Cisco Unified Wireless IP Phone 7921G 電話ガイド for Cisco Unified CallManager 4.1/4.2/5.0 and Later
応用的なコール処理
応用的なコール処理
発行日;2012/02/06 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

応用的なコール処理

短縮ダイヤル

短縮ダイヤルとファースト ダイヤルの使用

自分の電話機で他の電話機の着信に応答する

パークされているコールの保存と取得

ハント グループからログアウト

共有回線の使用

共有回線について

共有回線のコールへの参加

他者による共有回線のコールの表示および参加の防止

不審なコールのトレース

安全なコールの送受信

重要なコールの優先順位付け

Cisco エクステンション モビリティの使用

Push to Talk サービスの使用

応用的なコール処理

応用的なコール処理のタスクには、特別な機能が伴うため、コール処理の需要や作業環境に応じて、電話管理者に電話機の設定を依頼します。

短縮ダイヤル

短縮ダイヤルを使用すると、キーを押したり、回線表示項目を選択したり、インデックス番号を使用したりしてコールを発信できます。電話機は設定に応じて、次のような複数の短縮ダイヤル機能をサポートできます。

回線表示の短縮ダイヤル番号( アイコンで示されます)

短縮ダイヤルと固定短縮ダイヤル

ファースト ダイヤル


) • 短縮ダイヤルと固定短縮ダイヤルを設定するには、ユーザ オプション Web ページにアクセスする必要があります。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。

ファースト ダイヤルを設定するには、個人ディレクトリ機能にアクセスする必要があります。「Web での個人ディレクトリの使用」を参照してください。

電話管理者が短縮ダイヤル機能を設定することもできます。

 

短縮ダイヤルとファースト ダイヤルの使用

短縮ダイヤル機能を使用するには、まずユーザ オプション Web ページでその機能を設定する必要があります。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。

 

目的
操作

短縮ダイヤル番号を使用する

1. ユーザ オプション Web ページから短縮ダイヤル番号を設定します。

2. コールを発信するには、 [回線表示] )を押します。

3. ラベルの付いた短縮ダイヤル番号へスクロールします。

4. を押します。


) 回線表示には、電話番号と、その後にで示される短縮ダイヤル番号が表示されます。6 つの項目(回線と短縮ダイヤル)を表示できます。


固定短縮ダイヤル機能を使用する

1. ユーザ オプション Web ページから固定短縮ダイヤル コードを設定します。

2. コールを発信するには、固定短縮ダイヤル機能コードを入力します。

3. [オプション] >[短縮] を選択します。

ファースト ダイヤルを使用する

1. ユーザ オプション Web ページからファースト ダイヤル サービスに登録し、ファースト ダイヤル コードを設定します。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。

2. コールを発信するには、使用する電話機で、 [サービス] > Fast Dial service を選択します(名前は異なる場合があります)。

3. リストをスクロールし、 を押します。

自分の電話機で他の電話機の着信に応答する

コール ピックアップを使用すると、呼び出し中のコールをご使用の電話機にリダイレクトして同僚の電話機でコールに応答できます。コールピックアップは、同僚とコール処理を共有している場合に使用できます。

 

目的
操作

同じコール ピックアップ グループ内の別の内線を呼び出しているコールに応答する

1. [オプション] >[ピック] を選択します。

電話機が自動ピックアップをサポートしている場合は、これだけでコールに接続されます。

2. 自分の電話機でコールが鳴ったら、 [応答] を押してコールに接続します。

グループ外の内線で鳴っているコールに応答する

1. [オプション] >[Gピック] (使用可能な場合)を選択します。

2. グループ ピックアップのコードを入力します。

電話機が自動ピックアップをサポートしている場合は、これだけでコールに接続されます。

3. 自分の電話機でコールが鳴ったら、 [応答] を押してコールに接続します。

自分のグループ内または関連付けられているグループ内の内線で鳴っているコールに応答する

1. [オプション] >[他Grp] (使用可能な場合)を選択します。

電話機が自動ピックアップをサポートしている場合は、これだけでコールに接続されます。

2. 自分の電話機でコールが鳴ったら、 [応答] を押してコールに接続します。

ヒント

電話機がどのように設定されているかに応じて、ピックアップ グループへのコールに関するメッセージが表示されたり、呼出音が鳴ったりします。

[ピック] [Gピック] を押すと、最も長く鳴り続けているコールに接続します。

[他Grp] を押すと、プライオリティの最も高いピックアップ グループ内のコールに接続します。

複数の回線があり、プライマリ回線以外の回線でコールに応答する場合は、まず [回線表示] )を押してピックアップする回線に切り替え、それから [オプション] とコール ピックアップのソフトキーを押します。

