Cisco Unified IP Phone 7906G/7911G アドミニストレーション ガイド Cisco Unified CallManager 5.0 (SCCP)
Cisco Unified IP Phone の設定 値の設定
Cisco Unified IP Phone の設定値の設定
発行日;2012/01/12 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G の設定メニュー

設定メニューの表示

オプションのロックとロック解除

オプション設定の値の編集

電話機から設定可能なオプションの概要

ネットワークの設定メニュー

デバイス設定メニュー

CallManager の設定メニュー

HTTPの設定メニュー

ロケールの設定メニュー

UIの設定メニュー

メディアの設定メニュー

イーサネットの設定メニュー

セキュリティ設定メニュー

QoSの設定メニュー

ネットワークの設定メニュー

Cisco Unified IP Phone の設定値の設定

Cisco Unified IP Phone にはネットワークやデバイスの設定が数多くあるため、ユーザが電話機の利用を開始する前に、システム管理者がその設定作業を終えておく必要があります。これらの設定値には、電話機のメニューからアクセスして変更できます。

この章は、次の項で構成されています。

「Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G の設定メニュー」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

Cisco Unified IP Phone 7906G および 7911G の設定メニュー

Cisco Unified IP Phone には、次の設定メニューが用意されています。

[ネットワークの設定]メニュー:さまざまなネットワークを表示、設定できるオプションがあります。詳細については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。

[デバイス設定]メニュー:ネットワークに関連しないさまざまな設定を表示するサブメニューにアクセスできます。詳細については、「デバイス設定メニュー」を参照してください。

[ネットワークの設定]メニューのオプション設定を変更するには、その前に編集するオプション ロックを解除する必要があります。詳細については、「オプションのロックとロック解除」を参照してください。

オプション設定の編集または変更に使用できるキーについては、「オプション設定の値の編集」を参照してください。

Cisco Unified CallManager の管理ページの Phone Configuration Settings ページの Settings Access フィールドを使用することにより、電話機のユーザが電話機の設定にアクセスできるかどうかを制御できます。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。

関連項目

「オプションのロックとロック解除」

「オプション設定の値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

設定メニューの表示

設定メニューを表示するには、次の手順を実行します。


) Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある Settings Access フィールドを使用することにより、電話機から[設定]メニューやこのメニューのオプションにアクセスできるかどうかを制御できます。Settings Access フィールドに設定できる値は、次のとおりです。

有効 :[設定]メニューへのアクセスを許可します。

無効 :[設定]メニューへのアクセスを禁止します。

非許可 :[ユーザ設定]メニューへのアクセスを許可し、音量の設定変更の保存を許可します。[設定]メニューの他のオプションへのアクセスは禁止します。

[設定]メニューのオプションにアクセスできない場合は、Settings Access フィールドを確認してください。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。


 

手順


ステップ 1 アプリケーション メニュー ボタンを押します。

ステップ 2 [設定]>[ネットワークの設定] または [デバイス設定] を選択します。

ステップ 3 [ネットワークの設定]メニューまたは[デバイス設定]メニューに表示される次の処理のいずれかを実行します。

ナビゲーション ボタンを使用してメニューを選択し、 [選択] ソフトキーを押します。

電話機のキーパッドを使用して、メニューに対応する数字を入力します。

ステップ 4 サブメニューを表示するには、ステップ 3 を繰り返します。

ステップ 5 メニューを終了するには、 [終了] ソフトキーを押します。アプリケーション メニューに戻るには、 アプリケーション メニュー ボタンを 1 回以上押します。


 

関連項目

「オプションのロックとロック解除」

「オプション設定の値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

オプションのロックとロック解除

電話機から変更できる設定オプションは、デフォルトでロックされています。これは、ユーザが電話機の操作に影響を与える変更を行えないようにするためです。システム管理者は、設定オプションを変更する前に、ロックを解除しておく必要があります。

