Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager 5.0 (SCCP)
Cisco Unified IP Phone のセッ トアップ
Cisco Unified IP Phone のセットアップ
発行日;2012/01/08 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone のセットアップ

始める前に

ネットワーク要件

Cisco Unified CallManager の設定

安全性について

Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE のコンポーネントの概要

ネットワーク ポートとアクセス ポート

受話器

スピーカフォン

ヘッドセット

音質に対するユーザの主観

ヘッドセットの接続

ヘッドセットの無効化

Cisco Unified IP Phone での外部デバイスの使用

Cisco Unified IP Phone の設置

Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールの接続

Cisco Unified IP Phone の配置調節

卓上での Cisco Unified IP Phone の配置調節

ケーブル ロックによる電話機の固定

壁面への電話機の取り付け

電話機の起動プロセスの確認

起動時のネットワーク設定値の設定

Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定

Cisco Unified IP Phone のセットアップ

この章では、Cisco Unified IP Phone を IP テレフォニー ネットワークに設置する上で役立つ、次の項目について説明します。

「始める前に」

「Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE のコンポーネントの概要」

「Cisco Unified IP Phone の設置」

「Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールの接続」

「Cisco Unified IP Phone の配置調節」

「電話機の起動プロセスの確認」

「起動時のネットワーク設定値の設定」

「Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定」


) Cisco Unified IP phone を設置する際には、ネットワークに電話機を設定する方法を事前に決定する必要があります。設定方法を決定することによって、電話機を安全に設置し、その機能を検証することができます。詳細については、第2章「Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置するための準備」を参照してください。


始める前に

Cisco Unified IP Phone を設置する前に、次の項で要件を確認してください。

「ネットワーク要件」

「Cisco Unified CallManager の設定」

「安全性について」

ネットワーク要件

Cisco Unified IP Phone がネットワーク内で Cisco Unified IP Phone エンドポイントとして正常に機能するためには、ネットワークが次の要件を満たしている必要があります。

Voice-over-IP(VoIP)が稼動していること

VoIP が Cisco ルータとゲートウェイ上に設定されていること

Cisco Unified CallManager がネットワーク内にインストールされ、コール処理を行うよう設定されていること

IP ネットワークが DHCP をサポートしているか、または IP アドレス、ゲートウェイ、およびサブネット マスクの手動割り当てをサポートしていること


) Cisco Unified IP Phone は、日時の設定を Cisco Unified CallManager から取得した表示します。Cisco Unified CallManager サーバが電話機と異なる時間帯にある場合は、電話機が正しい現地時刻を表示しません。


Cisco Unified CallManager の設定

Cisco Unified IP Phone には、コール処理を行う Cisco Unified CallManager が必要です。Cisco Unified CallManager が電話機を管理し、コールを正しくルート指定して処理するように、適切に設定されていることを確認するには、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』または Cisco Unified CallManager アプリケーションのコンテキスト ヘルプを参照してください。

自動登録を使用する場合は、Cisco Unified IP Phone をネットワークに接続する前に、自動登録機能が Cisco Unified CallManager で有効になっていて、正しく設定されていることを確認します。自動登録の有効化および設定については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。また、「Cisco Unified CallManager データベースへの電話機の追加」を参照してください。

テレフォニー機能を設定して Cisco Unified IP Phone に割り当てるには、Cisco Unified CallManager を使用する必要があります。詳細については、「Cisco Unified IP Phone で使用可能なテレフォニー機能」を参照してください。

Cisco Unified CallManager では、ユーザをデータベースに追加し、特定の電話機に関連付けることができます。この処理によって、ユーザは Web ページにアクセスできるようになり、コール転送、短縮ダイヤル、ボイス メッセージ システムのオプションなどの項目を設定することができます。詳細については、「Cisco Unified CallManager へのユーザの追加」を参照してください。

