Cisco Unified IP Conference Station 7937G アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 6.0
Conference Station のカスタマイズ
Conference Station のカスタマイズ
発行日;2012/01/15 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Conference Station のカスタマイズ

設定ファイルのカスタマイズと修正

Conference Station のカスタム呼出音の作成

Ringlist.xml のファイル形式の要件

カスタム呼出音タイプの PCM ファイルの要件

カスタム Conference Station 呼出音の設定

アイドル表示の設定

Conference Station のカスタマイズ

この章では、設定ファイル、Cisco Unified IP Conference Station 7937G の呼出音、およびアイドル時の表示をサイトでカスタマイズする方法について説明します。呼出音は、Conference Station がコールを受信したときに再生されます。アイドル表示は、Conference Station が所定の期間使用されていない場合に LCD スクリーンに表示されます。

この章は、次の項で構成されています。

「設定ファイルのカスタマイズと修正」

「Conference Station のカスタム呼出音の作成」

「アイドル表示の設定」

設定ファイルのカスタマイズと修正

設定ファイルを修正して(たとえば、xml ファイルを編集して)、カスタマイズしたファイル(たとえば、独自の呼出トーンやコール バック トーン)を Trivial File Transfer Protocol(TFTP)ディレクトリに追加することができます。ファイルの修正、およびカスタマイズしたファイルの TFTP ディレクトリへの追加は、Cisco IPT Platform Administration の[TFTP Server File Upload]ページから実行できます。ファイルを Cisco Unified Communications Manager サーバの TFTP フォルダにアップロードする方法については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

Ringlist.xml ファイルと List.xml ファイルのコピーをシステムから取得するには、管理コマンドライン インターフェイス(CLI)で次の file コマンドを使用します。

admin:file

file list*

file view*

file search*

file get*

file dump*

file tail*

file delete*

Conference Station のカスタム呼出音の作成

Conference Station には、Chirp1 と Chirp2 という 2 つのデフォルト呼出音タイプが付属しており、これらはハードウェアに内蔵されています。Cisco Unified Communications Manager には、一連の追加の Conference Station 呼出音もデフォルトで付属しており、これらはパルス符号変調(PCM)ファイルとしてソフトウェアに実装されています。PCM ファイルは、サイトで使用できる呼出音リスト オプションを記述した XML ファイル(Ringlist.xml)とともに、各 Cisco Unified Communications Manager の TFTP ディレクトリに配置されています。

詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager システム ガイド Release 5.1(1) 』の「Cisco TFTP」の章および『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』の「ソフトウェア アップグレード」の章を参照してください。

次の各項では、PCM ファイルを作成して Ringlist.xml ファイルを編集し、サイトで使用できる Conference Station 呼出音をカスタマイズする方法について説明します。

「Ringlist.xml のファイル形式の要件」

「カスタム呼出音タイプの PCM ファイルの要件」

「カスタム Conference Station 呼出音の設定」

Ringlist.xml のファイル形式の要件

Ringlist.xml ファイルは、Conference Station 呼出音タイプのリストを保持した XML オブジェクトを定義しています。このファイルには、呼出音タイプを 50 個まで記述できます。呼出音タイプごとに、呼出音タイプに使用される PCM ファイルへのポインタ、および Conference Station の[呼出音タイプ]メニューに表示されるテキストを記述します。このファイルは、各 Cisco Unified
Communications Manager の Cisco TFTP サーバに保持されます。

CiscoIPconference stationRingList XML オブジェクトは、次の単純なタグ セットを使用して情報を記述します。

<CiscoIPconference stationRingList>
<Ring>
<DisplayName/>
<FileName/>
</Ring>
</CiscoIPconference stationRingList>
 

定義名については、次の規則があります。それぞれの Conference Station 呼出音タイプについて、必須の DisplayName と FileName を記述する必要があります。

DisplayName には、関連付けられた PCM ファイルのカスタム呼出音の名前を定義します。この名前は、Conference Station の[呼出音タイプ]メニューに表示されます。

FileName には、DisplayName に関連付けるカスタム呼出音の PCM ファイルの名前を指定します。


) DisplayName フィールドと FileName フィールドは、25 文字以下にする必要があります。


次の例は、2 つの Conference Station 呼出音タイプを定義した Ringlist.xml ファイルを示しています。

<CiscoIPconference stationRingList>
<Ring>
<DisplayName>Analog Synth 1</DisplayName>
<FileName>Analog1.raw</FileName>
</Ring>
<Ring>
<DisplayName>Analog Synth 2</DisplayName>
<FileName>Analog2.raw</FileName>
</Ring>
</CiscoIPconference stationRingList>