オプションが変更できなくなっている場合は、 ロック された鍵のアイコンが設定メニューに表示されます。オプションのロックが解除され、変更できるようになっている場合、このメニューには次のような ロックを解除された 鍵のアイコンが表示されます。

 

 

オプションをロックまたはロック解除するには **# を押します。この操作を行うことにより、オプションがロックされるか、ロックが解除されます(直前の状態によりどちらかになります)。

変更を行った後は、オプションをロックする必要があります。


注意 **# を押してオプションをロック解除した直後に、再び **# を押してオプションをロックしないでください。電話機はこのような連続操作を **#** と解釈するため、電話機がリセットされます。オプションをロック解除した後に再びロックする場合は、少なくとも 10 秒間待ってから、**# を押すようにしてください。

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプション設定の値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

オプション設定の値の編集

オプション設定の値を編集するときは、次のガイドラインに従ってください。

数字や文字を入力するには、キーパッドのキーを使用する。

キーパッドを使用して文字を入力するには、対応する番号キーを使用する。番号キーを 1 回または複数回押すと、特定の文字が表示されます。たとえば、「a」を入力するには、番号キーの 2 を 1 回押します。「b」を入力するには 2 回、「c」を入力するには 3 回すばやく押します。少し間を置くと、カーソルが次の文字を入力する位置に自動的に移動します。

(たとえば IP アドレスなどで)ピリオドを入力するには、 [.] (ピリオド)ソフトキーを押すか、キーパッドの [*] を押す。

キーを間違って押した場合は、 << ソフトキーを押す。このソフトキーは、カーソルの左にある文字を削除します。

変更内容を保存しない場合は、 [保存] ソフトキーを押す前に、 [キャンセル] ソフトキーを押す。


) Cisco Unified IP Phone では、必要に応じて、オプション設定のリセットや復元に使用できる方法がいくつか用意されています。詳細については、「Cisco Unified IP Phone のリセットまたは復元」を参照してください。


関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロックとロック解除」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

電話機から設定可能なオプションの概要

電話機で変更できる設定は、 表4-1 で示すとおり、いくつかのカテゴリに分かれています。各設定の詳細な説明や変更方法については、「ネットワークの設定メニュー」を参照してください。


) [ネットワークの設定]メニューと[デバイス設定]メニューには、表示専用のオプションもあれば、Cisco Unified CallManager を使用して設定できるオプションもあります。これらのオプションについては、「ネットワークの設定メニュー」および 「デバイス設定メニュー」も参照してください。


 

表4-1 [ネットワークの設定]メニューのオプション

カテゴリ
説明
[ネットワークの設定]
メニューのオプション

DHCP 設定

DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)を使用している場合、ネットワークにデバイスを接続すると、デバイスの IP アドレスが自動的に割り当てられます。Cisco Unified IP Phone では、DHCP がデフォルトで有効になっています。

DHCPを使う

DHCPアドレスを開放する

IP 設定

ネットワークで DHCP を使用しない場合は、IP 設定を手動で行います。

ドメイン名

IPアドレス

サブネットマスク

デフォルトルータ 1 ~ 5

DNSサーバ 1 ~ 5

TFTP の設定

電話機から TFTP サーバへの送信に DHCP を使用しない場合は、TFTP サーバを手動で割り当てる必要があります。また、DHCP で割り当てられたものを使用しないで、代替 TFTP サーバを割り当てることもできます。

TFTPサーバ 1

代替TFTP

TFTPサーバ 2

VLAN 設定

電話機で使用される管理 VLAN を変更できます。

Admin.VLAN ID

PC VLAN(7911G の場合のみ)

ポート設定

ネットワーク ポートやアクセス ポートの速度と全二重/半二重の設定を変更できます。

SWポート設定

PCポート設定(7911G の場合のみ)