安全性について

Cisco Unified IP Phone を設置する前に次の警告を確認してください。各国語に翻訳した警告については、このデバイスに付属のマニュアル『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Unified IP Phone 7900 Series 』を参照してください。


警告 必ず、取り付け手順を読んでから、システムを電源に接続してください。



警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。



警告 この製品を廃棄処分する際には、日本国の法律および地方自治体の条例または規則に従ってください。



警告 雷の発生中は、システムでの作業、またはケーブルの接続や取り外しを行わないでください。



警告 感電事故を防ぐために、安全超低電圧(SELV)回路を電話網電圧(TNV)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路があり、WAN ポートには TNV 回路があります。一部の LAN ポートと WAN ポートには、RJ-45 コネクタが使用されています。ケーブルを接続する場合には、注意してください。



注意 インライン パワーの回路では、ケーブルを介して電流が供給されます。シスコが提供するケーブル、または 24 AWG 以上の通信ケーブルを使用してください。

次の警告は、外部電源装置を使用する場合に適用されます。


注意 シスコ認定の正しい外部電源装置のみを使用してください。電話機に付属の設置マニュアルを参照してください。


警告 この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が敷設されていることが前提になっています。各相導体(すべての通電導体)に 120VAC、15A(日本および米国)、または 240VAC、10A(前記以外の国)以下のヒューズ、または回路ブレーカーが使用されていることを確認してください。



警告 この装置は、TN 電源システムを使用して動作するように設計されています。



警告 プラグとソケットは常に手を伸ばして利用できる状態にしておく必要があります。これは、プラグとソケットが主要な切断装置であるためです。 #331


Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE のコンポーネントの概要

Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE には、電話機本体および電話機のアクセサリに次のコンポーネントが含まれています。

「ネットワーク ポートとアクセス ポート」

「受話器」

「スピーカフォン」

「ヘッドセット」

ネットワーク ポートとアクセス ポート

Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE の背面には、次のポートがあります。

ネットワーク ポート

7961G および 7941G では 10/100 SW というラベルのポート

7961G-GE および 7941G-GE では 10/100/1000 SW というラベルのポート

アクセス ポート

7961G および 7941G では 10/100 PC というラベルのポート

7961G-GE および 7941G-GE では 10/100/1000 PC というラベルのポート

各ポートは、10/100 Mbps または 10/100/1000 半二重または全二重による外部デバイスへの接続をサポートしています。10 Mbps 接続では、カテゴリ 3 または 5 のどちらのケーブルも使用できますが、100 および 1000 Mbps 接続では、カテゴリ 5 のケーブルを使用する必要があります。

SW ネットワーク ポートは、電話機をネットワークに接続するために使用します。これらのポートにはストレート ケーブルを使用する必要があります。電話機は、これらの接続を介して、スイッチからインライン パワーを得ることもできます。詳細については、「Cisco Unified CallManager データベースへの電話機の追加」を参照してください。

PC アクセス ポートは、コンピュータなどのネットワーク デバイスを電話機に接続するために使用します。このポートにはストレート ケーブルを使用する必要があります。

受話器

Cisco Unified IP Phone には、専用の受話器が付属しています。この受話器には、着信コールとボイス メッセージの受信を知らせるライトが付いています。

受話器を Cisco Unified IP Phone に接続するには、電話機の背面にある受話器ポートに受話器のプラグを差し込みます。

スピーカフォン

Cisco Unified IP Phone のスピーカフォンはデフォルトで有効になっています。

スピーカフォンは、Cisco Unified CallManager の管理アプリケーションを使用して無効にすることができます。これには、 [デバイス]>[電話] を選択し、変更する電話機を探します。対象の電話機の[電話の設定(Phone Configuration)]Web ページで、 Disable Speakerphone チェックボックスをオンにします。

