Cisco 無線 IP 電話 7920 アドミニストレータ ガイド
Cisco 無線 IP 電話 7920 の ネットワーク 設定値の設定
Cisco 無線 IP 電話 7920 のネットワーク設定値の設定
発行日;2012/01/07 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco 無線 IP 電話 7920 のネットワーク設定値の設定

電話機のネットワーク設定値へのアクセス

Network Configuration メニューの表示

Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン

ネットワーク設定値の確認と入力

現在の設定の表示

DHCP 設定の修正

DHCP の有効化

DHCP の無効化

静的な設定値の設定

TFTP オプションの設定

メディア アクセス制御(MAC)アドレスの表示

Cisco 無線 IP 電話 7920 のネットワーク設定値の設定

Cisco 無線 IP 電話 7920 には、多くの設定可能なネットワーク設定値とデバイス設定値があり、電話メニューから変更する必要があります。

次の項で、これらのネットワーク設定値の設定と確認について説明します。

「電話機のネットワーク設定値へのアクセス」

「ネットワーク設定値の確認と入力」

「DHCP 設定の修正」

「静的な設定値の設定」

「TFTP オプションの設定」

電話機のネットワーク設定値へのアクセス

電話機の Network Configuration メニューを使用して、Cisco 無線 IP 電話 7920 のほとんどのネットワーク設定オプションを表示および設定できます。

Network Configuration メニューに表示されるオプションの詳細については、 表 5-1 を参照してください。

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「Network Configuration メニューの表示」

「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」

「ネットワーク設定値の確認と入力」

Network Configuration メニューの表示

Cisco 無線 IP 電話 7920 で Network Config メニューを表示する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config を選択します。

図 5-1 に、Network Configuration メニューのトップ レベル メニュー オプションを示します。


 

Network Configuration メニューを終了するには、 Back ソフトキーを押してメイン画面に戻ります。

図 5-1 Network Configuration メニューのトップ レベル オプション

 

関連項目

「電話機のネットワーク設定値へのアクセス」

「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」

Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン

Network Configuration メニューのオプションの値を編集するときは、電話機のキーパッドから文字、数字、特殊文字を入力できます。 キーパッドの数字キーを使用して、数字または割り当てられている文字を入力します。 ボタンを押すたびに、別の文字を選択できます。 値を入力するときは、次のガイドラインに従います。

文字の入力 :数字キーを 1 回押すと、最初の文字が入力されます。 2 回押すと 2 番目の文字が、3 回押すと 3 番目の文字が入力されます。

数字の入力 :数字キーを 4 回押すと、数字が入力されます。

最後の文字の削除 Clear を 1 回押すと、文字列の最後の文字または数字が削除されます。

文字列全体の削除 Clear を押したままにすると、文字または数字の文字列全体が削除されます。

大文字の使用 を押すと、大文字と小文字が切り替わります。画面の右上に または が表示され、現在の文字が大文字か小文字かを示します。

スペースの入力 を押すと、文字の間にスペースが入力されます。

特殊文字または記号の入力 を押します。 記号テーブルが表示されます(図 5-2)。 、または を使用して、目的の記号を選択します。 Use を押すと、テキストに記号が挿入されます。

編集モードの取り消し :必要に応じて Back を押すと、メニュー オプションまたはメイン画面に戻ります。

 

図 5-2 記号テーブル

 

関連項目

「Network Configuration メニューの表示」

「ネットワーク設定値の確認と入力」

ネットワーク設定値の確認と入力

現在の電話機のネットワーク設定値に関する詳細情報を Cisco 無線 IP 電話 7920 に表示できます。 この情報を使用して、問題のトラブルシューティングや設定値の変更ができます。 Network Configuration メニューを使用して、 表 5-1 に示すネットワーク設定値にアクセスできます。

 

表 5-1 ネットワーク設定値

ネットワーク設定値
説明
使用上の注意

DHCP Enable

Yes または No が表示され、ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)を使用して電話機の IP アドレスを取得しているかどうかを示します。