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロックとロック解除」

「オプション設定の値の編集」

「ネットワークの設定メニュー」

「デバイス設定メニュー」

ネットワークの設定メニュー

[ネットワークの設定]メニューには、さまざまなネットワーク設定値を表示および変更するためのオプションがあります。 表4-2 では、これらのオプションとその変更方法(可能な場合)について説明しています。

[ネットワークの設定]メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。

このメニューのオプションを変更する前に、オプションのロックを解除しておく必要があります。詳細については、「オプションのロックとロック解除」を参照してください。オプションのロックが解除されている場合に限り、[ネットワークの設定]のオプションを変更するための [編集] Yes 、または No というソフトキーが表示されます。

オプションの編集に使用できるキーについては、「オプション設定の値の編集」を参照してください。

 

表4-2 [ネットワークの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

DHCP サーバ

電話機の IP アドレスの取得に使用される DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)サーバの IP アドレスを表示します。

表示専用(設定不可)

BOOTP サーバ

電話機の設定が DHCP サーバからではなく BootP(ブートストラップ プロトコル)サーバから取得されたかどうかを表示します。

表示専用(設定不可)

MAC アドレス

電話機の固有な MAC(メディア アクセス制御)アドレスを表示します。

表示専用(設定不可)

ホスト名

電話機に割り当てられた DHCP サーバの固有なホスト名を表示します。

表示専用(設定不可)

ドメイン名

電話機が存在する DNS(ドメイン ネーム システム)の名前を表示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. [ドメイン名]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいドメイン名を入力します。

4. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

IP アドレス

電話機の IP(インターネット プロトコル)アドレスを表示します。

このオプションを使用して IP アドレスを割り当てる場合は、サブネット マスクとデフォルト ルータも割り当てる必要があります。表中の[サブネットマスク]オプションと[デフォルトルータ]オプションを参照してください。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. [IPアドレス]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

サブネット マスク

電話機で使用されるサブネット マスクを表示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. [サブネットマスク]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいサブネット マスクを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

TFTPサーバ 1

電話機で使用されるプライマリ TFTP(トリビアル ファイル転送プロトコル)サーバを表示します。ネットワークで DHCP を使用していない場合、このサーバを変更するには、[TFTPサーバ 1]オプションを使用する必要があります。

[代替TFTP]オプションを Yes に設定した場合、[TFTPサーバ 1]オプションには 0 以外の値を入力する必要があります。

プライマリ TFTP サーバもバックアップ TFTP サーバも、電話機の CTL ファイルに記述されていない場合は、[TFTPサーバ 1]オプションの変更内容を保存する前に、CTL ファイルをロック解除する必要があります。この場合、ユーザが[TFTPサーバ 1]オプションの変更内容を保存するときに、電話機は CTL ファイルを削除します。

CTL ファイルについては、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。CTL ファイルのロック解除については、「CTLファイル画面」を参照してください。

1. 必要に応じて、CTL ファイルのロックを解除します。

2. DHCP が有効な場合、[代替TFTP]オプションを Yes に設定します。

3. [TFTPサーバ 1]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

TFTPサーバ 2

プライマリ TFTP サーバが使用できないときに電話機で使用されるオプションのバックアップ TFTP サーバを表示します。

プライマリ TFTP サーバもバックアップ TFTP サーバも、電話機の CTL ファイルに記述されていない場合は、[TFTPサーバ 2]オプションの変更内容を保存する前に、CTL ファイルをロック解除する必要があります。この場合、ユーザが[TFTPサーバ 2]オプションの変更内容を保存するときに、電話機は CTL ファイルを削除します。

CTL ファイルについては、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。CTL ファイルのロック解除については、「CTLファイル画面」を参照してください。

1. 必要に応じて、CTL ファイルのロックを解除します。

2. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

3. [TFTPサーバ 1]オプションの IP アドレスを入力します。

4. [TFTPサーバ 2]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいバックアップ TFTP サーバの IP アドレスを入力します。

5. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

デフォルトルータ 1

デフォルトルータ 2

デフォルトルータ 3

デフォルトルータ 4

デフォルトルータ 5

電話機で使用されるデフォルト ルータ(デフォルト ルータ 1)およびオプションのバックアップ ルータ(デフォルト ルータ 2 ~ デフォルト ルータ 5)

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. 目的の[デフォルトルータ]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しいルータの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押します。

5. 必要に応じてステップ 3 ~ 4 を繰り返し、バックアップ ルータを割り当てます。

6. [保存] ソフトキーを押します。

DNS サーバ 1

DNSサーバ 2

DNSサーバ 3

DNSサーバ 4

DNSサーバ 5

電話機で使用されるプライマリ DNS(ドメイン ネーム システム)サーバ(DNS サーバ 1)およびオプションのバックアップ DNS サーバ(DNS サーバ 2 ~ DNS サーバ 5)を表示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションを No に設定します。

3. 目的の[DNSサーバ]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい DNS サーバの IP アドレスを入力します。

4. [確認] ソフトキーを押します。

5. 必要に応じてステップ 3 ~ 4 を繰り返し、バックアップ DNS サーバを割り当てます。

6. [保存] ソフトキーを押します。

Operational VLAN ID

Cisco Catalyst スイッチ上で設定され、電話機がメンバとして含まれる補助 VLAN(バーチャル LAN)を表示します。

電話機で補助 VLAN が受信されていない場合、このオプションには管理 VLAN が設定されます。

補助 VLAN も管理 VLAN も設定されていない場合、このオプションはブランクです。

電話機の Operational VLAN ID は、接続先のスイッチからシスコ検出プロトコル(CDP)を介して取得されます。VLAN ID を手動で割り当てるには、Admin.VLAN ID オプションを使用します。

Admin.VLAN ID

電話機がメンバとして含まれる補助 VLAN を表示します。

電話機が補助 VLAN をスイッチから受信しない場合にのみ使用されます。スイッチから取得している場合、このオプションは無視されます。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. Admin.VLAN ID オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい管理 VLAN 設定を入力します。

3. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

DHCPを使う

電話機で DHCP が使用されているかどうかを表示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPを使う]オプションまでスクロールします。DHCP を無効にするには No ソフトキーを押し、DHCP を有効にするには Yes ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

DHCPアドレスを開放する

DHCP で割り当てられた IP アドレスを解放します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [DHCPアドレスを開放する]オプションまでスクロールします。DHCP で割り当てられた IP アドレスを解放するには Yes ソフトキーを押し、この IP アドレスを解放しない場合は No ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

代替TFTP

電話機で代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを表示します。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [代替TFTP]オプションまでスクロールします。電話機で代替 TFTP サーバを使用する場合は Yes ソフトキーを押します。使用しない場合は No ソフトキーを押します。

3. [保存] ソフトキーを押します。

SWポート設定

ネットワーク ポート(10/100 SW のラベル付き)の速度と二重化の設定を表示します。有効な値は次のとおりです。

自動ネゴシエーション

10 Half(10-BaseT/半二重)

10 Full(10-BaseT/全二重)

100 Half(100-BaseT/半二重)

100 Full(100-BaseT/全二重)

電話機がスイッチに接続されている場合、スイッチのポートは電話機と同じ速度および全二重/半二重の設定にします。またはいずれも自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定を変更する場合、[PCポート設定]オプションも同じ設定に変更する必要があります(7911G の場合のみ)。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [SWポート設定]オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押します。

3. 選択する設定までスクロールし、 [選択] ソフトキーを押します。

4. [保存] ソフトキーを押します。

PCポート設定(7911G の場合のみ)

