Cisco Unified IP Phone 7960G/7940G アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager Release 5.0 (SCCP)
Cisco Unified IP Phone での モデル情報、ステータス、統計、 およびセキュリティ情報の表示
Cisco Unified IP Phone でのモデル情報、ステータス、統計、およびセキュリティ情報の表示
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone での

モデル情報画面

ステータス メニュー

ステータスメッセージ画面

ネットワーク統計画面

ファームウェアのバージョン画面

拡張モジュールの統計画面

コールの統計画面

セキュリティ設定 メニュー

CTLファイル メニュー

信頼リスト メニュー

Cisco Unified IP Phone での
モデル情報、ステータス、統計、およびセキュリティ情報の表示

この章では、Cisco Unified IP Phone に表示される次のメニューおよび画面へのアクセス方法、およびその使用方法について説明します。

[モデルジョウホウ]画面:電話機のハードウェアおよびソフトウェアの情報を表示します。

[ステータス]メニュー:ステータス メッセージ、ネットワーク統計、およびファームウェアのバージョンを表示する画面へのアクセスを提供します。

[コールノトウケイ]画面:現在のコールのカウンタと統計を表示します。

[セキュリティセッテイ]メニュー:電話機のセキュリティに関する情報を表示し、[CTLファイル]メニューおよび[シンライリスト]メニューへのアクセスを提供します。

これらの画面の情報を使用すると、電話機の動作をモニタしたり、トラブルシューティングをサポートしたりすることができます。さらに、[CTLファイル]メニューでは、CTL ファイルをロック解除し、電話機から削除することもできます。

また、この情報の大部分や、その他の関連情報は、電話機の Web ページを介してリモートに取得することもできます。詳細については、 第7章「Cisco Unified IP Phone のリモート モニタ」 を参照してください。

トラブルシューティングの詳細については、 第8章「トラブルシューティングとメンテナンス」 を参照してください。

この章は、次の項で構成されています。

「モデル情報画面」

「ステータス メニュー」

「コールの統計画面」

「セキュリティ設定 メニュー」

モデル情報画面

[モデルジョウホウ]画面に、次の情報が表示されます。

モデルバンゴウ:電話機のモデル番号。

MACアドレス:電話機の MAC アドレス。

アプリケーションロードID:電話機上で動作する JAR ファイル。

キドウロードID:電話機上で動作する、出荷時にインストール済みのロード。

シリアルバンゴウ:電話機のシリアル番号。

ロード ファイル:電話機上で動作する、出荷時にインストール済みのロード。

CTL:電話機にインストールされた証明書信頼リスト(CTL)ファイルの MD5 ハッシュ。電話機に CTL ファイルがインストールされていない場合、このフィールドには No と表示されます。なお、CTL ファイルは、電話機をリブートまたはリセットすると、自動的にインストールされます。このファイルの詳細については、『 Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド 』を参照してください)。

MIC:製造元でインストールされる証明書(セキュリティ機能に使用される)が電話機にインストールされているかどうかを示します。

LSC:ローカルで有効な証明書(セキュリティ機能に使用される)が電話機にインストールされているかどうかを示します。

[モデルジョウホウ]メニューを表示するには、 設定 ボタンを押し、 [モデルジョウホウ] を選択します。

[モデルジョウホウ]メニューを終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

ステータス メニュー

[ステータス]メニューには、次のオプションが含まれています。これらのオプションを使用して、電話機とその操作に関する情報を確認できます。

ステータスメッセージ:[ステータスメッセージ]画面を表示します。この画面には、重要なシステム メッセージのログが表示されます。詳細については、「ステータスメッセージ画面」を参照してください。

ネットワークトウケイ:[ネットワークトウケイ]画面を表示します。この画面には、イーサネット トラフィックの統計が表示されます。詳細については、「ネットワーク統計画面」を参照してください。

ファームウェアノバージョン:[ファームウェアノバージョン]画面を表示します。この画面には、電話機で実行中のファームウェアに関する情報が表示されます。詳細については、「ファームウェアのバージョン画面」を参照してください。

