Cisco IP Phone 7970 シリーズ for Cisco CallManager 4.1(3) 電話ガイド
電話機の概要
電話機の概要
発行日;2012/02/05 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 425KB) | フィードバック

目次

電話機の概要

ボタンとハードウェア

タッチスクリーンの機能

コール処理とナビゲーションのヒント

回線とコールの違いについて

コールおよび回線のアイコンについて

オンフックとオフフック

コールの選択

コールの表示と切り替え

タッチスクリーンの項目の選択

機能メニューの使用

テキストの入力と編集

電話機に関するヘルプの表示

機能の操作性とアベイラビリティについて

電話機の概要

Cisco IP Phone 7970 シリーズは、コンピュータで使用するデータ ネットワークで音声通信を行うためのすべての機能が搭載された電話機です。この電話機を使用してコールの発信および受信、保留、短縮ダイヤル番号、転送、会議コールの開設などの機能を使用できます。

基本的なコール処理機能に加え、電話機でサポートされている特殊(詳細)なテレフォニー機能を使用して、コール処理機能を拡張およびカスタマイズできます。

Cisco IP Phone には、次の機能が備わっています。

ネットワーク データおよびネットワーク サービスへのアクセス:電話機から特殊な Web ベースのサービスにアクセスできます。

[ユーザ オプション]Web ページからのオンライン制御:コンピュータで Web ブラウザを使用して、電話機の機能をカスタマイズできます。

包括的なオンライン ヘルプ システム:役に立つヒント、説明、および操作手順を電話機から直接入手できます。

ボタンとハードウェア

電話機には、次のハードウェア機能が備わっています。

フルカラーのタッチスクリーン ディスプレイ。

8 つのバックライト回線ボタン。ダイナミックなコール状態の情報を示します。

スピーカフォン モードまたはヘッドセット モードのサポート。

電話機の機能にアクセスする 5 つのソフトキーボタン。

メッセージ、ディレクトリ、サービス、および設定にアクセスする 4 つの機能ボタン。

組み込みのオンライン ヘルプにワンタッチでアクセスするボタン。

タッチスクリーンを一時的に無効にするボタン、およびタッチスクリーンを省電力モードから戻すボタン。

詳細については、次の図および表を参照してください。

 

1

プログラマブルボタン

設定に応じて、プログラマブルボタンから次に示す項目にアクセスできます。

電話回線(回線ボタン)

短縮ダイヤル番号(短縮ダイヤルボタン)

Web ベースのサービス(個人アドレス帳ボタンなど)

電話機の機能(プライバシー ボタンなど)

表示されるボタンの色によって、回線の状態が次のように示されます。

緑、点灯:この回線のコールはアクティブです(オフフック)。

緑、点滅:この回線のコールは保留状態です。

オレンジ、点灯:プライバシー機能が有効です。

オレンジ、点滅:この回線で着信コールが鳴っています。

赤:共有回線で、現在使用中です。

色なし:この回線でアクティビティはありません(オンフック)。

2

フットスタンドボタン

電話機本体の角度を調節します。

3

ディスプレイボタン

タッチスクリーンを省電力モードから戻したり、クリーニングのために無効にします。

色なし:タッチスクリーンは入力可能な状態です。

緑の点滅:タッチスクリーンが無効になっています。
緑の点灯:タッチスクリーンおよびバックライトが無効になっています。

「タッチスクリーン ディスプレイの使用とクリーニング」を参照してください。

4

メッセージボタン

サービスによって異なりますが、通常はボイス メッセージ サービスに自動ダイヤルします。「ボイス メッセージへのアクセス」を参照してください。

5

ディレクトリボタン

[ディレクトリ]メニューを開閉します。履歴および社内ディレクトリへのアクセスに使用します。「履歴およびディレクトリの使用」を参照してください。

6

ヘルプボタン

[ヘルプ]メニューをアクティブにします。「電話機に関するヘルプの表示」を参照してください。

7

設定ボタン

[設定]メニューを開閉します。タッチスクリーンの表示および呼出音を制御するために使用します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。

