Cisco Unified IP Phone 6921/6941/6945/6961 アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 10.0(SCCP および SIP)
リモート モニタリング
リモート モニタリング
発行日;2013/12/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

リモート モニタリング

Cisco Unified IP Phone には、それぞれ Web ページがあります。この Web ページで、電話機に関する次のような情報を表示できます。

  • デバイス情報
  • ネットワークのセットアップ情報
  • ネットワーク統計
  • デバイス ログ
  • ストリームの統計

この章では、電話機の Web ページから取得可能な情報について説明します。 この情報は、電話機の操作のリモート モニタやトラブルシューティングに役立てることができます。

また、この情報の多くは、電話機から直接取得することもできます。 詳細については、Cisco Unified IP Phone のモデル情報、ステータス、および統計情報 を参照してください

Cisco Unified IP Phone のトラブルシューティングの詳細については、トラブルシューティングとメンテナンス を参照してください。

この章の内容は、次のとおりです。

電話機の Web ページへのアクセス

Cisco Unified IP Phone の Web ページにアクセスするには、次の手順を実行します。

Web ページにアクセスできない場合は、アクセスが無効になっている可能性があります。 詳細については、Web ページへのアクセスの制御を参照してください。

手順
    ステップ 1   次のいずれかの方法で、Cisco Unified IP Phone の IP アドレスを取得します。
    1. Cisco Unified Communications Manager で [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択して、電話機を検索します。 Cisco Unified Communications Manager に登録されている電話機の IP アドレスが、[電話の検索と一覧表示(Find and List Phones)] ウィンドウと [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウの上部に表示されます。
    2. Cisco Unified IP Phone で アプリケーションを押し、[管理者設定(Administrator Settings)] > [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] を選択して、[IP アドレス(IP Address)] オプションまでスクロールします。
    ステップ 2   Web ブラウザを開いて、次の URL を入力します。ここで、IP_address は Cisco Unified IP Phone の IP アドレスです。

    http://IP_address


    Cisco Unified IP Phone の Web ページ情報

    Cisco Unified IP Phone の Web ページには、次の項目が含まれています。

    • [デバイス情報(Device Information)]:電話機のデバイス設定と関連情報が表示されます。
    • [ネットワークのセットアップ(Network Setup)]:ネットワークの設定情報と電話機のその他の設定に関する情報が表示されます。
    • [ネットワーク統計(Network Statistics)]:ネットワーク トラフィックに関する情報を提供する、次のハイパーリンクが含まれます。
      • [イーサネット情報(Ethernet Information)]:イーサネット トラフィックに関する情報が表示されます。
      • [ネットワーク(ポート)(Network (Port))]:電話機のネットワーク ポートとの間で送受信されるネットワーク トラフィックに関する情報が表示されます。
      • [デバッグの表示(Debug Display)]:トラブルシューティングのサポートを依頼する際に、Cisco TAC に有用なデバッグ メッセージを提供します。
    • [デバイス ログ(Device Logs)]:トラブルシューティングに利用できる情報を提供する次のハイパーリンクが含まれます。
      • [コンソール ログ(Console Logs)]:個々のログ ファイルへのハイパーリンクが含まれます。
      • [コア ダンプ(Core Dumps)]:個々のダンプ ファイルへのハイパーリンクが含まれます。
      • [ステータス メッセージ(Status Messages)]:電話機に前回電源が投入されてから生成された最近のステータス メッセージが 10 件まで表示されます。
      • [デバッグの表示(Debug Display)]:トラブルシューティングのサポートを依頼する際に、Cisco TAC に有用なデバッグ メッセージを提供します。
    • [ストリームの統計(Streaming Statistics)]:次のハイパーリンクが含まれます。
      • [ストリーム 1(Stream 1)]:各種のストリーミング統計が表示されます。

    Web ページへのアクセスの制御

    セキュリティ上の理由から、電話機の Web ページへのアクセスはデフォルトで無効になっています。 そのため、この章で説明している Web ページおよび Cisco Unified Communications Manager のセルフケア ポータルにアクセスできません。


    (注)  


    Cisco Quality Report Tool などの一部の機能は、電話機の Web ページにアクセスしないと正しく動作しません。 また、Web アクセスを無効にすると、CiscoWorks などの Web アクセスに依存するサービスアビリティ アプリケーションにも影響します。