アクセス ポート(10/100 PC のラベル付き)の速度と二重化の設定を表示します。有効な値は次のとおりです。

自動ネゴシエーション

10 Half(10-BaseT/半二重)

10 Full(10-BaseT/全二重)

100 Half(100-BaseT/半二重)

100 Full(100-BaseT/全二重)

電話機がスイッチに接続されている場合、スイッチのポートは電話機と同じ速度および全二重/半二重の設定にします。またはいずれも自動ネゴシエーションに設定します。

このオプションの設定を変更する場合、[SWポート設定]オプションも同じ設定に変更する必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. [PCポート設定]のオプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押します。

3. 選択する設定までスクロールし、 [選択] ソフトキーを押します。

4. [保存] ソフトキーを押します。

PC VLAN(7911G の場合のみ)

シスコ製品以外のスイッチでの電話機の動作を改善します。電話機のアクセス ポートから PC に送信されるパケットの 802.1P/Q タグを外します。このオプションを変更する前に、Admin.VLAN ID をオンにする必要があります。

1. [ネットワークの設定]のオプションをロック解除します。

2. Admin.VLAN ID オプションがオンになっていることを確認します。

3. PC VLAN オプションまでスクロールし、 [編集] ソフトキーを押して、新しい PC VLAN 設定を入力します。

4. [確認] ソフトキーを押して、 [保存] ソフトキーを押します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「オプションのロックとロック解除」

「オプション設定の値の編集」

「電話機から設定可能なオプションの概要」

「デバイス設定メニュー」

デバイス設定メニュー

[デバイス設定]メニューには、電話機の設定ファイルで指定されているさまざまな設定値を表示するためのサブメニューが用意されています(電話機は、設定ファイルを TFTP サーバからダウンロードします)。サブメニューは次のとおりです。

「CallManager の設定メニュー」

「HTTPの設定メニュー」

「ロケールの設定メニュー」

「メディアの設定メニュー」

「イーサネットの設定メニュー」

「セキュリティ設定メニュー」

「QoSの設定メニュー」

「ネットワークの設定メニュー」

[デバイス設定]メニューの表示方法については、「設定メニューの表示」を参照してください。

CallManager の設定メニュー

CallManager の設定メニューには、CallManager 1、CallManager 2、CallManager 3、CallManager 4、CallManager 5 のオプションが含まれています。これらのオプションは、電話機からのコールを処理する Cisco Unified CallManager サーバを優先順位の順番に表示します。

これらのオプションを変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

利用可能な Cisco Unified CallManager サーバについては、[CallManager の設定]メニューのオプションを選択すると、Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレスまたは名前と 表4-3 に示す状態のいずれかが表示されます。

 

表4-3 Cisco Unified CallManager サーバの状態

状態
説明

アクティブ

電話機が現在コール処理サービスを受けている Cisco Unified CallManager サーバ。

スタンバイ

現在のサーバがダウンした場合に、電話機が切り替える Cisco Unified CallManager サーバ。

ブランク

この Cisco Unified CallManager サーバへの接続は現在ありません。

このオプションには、 表4-4 に示す指定またはアイコンが 1 つ以上含まれる場合もあります。

 

表4-4 Cisco Unified CallManager サーバの指定

指定
説明

SRST

Cisco Unified CallManager の限定機能セットを提供できる Survivable Remote Site Telephony(SRST)の指定を示しています。他のすべての Cisco Unified CallManager サーバが到達不能になった場合に、このルータがコール処理の制御を行います。SRST の Cisco Unified CallManager は、アクティブな状態であっても、常にサーバ リストの最後に表示されます。

SRST ルータ アドレスは、Cisco Unified CallManager の管理ページの[SRST参照先の設定(SRST Reference
Configuration)]ページ( [システム]> SRST の順に選択)で設定します。SRST リファレンスは、[デバイスプール設定(Device Pool Configuration)]ページ( [システム]>[デバイスプール] の順に選択)で設定します。

TFTP

設定ファイルに記述されている Cisco Unified CallManager に電話機が登録できないため、代わりに TFTP サーバに登録されたことを示しています。

Cisco Unified CallManager への接続が認証されていることを示しています。認証の詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

