Cisco IP Phone アドミニストレーション ガイド
Cisco IP Phone の概要
Cisco IP Phone の概要
発行日;2012/01/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco IP Phone の概要

Cisco IP Phone 7960/7940 の概要

Cisco IP Phone 7910 の概要

使用可能なネットワーキング プロトコル

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 でサポートされる機能

機能の概要

テレフォニー機能の設定

Cisco IP Phone を使用したネットワーク機能の設定

ユーザへの機能情報の提供

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の設置要件と設定要件の概要

Cisco IP Phone の概要

この章では、Cisco IP Phone の各モデルの概要、および各モデルの設置、設定に必要な要件を説明します。Cisco IP Phone は、従来のアナログ電話機と同様の機能を備えています。ただし、Cisco IP Phone には、ネットワーク装置としての設定と管理が必要になります。

Cisco IP Phone は、3 つのモデル(Cisco IP Phone 7960、Cisco IP Phone 7940、および Cisco IP Phone 7910)から選択できます。どの Cisco IP Phone も、G.711、G.729、G.729a、G.729b、G.729ab の各音声圧縮方式、および非圧縮のワイドバンド(16 ビット、16kHz)をサポートしています。

この章の構成は、次のとおりです。

「Cisco IP Phone 7960/7940 の概要」

「Cisco IP Phone 7910 の概要」

「使用可能なネットワーキング プロトコル」

「Cisco IP Phone 7960、7940、7910 でサポートされる機能」

「Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の設置要件と設定要件の概要」


注意 Cisco IP Phone の近くで携帯電話を使用すると、Cisco IP Phone のスピーカフォンに雑音が混入することがあります。

Cisco IP Phone 7960/7940 の概要

Cisco IP Phone 7960/7940 は、複数の回線を接続できる全機能型の電話機で、これらを使用して、音声通話を IP ネットワーク上で行うことができます。これらの IP フォンは、業務に便利なオフィス電話機として機能しますが、従来のアナログ電話機とは異なり、IP テレフォニー ネットワークに接続して使用します。

Cisco IP Phone のモデル 7960 とモデル 7940 の違いは、回線ボタンまたは短縮ダイヤル ボタンの数だけです。Cisco IP Phone 7940 は 2 つの回線を収容し、Cisco IP Phone 7960 は 6 つの回線を収容します。

図 1-1および図 1-2では、両モデルの主なコンポーネントを示します。また、図に続く表では、各コンポーネントの機能について説明します。

図 1-1 Cisco IP Phone 7960

 

図 1-2 Cisco IP Phone 7940

 

1

インジケータ ライト付きの受話器

従来の受話器と同じような機能があります。受話器のライトは、呼び出し音が鳴るときに点滅します。また、ボイスメールのメッセージが着信したときに、ライトが点灯します。

2

LCD 画面

時刻、年月日、電話番号、発信者 ID、回線または通話の状況、ソフトキー タブなどを表示します。

3

Cisco IP Phone のモデル

Cisco IP Phone のモデルです。

4

回線(Line)ボタンまたは短縮ダイヤル(Speed dial)ボタン

新しい回線接続の開始、LCD 画面に表示される短縮ダイヤル番号の発信、または通話の終了を行います。Cisco IP Phone 7960 は、回線ボタンまたは短縮ダイヤル ボタンを 6 つ備えています。また、Cisco IP Phone 7940 は 2 つ備えています。

5

角度調節用フットスタンド

IP フォン本体の角度を調節します。

6

ディレクトリ(Directories)ボタン

通話履歴およびディレクトリにアクセスします。

7

? ボタン

IP フォンのボタンや機能に関するヘルプを LCD 画面に表示します。また、通話中のコールのステータス情報を表示します。

8

設定(Settings)ボタン

コントラスト、呼び出し音、ネットワーク設定、ステータス情報などの IP フォンの設定に使用します。

9

スピーカ(Speaker)ボタン

スピーカのオンとオフを切り替えます。

10

ミュート(Mute)ボタン

ミュート(消音)のオンとオフを切り替えます。

11

ヘッドセット(Headset)ボタン

ヘッドセットのオンとオフを切り替えます。

12

音量(Volume)ボタン

使用中の受話器、ヘッドセット、またはスピーカフォンの音量を上げ下げします。また、受話器を置いている場合は、呼び出し音の音量を調節し、LCD 画面のコントラストも調節します。

