Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified CallManager Release 5.0 (SIP)
Cisco Unified IP Phone の設定 値の設定
Cisco Unified IP Phone の設定値の設定
発行日;2012/02/02 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE の設定メニュー

設定メニューの表示

オプションのロック解除とロック

値の編集

電話機から設定可能なオプションの概要

ネットワークの設定メニュー

デバイス設定メニュー

CallManagerの設定メニュー

SIPの設定メニュー

SIPの全般的な設定メニュー

回線の設定メニュー

コールの設定メニュー

HTTP の設定メニュー

ロケールの設定メニュー

NTPの設定メニュー

UIの設定メニュー

メディアの設定メニュー

Power Save Configuration メニュー

イーサネットの設定メニュー

セキュリティ設定メニュー

QoSの設定メニュー

ネットワークの設定

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone には、設定可能な数多くのネットワーク設定値とデバイス設定値が用意されています。電話機をユーザが使用できる状態にするには、これらの設定値の修正が必要になる場合もあります。電話機のメニューを使用して、これらの設定値にアクセスし、そのほとんどを変更することができます。

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE の設定メニュー」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE の設定メニュー

Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE には、次の設定メニューが用意されています。

[ネットワークの設定]メニュー:さまざまなネットワーク設定値を表示および設定するためのオプションを提供します。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

[デバイス設定]メニュー:ネットワークに関係しない各種の設定値を表示するための、サブメニューへのアクセスを提供します。詳細については、「デバイス設定メニュー」を参照してください。

[ネットワークの設定]メニューにあるオプション設定値を変更するには、オプションのロックを編集のために解除しておく必要があります。手順については、「オプションのロック解除とロック」を参照してください。

オプション設定値の編集や変更に使用できるキーについては、「値の編集」を参照してください。

Cisco Unified CallManager の管理の Phone Configuration Settings ページにある Settings Access フィールドを使用すると、電話機のユーザが電話機の設定値にアクセスできるかどうかを制御できます。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

設定メニューの表示

設定メニューを表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押して、[設定]メニューにアクセスします。

ステップ 2 次のいずれかの操作を実行して、[ネットワークの設定]メニューまたは[デバイス設定]メニューを表示します。

ナビゲーション ボタンを使用して、目的のメニューを選択し、 [選択] ソフトキーを押します。

電話機のキーパッドを使用して、メニューに対応する番号を入力します。

タッチスクリーン上のメニュー名を押します。

ステップ 3 [デバイス設定]メニューを表示した場合は、ステップ 2 に示したいずれかの方法で、サブメニューを表示します。

ステップ 4 メニューを終了するには、 [終了] ソフトキーを押します。


 


Cisco Unified CallManager の管理の[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある Settings Access フィールドを使用すると、[設定]メニューや、このメニューのオプションに電話機でアクセスできるかどうかを制御できます。Settings Access フィールドでは、次の値を設定できます。

有効 :[設定]メニューへのアクセスを許可します。

無効 :[設定]メニューへのアクセスを禁止します。

非許可 :[ユーザ設定]メニューへのアクセスを許可し、音量の変更を保存することを許可します。[設定]メニューの他のオプションへのアクセスは禁止します。

[設定]メニューにあるオプションにアクセスできない場合は、Settings Access フィールドを確認してください。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。


 

関連項目

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

オプションのロック解除とロック

電話機から変更できる設定オプションは、電話機の動作に影響する変更をユーザが実行できないようにするために、デフォルトではロックされています。オプションを変更するには、これらのオプションのロックを解除する必要があります。

オプションを修正しようとしてもアクセスできないときは、 ロックされた 鍵のアイコン が設定メニューに表示されます。オプションのロックが解除され、オプションにアクセスして修正できるときは、 ロックが解除された 鍵のアイコン がこれらのメニューに表示されます。

オプションをロックまたはロック解除するには、 **# の順にキーを押します。この操作を実行すると、直前の状態に応じて、オプションがロックまたはロック解除されます。電話機にパスワードが設定されている場合は、**# を押した後にパスワードを入力する必要があります。

変更が完了したら、必ずオプションをロックしてください。


注意 **# を押してオプションのロックを解除した直後に、**# をもう一度押してオプションをロックすることはやめてください。このシーケンスは、電話機では **#** として解釈され、電話機がリセットされます。オプションのロックを解除した後にオプションをロックする場合は、10 秒以上待機してから **# をもう一度押してください。

