Cisco IP Phone 7905G/7912G シリーズ ユーザ ガイド
Cisco IP Phone の概要
Cisco IP Phone の概要
発行日;2012/02/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco IP Phone の概要

Cisco IP Phone の接続

ステップ 1: ネットワークへの接続

ステップ 2: 受話器の接続

ステップ 3: 電源への接続

ステップ 4: 始動

Cisco IP Phone のボタンと各部の名称

メニュー ボタンと保留ボタンの使用方法

ソフトキー

メニュー項目の選択方法

LCD 画面への文字の入力

受話器とスピーカの使用方法

受話器の使用方法

スピーカの使用方法

受話器受け台の調節

Cisco IP Phone のメニューの使用方法

ユーザ オプション Web ページによる IP Phone のカスタマイズ

ユーザ オプション Web ページへのログイン

ユーザ オプション Web ページのデフォルト言語の変更

Cisco IP Phone の概要

Cisco IP Phone は、コンピュータで使用するデータ ネットワークと同じデータ ネットワークを通じて音声通信を提供する、機能性に富んだ電話機です。 この IP Phone は従来のアナログ電話機と同じように機能し、発信や着信を行うことができます。 また、短縮ダイヤル、リダイヤル、電話会議など、電話機に要求される機能もサポートしています。

このガイドでは、IP Phone で利用できるさまざまな機能やサービスの使用方法について説明します。 この章は、次の項で構成されています。

「Cisco IP Phone の接続」

「Cisco IP Phone のボタンと各部の名称」

「メニュー ボタンと保留ボタンの使用方法」

「ソフトキー」

「メニュー項目の選択方法」

「LCD 画面への文字の入力」

「受話器とスピーカの使用方法」


警告 システムを電源に接続する前に、取り付け手順を読んでください。


Cisco IP Phone の接続

新しい Cisco IP Phone は多くの場合、システム管理者や技術者によって、企業 IP テレフォニー ネットワークに接続されます。 しかし、そうではない場合でも、Cisco IP Phone は容易にネットワークに接続できます。

電話を接続するには、次の各項で説明する手順に従ってください。

「ステップ 1: ネットワークへの接続」

「ステップ 2: 受話器の接続」

「ステップ 3: 電源への接続」

「ステップ 4: 始動」

図 1-1 または図 1-2 を参照して、電話の背面にあるポートの位置を確認してください。

図 1-1 Cisco IP Phone 7905G のケーブル接続

 

1

ネットワーク ポート
(10 BASE-T)

電話をオフィス内のイーサネット ポートに接続します。

2

受話器 ポート

受話器を電話に接続します。

3

DC アダプタ ポート(48VDC)

電源装置のプラグを電話に接続します。

4

DC 出力コネクタ付きの電源装置(付属している場合)

交流電源ケーブルに接続します。

5

壁面ソケット プラグ付きの交流電源ケーブル(付属している場合)

電源装置を標準の電源コンセントに接続します。

図 1-2 Cisco IP Phone 7912G のケーブル接続

 

1

ネットワーク ポート
(10 BASE-T、100 BASE-T)

電話をオフィス内のイーサネット ポートに接続します。

2

アクセス ポート(10 BASE-T、100 BASE-T)

電話をデスクトップ コンピュータのイーサネット ポートに接続します。

3

受話器 ポート

受話器を電話に接続します。

4

DC アダプタ ポート(48VDC)

電源装置のプラグを電話に接続します。

5

DC 出力コネクタ付きの電源装置(付属している場合)

交流電源ケーブルに接続します。

6

壁面ソケット プラグ付きの交流電源ケーブル(付属している場合)

電源装置を標準の電源コンセントに接続します。

開始する前に

Cisco IP Phone のネットワークへの接続について、システム管理者の準備が整っていることを確認してください。


注意 ローカルで電力を供給する(イーサネット接続から供給しない)場合は、Cisco 48 ボルト電源装置を使用してください。この電源装置は、Cisco IP Phone で動作するように設計してあります。


警告 感電事故を防ぐために、安全超低電圧(SELV)回路を電話網電圧(TNV)回路に接続しないでください。 LAN ポートには SELV 回路があり、WAN ポートには TNV 回路があります。 一部の LAN ポートと WAN ポートには、RJ-45 コネクタが使用されています。 ケーブルを接続する場合には、十分注意してください。