8

サービスボタン

[サービス]メニューを開閉します。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。

9

音量ボタン

音量およびその他の設定を制御します。「電話機の設定のカスタマイズ」を参照してください。

10

スピーカボタン

スピーカフォン モードのオン/オフを切り替えます。

11

ミュートボタン

ミュート機能のオン/オフを切り替えます。

12

ヘッドセットボタン

ヘッドセット モードのオン/オフを切り替えます。

13

ナビゲーションボタン

メニューのスクロールや項目の強調表示に使用します。ソフトキーと組み合わせて、強調表示された項目をアクティブにすることができます。また、電話機がオンフックになっているときにナビゲーションボタンを押すと、発信履歴ログの電話番号にアクセスできます。

14

キーパッド

電話番号のダイヤル、文字の入力、およびメニュー項目の選択に使用します。

15

ソフトキーボタン

タッチスクリーンに表示されたソフトキーのオプションをそれぞれアクティブにします。

16

ハンドセットのライト ストリップ

着信コールまたは新しいボイス メッセージがあることを示します。

17

タッチスクリーン

電話機の機能を表示します。「タッチスクリーンの機能」を参照してください。

タッチスクリーンの機能

次の図は、メインのタッチスクリーンの外観を示しています。アクティブなコールが存在し、いくつかの機能メニューが開いた状態になっています。タッチスクリーンの項目をアクティブにするには、該当する項目を指で押すか軽くたたきます。

1

プライマリ電話回線

プライマリ電話回線の電話番号(内線番号)を表示します。複数のタブが開いている場合は、時刻と日付もここに表示されます。

2

プログラマブルボタンのアイコン

電話機のプログラマブルボタン の設定を示すアイコン。

電話回線アイコン:電話回線に対応し、コールまたは回線の状態を表示します。電話機には複数の電話回線が割り当てられている場合があります。

短縮ダイヤル アイコン:有効な場合、短縮ダイヤルボタンに対応しています。「短縮ダイヤル機能の設定」を参照してください。

電話機サービス アイコン:有効な場合、Web ベースの電話機サービス(個人アドレス帳など)に対応しています。

機能アイコン:有効な場合、プライバシーなどの機能に対応しています。

3

ソフトキーのラベル

ソフトキーの機能をそれぞれ表示します。ソフトキーをアクティブにするには、ソフトキーボタン またはタッチスクリーン上のソフトキーのラベルを押します。

4

ステータス行

オーディオ モードのアイコン、ステータス情報、およびプロンプトを表示します。

5

コール アクティビティ領域

現在のコールを回線、発信者 ID、通話時間、およびコールの状態ごとに表示します。「コールの表示と切り替え」を参照してください。

6

電話タブ

コール アクティビティを示します。このタブを押すと、必要に応じてコール アクティビティ領域に戻ります。

7

機能タブ

開いている機能メニューをそれぞれ示します。タブを押すと、開いているメニューが切り替わります。「機能メニューの使用」を参照してください。

コール処理とナビゲーションのヒント

このガイドラインは、Cisco IP Phone でのコールの処理、およびメニューのナビゲートに役立ちます。

回線とコールの違いについて

電話機の 回線 コール を混同してしまうことがあります。混同しないためのヒントを次に示します。

回線

Cisco IP Phone 7970 シリーズの電話機のモデルは、最高 8 本までの回線をサポートします。回線は、他人が自分へのコールに使用できる電話番号(または内線番号)にそれぞれ対応しています。電話機に割り当てられる回線の数は、システム管理者が電話機のプログラマブルボタンに設定した内容によって異なります。回線の本数を確認するには、タッチスクリーン上のプログラマブルボタンのアイコンとラベルを確認してください。回線の数は、電話番号および電話回線アイコン の数と同じです。

コール

各回線では、複数のコールをサポートできます。したがって、1 本の電話回線で複数のコールを自分で処理することができます。デフォルトでは、1 本の回線につき 4 つのコールが設定されていますが、システム管理者は必要に応じてこの数を調整できます。回線の数にかかわらず、1 台の電話機で最大 200 コールまでサポートされます。

