Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified CallManager Release 4.2
Cisco Unified IP Phone の設定 値の設定
Cisco Unified IP Phone の設定値の設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone 7970 シリーズの設定メニュー

設定メニューの表示

オプションのロック解除とロック

値の編集

電話機から設定できるオプションの概要

ネットワークの設定メニュー

デバイス設定メニュー

CallManager の設定メニュー

HTTP の設定メニュー

ロケールの設定メニュー

UI の設定メニュー

メディアの設定メニュー

Power Save Configuration メニュー

イーサネットの設定メニュー

セキュリティ設定メニュー

QoS の設定メニュー

ネットワークの設定メニュー

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone には、変更可能なネットワーク設定やデバイス設定が数多く含まれていますが、これらの設定の変更は、ユーザが電話機の利用を開始する前にシステム管理者が実行しておかなければならない場合があります。これらの設定へのアクセスとその多くの変更は、電話機のメニューから行います。

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unified IP Phone 7970 シリーズの設定メニュー」

「電話機から設定できるオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

Cisco Unified IP Phone 7970 シリーズの設定メニュー

Cisco Unified IP Phone には、次の設定メニューが含まれています。

[ネットワークの設定]メニュー:各種のネットワーク設定を表示および変更するためのオプションが含まれています。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

[デバイス設定]メニュー:ネットワーク関連を除く各種の設定を表示するためのサブメニューにアクセスできます。詳細については、「デバイス設定メニュー」を参照してください。

[ネットワークの設定]メニューでオプション設定を変更するには、事前に編集対象のオプションをロック解除しておく必要があります。詳細については、「オプションのロック解除とロック」を参照してください。

オプション設定の編集や変更に使用できるキーについては、「値の編集」を参照してください。

電話機の設定へのアクセスを電話機ユーザに許可するかどうかを制御するには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration Settings ページにある Settings Access フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

関連項目

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「電話機から設定できるオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

設定メニューの表示

設定メニューを表示するには、次の手順を実行します。


[設定]メニューまたはこのメニューのオプションへのアクセスを電話機ユーザに許可するかどうかを制御するには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration Settings ページにある Settings Access フィールドを使用します。Settings Access フィールドの値は次のとおりです。

Enabled :[設定]メニューへのアクセスを許可します。

Disabled :[設定]メニューへのアクセスを禁止します。

Restricted :[ユーザ設定]メニューへのアクセスと、音量変更の保存を許可します。[設定]メニューにあるその他のオプションへのアクセスは禁止します。

[設定]メニューのオプションにアクセスできない場合は、Settings Access フィールドを確認してください。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。


 

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押して、[設定]メニューにアクセスします。

ステップ 2 次の操作のいずれかを実行して、[ネットワークの設定]メニューまたは[デバイス設定]メニューを表示します。

ナビゲーション ボタンを使用して目的のメニューを選択し、 [選択] ソフトキーを押します。

電話機のキーパッドを使用して、メニューに対応する番号を入力します。

タッチスクリーン上のメニュー名を押します。

ステップ 3 [デバイス設定]メニューを表示した場合は、ステップ 2 に示した方法のいずれかを使用してサブメニューを表示します。


 

メニューを終了するには、 [終了] ソフトキーを押します。

関連項目

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「電話機から設定できるオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

オプションのロック解除とロック

電話機から変更できる設定オプションは、デフォルトでロックされています。これは、電話機の動作に影響を与える変更をユーザが実行できないようにするためです。システム管理者は、このオプションを変更する前に、ロック解除しておく必要があります。

オプションにアクセスして変更することができないようになっている場合、設定メニューには、 ロックされた 鍵のアイコン が表示されます。オプションがロック解除され、アクセスして変更できるようになっている場合、これらのメニューには、 ロック解除された 鍵のアイコン が表示されます。