    電話機の Web ページへのアクセスを有効または無効にするには、Cisco Unified Communications Manager の管理ページで次の手順を実行します。

    手順
      ステップ 1   [デバイス(Device)] > [電話(Phone)] を選択します。
      ステップ 2   電話機の検索条件を指定して [検索(Find)] を選択します。または、[検索(Find)] を選択してすべての電話機を表示します。
      ステップ 3   デバイス名を選択して、そのデバイスの [電話の設定(Phone Configuration)] ウィンドウを開きます。
      ステップ 4   [プロダクト固有の設定(Product Specific Configuration)] 領域までスクロールします。
      ステップ 5   アクセスを有効にするには、[Web アクセス(Web Access)] ドロップダウン リストで [有効(Enabled)] を選択します。
      ステップ 6   アクセスを無効にするには、[Web アクセス(Web Access)] ドロップダウン リストで [無効(Disabled)] を選択します。
      ステップ 7   [設定の適用(Apply Config)] を選択します。

      [デバイス情報(Device Information)] 領域

      電話機の Web ページの [デバイス情報(Device Information)] エリアには、電話機のデバイス設定と関連情報が表示されます。 これらの項目の説明を次の表に示します。

      [デバイス情報(Device Information)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って電話機の Web ページにアクセスし、次に [デバイス情報(Device Information)] ハイパーリンクをクリックします。

      表 1 [デバイス情報(Device Information)] 領域の項目

      項目

      説明

      MAC アドレス(MAC Address)

      電話機の Media Access Control(MAC; メディア アクセス コントロール)アドレス。

      ホスト名(Host Name)

      電話機の MAC アドレスに基づいて電話機に自動的に割り当てられる一意の固定された名前。

      電話番号(Phone DN)

      電話機に割り当てられた電話番号。

      アプリケーション ロード ID(App Load ID)

      電話機で作動しているファームウェアの ID。

      起動ロード ID(Boot Load ID)

      電話機で作動しているプレインストール済みのロードの ID。

      ハードウェアのリビジョン(Hardware Revision)

      電話機のハードウェアのリビジョン値。

      シリアル番号(Serial Number)

      電話機の固有のシリアル番号。

      モデル番号(Model Number)

      電話機のモデル番号。

      メッセージ受信(Message Waiting)

      この電話機のプライマリ回線で受信したボイス メッセージがあるかどうかを示します。

      UDI

      電話機に関する次の Cisco Unique Device Identifier(UDI)情報を表示します。

      • [デバイス タイプ(Device Type)]:ハードウェア タイプを示します。 たとえば、電話機の場合は、モデルにかかわらず phone と表示されます。
      • [デバイスの説明(Device Description)]:示されたモデル タイプに関連付けられている電話機の名前を表示します。
      • [製品 ID(Product Identifier)]:電話機のモデルを指定します。
      • [バージョン ID(Version Identifier)]:電話機のハードウェア バージョンを示します。
      • [シリアル番号(Serial Number)]:電話機の固有シリアル番号を表示します。

      時刻(Time)

      電話機が属する Cisco Unified Communications Manager の管理ページの日時グループから取得される時刻。

      タイム ゾーン(Time Zone)

      電話機が属する Cisco Unified Communications Manager の管理ページの日時グループから取得されるタイム ゾーン。

      日付(Date)

      電話機が属する Cisco Unified Communications Manager の管理ページの日時グループから取得される日付。

      FIPS モード有効(FIPS Mode Enabled)

      [FIPS モード(FIPS Mode)] パラメータが有効であるかどうかを示します。

      ネットワークのセットアップ(Network Setup)

      電話機の Web ページにある [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] には、ネットワークの設定情報と電話機のその他の設定に関する情報が表示されます。 これらの項目の説明を次の表に示します。

      これらの項目の多くは、Cisco Unified IP Phone の [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューおよび [電話の情報(Phone Information)] メニューから表示および設定できます。 詳細については、Cisco Unified IP Phone の設定を参照してください。

      [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って電話機の Web ページにアクセスし、次に [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] ハイパーリンクをクリックします。

      表 2 [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] 領域の項目

      項目

      説明

      DHCP サーバ(DHCP Server)

      電話機の IP アドレス取得元となる Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)サーバの IP アドレス。

      MAC アドレス(MAC Address)

      電話機のメディア アクセス コントロール(MAC)アドレス。

      ホスト名(Host Name)

