Cisco IP Video Phone 7985G 電話ガイド
ビデオ電話機の概要
ビデオ電話機の概要
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 691KB) | フィードバック

目次

ビデオ電話機の概要

ボタンとハードウェア

スクリーン レイアウト

コール処理とナビゲーションのヒント

利用可能な機能について

オンフックとオフフック

回線とコールの違いについて

コールの選択

コールの切り替え

機能メニューの使用

テキストの入力と編集

電話機に関するヘルプの表示

ビデオ電話機の概要

Cisco IP Video Phone 7985G は、ご使用のコンピュータが使用しているデータ ネットワークを介して、業務用の優れたビデオ映像を提供します。7985G は、個別の職場環境に対応するように設計されているので、電話コールのように簡単にビデオ会議を実施できます。ビデオ電話機は、Cisco IP Phone と同じソフトキーの機能と特徴を備えています。したがって、ビデオ電話機では、コールの発信、受信、保留、転送、会議コールの開設などが可能であり、さらに発信者の映像も見ることができるという利点があります。

設計上の特徴は次のとおりです。

あらゆる職場環境において、個人のビデオ映像に対応できるように設計された一体化システム

8.4 インチの統合 LCD

人間工学的に配慮されたカメラとスクリーンの適切な配置

音声コールとビデオ コールの両方に対応する統合キーパッド

ビデオ電話機を簡単に制御できるソフトキー

ハンドセット、スピーカフォン、およびヘッドセットのジャック

ネットワークのデータとサービスへのアクセス

ユーザ オプション Web ページからのオンライン制御(コンピュータで Web ブラウザを使用して電話機の機能をカスタマイズします)

包括的なオンライン ヘルプ システム(役に立つヒント、説明、および操作手順を電話機から直接入手します)

この後の各項で、ビデオ電話機の外観およびビデオ電話機との相互の通話に関するヒントについて説明します。今までに、他の Cisco IP Phone を使用していた場合でも、Cisco IP Video Phone 7985G で提供される新機能について調べる際には、これらの情報が役立ちます。

ボタンとハードウェア

Cisco IP Video Phone 7985G は、次のハードウェア機能を備えています。

スピーカフォン モードまたはヘッドセット モードのサポート

電話機の機能にアクセスする 5 つのソフトキー ボタン

メッセージ、ディレクトリ、サービス、および設定に簡単にアクセスする 4 つの機能ボタン

組み込みのオンライン ヘルプにワンタッチでアクセスするボタン

ビデオ専用のボタン(表示、明るさ、セルフ ビュー、および子画面(PiP))

ビデオ電話機の回線を表示するボタン

詳細については、次の図および表を参照してください。

図3 Cisco IP Video Phone 7985G の外観

 

1

カメラ

カメラの傾きと焦点は手動で調節できます。焦点を合せるには、レンズを回します。カメラを傾けるには、レンズの右側にあるホイールを使用して傾きの角度を手動で調節します。


ヒント 自分のビデオ映像を表示するには、最初にセルフ ビュー ボタンを押します。


2

マイクロフォン

電話機にはマイクロフォンが付属しており、電話機の上部に設置されています。

3

LCD モニタ

電話機には 8.4 インチの LCD モニタが付属しています。

4

ハンドセット

Cisco IP Video Phone 7985G にはハンドセットが付属しており、磁石によって適切な位置で支えられます。

5

スピーカ

電話機にはスピーカが付属しており、キーパッドとスクリーンの間に設置されています。

6

カメラのレンズ キャップの装着

電話機を使用していないときにレンズをカバーするには、電話機の背面に設置されているカメラのレンズ キャップを使用します。カメラのレンズ キャップはレンズを保護するだけでなく、誤って自分のビデオ映像を送信してしまうことを防止します。

7

キーパッド

キーパッドには、システムの制御に必要なキーがすべて含まれています。

図4 Cisco IP Video Phone 7985G のキーパッド

 

 

1

回線ボタン

回線メニューのオン/オフを切り替えます。回線メニューでは、電話機で使用できる回線が表示され、回線の変更が可能です。また、短縮ダイヤルを設定していれば、それも回線メニューに表示されます。

