Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G アドミニストレーション ガイド
ユーザと機能の設定
ユーザと機能の設定
発行日;2012/01/14 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

ユーザと機能の設定

Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定

Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルに対するテレフォニー機能の設定

Cisco CallManager へのユーザの追加

Web サイトを使用したユーザへの情報の提供

ユーザが Cisco IP Phone に関するサポートを取得する方法

ユーザが Cisco IP Phone のマニュアルを取得する方法

ユーザによる電話機能の設定方法

ユーザによるボイス メールへのアクセス方法

ユーザと機能の設定

ネットワークに Cisco IP Phone を設置し、ネットワーク設定値を設定し、Cisco CallManager に追加した後は、Cisco CallManager を使用して、電話番号の設定、ユーザの割り当て、および機能の設定を行う必要があります。

エンド ユーザが利用できる Cisco IP Phone 機能の多くは、Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用して設定を行う必要があります。 ここでは、設定手順の概要を説明します。 詳細な説明は、Cisco CallManager Administration のマニュアルを参照してください。

ここでは、ユーザ機能の設定方法と機能に関する情報をユーザに提供する方法を説明します。 次の項目を参照してください。

「Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定」

「Cisco CallManager へのユーザの追加」

「Web サイトを使用したユーザへの情報の提供」

Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定

Cisco CallManager に追加された Cisco IP Phone には、「Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルに対するテレフォニー機能の設定」で説明するその他の機能を追加できます。


設定する Cisco IP Phone のモデルが、Cisco CallManager の Phone Type ドロップダウン リストに表示されない場合は、次の URL にアクセスして、使用するバージョンの Cisco CallManager に対する最新のサポート パッチをインストールしてください。 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/callmgr-33


Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルに対するテレフォニー機能の設定

表 5-1 に、Cisco IP Phone 7902G/7905G/7912G モデルでサポートされているテレフォニー機能と Cisco CallManager を使用した機能の設定方法のヒントを示します。 詳細については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、『Cisco CallManager システム ガイド』、『Cisco CallManager Extended Services アドミニストレータ ガイド』、または Cisco CallManager Administration アプリケーションのオンライン ヘルプを参照してください。

 

表 5-1 Cisco CallManager を使用したテレフォニー機能の設定

機能
説明
設定のヒント

コールパーク

通話を保留し、Cisco CallManager システムに接続している他の人がその通話を取得できるようにします。

Cisco CallManager で Feature > Call Park を選択して設定します。

コール ピックアップ

グループ内の着信コールに応答します。

1. Cisco CallManager で、 Feature > Call Pickup を選択して設定します。

2. Cisco CallManager で次の操作を行います。

Device > Phone を選択します。

検索条件を入力して特定の電話を検索し、 Find をクリックします。

設定対象のデバイス名をクリックします。

電話番号リストで、設定する回線をクリックします。

コール ピック グループに割り当てる電話番号を選択します。

コール待機

最初の通話を切断せずに、同じ回線上で 2 番目の着信コールを受信します。

Cisco CallManager で次の操作を行います。

1. Device > Phone を選択します。

2. 検索条件を入力して特定の電話を検索し、 Find をクリックします。

3. 設定対象のデバイス名をクリックします。

4. 電話番号リストで、設定する回線をクリックします。

発信者識別情報

発信者の番号と名前を表示します。

Cisco CallManager で次の操作を行います。

1. Device > Phone を選択します。

2. 検索条件を入力して特定の電話を検索し、 Find をクリックします。

3. 設定対象のデバイス名をクリックします。

4. 電話番号リストで、設定する回線をクリックします。

5. Directory Number、Display(Internal Caller ID)、および Line Text Label の各フィールドにそれぞれ適切な情報を入力します。

発信者識別情報を無効にする場合は、Cisco CallManager のマニュアルを参照してください。

会議

特別な目的で会議を開催し、他の人を 1 人ずつ会議に参加させます。

Cisco CallManager で、 Service > Media Resource > Conference Bridge を選択してデバイスを設定し、会議をサポートします。

転送

指定された電話番号にすべての通話を転送します。

Cisco CallManager で次の操作を行います。

1. Device > Phone を選択します。

2. 検索条件を入力して特定の電話を検索し、 Find をクリックします。

3. 設定対象のデバイス名をクリックします。

4. 電話番号リストで、設定する回線をクリックします。

すべて転送、話中転送、または未応答転送を設定できます。

ユーザは、Cisco IP Phone または User Options Web ページから転送番号を指定することもできます。

グループ コール ピックアップ

ユーザは、自身のグループまたは別のグループ内の着信コールに応答できます。

1. Cisco CallManager で、 Feature > Call Pickup を選択して設定します。

2. Cisco CallManager で次の操作を行います。

Device > Phone を選択します。

検索条件を入力して特定の電話を検索し、 Find をクリックします。

設定対象のデバイス名をクリックします。

電話番号リストで、設定する回線をクリックします。

コール ピック グループに割り当てる電話番号を選択します。

保留

アクティブ コールを保留します。

保留音を使用する場合を除いて、この機能の設定は不要です。 詳細については、この表の「保留音」を参照してください。

ミートミー会議

他の発信者が会議に参加できるようにします。

Cisco CallManager で次の操作を行います。
Service > Conference Bridge を選択して、ミートミー パラメータを設定します。