      DHCP サーバが電話機に割り当てたホスト名。

      ドメイン名(Domain Name)

      電話機が常駐しているドメイン ネーム システム(DNS)ドメインの名前。

      IP アドレス(IP Address)

      電話機のインターネット プロトコル(IP)アドレス。

      サブネット マスク(Subnet Mask)

      電話機で使用されるサブネット マスク。

      TFTP サーバ 1(TFTP Server 1)

      電話機で使用される、プライマリの Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバ。

      TFTP サーバ 2(TFTP Server 2)

      電話機で使用される、バックアップの Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバ。

      デフォルト ルータ(Default Router)

      電話機で使用される、デフォルト ルータ。

      DNS サーバ(DNS Server)

      電話機で使用されるプライマリ DNS サーバ([DNS サーバ 1(DNS Server 1)])およびオプションのバックアップ DNS サーバ([DNS サーバ 2(DNS Server 2)] ~ [DNS サーバ 5(DNS Server 5)])。

      接続先 VLAN ID(Operational VLAN ID)

      電話機が所属する、Cisco Catalyst スイッチに設定された補助 VLAN。

      管理 VLAN ID (Admin. VLAN ID)

      電話機がメンバーになっている補助 VLAN。

      [Unified CM 1] ~ [Unified CM 5]

      電話機を登録可能な Cisco Unified Communications Manager サーバのホスト名または IP アドレス(優先順位順)。 限定的された Cisco Unified Communications Manager 機能を提供できる SRST ルータが使用可能な場合、項目にそのルータの IP アドレスが表示されることもあります。

      使用可能なサーバについては、この項目に Cisco Unified Communications Manager サーバの IP アドレスと、次の状態のいずれかが表示されます。

      • [アクティブ(Active)]:電話機が現在コール処理サービスを受けている Cisco Unified Communications Manager サーバです。
      • [スタンバイ(Standby)]:現在のサーバがダウンした場合に、電話機が切り替える Cisco Unified Communications Manager サーバです。
      • ブランク:この Cisco Unified Communications Manager サーバへの接続は現在ありません。

      項目には、SRST 指定も含めることができます。これは、限定された Cisco Unified Communications Manager 機能を提供できる SRST ルータを特定します。 このルータは、他のすべての Cisco Unified Communications Manager サーバが到達不能になった場合に、コールの処理を引き継ぎます。 SRST Cisco Unified Communications Manager は、アクティブであっても、常にサーバのリストの最後尾に表示されます。 SRST ルータ アドレスは、[Cisco Unified CM の設定(Cisco Unified Communications Manager Configuration)] ウィンドウの [デバイス プール(Device Pool)] セクションで設定します。

      情報 URL(Information URL)

      電話機に表示されるヘルプ テキストの URL。

      ディレクトリ URL(Directories URL)

      電話機でディレクトリ情報の取得元となるサーバの URL。

      メッセージ URL(Messages URL)

      電話機でメッセージ サービスの取得元となるサーバの URL。

      サービス URL

      電話機が Cisco Unified IP Phone サービスを取得するサーバの URL。

      DHCP を使う(DHCP Enabled)

      電話機で DHCP が使用されているかどうかを示します。

      DHCP アドレス解放(DHCP Address Released)

      電話機の [ネットワークのセットアップ(Network Setup)] メニューの [DHCP アドレス解放(DHCP Address Released)] オプションの設定を示します。

      代替 TFTP(Alternate TFTP)

      電話機が代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを示します。

      アイドル URL(Idle URL)

      電話機が [URL のアイドル時間(Idle URL Time)] で指定された時間にわたって使用されず、メニューが開かれていない場合に表示される URL。

      URL のアイドル時間(Idle URL Time)

      何秒数間電話機が使用されず、メニューが開かれなかった場合に、[アイドル URL(Idle URL)] に指定された XML サービスがアクティブになるかを示します。

      プロキシ サーバの URL(Proxy Server URL)

      電話機の HTTP クライアントの代わりにローカル以外のホスト アドレスに HTTP 要求を送信し、ローカル以外のホストから電話機の HTTP クライアントへの応答を提供するプロキシ サーバの URL。

      認証 URL(Authentication URL)

      電話機の Web サーバに発行された要求を検証するために、電話機が使用する URL。

      自動ポート同期(Automatic Port Synchronization)