「DHCP 設定の修正」を参照してください。

DHCP Server

電話機が IP アドレスの取得に使用するダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)サーバの IP アドレスが表示されます。

「DHCP 設定の修正」を参照してください。

IP Address

電話機のインターネット プロトコル(IP)アドレスが表示されます。

「IP アドレスの割り当て」を参照してください。

Subnet Mask

電話機が使用するサブネット マスクが表示されます。

「サブネット マスクの割り当て」を参照してください。

Hostname

電話機に割り当てられた SEP macaddress 形式の名前。

Cisco CallManager によって割り当てられます。

Primary Gateway

電話機が使用するデフォルト ゲートウェイの IP アドレスが表示されます。

「プライマリ ゲートウェイの割り当て」を参照してください。

Primary TFTP Server

電話機が設定ファイルを取得するために使用するプライマリ トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)サーバの IP アドレスが表示されます。

「TFTP オプションの設定」を参照してください。

Primary DNS Server

Secondary DNS Server

TFTP サーバ、Cisco CallManager システム、および Web サーバのホスト名を解決するために電話機が使用するドメイン ネーム システム(DNS)サーバの IP アドレスが表示されます。

「DNS サーバの割り当て」を参照してください。

CallManager 1-5

この電話機からのコールを処理するために使用できる Cisco CallManager サーバ(優先順位が高い順)。 使用可能なサーバのオプションに、Cisco CallManager サーバの IP アドレスと、次のいずれかの状態が表示されます。

Active :電話機は現在、この Cisco
CallManager サーバからコール処理サービスを受けています。

Standby :現在使用中のサーバがダウンした場合、この Cisco CallManager サーバに切り替わります。

None :この Cisco CallManager サーバには TCP 接続されていません。

SRST :他のすべての Cisco CallManager サーバが到達不能になった場合に、
コール処理を制御する Survivable
Remote Site Telephony ルータ。

Cisco CallManager Administration を使用して修正します。

SRST ルータのアドレスは、Cisco CallManager Administration の
Device Pool セクションで設定します。


) SRST Cisco CallManager は、アクティブな場合でも、常にサーバ リストの最後に表示されます。


関連項目

「現在の設定の表示」

「DHCP 設定の修正」

「静的な設定値の設定」

「TFTP オプションの設定」

現在の設定の表示

Cisco 無線 IP 電話 7920 の現在のネットワーク設定値を表示する手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > Current Config を選択します。

ステップ 3 Select を押してネットワーク設定値のリストを表示します。

これらの設定値の説明と参考資料については、 表 5-1 を参照してください。

ステップ 4 Network Config 画面に戻るには、 Back ソフトキーを押します。


 

関連項目

「ネットワーク設定値の確認と入力」

「DHCP 設定の修正」

「静的な設定値の設定」

「TFTP オプションの設定」

DHCP 設定の修正

ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)は、デバイスをネットワークに接続したときに、自動的に IP アドレスを割り当てます。 ネットワークで DHCP を使用しない場合は、DHCP を無効にして、ネットワーク設定情報を手動で入力する必要があります。 電話機の DHCP Enable/Disable メニュー(図 5-3)を使用して、DHCP を設定できます。

ここでは、DHCP の有効化および無効化について説明します。内容は次のとおりです。

DHCP の有効化(P.5-9)

DHCP の無効化(P.5-9)

「静的な設定値の設定」

図 5-3 DHCP メニュー オプション

 

DHCP の有効化

Cisco IP Phone ではデフォルトで DHCP が有効ですが、無効になった場合はプロトコルをリセットできます。 電話機から DHCP を有効にする手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable を選択します。

ステップ 3 Enable までスクロールして、 Select を押します。

選択したオプションの横にチェック マークが表示されます。

ステップ 4 Back を押してメニューを終了し、変更内容を保存します。


 

関連項目

DHCP の無効化(P.5-9)

「静的な設定値の設定」

DHCP の無効化

ネットワークで DHCP を使用しない場合は、Cisco IP Phone に手動で IP アドレスを割り当てる前に、次の手順を実行して DHCP を無効にします。