関連項目

「設定メニューの表示」

「値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

値の編集

オプション設定値を編集するときは、次のガイドラインに従ってください。

数値と文字を入力するには、キーパッド上のキーを使用します。

キーパッドを使用して文字を入力するには、対応する数値キーを使用します。キーを 1 回または何回か押して、個々の文字を表示します。たとえば、2 キーを 1 回押すと「a」、すばやく 2 回押すと「b」、すばやく 3 回押すと「c」です。しばらく待機すると、カーソルが自動的に進んで、次の文字を入力できるようになります。

(IP アドレスなどに含まれる)ピリオドを入力するには、 . (ピリオド)ソフトキーを押すか、キーパッドの * キーを押します。

押し間違えた場合は、 << ソフトキーを押します。このソフトキーを押すと、カーソルの左側にある文字が削除されます。

行った変更をすべて破棄するには、 [保存] ソフトキーを押す前に [キャンセル] ソフトキーを押します。


) Cisco Unified IP Phone では、必要に応じて、いくつかの方法でオプション設定値をリセットまたは復元することができます。詳細については、「Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元」を参照してください。


関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

電話機から設定可能なオプションの概要

電話機で変更できる設定値は、 表4-1 に示すいくつかのカテゴリに分類されます。それぞれの設定値の詳細および変更手順については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。


) [ネットワークの設定]メニューおよび[デバイス設定]メニューには、表示のみ可能なオプションと、Cisco Unified CallManager から設定できるオプションがいくつかあります。これらのオプションについても、「ネットワークの設定メニュー」および 「デバイス設定メニュー」で説明しています。


 

表4-1 [ネットワークの設定]メニューで変更可能な設定値

カテゴリ
説明
[ネットワークの設定]メニューのオプション

DHCP の設定値

Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)は、デバイスをネットワークに接続したときに、そのデバイスに IP アドレスを自動的に割り当てるものです。Cisco Unified IP Phone では、デフォルトで DHCP が有効になっています。

DHCPを使う

DHCPアドレスを解放する

IP の設定値

ネットワークで DHCP を使用していない場合は、手動で IP の設定を実行できます。

ドメイン名

IPアドレス

サブネットマスク

デフォルトルータ 1 ~ デフォルトルータ 5

DNSサーバ 1 ~ DNSサーバ 5

TFTP の設定値

DHCP を使用して電話機に TFTP サーバを通知しない場合は、手動で TFTP サーバを割り当てる必要があります。DHCP で割り当てられる TFTP サーバの代わりに、代替 TFTP サーバを割り当てて使用することもできます。

TFTPサーバ 1

代替TFTP

TFTPサーバ 2

VLAN の設定値

電話機で使用される管理 VLAN を変更できます。

Admin.VLAN ID

ポートの設定値

ネットワーク ポートおよびアクセス ポートの速度と二重化方式を設定できます。

SWポート設定

PCポート設定

PC VLAN

シスコ製以外のスイッチを使用している場合に、電話機の動作が安定します。電話機のアクセス ポートから PC に向かうパケットから、802.1P/Q タグを除去します。

PC VLAN

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

ネットワークの設定メニュー

[ネットワークの設定]メニューには、さまざまなネットワーク設定値を表示および設定するためのオプションが用意されています。表4-2 で、これらのオプションについて説明し、変更可能なオプションについては変更方法を示します。

[ネットワークの設定]メニューにアクセスする方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。

このメニューにあるオプションを変更するには、「オプションのロック解除とロック」の説明に従って、オプションのロックをあらかじめ解除しておく必要があります。[ネットワークの設定]のオプションを変更するための [編集] Yes 、または No ソフトキーが表示されるのは、オプションのロックを解除した場合のみです。

オプションの編集に使用できるキーについては、「値の編集」を参照してください。

 

表4-2 [ネットワークの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

DHCPサーバ

電話機の IP アドレス取得元となる Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバの IP アドレス。