      電話機で PC ポートおよび SW ポートを同じ速度およびデュプレックス モードに同期させることを有効にするかどうかを示します。

      SW ポートのリモート設定(SW Port Remote Configuration)

      スイッチ ポートで速度およびデュプレックス モードのリモート ポート設定が有効であるか無効であるかを示します。

      PC ポートのリモート設定(PC Port Remote Configuration)

      PC ポートで速度およびデュプレックス モードのリモート ポート設定が有効であるか無効であるかを示します。

      SW ポートのセットアップ(SW Port Setup)

      スイッチ ポートの速度およびデュプレックス。次のいずれかになります。

      • [A]:自動ネゴシエーション
      • [10H]:10-BaseT/半二重
      • [10F]:10-BaseT/全二重
      • [100H]:100-BaseT/半二重
      • [100F]:100-BaseT/全二重
      • [1000F]:1000-BaseT/全二重(Cisco Unified IP Phone 6945 でのみサポート)
      • [リンクがありません(No Link)]:スイッチ ポートへの接続がありません。

      PC ポートのセットアップ(PC Port Setup)

      PC ポートの速度およびデュプレックス モード。次のいずれかになります。

      • [A]:自動ネゴシエーション
      • [10H]:10-BaseT/半二重
      • [10F]:10-BaseT/全二重
      • [100H]:100-BaseT/半二重
      • [100F]:100-BaseT/全二重
      • [1000F]:1000-BaseT/全二重(Cisco Unified IP Phone 6945 でのみサポート)
      • [リンクがありません(No Link)]:PC ポートへの接続がありません。

      ユーザ ロケール(User Locale)

      電話機のユーザに関連付けられているユーザ ロケール。 言語、フォント、日付と時刻の形式、および英数字キーボードのテキスト情報など、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を示します。

      ネットワーク ロケール(Network Locale)

      電話機のユーザに関連付けられたネットワーク ロケール。 電話機が使用するトーンと断続周期の定義など、特定の場所にある電話機をサポートするための一連の詳細情報を示します。

      ヘッドセットを使う(Headset Enabled)

      電話機のヘッドセット ボタンが有効になっているかどうかを示します。

      ユーザ ロケール バージョン(User Locale Version)

      電話機にロードされたユーザ ロケールのバージョン。

      ネットワーク ロケール バージョン(Network Locale Version)

      電話機にロードされたネットワーク ロケールのバージョン。

      PC ポートを無効にする(PC Port Disabled)

      電話機の PC ポートが有効になっているか無効になっているかを示します。

      スピーカーを使う(Speaker Enabled)

      電話機のスピーカーフォンが有効になっているかどうかを示します。

      GARP を使う(GARP Enabled)

      電話機が Gratuitous ARP 応答から MAC アドレスを取得するかどうかを示します。

      ビデオ機能を使う(Video Capability Enabled)

      適切に準備された PC に接続されたときに、電話機がビデオコールに参加できるかどうかを示します。

      ボイス VLAN を使う(Voice VLAN Enabled)

      電話機が、PC ポートに接続されたデバイスに、ボイス VLAN へのアクセスを許可するかどうかを示します。

      通話制御の DSCP(DSCP for Call Control)

      コール制御シグナリングの DSCP IP 分類。

      設定の DSCP(DSCP for Configuration)

      電話機の設定転送の DSCP IP 分類。

      サービスの DSCP(DSCP for Services)

      電話機ベースのサービスの DSCP IP 分類。

      セキュリティ モード(Security Mode)

      電話機に設定されているセキュリティ モードを表示します。

      Web アクセス可能(Web Access Enabled)

      電話機の Web アクセスが有効([はい(Yes)])か無効([いいえ(No)])かを示します。

      PC ポートへのスパン(Span to PC Port)

      ネットワーク ポートで送受信されるパケットをアクセス ポートに転送するかどうかを表示します。

      PC VLAN

      PC に送信されたパケットから 802.1P/Q タグを識別し、削除するために使用される VLAN。

      LLDP-MED:スイッチ ポート(LLDP-MED: Switch Port)

      スイッチ ポートで Link Layer Discovery Protocol Media Endpoint Discovery(LLDP-MED)が有効になっているかどうかを示します。

      LLDP 電源優先度(LLDP Power Priority)

      電話機の電源優先度をスイッチにアドバタイズし、スイッチが電源を適切に電話機に供給できるようにします。 次の設定があります。

      • [不明(Unknown)]:デフォルト
      • 低い(Low)
      • 高い(High)
      • 重要(Critical)