ヘッドセット

シスコシステムズでは、Cisco Unified IP Phone で使用する一部のサードパーティ製ヘッドセットについて社内でテストを実施していますが、ヘッドセットや受話器のベンダーの製品については動作の保証やサポートは行っていません。Cisco Unified IP Phone の展開場所では、環境やハードウェアによるそれぞれ固有の不整合が発生する場合があるので、すべての環境に共通して適用できる「最良の」解決策を 1 つだけ見出すことは不可能です。ネットワークにヘッドセットを多数展開する前に、お客様の環境での使用に最適かどうか、それらのヘッドセットについてテストすることをお勧めします。

ヘッドセットの種類によっては、その機械上または電子上の特性が原因で、Cisco Unified IP Phone ユーザとリモートで会話中の通話相手に、通話相手自身の声の反響が聞こえる場合があります。

シスコシステムズでは、不要な Radio Frequency(RF; 無線周波数)および Audio Frequency(AF; 可聴周波数)が遮蔽された高品質のヘッドセットなどの外部デバイスの使用を推奨しています。これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。詳細については、「Cisco Unified IP Phone での外部デバイスの使用」を参照してください。

一部のヘッドセットが Cisco IP Phone での使用に適さないとされる主な理由は、ハム雑音が入る可能性があるためです。このハム雑音は、リモートの通話相手だけに聞こえる場合も、リモートの通話相手と Cisco Unified IP Phone ユーザの両方に聞こえる場合もあります。ハム雑音やブザーのような雑音は、電灯、近辺にある電気モーター、大型の PC モニタなど、外部ソースに原因があることがあります。場合によっては、ユーザに聞こえるハム雑音は、ローカル電源キューブを使用することにより、軽減または除去が可能です。詳細については、「安全性について」を参照してください。

音質に対するユーザの主観

物理的、機械的、および技術的なパフォーマンスより先に、まずヘッドセットによって提供される音が、ユーザとリモートの通話相手にとって良質のものである必要があります。音の品質の判断は主観的なものであるため、シスコでは、特定のヘッドセットや受話器のパフォーマンスを保証することはできません。ただし、次に示すサイトに記載されているヘッドセットや受話器は、Cisco Unified IP Phone で使用した場合のパフォーマンスが優れていることが報告されています。

しかし、使用する環境でこれらの装置をテストし、適切なパフォーマンスが得られるかどうかを判断するのは、最終的にお客様ご自身の責任になります。ヘッドセットの詳細については、次の URL を参照してください。

http://www.vxicorp.com/cisco

http://www.plantronics.com

ヘッドセットの接続

ヘッドセットを Cisco Unified IP Phone に接続するには、電話機の背面にあるヘッドセット ポートにヘッドセットのプラグを差し込みます。電話機の ヘッドセット ボタンを押し、ヘッドセットを使用したコールの発信と受信を行います。

ヘッドセットでは、音量ボタンやミュート ボタンなど、Cisco Unified IP Phone のすべての機能を使用できます。これらのボタンは、耳の部分の音量を調節したり、ヘッドセットのマイクロフォンからの音声経路をミュートしたりするのに使用します。

ヘッドセットの無効化

ヘッドセットは、Cisco Unified CallManager の管理アプリケーションを使用して無効にすることができます。ヘッドセットを無効にする場合は、スピーカフォンも無効にします。

Cisco Unified CallManager の管理ページからヘッドセットを無効にするには、[デバイス] >[電話] の順に選択して、変更する電話機を特定します。対象の電話機の[電話の設定(Phone Configuration)]Web ページで、 Disable Speakerphone and Headset チェックボックスをオンにします。

Cisco Unified IP Phone での外部デバイスの使用

次の情報は、Cisco Unified IP Phoneで外部デバイスを使用する場合に適用されます。

シスコでは、不要な Radio Frequency(RF; 無線周波数)および Audio Frequency(AF; 可聴周波数)がシールド(遮蔽)された高品質の外部デバイスの使用を推奨しています。

これらのデバイスの品質や、携帯電話および双方向ラジオなど他のデバイスとの間隔によっては、雑音が入ることもあります。その場合は、次のいずれかの方法で対処してください。