表示のみ(変更不可)。

BOOTP サーバ

電話機が、設定を DHCP サーバではなくブートストラップ プロトコル(BootP)サーバから取得するかどうかを示します。

表示のみ(変更不可)。

MACアドレス

電話機固有のメディア アクセス制御(MAC)アドレス。

表示のみ(変更不可)。

ホスト名

DHCP サーバが電話機に割り当てた、一意のホスト名。

表示のみ(変更不可)。

ドメイン名

電話機が配置されているドメイン ネーム システム(DNS)ドメインの名前。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. [ドメイン名]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいドメイン名を入力します。

4. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

IP アドレス

電話機の Internet Protocol(IP; インターネット プロトコル)アドレス。

IP アドレスをこのオプションで割り当てる場合は、サブネット マスクとデフォルト ルータも割り当てる必要があります。この表の[サブネットマスク]オプションと[デフォルトルータ]オプションを参照してください。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. [IP アドレス]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

サブネット マスク

電話機で使用されるサブネット マスク。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. [サブネットマスク]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいサブネット マスクを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

TFTP サーバ 1

電話機で使用される、プライマリの Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバ。ネットワークで DHCP を使用していない場合、このサーバを変更するには[TFTP サーバ 1]オプションを使用する必要があります。

[代替 TFTP]オプションを Yes に設定した場合は、[TFTP サーバ 1]オプションに 0 以外の値を入力する必要があります。

プライマリ TFTP サーバとバックアップ TFTP サーバのどちらも電話機の CTL ファイルに記述されていない場合、[TFTP サーバ 1]オプションの変更内容を保存するには、CTL ファイルのロックを解除する必要があります。この場合は、[TFTP サーバ 1]オプションの変更内容を保存すると、電話機が CTL ファイルを削除します。

CTL ファイルについては、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。CTL ファイルのロック解除については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

1. 必要に応じて、CTL ファイルのロックを解除します。

2. DHCP を有効にしている場合は、[代替 TFTP]オプションを Yes に設定します。

3. [TFTP サーバ 1]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

TFTP サーバ 2

プライマリの TFTP サーバが使用不能の場合に、電話機で使用されるオプションのバックアップ TFTP サーバ。

プライマリ TFTP サーバとバックアップ TFTP サーバのどちらも電話機の CTL ファイルに記述されていない場合、[TFTP サーバ 2]オプションの変更内容を保存するには、CTL ファイルのロックを解除する必要があります。この場合は、[TFTP サーバ 2]オプションの変更内容を保存すると、電話機が CTL ファイルを削除します。

CTL ファイルについては、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。CTL ファイルのロック解除については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

1. 必要に応じて、CTL ファイルのロックを解除します。

2. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

3. [TFTP サーバ 1]オプションに IP アドレスを入力します。

4. [TFTP サーバ 2]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

5. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

デフォルトルータ 1

デフォルトルータ 2

デフォルトルータ 3

デフォルトルータ 4

デフォルトルータ 5

電話機で使用されるデフォルト ルータ([デフォルトルータ 1])およびオプションのバックアップ ルータ([デフォルトルータ 2]~[デフォルトルータ 5])。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. 目的の[デフォルトルータ x]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいルータの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押します。

5. 必要に応じてステップ 3 ~ 4 を繰り返し、バックアップ ルータを割り当てます。

6. [保存] ソフトキーを押します。

DNSサーバ 1

DNSサーバ 2

DNSサーバ 3

DNSサーバ 4

DNSサーバ 5

電話機で使用されるプライマリのドメイン ネーム システム(DNS)サーバ([DNS サーバ 1])、およびオプションのバックアップ DNS サーバ([DNS サーバ 2]~[DNS サーバ 5])。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. 目的の[DNS サーバ x]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい DNS サーバの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押します。

5. 必要に応じてステップ 3 ~ 4 を繰り返し、バックアップ DNS サーバを割り当てます。

6. [保存] ソフトキーを押します。

Operational VLAN ID

電話機がメンバーになっている Cisco Catalyst スイッチ上に設定された、補助バーチャル LAN(VLAN)。

電話機が補助 VLAN をまだ受信していない場合、このオプションは管理 VLAN を示しています。

補助 VLAN と管理 VLAN のどちらも設定されていない場合、このオプションはブランクです。

電話機は、電話機が接続されているスイッチから、シスコ検出プロトコル(CDP)を通じて Operational VLAN ID を取得します。VLAN ID を手動で割り当てるには、Admin. VLAN ID オプションを使用します。

