コラボレーション エンドポイント : Cisco Unified IP Phone 7900 シリーズ

クイック スタート ガイド Cisco IP Phone 7912G

1 このガイドについて
発行日;2012/01/27 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

このガイドについて

電話の接続

受話器受け台の調節

CiscoIPPhone7912G の紹介

Cisco IP Phone 7912G の概要

使用上のヒント

電話の発信

通話の保留

受話器音量の調節

呼び出し音の音量調節

スピーカの使用

スピーカのアクティブ化

スピーカから受話器への切り替え

スピーカのオフと終了

スピーカの音量の調節

LCD スクリーンの操作

カーソルの操作

メニュー項目の選択

LCD スクリーンのコントラストの調節

その他の機能の使用方法

ボイスメールの使用

ボイスメールのセットアップ

ボイスメールへのアクセス

不在履歴の表示

通話履歴の表示

通話履歴からのダイヤル

通話履歴の削除

電話会議のセットアップ

コール待機の使用

通話の転送

不在転送

コール転送のヒント

短縮ダイヤルの使用

詳細情報

関連マニュアル

安全上の注意事項

このガイドについて

このガイドでは、Cisco IP Phone 7912G のセットアップ方法と使用方法について簡単に説明しています。ユーザ ガイドの全情報は Web サイトから入手できます。詳細については、「関連マニュアル」 を参照してください。

電話の接続

新しい Cisco IP Phone は多くの場合、システム管理者や技術者によって、企業 IP テレフォニー ネットワークに接続されます。しかし、それ以外の場合でも、Cisco IP Phone は容易にネットワークに接続できます。

手順

次の手順に従って、Cisco IP Phone を企業 IP ネットワークに接続します。図1 を参照して、電話の背面にあるポートの位置を確認してください。

始める前に

接続する前に、「安全上の注意事項」を読んでください。ネットワークへの接続について、システム管理者の準備が整っていることも確認してください。


ステップ1 Cisco IP Phone を企業 IP テレフォニー ネットワークに接続します。オフィスの設定方法によって、次の 2 つの手順のいずれかを使用します。いずれの方法を使用すべきかわからない場合は、システム管理者にお問い合せください。

  • ネットワークへの直接接続:この方法では、少なくとも 1 つのイーサネット ポートが必要です。付属のイーサネット ケーブルを使用して、電話機の背面にあるネットワーク ポートをオフィス内のイーサネット ポートに接続します。
  • ネットワークへの共有接続:ネットワークに接続されているデスクトップ コンピュータに使用できるイーサネット ポートがオフィスに 1 つしかない場合は、この方法を使用します。まず、コンピュータからイーサネット ケーブルをはずし、電話機の背面にある ネットワーク ポート に接続します。次に、付属のイーサネット ケーブルを使用して、電話機の背面にある アクセス ポート をデスクトップ コンピュータに接続します。Cisco IP Phone は、使用中のコンピュータとネットワーク接続を共有しています。

ステップ2 受話器を受話器ポートに接続します。コードの端(コイル状でない部分が他に比べて長い)が、電話機の本体に接続されていることを確認してください。

ステップ3 システム管理者から、電源装置付きの Cisco IP Phone を受け取った場合は、その電源装置のプラグを電話機の背面にあるアダプタ ポートに接続します。次に、電源ケーブルを使用して電源装置をオフィス内の標準の電源コンセントに接続します。

電源装置を装備していない電話機をシステム管理者から受け取った場合、その電話機への電源はイーサネット接続によって供給されます。


 

Cisco IP Phone の電源を入れると、起動プロセスが開始します。数分後に起動プロセスが完了し、電話機を使用できる状態になります。


注意 ローカルで電源を供給する(イーサネット接続によって供給しない)場合は、シスコの 48 ボルト電源だけを使用してください。この電源装置は、Cisco IP Phone で動作するように設計してあります。


ヒント イーサネット ケーブルに RJ-45 コネクタを覆うカバーがある場合は、電話を平面に安定させて置くことができない場合があります。この場合は、RJ-45 コネクタを覆っているカバーを外します。


図1 Cisco IP Phone 7912G のケーブル接続

 

1

ネットワーク(イーサネット)ポート

2

アクセス ポート

3

受話器ポート

4

アダプタ ポート(DC48V)

5

DC 出力コネクタ付きの電源装置(イーサネット接続からの電源供給がない場合)

6

AC プラグ付きの電源ケーブル(外部電源を使用する場合)