カクチョウモジュールノトウケイ:[カクチョウモジュールノトウケイ]画面を表示します。この画面には、電話機に接続されている Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールに関する情報が表示されます。詳細については、「拡張モジュールの統計画面」を参照してください。

[ステータス]メニューを表示するには、 設定 ボタンを押し、 [ステータス] を選択します。

[ステータス]メニューを終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

ステータスメッセージ画面

[ステータスメッセージ]画面には、電話機の起動が完了していない場合も含めて、いつでもアクセスできます。 表6-1 では、表示されるステータス メッセージについて説明します。この表には、示されたエラーへの対処方法も記載されています。

[ステータスメッセージ]画面を表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押します。

ステップ 2 [ステータス] を選択します。

ステップ 3 [ステータスメッセージ] を選択します。


 

[ステータスメッセージ]画面を終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

 

表6-1 Cisco Unified IP Phone 7960G/7940G のステータス メッセージ

メッセージ
説明
説明と対処方法

BOOTPサーバガシヨウサレテイマス

電話機は、DHCP サーバからではなく、BootP サーバから IP アドレスを取得しました。

なし。これは単なる情報メッセージです。

ファイルノニンショウガシッパイシマシタ

電話機が署名付きファイルのシグニチャを検証しようとしたときにエラーが発生しました。このメッセージには、失敗したファイルの名前が含まれています。

ファイルが破損しています。ファイルが電話機の設定ファイルであれば、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して、電話機を Cisco Unified CallManager データベースから削除します。次に、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して、電話機を再び Cisco Unified CallManager データベースに追加します。

CTL ファイルに問題があります。また、ファイルを取得したサーバのキーが正しくありません。この場合、CTL クライアントを実行して CTL ファイルをアップデートします。このファイルに適切な TFTP サーバが記載されていることを確認してください。

CFGファイルガミツカリマセン

該当する名前のデフォルト設定ファイルが、TFTP サーバ上で見つかりませんでした。

電話機用の設定ファイルは、電話機が Cisco Unified CallManager データベースに追加されたときに作成されます。該当する電話機が Cisco Unified CallManager データベースに追加されていない場合、TFTP サーバでは CFGファイルガミツカリマセンという応答が生成されます。

電話機が Cisco United CallManager に登録されていません。

電話機の自動登録を使用しない場合は、電話機を手動で Cisco United CallManager に追加する必要があります。詳細については、「Cisco Unified CallManager の管理ページによる電話機の追加」を参照してください。

DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが正しい TFTP サーバを指定していることを確認します。

スタティック IP アドレスを使用している場合は、TFTP サーバの設定を確認します。TFTP サーバの割り当ての詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

CFG TFTPサイズエラー

電話機のファイル システムに対して、設定ファイルが大きすぎます。

電話機の電源投入サイクルを実行します。

チェックサムエラー

ダウンロードされたソフトウェア ファイルが破損しています。

電話機のファームウェアの新しいコピーを取得し、TFTPPath ディレクトリに置きます。このディレクトリにファイルをコピーするのは、TFTP サーバのソフトウェアが終了しているときだけにしてください。それらのソフトウェアの実行中にファイルをコピーすると、ファイルが破損する可能性があります。

DHCPタイムアウト

DHCP サーバが応答しませんでした。

ネットワークがビジー状態になっている:ネットワークのロードが減少すると、このエラーは自動的に解決します。

DHCP サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。

DHCP サーバがダウンしている:DHCP サーバの設定を確認してください。

エラーが続く:スタティック IP アドレスの割り当てを検討してください。スタティック IP アドレスの割り当ての詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

