Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 電話ガイド for Cisco Unified CallManager 4.2
応用的なコール処理
応用的なコール処理
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 545KB) | フィードバック

目次

応用的なコール処理

自分の電話機で他の電話機の着信に応答する

共有回線の使用

共有回線について

共有回線のコールへの参加

他者による共有回線のコールの表示および参加の防止

パークされているコールの保存と取得

不審なコールのトレース

重要なコールの優先順位付け

Cisco エクステンション モビリティの使用

応用的なコール処理

応用的なコール処理のタスクには、特別な機能が伴うため、コール処理の需要や作業環境に応じて、システム管理者に電話機の設定を依頼します。

自分の電話機で他の電話機の着信に応答する

コール ピックアップを使用すると、呼び出し中のコールをご使用の電話機にリダイレクトして同僚の電話機でコールに応答できます。コールピックアップは、同僚とコール処理を共有している場合に使用できます。

目的
操作

同じコール ピックアップ グループ内の別の内線を呼び出しているコールに応答する

1. [ピック] ソフトキーが表示されている場合は、それを押します。 (必要に応じて、 を押して [ピック] ソフトキーを表示します)。

電話機が自動ピックアップをサポートしている場合は、これだけでコールに接続されます。

2. コールが鳴っている場合、 [オウトウ] を押してコールに接続します。

グループ外の内線で鳴っているコールに応答する

1. [Gピック] ソフトキーが表示されている場合は、それを押します(必要に応じて、 を押して [Gピック] ソフトキーを表示します)。

2. グループ ピックアップのコードを入力します。

電話機が自動ピックアップをサポートしている場合は、これだけでコールに接続されます。

3. コールが鳴っている場合、 [オウトウ] を押してコールに接続します。

自分のグループ内または関連付けられているグループ内の内線で鳴っているコールに応答する

1. [ソノタGrp] ソフトキーが表示されている場合は、それを押します(必要に応じて、 を押して [ソノタGrp] ソフトキーを表示します)。

電話機が自動ピックアップをサポートしている場合は、これだけでコールに接続されます。

2. コールが鳴っている場合、 [オウトウ] を押してコールに接続します。

ヒント

電話機の設定によっては、自分のピックアップ グループについて、電話機にメッセージが表示されたり、呼出音が鳴ったりすることがあります。

[ピック] [Gピック] を押すと、最も長くなり続けているコールに接続します。

[ソノタGrp] を押すと、プライオリティの最も高いピックアップ グループ内のコールに接続します。

複数の回線があり、プライマリ回線以外の回線でコールに応答する場合は、まず を押してピックアップする回線に切り替え、それからコール ピックアップのソフトキーを押します。

共有回線の使用

次の場合に、システム管理者が共有回線を設定することがあります。

複数の電話機で 1 つの電話番号を使用する場合

同僚とコール処理タスクを共有する場合

マネージャに代わってコールを処理する場合

共有回線について

リモートで使用中

「リモートで使用中」のメッセージは、回線を共有している他の電話機に接続コールがあり、プライバシー機能が無効になっている場合に、Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 に表示されます。共有回線で通常どおりコールを発信したり、受信したりできます。「リモートで使用中」のメッセージが表示されている場合も同様です。

コール情報の共有と割り込み

回線を共有している電話機には、共有回線上の発信コールや受信コールに関する情報が表示されます。この情報には、発信者 ID および 通話期間が含まれます。(例外については、プライバシーのセクションを参照)。

コールに関する情報がこのように表示されている場合、回線を共有しているユーザ同士は、 [ワリコミ] または [Cワリコミ] を使用して、コールに参加することができます。「共有回線のコールへの参加」を参照してください。

ワリコミ:組み込みブリッジを有効にしている IP 電話との共有回線のコールに参加できます。 割り込み機能を使用して、他の Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 との共有回線のコールに参加することはできません。

C ワリコミ:任意の IP 電話との共有回線のコールに参加し、コールを会議に切り替えることができます。

プライバシー

Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 では、プライバシー機能がデフォルトで有効になっています。 回線を共有している同僚の画面に、ユーザのコールに関する情報を表示するには、ユーザの電話機でプライバシー機能を有効にする必要があります。「他者による共有回線のコールの表示および参加の防止」を参照してください。


) Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 は、1 本の共有回線で最大 2 件のコールをサポートできます。


共有回線のコールへの参加

電話機の設定に応じて、割り込みまたは C 割り込みのいずれかを使用して、コールに参加できます。

目的
操作

共有回線が使用中かどうかを確認する

「リモートで使用中」のメッセージが表示されているどうかを確認する

[ワリコミ] ソフトキーを使用して共有回線のコールに参加する

1. リモートで使用中のコールを強調表示します。

2. [ワリコミ] を押します (必要に応じて、 を押して [ワリコミ] を表示します)。

他の参加者に対して自分の割り込みを知らせるビープ音が鳴ります。

[Cワリコミ] ソフトキーを使用して共有回線のコールに参加する

1. リモートで使用中のコールを強調表示します。

2. [Cワリコミ] を押します。 (必要に応じて、 を押して [Cワリコミ] を表示します)。

他の参加者にトーンと短い中断音が聞こえ、電話画面のコール情報が変更されます。

割り込んだコールに新しい会議参加者を追加する

可能であれば、 [Cワリコミ] を使用してコールに割り込みます。

C 割り込み機能を使用すると、コールが標準の会議コールに切り替えられ、新しい参加者を追加できるようになります。「会議コールの使用方法」を参照してください。

共有回線のコールを他方の電話機に切り替える

[ホリュウ] を押します。同じ共有回線に接続している他の電話機で、 [フッキ] を押します。

割り込んだコールから離脱する

[シュウリョウ] または (赤色のキー)を選択します。

割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、他の参加者に切断音が聞こえ、元のコールは続行します。

C 割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、3 名以上の参加者が回線に残っている場合に限り、そのコールは会議コールとして続行します。

ヒント

回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっている場合、回線を共有している他の電話機に、コールに関する情報と割り込みのソフトキーが表示されません。

コールが保留状態になるか、転送されるか、または電話会議に切り替えられた場合、 [ワリコミ] を使用して参加しているコールから、ユーザは切断されます。

他者による共有回線のコールの表示および参加の防止

電話回線を共有する場合、プライバシー機能を使用して、回線を共有する他者が自分のコールを参照したり、コールに割り込んだり(参加したり)できないようにすることができます。

目的
操作

他者が共有回線のコールを表示したり、コールに割り込んだりするのを防止する

1. [ヒツウチ] を押します。

2. プライバシー機能が有効であることを確認するには、電話番号の横にプライバシー機能有効アイコン が表示されていることを確認します。

他者が共有回線のコールを表示したり、コールに割り込んだりするのを許可する

1. [ヒツウチ] を押します。

2. プライバシー機能が無効であることを確認するには、電話番号の横にプライバシー機能無効アイコン が表示されていることを確認します。

ヒント

回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっていても、共有回線を通常どおり使用して、コールの発信や受信ができます。

プライバシー機能は、使用している電話機のすべての共有回線に適用されます。したがって、複数の共有回線が割り当てられている場合にプライバシー機能を有効にすると、自分が共有している回線すべてにおいて、同僚がコールを表示したりコールに割り込んだりすることを防止できます。

パークされているコールの保存と取得

コールをパークすると、コールを保存し、Cisco Unified CallManager システムの別の電話機(会議室の電話機など)でコールを取得できます。

[パーク] ソフトキーを使用してコールを保存し、コールをパークできます。電話機に、システムがコールを保存したコール パーク番号が表示されます。この番号を記録しておき、同じ番号を使用してコールを取得する必要があります。

目的
操作

コール パークを使用してアクティブなコールを保存する

1. コール中に [パーク] を押します (必要に応じて、 を押して [パーク] を表示します)。

2. 電話機のスクリーンに表示されたコールのパーク番号を書き留めます。

3. (赤色のキー)を押します。

パーク中のコールの取得

ネットワーク内の任意の Cisco IP Phone でコールのパーク番号を入力し、コールに接続します。

ヒント

パークされているコールを取得するまでの時間は制限されていて、その時間を過ぎると元の番号に戻って呼出音が鳴ります。詳細については、システム管理者に問い合わせてください。

