Cisco Unified IP Video Phone 7985G アドミニストレーション ガイド
機能、テンプレート、サービス、 およびユーザの設定
機能、テンプレート、サービス、およびユーザの設定
発行日;2012/02/03 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 963KB) | フィードバック

目次

機能、テンプレート、サービス、およびユーザの設定

電話機で使用できるテレフォニー機能

社内ディレクトリの設定

電話ボタン テンプレートの修正

ソフトキー テンプレートの設定

サービスのセットアップ

Cisco Unified CallManager へのユーザの追加

機能、テンプレート、サービス、およびユーザの設定

Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置し、ネットワーク設定値を設定して、Cisco Unified CallManager に追加した後は、Cisco Unified CallManager
Administration を使用して、テレフォニー機能を設定する必要があります。必要に応じて、電話テンプレートを修正し、サービスをセットアップして、ユーザを割り当てます。

この章では、これらの設定およびセットアップについて、手順の概要を示します。これらの手順の詳細については、Cisco Unified CallManager のマニュアルを参照してください。

機能に関する情報をユーザに提供する方法、および提供する内容に関する推奨事項については、 付録 A「Web サイトによるユーザへの情報提供」 を参照してください。

この章は、次の項で構成されています。

「電話機で使用できるテレフォニー機能」

「社内ディレクトリの設定」

「電話ボタン テンプレートの修正」

「ソフトキー テンプレートの設定」

「サービスのセットアップ」

「Cisco Unified CallManager へのユーザの追加」

電話機で使用できるテレフォニー機能

Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified CallManager に追加したら、電話機に機能を追加できます。 表5-1 に、サポートされているテレフォニー機能の一覧を示します。これらの機能の多くは、Cisco Unified CallManager Administration を使用して設定できます。「設定の参照先」欄には、設定手順および関連情報が記載された Cisco Unified CallManager のマニュアルを示しています。

これらのほとんどの電話機機能の使用方法は、『 Cisco Unified IP Phone 7985G 電話ガイド 』に記載されています。

 

表5-1 Cisco Unified IP Video Phone のテレフォニー機能

機能
説明
設定の参照先

固定短縮ダイヤル

ユーザは、短縮ダイヤル エントリを 99 個まで設定できます。電話機の短縮ダイヤル ボタンに割り当てられていない短縮ダイヤル エントリは、固定短縮ダイヤルに使用します。ユーザが数字をダイヤルし始めると、 AbbrDial ソフトキーが表示され、ユーザは適切な番号を入力することで任意の短縮ダイヤル エントリにアクセスできます。

固定短縮ダイヤルおよび短縮ダイヤルについては、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

自動応答

着信コールを受信したときに、スピーカフォンまたはヘッドセットを自動的にオフ フックにします。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

割り込み

共有回線上で発生しているコールにユーザが参加できます。電話機は、次の 2 つのモードで割り込みをサポートしています。

ターゲット デバイス(割り込まれる側の電話機)上の組み込み会議ブリッジ。このモードでは、 Barge ソフトキーを使用します。

共有会議ブリッジ。このモードでは、 cBarge ソフトキーを使用します。


) 7985G は組み込み会議ブリッジを備えていないため、7985G のコールに割り込むことはできません。


Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

コール パーク

コールを保留にし、Cisco Unified CallManager システムに接続されている任意のユーザがそのコールを取得できるようにします。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

コール ピックアップ

グループ内の着信コールをピックアップします。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

コール待機

同じ回線に 2 番目の着信コールがあったときに、最初のコールを切断しないまま、そのコールを受信できます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

発信者 ID

発信者の電話番号と名前を表示します。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

会議

アドホック会議を開始し、他の参加者を一度に 1 名ずつ追加します。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

設定可能なコール転送表示

コールが転送されたときに電話機に表示する情報を指定できます。この情報には、発信者の名前、発信者の番号、リダイレクト先の番号、および最初にダイヤルされた番号を含めることができます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

直接転送

確立された 2 つのコール(保留状態または接続状態のコール)を結合して 1 つのコールにし、機能の開始者をコールからドロップします。打診コールを発信することや、アクティブなコールを保留状態にすることはありません。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

