフトキー機能が表示されます。

4

ステータス行

オーディオ モードのアイコン、ステータス情報、およびプロンプトを表示します。

5

コール アクティビティ領域

発信者 ID、通話時間、および標準の表示で強調表示されている回線のコールの状態など、回線ごとの現在のコールを表示します。「回線およびコールのアイコンについて」および 「複数のコールの表示」を参照してください。

6

電話タブ

コール アクティビティを示します。

7

機能タブ

開いている機能メニューを示します。「機能ボタンとメニューについて」 を参照してください。


) 電話機のメッセージ、ディレクトリ、およびサービスの各スクリーンは、電話機がどのように設定されているかに応じて、通常モードで表示されることも、ワイド モードで表示されることもあります。ワイド モードの電話機ウィンドウは、電話スクリーンの幅全体に表示されます。ただし、ユーザも管理者も電話スクリーンの表示モードを調整することはできません。


電話スクリーンの項目の選択

電話機のスクリーン上の項目を選択する方法には、次の方法があります。

電話スクリーンの項目の選択方法
操作

項目を押す
(Cisco Unified IP Phone 7975G、7971G-GE、および 7970G のみ)

指で触れて選択できるタッチスクリーンの項目を指で押すか軽くたたきます。

タッチスクリーンを押すときは指だけを使用してください。道具を使用すると画面に傷が付くおそれがあります。電話番号を押すと、電話機でその番号がダイヤルされます。

項目番号を指定する

キーパッドで該当する番号を押します。たとえば、メニューの 4 番めの項目を選択するには、 4 を押します。

項目までスクロールする

ナビゲーション ボタンを使用して、項目を強調表示します。選択ボタンを押して項目を選択するか、ソフトキーを押して操作を終了します。

電話スクリーンのクリーニングと保守

Cisco Unified IP Phone 7975G、7971G-GE、7970G

タッチスクリーンを拭くときは、乾いた柔らかい布だけを使用します。電話機には液体や粉を使用しないでください。電話機の部品に入り込み、故障の原因になる可能性があります。

ディスプレイ ボタン を使用して、クリーニングのためタッチスクリーンを無効または有効にすることができます。ディスプレイ ボタンの色によって、タッチスクリーンの状態の変化が次のように示されます。

緑、点灯:タッチスクリーンはスリープ モード

緑、点滅:タッチスクリーンは無効

 

目的
必要な操作

クリーニングのためタッチスクリーンを無効にする

を 1 秒以上押します。 が点滅します。

スクリーンは、有効にしない限り、約 1 分間無効になります。

タッチスクリーンを有効にする(無効にした後)

(点灯)を 1 秒以上押します。

タッチスクリーンをスリープ モードから起動する

タッチスクリーンまたは任意のボタンを押すか、ハンドセットを取り上げます。

システム管理者によって決められた非アクティブ時間が経過すると、タッチスクリーンは節電のためスリープ モードに入ります。このモードでは、タッチスクリーンには何も表示されず、ディスプレイ ボタン は点灯しています。

Cisco Unified IP Phone 7965G および 7945G

電話スクリーンを拭く場合は、乾いた柔らかい布だけを使用してください。電話機には液体や粉を使用しないでください。電話機の部品に入り込み、故障の原因になる可能性があります。

 

目的
必要な操作

電話スクリーンをスリープ モードから復帰させる

任意のボタンを押すか、ハンドセットを取り上げます。

非アクティブのまま一定期間(システム管理者が決定)が経過すると、節電のために電話スクリーンがスリープ モードに入ります。このモードでは、電話スクリーンには何も表示されず、ディスプレイ ボタン が点灯し続けます。

機能ボタンとメニューについて

機能ボタンを押して、機能メニューの開閉を行います。

目的
必要な操作

機能メニューを開閉する

次の機能ボタンを押します。

メッセージ

サービス

Help

ディレクトリ

設定

リストまたはメニューをスクロールする

ナビゲーション ボタンを押します。

機能メニューの 1 つ前のレベルに戻る

[終了(Exit)] を押します。メニューの最上位レベルで [終了(Exit)] を押すと、メニューが閉じます。

開いている機能メニューを切り替える

機能タブを押します。機能メニューごとに、対応するタブがあります。機能メニューを開くと、対応するタブが表示されます。

電話機のヘルプ システムへのアクセス

この電話機は、包括的なオンライン ヘルプ システムを備えています。ヘルプの項目は電話スクリーンに表示されます。

目的
必要な操作

メイン メニューを表示する

電話機の を押し、メニューが表示されるまで数秒待ちます。メイン メニューには、次の項目が含まれます。

Cisco Unified IP Phone について:電話機に関する詳細な説明

操作方法:電話機の一般的なタスクに関する手順

コール機能:コール機能に関する説明や手順

ボタンやソフトキーを確認する

を押してから、すばやくボタンまたはソフトキーを押します。

メニュー項目を確認する

のいずれかを押すと、機能メニューが表示されます。メニュー項目を強調表示し、 をすばやく 2 回押します。

ヘルプを使用してヘルプを表示する

を押します。数秒待ってから をもう一度押すか、またはメイン メニューから [ヘルプ(Help)] を選択します。

機能のアベイラビリティについて

電話機のシステム設定によって、この電話ガイドに記載されている機能がご使用の電話機で利用できない、または動作が異なる場合があります。操作方法や機能のアベイラビリティの詳細は、サポート デスクまたはシステム管理者にお問い合わせください。

機能にアクセスするには、ソフトキーを使うか回線ボタンを押します。機能の一部はユーザが設定できますが、大部分はシステム管理者が制御します。

次に、機能にアクセスするためのソフトキーと回線ボタンの使用方法について詳しく説明します。

 

機能
ソフトキー
回線ボタンのラベルとアイコン

コールバック

折り返し

折り返し

コール転送

不在

不在転送

コール パーク

パーク

パーク

コール ピックアップ

ピック

ピック

会議

会議

会議

会議リスト

参加者

会議リスト

Do Not Disturb(サイレント)

サイレント

サイレント または Do Not Disturb(サイレント)

終了

終了

終了

グループ ピックアップ

G ピック

グループ ピックアップ

保留

保留

保留

ハント グループ

ハント

ハント グループ またはハント グループ

迷惑呼 ID

迷惑呼

迷惑呼 ID

ミートミー会議

ミートミー

ミートミー

モビリティ

モビリティ

モビリティ

発信

発信

発信

その他のグループ ピックアップ

他 Grp

その他のグループ ピックアップ

品質レポート ツール

品質

品質レポート ツール

リダイヤル

リダイヤル

リダイヤル

最後の会議参加者の削除

ドロップ

最後の参加者の削除

転送

転送

転送

サポートされるビデオ

ビデオ

ビデオ

SIP と SCCP の SCCP

電話機は、Session Initiation Protocol(SIP)と Skinny Call Control Protocol(SCCP)のどちらかのシグナリング プロトコルに対応するように設定できます。この設定は、システム管理者が行います。

電話機能は、プロトコルによって異なります。この電話ガイドでは、どの機能がどのプロトコルに固有のものかを示します。電話機で使用されているプロトコルを知るには、システム管理者に問い合せるか、電話機の > [モデル情報(Model Information)] > [コール制御プロトコル(Call Control Protocol)] を選択します。