Cisco IP Communicator 電話ガイド Release 2.0
Cisco IP Communicator のトラブル シューティング
Cisco IP Communicator のトラブルシューティング
発行日;2012/02/04 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 735KB) | フィードバック

目次

Cisco IP Communicator のトラブルシューティング

一般的な問題のトラブルシューティング

音質の問題

Cisco IP Communicator のトラブルシューティング

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「一般的な問題のトラブルシューティング」

「音質の問題」


Cisco IP Communicator で問題が発生した場合は、トラブルシューティングのために Error Reporting ツールを実行して関連データを取得できます。[スタート]>[すべてのプログラム]> Cisco IP Communicator を選択します。システム管理者にファイルを送信できるように、Error Reporting ツールがデータを保存する場所をメモします。


一般的な問題のトラブルシューティング

次の表は、Cisco IP Communicator で発生する可能性のある一般的な問題のトラブルシューティングに役立ちます。


Microsoft Windows 2000 を実行しているコンピュータで Cisco IP Communicator を使用している場合は、[オーディオ調整ウィザード]を使用して現在アクティブなオーディオ デバイスのマイクロフォン レベルを調整することはできません。通話中でないとき、および別のアプリケーションがオーディオ デバイスを使用していないときを選んで調整してください(Windows XP ユーザはこの処理は必要ありません)。


 

問題
対応策
詳細情報の参照先

初めての起動後、内線番号が表示されず、ステータス行に[登録]と表示される

必要に応じて、TFTP サーバを選択したことを確認します。TFTP アドレスが必要な場合は、システム管理者からそのアドレスが提供されます。

リモート ユーザの場合は、Cisco IP Communicator を起動する前にネットワーク接続を確立したことを確認します。

設定作業と登録作業(P. 12)

ネットワーク設定(P. 61)

起動後、
Cisco IP Communicator がネットワーク アダプタを検出できず、ネットワーク アダプタを再び装着するように要求する

可能な場合は、検出されないネットワーク インターフェイス デバイスを取り替えます(たとえば、ワイヤレス カードや USB イーサネット アダプタを取り替えます)。

ラップトップ上で Cisco IP Communicator を初めて起動したときにそのラップトップがドッキング ステーションに接続されていた場合は、ドッキングを試して、問題が解決されるかどうか確認します。解決される場合は、システム管理者に問い合せて、ドッキング ステーションが接続されていない状態で Cisco IP Communicator が動作するようにデバイス名を設定します。

選択したネットワーク アダプタを削除または無効にした場合は、新しいアダプタを選択する前にシステム管理者に問い合せます。

設定作業と登録作業(P. 12)

ネットワーク設定(P. 61)

オーディオ モードのドロップダウン メニューに、使用するオーディオ デバイスが表示されない

デバイスが USB 受話器、USB ヘッドセット、またはサウンド カードである場合は、デバイスが正しく取り付けられていることを確認してから、Cisco IP Communicator を再起動します(起動後に取り付けたデバイスは、次回の起動まで認識されません)。

デバイスがアナログ デバイスである場合、アナログ デバイスはサウンド カードの延長であるため、オーディオ モードに表示されません。代わりに、サウンド カードを選択します。

オーディオ デバイスの取り付け(P. 6)

オーディオ モードについて(P. 65)

オーディオ デバイスの取り外しと再取り付け(P. 79)

起動後、
Cisco IP Communicator に内線番号が表示されない、または間違った内線番号が表示される

システム管理者に問い合せてください。

間違ったネットワーク アダプタを選択した可能性があります。複数のアダプタがあり、Cisco IP Communicator のインストール直後に 1 つのアダプタを選択するよう要求された場合は、永続的な接続を提供する可能性の最も高いアダプタ、または常に有効であるアダプタを選択します(装着されていない場合でも)。システム管理者から、どのアダプタを選択すべきか指示されます。

ネットワーク アダプタの設定により、
Cisco IP Communicator がネットワークに識別されることに注意してください。この設定は、音声の転送には使用されません。そのため、選択したネットワーク アダプタを削除または無効にする場合を除き、確定後にこの設定を変更しないでください。変更する場合は、新しいアダプタを選択する前に、システム管理者に問い合せてください。

設定作業と登録作業(P. 12)

ネットワーク設定(P. 61)

クイック検索を起動しても、何も実行されない

右クリック >[設定]>[ディレクトリ] を選択し、ユーザ名とパスワードを入力します(使用するユーザ名とパスワードは、ネットワーク管理者から提供されます)。

クイック検索機能を使用して個人アドレス帳を検索する場合は、 右クリック >[設定]>[ユーザ] を選択し、ユーザ名を入力することも必要です。

ディレクトリ設定(P. 72)

クイック検索機能の使用方法(P. 85)