Admin.VLAN ID

電話機がメンバーになっている補助 VLAN。

電話機がスイッチから補助 VLAN を受信していない場合のみ使用され、その他の場合は無視されます。

Operational VLAN ID オプションで指定された値を上書きします。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. Admin. VLAN ID オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい Admin. VLAN 設定値を入力します。

3. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

DHCP を使う

電話機で DHCP が使用されているかどうかを示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCPを使う]オプションまでスクロールし、 No ソフトキーを押して DHCP を無効にするか、 Yes ソフトキーを押して DHCP を有効にします。

3. [保存] ソフトキーを押します。

DHCP アドレスを解放する

DHCP で割り当てられた IP アドレスを解放します。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [DHCP アドレスを解放する]オプションまでスクロールし、 Yes ソフトキーを押して、DHCP で割り当てられた IP アドレスを解放します。この IP アドレスを解放しない場合は、 No ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

代替 TFTP

電話機が代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. 電話機で代替 TFTP サーバを使用する場合は、[代替TFTP]オプションまでスクロールし、 Yes ソフトキーを押します。それ以外の場合は、 No ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

SWポート設定

ネットワーク ポート(Cisco Unified IP Phone 7970 の場合は 10/100 SW、Cisco Unified IP Phone 7971G-GE の場合は 10/100/1000 SW というラベルが付いています)の速度と二重化方式。有効な値は、次のとおりです。

自動ネゴシエーション

10 Half:10-BaseT/半二重

10 Full:10-BaseT/全二重

100 Half:100-BaseT/半二重

100 Full:100-BaseT/全二重

1000 Full:1000-BaseT/全二重

電話機がスイッチに接続されている場合は、スイッチ上のポートを電話機と同じ速度および二重化方式に設定するか、両方を自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定値を変更する場合は、[PC ポート設定]オプションを同じ設定値に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [SWポート設定]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押します。

3. 目的の設定値までスクロールし、 [選択] ソフトキーを押します。

4. [保存] ソフトキーを押します。

PC ポート設定

アクセス ポート(Cisco Unified IP Phone 7970 の場合は 10/100 PC、Cisco Unified IP Phone 7971G-GE の場合は 10/100/1000 PC というラベルが付いています)の速度と二重化方式。有効な値は、次のとおりです。

自動ネゴシエーション

10 Half:10-BaseT/半二重

10 Full:10-BaseT/全二重

100 Half:100-BaseT/半二重

100 Full:100-BaseT/全二重

1000 Full:1000-BaseT/全二重

電話機がスイッチに接続されている場合は、スイッチ上のポートを電話機と同じ速度および二重化方式に設定するか、両方を自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定値を変更する場合は、[SW ポート設定]オプションを同じ設定値に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. [PCポート設定]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押します。

3. 目的の設定値までスクロールし、 [選択] ソフトキーを押します。

4. [保存] ソフトキーを押します。

PC VLAN

シスコ製以外のスイッチを使用している場合に、電話機の動作が安定します。電話機のアクセス ポートから PC に向かうパケットから、802.1P/Q タグを除去します。このオプションを変更するには、あらかじめ Admin. VLAN ID を設定しておく必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションのロックを解除します。

2. Admin. VLAN ID オプションが設定されていることを確認します。

3. PC VLAN オプションまでスクロールし、[編集]ソフトキーを押して、新しい PC VLAN 設定値を入力します。

4. [確認] ソフトキーを押し、 [保存] ソフトキーを押します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロック解除とロック」

「値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「デバイス設定メニュー」

デバイス設定メニュー

[デバイス設定]メニューからは、12 個のサブメニューにアクセスできます。これらのメニューでは、電話機の設定ファイルで指定されているさまざまな設定値を確認できます。電話機は、設定ファイルを TFTP サーバからダウンロードします。サブメニューの内容は、次のとおりです。

「CallManagerの設定メニュー」

「SIPの設定メニュー」

「コールの設定メニュー」

「HTTP の設定メニュー」

「ロケールの設定メニュー」

「UIの設定メニュー」

「メディアの設定メニュー」

「Power Save Configuration メニュー」

「イーサネットの設定メニュー」

「セキュリティ設定メニュー」

「QoSの設定メニュー」

「ネットワークの設定」

[デバイス設定]メニューおよびそのサブメニューにアクセスする方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。