パークされているコールの保存と取得

コールをパークすると、コールを保存し、Cisco Unified CallManager システムの別の電話機(会議室の電話機など)でコールを取得できます。

[パーク] ソフトキーを使用してコールを保存し、コールをパークすることができます。電話機に、システムがコールを保存したコール パーク番号が表示されます。この番号を記録しておき、同じ番号を使用してコールを取得する必要があります。

 

目的
操作

コール パークを使用してアクティブなコールを保存する

1. コール中に [オプション] >[パーク] を押します。

2. 電話機のスクリーンに表示されたコールのパーク番号を書き留めます。

3. を押します。

パーク中のコールを取得する

ネットワーク内の任意の Cisco IP Phone でコールのパーク番号を入力し、コールに接続します。

ヒント

パークされているコールを取得するまでの時間は制限されていて、その時間を過ぎると元の番号に戻って呼出音が鳴ります。詳細については、電話管理者に問い合せてください。

ハント グループからログアウト

所属している組織が大量の着信コールを受信する場合は、ハント グループのメンバーになることができます。ハント グループには、着信コールのロードを共有する一連の電話番号が含まれています。ハント グループ内の最初の電話番号が話し中である場合、システムはグループ内で次に使用可能な電話番号を探し、コールをその電話機に転送します。電話機から離れているときは、ハント グループからログアウトすることによって、ハント グループ コールが電話機で鳴らないようにすることができます。

 

目的
操作

ハント グループからログアウトして、ハント グループ コールを一時的にブロックする

[オプション] >[ハント] を選択します。電話機のスクリーンに「ハントグループからログアウト」と表示されます。

ログインしてハント グループ コールを受信する

[オプション] >[ハント] を選択します。

ヒント

ハント グループからログアウトしても、ハント グループ以外のコールは電話機で鳴ります。

共有回線の使用

次の場合に、電話管理者が共有回線を設定することがあります。

複数の電話機で 1 つの電話番号を使用する場合

コール処理タスクを同僚と共有する場合

マネージャに代わってコールを処理する場合

共有回線について

リモートで使用中

「リモートで使用中」のメッセージおよび アイコンは、回線を共有している他の電話機に接続されたコールがあり、プライバシー機能が無効になっている場合に、Cisco Unified Wireless IP Phone 7921G に表示されます。「リモートで使用中」のメッセージまたは アイコンが表示されていても、共有回線で通常どおりコールを発信したり、受信したりできます。

コール情報の共有と割り込み

回線を共有している電話機には、共有回線上の発信コールや受信コールに関する情報が表示されます。この情報には、発信者 ID および 通話期間が含まれます(例外については、プライバシーの項を参照)。

コールに関する情報がこのように表示されている場合、回線を共有しているユーザ同士は、 [割込み] または [C割込] を使用して、コールに参加することができます。「共有回線のコールへの参加」を参照してください。

割込み:組み込みブリッジを有効にしている IP Phone との共有回線のコールに参加できます。

C 割込:任意の IP Phone との共有回線のコールに参加し、コールを会議に切り替えることができます。

プライバシー

Cisco Unified Wireless IP Phone 7921G では、プライバシー機能がデフォルトで有効になっています。回線を共有している同僚は、コールの情報を参照できません。回線を共有している同僚の画面に情報を表示するには、ユーザの電話機でプライバシー機能を設定する必要があります。「他者による共有回線のコールの表示および参加の防止」を参照してください。


) Cisco Unified Wireless IP Phone 7921G は、1 本の共有回線で最大 24 件のコールをサポートできます。


共有回線のコールへの参加

電話機の設定に応じて、割り込みまたは C 割り込みのいずれかを使用して、コールに参加できます。

 