電話の呼出音が聞こえない、または聞こえにくい

アクティブなコールがないときに Cisco IP Communicator インターフェイス上で
をクリックして、呼出音の音量を調節します。

USB 受話器を使用する場合は、呼出音を鳴らすデバイス(リンガー)として USB 受話器を選択しないでください。通常、リンガーにはサウンド カードを選択する必要があります。

呼出音モードにサウンド カードが選択されており、ヘッドセットのプラグがコンピュータのオーディオ ジャックに差し込まれている場合は、アナログ ヘッドセットを着用しないと呼出音は聞こえません。

オーディオ デバイスの取り付け(P. 6)

オーディオ モードについて(P. 65)

関連項目

「オーディオ調整ウィザードの使用方法」

「設定の概要」

「音質の問題」

音質の問題

次の表は、Cisco IP Communicator で発生する可能性のある音質の問題のトラブルシューティングに役立ちます。


) Microsoft Windows 2000 を実行しているコンピュータで Cisco IP Communicator を使用している場合は、[オーディオ調整ウィザード]を使用して現在アクティブなオーディオ デバイスのマイクロフォン レベルを調整することはできません。通話中でないとき、および別のアプリケーションがオーディオ デバイスを使用していないときを選んで調整してください(Windows XP ユーザはこの処理は必要ありません)。


始める前に

トラブルシューティングの表を使用する前に、次の点に注意してください。

音量に関連する問題の場合は、まず Cisco IP Communicator インターフェイスで をクリックして音量を調節します。

何人か他の人に電話して、問題の原因が Cisco IP Communicator にあるのか、通話相手の電話機にあるのか確認します。問題が通話相手の電話機にあると思われる場合は、Cisco IP Communicator インターフェイスで音量を調節し、[オーディオ調整ウィザード]を使用して設定を修正するのは避けます(この修正が広い範囲に適用されない可能性があるため)。


) トラブルシューティングに使用する詳細情報を取得するため、システム管理者からロギングを有効にするように要求されることがあります。ロギングを有効にするには、Alt+S >[ユーザ]メニュー >[設定]>[ユーザ]、または右クリック >[設定]>[ユーザ]を選択し、[ロギングを有効にする]をクリックします。システム管理者にファイルを送信できるように、Error Reporting ツールがデータを保存する場所をメモします。


音量レベルに問題が生じた場合は、次のガイドラインに従います。

最初に、[オーディオ調整ウィザード]で、マスター音量スライダを調整します。この設定は、音声を再生するすべてのアプリケーションに影響するため、他のアプリケーション(Microsoft Windows Media Player や RealPlayer など)について設定をテストし、音量が適切であることを確認します。

マスター音量を調整したら、[オーディオ調整ウィザード]で、Wave 音量スライダを通話に適した音量に調整します。

音量設定を Microsoft Windows から変更した場合は、[オーディオ調整ウィザード]を再度実行し、マスターおよび Wave 音量設定を再調整します(次のガイドラインに従います)。

 

問題
対応策

通話相手の声が大きすぎる

をクリックして音量を調節してみます。

[オーディオ調整ウィザード]を起動して、現在のオーディオ デバイスのスピーカ音量を調節します。

通話相手から、声が大きすぎると言われる

ヘッドセットを使用している場合は、マイクロフォンのブームを口からあごの方に少し移動します。

これで問題が解決しない場合は、[オーディオ調整ウィザード]を起動して、現在のオーディオ デバイスのマイクロフォンの音量を下げます。

それでも通話相手に聞こえる声が大きすぎる場合は、マイクロフォンブースト機能を無効にします(そのデバイスに対してこの機能が有効である場合)。この操作は、[オーディオ調整ウィザード]で実行します。

通話相手の声が小さすぎる

をクリックして音量を調節します。

[オーディオ調整ウィザード]を起動して、現在のオーディオ デバイスのスピーカ音量を調節します。

通話相手から、声が小さすぎると言われる

ヘッドセットを使用している場合は、Cisco IP Communicator がスピーカフォン モードではなくヘッドセット モードで動作していることを確認します。 が点灯している場合は、ヘッドセット モードで動作しています。点灯していない場合は、クリックします。

ヘッドセットを使用している場合は、マイクロフォンのブームが適切な位置にあることを確認します。

これで問題が解決しない場合は、[オーディオ調整ウィザード]を起動して、現在のオーディオ デバイスのマイクロフォンの音量を上げます。独自のボリューム アジャスタを備えたオーディオ デバイス(ワイヤー上にボリューム コントロールを持つ USB ヘッドセットなど)の場合は、調整する前に、デバイス本体の音量レベルを最大値に設定します。

それでも声が小さすぎる場合は、[オーディオ調整ウィザード]でそのオーディオ デバイスのマイクロフォンブースト機能を有効にします。

通話相手の声がこもっている

Cisco IP Communicator をリモートで使用しており、[低帯域幅のための最適化]機能( [設定] >[オーディオ] )を有効にしている場合は、[受信]オーディオ フィルタを適用します。「オーディオ設定」を参照してください。