RF または AF の信号源から外部デバイスを離す。

RF または AF の信号源から外部デバイスのケーブルの経路を離す。

外部デバイス用にシールドされたケーブルを使用するか、シールドおよびコネクタが高品質のケーブルを使用する。

外部デバイスのケーブルを短くする。

外部デバイスのケーブルに、フェライトまたは同様のデバイスを適用する。

シスコでは、外部デバイス、ケーブル、コネクタの品質については制御できないため、システム パフォーマンスを保証することはできません。良品質のケーブルおよびコネクタを使用して適切なデバイスを接続すると、十分なシステム パフォーマンスを得られます。


注意 欧州連合諸国では、EMC Directive[89/336/EC]に完全に準拠した外部ヘッドセットだけを使用してください。

Cisco Unified IP Phone の設置

Cisco Unified IP Phone を使用するには、電話機をネットワークと電源に接続する必要があります。図 3-1 には、接続方法を示すイラストを掲載しています。

Cisco Unified IP Phone を設置するには、次の手順を実行します。

 

手順
注意事項
参照先

ステップ 1

受話器を受話器ポートに接続します。

ステップ 2

ヘッドセットをヘッドセット ポートに接続します。

オプションです。ヘッドセットは、この段階で接続しなくても必要になったときに追加できます。

サポートされているヘッドセットについては、「ヘッドセット」を参照してください。

ステップ 3

電源を Cisco DC アダプタ ポートに接続します。

オプションです。

詳細については、「Cisco Unified CallManager データベースへの電話機の追加」を参照してください。

ステップ 4

カテゴリ 3 または 5 ストレート型イーサネット ケーブルをスイッチから、10/100 SW というラベルのネットワーク ポート(Cisco Unified IP Phone 7961G/7941G)、または 10/100/1000 SW というラベルのネットワーク ポート(Cisco Unified IP Phone 7961G-GE/
7941G-GE)に接続します。

各 Cisco Unified IP Phone には、1 本のイーサネット ケーブルが付属しています。

詳細については、「ネットワーク ポートとアクセス ポート」を参照してください。

ステップ 5

カテゴリ 3 または 5 ストレート型イーサネット ケーブルをネットワーク デバイス(デスクトップ コンピュータなど)から、10/100 PC というラベルのアクセス ポート(Cisco Unified IP Phone 7961G/
7941G)、または 10/100/1000 PC というラベルのアクセス ポート(Cisco Unified IP Phone 7961G-GE/
7941G-GE)に接続します。

オプションです。他のネットワーク デバイスは、この段階で接続しなくても必要になったときに接続できます。

詳細については、「ネットワーク ポートとアクセス ポート」を参照してください。

図 3-1 Cisco Unified IP Phone 7961G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE のケーブル接続

 

1

インライン パワーが供給されない電話機用の DC アダプタ ポート(DC48V)

5

電話機をコンピュータに接続するためのアクセス ポート(7961G/7941G は 10/100 PC、7961G-GE/7941G-GE は 10/100/1000 PC)

2

AC-DC 電源装置

6

受話器ポート

3

AC 電源コード

7

ヘッドセット ポート

4

ネットワークに接続するためのネットワーク ポート(7961G/7941G は 10/100 SW、7961G-GE/7941G-GE は 10/100/1000 SW)

8

フットスタンド調節ボタン

関連項目

「Cisco Unified IP Phone の配置調節」

「電話機の起動プロセスの確認」

「起動時のネットワーク設定値の設定」

「Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定」

Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールの接続

Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールを Cisco Unified IP Phone 7961G および 7961G-GE に接続すると、ライン アピアランスまたは電話機のプログラマブル ボタンの数が拡張されます。Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュール用にボタン テンプレートをカスタマイズして、ライン アピアランスや短縮ダイヤル ボタンの数を決めることができます。詳細については、「電話ボタン テンプレートの変更」を参照してください。

Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールは、次の場合に Cisco Unified IP Phone 7961G および 7961G-GE に接続できます。

電話機を Cisco Unified CallManager に最初に追加するときに、[モジュール1(Module1)]フィールドまたは[モジュール2(Module2)]フィールドで 7914 14-Button Line Expansion Module を選択し、適切な拡張モジュール ファームウェアを選択した場合。次に示す手順のステップ 6 を参照してください。

Cisco Unified CallManager で電話機を設定した後。

Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールを Cisco Unified IP Phone で設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 Cisco Unified CallManager の管理アプリケーションにログインします。

Cisco Unified CallManager の管理ページが表示されます。

ステップ 2 メニューから [デバイス] > [電話] を選択します。

[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)]ページが表示されます。Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュール用に設定する電話機を 1 台または複数台検索できます。

ステップ 3 検索条件を選択および入力して、 [検索] をクリックします。

[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)]ページが表示され、検索条件に一致する電話機の一覧が表示されます。

ステップ 4 Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュール用に設定する IP Phone をクリックします。

[電話の設定(Phone Configuration)]ページが表示されます。

ステップ 5 [拡張モジュール情報(Expansion Module Information)]セクションまでスクロールします。

ステップ 6 1 つの拡張モジュールのサポートを追加するには、[モジュール 1(Module1)]フィールドで、 7914 14-Button Line Expansion Module を選択します。

もう 1 つの拡張モジュールのサポートを追加するには、[モジュール 2(Module2)]フィールドで、 7914 14-Button Line Expansion Module を選択します。

[ファームウェアロード情報(Firmware Load Information)]セクションには、[モジュール1(Module1)]および[モジュール2(Module2)]のファームウェア ロードを指定する 2 つのフィールドがあります。これらのフィールドは、空白のままにしてデフォルトのファームウェア ロードを使用することができます。

ステップ 7 ページの先頭にスクロールし、 [更新] をクリックします。

変更を有効にするために、電話機のリセットを求めるメッセージが表示されます。 OK をクリックします。

ステップ 8 [リセット]をクリックして、変更を有効にします。


 


) ユーザが短縮ダイヤル ボタンやプログラム ボタンを設定して Cisco Unified IP Phone 7914 拡張モジュールの電話サービスにアクセスできるように、ユーザに Cisco Unified CallManager のユーザ オプション Web ページを参照してもらうようにしてください。詳細については、「サービスへの登録方法と電話機能の設定方法」を参照してください。


関連項目

「ソフトキー テンプレートの設定」

Cisco Unified IP Phone の配置調節

Cisco Unified IP Phone には、調節可能なフットスタンドが付いています。電話機を卓上に置く場合、水平から 60 度まで 7.5 度単位で傾きを調節できます。また、フットスタンドやオプションの壁面取り付け用キットを使用して、電話機を壁に取り付けることもできます。

卓上での Cisco Unified IP Phone の配置調節

Cisco Unified IP Phone のフットスタンド調節プレートを使用して、電話の LCD スクリーンが最も見やすくなるように高さを調節することができます。詳細については、図 3-3 を参照してください。

手順


ステップ 1 フットスタンド調節ボタンを押し込みます。

ステップ 2 希望の高さまでフットスタンドを調節します。


 

ケーブル ロックによる電話機の固定

ケーブル ロックを使用して、Cisco Unified IP Phone 7961G および 7941G を卓上に固定することができます。ロックを電話機の背面にあるセキュリティ スロットに接続し、ケーブルを卓上に固定することができます。

セキュリティ スロットには最大 20 mm までのロックを挿入できます。互換性のある卓上ケーブル ロックとして Kensington® 製の卓上ケーブル ロックのほか、電話機の背面にあるセキュリティ スロットに適合するその他のメーカー製卓上ケーブル ロックがあります。

図 3-2 を参照してください。

図 3-2 Cisco Unified IP Phone 79761G/7961G-GE および 7941G/7941G-GE へのケーブル ロックの接続

 

