Cisco IP Phone 7940/7960 電話ガイド
電話機の概要
電話機の概要
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 660KB) | フィードバック

目次

電話機の概要

ボタンとハードウェア

電話スクリーンの機能

操作方法と機能のアベイラビリティについて

コール処理とナビゲーションのヒント

オンフックとオフフック

回線とコールの違いについて

コールのアイコンについて

コールの選択

コールの表示とコール間の切り替え

電話スクリーン項目の選択

機能メニューの使用方法

テキストの入力と編集

電話機に関するヘルプの表示

ボタン アイコンについて

電話機の概要

Cisco IP Phone 7940 および 7960 は、コンピュータで使用するデータ ネットワークで音声通信を行うためのすべての機能が搭載された電話機です。この電話機を使用してコールの発信および受信、保留、短縮ダイヤル番号、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。

基本的なコール処理のほかに、この電話機では、コール処理機能を拡張およびカスタマイズできる特殊(詳細)なテレフォニー機能をサポートしています。

Cisco IP Phone には、次の機能が備わっています。

ネットワーク データおよびネットワーク サービスへのアクセス:電話機から特殊な Web ベースのサービスにアクセスできます。

ユーザ オプション Web ページからのオンライン制御:コンピュータで Web ブラウザを使用して、電話機の機能をカスタマイズできます。

オンライン ヘルプ システム:機能、ボタン、ソフトキー、およびメニュー項目に関する情報を電話機から直接入手できます。

ボタンとハードウェア

Cisco IP Phone には、次のハードウェア機能が備わっています。

スピーカフォン モードとヘッドセット モードのボタン

電話機の機能にアクセスする 4 つのソフトキー ボタン

メッセージ、ディレクトリ、サービス、および設定にアクセスするための 4 つの機能ボタン

電話回線、機能、短縮ダイヤル番号、およびサービス用のプログラマブル ボタン

その場で情報を入手できるヘルプ ボタン

詳細については、次の図および表を参照してください。

図1 Cisco IP Phone 7960

 

図2 Cisco IP Phone 7940

 

 

1

ハンドセットのライト ストリップ

着信コールまたは新しいボイス メッセージがあることを示します。

2

電話スクリーン

電話機の機能を表示します。「電話スクリーンの機能」を参照してください。

3

モデル タイプ

Cisco IP Phone のモデルを示します。

4

プログラマブル ボタン

設定に応じて、プログラマブル ボタンからは次にアクセスできます。

電話回線(回線ボタン)

短縮ダイヤル番号(短縮ダイヤル ボタン)

Web ベースのサービス(個人アドレス帳ボタンなど)

電話機の機能(プライバシー ボタンなど)

5

フットスタンド ボタン

電話機本体の角度を調節します。

6

ディレクトリ ボタン

[ディレクトリ]メニューを開閉します。履歴および社内ディレクトリにアクセスするために使用します。「履歴およびディレクトリの使用」を参照してください。

7

ヘルプ ボタン
または

[ヘルプ]メニューをアクティブにします。「電話機に関するヘルプの表示」を参照してください。

8

設定ボタン

[セッテイ]メニューを開閉します。電話スクリーンのコントラストおよび呼出音を制御するために使用します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。

9

スピーカ ボタン

スピーカフォン モードのオン/オフを切り替えます。

10

ミュート ボタン

ミュート機能のオン/オフを切り替えます。

11

ヘッドセット ボタン

ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。

12

音量ボタン

音量およびその他の設定を制御します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。

13

サービス ボタン

[サービス]メニューを開閉します。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。

14

メッセージ ボタン

サービスによって異なりますが、通常はボイス メッセージ サービスに自動ダイヤルします。「ボイス メッセージへのアクセス」を参照してください。

15

ナビゲーション ボタン

メニューのスクロールや項目の強調表示に使用します。ソフトキーと組み合せて、強調表示された項目をアクティブにすることができます。

16

キーパッド

電話番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択に使用します。

17

ソフトキー ボタン

電話スクリーンに表示されているソフトキーのオプションをそれぞれアクティブにします。

電話スクリーンの機能

次の図は、アクティブなコールが 1 つ存在するメインの電話スクリーンの外観を示しています。また次の表は、電話スクリーンの機能の概要を示しています。

 