) ネットワークで DHCP が有効な場合は、この手順で IP 設定値または TFTP オプションを設定することはできません。


手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable を選択します。

ステップ 3 Disable までスクロールして、 Select を押します。

Disable メニュー オプションが表示されます。

ステップ 4 Activate までスクロールして、 Select を押します。

Disable オプションの横にチェック マークが表示されます。

Static Settings メニューで、ネットワーク設定値を手動で設定する必要があります。 詳細については、「静的な設定値の設定」を参照してください。


 

関連項目

DHCP の有効化(P.5-9)

「静的な設定値の設定」

静的な設定値の設定

ネットワークで DHCP が無効な場合は、次の設定値を Static Settings メニューで設定する必要があります。

IP 設定値を手動で設定するときは、次のガイドラインに従います。

TFTP サーバに IP アドレスが設定されていることを確認します。

デフォルト ゲートウェイの IP アドレスが、ホストの IP アドレスと同じサブネットにあることを確認します。


) ネットワークで DHCP が有効な場合は、IP 設定値または TFTP オプションを設定する手順は使用できません。


この項では、次のトピックについて取り上げます。

IP アドレスの割り当て(P.5-11)

サブネット マスクの割り当て(P.5-12)

プライマリ ゲートウェイの割り当て(P.5-13)

プライマリ TFTP サーバの割り当て(P.5-14)

DNS サーバの割り当て(P.5-15)

IP アドレスの割り当て

IP アドレスは、TCP/IP ネットワークで、各ホスト コンピュータ(ノード)を識別する一意な論理アドレスです。 IP アドレスは 32 ビットの数値で、0 ~ 255 の 4 つの 10 進数をピリオドで区切って表現します。

IP アドレスを割り当てる前に、DHCP を無効にする必要があります。 無効にする方法については、「DHCP の無効化」を参照してください。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable > Disable を選択します。

ステップ 3 Static Settings までスクロールして、 Select を押します。

Static Settings メニュー オプションが表示されます。

ステップ 4 IP Address までスクロールして、 Select を押します。

ステップ 5 Edit ソフトキーを押します。

ステップ 6 IP アドレスを入力または修正します。

値の入力方法については、「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」を参照してください。

ステップ 7 Back を押して Static Settings オプションに戻ります。


 

サブネット マスクの割り当て

サブネット マスクは、IP アドレスをネットワーク識別子とホスト識別子に分割するために使用します。 サブネット マスクを使用して IP アドレスをマスクし、TCP/IP がネットワーク ID とホスト ID を区別できるようにします。

サブネット マスクを割り当てる前に、DHCP を無効にする必要があります。 無効にする方法については、「DHCP の無効化」を参照してください。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable > Disable を選択します。

ステップ 3 Static Settings までスクロールして、 Select を押します。

Static Settings メニュー オプションが表示されます。

ステップ 4 Subnet Mask までスクロールして、 Select を押します。

ステップ 5 Edit ソフトキーを押します。

ステップ 6 IP アドレスを入力または修正します。

値の入力方法については、「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」を参照してください。

ステップ 7 Back を押して Static Settings オプションに戻ります。


 

プライマリ ゲートウェイの割り当て

手動で IP アドレスを Cisco 無線 IP 電話 7920 に割り当てる場合は、使用するプライマリ ゲートウェイを指定する必要があります。 ゲートウェイは、電話機が属するサブネットを超えて IP ネットワークに接続できるようにします。

プライマリ ゲートウェイを割り当てる前に、DHCP を無効にする必要があります。 無効にする方法については、「DHCP の無効化」を参照してください。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable > Disable を選択します。

ステップ 3 Static Settings までスクロールして、 Select を押します。

Static Settings メニュー オプションが表示されます。

ステップ 4 Primary Gateway までスクロールして、 Select を押します。

ステップ 5 Edit ソフトキーを押します。

ステップ 6 IP アドレスを入力または修正します。

値の入力方法については、「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」を参照してください。

ステップ 7 Back を押して Static Settings オプションに戻ります。


 