不審なコールのトレース

不審または迷惑なコールを受信している場合、システム管理者は、電話機に Malicious Call Identification(MCID)機能を追加できます。この機能を使用するとアクティブなコールと不審なコールとを見分けることができます。その結果、一連のトラッキングと通知のメッセージが自動的に発信されます。

目的
操作

不審なコールや嫌がらせコールをシステム管理者に通知する

[メイワクコ] を押します。(必要に応じて、 を押して [メイワクコ] を表示します)。

トーンが鳴り、「メイワクコガセイコウシマシタ」というメッセージが表示されます。

重要なコールの優先順位付け

政府機関や軍事施設のような特別な環境では、緊急または重要なコールを発信および受信しなければならない場合があります。この特別なコール処理が必要な場合は、電話機への Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)の追加をシステム管理者に依頼します。

次の用語に留意してください。

Precedence :コールに関連付けられたプライオリティを示します。

Preemption :プライオリティの低い既存のコールを終了して、電話機に送信されたプライオリティのより高いコールを受け入れる処理です。

目的または状態
操作

発信コールのプライオリティ レベル(Precedence)を選択する

対応するコールの Precedence 番号のリストについては、システム管理者にお問い合せください。

プライオリティ(Precedence)コールをかける

電話番号の前に、システム管理者から提供された MLPP アクセス番号を入力します。

特別な呼出音(通常より速い)または特別なコール ウェイティングのトーンが鳴る

プライオリティ(Precedence)コールを受けていることを意味します。コールのプライオリティ レベルは、電話スクリーン上の MLPP アイコンによって示されます。

コールのプライオリティ レベルを確認する

電話スクリーン上の MLPP アイコンを確認します。

プライオリティ コール

中程度のプライオリティの(即時)コール

プライオリティの高い(フラッシュ)コール

プライオリティの最も高い(フラッシュ オーバーライド)コール、つまりエグゼクティブ オーバーライド コール

より高いプライオリティのコールが、コール リストの先頭に表示されます。MLPP アイコンが表示されていない場合、コールのプライオリティ レベルは通常(ルーチン)です。

プライオリティのより高いコールを受け入れる

コールに通常どおり応答します。必要に応じて、アクティブなコールを先に終了します。

コール中に連続したトーンが聞こえる

自分または通話相手が、現在のコールより優先されるべきコールを受信しています。すぐに切断し、プライオリティのより高いコールの呼出音が鳴るようにします。

ヒント

MLPP が有効なコールを発信または受信すると、標準のトーンとは異なる特別な呼出トーンとコール待機のトーンが鳴ります。

無効な MLPP アクセス番号を入力すると、音声通知でエラーを警告されます。

Cisco エクステンション モビリティの使用

Cisco エクステンション モビリティ(EM)を使用すると、Cisco IP Phone を一時的に自分の電話機として設定できます。EM にログオンすると、電話機に自分のユーザ プロファイル(電話回線、機能、設定されているサービス、Web ベースの設定など)が適用されます。システム管理者に、EM を自分用に設定してもらう必要があります。

目的
操作

EM にログインする

1. [メニュー]>[サービス]> EM Service を選択します(名前は異なる場合があります)。

2. ユーザ ID と PIN(システム管理者から取得)を入力します。

3. プロンプトが表示されたら、デバイス プロファイルを選択します。

EM からログアウトする

1. [メニュー]>[サービス]> EM Service を選択します(名前は異なる場合があります)。

2. ログアウトの確認を求められたら、 Yes を押します。

ヒント

一定の時間が経過すると、EM から自動的にログアウトされます。この制限時間は、システム管理者が設定します。

ユーザ オプション Web ページから EM プロファイルに対して行った変更は、次回、電話機の EM にログインしたときに有効になります。

電話機だけで制御されている設定は、EM プロファイルには保存されません。