DNSタイムアウト

DNS サーバが応答しませんでした。

ネットワークがビジー状態になっている:ネットワークのロードが減少すると、このエラーは自動的に解決します。

DNS サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。

DNS サーバがダウンしている:DNS サーバの設定を確認してください。

DNSフメイホスト

DNS が TFTP サーバまたは Cisco Unified CallManager の名前を解決できませんでした。

TFTP サーバまたは Cisco Unified
CallManager のホスト名が、DNS で正しく設定されていることを確認します。

ホスト名ではなく、IP アドレスの使用を検討します。

IPガチョウフクシテイマス

電話機に割り当てられた IP アドレスを、別のデバイスが使用しています。

電話機にスタティック IP アドレスがある場合は、重複した IP アドレスを割り当てていないかどうかを確認します。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

DHCP を使用している場合は、DHCP サーバの設定を確認します。

ロケールノコウシンエラー

1 つまたは複数のローカリゼーション ファイルが、
TFTPPath ディレクトリで見つからなかったか、または無効でした。ロケールは変更されませんでした。

次のファイルが TFTPPath ディレクトリのサブディレクトリ内にあるかどうかを確認します。

ネットワーク ロケールと同じ名前のサブディレクトリ内にあるファイル

tones.xml

ユーザ ロケールと同じ名前のサブディレクトリ内にあるファイル

glyphs.xml

dictionary.xml

kate.xml

dictionary.xml

IPアドレスガカイホウサレマシタ

電話機が IP アドレスを解放するように設定されています。

電話機の電源投入サイクルを実行するか、または DHCP アドレスをリセットするまで、電話機はアイドル状態のままになります。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

ロードIDガタダシクアリマセン

ソフトウェア ファイルのロード ID のタイプが間違っています。

電話機に割り当てられたロード ID を確認してください(Cisco Unified CallManager で、 [デバイス]>[電話] の順に選択します)。ロード ID が正しく入力されていることを確認してください。

キョヒサレタHCノロード

ダウンロードされたアプリケーションには、電話機のハードウェアとの互換性がありません。

あるバージョンのソフトウェアをこの電話機にインストールしようとし、それがこの新しい電話機のハードウェア変更に対応していない場合に発生します。

電話機に割り当てられたロード ID を確認してください(Cisco Unified CallManager で、 [デバイス]>[電話] の順に選択します)。電話機に表示されるロード ID を再入力してください。電話機の設定の確認方法については、「ファームウェアのバージョン画面」を参照してください。

デフォルトルータガアリマセン

DHCP またはスタティックの設定で、デフォルト ルータが指定されていませんでした。

電話機にスタティック IP アドレスがある場合は、デフォルト ルータが設定されているかどうかを確認します。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

DHCP を使用している場合は、DHCP サーバでデフォルト ルータが指定されていません。DHCP サーバの設定を確認してください。

DNSサーバIPガアリマセン

DHCP またはスタティック IP の設定で、DNS サーバの名前は指定されているが、アドレスが指定されていませんでした。

電話機にスタティック IP アドレスがある場合は、DNS サーバが設定されているかどうかを確認します。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

DHCP を使用している場合は、DHCP サーバで DNS サーバが指定されていません。DHCP サーバの設定を確認してください。

プログラミングエラー

電話機のプログラミングに失敗しました。

このエラーを解決するには、電話機の電源投入サイクルを実行します。それでもまだ問題が続く場合は、シスコのテクニカル サポートにお問い合せください。

電話機のデバイス名に対応する .cnf.xml ファイル名(登録されていない場合はデフォルトの名称)

設定ファイルの名前。

なし。これは、電話機の設定ファイルの名前を示す情報メッセージです。

TFTPアクセスエラー

TFTP サーバが、存在しないディレクトリを指定しています。

DHCP を使用している場合は、DHCP サーバが正しい TFTP サーバを指定していることを確認します。

スタティック IP アドレスを使用している場合は、TFTP サーバの設定を確認します。TFTP サーバの割り当ての詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

TFTP file not found

要求されたロード ファイル(.bin)が、TFTPPath ディレクトリで見つかりませんでした。

電話機に割り当てられたロード ID を確認してください(Cisco Unified CallManager で、 [デバイス]>[電話] の順に選択します)。TFTPPath ディレクトリに、このロード ID の名前が付いた .bin ファイルがあることを確認してください。