受話器受け台の調節

電話を接続するときは、受話器が滑り落ちないように受け台を調節できます。この調節は、電話機を壁に取り付ける場合、特に重要です。次の表の説明を参照してください。

図2 受話器受け台の使用方法

 

1

受話器をはずし、受話器の受け台から四角いプラスチックのタブを指で引き出します。

2

タブを半回転します。

3

タブの上部から突起が出ている状態で、タブを受話器の受け台に再び差し込みます。

受話器を受け台に戻します。受話器が滑り落ちないように、タブが受話器の溝に掛かります。

Cisco IP Phone 7912G の紹介

Cisco IP Phone 7912G は、IP(インターネット プロトコル)ネットワークを利用して音声通信を行うフル機能の電話機です。従来の電話機と同様の機能があり、電話の発信と着信が可能です。その他に短縮ダイヤル、リダイヤル、および電話会議のような機能もサポートしています。

Cisco IP Phone 7912G の概要

Cisco IP Phone 7912G のボタンと各部の名称は、次の図および表を参照してください。

図3 Cisco IP Phone 7912G の機能

 

 

1

LCD スクリーン

時刻、日付、電話番号、発信者 ID、回線または通話の状態、およびソフトキー タブなどの機能を表示します。

2

Cisco IP Phone シリーズのタイプ

ご使用の IP Phone の Cisco IP Phone シリーズを示します。

3

ソフトキー

ソフトキーを使用して、LCD スクリーンのタブに表示された機能を実行します。ソフトキーの機能は電話の状態によって変わります(たとえば、電話がアクティブかアイドル状態かで変わります)。

4

ナビゲーション ボタン

LCD スクリーンに表示されている文字のスクロールおよび機能の選択を行います。電話がアイドル状態の場合、[短縮ダイヤル]メニューにショートカット アクセスを行います。

5

メニュー ボタン

電話サービスにアクセスします。

6

保留ボタン

アクティブ コールの保留、保留中のコールの復帰を行います。また、回線の状態に応じてアクティブ コールと保留コールを切り替えます。

7

ダイヤル パッド

従来の電話機のダイヤル パッドと同じ機能です。

8

音量ボタン

受話器の音量を上げ下げします。また、呼び出し音の音量(受話器を置いている場合)も調節します。

9

受話器(メッセージ受信インジケータのランプ付き)

従来の受話器と同じように機能します。受話器の上部にあるランプは、通話と新しいボイス メッセージの着信を示すように設定できます。

10

フットスタンド

使用上のヒント

ここでは、Cisco IP Phone 7912G の使用を開始する際の簡単なヒントを説明します。機能の詳細については、「その他の機能の使用方法」を参照してください。Web サイトからユーザ ガイドの全情報にアクセスするには、「関連マニュアル」 を参照してください。