目的
操作

共有回線が使用中かどうかを確認する

アイコンおよび「リモートで使用中」のメッセージが表示されているかどうかを確認します。

[割込み] ソフトキーを使用して共有回線のコールに参加する

1. リモートで使用中のコールを強調表示します。場合によっては、回線表示を使用する必要があります。

2. [オプション] >[割込み] を選択します。他の参加者に対して自分の割り込みを知らせるビープ音が鳴ります。

[C割込] ソフトキーを使用して共有回線のコールに参加する

1. リモートで使用中のコールを強調表示します。場合によっては、回線表示を使用する必要があります。

2. [オプション] >[C割込] を選択します。

他の参加者にトーンと短い中断音が聞こえ、電話スクリーンのコール情報が変更されます。

割り込んだコールに新しい会議参加者を追加する

可能であれば、 [C割込] を使用してコールに割り込みます。


) C 割り込み機能を使用すると、コールが標準の会議コールに切り替えられ、新しい参加者を追加できるようになります。「会議コールの使用方法」を参照してください。


共有回線のコールを他方の電話機に切り替える

[保留] を押します。同じ共有回線に接続している他の電話機で、 [復帰] を押します。

割り込んだコールから離脱する

[終了] または を選択します。

割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、他の参加者に切断音が聞こえ、元のコールは続行します。

C 割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、3 名以上の参加者が回線に残っている場合に限り、そのコールは会議コールとして続行します。

ヒント

回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっている場合、回線を共有している他の電話機に、コールに関する情報と割り込みのソフトキーが表示されません。

コールが保留状態になるか、転送されるか、または電話会議に切り替えられた場合、 [割込み] を使用して参加しているコールから、ユーザは切断されます。

他者による共有回線のコールの表示および参加の防止

電話回線を共有する場合、プライバシー機能を使用して、回線を共有する他者が自分のコールを参照したり、コールに割り込んだり(参加したり)できないようにすることができます。

 

目的
操作

他者が共有回線のコールを表示したり、コールに割り込んだりするのを防止する

1. [オプション] > 非通知] を選択します。

2. プライバシー機能が有効であることを確認するには、電話番号の横に (プライバシー機能有効アイコン)が表示されていることを確認します。

他者が共有回線のコールを表示したり、コールに割り込んだりするのを許可する

1. [オプション] >[非通知] を選択します。

2. プライバシー機能が無効であることを確認するには、電話番号の横に (プライバシー機能無効アイコン)が表示されていることを確認します。

ヒント

回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっていても、共有回線を通常どおり使用して、コールの発信や受信ができます。

プライバシー機能は、使用している電話機のすべての共有回線に適用されます。その結果、複数の共有回線がある状態でプライバシー機能を有効にすると、同僚は自分のすべての共有回線のコールを表示またはコールに割り込みできなくなります。

不審なコールのトレース

不審または迷惑なコールを受信している場合、電話管理者は、電話機に Malicious Call Identification(MCID; 迷惑呼の識別)機能を追加できます。この機能を使用するとアクティブなコールと不審なコールとを見分けることができます。その結果、一連のトラッキングと通知のメッセージが自動的に発信されます。

 

目的
操作

不審なコールや嫌がらせコールを電話管理者に通知する

[オプション] >[迷惑呼] を選択します。

トーンが鳴り、「迷惑呼が成功しました」というメッセージが表示されます。

安全なコールの送受信

電話管理者が電話機システムをどのように設定したかによって異なりますが、電話機では安全なコールの送受信がサポートされます。

電話機では、次の種類のコールがサポートされています。

認証された コール:コールに参加しているすべての電話機の ID が検証されています。

暗号化された コール:電話機が Cisco IP ネットワーク内で暗号化された音声(会話)を送受信しています。暗号化済みのコールは認証済みのコールでもあります。

ノンセキュア コール:参加している電話機または接続の少なくとも 1 つでセキュリティ機能がサポートされていないか、電話機を検証できません。

 

目的
操作

コールのセキュリティ レベルを確認する

コール アクティビティ領域の右上、通話時間タイマーの横にあるセキュリティ アイコンが、次のいずれかの状態になっていることを確認します。

認証されたコール

暗号化されたコール

コールがノンセキュアの場合は、いずれのセキュリティ アイコンも表示されません。

社内で安全なコールを発信できるかどうかを判断する

電話管理者にお問い合せください。


) 電話機でのセキュリティ機能の動作に影響を与える相互作用、制限、および限定事項があります。詳細については、電話管理者にお問い合せください。


重要なコールの優先順位付け

政府機関や軍事施設のような特別な環境では、緊急または重要なコールを発信および受信しなければならない場合があります。この特別なコール処理が必要な場合は、電話機への Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)の追加を電話管理者に依頼します。