13

サービス(Services)ボタン

IP フォンのサービスにアクセスします(使用可能な場合)。

14

メッセージ(Messages)ボタン

メッセージ システムにアクセスします(使用可能な場合)。

15

セレクト(Navigation)ボタン

LCD 画面に表示されているテキストをスクロールし、機能を選択します。

16

ダイヤル パッド

従来の電話機のダイヤル パッドとまったく同じ機能です。

17

ソフトキー

LCD 画面上の各タブに表示される機能に対応しています。ソフトキーは、LCD 画面の下部に表示される機能オプションを示しています。ソフトキーの内容は、IP フォンの状況に応じて変わります。

Cisco IP Phone 7910 の概要

Cisco IP Phone 7910 は、電話の基本機能を備えており、ロビー、休憩室、廊下などの共用エリアで主に使用されます。

Cisco IP Phone 7910 には、次の 2 通りの構成があります。

Cisco IP Phone 7910:1 つの 10 BaseT 接続をもっています。

Cisco IP Phone 7910+SW:オプションの 3 ポート スイッチを内蔵し、100 Mbps 接続が可能です。

図 1-3では、Cisco IP Phone 7910 の主なコンポーネントを示します。図に続く表では、各コンポーネントの機能を説明します。

図 1-3 Cisco IP Phone 7910 の機能

 

 

1

インジケータ ライト付きの受話器

従来の受話器と同じような機能があります。

2

LCD 画面

時刻、年月日、電話番号、発信者 ID、回線または通話の状況などを表示します。

3

回線(LINE)ボタン

新しい回線接続を開始します。

4

保留(HOLD)ボタン

通話中のコールを保留にしたり、保留を解除したりします。

5

転送(TRANSFER)ボタン

通話中のコールを別の電話番号に転送します。

6

設定(SETTINGS)ボタン

受話器、スピーカ、呼び出し音の音量、呼び出し音の種類、および LCD 画面のコントラストを調節します。

7

角度調節用フットスタンド

IP フォン本体の角度を調節します。

8

メッセージ(messages)
ボタン

このボタンは、社内のニーズに合わせてCisco CallManager でプログラム可能です。詳細は、「IP フォンのボタン テンプレートの変更」を参照してください。このボタンのデフォルト設定では、ボタンを押すとボイスメールのメッセージにアクセスします。

9

電話会議(conference)ボタン

このボタンは、社内のニーズに合わせてCisco CallManager でプログラム可能です。詳細は、「IP フォンのボタン テンプレートの変更」を参照してください。このボタンのデフォルト設定では、ボタンを押すと電話会議を開始します。

10

自動転送(forward)ボタン

このボタンは、社内のニーズに合わせて Cisco CallManager でプログラム可能です。詳細は、「IP フォンのボタン テンプレートの変更」を参照してください。このボタンのデフォルト設定では、ボタンを押すと通話を別の電話番号に転送します。

11

リダイヤル(redial)ボタン

このボタンは、社内のニーズに合わせてCisco CallManager でプログラム可能です。詳細は、「IP フォンのボタン テンプレートの変更」を参照してください。このボタンのデフォルト設定では、ボタンを押すと前回ダイヤルした番号をリダイヤルします。

12

スピーカ(Speaker)ボタン

スピーカのオンとオフを切り替えます。

13

ミュート(Mute)ボタン

ミュート(消音)のオンとオフを切り替えます。

14

音量(Volume)ボタン

受話器またはスピーカの音量を上げ下げします。また、呼び出し音の音量や LCD 画面のコントラストも調節します。

15

短縮ダイヤル(Speed dial)ボタン

このボタンは、社内のニーズに合わせて Cisco CallManager でプログラム可能です。詳細は、「IP フォンのボタン テンプレートの変更」を参照してください。このボタンのデフォルト設定では、ボタンを押して頻繁にダイヤルする番号に素早く電話をかけることができます。

16

ダイヤル パッド

従来の電話機のダイヤル パッドと同じ機能です。

使用可能なネットワーキング プロトコル

Cisco IP Phone は、音声通信に必要なプロトコルとして、複数の業界標準ネットワーキング プロトコル、およびシスコ ネットワーキング プロトコルをサポートしています。 表 1-1 では、Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の各モデルでサポートされているネットワーク プロトコルの概要を示します。

 

表 1-1 Cisco IP Phone でサポートされるネットワーク プロトコル

ネットワーキング プロトコル
目的
使用に関する注釈

BootP(ブートストラップ プロトコル)