オプションをロック解除またはロックするには、 **# を押します。この操作により、オプションが直前の状態に応じてロックまたはロック解除されます。

変更を加えたら、必ずオプションをロックしてください。


注意 **# を押してオプションをロック解除した直後に、再度 **# を押してオプションをロックすることはしないでください。電話機はこの一連の入力を **#** として解釈します。その結果、電話機がリセットされます。オプションをロック解除した後にロックする場合は、少なくとも 10 秒待ってから再度 **# を押してください。

関連項目

「設定メニューの表示」

「値の編集」

「電話機から設定できるオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

値の編集

オプション設定の値を編集する場合は、次のガイドラインに従います。

数字や文字を入力するには、キーパッドのキーを使用します。

キーパッドを使用して文字を入力するには、対応する番号キーを使用します。キーを 1 回または複数回押すと、特定の文字が表示されます。たとえば、「a」を入力するには、2 のキーを 1 回押します。「b」を入力するにはすばやく 2 回、「c」を入力するにはすばやく 3 回押します。少し間を置くと、カーソルが次の文字の入力位置に自動的に移動します。

(たとえば、IP アドレスで)ピリオドを入力するには、 . (ピリオド)ソフトキーを押すか、またはキーパッドの * を押します。

誤って入力した場合は、 << ソフトキーを押します。このソフトキーを押すと、カーソルの左にある文字が削除されます。

変更内容をすべて廃棄するには、 [保存] ソフトキーを押す前に、 [キャンセル] ソフトキーを押します。


) Cisco Unified IP Phone には、必要に応じてオプション設定をリセットまたは復元できるいくつかの方法が用意されています。詳細については、「Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元」を参照してください。


関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「電話機から設定できるオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

電話機から設定できるオプションの概要

電話機で変更できる設定は、 表4-1 に示すように、いくつかのカテゴリに分かれています。各設定とその変更方法の詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。


) [ネットワークの設定]メニューと[デバイス設定]メニューには、表示専用のオプションや、Cisco Unified CallManager から設定できるオプションが含まれています。これらのオプションの詳細については、「ネットワークの設定メニュー」および「デバイス設定メニュー」も参照してください。


 

表4-1 電話機から設定できる設定値

カテゴリ
説明
[ネットワークの設定]メニューのオプション

DHCP 設定

ネットワークにデバイスを接続すると、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)によって、デバイスに IP アドレスが自動的に割り当てられます。Cisco Unified IP Phone では、デフォルトで DHCP が有効になっています。

DHCPを使う

DHCPアドレスを解放する

IP 設定

ネットワークで DHCP を使用しない場合は、IP 設定を手動で変更できます。

ドメイン名

IPアドレス

サブネットマスク

デフォルトルータ1 ~ 5

DNSサーバ1 ~ 5

TFTP 設定

TFTP サーバへの電話機の割り当てに DHCP を使用しない場合は、TFTP サーバを手動で割り当てる必要があります。DHCP によって割り当てられる TFTP サーバの代わりに使用する代替 TFTP サーバを割り当てることもできます。

TFTPサーバ1

代替TFTP

TFTPサーバ2

VLAN 設定

電話機で使用する管理 VLAN を変更できます。

Admin.VLAN ID

ポート設定

ネットワーク ポートとアクセス ポートの速度とデュプレックスを設定できます。

SWポート設定

PCポート設定

PC VLAN

電話機が、ボイス VLAN をサポートしないサードパーティ製スイッチと相互動作できるようになります。

PC VLAN

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

ネットワークの設定メニュー

[ネットワークの設定]メニューには、各種のネットワーク設定を表示および変更するためのオプションが用意されています。表4-2 は、これらのオプションと、必要に応じて変更する方法を示しています。

[ネットワークの設定]メニューへのアクセス方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。

このメニューのオプションを変更するには、事前にオプションをロック解除しておく必要があります(「オプションのロック解除とロック」を参照)。[ネットワークの設定]のオプションを変更するための [編集] Yes 、または No ソフトキーが表示されるのは、オプションがロック解除されている場合のみです。