プライマリ TFTP サーバの割り当て

TFTP Server で、電話機が設定ファイルを取得するために使用するプライマリ トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)サーバを指定します。 DHCP が無効な場合は、プライマリ TFTP サーバを割り当てる必要があります。

ネットワークで DHCP を使用しているときに、この電話機に特定の TFTP サーバを割り当てることができます。 詳細については、「TFTP オプションの設定」を参照してください。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable > Disable を選択します。

ステップ 3 Static Settings までスクロールして、 Select を押します。

Static Settings メニュー オプションが表示されます。

ステップ 4 Primary TFTP Server までスクロールして、 Select を押します。

ステップ 5 Edit ソフトキーを押します。

ステップ 6 IP アドレスを入力または修正します。

値の入力方法については、「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」を参照してください。

ステップ 7 Back を押して Static Settings オプションに戻ります。


 

DNS サーバの割り当て

Cisco 無線 IP 電話 7920 の DNS 設定によって、ホスト名を使用してリモート コンピュータを指定できます。 ホスト名は覚えやすい文字列で、IP アドレスを使用するよりも簡単に、さまざまなコンピュータに関連付けることができます。

システムが IP アドレスではなく名前を使用するように設定されている場合、電話機は DNS を使用して、TFTP サーバ、Cisco CallManager システム、および Web サーバのホスト名を解決します。

プライマリ DNS サーバと、バックアップ リソースとしてセカンダリ DNS サーバを割り当てることができます。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > DHCP Enable/Disable > Disable を選択します。

ステップ 3 Static Settings までスクロールして、 Select を押します。

Static Settings メニュー オプションが表示されます。

ステップ 4 Primary DNS Server までスクロールして、 Select を押します。

ステップ 5 Edit ソフトキーを押します。

ステップ 6 IP アドレスを入力または修正します。

値の入力方法については、「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」を参照してください。

ステップ 7 Secondary DNS Server までスクロールして、 Select を押します。

ステップ 8 Edit ソフトキーを押します。

ステップ 9 IP アドレスを入力または修正します。

ステップ 10 Back を押して Static Settings オプションに戻ります。


 

関連項目

Network Configuration メニューの表示(P.5-2)

「Network Configuration メニューの設定を編集するときのガイドライン」

「現在の設定の表示」

「TFTP オプションの設定」

「メディア アクセス制御(MAC)アドレスの表示」

TFTP オプションの設定

DHCP を使用して Cisco IP Phone を TFTP サーバに割り当てる場合、一部の電話機に、DHCP によって割り当てられるサーバではなく代替 TFTP サーバを割り当てることもできます。 TFTP サーバを電話機に割り当てる手順は、次のとおりです。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > TFTP Option を選択します。

ステップ 3 DHCP を使用して TFTP サーバの IP アドレスを割り当てる場合は、 Use DHCP までスクロールします。または、Static Settings オプションで割り当てた TFTP サーバの IP アドレスを使用する場合は、 Use Static までスクロールします。

ステップ 4 Select を押します。

ステップ 5 Back を押して Network Config メニューに戻ります。


 

関連項目

静的な設定値の設定(P.5-10)

「DHCP 設定の修正」

「メディア アクセス制御(MAC)アドレスの表示」

メディア アクセス制御(MAC)アドレスの表示

各電話機には、製造時にデバイスに割り当てられる一意なメディア アクセス制御(MAC)アドレスが設定されています。 MAC アドレスは、電話機の背面のバッテリの下に記述されています。または、メニューを使用して表示できます。

手順


ステップ 1 Menu ソフトキーを押します。

ステップ 2 Network Config > MAC Address を選択します。

ステップ 3 Select を押して電話機の MAC アドレスを表示します。

ステップ 4 Back を押して Static Settings オプションに戻ります。


 

無線ネットワーク設定を 802.11b メニューで設定する方法については、 第 6 章「Cisco 無線 IP 電話 7920 の無線ネットワーク設定値の設定」 を参照してください。

関連項目

「現在の設定の表示」

「TFTP オプションの設定」