カスタム呼出音タイプの PCM ファイルの要件

呼出音タイプの PCM ファイルは、Conference Station で正常に再生するには次の要件を満たしている必要があります。

未加工の PCM(ヘッダーなし)。

サンプリング回数:8,000 回/秒。

1 サンプルあたり 8 ビット。

uLaw 圧縮。

呼出音の最大サイズは 16,080 サンプル。

呼出音の最小サイズは 240 サンプル。

呼出音のサンプル数は、240 で割り切れる。

呼出音は、ゼロ交差で開始および終了する。

カスタム Conference Station 呼出音の PCM ファイルを作成するには、ファイル形式に関するこれらの要件をサポートしている、任意の標準的なオーディオ編集パッケージを使用する。

カスタム Conference Station 呼出音の設定

Conference Station 用のカスタム Conference Station 呼出音を作成するには、次の手順を実行します。

手順


ステップ 1 各カスタム呼出音の PCM ファイルを作成します(ファイルごとに呼出音 1 つ)。PCM ファイルは、「カスタム呼出音タイプの PCM ファイルの要件」に示した形式ガイドラインに必ず適合させてください。

ステップ 2 作成した新しい PCM ファイルを、クラスタ内にある各 Cisco Unified Communications Manager の Cisco TFTP サーバにアップロードします。詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』の「ソフトウェア アップグレード」の章を参照してください。

ステップ 3 テキスト エディタを使用して、Ringlist.xml ファイルを編集します。このファイルの形式および Ringlist.xml ファイルの例については、「Ringlist.xml のファイル形式の要件」を参照してください。

ステップ 4 修正内容を保存し、Ringlist.xml ファイルを閉じます。

ステップ 5 新しい Ringlist.xml ファイルをキャッシュします。

a. Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインします。

b. ウィンドウ右上の[ナビゲーション]ドロップダウン リストから、 [Cisco Unifiedサービスアビリティ] を選択し、 [移動] を押します。

c. [Tools] >[ Control Center - Feature Services] を選択します。

d. [CM Services]領域で、Cisco TFTP サービスを見つけて停止した後、開始します。


 

アイドル表示の設定

Conference Station の LCD スクリーンに表示されるアイドル表示を指定できます。アイドル表示は、Conference Station が所定の期間アイドル状態(未使用)になり、機能メニューが開かれていない場合に、Conference Station が起動する XML サービスです。

アイドル表示として使用できる XML サービスには、企業ロゴ、製品画像、株式相場などがあります。

アイドル表示を設定する手順の概略は、次のとおりです。

1. Conference Station に表示するイメージを整形します。

2. Conference Station 上にイメージを表示するよう Cisco Unified Communications Manager を設定します。

アイドル表示を作成し、表示する手順の詳細については、次の URL の『 Creating Idle URL Using Graphics on Cisco IP Phone 』を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/788/AVVID/idle-url.html

また、次の情報については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』または『 Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration ガイド 』を参照してください。

アイドル表示 XML サービスの URL を指定する

Conference Station が 1 台:一括管理ツール(BAT)の[電話テンプレートの設定(Phone Template Configuration)]ページにある[アイドル(Idle)]フィールド

複数の Conference Station について一括指定:Cisco Unified Communications Manager の[エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)]ページにある[URL Idle Time]フィールド、または一括管理ツール(BAT)の[アイドル(Idle)] フィールド

Conference Station が使用されていない場合に、アイドル表示 XML サービスが起動されるまでの期間を指定する

Conference Station が 1 台:Cisco Unified Communications Manager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある[アイドルタイマー(Idle Timer、秒)]フィールド

複数の Conference Station について一括指定:Cisco Unified Communications Manager の管理ページの[エンタープライズパラメータ設定(Enterprise Parameters Configuration)]ページにある[URL Idle Time]フィールド、または一括管理ツール(BAT)の[アイドルタイマー(Idle Timer、秒)]フィールド

アイドル表示 XML サービスの URL、および Conference Station が使用されなくなってからこのサービスが起動されるまでの期間については、Conference Station で設定値を確認できます。これらの設定値を確認するには、 [アプリケーション]>[設定]>[デバイスの設定]>[HTTPの設定] を選択し、[アイドルURL]パラメータと[URLのアイドル時間]パラメータまでスクロールします。