オプションの編集に使用できるキーについては、「値の編集」を参照してください。

 

表4-2 [ネットワークの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

DHCPサーバ

電話機が IP アドレスの取得に使用する Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバの IP アドレス。

表示専用:設定できません。

BOOTPサーバ

電話機が、DHCP サーバの代わりに Bootstrap Protocol(BootP; ブートストラップ プロトコル)サーバから設定を取得するかどうかを示します。

表示専用:設定できません。

MACアドレス

電話機に固有の Media Access Control(MAC; メディア アクセス制御)アドレス。

表示専用:設定できません。

ホスト名

DHCP サーバが電話機に割り当てた固有のホスト名。

表示専用:設定できません。

ドメイン名

電話機が存在する Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)ドメインの名前。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]を No に設定します。

3. [ドメイン名]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しいドメイン名を入力します。

4. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

IP アドレス

電話機のインターネット プロトコル(IP)アドレス。

このオプションを使用して IP アドレスを割り当てる場合は、サブネット マスクとデフォルト ルータも割り当てる必要があります。この表の[サブネットマスク]オプションと[デフォルトルータ]オプションを参照してください。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]を No に設定します。

3. [IPアドレス]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しい IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

サブネットマスク

電話機で使用するサブネット マスク。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]を No に設定します。

3. [サブネットマスク]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しいサブネット マスクを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

TFTPサーバ1

電話機で使用するプライマリ Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバ。ネットワークで DHCP を使用していない場合、このサーバを変更するときは、[TFTPサーバ1]オプションを使用する必要があります。

[代替TFTP]オプションを Yes に設定した場合は、[TFTPサーバ1]オプションにゼロ以外の値を入力する必要があります。

電話機の CTL ファイルにプライマリ TFTP サーバもバックアップ TFTP サーバもリストされていない場合は、[TFTPサーバ1]オプションの変更内容を保存する前に、CTL ファイルをロック解除しておく必要があります。この場合、[TFTPサーバ1]オプションの変更内容を保存すると、CTL ファイルが削除されます。

CTL ファイルの詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。CTL ファイルのロック解除については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

1. 必要に応じて、CTL ファイルをロック解除します。

2. DHCP が有効になっている場合は、[代替TFTP]オプションを Yes に設定します。

3. [TFTPサーバ1]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しい TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

TFTPサーバ2

プライマリ TFTP サーバが使用不能の場合に電話機が使用する、オプションのバックアップ TFTP サーバ。

電話機の CTL ファイルにプライマリ TFTP サーバもバックアップ TFTP サーバもリストされていない場合は、[TFTPサーバ2]オプションの変更内容を保存する前に、CTL ファイルをロック解除しておく必要があります。この場合、[TFTPサーバ2]オプションの変更内容を保存すると、CTL ファイルが削除されます。

CTL ファイルの詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。CTL ファイルのロック解除については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

1. 必要に応じて、CTL ファイルをロック解除します。

2. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

3. [TFTPサーバ1]オプションに IP アドレスを入力します。

4. [TFTPサーバ2]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しいバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

5. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

デフォルトルータ1

デフォルトルータ2

デフォルトルータ3

デフォルトルータ4

デフォルトルータ5

電話機で使用するデフォルト ルータ([デフォルトルータ1])とオプションのバックアップ ルータ([デフォルトルータ2]~[デフォルトルータ5])。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]を No に設定します。

3. 該当する[デフォルトルータ]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しいルータの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押します。

5. 必要に応じて、ステップ 3 および 4 を繰り返してバックアップ ルータを割り当てます。

6. [保存] ソフトキーを押します。

DNSサーバ1

DNSサーバ2

DNSサーバ3

DNSサーバ4

DNSサーバ5

電話機で使用するプライマリ ドメイン ネーム システム(DNS)サーバ([DNSサーバ1])とオプションのバックアップ DNS サーバ([DNSサーバ2]~[DNSサーバ5])。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]を No に設定します。