2

通知ランプ

着信コールがあった時、またはボイスメールを受信した時に点滅します。

3

表示ボタン

メニューのオン/オフを切り替えます。

4

明るさボタン

モニタの明るさを調節します。「モニタの明るさのカスタマイズ」を参照してください。

5

ソフトキー

スクリーン上の対応するソフトキーに表示されている機能を有効にします。

6

セルフ ビュー ボタン

ビデオ映像を着信ビデオから発信ビデオに切り替えます。「発信ビデオ映像の表示」を参照してください。

7

子画面
(Picture in Picture)

発信ビデオを子画面に表示します。子画面(PiP)ボタンを 1 回押すと、PiP が右上隅に表示されます。続けて子画面ボタンを押すと、映像がスクリーンの他の 3 つの隅に移動し、最後は非表示になります。「発信ビデオ映像の表示」を参照してください。

8

ヘルプ ボタン

ヘルプ メニューをアクティブにします。「電話機に関するヘルプの表示」を参照してください。

9

番号と文字のボタン

電話番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択に使用します。メニュー項目の選択には、番号キーも使用できます。

10

キャンセル ボタン

戻ることができます。入力フィールドでデータを削除するには、キャンセル ボタンを使用します。

11

ヘッドセット ボタン

ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。

12

ナビゲーション ボタン

メニューのスクロールや項目の強調表示に使用します。このボタンをソフトキーと組み合せて使用すると、強調表示された項目をアクティブにすることができます。右矢印と左矢印を使用してテキスト フィールドを移動し、そのフィールドを編集することができます。

中央のボタンで、メニュー項目をアクティブにすることができます。また、このボタンをヘルプ ボタンと一緒に使用すると、メニュー項目に関する状況依存ヘルプが表示されます。

13

スピーカ ボタン

14

メッセージ ボタン

15

サービス ボタン

サービス メニューのオン/オフを切り替えます。サービス メニューでは、割り当てられたサービスや登録済みのサービスなどの電話機サービスにアクセスできます。

16

ミュート

ミュート機能のオン/オフを切り替えます。ミュートがアクティブになっている場合、相手の発信者にはビデオ映像は見えますが、音声は聞こえません。

17

音量ボタン

音量を調節します。「音量の調節」を参照してください。

18

ビデオ ミュート

ビデオ ミュート機能のオン/オフを切り替えます。ビデオ ミュートがアクティブになっている場合、相手の発信者にはビデオ映像は見えません。

19

設定ボタン

設定メニューのオン/オフを切り替えます。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。

20

ディレクトリ ボタン

ディレクトリ メニューのオン/オフを切り替えます。ディレクトリ メニューでは、履歴(不在、着信、および発信)と社内ディレクトリが表示されます。「ボイス メッセージ、履歴、およびディレクトリの使用」を参照してください。

スクリーン レイアウト

次の例は、アクティブなビデオ コールでメイン スクリーンがどのように見えるかを示しています。メニューは、スクリーン上のビデオ映像の前面に半透明の層として表示されます。メニューのオン/オフを切り替えるには、 (表示ボタン)を押します。

図5 Cisco IP Video Phone 7985G のスクリーン レイアウト

 

1

ID

発信者の ID または着信者の ID(システムの名前)を表示します。

2

通話時間

通話時間を表示します。

3

プライマリ回線

プライマリの番号またはオフィスの内線番号を表示します。

4

コールの概要

現在アクティブになっている回線およびその回線に割り当てられている設定済みの電話番号を表示します。アイコンは、コールの状態を示しています。「コール処理とナビゲーションのヒント」を参照してください。