ニンショウサレテイナイTFTP

指定された TFTP サーバが、電話機の CTL に見つかりませんでした。

DHCP サーバが正しく設定されていません。正しい TFTP サーバのアドレスが指定されていません。この場合、TFTP サーバの設定を更新して、正しい TFTP サーバを指定します。

電話機にスタティック IP アドレスを使用している場合は、電話機の設定に無効な TFTP サーバ アドレスが使用されている可能性があります。この場合、電話機の[ネットワークノセッテイ]メニューで、正しい TFTP サーバのアドレスを入力します。

TFTP サーバのアドレスが正しい場合は、CTL ファイルに問題のある可能性があります。この場合、CTL クライアントを実行して CTL ファイルをアップデートします。このファイルに適切な TFTP サーバが記載されていることを確認してください。

TFTPタイムアウト

TFTP サーバが応答しませんでした。

ネットワークがビジー状態になっている:ネットワークのロードが減少すると、このエラーは自動的に解決します。

TFTP サーバと電話機との間にネットワーク接続がない:ネットワーク接続を確認してください。

TFTP サーバがダウンしている:TFTP サーバの設定を確認してください。

ネットワーク統計画面

[ネットワークトウケイ]には、電話機やネットワークのパフォーマンスに関する情報が表示されます。 表6-2 は、この画面に表示されるテキスト メッセージのコンポーネントについて説明しています。

[ネットワークトウケイ]画面を表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押します。

ステップ 2 [ステータス] を選択します。

ステップ 3 [ネットワークトウケイ] を選択します。


 

[ネットワークトウケイ]画面を終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

 

表6-2 ネットワーク統計のメッセージ コンポーネント

メッセージ コンポーネント
説明

Rcv Frames

電話機で受信されたパケットの数。

Xmt

電話機で送信されたパケットの数。

REr

電話機で受信されたエラー パケットの数。

Bcast

電話機で受信されたブロードキャスト パケットの数。

次のいずれかの値

ショキカサレマシタ
TCP-timeout
CM-closed-TCP
TCP-Bad-ACK
CM-reset-TCP
CM-aborted-TCP
CM-NAKed
KeepaliveTO
Failback
Phone-Keypad
Phone-Re-IP
Reset-Reset
Reset-Restart
Phone-Reg-Rej
キョヒサレタHCノロード
CM-ICMP-Unreach
Phone-Abort

前回電話機がリセットした原因。

ケイカジカン

前回電話機がリブートして以降の経過時間。

Port 1

PC ポートのリンクの状態と接続。たとえば、 Auto 100 Mb Full-Duplex は、PC ポートがリンク アップ状態であり、全二重、100 Mbps 接続を自動ネゴシエーションしたことを意味します。

Port 2

ネットワーク ポートのリンクの状態と接続。

ファームウェアのバージョン画面

[ファームウェアノバージョン]画面には、電話機で実行中のファームウェアに関する次の情報が表示されます。

アプリケーションロードID:電話機で実行中の電話アプリケーションのバージョン。

キドウロードID:電話機で実行中の、出荷時にインストールされたロードの ID。

バージョン:電話機上で動作するファームウェアのバージョン。

DSP:使用される Digital Signal Processor(DSP; デジタル信号プロセッサ)ソフトウェアのバージョン。

カクチョウモジュール1、カクチョウモジュール2:1 つの拡張モジュールまたは複数の拡張モジュールで動作しているロード(電話機に接続されている場合)。

[ファームウェアノバージョン]画面を表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押します。

ステップ 2 [ステータス] を選択します。

ステップ 3 [ファームウェアノバージョン] を選択します。


 

[ファームウェアノバージョン]画面を終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

拡張モジュールの統計画面

[カクチョウモジュールノトウケイ]画面には、電話機に接続されている各 Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールに関する情報が表示されます。