3. 該当する[DNSサーバ]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しい DNS サーバの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押します。

5. 必要に応じて、ステップ 3 および 4 を繰り返してバックアップ DNS サーバを割り当てます。

6. [保存] ソフトキーを押します。

Operational VLAN ID

Cisco Catalyst スイッチで設定された、電話機が属する補助バーチャル LAN(VLAN)。

電話機が補助 VLAN を受信していない場合、このオプションは管理 VLAN を示します。

補助 VLAN も管理 VLAN も設定されていない場合、このオプションはブランクになります。

電話機は、自身が接続されているスイッチから Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)を介して Operational VLAN ID を取得します。VLAN ID を手動で割り当てるには、Admin. VLAN ID オプションを使用します。

Admin.VLAN ID

電話機が属している補助 VLAN。

電話機がスイッチから補助 VLAN を受信していない場合にのみ使用され、それ以外の場合は無視されます。

Operational VLAN ID オプションで指定された値を上書きします。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. Admin.VLAN ID オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押してから、新しい管理 VLAN の設定値を入力します。

3. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

DHCPを使う

電話機で DHCP が使用されているかどうかを示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションまでスクロールし、DHCP を無効にするには No ソフトキーを、DHCP を有効にするには Yes ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

DHCPアドレスを解放する

DHCP によって割り当てられた IP アドレスを解放します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPアドレスを解放する]オプションまでスクロールし、DHCP によって割り当てられた IP アドレスを解放するには Yes ソフトキーを、この IP アドレスを解放しないときは No ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

代替TFTP

電話機が代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [代替TFTP]オプションまでスクロールし、電話機で代替 TFTP サーバを使用する場合は Yes ソフトキーを押します。そうでない場合は、 No ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

SWポート設定

ネットワーク ポートの速度とデュプレックス(Cisco Unified IP Phone 7970 には 10/100 SW のラベルが、Cisco Unified IP Phone 7971G-GE には 10/100/1000 SW のラベルが付いています)。有効な値は次のとおりです。

自動ネゴシエーション

10 Half:10-BaseT/半二重

10 Full:10-BaseT/全二重

100 Half:100-BaseT/半二重

100 Full:100-BaseT/全二重

1000 Full:1000-BaseT/全二重

電話機がスイッチに接続されている場合は、スイッチのポートを電話機と同じ速度/デュプレックスに設定するか、または両方とも自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定を変更する場合は、[PCポート設定]オプションも同じ設定に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [SWポート設定]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押します。

3. 目的の設定までスクロールし、 [選択] ソフトキーを押します。

4. [保存] ソフトキーを押します。

PCポート設定

アクセス ポートの速度とデュプレックス(Cisco Unified IP Phone 7970 には 10/100 PC のラベルが、Cisco Unified IP Phone 7971G-GE には 10/100/1000 PC のラベルが付いています)。有効な値は次のとおりです。

自動ネゴシエーション

10 Half:10-BaseT/半二重

10 Full:10-BaseT/全二重

100 Half:100-BaseT/半二重

100 Full:100-BaseT/全二重

1000 Full:1000-BaseT/全二重

電話機がスイッチに接続されている場合は、スイッチのポートを電話機と同じ速度/デュプレックスに設定するか、または両方とも自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定を変更する場合は、[SWポート設定]オプションも同じ設定に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [PCポート設定]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押します。

3. 目的の設定までスクロールし、 [選択] ソフトキーを押します。

4. [保存] ソフトキーを押します。

PC VLAN

電話機が、ボイス VLAN をサポートしないサードパーティ製スイッチと相互動作できるようになります。このオプションを変更するには、事前に Admin. VLAN ID を設定しておく必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. Admin. VLAN ID オプションが設定されていることを確認します。