5

ビデオ映像

着信ビデオ映像を表示します。発信ビデオ映像を表示するには、セルフ ビュー ボタンを押します。

6

コール アクティビティ

各回線の現在のコール(発信者 ID、コールの状態、および通話時間)を表示します。

7

ソフトキーのラベル

ソフトキーの機能を表示します。ソフトキーをアクティブにするには、 (ソフトキー ボタン)を押します。

コール処理とナビゲーションのヒント

このガイドラインは、Cisco IP Video Phone でのコールの処理、およびメニューのナビゲートに役立ちます。

利用可能な機能について

利用可能な機能とサービスおよびそれらの設定方法は、社内の電話機サポート チームが決定します。このため、このビデオ電話ガイドに記載されている機能の一部がご使用の電話機システムで利用できない、または動作が異なる場合があります。利用可能な機能について確認する場合は、社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合せください。

オンフックとオフフック

電話機がオンフックかオフフックかによって、電話機の作業や操作手順が異なることがあります。

オンフック:電話機のハンドセットが受け台に置かれている状態。アクティブになっているコールはなく、アクティブなダイヤル トーンも聞こえません。電話機には、 オンフック ダイヤル 、つまり電話番号を入力または選択してからコールをアクティブにできる機能が備わっています。

オフフック:電話機のハンドセットが受け台から取り上げられているか、スピーカフォンがアクティブになっている状態、あるいは、その他の方法によって(コールを発信するための)ダイヤル トーンが聞こえているか、着信コールに応答できる状態です。

回線とコールの違いについて

電話機の 回線 コール を混同しないようにしてください。混同しないために、次の説明を参考(ヒント)にしてください。

回線

電話機は、システム管理者がプログラマブル ボタンを設定した方法に応じて、最大 2 つの回線または内線番号をサポートできます。回線の数を確認するには、回線ボタンを押して回線メニューを開きます。回線と内線番号の数は同じです。

各回線は、電話機の設定に応じて、一定数のコールをサポートできます。デフォルトでは、各回線は最大 4 つのコールをサポートできますが、システム管理者は必要に応じてこの数を調整できます。このため、電話機には 1 回線しかない場合でも、複数のコールを処理していることがあります。

コール

各電話機は、回線の数にかかわらず、最大 100 コールをサポートします。1 回線の場合、システム管理者は、その 1 回線で 100 コールまでサポートするように電話機を設定できます。あるいは、2 回線の場合は、各回線で 50 コールをサポートすることで、最大 100 コールをサポートできます。

コールには、さまざまな状態があります。それらの状態は、コール アクティビティ領域の特別なアイコンで示されます。 アクティブ となり得るコールは常に 1 つに限定されます。アクティブなコールとは、接続コールまたは進行中のコール(電話番号のダイヤル中または発信コールの呼出音が鳴っている状態のコール)のことです。その他のコールは、呼び出し中、保留、またはリモートで使用中(共有回線の場合)の状態になります。

 

アイコン
コールの状態
説明

接続コール

通信相手に現在接続中のアクティブなコールのタイプ。電話機の機能の多くは、接続コールを必要とします。

 

オフフック

電話番号のダイヤル中または発信コールの呼出音が鳴っている状態のアクティブなコールのタイプ。まだ通話相手に接続されていません。詳細については、「ビデオ コールの発信」を参照してください。

 

オンフック

この回線のコール アクティビティはありません。オンフック ダイヤル機能を使用している場合でも、オフフックにするまでは進行中のコールになりません。詳細については、「ビデオ コールの発信」を参照してください。

 

呼び出し中

いずれかの回線で着信コールの呼出音が鳴っています。詳細については、「ビデオ コールの発信」を参照してください。

 

コールの保留

コールが保留になっています。詳細については、「コールの保留と復帰」を参照してください。

 

共有回線

共有回線の別の電話機に、アクティブな接続コールがあります。詳細については、「共有回線について」を参照してください。

コールの選択

電話機の機能の多くは、その機能の対象となるコールが選択されていることを前提にしています。たとえば、保留中のコールが 15 あるうち、4 コールだけを会議コールに参加させるとします(デフォルトでは、参加者の最大数は 4 です)。このような場合は、会議コールに追加するコールだけを選択してから、機能を有効にします。

 