      LLDP アセット ID(LLDP Asset ID)

      在庫管理のため電話機に割り当てられているアセット ID を識別します。

      CDP:PC ポート(CDP: PC Port)

      PC ポートで CDP がサポートされているかどうかを示します(デフォルトでは有効)。

      PC ポートに Cisco VT Advantage/Unified Video Advantage(CVTA)を接続した場合は、PC ポートで CDP を有効にします。 CVTA が動作するには、CDP と電話機の連携が必要です。

      CDP が Cisco Unified Communications Manager で無効になっているときは、PC ポートで CDP を無効にすると、CVTA が動作しなくなることを示す警告が表示されます。

      PC ポートとスイッチ ポートの CDP に関する現在の値は、[設定(Settings)] メニューに表示されます。

      CDP:SW ポート(CDP: SW Port)

      スイッチ ポートで CDP がサポートされているかどうかを示します(デフォルトでは有効)。

      電話機、電力ネゴシエーション、QoS 管理、および 802.1x セキュリティに VLAN を割り当てる場合は、スイッチ ポートで CDP を有効にします。

      電話機を Cisco スイッチに接続した場合は、スイッチ ポートで CDP を有効にします。

      CDP が Cisco Unified Communications Manager で無効になっているときは、電話機を Cisco スイッチ以外のスイッチに接続した場合に限り、スイッチ ポートで CDP を無効にする必要があることを示す警告が表示されます。

      PC ポートとスイッチ ポートの CDP に関する現在の値は、[設定(Settings)] メニューに表示されます。

      SSH アクセス有効(SSH Access Enabled)

      電話機が SSH 接続を許可するかブロックするかを示します。

      EnergyWise レベル(EnergyWise Level)

      EnergyWise レベルを示します。

      EnergyWise ドメイン(EnergyWise Domain)

      その電話機が含まれる EnergyWise ドメイン。

      FIPS モード有効(FIPS Mode Enabled)

      [FIPS モード(FIPS Mode)] パラメータが有効であるかどうかを示します。

      IP アドレッシング モード(IP Addressing Mode)

      電話機で使用できる IP アドレッシング モードを表示します。

      IP 設定モード制御(IP Preference Mode Control)

      電話機で IPv4 と IPv6 の両方が使用できる場合、電話機が Cisco Unified Communications Manager とのシグナリング中に使用する IP アドレスのバージョンを示します。

      IPv6 自動設定(IPv6 Auto Configuration)

      電話機で自動設定が有効になっているか無効になっているかを示します。

      IPv6 CAPF サーバ(IPv6 CAPF Server)

      電話機が使用する CAPF の通常名(Cisco Unified Communications Manager の証明書から)。

      DHCPv6

      DHCP(ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル)を使用している場合、ネットワークにデバイスを接続すると、デバイスの IPv6 アドレスが自動的に割り当てられます。 Cisco Unified IP Phone では、DHCP がデフォルトで有効になっています。

      IPv6 アドレス解放(IPv6 Address Released)

      電話機は、IPv6 アドレスを解放するように設定されています。

      IPv6 デフォルト ルータ 1(IPv6 Default Router 1)

      電話機で使用されるデフォルト ルータ([デフォルト ルータ 1(Default Router 1)])。

      IPv6 アドレス(IPv6 Address)

      電話機の IPv6 アドレス。 IPv6 アドレスは、128 ビットのアドレスです。

      IPv6 プレフィックス長(IPv6 Prefix Length)

      電話機で使用されるサブネット プレフィックス長です。 サブネット プレフィックス長は 1 ~ 128 の範囲の 10 進数で、サブネットを構成する IPv6 アドレスの部分を指定します。

      IPv6 DNS サーバ 1(IPv6 DNS Server 1)

      電話機で使用されるプライマリ ドメイン ネーム システム(DNS)サーバ([DNS サーバ 1(DNS Server 1)])。

      IPv6 代替 TFTP(IPv6 Alternate TFTP)

      電話機で IPv6 代替 TFTP サーバを使用しているかどうかを表示します。

      IPv6 TFTP サーバ 1(IPv6 TFTP Server 1)

      電話機で使用されるプライマリ IPv6 トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)サーバを表示します。

      IPv6 TFTP サーバ 2(IPv6 TFTP Server 2)