呼出音設定

電話機に新しいアクティブ コールが着信したときに、回線で使用される呼出音タイプを指定します。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

ユーザは、電話機の Change the Ring Settings for your phone をクリックすることで、ユーザ オプション ウィンドウから呼出音の設定を調節できます。

転送

指定した電話番号にすべてのコールを転送します。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

グループのコール ピックアップ

ユーザは、自分のグループまたは他のグループ内の着信コールをピックアップできます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

保留

アクティブなコールを保留状態にします。

保留音を使用しない限り、設定は必要ありません。詳細については、この表の「保留音」を参照してください。

即時転送

コールをボイス メッセージ システムにただちに転送します。コールが転送されると、回線は新しいコールを発信および受信できる状態になります。

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

参加

ユーザは、 Join ソフトキーを使用してアドホック会議を開始できます。

Join を使用しても、打診コールを発信することや、アクティブなコールを保留状態にすることはありません。参加機能は 3 つ以上のコールを収容できるので、1 つのコールへの参加者が 4 人以上になる場合があります。Join では、1 つのコールで最大 16 名の参加者をサポートしています。

「ソフトキー テンプレートの設定」を参照してください。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Malicious Caller Identification(MCID)

ネットワークに着信するコールの発信元を識別および登録するように Cisco Unified
CallManager に要求し、迷惑なコールを報告することができます。

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

Meet-Me 会議

他の発信者が会議に参加できます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

メッセージ待機

1 つ以上のボイス メッセージがユーザの開封待ちになっていることを通知します。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)

適切に検証されたユーザが、優先コールを発信できます。必要に応じて、ユーザを優先順位の低い電話コールよりも優先的に処理できます。MLPP を使用すると、優先コールを転送するための Call Forward Alternate Party(CFAP)機能も使用できるようになります。

設定の手順については、『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

保留音

発信者が保留されている間に音楽を再生します。

Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

プライバシー

同じ回線を共有している電話機を使用して、ユーザがコールのステータスを表示すること、コールに割り込むことを許可または禁止します。

システムの要件、設定の手順、および使用方法については、『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』を参照してください。

Quality Report Tool

ユーザは、電話機の QRT ソフトキーを使用して、問題のあるコールに関する情報を送信できます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

リダイヤル

Cisco Unified IP Phone で直近にダイヤルされた番号をリダイヤルします。

リダイヤルには、設定は必要ありません。

短縮ダイヤル

あらかじめ保存しておいた所定の番号をダイヤルします。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

転送

アクティブなコールを別の電話番号に転送します。

転送には、設定は必要ありません。

ボイス メッセージ システム

発信者は、コールへの応答がない場合にボイス メッセージを残すことができます。

Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

社内ディレクトリの設定

ユーザは、Cisco Unified IP Video Phone 7985G のディレクトリ ボタンを使用することで、社内ディレクトリにアクセスして同僚の電話番号を検索できます。

Cisco Unified CallManager では、Cisco Unified CallManager と対話する Cisco Unified CallManager アプリケーションのユーザに関する認証情報と認可情報を保存するために、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ディレクトリを使用しています。認証とは、ユーザがシステムにアクセスする権利を確立することです。認可とは、ユーザが使用を許可されているテレフォニー リソース(特定の電話内線など)を識別することです。

これらの機能をインストールおよびセットアップするには、『 Installing and Configuring the Cisco Customer Directory Configuration Plugin 』を参照してください。このマニュアルでは、Cisco Unified CallManager を Microsoft Active Directory および Netscape Directory Server と統合するための設定プロセスについて、ひととおり説明しています。

LDAP ディレクトリの設定が完了すると、ユーザは Cisco Unified IP Phone の社内ディレクトリ サービスを使用して、社内ディレクトリに含まれているユーザを検索できます。

電話ボタン テンプレートの修正

電話ボタン テンプレートを使用すると、回線ボタンや短縮ダイヤル ボタンに機能を割り当てることができます。

テンプレートの修正は、可能な場合には電話機をネットワークに登録する前に行ってください。この順序に従うと、登録の実行中に、カスタマイズした電話ボタン テンプレート オプションに Cisco Unified CallManager からアクセスできます。