「電話の発信」

「通話の保留」

「受話器音量の調節」

「呼び出し音の音量調節」

「スピーカの使用」

「LCD スクリーンの操作」

「LCD スクリーンのコントラストの調節」

電話の発信

電話の発信には、次の方法のいずれかを使用します。

受話器を取り、番号をダイヤルします。

[発信] ソフトキーを押し、番号をダイヤルします。

電話がオンフックの状態で番号を入力してから、 [ダイヤル] ソフトキーを押し、受話器を取ります。

[リダイヤル] ソフトキーを押します。

通話の保留

保留 ボタンを押します。保留ボタンが赤色に点灯します。保留を解除して元の通話に戻るには、点灯している 保留ボタン を押します。

保留中の通話は、ユーザと通話相手が相互に対話できない間もアクティブのままです。通話を保留している間は、別の着信に応答したり、発信したりすることができます。


) 保留機能を使用すると、音楽や呼び出し音が鳴ります。このため、電話会議での保留機能の使用は避けてください。


受話器音量の調節

受話器の使用中に、 音量 の上下ボタンを押します。 [保存] ソフトキーを押して、変更内容を保存します。

呼び出し音の音量調節

受話器を使用していない(受け台に置いてある)ときに、 音量 の上下ボタンを押します。

スピーカの使用

スピーカを使用して通話をモニタすること(聞くこと)ができます。通話中に会話するには、受話器を取ります。

スピーカのアクティブ化

通話中に、 [モニタ] ソフトキーを押し、受話器を置きます(通話を聞くことはできますが、話すことはできません)。

スピーカから受話器への切り替え

受話器を取り、 [モニタオフ] ソフトキーを押します。

スピーカのオフと終了

[終了] ソフトキーを押します。

スピーカの音量の調節

スピーカの使用中に、 音量 の上下ボタンを押します。 [保存] ソフトキーを押して、変更内容を保存します。

LCD スクリーンの操作

電話機の LCD スクリーンの操作は簡単です。ナビゲーション ボタン、ソフトキー、キー パッドを使用して選択を行います。

カーソルの操作

>> ソフトキーを押して、カーソルを移動します。

<< ソフトキーを押して、入力した文字や数字を消します。

メニュー項目の選択

ナビゲーション ボタンを押してメニュー項目を選択(強調表示)します。次に、 [選択] ソフトキーを押します。

または

メニューの項目番号と対応する、電話機のダイヤル パッドの 番号キー を押します。


ヒント 電話機の LCD スクリーンのメニューを終了するには、[終了]ソフトキーを押します。


LCD スクリーンのコントラストの調節

電話機の LCD スクリーンのコントラストの変更


ステップ1 メニュー ボタンを押します。

ステップ2 メニューから、 [設定] を選択します。

ステップ3 [設定]メニューから、 [コントラスト] を選択します。

ステップ4 [アップ] および [ダウン] ソフトキーを押して、目的のコントラストを設定します。

ステップ5 [OK] ソフトキーを押して、変更内容を確定します。


 

その他の機能の使用方法

Cisco IP Phone 7912G での通話や他の基本的な機能に慣れたら、ここで説明するその他の機能を確認してください。

「ボイスメールの使用」

「不在履歴の表示」

「電話会議のセットアップ」

「コール待機の使用」

「通話の転送」

「不在転送」

「短縮ダイヤルの使用」

ボイスメールの使用

電話で使用するボイスメール システムは、管理者が選択します。ボイスメール システムの使用方法については、付属のマニュアルを参照してください。たとえば、Cisco Unity を使用するように電話システムが構成されている場合は、ボイスメールの操作方法について Cisco Unity のマニュアルを参照してください。

ボイスメールのセットアップ

Cisco IP Phone の [メッセージ] ソフトキーを押して、音声ガイドに従います。デフォルトのパスワードは、システム管理者から提供されます。

ボイスメールへのアクセス

[メッセージ] ソフトキーを押して、音声ガイドに従います。


ヒント 新しいボイスメール メッセージが 1 つまたは複数あると、受話器の赤色のランプが点灯したままになります。


不在履歴の表示

電話機の LCD スクリーンは、不在時に着信があったことを示します。

[ディレクトリ]メニューを使用して、不在履歴、着信履歴、発信履歴ディレクトリの通話履歴を表示(ダイヤル)します。

通話履歴には、通話の時刻と日付、および電話番号(可能な場合)が含まれています。

通話履歴の表示


ステップ1 メニュー ボタンを押します。

ステップ2 [ディレクトリ] を選択します。

ステップ3 目的のディレクトリを選択します。次の中から選択します。

不在履歴

着信履歴

発信履歴


 

通話履歴からのダイヤル


ステップ1 次の手順に従って、不在履歴、着信履歴、発信履歴ディレクトリを開きます。

ステップ2 ナビゲーション ボタンを使用して、目的の履歴を選択(強調表示)します。

ステップ3 必要に応じて、 [編集] ソフトキーを使用して番号の前に数字を追加します。

ステップ4 受話器を取るか、または[ ダイヤル] ソフトキーを押します。


 

通話履歴の削除

ディレクトリ全体を選択して、 [クリア] ソフトキーを押します。

目的の通話履歴を選択して、 [削除] ソフトキーを押します。

電話会議のセットアップ

2 者間の通話を電話会議に切り替える手順は、次のとおりです。


ステップ1 通話中に、 [会議] ソフトキーを押します。新しい回線が自動的にアクティブになり、最初の通話相手が保留になります。

ステップ2 別の通話相手の電話番号または内線番号を呼び出します。

ステップ3 電話が接続したら、 [会議] ソフトキーを再度押して、通話相手を電話会議に加えます。

上記の手順を繰り返して、通話相手を電話会議に追加します。


) 電話会議の開催者が切断した後は、他の通話相手の追加はできません。



 