      プライマリ IPv6 TFTP サーバが使用できないときに電話機で使用されるオプションのバックアップ IPv6 TFTP サーバを表示します。

      ネットワーク統計

      電話機の Web ページにある次のネットワーク統計ハイパーリンクには、電話機のネットワーク トラフィックに関する情報が表示されます。 ネットワーク統計の領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って、電話機の Web ページにアクセスします。

      • [イーサネット情報(Ethernet Information)]:イーサネット トラフィックに関する情報が表示されます。
      • [ネットワーク(Network)]:電話機のネットワーク ポート(10/100 SW)を介したネットワーク トラフィックに関する情報が表示されます。

      イーサネット情報

      次の表に、[イーサネット(Ethernet)] セクションのフィールドを示します。

      表 3 [イーサネット情報(Ethernet Information)] の項目

      項目

      説明

      Tx Frames

      電話機が送信したパケットの総数。

      Tx broadcast

      電話機が送信したブロードキャスト パケットの総数。

      Tx unicast

      電話機が送信したユニキャスト パケットの総数。

      Rx Frames

      電話機が受信したパケットの総数。

      Rx broadcast

      電話機が受信したブロードキャスト パケットの総数。

      Rx unicast

      電話機が受信したユニキャスト パケットの総数。

      [アクセス(Access)] および [ネットワーク(Network)] の情報

      次の表に、[アクセス(Access)] セクションおよび [ネットワーク(Network)] セクションのフィールドを示します。

      表 4 [アクセス(Access)] および [ネットワーク(Network)] の項目

      項目

      説明

      Tx Frames

      電話機が送信したパケットの数

      Tx broadcast

      電話機が送信したブロードキャスト パケットの数

      Tx Unicast

      電話機が送信したユニキャスト パケットの数

      Rx Frames

      電話機が受信したパケットの数。

      Rx broadcast

      電話機が受信したブロードキャスト パケットの数。

      Rx unicast

      電話機が受信したユニキャスト パケットの数

      LLDP FramesOutTotal

      電話機から送信された LLDP フレームの数

      LLDP AgeoutsTotal

      キャッシュ内でタイムアウトになった LLDP フレームの数

      LLDP FramesDiscardedTotal

      必須 TLV のいずれかについて、欠落している、順序に誤りがある、または範囲を超える文字列長が含まれているために廃棄された LLDP フレームの数。

      LLDP FramesInErrorsTotal

      検出可能なエラーが 1 つ以上含まれる状態で受信された LLDP フレームの数。

      LLDP FramesInTotal

      電話機で受信された LLDP フレームの数。

      LLDP TLVDiscardedTotal

      破棄された LLDP TLV の数。

      LLDP TLVUnrecognizedTotal

      電話機で認識されなかった LLDP TLV の数。

      CDP 近接デバイス ID(CDP Neighbor Device ID)

      CDP プロトコルで検出された、このポートに接続されているデバイスの ID。

      CDP 近接 IP アドレス(CDP Neighbor IP Address)

      CDP プロトコルで検出されたネイバー デバイスの IP アドレス。

      CDP 近接ポート(CDP Neighbor Port)

      CDP プロトコルで検出された、電話機が接続されているネイバー デバイスのポート。

      LLDP 近接デバイス ID(LLDP Neighbor Device ID)

      LLDP プロトコルで検出された、このポートに接続されているデバイスの ID。

      LLDP 近接 IP アドレス(LLDP Neighbor IP Address)

      LLDP プロトコルで検出されたネイバー デバイスの IP アドレス。

      LLDP 近接ポート(LLDP Neighbor Port)

      LLDP プロトコルで検出された、電話機が接続されているネイバー デバイスのポート。

      リスタートの原因(Restart Cause)

      電話機が最後にリセットされた原因。

      • ハードウェア リセット(Hardware Reset)(電源を投入したままのリセット)
      • ソフトウェア リセット(Software Reset)(メモリ コントローラもあわせてリセット)
      • ソフトウェア リセット(Software Reset)(メモリ コントローラはリセットしない)
      • ウォッチドッグ リセット(Watchdog Reset)
      • 不明(Unknown)

      ポート情報(Port Information)

      速度と二重化モード。

      IPv4

      DHCP ステータスに関する情報。

      デバイス ログ

      電話機の Web ページにある次のデバイス ログのハイパーリンクには、電話機のモニタとトラブルシューティングに役立つ情報が表示されます。 デバイス ログの領域にアクセスするには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って、電話機の Web ページにアクセスします。

