Cisco Unified IP Phone 6901/6911 アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified Communications Manager 9.0(SCCP および SIP)
Cisco Unified IP Phone の設定
Cisco Unified IP Phone の設定
発行日;2013/01/24   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco Unified IP Phone の設定

Cisco Unified IP Phone には、設定可能なネットワーク設定値が用意されています。電話機を使用できるようにするには、これらの設定値の修正が必要になる場合もあります。 電話機のネットワーク設定値へのアクセス、表示、および変更を行うには、音声自動応答装置(IVR)ツールにアクセスします。 その他の設定値は、Cisco Unified Communications Manager で設定できます。

Cisco Unified IP Phone のネットワーク設定値のセットアップ

Cisco Unified IP Phone を機能させるには、電話機でネットワーク設定値を設定する必要があります。 電話機で IVR にアクセスすることによって、電話機の設定を確認できます。 DHCP サーバを使用して電話機をネットワークに接続する場合は、DHCP サーバを使用してネットワーク設定値を設定できます。 また、IVR にアクセスして、電話機を手動で設定することもできます。

[電話の設定(Phone Settings)] オプション

次の表に、IVR で設定できるオプションを示します。

表 1 電話機の設定のオプション

オプション

説明

DHCP

電話機の DHCP が有効か無効かを示します。

DHCP が有効になっている場合は、DHCP サーバによって電話機に IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、および TFTP サーバが割り当てられます。 DHCP が無効である場合は、管理者が手動で電話機に IP アドレス、サブネット マスク、デフォルト ルータ、および TFTP サーバを割り当てる必要があります。

IP アドレス(IP Address)

電話機のインターネット プロトコル バージョン 4(IPv4)アドレス。

IP アドレスをこのオプションで割り当てる場合は、サブネット マスクとデフォルト ルータも割り当てる必要があります。 この表の [サブネット マスク(Subnet Mask)] オプションと [デフォルト ルータ(Default Router)] オプションを参照してください。

サブネット マスク(Subnet Mask)

電話機で使用されるサブネット マスク。

デフォルト ルータ 1(Default Router 1)

電話機で使用されるデフォルト ルータ([デフォルト ルータ 1(Default Router 1)])。

TFTP サーバ(TFTP Server)

電話機で使用される、プライマリの Trivial File Transfer Protocol(TFTP)サーバ。 ネットワークで DHCP を使用していない場合、またはこのサーバを変更する場合は、TFTP サーバを割り当てる必要があります。

802.1x セキュリティ(802.1 xSecurity)

電話機の 802.1x セキュリティが有効か無効かを示します。

IPv6 ネットワークの設定

DHCPv6

ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)では、電話機をネットワークに接続すると、それらの電話機に IPv6 アドレスが自動的に割り当てられます。 Cisco Unified IP Phone では、DHCP がデフォルトで有効になります。

IPv6 デフォルト ルータ 1(IPv6 Default Router 1)

電話機で使用されるデフォルトの IPv6 ルータ([デフォルト ルータ 1(Default Router 1)])。

IPv6 アドレス(IPv6 Address)

電話機の IPv6 アドレス。 IPv6 アドレスは、128 ビットのアドレスです。

IPv6 プレフィックス長(IPv6 Prefix Length)

電話機で使用されるサブネット プレフィックス長。 サブネット プレフィックス長は、サブネットを構成する IPv6 アドレスの部分を指定する、1 ~ 128 の 10 進数値です。

IPv6 TFTP サーバ(IPv6 TFTP Server)

電話機が IPv6 トリビアル ファイル転送プロトコル(TFTP)サーバを使用するかどうかを示します。

電話機の設定値へのアクセス

IVR の PIN は、[共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)] ページから変更できます。


(注)  


電話機にユーザ ID または PIN が関連付けられていない場合、その電話機は 24726 のデフォルト PIN を使用します。


手順
    ステップ 1   Cisco Unified Communications Manager の管理ページにアクセスします。
    ステップ 2   [デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [共通の電話プロファイル(Common Phone Profile)]に移動します。
    ステップ 3   [共通の電話プロファイルの設定(Common Phone Profile Configuration)] ウィンドウの [電話ロック解除 PIN(Local Phone Unlock PIN)] フィールドで PIN を指定します。
    ステップ 4   [保存(Save)] をクリックします。

    IVR へのアクセスおよび電話機の設定値のセットアップ

    IVR にアクセスして電話機の設定値を設定するには、電話機で次の手順を実行します。


    (注)  


    PIN を変更するには、Cisco Unified CM の管理 Web ページの [共通の電話プロファイルの設定(Common Phone Profile Configuration)] ページにある [電話ロック解除パスワード(Local Phone Unlock Password)] を使用します。


    手順
      ステップ 1   オフフックにして、アスタリスク(*)、ポンド(#)、および 0 キーを同時に押します。 IVR にはまた、Cisco Unified IP Phone 6911 で、スピーカー ボタンに続けて *、#、および 0 キーを同時に押してもアクセスできます。

      IVR からパスワードの入力を求められます。

      (注)     