3. PC VLAN オプションまでスクロールし、[編集]ソフトキーを押してから、新しい PC VLAN 設定値を入力します。

4. [確認] ソフトキーを押してから、 [保存] ソフトキーを押します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「電話機から設定できるオプションの概要」

「デバイス設定メニュー」

デバイス設定メニュー

[デバイス設定]メニューからは 10 個のサブメニューにアクセスできます。これらのサブメニューでは、電話機の設定ファイルで指定された各種の設定を表示できます(電話機は設定ファイルを TFTP サーバからダウンロードします)。これらのサブメニューは次のとおりです。

「CallManager の設定メニュー」

「HTTP の設定メニュー」

「ロケールの設定メニュー」

「UI の設定メニュー」

「メディアの設定メニュー」

「Power Save Configuration メニュー」

「イーサネットの設定メニュー」

「セキュリティ設定メニュー」

「QoS の設定メニュー」

「ネットワークの設定メニュー」

[デバイス設定]メニューとそのサブメニューへのアクセス方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。

CallManager の設定メニュー

[CallManager の設定]メニューには、CallManager 1、CallManager 2、CallManager 3、CallManager 4、および CallManager 5 の各オプションが含まれています。これらのオプションには、電話機からのコールの処理に使用できる Cisco Unified CallManager サーバが、優先度の高い順に表示されます。

これらのオプションを変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

[CallManager の設定]メニューのオプションでは、使用可能な Cisco Unified CallManager サーバに対して、IP アドレスまたは名前、および 表4-3 に示す状態のいずれかが表示されます。

 

表4-3 Cisco Unified CallManager サーバの状態

状態
説明

アクティブ

電話機が現在コール処理サービスを受けている Cisco Unified CallManager サーバ。

スタンバイ

現在のサーバが使用不能になった場合に、電話機が切り替える Cisco Unified CallManager サーバ。

ブランク

現在、この Cisco Unified CallManager サーバへの接続はありません。

また、オプションには、 表4-4 に示す指定またはアイコンが 1 つまたは複数表示される場合もあります。

 

表4-4 Cisco Unified CallManager サーバの指定

指定
説明

SRST

Survivable Remote Site Telephony ルータが Cisco Unified CallManager に限定的な機能セットを提供できることを示します。このルータは、他の Cisco Unified CallManager サーバがすべて到達不能になった場合に、コール処理の制御を引き継ぎます。SRST の Cisco Unified CallManager は、アクティブであっても、常にサーバ リストの最後に表示されます。

SRST ルータのアドレスを設定するには、Cisco Unified CallManager Administration の SRST Reference Configuration ページ( System > SRST を選択)を使用します。SRST リファレンスを設定するには、Device Pool Configuration ページ( System > Device Pool を選択)を使用します。

TFTP

設定ファイルにリストされている Cisco Unified CallManager に電話機が登録できなかったため、代わりに TFTP サーバに登録されたことを示します。

 

(認証アイコン)

Cisco Unified CallManager への接続が認証されたことを示します。認証の詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

 

(暗号化アイコン)

Cisco Unified CallManager への接続が認証および暗号化されたことを示します。認証および暗号化の詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

HTTP の設定メニュー

[HTTPの設定]メニューには、電話機が各種情報を取得するときに使用するサーバの URL が表示されます。また、電話機のアイドル表示に関する情報も表示されます。

表4-5 は、[HTTPの設定]メニューのオプションを示しています。

 

表4-5 [HTTPの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

ディレクトリURL

電話機がディレクトリ情報を取得するときに使用するサーバの URL。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

サービスURL

電話機が Cisco Unified IP Phone サービスを取得するときに使用するサーバの URL。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

メッセージURL

電話機がメッセージ サービスを取得するときに使用するサーバの URL。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

情報URL

電話機に表示されるヘルプ テキストの URL。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

認証URL

電話機の Web サーバに対して行った要求を電話機が確認するときに使用する URL。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