      • [コンソール ログ(Console Logs)]:個々のログ ファイルへのハイパーリンクが含まれます。 コンソール ログ ファイルには、電話機が受信したデバッグ メッセージとエラー メッセージが含まれます。
      • [コア ダンプ(Core Dumps)]:個々のダンプ ファイルへのハイパーリンクが含まれます。 コア ダンプ ファイルには、電話のクラッシュ時のデータが含まれています。
      • [ステータス メッセージ(Status Messages)]:電話機に前回電源が投入されてから生成された最近のステータス メッセージが 10 件まで表示されます。 この情報は、電話機の [ステータス メッセージ(Status Messages)] 画面にも表示されます。 ステータス メッセージ(Status Messages)に、表示される可能性のあるステータス メッセージの説明を示します。
      • [デバッグの表示(Debug Display)]:トラブルシューティングのサポートを依頼する際に、Cisco TAC に有用なデバッグ メッセージを提供します。
      • [リスタートの原因(Restart Cause)]:リスタートの原因が表示されます。

      ストリームの統計

      Cisco Unified IP Phone は、同時に最大で 3 つのデバイスとの間で情報をストリーミングできます。 電話機は、コール中、またはオーディオやデータの送受信サービスの作動中に、情報をストリーミングします。

      電話機の Web ページの [ストリームの統計(Streaming Statistics)] エリアには、ストリームに関する情報が表示されます。 Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズは、ストリーム 1 のみを使用します。

      [ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域を表示するには、電話機の Web ページへのアクセスの説明に従って、電話機の Web ページにアクセスし、次に [ストリーム 1(Stream 1)] ハイパーリンクを選択します。

      次の表に、[ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域の項目の説明を示します。

      表 5 [ストリームの統計(Streaming Statistics)] 領域の項目

      項目

      説明

      リモート アドレス(Remote Address)

      ストリームの宛先の IP アドレスおよび UDP ポート。

      ローカル アドレス(Local Address)

      電話機の IP アドレスおよび UPD ポート。

      開始時間(Start Time)

      Cisco Unified Communications Manager が電話機にパケットの送信開始を要求した時間を示す内部タイム スタンプ。

      ストリーム ステータス(Stream Status)

      ストリーミングがアクティブかどうかを示します。

      ホスト名(Host Name)

      電話機の MAC アドレスに基づいて電話機に自動的に割り当てられる一意の固定された名前。

      送信パケット(Sender Packets)

      この接続の開始以降に電話機が送信した RTP データ パケットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。

      送信オクテット(Sender Octets)

      この接続の開始以降に電話機が RTP データ パケットで送信したペイロード オクテットの総数。 接続が受信専用モードに設定されている場合、値は 0 です。

      送信コーデック(Sender Codec)

      送信ストリームに使用された音声符号化のタイプ。

      送信した送信レポート(Sender Reports Sent)(注を参照)

      RTCP 送信レポートが送信された回数。

      送信した送信レポート時間(Sender Report Time Sent)(注を参照)

      最後に RTCP 送信レポートが送信された時間を示す内部タイム スタンプ。

      受信喪失パケット(Rcvr Lost Packets)

      この接続でのデータ受信の開始以降に失われた RTP データ パケットの合計数。 予期されたパケット数から実際に受信されたパケット数を差し引いた値として定義されます。受信パケット数には、遅延または重複パケットも含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。

      平均ジッタ(Avg Jitter)

      RTP データ パケットの内部到着時間の平均偏差の推定値(ミリ秒単位)。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。

      受信コーデック(Rcvr Codec)

      受信ストリームに使用された音声符号化のタイプ。

      送信した受信レポート(Rcvr Reports Sent)(注を参照)

      RTCP 受信レポートが送信された回数。

      送信した受信レポート時間(Rcvr Report Time Sent)(注を参照)

      RTCP 受信レポートが送信された時間を示す内部タイム スタンプ。

      受信パケット(Rcvr Packets)

      この接続でのデータ受信の開始以降に電話機が受信した RTP データ パケットの総数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。

      受信オクテット(Rcvr Octets)

      この接続でのデータ受信の開始以降にデバイスが RTP データ パケットで受信したペイロード オクテットの合計数。 マルチキャスト コールの場合は、さまざまな送信元から受信したパケットが含まれます。 接続が送信専用モードに設定されていた場合、値は 0 として表示されます。