Cisco Unified CallManager への接続が認証および暗号化されていることを示しています。認証および暗号化の詳細については、『Cisco Unified CallManager セキュリティ ガイド』を参照してください。

HTTPの設定メニュー

[HTTPの設定]メニューは、電話機で多様な情報の取得元となるサーバの URL を表示します。このメニューには、電話機のアイドル時の表示に関する情報も表示されます。

表4-5 は、[HTTPの設定]メニュー オプションについて説明しています。

 

表4-5 [HTTPの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

ディレクトリ URL

電話機でディレクトリ情報の取得元となるサーバの URL を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

サービス URL

電話機で Cisco Unified IP Phone サービスの取得元となるサーバの URL を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

メッセージ URL

電話機でメッセージ サービスの取得元となるサーバの URL を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

情報 URL

電話機に表示されるヘルプ テキストの URL を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

認証 URL

電話機の Web サーバに対して行った要求を確認するために、電話機で使用される URL を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

プロキシサーバの URL

電話機の HTTP クライアントに代わってローカルでないホスト アドレスに HTTP 要求を行い、ローカルでないホストからの応答を電話機の HTTP クライアントに提供するプロキシ サーバの URL を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

アイドルURL

[URLのアイドル時間]オプションで指定した時間内に電話機の使用がなかった場合に表示される XML サービスの URL を表示します。たとえば、[アイドルURL]オプションと[URLのアイドル時間]オプションを使用して、電話機が 5 分間使用されなかった場合に、LCD スクリーンに株価情報やカレンダーを表示することができます。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

URLのアイドル時間

[アイドルURL]オプションで指定した XML サービスが起動するまでに、電話機が使用されずメニューを開かなかった時間。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

ロケールの設定メニュー

[ロケールの設定]メニューには、電話機が使用するユーザ ロケールとネットワーク ロケールに関する情報が表示されます。 表4-6 は、このメニューのオプションについて説明しています。

 

表4-6 [ロケールの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

ユーザロケール

電話機のユーザに関連付けられたユーザ ロケールを表示します。ユーザ ロケールは、言語、フォント、日時の表示形式、英数字のキーボード テキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を識別します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

ユーザロケールのバージョン

電話機にロードされたユーザ ロケールのバージョンを表示します。

表示専用(設定不可)

ユーザロケール文字セット

ユーザ ロケールに対応して電話機が使用する文字セットを表示します。

表示専用(設定不可)

ネットワークロケール

電話機のユーザに関連付けられたネットワーク ロケールを表示します。ネットワーク ロケールは、電話機で使用されるトーンや断続周期の定義など、特定の場所にある電話機をサポートするための一連の詳細情報を識別します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

ネットワークロケールバージョン

電話機にロードされたネットワーク ロケールのバージョンを表示します。

表示専用(設定不可)

UIの設定メニュー

[UIの設定]メニューは、グループ リッスン機能が有効かどうかを表示します。変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

 

表4-7 [UIの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

グループリッスン、有効/無効

グループ リッスン機能が有効か無効かを示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

メディアの設定メニュー

[メディアの設定]メニューは、スピーカが有効かどうかを表示します。変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

 

表4-8 [メディアの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

スピーカを使う

電話機のコールをモニタリングできるようにスピーカが有効になっているかどうかを表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

イーサネットの設定メニュー

[イーサネットの設定]メニューは、電話機(Cisco Unified IP Phone 7911G のみ)で[PCポートへのスパン]オプションが有効かどうかを表示します。 表4-9 は、このオプションについて説明しています。

 

表4-9 [イーサネットの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

PCポートへのスパン(7911G の場合のみ)

ネットワーク ポートで送受信されるパケットをアクセス ポートに転送するかどうかを表示します。

電話機のトラフィックをモニタする必要があるアプリケーションが、アクセス ポート上で実行されている場合は、このオプションを有効にする必要があります。モニタおよび記録用のアプリケーション(コール センター環境で一般的に使用される)や、診断に使用されるネットワーク パケット キャプチャ ツールはこのようなアプリケーションの一種です。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