次の用語に留意してください。

Precedence :コールに関連付けられたプライオリティを示します。

Preemption :プライオリティの低い既存のコールを終了して、電話機に送信されたプライオリティのより高いコールを受け入れる処理です。

 

目的または状態
操作

発信コールのプライオリティ レベル(Precedence)を選択する

対応するコールの Precedence 番号のリストについては、電話管理者にお問い合せください。

プライオリティ(Precedence)コールをかける

電話番号の前に、電話管理者から提供された MLPP アクセス番号を入力します。

特別な呼出音(通常より速い)または特別なコール ウェイティングのトーンが鳴る

プライオリティ(Precedence)コールを受けていることを意味します。コールのプライオリティ レベルは、電話スクリーン上の MLPP アイコンによって示されます。

コールのプライオリティ レベルを確認する

電話スクリーン上の MLPP アイコンを確認します。

プライオリティ コール

中程度のプライオリティの(即時)コール

プライオリティの高い(フラッシュ)コール

プライオリティの最も高い(フラッシュ オーバーライド)コール、つまりエグゼクティブ オーバーライド コール

より高いプライオリティのコールが、コール リストの先頭に表示されます。MLPP アイコンが表示されていない場合、コールのプライオリティ レベルは通常(ルーチン)です。

プライオリティのより高いコールを受け入れる

コールに通常どおり応答します。必要に応じて、アクティブなコールを先に終了します。

コール中に連続したトーンが聞こえる

自分または通話相手が、現在のコールより優先されるべきコールを受信しています。すぐに切断し、プライオリティのより高いコールの呼出音が鳴るようにします。

ヒント

MLPP が有効なコールを発信または受信すると、標準のトーンとは異なる特別な呼出トーンとコール待機のトーンが鳴ります。

無効な MLPP アクセス番号を入力すると、音声通知でエラーを警告されます。

Cisco エクステンション モビリティの使用

Cisco エクステンション モビリティ(EM)を使用すると、Cisco Unified IP Phone を一時的に自分の電話機として設定できます。EM にログオンすると、電話機に自分のユーザ プロファイル(電話回線、機能、設定されているサービス、Web ベースの設定など)が適用されます。電話管理者に、EM を自分用に設定してもらう必要があります。

 

目的
操作

EM にログインする

1. [サービス] )> EM Service を選択します(名前は異なる場合があります)。

2. ユーザ ID と PIN(電話管理者から取得)を入力します。

3. プロンプトが表示されたら、デバイス プロファイルを選択します。

EM からログアウトする

1. [サービス] > EM Service を選択します(名前は異なる場合があります)。

2. ログアウトの確認を求められたら、 Yes を押します。

ヒント

一定の時間が経過すると、EM から自動的にログアウトされます。この時間制限は、電話管理者が設定します。

ユーザ オプション Web ページから EM プロファイルに対して行った変更は、次回、電話機の EM にログインしたときに有効になります。

電話機だけで制御されている設定は、EM プロファイルには保存されません。

Push to Talk サービスの使用

Push to Talk サービスを使用すると、組織のメンバーとすぐに連絡をとることができます(双方向ラジオと類似)。電話管理者はシステムに Push to Talk サービスを設定し、ユーザはこのサービスに登録する必要があります。

 

目的
操作

Push to Talk サービスにアクセスする

Cisco Unified CallManager 4.1 以降を使用しているシステムの場合は、「IP Phone サービスへの登録」を参照してください。

Cisco Unified CallManager 5.0 以降を使用しているシステムの場合は、「Web でのIP Phone サービスの設定」を参照してください。

Push to Talk サービスを使用する

1. [サービス] )> Push to Talk を選択します(名前は異なる場合があります)。

アイコンが表示されれば、Push to Talk サービスはアクティブになっています。

2. サービスの設定内容によって異なりますが、 ボタンを使用して送信を開始したり終了したりします。 Talk ソフトキーと [停止] ソフトキーを使用して送信と受信を切り替えることもできます。


) Push to Talk サービスの使用方法の詳細については、電話管理者にお問い合せください。