コールおよび回線のアイコンについて

電話機には、コールおよび回線の状態(オンフック、保留中、呼び出し中、接続中など)の判断に役立つアイコンが表示されます。

 

アイコン
コールまたは
回線の状態
説明

 

オンフック回線

この回線のコール アクティビティはありません。オンフック(プレダイヤル)でダイヤルしている場合は、オフフックにするまでは進行中のコールになりません。

 

オフフック回線

電話番号のダイヤル中または発信コールの呼出音が鳴っている状態です。ダイヤルのオプションについては、「コールの発信」を参照してください。

 

接続コール

通話相手に接続されている状態です。

 

呼び出し中のコール

いずれかの回線でコールの呼出音が鳴っています。詳細については、「コールへの応答」を参照してください。

 

コールの保留

このコールが保留されています。詳細については、「コールの保留と復帰」を参照してください。

 

リモートで使用中

共有回線の別の電話機に、接続コールがあります。詳細については、「共有回線の使用」を参照してください。

 

認証されたコール

「安全なコールの送受信」を参照してください。

 

暗号化されたコール

「安全なコールの送受信」を参照してください。

オンフックとオフフック

電話機がオンフックかオフフックかによって、電話機の作業や操作手順が異なることがあります。

オンフック:電話機のハンドセットが受け台に置かれている状態。アクティブになっているコールはなく、アクティブなダイヤル トーンも聞こえません。電話機には、オンフック ダイヤル( プレダイヤル )、つまり電話番号を入力または選択してからコールをアクティブにできる機能が備わっています。電話機がオンフックの場合、各電話番号の横にこのアイコン が表示されます。

オフフック:電話機のハンドセットが受け台から取り上げられているか、スピーカフォンがアクティブ、またはその他の方法によってダイヤル トーンが聞こえ、着信コールに応答できる状態です。電話機がオフフックの場合、コールまたは回線の状態に応じて、 、または のいずれかのアイコンが表示されます。関連情報については、「コールおよび回線のアイコンについて」を参照してください。

コールの選択

電話機の機能の多くは、その機能の対象となるコールが選択されていることを前提にしています。たとえば、保留中のコールが 4 あるうち、2 コールだけを会議コールに参加させるとします。このような場合は、会議に追加するコールを選択してから、機能を有効にします。

 

目的
操作

コールを強調表示する

ナビゲーションボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。コールがより明るい背景に対して強調表示されます。

コールを選択する

接続コールまたは保留状態のコールを強調表示し、 [選択] を押します。選択されたコールの横に、 が表示されます。

選択したコールを確認する

ナビゲーションボタンを使用して、コールのリストをスクロールします。選択されたコールは で示され、コールのリストでまとめて表示されます。

コールの表示と切り替え

次に示すヒントは、1 本または複数の回線でコールを切り替えるときに役立ちます。切り替え先のコールが自動的に強調表示されない場合は、タッチスクリーンで該当するコールを押すか、そのコールまでスクロールします。

 

目的
操作

同じ回線のコールを切り替える

切り替え先のコールを強調表示し、 [復帰] を押します。別のコールが自動的に保留状態になります。

接続コールから切り替えて呼び出し中のコールに応答する

[応答] または (点滅しているオレンジのボタン)を押します。この操作により、最初のコールの保留が自動的に行われます。

異なる回線のコールを切り替える

切り替え先の回線の (点滅している緑のボタン)を押します。回線で保留になっているコールが 1 つの場合、コールは自動的に復帰します。回線で保留になっているコールが複数ある場合、必要に応じて特定のコールを強調表示して、 [復帰] を押します。

特定の回線におけるすべてのコールを表示する

を押してから、すぐに回線ボタンを押します。この操作によりコールの詳細が表示されますが、コールの状態は影響を受けません。そのため、ある回線で通話しながら別の回線で保留中のコールを表示する場合に便利です。

回線のアクティビティの概要を表示する(回線ごとに 1 つのコール)