CallManagerの設定メニュー

[CallManagerの設定]メニューには、CallManager 1、CallManager 2、CallManager 3、CallManager 4、および CallManager 5 オプションがあります。これらのオプションは、電話機から発信されたコールの処理に使用できる Cisco Unified CallManager サーバを優先順位順に示しています。

これらのオプションを変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

[CallManagerの設定]メニューのオプションには、使用可能な Cisco Unified CallManager サーバについて、Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレスまたは名前、および 表4-3 に示したいずれかの状態が表示されます。

 

表4-3 Cisco Unified CallManager サーバの状態

状態
説明

アクティブ

電話機が現在コール処理サービスを受けている Cisco Unified CallManager サーバ。

スタンバイ

現在のサーバが使用不能になった場合に、電話機が切り替えて使用する Cisco Unified CallManager サーバ。

(ブランク)

現時点では、この Cisco Unified CallManager サーバへの接続がありません。

オプションには、 表4-4 に示す表示またはアイコンが 1 つ以上表示されることもあります。

 

表4-4 Cisco Unified CallManager サーバに関する表示

表示
説明

SRST

限定的な機能セットを通じて Cisco Unified CallManager 機能を提供できる、Survivable Remote Site Telephony ルータであることを示します。このルータは、他の Cisco Unified CallManager サーバがすべて到達不能になった場合に、コール処理の制御を引き受けます。SRST Cisco Unified CallManager は、アクティブな場合でも常にサーバ リストの末尾に表示されます。

SRST ルータのアドレスは、Cisco Unified CallManager の管理にある[SRST 参照先の設定(SRST Reference
Configuration)]ページ( [システム]> SRST を選択)で設定します。SRST 参照先は、[デバイス プール設定(Device Pool Configuration)]ページ( [システム]>[デバイス プール] を選択)で設定します。

TFTP

設定ファイルにリストされている Cisco Unified CallManager に電話機を登録できず、代わりに TFTP サーバに登録したことを示します。

 

(認証アイコン)

Cisco Unified CallManager への接続が、認証の対象になることを示します。認証の詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

 

(暗号化アイコン)

Cisco Unified CallManager への接続が認証の対象になり、暗号化されることを示します。認証および暗号化の詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

SIPの設定メニュー

[SIPの設定]メニューには、次のサブメニューがあります。

「SIPの全般的な設定メニュー」

「回線の設定メニュー」

SIPの全般的な設定メニュー

[SIPの全般的な設定]メニューは、電話機で設定可能な SIP パラメータに関する情報を表示します。 表4-5 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-5 [SIPの全般的な設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

優先する Codec

コールの開始時に使用するコーデックを表示します。この値は、常に none に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

アウトオブバンド DTMF

(ゲートウェイの IP 側でのトーン検出のための)アウトオブバンド シグナリングの設定を表示します。Cisco Unified SIP IP Phone は、AVT トーン方式を使用したアウトオブバンド シグナリングをサポートしています。この値は、常に avt に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

プロキシで登録

初期化中に、電話機をプロキシ サーバを使用して登録する必要があるかどうかを表示します。この値は、常に true に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

登録期限切れ

登録要求が期限切れになるまでの期間の長さを秒単位で表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

電話ラベル

電話機の LCD の右上にあるステータス行に表示されるテキストを表示します。このテキストはエンドユーザに表示されるだけで、発信者の識別およびメッセージには影響しません。この値は、常に null に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

VAD の有効化

Voice Activity Detection(VAD; 音声アクティビティ検出)が有効かどうかを表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

開始メディア ポート

メディアのリアルタイム転送プロトコル(RTP)開始範囲を表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

終了メディア ポート

メディアのリアルタイム転送プロトコル(RTP)終了範囲を表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

バックアップ プロキシ

バックアップ プロキシ サーバまたはゲートウェイの IP アドレスを表示します。この値は、常に USECALLMANAGER に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

バックアップ プロキシ ポート

バックアップ プロキシ サーバまたはゲートウェイのポート番号を表示します。この値は、常に 5060 に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

緊急プロキシ

緊急プロキシ サーバまたはゲートウェイの IP アドレスを表示します。この値は、常に
USECALLMANAGER に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