ステップ 1: ネットワークへの接続

Cisco IP Phone 7905G の場合は、付属のイーサネット ケーブルを使用して、電話の背面にあるネットワーク ポートをオフィス内のイーサネット ポートに接続します。

Cisco IP Phone 7912G の場合は、Cisco IP Phone を企業 IP テレフォニー ネットワークに接続します。オフィスのセットアップ方法に応じて、次の 2 通りの接続方法のいずれかを使用します。 どの方法で接続するか不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。

直接ネットワーク接続:この方法では、オフィス内に少なくとも 1 つのイーサネット ポートが必要です。 付属のイーサネット ケーブルを使用して、電話の背面にあるネットワーク ポートをオフィス内のイーサネット ポートに接続します。

共有ネットワーク接続:オフィス内に 1 つしかないイーサネット ポートにデスクトップ コンピュータがすでに接続されている場合は、この方法を使用します。 最初に、イーサネット ケーブルをコンピュータから取りはずし、そのケーブルを電話の背面にあるネットワーク ポートに接続します。 次に、付属のイーサネット ケーブルを使用して、電話の背面にあるアクセス ポートをデスクトップ コンピュータに接続します。 これで Cisco IP Phone は、ネットワーク接続をコンピュータと共有できるようになります。

ステップ 2: 受話器の接続

受話器を受話器 ポートに接続します。 コードの端(コイル状でない部分が他に比べて長い)が、電話の本体に接続されていることを確認してください。

ステップ 3: 電源への接続

システム管理者から、Cisco の電源装置付きの Cisco IP Phone を受け取った場合は、その電源装置のプラグを電話の背面にある DC アダプタ ポートに接続します。 次に、電源ケーブルを使用して電源装置をオフィス内の標準の電源コンセントに接続します。

電源装置なしの電話をシステム管理者から受け取った場合、その電話への電力はイーサネット接続から供給されます。

次の警告は、Cisco IP Phone を外付け電源装置で使用する場合に適用されます。


警告 この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が敷設されていることが前提になっています。 各相の導体(すべての通電導体)に 120 VAC、15 A(日本および米国)、または 240 VAC、10 A(前記以外の国)以下のヒューズ、または回路ブレーカが使用されていることを確認してください。



警告 Cisco IP Phone は、TN 電源システムで動作するように設計されています。



警告 プラグとソケットは常にアクセスできる状態にしておく必要があります。これは、プラグとソケットが主要な切断装置であるためです。


ステップ 4: 始動

Cisco IP Phone を電源に接続すると、始動プロセスが開始します。 数分後、モノクロの ready 画面が LCD 画面に表示されます。 画面の内容は状況によって異なりますが、ready 画面には、通常、日付と時刻、内線番号、および使用可能なソフトキーが表示されます。 始動が完了し、電話は使用できる状態になります。

Cisco IP Phone のボタンと各部の名称

Cisco IP Phone 7905G または 7912G のボタンと各部の名称は、図 1-3 を参照してください。

図 1-3 Cisco IP Phone 7905G および 7912G

 

1

LCD 画面

時刻、日付、ご使用の電話番号、発信者 ID、通話のステータス、ソフトキー タブなどの機能が表示されます。

2

Cisco IP Phone
シリーズのタイプ

ご使用の IP Phone の Cisco IP Phone シリーズを示します。

3

ソフトキー

対応して LCD 画面のタブに表示される機能を実行します。 ソフトキーは、LCD 画面の下部に表示される機能オプションに対応しています。 ソフトキーの機能は、電話のステータス(使用中かどうかなど)によって変わります。

4

セレクト ボタン

LCD 画面に表示されているテキストをスクロールし、機能を選択します。 また、スクロールするテキストや機能がない場合は、短縮ダイヤル番号へのアクセスを提供します。

5

メニュー ボタン

ボイス メール、ディレクトリ、設定へのアクセスなど、サービスのメニューを表示します。

6

保留ボタン

アクティブ コールを保留したり、保留中のコールを復帰します。また、アクティブ コールと着信コールを切り替えたり、アクティブ コールと保留コールを切り替えたりします。

7

ダイヤル パッド

従来の電話機のダイヤル パッドと同じ機能です。

8

音量ボタン

受話器とスピーカの音量を上げ下げします。 また、呼び出し音の音量(受話器を置いている場合)も調節します。

9

受話器

従来の受話器と同じように機能します。 受話器の上部にあるライト ストリップは、電話が鳴ると点滅します。また、ご使用のメッセージ システムによっては、新しいボイス メール メッセージが着信すると、点灯したままになります。