表6-3 は、接続されているそれぞれの拡張モジュールについて、この画面に表示される情報を説明しています。必要に応じて、この情報を拡張モジュールのトラブルシューティングに使用できます。[カクチョウモジュールノトウケイ]画面で、先頭に「A」の付いた統計は 1 番目の拡張モジュールです。先頭に「B」の付いた統計は 2 番目の拡張モジュールです。

[カクチョウモジュールノトウケイ]画面を表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押します。

ステップ 2 [ステータス] を選択します。

ステップ 3 [カクチョウモジュールノトウケイ] を選択します。


 

[カクチョウモジュールノトウケイ]画面を終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

 

表6-3 拡張モジュールの統計

項目
説明

リンクノジョウタイ

総体的な拡張モジュールの状態

RX Discarded Bytes

エラーのために廃棄されたバイトの数

RX Length Err

長さが正しくないために廃棄されたパケットの数

RX Checksum Err

チェックサム情報が無効であるために廃棄されたパケットの数

RX Invalid Message

メッセージが無効またはサポートされていないために廃棄されたパケットの数

TX Retransmit

拡張モジュールに再送信されたパケットの数

TX Buffer Full

拡張モジュールが新規メッセージを受信できなかったために廃棄されたパケットの数

コールの統計画面

[コールノトウケイ]画面にカウンタ統計と音声品質メトリックを表示するには、次のような方法があります。

コール中:? ボタンをすばやく 2 回押すとコール情報を表示できます。

コール後:前回のコール中にキャプチャしたコール情報を[コールノトウケイ]画面に表示できます。


) Web ブラウザを使用して[コールノトウケイ]Web ページにアクセスすることにより、コールの統計情報をリモートで表示できます。リモートのモニタリングの詳細については、第7章「Cisco Unified IP Phone のリモート モニタ」を参照してください。


1 つのコールに複数のボイス ストリームが存在することはありますが、データは最後のボイス ストリームからのみキャプチャされます。ボイス ストリームは 2 つのエンドポイント間で送信されるパケット ストリームです。一方のエンドポイントが保留の場合、ボイス ストリームはコールがまだ接続状態にあっても停止します。コールが再開されると、新規の音声パケット ストリームが開始され、以前のコール データは新しいコール データで上書きされます。

直前のボイス ストリームに関する情報を[コールノトウケイ]画面に表示するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 設定 ボタンを押します。

ステップ 2 [ステータス] を選択します。

ステップ 3 [コールノトウケイ] を選択します。


 

[コールノトウケイ]画面を終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

[コールノトウケイ]画面には、 表6-4 で示す各項目が表示されます。

 

表6-4 [コールノトウケイ]画面の項目

項目
説明

RxType

受信されたボイス ストリームのタイプ(RTP ストリーミング オーディオ。G.729、G.711 u-law、G.711 A-law、または Lin16k)。

RxSize

受信ボイス ストリーム(RTP ストリーミング オーディオ)内のボイス パケットのサイズ(ミリ秒単位)。

RxCnt

ボイス ストリームの開始以降に受信された RTP ボイス パケットの数。


) コールが保留になることがあるので、この数はコールの開始以降に受信された RTP ボイス パケットの数と必ずしも一致しません。


TxType

送信されたボイス ストリームのタイプ(RTP ストリーミング オーディオ。G.729、G.711 u-law、G.711 A-law、または Lin16k)。

TxSize

送信ボイス ストリーム内のボイス パケットのサイズ(ミリ秒単位)。

TxCnt

ボイス ストリームの開始以降に送信された RTP ボイス パケットの数。


) コールが保留になることがあるので、この数はコールの開始以降に送信された RTP ボイス パケットの数と必ずしも一致しません。


Avg Jtr

受信ボイス ストリームの開始以降に観察された見積もり平均 RTP パケット ジッタ(ネットワークを通過するときにパケットに発生するダイナミックな遅延)。

Max Jtr

受信ボイス ストリームの開始以降に観察された最大ジッタ。

RxDisc

受信ボイス ストリーム内の廃棄された RTP パケットの数(不良パケット、過度の遅延など)。


) 電話機では、Cisco Gateway によって生成されるコンフォート ノイズ パケット(ペイロード タイプ 19)が廃棄されると、このカウンタが上がります。