保留音

発信者を保留している間に音楽を再生します。

保留音の設定手順については、『Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。

リダイヤル

Cisco IP Phone で前回ダイヤルした番号を再ダイヤルします。

この機能は設定不要です。

短縮ダイヤル

あらかじめ保存しておいた指定の番号をダイヤルします。

Cisco CallManager で次の操作を行います。

1. Device > Phone を選択します。

2. 検索条件を入力して特定の電話を検索し、 Find をクリックします。

3. 設定対象のデバイス名をクリックします。

4. Web ページの上部にある Add/Update Speed Dials リンクをクリックします。

ユーザは、Cisco IP Phone の User Options Web ページを使用して短縮ダイヤルを指定できます。

転送

アクティブ コールを別の電話番号に転送します。

この機能は設定不要です。

ボイス メール

通話に対して応答がない場合、発信者はメッセージを残すことができます。

ボイス メールの設定手順については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』および『Cisco CallManager システム ガイド』を参照してください。

Cisco CallManager へのユーザの追加

ネットワーク上のユーザに関する情報は、Cisco CallManager Administration を使用して表示およびメンテナンスできます。

次の操作をユーザが実行できるように、機能を設定する必要があります。

ユーザ独自の個人用ディレクトリの作成

ユーザ独自の短縮ダイヤル番号とコール転送番号の設定

これらの機能を設定するには、最初に、次のいずれかの方法を使用して、ユーザを Cisco CallManager に追加する必要があります。

ユーザを個別に追加するには、Cisco CallManager Administration アプリケーションを使用し、 User >Add a New User を選択します。

詳細については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』、『Cisco CallManager システム ガイド』、または Cisco CallManager Administration のオンライン ヘルプを参照してください。

ユーザを一括して追加するには、Bulk Administration Tool を使用します。 この方法では、すべてのユーザに対して同じデフォルト パスワードを設定することもできます。

詳細については、『Bulk Administration Tool ユーザ ガイド』を参照してください。

Web サイトを使用したユーザへの情報の提供

システム管理者は、ネットワークや企業内の Cisco IP Phone ユーザに対する主要な情報源となります。 完全な最新情報をエンド ユーザに提供することが重要です。

Cisco IP Phone に関する重要な最新情報は、社内のサポート サイトに Web ページを作成してエンド ユーザに提供することをお勧めします。

このサイトには、次のような情報の追加を考慮してください。

「ユーザが Cisco IP Phone に関するサポートを取得する方法」

「ユーザが Cisco IP Phone のマニュアルを取得する方法」

「ユーザによる電話機能の設定方法」

「ユーザによるボイス メールへのアクセス方法」

ユーザが Cisco IP Phone に関するサポートを取得する方法

Cisco IP Phone に関するの他のマニュアルでは、ユーザに対して、一部の質問はシステム管理者に訊ねるように指示している場合があります。 電話の機能(短縮ダイヤル番号やボイス メール アクセスなど)を正しく使用するために、ユーザは、システム管理者またはそのネットワーク チームから情報を受け取ることや、システム管理者に連絡してサポートを依頼できることが必要です。

ユーザが Cisco IP Phone のマニュアルを取得する方法

Cisco IP Phone のユーザ マニュアルにエンド ユーザがアクセスできるようにする必要があります。 ユーザ マニュアルでは、電話の主要機能が詳しく説明されています。 詳細については、「関連マニュアル」を参照してください。

Cisco IP Phone モデルには種類がいくつかあるため、Cisco.com の Web サイトで特定のマニュアルを見つけることがユーザにとって困難な場合があります。 ユーザが必要なマニュアルを見つけやすいように、現在のモデルに関するマニュアルへのリンクを用意することをお勧めします。 これによって、ユーザは、最新のマニュアルにアクセスできるようになります。 ただし、ユーザを Cisco.com にアクセスさせない場合やアクセスを提供できない場合は、システム管理者が PDF ファイルをダウンロードし、社内の Web サイトでエンド ユーザに提供することをお勧めします。

利用可能なマニュアルの一覧については、Cisco IP Phone の Web サイト http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/ip_clmgr/index.htm にアクセスし、希望する言語を選択してください。

マニュアルの表示方法や注文方法については、「マニュアルの入手」を参照してください。

ユーザによる電話機能の設定方法

エンド ユーザは、Cisco IP Phone の User Options Web ページを使用してさまざまな操作を実行できます。 実行できる操作は、ユーザが使用している Cisco IP Phone のモデルによって異なります。短縮ダイヤル番号やコール転送番号の設定などがあります。 Web サイトを使用して電話の設定値を設定できるということが、エンド ユーザにとっては新しい状況であることに留意してください。 エンド ユーザが User Options Web ページを正しくアクセスして利用するには、できるだけ多くの情報を提供する必要があります。

エンド ユーザには、User Options ページに関する次の情報を必ず提供してください。

このアプリケーションへのアクセスに必要な URL。

http:// <serverName> /CCMUser/。 <serverName> は、Web サーバが設置されているホストです。

アプリケーションへのアクセスに必要なユーザ ID とデフォルト パスワード。

これらの設定値は、ユーザを Cisco CallManager に追加したときに入力した値と一致します(「Cisco CallManager へのユーザの追加」を参照)。

Web ベースのグラフィカル ユーザ インターフェイス アプリケーションの簡単な説明、および Web ブラウザを使用してそのアプリケーションにアクセスする方法。

ユーザがこのアプリケーションを使用して実行できる作業の概要。

ユーザによるボイス メールへのアクセス方法

Cisco CallManager には、Cisco Unity ボイス メール システムも含めて多数の異なるボイス メール システムと統合できる柔軟性があります。 ただし、多数の異なるシステムと統合できるため、特定のボイス メール システムの使用方法について、情報をユーザに提供する必要があります。

次の情報をユーザに提供してください。

ボイス メール アカウントへのアクセス方法

初期パスワード:すべてのユーザに対して設定したデフォルトのパスワード

システム上の受信メッセージを認識する方法:選択したメッセージ受信インジケータ(MWI)