プロキシサーバのURL

プロキシ サーバの URL。プロキシ サーバは、電話機の HTTP クライアントに代わって非ローカル ホスト アドレスへの HTTP 要求を行い、非ローカル ホストからの応答を電話機の HTTP クライアントに提供します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

アイドルURL

[URLのアイドル時間]オプションで指定された期間にわたって電話機が未使用状態にあり、メニューが開いていない場合に、電話機に表示される XML サービスの URL。たとえば、[アイドルURL]オプションと[URLのアイドル時間]オプションを使用すると、電話機が 5 分間使用されなかった場合に、電話機の LCD スクリーンに株価情報やカレンダーを表示できます。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

URLのアイドル時間

[アイドルURL]オプションで指定された XML サービスをアクティブにするまでの、メニューが閉じた状態で電話機が未使用になっている時間(秒数)。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

ロケールの設定メニュー

[ロケールの設定]メニューには、電話機で使用されるユーザ ロケールとネットワーク ロケールに関する情報が表示されます。 表4-6 は、このメニューのオプションを示しています。

 

表4-6 [ロケールの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

ユーザロケール

電話機ユーザに関連付けられたユーザ ロケール。ユーザ ロケールは、ユーザをサポートするための一連の詳細情報(言語、フォント、日付と時間の形式、英数字キーボードのテキスト情報など)を識別します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

ユーザロケールバージョン

電話機にロードされたユーザ ロケールのバージョン。

表示専用:設定できません。

ユーザロケール文字セット

電話機でユーザ ロケールに対して使用される文字セット。

表示専用:設定できません。

ネットワークロケール

電話機ユーザに関連付けられたネットワーク ロケール。ネットワーク ロケールは、電話機で使用されるトーンやリズムの定義など、特定の場所にある電話機をサポートするための一連の詳細情報を識別します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

ネットワークロケールバージョン

電話機にロードされたネットワーク ロケールのバージョン。

表示専用:設定できません。

UI の設定メニュー

[UIの設定]メニューには、[自動回線選択を使う]オプションが含まれています。このオプションは、電話機がコール フォーカスをすべての回線の着信コールに移すかどうかを示します。

このオプションを No(無効)に設定すると、電話機は使用されている回線の着信コールにのみコール フォーカスを移します。このオプションを Yes に設定すると、電話機は最新の着信コールを受けた回線にコール フォーカスを移します。

このオプションを変更するには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration ページを使用します。

メディアの設定メニュー

[メディアの設定]メニューには、電話機でヘッドセット、スピーカフォン、およびビデオ機能が有効になっているかどうかが表示されます。 表4-7 は、このメニューのオプションを示しています。

 

表4-7 [メディアの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

ヘッドセットを使う

電話機で ヘッドセット ボタンが有効になっているかどうかを示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

スピーカを使う

電話機でスピーカフォンが有効になっているかどうかを示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

ビデオ機能を使う

電話機が、適切に装備されたコンピュータに接続されている場合に、ビデオ コールに参加できるかどうかを示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

Power Save Configuration メニュー

Power Save Configuration メニューには、節電のために電話機の LCD スクリーンをオフにするタイミングを制御する設定が表示されます。 表4-8 は、このメニューのオプションを示しています。

これらの設定値の設定方法に関する詳細については、「Cisco Unified IP Phone のタッチスクリーンの自動的な無効化」を参照してください。

 

表4-8 Power Save Configuration メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

Display On Time

LCD スクリーンを自動的にオンにする毎日の時刻(Days Display Not Active フィールドで指定されている日を除く)。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

Display On Duration

Display On Time オプションで指定された時刻に LCD スクリーンをオンにしてからオン状態を保つ時間。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

Display Idle Timeout

ディスプレイをオフにするまでの電話機のアイドル時間。このオプションが適用されるのは、ディスプレイがスケジュールに従ってオフになった後で、エンドユーザが(電話機のボタンを押す、タッチスクリーンに触れる、またはハンドセットを持ち上げることによって)ディスプレイをオンにした場合のみです。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