電話ボタン テンプレートを修正するには、Cisco Unified CallManager Administration で、 Device > Device Settings > Phone Button Template を選択します。電話ボタン テンプレートを電話機に割り当てるには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration ページにある Phone Button Template フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

Cisco Unified IP Video Phone 7985G のデフォルト テンプレートは、回線 1 と 2 を回線に使用し、回線 3 ~ 8 を短縮ダイヤルとして割り当てます。コール パーク、コール転送、リダイヤル、保留、復帰、ボイス メッセージ システム、会議など、その他の電話機能にアクセスするには、電話機のソフトキーを使用します。

ソフトキー テンプレートの設定

Cisco Unified CallManager Administration を使用して、Cisco Unified IP Video Phone 7985G がサポートするアプリケーションに関連付けられたソフトキーを管理できます。Cisco Unified CallManager では、標準と非標準という 2 タイプのソフトキー テンプレートをサポートしています。標準ソフトキー テンプレートには、Standard User、Standard Feature、Standard IPMA Assistant、Standard IPMA Manager、および Standard IPMA Shared Mode Manager が含まれています。ソフトキーをサポートするアプリケーションには、1 つ以上の標準ソフトキー テンプレートを関連付けることができます。標準ソフトキー テンプレートを修正するには、テンプレートのコピーを作成し、新しい名前を付けて、そのコピーしたソフトキー テンプレートを更新します。非標準のソフトキー テンプレートも、修正することができます。

ソフトキー テンプレートを設定するには、Cisco Unified CallManager Administration で、 Device > Device Settings > Softkey Template を選択します。ソフトキー テンプレートを電話機に割り当てるには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration ウィンドウにある Softkey Template フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

サービスのセットアップ

ユーザは、Cisco Unified IP Video Phone 7985G の サービス ボタンを使用して、Cisco Unified IP Phone のサービスにアクセスできます。電話機のプログラマブル ボタンに管理者がサービスを割り当てることもできます(詳細については、『 Cisco Unified IP Video Phone 7985G 電話ガイド 』を参照)。これらのサービスは、電話機にテキストと画像によるインタラクティブ コンテンツを表示するための XML アプリケーションで構成されています。サービスの例としては、映画の上映時刻、株価、天気予報などがあります。

サービスにユーザがアクセスできるようにするには、次の作業が必要です。

管理者が Cisco Unified CallManager Administration を使用して、使用可能なサービスを設定する。

ユーザが Cisco Unified IP Phone のユーザ オプション アプリケーションを使用して、サービスに登録する。この Web ベース アプリケーションは、IP Phone のアプリケーションをエンドユーザが設定するための、限定的な機能を備えたグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)を提供します。

サービスをセットアップする前に、セットアップするサイトの URL を入手し、ユーザが社内の IP テレフォニー ネットワークからそれらのサイトにアクセスできることを確認します。

これらのサービスをセットアップするには、Cisco Unified CallManager Administration で、 Feature > Cisco IP Phone Services を選択します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

これらのサービスを設定した後は、Cisco Unified CallManager IP Phone のユーザ オプション Web ベース アプリケーションにユーザがアクセスできることを確認します。ユーザは、設定済みのサービスをこのアプリケーションで選択し、サービスに登録することができます。エンド ユーザに提供する必要のある情報の要約については、「ユーザがサービスに登録する方法および電話機能を設定する方法」 を参照してください。

Cisco Unified CallManager へのユーザの追加

ユーザを Cisco Unified CallManager に追加すると、管理者はユーザの情報を表示および管理できるようになり、各ユーザは次の操作を実行できるようになります。

Cisco Unified IP Phone から、社内ディレクトリやその他のカスタマイズ済みディレクトリにアクセスする

短縮ダイヤルおよびコール転送の番号をセットアップする

ユーザを Cisco Unified CallManager に追加するには、次のいずれかの方法を使用します。

ユーザを 1 名ずつ追加するには、Cisco Unified CallManager Administration で、 User > Add a New User を選択します。

ユーザの追加の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。

ユーザを一括して追加するには、Bulk Administration Tool を使用します。この方法では、すべてのユーザに対して同一のデフォルト パスワードを設定することもできます。

詳細については、『 Bulk Administration Tool User Guide for Cisco Unified CallManager 』を参照してください。