1

プライマリ電話回線

プライマリ電話回線の電話番号(内線番号)を表示します。

2

プログラマブル ボタンのラベル

電話機のプログラマブル ボタン の設定を示します。

電話回線:それぞれ 1 つの回線ボタンに対応しています。電話機には、回線が 1 本しか割り当てられていない場合も、複数割り当てられている場合もあります。

短縮ダイヤル番号:それぞれ 1 つの短縮ダイヤル ボタンに対応しています。詳細については、「短縮ダイヤル機能の設定」を参照してください。

電話機サービス:それぞれ 1 つの Web ベースの電話機サービスに対応しています(たとえば、個人アドレス帳ボタン)。

電話機の機能:それぞれ 1 つの特定の機能に対応しています(たとえば、プライバシー ボタン)。

3

ソフトキーのラベル

ソフトキーの機能をそれぞれ表示します。ソフトキーをアクティブにするには、 (対応するソフトキー ボタン)を押します。

4

ステータス行

オーディオ モードのアイコン、ステータス情報、およびプロンプトを表示します。

5

コール アクティビティ領域

強調表示されている回線の現在のコールについて、発信者 ID、通話時間、コールの状態などの詳細情報を表示します。上の図では、回線「6060」が強調表示されています。関連する情報については、「コールの表示とコール間の切り替え」を参照してください。

操作方法と機能のアベイラビリティについて

Cisco IP Phone の操作方法および利用可能な機能は、お客様の社内で使用されるコール処理エージェント、またお客様の社内の電話機サポート チームが電話機システムを設定した内容により異なることがあります。このため、この電話ガイドに記載されている機能の一部がお使いの電話機システムで利用できない、または動作が異なる場合があります。操作方法や機能のアベイラビリティについて確認する場合は、お客様の社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合せください。

コール処理とナビゲーションのヒント

このガイドラインは、Cisco IP Phone でのコールの処理、およびメニューのナビゲートに役立ちます。

オンフックとオフフック

電話機がオンフックかオフフックかによって、電話機の作業や操作手順が異なることがあります。

オンフック:電話機のハンドセットが受け台に置かれている状態。アクティブになっているコールはなく、アクティブなダイヤル トーンも聞こえません。電話機には、オンフック ダイヤル(電話番号を入力または選択してからコールをアクティブにできる機能)が備わっています。電話機がオンフックになっている場合、 のアイコンが各電話回線の横に表示されます。

オフフック:電話機のハンドセットが受け台から取り上げられているか、スピーカフォンがアクティブ、またはその他の方法によってダイヤル トーンが聞こえ、着信コールに応答できる状態です。電話機がオフフックになっている場合、 のアイコンが該当する電話回線の横に表示されます。

回線とコールの違いについて

電話機の回線とコールを混同してしまうことがあります。混同しないためのヒントを次に示します。

回線

Cisco IP Phone 7960 は最大 6 本、Cisco IP Phone 7940 は最大 2 本の回線をサポートします。電話機で使用可能な回線の数は、システム管理者が電話機のプログラマブル ボタンに設定した内容によって異なります。電話機に割り当てられた回線の数は、電話スクリーンの回線領域で確認します。電話機の回線の数は、割り当てられた電話番号の数と同じです。

コール

各回線では、複数のコールをサポートできます。つまり、1 本の電話回線で複数のコールを処理できます。デフォルトでは、1 本の回線に 4 つのコールが設定されますが、システム管理者はこの数を必要に応じて調整できます。回線の数にかかわらず、1 台の電話機で一度に最大 200 のコールがサポートされます。

コールのアイコンについて

電話機には、コールの状態(保留中か、呼び出し中か、接続中かなど)を判断するために役立つアイコンが表示されます。コールの状態を示すアイコンは、コール アクティビティ領域内で対応するコールの横に表示されます。

 

アイコン
コールの状態
説明

 

接続コール

通話相手に現在接続されている状態です。電話機の機能の多くは、接続コールを前提にしています。

 

着信コール、呼び出し中

いずれかの回線で着信コールの呼出音が鳴っています。詳細については、「コールへの応答」を参照してください。

 

発信コール、呼び出し中

通話相手の回線で発信コールの呼出音が鳴っています。詳細については、「コールの発信」を参照してください。

 

コールの保留

コールが保留されています。このアイコンが電話回線の横に表示されている場合、その回線のコールがすべて保留されていることを示します。

 

発信コール、回線がビジー

発信したコールはビジーな回線にかかりました。

 

リモートで使用中

共有回線の別の電話機に接続コールがあります。詳細については、「共有回線の使用」を参照してください。

 

認証されたコール

このアイコンの説明については、「安全なコールの送受信」を参照してください。

 

暗号化されたコール

このアイコンの説明については、「安全なコールの送受信」を参照してください。

コールの選択

電話機の機能の多くは、その機能の対象となるコールが選択されていることを前提にしています。たとえば、4 つのコールを保留にしている状態で、そのうちの 2 つだけを会議コールに参加させるとします。この場合は、会議コールに追加するコールを選択してから、機能を有効にします。

 

目的
必要な操作または状態の説明

コールを強調表示する

ナビゲーション ボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。強調表示されているコールは、他のコールよりも少し濃く表示されます。

コールを選択する

接続コールまたは保留状態のコールを強調表示し、 [センタク] を押します。選択されたコールの横に、 が表示されます。

選択したコールを確認する

ナビゲーション ボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。選択されたコールは で示され、コールのリストでまとめて表示されます。