10

フットスタンド

机やテーブルの上にある電話を使いやすい角度に調節します。

メニュー ボタンと保留ボタンの使用方法

Cisco IP Phone には、次の 2 つの機能ボタンがあります。

メニュー ボタン:サービスのメニューを LCD 画面に表示します。 サービスには、ボイス メール、ディレクトリ(通話履歴や短縮ダイヤルなど)、および設定(コントラスト、呼び出し音タイプ、設定、ステータスなど)へのアクセスがあります。 詳細については、「Cisco IP Phone のメニューの使用方法」を参照してください。

保留 ボタン:通話を保留したり、保留中の通話を復帰します。 詳細については、「通話の保留」を参照してください。

ソフトキー

ソフトキーは、LCD 画面の下部に表示されるオプション タブに対応しています。 ソフトキーは、電話のステータスに応じて変わります。 たとえば、受話器を持ち上げたときのソフトキーのオプションは、電話を使用していないときのオプションとは異なります。

>> ソフトキーを使用すると、カーソルを移動できます。 また、 << ソフトキーを使用すると、入力した文字や数字を削除できます。 文字を誤って入力したり、編集する必要がある場合は、 << ソフトキーを押します。

メニュー項目の選択方法

Cisco IP Phone でメニュー項目を選択するには、次の方法があります。

セレクト ボタンを使用する: セレクト ボタンを押して、メニュー項目を選択(強調表示)します。 次に、[選択(Select)] ソフトキーを押します。

項目番号を使用する:LCD 画面に表示されている項目番号に対応したダイヤル パッド上の番号キーを押します。 この方法を使用して、左側に番号があるメニュー項目を選択します。

LCD 画面への文字の入力

文字や数字などを LCD 画面に入力する必要が生じる場合があります。 このような文字を入力するには、対応する番号キーを使用します。 番号キーを 1 回または複数回押すと、特定の文字が表示されます。 たとえば、「a」を入力するには、 2 を 1 回押します。「b」は 2 回、「c」は 3 回すばやく押します。 キーを押した後は、カーソルが次の文字を入力する位置に自動的に移動します。 失敗した場合は、 << ソフトキーを押します。

受話器とスピーカの使用方法

Cisco IP Phone は、受話器またはスピーカとともに機能します。 スピーカでモニタできるのは、アクティブ コールだけです。 電話で話をするには、受話器を持ち上げる必要があります。

受話器またはスピーカの使用方法については、次の各項を参照してください。

「受話器の使用方法」

「スピーカの使用方法」

「受話器受け台の調節」

受話器の使用方法

Cisco IP Phone の受話器は、従来の電話の受話器と同じように機能します。

発信と応答を行うには、受話器を持ち上げます。

電話を切るには、受話器を受け台に置きます。

受話器の音量を調節する場合は、「受話器音量の調節」を参照してください。

スピーカの使用方法

スピーカでモニタできるのは、アクティブ コールだけです。 話で話をするには、受話器を持ち上げる必要があります。

通話をモニタするために受話器をスピーカに切り替えるには、通話中に電話の前面にある[モニタ(Monitor)] ソフトキーを押してから、受話器を置きます。 この場合、通話を聞くことはできますが、電話で話をすることはできません。

受話器を置く前にスピーカをオフにして通話を続けるには、[モニタオフ(MonOff)] ソフトキーを押します。

受話器を置いた後にスピーカをオフにして通話を続けるには、受話器を持ち上げます。

スピーカをオフにして電話を切るには、[終了(EndCall)] ソフトキーを押します。

スピーカの音量を調節する場合は、「スピーカ音量の調節」を参照してください。

受話器受け台の調節

Cisco IP Phone を壁に取り付ける場合は、受話器が滑り落ちないように受け台を調節できます。

受話器受け台を調節するには、図 1-4 を参照してください。

図 1-4 受話器受け台の使用方法

 