セキュリティ設定メニュー

[セキュリティ設定]メニューでは、電話機のセキュリティに関する設定を表示します。

電話機の[セキュリティ設定]画面では、追加のセキュリティ情報を表示し、CTL ファイルのロックを解除することができます。詳細については、「セキュリティ設定メニュー」を参照してください。

表4-10 は、[セキュリティ設定]メニューのオプションについて説明しています。

 

表4-10 [セキュリティ設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

PCポートを無効にする(7911G の場合のみ)

電話機のアクセス ポートを有効にする(No)か無効にする(Yes)かを表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

GARPを使う

電話機が Gratuitous ARP から MAC アドレスを学習するかどうかを表示します。電話機が Gratuitous ARP を受信する機能を無効にすると、この仕組みを使ってボイス ストリームのモニタおよび記録を行うアプリケーションが機能しなくなります。音声のモニタが不要な場合は、このオプションを No(無効)に設定します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

ボイスVLANを使う(7911G の場合のみ)

ボイス VLAN にアクセスするために、アクセス ポートに接続されたデバイスを電話機で使用するかどうかを表示します。このオプションを No(無効)に設定すると、接続された PC でボイス VLAN のデータを送受信することができなくなります。また、電話機によって送信および受信されたデータを PC で受信することもできなくなります。電話機のトラフィックをモニタする必要のあるアプリケーションが PC で稼動している場合は、この設定を Yes(有効)にします。モニタおよび記録用のアプリケーション、ネットワーク モニタリング ソフトウェアはこのようなアプリケーションの一種です。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

Webアクセス可能

電話機で Web アクセスが有効になっているか(Yes)無効になっているか(No)を示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

セキュリティモード

電話機に設定されているセキュリティ モードを表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

ログの表示

Cisco Technical Assistance Center(TAC)がトラブルシューティングの際に使用するオプションです。

Cisco Unified IP Phone 7911G は、[有効]、[無効]、または[PC制御]に設定できます。

Cisco Unified IP Phone 7906G は、[有効]と[無効]だけをサポートしています([PC制御]はサポートしていません)。

--

QoSの設定メニュー

[QoSの設定]メニューは、電話機の Quality Of Service(QoS)に関連する情報を表示します。 表4-11 は、[QoSの設定]メニューのオプションを説明しています。

 

表4-11 [QoSの設定]メニューのオプション

オプション
説明
変更方法

サービスのDSCP

電話機ベースのサービスに使用される DSCP IP の分類を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

設定のDSCP

電話機の設定を転送するために使用される DSCP IP の分類を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

通話制御のDSCP

通話制御のシグナリングに使用される DSCP IP の分類を表示します。

変更するには、Cisco Unified CallManager の管理ページを使用します。

関連項目

「設定メニューの表示」

「ネットワークの設定メニュー」

ネットワークの設定メニュー

[ネットワークの設定]メニューには、[ロードサーバ]オプションが含まれています。[ロードサーバ]オプションは、電話機のファームウェアのアップグレードの際、インストール時間を最適化するために使用されます。[ロードサーバ]には、電話機のアップグレードに使用するファームウェアを取得する([TFTPサーバ 1]または[TFTPサーバ 2]以外の)別の TFTP サーバの IP アドレスまたは名前を設定できます。[ロードサーバ]オプションを設定すると、電話機は、ファームウェア アップグレードのために指定されたサーバと通信します。


) [ロードサーバ]を設定しても、電話機は引き続き[TFTPサーバ 1]または[TFTPサーバ 2]を使用して設定ファイルを取得します。


[ロードサーバ]オプションを設定するには、Cisco Unified CallManager の管理ページの[電話の設定(Phone Configuration)]ページにある[プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)]セクションを使用します。