壁面への電話機の取り付け

Cisco Unified IP Phone を壁面壁に取り付けるには、取り付けブラケットとしてフットスタンドを使用するか、Cisco Unified IP Phone の壁面取り付け用キットの専用取り付けブラケットを使用します(壁面取り付け用キットは、電話機とは別にご注文ください)。壁面取り付け用キットではなく、標準のフットスタンドを使用して、Cisco Unified IP Phone を壁面に取り付ける場合は、次の工具と部品が必要です。

ドライバ

Cisco Unified IP Phone を壁面に固定するネジ

図 3-3 には、電話機のパーツを示すイラストを掲載しています。

始める前に

壁面に取り付けた電話機に受話器を確実に掛けられるようにするには、受話器の壁掛けフックを受話器の受け台から外し、半回転させてから再び差し込みます。このようにフックを回転させておくと、電話機を垂直にしたときに、受話器を掛けるための枠が見えます。この手順の図解については、『 Installing the Wall Mount Kit for the Cisco Unified IP Phone 』を参照してください。


注意 ネジを壁の間柱に取り付ける際には、壁の内側にある配線や配管を傷付けないように注意してください。

手順


ステップ 1 フットスタンド調整ボタンを押します。

ステップ 2 電話機の背面に対して平らになるように、フットスタンドを調節します。

ステップ 3 フットスタンドの背面にある 2 つのネジ穴の位置に合せて、2 本のネジを壁の間柱に取り付けます。

これらネジ穴は、標準の電話機ジャック取り付け台がネジにはまるように、鍵穴状になっています。

ステップ 4 電話機を壁面に取り付けます。


 

図 3-3 Cisco Unified IP Phone の壁面への取り付けに使用するパーツ

 

 

1

フットスタンド調整ボタン:調節プレートを上げ下げします。

2

壁面取り付け用のネジ穴

3

調節プレート:電話機を垂直に上げ下げします。

電話機の起動プロセスの確認

Cisco Unified IP Phone は、電源に接続されると、起動プロセスを開始し、次の一連の手順を実行します。

1. 次のボタンが順々に点滅します。

ヘッドセット(電源投入時に受話器をオフフックにしている場合のみ。この場合、3 秒以内に受話器を置かないと、電話機はプライマリ ロードではなくセカンダリ ロードを開始します)。

ミュート

スピーカ

2. 回線キーの一部または全部が順々にオレンジに点滅します。


注意 回線キーがオレンジに点滅した後で赤に点滅した場合は、赤の点滅が完了するまで電源を切らないでください。この一連の点滅は、完了まで数分かかることがあります。

3. 回線キーの一部または全部が順々に緑に点滅します。

通常、この一連の点滅は数秒で完了します。ただし、電話機のフラッシュ メモリが消去された場合や電話機のロードに問題があった場合、電話機がソフトウェア アップデート手順を開始するまで、緑の点滅が続きます。電話機がソフトウェア アップデート手順を実行している場合、次のボタンが点灯して進行状況を示します。

ヘッドセット:電話機はネットワークおよび CDP と DHCP 設定の完了を待っています(ネットワークで DHCP サーバが使用可能であることが必要です)。

ミュート:電話機は TFTP サーバからイメージをダウンロード中です。

スピーカ:電話機はイメージをフラッシュ メモリに書き込み中です。

4. LCD スクリーンにシスコシステムズ社のロゴ画面が表示されます。

5. 電話機が起動すると、次のメッセージが表示されます。

ロードを確認中(電話機のロードが TFTP サーバのロードと一致しなかった場合)このメッセージが表示された場合、電話機は再起動し、上記のステップ 1 ~ ステップ 4 を繰り返します。

IPを設定中

CTLの更新中

ロケールの更新中

CM一覧を設定中

登録

6. メインの LCD スクリーンに次の情報が表示されます。

現在の日時

プライマリ電話番号

追加の電話番号および短縮ダイヤル(設定されている場合)