1

受話器をはずし、受話器の受け台から四角いプラスチックのタブを指で引き出します。

2

タブを半回転します。

3

タブの上部から突起が出ている状態で、タブを受話器の受け台に再び差し込みます。

受話器を受け台に戻します。 受話器が滑り落ちないように、タブが受話器の溝に掛かります。

Cisco IP Phone のメニューの使用方法

Cisco IP Phone では、次のメニューを利用できます。

[メッセージ(Messages)]:ボイス メール システムにダイヤルします。 詳細については、「ボイス メールの使用方法」を参照してください。

[ディレクトリ(Directories)]:通話履歴メニューと短縮ダイヤルへのアクセスを提供します。 通話履歴の詳細については、「電話ログの使用方法」を参照してください。 短縮ダイヤルの詳細については、「電話の発信」を参照してください。

[設定(Settings)]:コントラスト設定、呼び出し音タイプ設定、ネットワーク設定、モデル情報、および電話のステータスへのアクセスを提供します。 詳細については、次の各項を参照してください。

「LCD 画面のコントラストの変更」

「呼び出し音のカスタマイズ」

Cisco IP Phone でメニューにアクセスするには、 メニュー ボタンを押します。 セレクト ボタンを使用してメニューを選択し、[選択(Select)] ソフトキーを押します。

メニューを終了するには、 メニュー ボタンまたは[終了(Exit)] ソフトキーを押します。

ユーザ オプション Web ページによる IP Phone のカスタマイズ

Cisco CallManager ユーザ オプション Web ページを使用すると、次のことができます。

コール転送ルールの設定:手順については、「コンピュータによるコール転送の設定」および 「コール転送のキャンセル」を参照してください。

Cisco IP Phone の短縮ダイヤル ボタンの割り当て:手順については、「短縮ダイヤルの設定」を参照してください。

ユーザ オプション Web ページへのログイン

ログインしてメインメニューにアクセスする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Web ブラウザを使用して、システム管理者から提供された URL にアクセスします。

Cisco CallManager ユーザ オプション ログ オン ページが表示されます。

ステップ 2 ユーザ ID とパスワードを入力して、 ログオン をクリックします。 ユーザ ID とパスワードは、システム管理者から提供されます。

Cisco CallManager ユーザ オプション メニュー ページが表示されます。

ステップ 3 [デバイスまたはデバイスプロファイルを選択する(Select a device to configure)] ドロップダウン リストから、ご使用の電話を選択します。

状況依存のメニューであるため、選択したデバイスやデバイス プロファイルに対応したオプションが表示されます。


 

関連トピック

「ユーザ オプション Web ページのデフォルト言語の変更」

ユーザ オプション Web ページのデフォルト言語の変更

ここでは、Cisco CallManager ユーザ オプション Web ページに表示される情報のデフォルト言語(フランス語、英語など)を変更する手順について説明します。

ユーザ オプション Web ページの言語を一時的に変更するには、各 Web ページの下部にある[ページの表示(View page in)] ドロップダウン リストをクリックします。 この変更により、現在の Web セッションで表示されている言語が変更されます。 次回のログイン時には、ユーザ オプション Web ページは、デフォルト言語で表示されます。

開始する前に

ユーザ オプション Web ページにログインします。 ユーザ オプション Web ページおよびこのページへのアクセス方法については、「ユーザ オプション Web ページへのログイン」を参照してください。

手順


ステップ 1 [ユーザ オプション(User Options)] メインメニューの[デバイスまたはデバイスプロファイルを選択する(Select a device to configure)] ドロップダウン リストから、ご使用の電話を選択します。

状況依存のメニューであるため、選択した電話に対応したオプションが表示されます。

ステップ 2 次のいずれかを実行します。

[デバイスまたはデバイスプロファイルを選択する(Select a device to configure)] ドロップダウン リストから電話を選択した場合(デバイス プロファイルを選択しなかった場合)は、[Webページのロケールを変更(Change the Locale for these web pages)] をクリックします。

[デバイスまたはデバイスプロファイルを選択する(Select a device to configure)] ドロップダウン リストからデバイス プロファイルを選択した場合は、[デバイス プロファイルと Web ページのロケールを変更(Change the Locale for your device profile(s) and these web pages)] をクリックします。

ステップ 3 使用するデフォルト言語を[ユーザロケール(User Locale)] ドロップダウン リストから選択し、[更新(Update)] をクリックします。

ここで選択した言語が、ユーザ オプション Web ページの各ページに設定され、現在および以降のセッションでデフォルト言語として使用されます。

ステップ 4 終了するときは、ページの下部の[メニューに戻る(Return to the Menu)] または[ログオフ(Log Off)] をクリックします。


 

関連トピック

「ユーザ オプション Web ページへのログイン」