RxLost

欠落した RTP パケット(送信時に消失)。

音声品質メトリック

MOS LQK

Listening Quality(LQK; リスニング品質)の Mean Opinion Score(MOS; 平均オピニオン評点)を客観的に評価するスコアで、5(非常に良い)~ 1(非常に悪い)でランク付けされます。このスコアは、ボイス ストリームの先行の 8 秒間でのフレーム損失に起因する音声秘匿イベントに基づいて測定されます。詳細については、「コールの音声品質のモニタリング」を参照してください。


) この MOS LQK スコアは、Cisco Unified IP Phone で使用するコーデックの種類によって異なる場合があります。


ヘイキンMOS LQK

ボイス ストリーム全体で測定される MOS LQK スコアの平均値。

サイショウMOS LQK

ボイス ストリームの開始時に測定される MOS LQK スコアの最小値。

サイダイMOS LQK

ボイス ストリームの開始時に測定される MOS LQK スコアの基準値または最大値。

次の各コーデックについて、パケット損失ゼロの正常な状態における MOS LQK の最大スコアを示します。

G.711 コーデック:4.5

G.719A / AB:3.7

MOS LQKバージョン

Cisco 固有のアルゴリズムのバージョンで MOS LQK スコアの算出に使用します。

ルイセキヒトクリツ

ボイス ストリームの開始時に受信した音声フレームの合計数で分割される秘匿フレームの合計数。

カンカクヒトクリツ

アクティブな音声の直前の 3 秒間における音声フレーム数に対する秘匿フレーム数の比率。Voice Activity Detection(VAD; 音声アクティビティ検出)を使用すると、3 秒間のアクティブな音声を累積するために、より長い時間間隔が必要になる場合があります。

サイダイヒトクリツ

ボイス ストリームの開始時からの最大の間隔秘匿率。

ビョウスウヲヒトク

ボイス ストリームの開始時からの秘匿イベント(損失フレーム)が含まれる秒数(厳密に秘匿された秒数を含む)。

ゲンミツニビョウスウヲヒトク

ボイス ストリームの開始時からの 5% 超の秘匿イベント(損失フレーム)が含まれる秒数。

セキュリティ設定 メニュー

[セキュリティセッテイ]メニューは、電話機のセキュリティに関する情報を表示し、[CTLファイル]メニューおよび[シンライリスト]メニューへのアクセスを提供します。[セキュリティセッテイ]メニューには、次のオプションが含まれています。

Webアクセス:電話機で Web アクセスが有効になっているか無効になっているかを示します。Web アクセスは、Cisco Unified CallManager の管理ページで設定します。

セキュリティモード:電話機に設定されているセキュリティ モードを表示します。セキュリティ モードは、Cisco Unified CallManager の管理ページで設定します。

MIC:製造元でインストールされる証明書が電話機にインストールされているかどうかを示します。

LSC:ローカルで有効な証明書が電話機にインストールされているかどうかを示します。

また、LSC の認証文字列を入力することもできます。詳細については、「Cisco Unified IP Phone へのセキュリティの設定」を参照してください。

CTLファイル:CTL ファイルが電話機にインストールされている場合は、[CTLファイル]メニューへのアクセスを提供します。このオプションに表示されるロックされた鍵のアイコンは、CTL ファイルがロックされていることを示します。ロック解除された鍵のアイコンは、CTL ファイルがロック解除されていることを示します。CTL ファイルが電話機にインストールされていない場合は、このオプションには「ミインストール」と表示されます。詳細については、「CTLファイル メニュー」を参照してください。

シンライリスト:CTL ファイルが電話機にインストールされている場合は、[シンライリスト]メニューへのアクセスを提供します。詳細については、「信頼リスト メニュー」を参照してください。