ソフトキー

これらの手順が正常に終了した場合、その電話機は正常に起動しています。電話機が正常に起動しない場合は、「起動時の問題の解決」を参照してください。

起動時のネットワーク設定値の設定

ネットワークで DHCP を使用しない場合は、電話機をネットワークに設置した後で、次のネットワーク設定値を Cisco Unified IP Phone に設定する必要があります。

IP アドレス

IP サブネット マスク

デフォルト ゲートウェイの IP アドレス

TFTP サーバの IP アドレス

必要に応じて、ドメイン名と DNS サーバ設定を設定する場合もあります。

上記の情報を収集し、 第4章「Cisco Unified IP Phone の設定値の設定」 を参照してください。

Cisco Unified IP Phone のセキュリティ設定

セキュリティ機能を使用すると、データ改ざんやなりすましなどの脅威から電話機を保護できます。セキュリティ機能は、電話機と Cisco Unified CallManager サーバ間に認証された通信ストリームを確立し、それを維持するとともに、ファイルが送信される前にそのファイルにデジタル署名します。

セキュリティ機能の詳細については、「Cisco Unified IP Phone のセキュリティ機能の概要」を参照してください。また、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

CAPF に関連付けられた必要なタスクを実行すると、ローカルで有効な証明書(LSC)が電話機にインストールされます。LSC は、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用して設定することができます(『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照)。

あるいは、電話機の[セキュリティ設定]メニューから LSC のインストールを開始することもできます。このメニューを使用して LSC の更新や削除もできます。

その前に次の点を調べて、対象の Cisco Unified CallManager および Certificate Authority Proxy Function(CAPF)のセキュリティ設定が完了していることを確認してください。

CTL ファイルに CAPF 証明書が含まれていること。

クラスタ内のすべてのサーバの /usr/local/cm/.security/certs フォルダに CAPF 証明書が存在すること。

CAPF が動作し、設定されていること。

電話機に正しいロード ファイルが存在すること。イメージを確認するには、 [設定] > [ステータス] > [ファームウェアバージョン] を選択します。アプリケーション ロード ファイルは P00307 で始まります。

詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

電話機に LSC を設定するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 CAPF の設定時に設定された CAPF 認証コードを取得します。

ステップ 2 電話機から、 [設定] > [セキュリティ設定] を選択します。


) Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある Settings Access フィールドを使用することにより、[設定]メニューへのアクセスを制御できます。詳細については、『Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。


ステップ 3 **# を押して、[セキュリティ設定]メニューの設定をロック解除します。

ステップ 4 LSC までスクロールし、 [更新] ソフトキーを押します。

認証文字列の入力を求めるプロンプトが表示されます。

ステップ 5 認証コードを入力し、 [送信] ソフトキーを押します。

電話機は、CAPF の設定方法に従って、LSC のインストール、更新、または削除を開始します。処理中に進行状況をモニタできるように、一連のメッセージが[セキュリティ設定]メニューの LSC オプション フィールドに表示されます。処理が正常に完了したら、電話機に「インストール済み」または「未インストール」と表示されます。

LSC のインストール、更新、または削除のプロセスには、長い時間がかかる場合があります。[セキュリティ設定]メニューの [中止] ソフトキーを押せば、いつでもプロセスを停止できます(このソフトキーを押す前に設定をロック解除する必要があります)。

電話機でプロセスが正常に終了すると、「成功」と表示されます。「失敗」と表示された場合は、認証文字列が正しくないか、または、電話機でアップグレードが有効になっていない可能性があります。CAPF サーバで生成されるエラー メッセージを参照して、適切に対処してください。

LSC が電話機にインストールされたことを確認するには、 [設定] > [モデル情報] を選択し、LSC 設定に Yes が表示されていることを確認します。


 

関連項目

「Cisco Unified IP Phone のセキュリティ機能の概要」