コール待機の使用

通話中に別の着信があった場合、コール待機トーンが鳴るか、電話機の LCD スクリーンに発信者 ID が表示されます。

新しい着信に応答するには、 [応答] ソフトキーを押します。このボタンを押すと、元の通話が保留になります。

元の通話に戻るには、 保留 ボタンを押します。 保留 ボタンを続けて使用すると、2 つの通話を切り替えることができます。

通話の転送

通話を別の内線に転送する手順は、次のとおりです。


ステップ1 通話中に、 [転送] ソフトキーを押します。このソフトキーを押すと、通話が自動的に保留になります。

ステップ2 通話の転送先の電話番号または内線番号をダイヤルします。

ステップ3 相手の呼び出し音が聞こえたら、 [転送] ソフトキーを再度押します。または、相手が応答したら、呼び出しを告げてから、 [転送] ソフトキーを押します。

必要な場合は、 保留 ボタンを押して、元の通話に戻ります。


 

不在転送

着信コールすべてを別の電話番号に転送する手順は、次のとおりです。


ステップ1 [不在] ソフトキーを押します。ビープ音が 2 回鳴ります。

ステップ2 着信コールの転送先の番号を入力します。発信するときと同じように正しく番号を入力します。

ステップ3 番号の入力後、ビープ音が 2 回鳴ります。LCD スクリーンに、着信コールの転送先の番号を確認するメッセージが表示されます。


) コール転送をキャンセルするには、[不在]ソフトキーを押します。



 

コール転送のヒント

コール転送を使用すると、着信コールを別の Cisco IP Phone や従来のアナログ電話に送信できます。

コール転送はアクティブでも、転送先番号で通話相手、応答マシン、またはボイスメール システムによる応答がない場合、着信コールはボイスメール システムにリダイレクトされます。

電話機が身近にない場合は、[Cisco CallManagerユーザオプション]Web サイトにコンピュータからアクセスして、コール転送をセットアップできます。このサイトにアクセスするには、URL とデフォルトのパスワードをシステム管理者にお問い合せください。

短縮ダイヤルの使用

[Cisco CallManagerユーザオプション]Web サイトを使用すると、電話に短縮ダイヤル ボタンを 4 つまで作成できます。このサイトにアクセスするには、URL とデフォルトのパスワードをシステム管理者にお問い合せください。

短縮ダイヤルの設定を作成した後は、ご使用の電話機から短縮ダイヤルで発信できます。上記の操作を行うには、 ナビゲーション ボタンを押して短縮ダイヤルのリストを表示します。リストを選択してから、受話器を取るか [ダイヤル] ソフトキーを押して発信します。

短縮ダイヤルの設定と使用の詳細については、Web サイトにあるユーザ ガイドの完全版を参照してください。「関連マニュアル」も参照してください。

詳細情報

Cisco IP Phone 7912G の設置やその使用方法で不明点がある場合は、まず最初にシステム管理者にお問い合せください。

システム管理者は、状況に応じ、[ユーザオプション]Web サイトを勧めることがあります。このサイトでは、一部の電話機能を制御できます。たとえば、このサイトではコール転送のセットアップおよび短縮ダイヤルの指定を行うことができます。

関連マニュアル

ご使用の IP Phone で利用できるすべての機能を参照するには、Web サイトにあるユーザ ガイドの完全版にアクセスしてください。次の Web サイトにアクセスして、Cisco IP Phone 7912G のリンクをクリックします。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/index.htm

安全上の注意事項

Cisco IP Phone 7912G の設置または使用を開始する前に、次の安全上の注意事項をお読みください。

各国語版の注意事項は、『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco IP Phone 7900 Series 』に記載されています。このマニュアルは製品に同梱されており、次の Web サイトからも入手できます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/index.htm


警告 「危険」を表します。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。このマニュアルに記載されている警告の各国語版は、装置に付属の
Regulatory Compliance and Safety Information』を参照してください。



警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 雷が発生している間は、システムに対する作業、またはケーブルの着脱作業は行わないでください。



警告 感電事故を防止するため、Safety Extra-Low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路があり、WAN ポートには TNV 回路があります。一部の LAN ポートおよび WAN ポートは、RJ-45 コネクタを使用します。ケーブルを接続する場合には、注意してください。


次の警告は、Cisco IP Phone を外部電源装置で使用する場合に適用されます。


警告 この製品は、短絡(過電流)に対する保護を建物の設備に依存しています。120VAC、15A以下(米国)、または 240VAC、10A 以下(その他の国)のヒューズまたは回路ブレーカーが電圧線(電流が通る導体全部)に使用されていることを確認してください。



警告 この装置は、TN 電源システムを使用して動作するように設計されています。



警告 プラグとソケットは常にアクセスできる状態にしておく必要があります。これは、プラグとソケットが主要な切断装置であるためです。