Cisco IP Communicator をリモート接続で使用していない場合は、低帯域幅オプションを無効にします。

可能な場合は、通話相手にマイクロフォンの音量を下げてもらいます。

通話相手から、声がこもっていると言われる

[オーディオ調整ウィザード]を起動して、現在のオーディオ デバイスのマイクロフォンの音量を調節します。

[低帯域幅のための最適化]機能( [設定] >[オーディオ] )を有効にしている場合は、[発信]フィルタを適用し、自分の声がどのように聞こえるかを確認します。オーディオ フィルタの適用については、「詳細オーディオ設定」を参照してください。低帯域幅の機能については、「オーディオ設定」を参照してください。

Cisco IP Communicator をリモート接続で使用していない場合は、低帯域幅オプションを無効にします。

通話相手の声が遠い、または不自然である

ヘッドセットを使用している場合は、Cisco IP Communicator がスピーカフォン モードではなくヘッドセット モードで動作していることを確認します。( ボタンが点灯している必要があります)。

低帯域幅で使用するためにオーディオ フィルタを有効にしている場合は、無効にしてみます(( [設定]>[オーディオ]>[詳細] )。

通話相手から、声が遠いまたは不自然であると言われる

[低帯域幅のための最適化]機能( [設定] >[オーディオ] )を有効にしている場合は、[発信]フィルタを適用し、自分の声がどのように聞こえるかを確認します。

オーディオ フィルタの適用については、「詳細オーディオ設定」を参照してください。低帯域幅の機能については、「オーディオ設定」を参照してください。

通話相手の声に途切れやジッタが生じる

不要なアプリケーションをすべて閉じます。アプリケーションを起動してネットワークに負荷のかかるタスク(電子メール送信など)を実行すると、音質が低下する可能性があります。

スピーカフォンを使用していないことを確認します。

別のオーディオ設定を選択する場合は、 [設定]>[オーディオ]>[詳細] に移動して、[音声の品質]設定を変更します。

リモート接続(たとえば、自宅やホテルからの VPN 接続)で Cisco IP Communicator を使用している場合は、帯域幅が十分でないために音質が低下していることが考えられます。Cisco IP Communicator インターフェイス上で右クリックし、 [設定]>[オーディオ] を選択して、[低帯域幅のための最適化]機能を有効にします。

サウンド カードおよびオーディオ デバイスが正しく取り付けられていることを確認します。


) ネットワークで輻輳やデータ トラフィックの問題が発生している場合は、時々ポンという音やカチッという音が聞こえたり、音声が途切れることがあります。


エコーが聞こえる

可能な場合は、通話相手にマイクロフォンまたはスピーカの音量を下げてもらいます。

通話相手がスピーカフォン モードで Cisco IP Communicator を使用している場合は、通話相手に ボタンが点灯していることを確認してもらいます。

サウンドカードがマイクロフォンからスピーカに音声をフィードバックしていないことを確認します。次の手順を実行します。

1. システム トレイにあるマイクロフォンのアイコン上で右クリックし、 [ボリューム コントロールを開く] を選択します。

2.[ オプション] >[プロパティ]>[再生] を選択し、ウィンドウの下部にあるすべてのチェックボックスがオンであることを確認してから、 [OK] をクリックします。

3.[ボリューム コントロール]ウィンドウの[マイク]列で、 [ミュート] が選択されていることを確認します。

通話相手にエコーが聞こえる

[オーディオ調整ウィザード]を起動して、現在のオーディオ デバイスのマイクロフォンの音量を下げます。

コンピュータをスピーカフォンとして使用している場合は、 ボタンを点灯したままにします。

最後の手段として、オーディオ デバイスを変更します。

通話相手に自分の声がまったく聞こえない(ただし、通話相手の声は聞こえる)

ヘッドセットのワイヤー上または USB 受話器上のコントロールからミュートを有効にしていないかどうか確認します。

スピーカおよびマイクロフォンのプラグがコンピュータの正しいオーディオ ジャックに差し込まれていることを確認します。

サウンド レコーダや他のソフトウェアベースの電話など、別のアプリケーションがマイクロフォンを使用していないことを確認します。

通話相手には自分の声が聞こえるが、自分には何も音声が聞こえない

スピーカおよびマイクロフォンのプラグがコンピュータの正しいオーディオ ジャックに差し込まれていることを確認します。

同時に話すことができない

全二重のサウンド カードを使用していることを確認します。

スピーカフォン モードになっていないことを確認します。

音声が何も聞こえず、ダイヤル トーンも聞こえない

ドッキング ステーションを使用しており、オーディオ デバイスのプラグがドッキング ステーションに差し込まれている場合は、コンピュータもドッキング ステーションに接続されていることを確認します。

Cisco IP Communicator を再起動します。

関連項目

「オーディオ調整ウィザードの使用方法」

「設定の概要」

「一般的な問題のトラブルシューティング」