      Cisco Unified IP Phone 6901 および 6911 は、IPv6 の設定値で英数字(A ~ F)とコロン(:)をサポートしています。

      ステップ 2   キーパッドを使用し、続けて # を押すことによって PIN を入力します。

      これで、IVR のメイン設定メニューに移動します。

      ステップ 3   IVR の音声プロンプトに従います。 IVR のナビゲートの詳細については、[IVR の設定(IVR Configuration)] メニューを参照してください。
      ステップ 4   メイン設定メニューに戻るには、# を押します。
      ステップ 5   IVR を終了するには、コールを終了します。

      [IVR の設定(IVR Configuration)] メニュー

      IVR プロンプトに応答して情報を入力する場合は、特殊文字の入力に関する次のリストを使用してください。

      • IP アドレス内のオクテットを区切るピリオド(.)またはコロン(:)を入力するには、アスタリスク(*)を押します。
      • 16 進数の A を入力するには、2 キーを 2 回すばやく押します。
      • 16 進数の B を入力するには、2 キーを 3 回すばやく押します。
      • 16 進数の C を入力するには、2 キーを 4 回すばやく押します。
      • 16 進数の D を入力するには、3 キーを 2 回すばやく押します。
      • 16 進数の E を入力するには、3 キーを 3 回すばやく押します。
      • 16 進数の F を入力するには、3 キーを 4 回すばやく押します。
      • エントリ内の文字を削除するには、リダイヤルを押します。

      次の表に、[IVR の設定(IVR Configuration)] メニューのオプションを示します。

      表 2 IVR の設定メニューのナビゲート

      アクション

      IVR コード

      ナビゲートに関する注意事項

      ネットワーク設定値を確認または設定する

      1

      DHCP が有効である場合、IVR によって各ネットワーク パラメータがアナウンスされます。

      DHCP が無効になっている場合は、新しい値を入力できるように各パラメータ間で一時停止しながら、IVR によって各ネットワーク パラメータがアナウンスされます。

      1. IVR によって、IP アドレスがアナウンスされます。 電話機の IP アドレスを変更するには、キーパッドを使用して新しい IP アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在の IP アドレスを保持するには、# を押します。
      2. IVR によって、サブネット マスクがアナウンスされます。 サブネット マスクを変更するには、キーパッドを使用して新しい IP アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在のサブネット マスクを保持するには、# を押します。
      3. IVR によって、デフォルト ゲートウェイがアナウンスされます。 デフォルト ゲートウェイを変更するには、キーパッドを使用して新しい IP アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在のデフォルト ゲートウェイを保持するには、# を押します。

      TFTP サーバを確認または設定する

      2

      IVR によって、現在の TFTP 設定がアナウンスされます。

      TFTP サーバを変更するには、キーパッドを使用して新しいアドレスを入力し、最後に # を押します。 現在の TFTP サーバを保持するには、# を押します。

      DHCP が設定されたサーバに対して手動で設定された TFTP サーバをリセットするには、* を押します。

      DHCP を有効または無効する

      3

      DHCP を有効または無効にするには、3 を押します。

      802.1X を有効または無効にする

      4

      802.1X セキュリティを有効または無効にするには、4 を押します。

      IPv6 ネットワーク設定値を確認または設定する

      5

      DHCPv6 が有効になっている場合は、IVR によって、IPv6 アドレス、IPv6 プレフィックス長、IPv6 サブネット マスク、IPv6 デフォルト ゲートウェイの各ネットワーク パラメータが連続してアナウンスされます。

      DHCPv6 が無効になっている場合は、新しい値を入力できるように各パラメータ間で一時停止しながら、IVR によって各ネットワーク パラメータがアナウンスされます。

      1. IVR によって、IPv6 アドレスがアナウンスされます。 電話機の IPv6 アドレスを変更するには、キーパッドを使用して新しい IPv6 アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在の IPv6 アドレスを保持するには、# を押します。
      2. IVR によって、サブネット マスクがアナウンスされます。 サブネット マスクを変更するには、キーパッドを使用して新しい IPv6 アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在のサブネット マスクを保持するには、# を押します。
      3. IVR によって、デフォルト ゲートウェイがアナウンスされます。 デフォルト ゲートウェイを変更するには、キーパッドを使用して新しい IPv6 アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在のデフォルト ゲートウェイを保持するには、# を押します。

      Ipv6 TFTP サーバを確認または設定する

      6

      IVR によって、現在の IPv6 TFTP 設定がアナウンスされます。

      IPv6 TFTP サーバを変更するには、キーパッドを使用して新しい IPv6 アドレスを入力し、最後に # を押します。 現在の IPv6 TFTP サーバを保持するには、# を押します。

      IPv6 DHCP が設定されたサーバに対して手動で設定された IPv6 TFTP サーバをリセットするには、* を押します。

      DHCPv6 を有効または無効にする

      7

      DHCPv6 を有効または無効にするには、7 を押します。

      工場出荷時の設定にリセットする

      0

      (注)     

      すべての設定値が工場出荷時のデフォルト設定値に変更され、電話機がリセットされます。 電話機が再登録されるまでにしばらく時間がかかります。 このオプションは必要な場合だけ選択してください。