緊急プロキシ ポート

緊急プロキシ サーバまたはゲートウェイのポート番号を表示します。この値は、常に 5060 に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

発信プロキシ

発信プロキシ サーバの IP アドレスを表示します。この値は、常に USECALLMANAGER に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

発信プロキシ ポート

発信プロキシ サーバのポート番号を表示します。この値は、常に 5060 に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

NAT 有効

ネットワーク アドレス変換(NAT)が有効かどうかを表示します。この値は、常に false に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

NAT アドレス

NAT またはファイアウォール サーバの WAN IP アドレスを表示します。この値は、常に null に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

コールの統計

電話機のコール統計情報が有効かどうかを表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「デバイス設定メニュー」

「SIP プロトコルについて」

回線の設定メニュー

[回線の設定]メニューは、SIP 電話機の各回線の設定可能なパラメータに関する情報を表示します。 表4-6 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-6 [回線の設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

名前

登録時に回線が使用する番号を表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ショート名

回線に対して設定されているショート名を表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

認証名

初期化中にコール制御サーバによって登録が確認される場合に、電話機が認証に使用する名前を表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

表示名

発信者の識別のために、電話機が表示に使用する ID を表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

プロキシ アドレス

電話機が使用するプロキシ サーバの IP アドレスを表示します。この値は、常に USECALLMANAGER に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

プロキシ ポート

電話機が使用するプロキシ サーバのポート番号を表示します。この値は、常に 5060 に設定されます。

表示のみ(変更不可)。

シェアドライン

回線が共有回線の一部であるかどうか(Yes または No)を表示します。

表示のみ(変更不可)。

関連項目

「設定メニューの表示」

「デバイス設定メニュー」

「SIP プロトコルについて」

コールの設定メニュー

[コールの設定]メニューは、電話機のコールの設定に関する設定値を表示します。 表4-7 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-7 [コールの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

サイレント

電話機のサイレント機能が有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。このオプションは、電話機から修正することもできます(Cisco Unified CallManager で有効にされた場合)。

発信者 ID ブロック

電話機の発信者 ID ブロックが有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

匿名コール ブロック

電話機の匿名コール ブロックが有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

コール待機の設定

各回線のコール待機が有効(Yes)か無効(No)かを示すサブメニューを表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

コール保留時の呼出音

電話機のコール保留時の呼出音機能が有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

スタッタ メッセージ待機

電話機のスタッタ メッセージ待機が有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

コール ログ BLF 有効

電話機のコール ログの BLF が有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

自動応答の設定

各回線の自動応答が有効(Yes)か無効(No)かを示すサブメニューを表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

短縮ダイヤル

電話機の使用可能な回線を表示するサブメニューを表示します。回線を選択すると、その回線に割り当てられている短縮ダイヤル ラベルと番号が表示されます。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「デバイス設定メニュー」

「SIP プロトコルについて」

HTTP の設定メニュー

[HTTPの設定]メニューには、電話機にとって各種の情報の取得元になるサーバの URL が表示されます。このメニューには、電話機のアイドル表示に関する情報も表示されます。

表4-8 に、[HTTPの設定]メニューのオプションの説明を示します。

 

表4-8 [HTTPの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

ディレクトリURL

電話機でディレクトリ情報の取得元となるサーバの URL。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

サービスURL

電話機で Cisco Unified IP Phone サービスの取得元になるサーバの URL。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

メッセージURL

電話機でメッセージ サービスの取得元となるサーバの URL。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

情報URL

電話機に表示されるヘルプ テキストの URL。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

認証URL

電話機の Web サーバに発行された要求を検証するために、電話機が使用する URL。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

プロキシサーバのURL

電話機の HTTP クライアントの代わりにローカル以外のホスト アドレスに HTTP 要求を送信し、ローカル以外のホストから電話機の HTTP クライアントへの応答を提供するプロキシ サーバの URL。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

アイドルURL

電話機が使用されないまま、[URL のアイドル時間]オプションに指定した期間が経過し、メニューも開かれていないときに、電話機が表示する XML サービスの URL。[アイドルURL]オプションと[URLのアイドル時間]オプションを使用すると、たとえば電話機が 5 分間使用されていない場合に、LCD スクリーンに株式相場やカレンダーを表示できます。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