Cisco IP Phone などのネットワーク装置は、BootP を使用して IP アドレスなど特定の起動情報を検出します。

BootP を使用して IP アドレスを Cisco IP Phone に割り当てると、この IP アドレス が IP フォンのネットワーク設定値に表示されます。

CDP(Cisco Discovery Protocol)

CDP は、すべてのシスコの機器で作動するデバイス検出プロトコルです。

CDP を使用すると、デバイスはその存在を他のデバイスに通知し、ネットワーク内の他のデバイスについての情報を受け取ることができます。

Cisco IP Phone は、CDP を使用して補助 VLAN ID、ポート単位の電源管理の詳細、サービス品質(QoS)設定情報などを Cisco Catalyst スイッチと交換します。

DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)

DHCP は、IP アドレスをネットワーク装置に動的に配分し、割り当てます。

DHCP を使用すると、IP フォンをネットワークに接続し、作動状態にすることができます。その際に、IP アドレスを手作業で割り当てたり、その他のネットワーク パラメータを設定する必要がありません。

DHCP は、デフォルトで使用可能になっています。DHCP が使用不可の場合は、ローカルで各 IP フォンに IP アドレス、サブネット マスク、ゲートウェイ、および TFTP サーバを手作業で設定する必要があります。

DHCP カスタム オプション 150 を使用するようにお勧めします。この方式を使用すると、TFTP サーバの IP アドレスをオプション値として設定できます。サポートされているその他の DHCP 設定については、『Cisco CallManager システム ガイド』を参照してください。

IP(インターネット プロトコル)

IP は、ネットワーク上でパケットをアドレス指定し、送信するメッセージング プロトコルです。

IP を使用して通信するには、ネットワーク装置に IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイが割り当てられている必要があります。

DHCP を指定して Cisco IP Phone を使用する場合は、IP アドレス、サブネット、およびゲートウェイの識別情報が自動的に割り当てられます。DHCP を使用しない場合は、ローカルで各 IP フォンにこれらのプロパティを手作業で割り当てる必要があります。

RTP(リアルタイム トランスポート プロトコル)

RTP は、データ ネットワーク上でリアルタイム データを伝送するための標準です。リアルタイム データとは、双方向の音声や映像の信号などです。

Cisco IP Phone は、RTP プロトコルを使用して、他の IP フォンやゲートウェイに対してリアルタイム音声トラフィックを送受信します。

TCP(伝送制御プロトコル)

TCP は、コネクション型のトランスポート プロトコルです。

Cisco IP Phone は、TCP を使用して Cisco CallManager に接続し、XML サービスにアクセスします。

TFTP(トリビアル ファイル転送プロトコル)

TFTP を使用すると、ネットワーク上でファイルを転送できます。

Cisco IP Phone 上で TFTP を使用すると、IP フォンのタイプに固有の設定ファイルを取り出せます。

TFTP では、ネットワーク内に TFTP サーバが必要です。このサーバは、DHCP サーバから自動的に識別されます。複数の TFTP サーバがネットワークで動作している場合は、ローカルで各 IP フォンに TFTP サーバを手作業で割り当てる必要があります。

UDP(ユーザ データグラム プロトコル)

UDP は、データ パケットを配信するための、コネクションレス型のメッセージング プロトコルです。

Cisco IP Phone は、UDP メッセージを受信し、処理します。

関連トピック

「DHCP 設定値の変更」

「IP 設定値の指定」

「TFTP オプションの設定」

「他の Cisco IPテレフォニー製品との双方向通信の概要」

「IP フォンの起動プロセスの概要」

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 でサポートされる機能

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の各モデルは、従来のアナログ電話機とほぼ同じ機能を備えており、通話の発信や受信を行うことができます。

Cisco IP Phone は、従来の電話機能に加えて、この IP フォンをネットワーク装置として管理し、モニタする機能も備えています。

ここでは、次の内容について説明します。

「機能の概要」

「テレフォニー機能の設定」

「Cisco IP Phone を使用したネットワーク機能の設定」

「ユーザへの機能情報の提供」

機能の概要

Cisco IP Phone は、自動転送や着信転送、リダイヤル、短縮ダイヤル、電話会議、およびボイスメールへのアクセスなどの従来のテレフォニー機能を備えています。また、Cisco IP Phone にはさらに豊富な機能があります。Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の各モデルでサポートされるテレフォニー機能の概要、および機能を設定する際のヒントについては、「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」を参照してください。