      累積フレーム損失率(Cumulative Conceal Ratio)

      隠蔽フレームの合計数を、音声ストリームの開始から受信した音声フレームの合計数で割ったもの。

      直近フレーム損失率(Interval Conceal Ratio)

      アクティブな音声に先行する 3 秒間の間隔における、音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用する場合は、アクティブな音声を 3 秒集めるために、もっと長い間隔が必要になる可能性があります。

      最大フレーム損失率(Max Conceal Ratio)

      音声ストリームの開始以降、最も高い間隔の損失率。

      フレーム損失発生秒数(Conceal Secs)

      音声ストリームの開始以降、秘匿イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。

      深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)

      音声ストリームの開始以降、5 % を超える隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数。

      遅延(Latency)(注を参照)

      ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。

      最大ジッタ(Max Jitter)

      瞬時ジッタの最大値(ミリ秒単位)。

      送信サイズ(Sender Size)

      送信ストリームの RTP パケット サイズ(ミリ秒単位)。

      受信した送信レポート(Sender Reports Received)(注を参照)

      RTCP 送信レポートが受信された回数。

      受信した送信レポート時間(Sender Report Time Received)(注を参照)

      RTCP 送信レポートが最後に受信された時間。

      受信サイズ(Rcvr Size)

      受信ストリームの RTP パケット サイズ(ミリ秒単位)。

      受信削除(Rcvr Discarded)

      ネットワークから受信されたが、ジッタ バッファから廃棄された RPT パケット。

      受信した受信レポート(Rcvr Reports Received)(注を参照)

      RTCP 受信レポートが受信された回数。

      受信した受信レポート時間(Rcvr Report Time Received)(注を参照)

      RTCP 受信レポートが最後に受信された時間。

      音声品質メトリック(Voice Quality Metrics)

      累積フレーム損失率(Cumulative Conceal Ratio)

      隠蔽フレームの合計数を、音声ストリームの開始から受信した音声フレームの合計数で割ったもの。

      直近フレーム損失率(Interval Conceal Ratio)

      アクティブな音声に先行する 3 秒間の間隔における、音声フレームに対する隠蔽フレームの比率。 音声アクティビティ検出(VAD)を使用する場合は、アクティブな音声を 3 秒集めるために、もっと長い間隔が必要になる可能性があります。

      最大フレーム損失率(Max Conceal Ratio)

      音声ストリームの開始以降、最も高い間隔の損失率。

      フレーム損失発生秒数(Conceal Secs)

      音声ストリームの開始以降、秘匿イベント(フレーム損失)があった秒数([深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)] の値を含む)。

      深刻なフレーム損失発生秒数(Severely Conceal Secs)

      音声ストリームの開始以降、5 % を超える隠蔽イベント(フレーム損失)があった秒数。

      遅延(Latency)

      ネットワーク遅延の推定値(ミリ秒単位)。 ラウンドトリップ遅延の実行中の平均値を表します。これは、RTCP 受信レポート ブロックの受信時に測定されます。

      MOS LQK

      リスニング品質(LQK)の平均オピニオン評点(MOS)を客観的に評価するスコアで、音声品質が 5(優良)~ 1(不良)でランク付けされます。 このスコアは、音声ストリームの先行する 8 秒間でのフレーム損失に起因する音声秘匿イベントに基づいています。

      (注)     

      MOS LQK スコアは、Cisco Unified IP Phone が使用するコーデックのタイプに基づいて変化する可能性があります。

      Avg MOS LQK

      音声ストリーム全体で測定された平均 MOS LQK スコア。

      Min MOS LQK

      音声ストリームの開始以降に測定された最も低い MOS LQK スコア。

      Max MOS LQK

      音声ストリーム開始以降に測定されたベースライン MOS LQK スコアまたは最も高い MOS LQK スコア。

      フレーム損失のない通常の条件下で最大 MOS LQK スコアを提供するコーデックを次に示します。

      • G.711:4.5
      • G.722:4.5
      • G.728/iLBC:3.9
      • G729A/AB:3.7

      MOS LQK のバージョン(MOS LQK Version)

      MOS LQK のスコアを計算するために使用されるシスコ独自のアルゴリズムのバージョン。


      (注)  


      RTP 制御プロトコルが無効になっている場合、このフィールドのデータは生成されないため、0 が表示されます。