URLのアイドル時間

電話機が使用されておらず、メニューも開かれていない場合に、[アイドルURL]オプションで指定した XML サービスをアクティブにするまでの秒数。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ロケールの設定メニュー

[ロケールの設定]メニューは、電話機で使用されるユーザ ロケールとネットワーク ロケールの情報を表示します。 表4-9 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-9 [ロケールの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

ユーザロケール

電話機のユーザに関連付けられているユーザ ロケール。ユーザ ロケールは、言語、フォント、日付と時刻の書式、英数字キーボードのテキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を指定したものです。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ユーザロケールバージョン

電話機にロードされたユーザ ロケールのバージョン。

表示のみ(変更不可)。

ユーザロケール文字セット

電話機がユーザ ロケールに使用する文字セット。

表示のみ(変更不可)。

ネットワークロケール

電話機のユーザに関連付けられたネットワーク ロケール。ネットワーク ロケールは、電話機で使用されるトーンやリズムの定義など、特定の場所にある電話機をサポートするための詳細情報を指定したものです。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ネットワークロケールバージョン

電話機にロードされたネットワーク ロケールのバージョン。

表示のみ(変更不可)。

NTP の設定

NTP サーバとモード設定の情報を表示するためのメニュー。詳細については、「NTPの設定メニュー」を参照してください。

表示のみ(変更不可)。

NTPの設定メニュー

[NTPの設定]メニューは、電話機で使用される NTP サーバとモード設定の情報を表示します。 表4-10 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-10 [NTPの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

NTPサーバ 1

プライマリ NTP サーバの IP アドレス。

表示のみ(変更不可)。

NTPサーバ 2

セカンダリ(バックアップ)NTP サーバの IP アドレス。

表示のみ(変更不可)。

NTPモード 1

プライマリ サーバのモード。サポートされているモードは、[ディレクテッドブロードキャスト]および[ユニキャスト]です。

表示のみ(変更不可)。

NTPモード 2

セカンダリ サーバのモード。サポートされているモードは、[ディレクテッドブロードキャスト]および[ユニキャスト]です。

表示のみ(変更不可)。

UIの設定メニュー

[UIの設定]メニューは、電話機のユーザ インターフェイス オプションに関係する情報を表示します。 表4-11 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-11 [UIの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

自動回線選択を使う

電話機が、すべての回線上でコール フォーカスを着信コールに移動するかどうかを指定します。このオプションを No(無効)に設定した場合、電話機は、使用中の回線上の着信コールにのみコール フォーカスを移動します。このオプションを Yes(有効)に設定すると、電話機は直近の着信コールがあった回線にコール フォーカスを移動します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

BLF for Call Lists

コール リストのビジー ランプ フィールド(BLF)が有効になっているかどうかを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

メディアの設定メニュー

[メディアの設定]メニューは、ヘッドセット、スピーカフォン、およびビデオの機能が電話機で有効になっているかどうかを表示します。 表4-12 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-12 [メディアの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

ヘッドセットを使う

電話機の ヘッドセット ボタンが有効になっているかどうかを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

スピーカを使う

電話機のスピーカフォンが有効になっているかどうかを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ビデオ機能を使う

必要な装置を備えたコンピュータに接続されている場合に、電話機がビデオ コールに参加できるかどうかを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

Power Save Configuration メニュー

Power Save Configuration メニューは、電話機の LCD スクリーンをいつオフにして節電するかを制御する設定値を表示します。 表4-13 に、このメニューのオプションの説明を示します。

これらの設定値を設定する方法の詳細については、「Cisco Unified IP Phone タッチスクリーンの自動無効化」を参照してください。

 

表4-13 Power Save Configuration メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

Display On Time

LCD スクリーンを自動的にオンにする時刻(Days Display Not Active フィールドで指定した日を除く)。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

Display On Duration

LCD スクリーンを Display On Time オプションに示されている時刻にオンにした後で、オンにしておく期間の長さ。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

Display Idle Timeout

電話機がアイドル状態になってから、ディスプレイをオフにするまでの期間の長さ。適用されるのは、ディスプレイがスケジュールに従ってオフになり、エンドユーザが(電話機のボタンを押すか、タッチスクリーンに触れるか、ハンドセットを取り上げて)オンにした場合のみです。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