Cisco IP Phone では、他のネットワーク装置と同様、Cisco CallManager、およびその他の IP ネットワークにアクセスするために、あらかじめ設定が必要です。DHCP を使用する場合、設定の変更は少なくなります。ただし、ネットワークで必要な場合は、固定 IP も割り当てることができます。Cisco IP Phone でネットワーク設定を変更するには、 第5章「Cisco IP Phone でのネットワーク設定値の指定」 を参照してください。

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の各モデルは、IP ネットワーク上の他のサービスや装置との対話が可能であり、そのために、さらに多くの機能を備えています。たとえば、Cisco IP Phone を企業の LDAP3(Lightweight Directory Access Protocol 3)標準ディレクトリと統合すると、ユーザは自分の IP フォンから直接、社員の連絡先情報を検索できるようになります。また、XML を使用すると、天気予報、株価情報、商品相場などの Web ベースの情報にアクセスすることもできます。これらのサービスの設定については、「Corporate Directory の設定」、および「ユーザ サービスのセットアップ」を参照してください。

Cisco IP Phone はネットワーク装置であるため、IP フォンから直接、詳細なステータス情報を取得することができます。このステータス情報は、ユーザが IP フォンの使用時に起こる問題をトラブルシューティングする際に役立ちます。ステータス情報を使用する上でのヒントについては、 第7章「Cisco IP Phone のトラブルシューティング」 を参照してください。

関連トピック

「Cisco IP Phone でのネットワーク設定値の指定」

「ユーザ、機能、テンプレート、およびサービスの設定」

「Cisco IP Phone のトラブルシューティング」

テレフォニー機能の設定

Cisco CallManager の Administration アプリケーションを使用すると、さらに別の設定値を変更することができます。この Web ベースのアプリケーションは、主に、IP フォンの登録基準やコール検索スペースの設定、社内ディレクトリやサービスの設定、および電話ボタン テンプレートの変更に使用します。詳細は、「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

Cisco CallManager Administration アプリケーションの使用方法がわからない場合は、そのアプリケーション用に作成されているコンテキスト ヘルプを使用してください。コンテキスト ヘルプを表示するには、メイン メニュー バーから Help > For this screen の順に選択します。

このヘルプでは、Cisco CallManager Administration を使用する手順について簡単に説明しています。この説明は、Cisco CallManager アプリケーションの適切なウィンドウを示し、初歩的なガイダンスを表示します。

Cisco CallManager の詳しい使用方法については、Cisco CallManager に関する資料を参照してください。それらの資料には、次の Web サイトでアクセスできます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm

関連トピック

「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」

Cisco IP Phone を使用したネットワーク機能の設定

Cisco IP Phone では、DHCP、TFTP、および IP の設定値などの機能をローカルで IP フォン自体に設定できます。また、このIP フォンで通話中のコールやファームウェア バージョンについての統計情報を表示することもできます。

IP フォンでの機能の設定と統計情報の表示については、 第5章「Cisco IP Phone でのネットワーク設定値の指定」 、および 第7章「Cisco IP Phone のトラブルシューティング」 を参照してください。

関連トピック

「Cisco IP Phone でのネットワーク設定値の指定」

「Cisco IP Phone のトラブルシューティング」

ユーザへの機能情報の提供

システム管理者は、多くの場合、自分が管理するネットワークや会社内の Cisco IP Phone ユーザから質問を受ける立場にあります。最新の機能や手順に関する情報を提供するために、Cisco IP Phone の資料を十分に活用してください。また、次の Cisco IP Phone の Web サイトにアクセスすることをお勧めします。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/ip_clmgr/english/index.htm

このサイトから、各種ユーザ ガイドや小冊子を表示したり注文することができます。

システム管理者は、ユーザに資料を提供すると同時に、自社やネットワークに特有の機能、および利用可能な Cisco IP Phone の機能をユーザに通知し、必要な場合には、それらの機能へのアクセスとカスタマイズ方法を知らせます。これらも、システム管理者の大切な役目です。

システム管理者が Cisco IP Phone ユーザに知らせる必要がある主な情報については、「Web サイトを使用したユーザへの情報提供」を参照してください。

関連トピック

「Web サイトを使用したユーザへの情報提供」

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の設置要件と設定要件の概要

Cisco IP Phone 7960、7940、7910 の各モデルを設置し、設定するには、ネットワーク設定値の一部を指定し、Cisco CallManager をセットアップする必要があります。次に、各 IP フォン上で設定値を変更する必要があります。