コールの表示とコール間の切り替え

次に示すヒントは、1 本または複数の回線でコールを切り替えるときに役立ちます。切り替え先のコールが自動的に強調表示されない場合は、ナビゲーション ボタンを使用してそのコールまでスクロールします。

 

目的
必要な操作または状態の説明

同じ回線のコールを切り替える

切り替え先のコールを強調表示し、 [フッキ] を押します。もう一方のコールは自動的に保留状態になります。

接続コールから切り替えて呼び出し中のコールに応答する

着信コールがかかっている回線で [オウトウ] または を押します。この操作により、最初のコールが自動的に保留状態になります。

異なる回線のコールを切り替える

コールが保留になっている回線で を押します(その回線には、コールの保留を示すアイコン が表示されています)。回線で保留になっているコールが 1 つの場合、コールは自動的に復帰します。保留になっているコールが複数ある場合は、必要に応じて特定のコールまでスクロールし、 [フッキ] を押します。

特定の回線におけるすべてのコールを表示する

または を押してから、すぐに回線ボタンを押します。この操作により、コールの詳細が表示されます。ただし、コールの状態は影響を受けません。そのため、ある回線で会話しながら他の回線で保留中のコールを確認する場合に、この機能は便利です。

回線のアクティビティを表示する(回線ごとに 1 つのコール)

強調表示されている回線で を押します(回線は、関連付けられているコールが電話スクリーンに表示されると強調表示されます)。

この操作により、電話機がコールの概要モードに切り替わり、回線ごとに 1 つのコールが表示されます。このコールは、アクティブなコール、または通話時間の最も長い保留中のコール(すべてのコールが保留中の場合)のいずれかになります。

標準の表示に戻るには、 または を押してから、すぐに回線ボタンを押します。

ヒント

アクティブとなり得るコールは 1 つなので、他のコールは自動的に保留状態になります。

同じ回線に複数のコールがある場合は、優先順位が最も高く、通話時間の最も長いコールがコールのリストの先頭に表示されます。「重要なコールの優先順位付け」を参照してください。

同じタイプのコールは、コールのリストでまとめて表示されます。たとえば、相互に通話したコールは先頭付近に、選択されたコールはその次に、そしてまだ応答していないコールは末尾付近にまとめて表示されます。

電話スクリーン項目の選択

 

電話スクリーンの項目の選択方法
操作

項目までスクロールする

ナビゲーション ボタンを押して、リストの項目を強調表示します。対応するソフトキー( [センタク] [ダイヤル] など)を押して、操作を終了します。

項目番号を指定する

キーパッドで該当する番号を押します。たとえば、メニューの 4 番目の項目を選択するには、 4 を押します。

機能メニューの使用方法

 

目的
必要な操作または状態の説明

機能メニューを開閉する

次の機能ボタンを押します。

メッセージ

サービス

ディレクトリ

設定

または ヘルプ

リストまたはメニューをスクロールする

ナビゲーション ボタンを押します。

機能メニューの 1 つ前のレベルに戻る

[シュウリョウ] を押します。このとき、メニューの最上位レベルで[シュウリョウ]を押すと、メニューが閉じます。

テキストの入力と編集

 

目的
必要な操作または状態の説明

電話スクリーンに文字を入力する

キーパッドで該当する番号を何度か押して、ポップアップ メニューから文字(大文字/小文字の区別を含む)を選択します。休止すると、カーソルが自動的に先へ移動し、次の文字を入力できる状態になります。

入力した文字を削除、またはカーソルの位置を変更する

文字や数字を 1 つ削除するには、 << または [サクジョ] を押します。 >> を押すと、カーソルが右に移動します。

電話機に関するヘルプの表示

Cisco IP Phone には、固有のボタンや機能を備えた、その場で情報を入手できるヘルプが用意されています。ヘルプの項目は電話スクリーンに表示されます。次の表に詳細を示します。

 

目的
必要な操作または状態の説明

ボタンやソフトキーを確認する

または を 1 回押してから、すぐにボタンまたはソフトキーを押します。

メニュー項目を確認する

、または を押して、機能メニューを表示します。
メニュー項目を強調表示し、 または をすばやく 2 回押します。

ヘルプを使用してヘルプを表示する

または をすばやく 2 回押します(最初にメニュー項目を選択しません)。

アクティブなコールに関するネットワーク統計を表示する

コールがアクティブなときに または をすばやく 2 回押します。

ボタン アイコンについて

電話機によっては、アイコンではなく文字が表示されたボタンを備えている場合があります。ただし、この電話ガイドでは、アイコンの付いたボタンの図を使用しています。このガイドで使用されているボタン アイコンの説明については、「ボタンとハードウェア」、またはこのガイドの冒頭にあるはぎ取り式のクイック リファレンス カードの「ボタンの機能」を参照してください。