目的
操作

コールを強調表示する

ナビゲーションボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。

コールを選択する

接続コールまたは保留状態のコールを強調表示し、 Select を押します。選択されたコールの横に、 (チェック マーク)が表示されます。

選択したコールを確認する

ナビゲーションボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。選択されたコールは (チェック マーク)で示され、コールのリストでまとめて表示されます。

コールの切り替え

電話機は、システム管理者が電話機システムを設定した方法に応じて、各回線で複数のコールをサポートできます。次に示すヒントは、1 本または複数の回線でコールを切り替えるときに役立ちます。

 

目的
操作

特定の回線における現在のコールを表示する

(回線ボタン)を押し、回線を選択します。コール アクティビティ領域に、その回線における現在のコールの情報が表示されます。別の回線に切り替えると、最初の回線における接続コールはすべて自動的に保留状態になります。

同じ回線のコールを切り替える

切り替え先のコールを強調表示し、 Resume を押します。

異なる回線のコールを切り替える

(回線ボタン)を押し、回線を選択します。コールを選択し、 Resume を押します

接続コールから切り替えて呼び出し中のコールに応答する

Answer を押して新しいコールに応答し、最初のコールを自動的に保留状態にします。

コールの概要を表示する

(回線ボタン)を押して、各回線の最初のコールの概要を表示します。

ヒント

アクティブとなり得るコールは常に 1 つに限定されるので、他のコールは自動的に保留状態になります。

同じ回線に複数のコールがある場合は、優先順位が最も高く、通話時間の最も長いコールがコールのリストの先頭に表示されます。

同じタイプのコールは、コールのリストでまとめて表示されます。たとえば、相互に通話したコールは先頭付近にまとめて表示されます。次に、選択されたすべてのコールがまとめて表示されます。最後に、まだ応答していないコールまたは他の方法で相互に通話したコールが末尾にまとめて表示されます。

機能メニューの使用

 

目的
操作

機能メニューを開く

次の機能ボタンを押します。

メッセージ

サービス

ヘルプ

ディレクトリ

設定

リストまたはメニューをスクロールする

ナビゲーション ボタンを押します。

機能メニューの 1 つ前のレベルに戻る

Exit を押します。このとき、メニューの最上位レベルで Exit を押すと、メニューが閉じます。

機能メニューを閉じる

機能ボタンを押します(機能メニューだけが表示されている場合)。または、メニューが閉じるまで Exit を何度か押します。

テキストの入力と編集

 

目的
操作

スクリーンで文字を入力する

キーパッドで該当する番号を何度か押して文字を選択します。休止すると、カーソルが自動的に先へ移動し、次の文字を入力できる状態になります。テキスト フィールド内を移動するには、右または左のナビゲーション ボタンを使用します。

大文字を入力する

大文字を入力するには、a/A とラベルされたボタンを押します。

入力した文字を削除するか、またはカーソルの位置を移動する

文字や数字を 1 つ削除するには、 << または Delete を押します。>> を押すと、カーソルが右に移動します。文字の削除には、キャンセル ボタンも使用できます。

電話機に関するヘルプの表示

Cisco IP Video Phone には、包括的なオンライン ヘルプ システムが備わっています。ヘルプの項目はスクリーンに表示されます。次の表に詳細を示します。

 

目的
操作

メイン メニューを表示する

電話機の (ヘルプ ボタン)を押し、メニューが表示されるまで数秒待ちます。ヘルプがすでに表示されている場合は、 Main を押します。

メイン メニューから、次の項目を選択します。

About Your Cisco IP Phone:ご使用の電話機のモデルに関する詳細な説明

How do I...?:よく使用される電話機のタスクに関する手順や情報

Calling Features:会議や転送などのコール機能に関する説明や手順

Help:ヘルプの使用やアクセスに関するヒント

ボタンやソフトキーを確認する

(ヘルプ ボタン)を押してから、すばやくボタンまたはソフトキーを押します。

メニュー項目を確認する

メニュー項目を強調表示して (ヘルプ ボタン)をすばやく 2 回押します。

Help を使用してヘルプを表示する

(ヘルプ ボタン)を押します。1 ~ 2 秒待ってから Main を押し、メイン メニューから Help を選択します。