Days Display Not Active

Display On Time オプションで指定された時刻にディスプレイを自動的にオンにしない日。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

イーサネットの設定メニュー

[イーサネットの設定]メニューには、[PCポートへのスパン]オプションが含まれています。このオプションは、電話機が、ネットワーク ポートで送受信されたパケットをアクセス ポートに転送するかどうかを示します。

電話機のトラフィックのモニタリングを必要とするアプリケーションがアクセス ポート上で動作している場合は、このオプションを有効にします。このようなアプリケーションには、モニタリングおよび記録用アプリケーション(コール センター環境で一般的に使用される)や、診断に使用するネットワーク パケット キャプチャ ツールがあります。

このオプションを変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

セキュリティ設定メニュー

[セキュリティ設定]メニューには、電話機のセキュリティに関連する設定が表示されます。

電話機の[セキュリティ設定]画面では、追加のセキュリティ情報を表示し、CTL ファイルをロック解除することができます。詳細については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

表4-9 は、[セキュリティ設定]メニューのオプションを示しています。

 

表4-9 [セキュリティ設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

PCポートを無効にする

電話機でアクセス ポートが有効になっているかどうかを示します。


) 無効になっている場合、ビデオが有効になっていても、この電話機ではビデオは動作しません。


変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

GARP を使う

電話機が Gratuitous Address Resolution Protocol(ARP)応答から MAC アドレスを取得するかどうかを示します。電話機の Gratuitous ARP を受け入れる機能を無効にすると、このメカニズムを使用して音声ストリームをモニタおよび記録するアプリケーションが動作しなくなります。音声モニタリングが不要な場合は、このオプションを No(無効)に設定します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

ボイスVLANを使う

アクセス ポートに接続されたデバイスがボイス VLAN にアクセスできるかどうかを示します。このオプションを No(無効)に設定すると、接続された PC では、ボイス VLAN 上でデータを送受信できなくなります。さらに、PC では、電話機で送受信されたデータを受信することもできなくなります。電話機のトラフィックのモニタリングを必要とするアプリケーションが PC 上で動作している場合は、この設定値を Yes(有効)に設定します。このようなアプリケーションには、モニタリングおよび記録用アプリケーションや、ネットワーク モニタリング ソフトウェアがあります。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

Webアクセス可能

電話機の Web アクセスを有効(Yes)にするか、無効(No)にするかを示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

セキュリティモード

電話機に設定されているセキュリティ モードが表示されます。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

QoS の設定メニュー

[QoSの設定]メニューには、電話機の QoS(Quality Of Service)に関連する情報が表示されます。 表4-10 は、このメニューのオプションを示しています。

 

表4-10 [QoSの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

通話制御のDSCP

コール制御のシグナリングに使用される Differentiated Services Code Point(DSCP)IP の分類。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

設定のDSCP

電話機の設定を転送するために使用される DSCP IP の分類。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

サービスのDSCP

電話機ベースのサービスに使用される DSCP IP の分類。

変更するには、Cisco Unified CallManager Administration を使用します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「ネットワークの設定メニュー」

ネットワークの設定メニュー

[ネットワークの設定]メニューには、[ロードサーバ]オプションが含まれています。[ロードサーバ]オプションは、電話機ファームウェアをアップグレードする場合のインストール時間を最適化するときに使用します。[ロードサーバ]を([TFTPサーバ1]および[TFTPサーバ2]とは)別の TFTP サーバの IP アドレスまたは名前に設定し、電話機をアップグレードするときにそのサーバから電話機ファームウェアを取得できます。[ロードサーバ]オプションが設定されている場合、電話機は、指定されたサーバと交信してファームウェアをアップグレードします。

[ロードサーバ]オプションを設定するには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration ページにある Product Specific Configuration セクションを使用します。