強調表示された回線の を押します(回線は、関連付けられているコールが電話機のスクリーンに表示されると強調表示されます)。

この操作により、電話機が コールの概要モード に切り替わり、回線ごとに 1 つのコールが表示されます。このコールは、アクティブなコール、または通話時間の最も長い保留中のコール(すべてのコールが保留中の場合)のいずれかです。

標準の表示に戻るには、 を押してから、すぐに回線ボタンを押します。

ヒント

アクティブとなり得るコールは 1 つに限定されるので、他のコールは自動的に保留状態になります。

同じ回線に複数のコールがある場合は、優先順位が最も高く、通話時間の最も長いコールがコールのリストの先頭に表示されます。「重要なコールの優先順位付け」を参照してください。

同じタイプのコールは、コールのリストでまとめて表示されます。たとえば、相互に通話したコールは先頭付近に、選択されたコールは次に、まだ応答していないコールは末尾にまとめて表示されます。

タッチスクリーンの項目の選択

 

タッチスクリーンの項目の選択方法
操作

項目を押す

タッチスクリーンの項目を指で押すか軽くたたきます。タッチスクリーンで電話番号を押すと、電話機でその番号がダイヤルされます。

項目番号を指定する

キーパッドで該当する番号を押します。たとえば、メニューの 4 番目の項目を選択するには、 4 を押します。

項目までスクロールする

ナビゲーションボタンを押して、リストをスクロールし、項目を強調表示します。対応するソフトキー( [選択] [ダイヤル] など)を押して操作を終了するか、タッチスクリーン上の項目を指で軽くたたきます。

機能メニューの使用

 

目的
操作

機能メニューを開閉する

次の機能ボタンを押します。

メッセージ

サービス

ヘルプ

ディレクトリ

設定

リストまたはメニューをスクロールする

ナビゲーションボタンを押します。

機能メニューの 1 つ前のレベルに戻る

[終了] を押します。このとき、メニューの最上位レベルで[終了]を押すと、メニューが閉じます。

開いている機能メニューを切り替える

タッチスクリーンで機能タブを押します。機能メニューごとに、対応するタブがあります。タブは機能メニューが開いているときに表示されます。

テキストの入力と編集

 

目的
操作

タッチスクリーンで文字を入力する

キーパッドで該当する番号を何度か押して、ポップアップ メニューから文字(大文字/小文字の区別を含む)を選択します。休止すると、カーソルが自動的に先へ移動し、次の文字を入力できる状態になります。

入力した文字を削除、またはカーソルの位置を移動する

文字や数字を 1 つ削除するには、 << または [削除] を押します。>> を押すと、カーソルが右に移動します。

電話機に関するヘルプの表示

Cisco IP Phone には、包括的なオンライン ヘルプ システムが備わっています。ヘルプの項目はタッチスクリーンに表示されます。次の表に詳細を示します。

 

目的
操作

メイン メニューを表示する

電話機の を押し、メニューが表示されるまで数秒待ちます。ヘルプがすでに表示されている場合は、 [メイン] を押します。

メイン メニューには、次の項目が含まれます。

Cisco IP Phone について:電話機に関する詳細な説明

操作方法:電話機の一般的なタスクに関する手順や情報

コール機能:コール機能に関する説明や手順

ヘルプ:ヘルプの使用やアクセスに関するヒント

ボタンやソフトキーを確認する

を押してから、すばやくボタンまたはソフトキーを押します。

メニュー項目を確認する

を押してから、すばやくタッチスクリーンのメニュー項目を押します。

または、メニュー項目を強調表示して をすばやく 2 回押します。

ヘルプを使用してヘルプを表示する

を押します。数秒待ってから をもう一度押すか、またはメイン メニューからヘルプを選択します。

機能の操作性とアベイラビリティについて

Cisco IP Phone の操作方法および利用可能な機能は、社内で使用されるコール処理エージェント、および社内の電話機サポート チームによる電話機システムの設定内容によって異なります。このため、この電話ガイドに記載されている機能の一部がお使いの電話機システムで利用できない、または動作が異なる場合があります。機能の操作方法またはアベイラビリティについて確認する場合は、社内のサポート デスクまたはシステム管理者にお問い合せください。