CAPF:電話機で使用される CAPF サーバの IP アドレスとポートを表示します。

[セキュリティセッテイ]メニューを表示するには、 設定 ボタンを押し、 [セキュリティセッテイ] を選択します。

[セキュリティセッテイ]メニューを終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

CTLファイル メニュー

CTL ファイルが電話機にインストールされている場合は、 設定 ボタンを押し、 [セキュリティセッテイ]>[CTLファイル] の順に選択すると、[CTLファイル]メニューにアクセスできます。

[CTLファイル]メニューを終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

[CTLファイル]メニューには、次のオプションが含まれています。

CTLファイル:電話機にインストールされた証明書信頼リスト(CTL)ファイルの MD5 ハッシュ(電話機にセキュリティが設定されている場合は、電話機がリブートまたはリセットしたときに CTL ファイルが自動的にインストールされます。このファイルの詳細については、『 Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド 』を参照してください)。また、CTL ファイルをロック解除し、電話機から削除することもできます。

このオプションに表示されるロックされた鍵のアイコンは、CTL ファイルがロックされていることを示します。ロック解除された鍵のアイコンは、CTL ファイルがロック解除されていることを示します。

CallManager / TFTP:電話機で使用される Cisco Unified CallManager および TFTP サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

CAPF:電話機で使用される CAPF サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します。

CallManager:電話機で使用される Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

TFTPサーバ:電話機で使用される TFTP サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

図 6-1 証明書アイコン

 

プライマリ TFTP サーバ([TFTPサーバ 1])またはバックアップ TFTP サーバ([TFTPサーバ2])が CTL ファイルに記述されていない場合は、[ネットワークノセッテイ]メニューで変更した[TFTPサーバ 1]オプションの内容を保存する前に、CTL ファイルをロック解除する必要があります(このオプションの変更方法については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください)。

CTL ファイルをロック解除し、[TFTPサーバ 1]オプションの変更または CTL ファイルの削除を行うには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 **# を押して[セキュリティセッテイ]メニューのオプションをロック解除します。

オプションのロック解除の詳細については、「オプションのロックとロック解除」を参照してください。

ステップ 2 設定 ボタンを押し、 [セキュリティセッテイ]>[CTLファイル] の順に選択します。

[CTLファイル]メニューが表示されます。

ステップ 3 CTL オプションを選択します。

ステップ 4 [ロックカイジョ] ソフトキーを押して CTL ファイルをロック解除します。

ステップ 5 次のいずれかの操作を行います。

[ネットワークノセッテイ]メニューで[TFTPサーバ 1]オプションを変更する。

変更内容を保存すると、CTL ファイルが自動的に再ロックされます。

[サクジョ] ソフトキーを押して CTL ファイルを電話機から削除する。

CTL ファイルが削除され、電話機がリセットされます。


[ロックカイジョ]ソフトキーを押すと、このソフトキーは[ロック]に変わります。[TFTPサーバ 1]オプションの変更または CTL ファイルの削除を行わない場合は、[ロック]ソフトキーを押して CTL ファイルをロックしてください。



 

信頼リスト メニュー

[シンライリスト]メニューは、電話機が信頼するすべてのサーバに関する情報を提供します。

CTL ファイルが電話機にインストールされている場合は、 設定 ボタンを押し、 [セキュリティセッテイ]>[シンライリスト] の順に選択すると、[シンライリスト]メニューにアクセスできます。

[シンライリスト]メニューを終了するには、 [シュウリョウ] ソフトキーを押します。

[シンライリスト]メニューには、次のオプションが含まれています。

CallManager / TFTP:電話機で使用される Cisco Unified CallManager および TFTP サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

CAPF:電話機で使用される、信頼できる CAPF サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

CallManager:電話機で使用される、信頼できる Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

SRST:電話機で使用可能な、信頼できる SRST ルータの IP アドレス(そのようなデバイスが Cisco Unified CallManager の管理ページで設定されている場合)。このデバイスに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。

TFTPサーバ:電話機で使用される TFTP サーバの IP アドレス。このサーバに証明書がインストールされている場合は、証明書アイコンも表示します(図 6-1 を参照)。