必要な手順の概要については、 表 1-2 を参照してください。これらの手順の詳細については、表に記述した資料を参照してください。

 

表 1-2 Cisco IP Phone の設定手順の概要

必要なタスク
目的
参照先

1. IP フォンに関する次の情報を集めます。

モデル

MAC アドレス

IP フォンの物理的なロケーション

IP フォンに関連付ける Cisco CallManager のユーザ

パーティション、コール検索スペース、およびロケーションの情報(使用する場合)

IP フォンに割り当てる回線数とそれぞれに対応する電話番号

IP フォンに追加し、設定する機能

Cisco CallManager が Cisco IP Phone をサポートできるようにする設定に、これらの情報が必要です。

次の情報を参照してください。

「Cisco CallManager データベースへのIPフォンの追加」

「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」

Cisco CallManager システム ガイド

Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド

2. 音声通信を処理するように、ルータ、ゲートウェイ、およびスイッチを設定します。

IP テレフォニー ネットワーク用のインフラストラクチャを構築します。

「他の Cisco IPテレフォニー製品との双方向通信の概要」、および各装置に付属の資料を参照してください。

3. Cisco CallManager に IP フォンを追加します。

IP テレフォニー ネットワーク内のコール処理を行います。

「Cisco CallManager データベースへのIPフォンの追加」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

4. IP フォンを自動登録し、それらの IP フォンを手作業で Cisco CallManagerデータベースに追加するか、Bulk Administration Tool(BAT)を使用して、複数の IP フォンをデータベースに同時に追加するかを選択します。

IP フォンを Cisco CallManager に追加する方法、およびそれらの IP フォンに電話番号を割り当てる方法を決定します。

「Cisco CallManager データベースへのIPフォンの追加」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

5. Cisco AC アダプタを電源に使用するか、Cisco Catalyst スイッチから電源を取るかを選択します。

IP フォンへの電源供給法として、AC アダプタを通じて外部電源から取るか、イーサネット ケーブルを通じてインライン パワー ソースから取るかを決定します。

「Cisco IP Phone への電力供給」、または Cisco Catalyst スイッチに付属の資料を参照してください。

6. IP フォンをネットワーク内に設置します。

IP フォンをネットワークに追加します。

第3章「Cisco IP Phone の設置」 を参照してください。

7. 7914 拡張モジュールを Cisco IP Phone 7960 に追加します。

14 本の回線、または短縮ダイヤル番号を追加して、Cisco IP Phone 7960 の機能を拡張します。

第4章「Cisco IP Phone 7914 拡張モジュールの増設」 を参照してください。

8. Cisco IP Phone 上でネットワーク設定値を指定します。

IP 設定値を指定し(ネットワークで DHCP を使用しない場合)、TFTP サーバを割り当てます。

「IP 設定値の指定」、および「TFTP オプションの設定」を参照してください。

9. コール待機、コール転送、コール パーク(転送先保留)、およびコール ピックアップ(代理応答)などの電話機能を設定します。

テレフォニー機能を拡張します。

「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

10. ボタン テンプレートを変更します。

電話ボタンの機能をカスタマイズします。

「IP フォンのボタン テンプレートの変更」を参照してください。

11. Cisco IP Phone サービスを設定します。

ユーザが、XML を使用して天気予報、株価情報、商品相場などの Web ベース情報にすばやくアクセスできるようにします。

「ユーザ サービスのセットアップ」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

12. ディレクトリを設定します。

LDAP3 標準ディレクトリと統合して、ユーザが社内ディレクトリ全体を検索できるようにします。

「ディレクトリの設定」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。

13. Cisco CallManager にユーザを追加します。

ユーザを IP フォンに関連付けて、ユーザが、コール自動転送や短縮ダイヤルなどの機能を設定したり、サービスに登録するための User Options の Web アプリケーションにアクセスできるようにします。

「Cisco CallManager へのユーザの追加」、および『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、またはコンテキスト ヘルプを参照してください。

14. IP フォンの使用方法および IP フォン オプションの設定方法をエンド ユーザに知らせます。

Cisco IP Phone を正しく使用するための情報をユーザに知らせ、誤った使用を防ぎます。

「Web サイトを使用したユーザへの情報提供」を参照してください。