Days Display Not Active

Display On Time オプションで指定した時刻に、ディスプレイを自動的にオンにしない日。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

イーサネットの設定メニュー

[イーサネットの設定]メニューは、電話機で[PCポートへのスパン]オプションが有効かどうかを表示します。 表4-14 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-14 [イーサネットの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

転送の遅延

電話機がアクティブになったときに、内蔵スイッチが電話機の PC ポートとスイッチ(SW)ポート間でパケット転送を開始するかどうかを示します。

このオプションを No に設定すると、内蔵スイッチはすぐにパケットの転送を開始します。このオプションを Yes に設定すると、内蔵スイッチは 8 秒間待機してから PC ポートと SW ポート間でパケットを転送するようになります。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

PCポートへのスパン

電話機が、ネットワーク ポートで送信および受信したパケットを、アクセス ポートへ転送するかどうかを示します。

このオプションを有効にするのは、アクセス ポート上で、電話機のトラフィックをモニタする必要のあるアプリケーションが実行されている場合です。このようなアプリケーションには、(コール センター環境でよく利用される)モニタリング アプリケーションや記録アプリケーション、診断に使用されるネットワーク パケット キャプチャ ツールがあります。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

セキュリティ設定メニュー

[セキュリティ設定]メニューは、電話機のセキュリティに関係する設定値を表示します。

電話機の[セキュリティ設定]画面では、追加のセキュリティ情報を表示し、CTL ファイルのロックを解除することができます。詳細については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

表4-15 に、[セキュリティ設定]メニューのオプションの説明を示します。

 

表4-15 [セキュリティ設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

PCポートを無効にする

電話機のアクセス ポートが有効(Yes)か無効(No)かを示します。

電話機でビデオをサポートするには、有効に設定する必要があります。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

GARPを使う

電話機が Gratuitous ARP 応答から MAC アドレスを取得するかどうかを示します。電話機の Gratuitous ARP を受け入れる機能を無効にした場合、このメカニズムを使用して音声ストリームをモニタおよび記録するアプリケーションが機能しなくなります。音声のモニタが必要ない場合は、このオプションを No(無効)に設定します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ボイスVLANを使う

アクセス ポートに接続されているデバイスがボイス VLAN にアクセスすることを、電話機で許可するかどうかを示します。このオプションを No(無効)に設定すると、接続されている PC はボイス VLAN 上でデータを送受信できなくなります。また、電話機で送受信されるデータを PC が受信できなくなります。PC 上で、電話機のトラフィックをモニタする必要のあるアプリケーションが実行されている場合は、この設定値を Yes(有効)に設定してください。このようなアプリケーションには、モニタリング アプリケーションや記録アプリケーション、ネットワーク モニタリング ソフトウェアがあります。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

Webアクセス可能

電話機の Web アクセスが有効(Yes)か無効(No)かを示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

セキュリティ モード

電話機に設定されているセキュリティ モードを表示します。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

ログ表示

このパラメータは、トラブルシューティングのために Cisco TAC によってのみ使用されます。

表示のみ(変更不可)。

QoSの設定メニュー

[QoSの設定]メニューは、電話機の QoS(Quality Of Service)に関係する情報を表示します。 表4-16 に、このメニューのオプションの説明を示します。

 

表4-16 [QoSの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更の手順

通話制御のDSCP

コール制御シグナリングの DSCP IP 分類。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

設定のDSCP

電話機の設定転送の DSCP IP 分類。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

サービスのDSCP

電話機ベースのサービスの DSCP IP 分類。

Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して変更します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「ネットワークの設定メニュー」

ネットワークの設定

[ネットワークの設定]メニューには、[ロードサーバ]オプションが含まれています。[ロードサーバ]オプションは、電話機ファームウェアのアップグレードをインストールする時刻を最適化するために使用します。[ロードサーバ]を([TFTP サーバ 1]や[TFTP サーバ 2]ではなく)別の TFTP サーバの IP アドレスまたは名前に設定すると、電話機で、そのサーバからアップグレード用の電話機ファームウェアを取得できます。[ロードサーバ]オプションを設定すると、電話機は、ファームウェア アップグレードを取得する場合は指定されたサーバにアクセスします。

[ロードサーバ]オプションを設定するには、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)]セクションを使用します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「デバイス設定メニュー」

「SIP プロトコルについて」