Cisco IP Communicator ユーザ ガイド リリース 7.0
Cisco IP Communicator の概要
Cisco IP Communicator の概要
発行日;2012/01/31 | 英語版ドキュメント(2012/01/25 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 2MB) | フィードバック

目次

Cisco IP Communicator の概要

Cisco 製品のセキュリティの概要

使用開始前のチェックリスト

初めて起動する前のオーディオ デバイスの取り付け

コンピュータへの のインストール

の起動

オーディオ調整ウィザードの使用方法

の設定と登録

CiscoIPCommunicator のテスト

Cisco IP Communicator の概要

Cisco IP Communicator は、お使いのコンピュータで Cisco Unified IP Phone の機能をすべて使用できるデスクトップ アプリケーションです。このアプリケーションを使用すると、コールの発信、受信、およびその他のコール処理を行うことができます。 ラップトップまたはポータブル コンピュータに Cisco IP Communicator をインストールすると、社内ネットワークに接続できる場所ならどこからでも Cisco IP Communicator(およびすべての電話サービスと設定)を使用できます。 たとえば、Cisco IP Communicator を使用して、出張中にオンラインでコールを受信したり、ボイス メッセージを確認したりできます。 また、自宅で仕事をしているときに、会社の自席宛の電話を自宅で受けることができます。

Cisco IP Communicator は、別のデスクトップ アプリケーションである Cisco Unified Video Advantage と連携して動作し、ビデオを使用して通信環境を拡張します。 たとえば、Cisco IP Communicator を使用してコールを発信すると、Cisco Unified Video Advantage を通じて映像が自動的に表示されます。

「Cisco 製品のセキュリティの概要」

「使用開始前のチェックリスト」

「初めて起動する前のオーディオ デバイスの取り付け」

「コンピュータへの Cisco IP Communicator のインストール」

「Cisco IP Communicator の起動」

「オーディオ調整ウィザードの使用方法」

「Cisco IP Communicator の設定と登録」

「Cisco IP Communicator のテスト」

Cisco 製品のセキュリティの概要

本製品には暗号化機能が備わっており、輸入、輸出、配布および使用に適用される米国および他の国での法律を順守するものとします。 Cisco の暗号化製品を譲渡された第三者は、その暗号化技術の輸入、輸出、配布、および使用を許可されたわけではありません。 輸入業者、輸出業者、販売業者、およびユーザは、米国および他の国での法律を順守する責任があります。 本製品を使用するにあたっては、関係法令の順守に同意する必要があります。 米国および他の国の法律を順守できない場合は、本製品を至急送り返してください。

Cisco の暗号化製品に適用される米国の法律の概要については、次の URL で参照できます。 http://www.cisco.com/wwl/export/crypto/tool/stqrg.html 何かご不明な点がありましたら、export@cisco.com まで電子メールでお問い合せください。

使用開始前のチェックリスト

Cisco IP Communicator をデスクトップにセットアップしてコールの発信を開始できるようにするには、次のチェックリストに従ってください。

作業
詳細情報の参照先

1. 使用するサウンド カードおよび USB オーディオ デバイス(USB ヘッドセットまたは USB ハンドセット)をすべて取り付けます。

「初めて起動する前のオーディオ デバイスの取り付け」

2. Cisco IP Communicator アプリケーションをインストールします。

「コンピュータへの Cisco IP Communicator のインストール」

3. Cisco IP Communicator を起動します。

「Cisco IP Communicator の起動」

4. [オーディオ調整ウィザード] を使用して、オーディオ モードを選択し、オーディオ デバイスを調整します。

「オーディオ調整ウィザードの使用方法」

「オーディオ モードを割り当てる方法」

5. システム管理者によって指示されたネットワーク設定手順または登録手順を実行します。

「Cisco IP Communicator の設定と登録」

6. テスト コールを発信します。

「Cisco IP Communicator のテスト」

初めて起動する前のオーディオ デバイスの取り付け

Cisco IP Communicator をインストールして初めて起動する前に、ドライバを必要とするオーディオ デバイス(サウンド カード、汎用シリアル バス(USB)ハンドセット、USB ヘッドセットなど)をあらかじめ取り付けて、設定しておく必要があります。 最適な音質を得るために、認定を取得した USB ハンドセットまたはヘッドセットを使用することをお勧めします。

Cisco IP Communicator では、さまざまなオーディオ デバイスを使用できます。次の表を参照してください。 Cisco IP Communicator で使用できる特定ブランドのオーディオ デバイスのリストが必要な場合は、システム管理者にお問い合せください。

 

オーディオ デバイス
説明
注記

USB デバイス

USB ハンドセット

USB ヘッドセット

USB デバイスには、デバイス ドライバ ソフトウェアが必要です。また、このデバイスには長方形のプラグが付属しています。

 

デバイスの製造元の指示に従って、USB デバイスを取り付けます。 [新しいハードウェアの検出ウィザード] が表示されたら、その指示に従います。

外付けアナログ デバイス

アナログ ヘッドセット

外付けスピーカまたは外付けマイクロフォン

アナログ オーディオ デバイスに、ソフトウェアは必要ありません。 このデバイスは、コンピュータのサウンド カードの延長として機能します。

 

アナログ デバイスのプラグをコンピュータのオーディオ ジャックに差し込みます。

 

Cisco IP Communicator は、アナログ デバイスをサウンド カードの延長として認識します。アナログ デバイスの設定を修正または表示する場合は、サウンド カードを選択します。

内蔵オーディオ デバイス

内蔵マイクロフォン

内蔵スピーカ

これらのオーディオ デバイスはコンピュータに内蔵されており、コンピュータのサウンド カードと連携して動作します。

内蔵オーディオ デバイスはいつでも選択して使用できます。


Cisco IP Communicator の起動後に、ドライバを必要とするオーディオ デバイス(USB ハンドセット、USB ヘッドセット、またはサウンド カード)を取り付けた場合、Cisco IP Communicator アプリケーションを再起動するまでは、Cisco IP Communicator でそれらのデバイスが認識されません。 再起動すると、[オーディオ調整ウィザード] が自動的に起動し、デバイスを調整できる状態になります。


関連項目

「コンピュータへの Cisco IP Communicator のインストール」

「ヘッドセットの使用方法」

「オーディオ デバイスの取り外しと再取り付け」

コンピュータへの Cisco IP Communicator のインストール

開始する前に

ラップトップ コンピュータを使用する場合は、インストール後に初めて Cisco IP Communicator を起動するとき、ドッキング ステーションに接続していないことを確認してください。 ドッキング ステーションは、コンピュータのネットワーク アダプタを検出する際に Cisco IP Communicator の機能に干渉することがあります。

Cisco Unified Personal Communicator が動作している場合は、終了してから Cisco IP Communicator を起動します。

Microsoft Vista を実行しているコンピュータに Cisco IP Communicator をインストールする場合は、「ドライバ ソフトウェアの発行元を検証できません」というセキュリティ メッセージが表示されることがあります。 その場合は、[このドライバ ソフトウェアをインストールします] をクリックしてインストールを続行します。

手順


手順 1 実行可能ファイル(CiscoIPcommunicatorSetup.exe)をダブルクリックして、ファイルを開きます。または、システム管理者が用意したインストール リンクをクリックします。

手順 2 [次へ] をクリックして InstallShield ウィザードを開始します。

手順 3 使用許諾契約をよく読み、[同意します] をクリックして、[次へ] をクリックします。

手順 4 デフォルトのアプリケーション インストール先フォルダを選択するか、別のインストール先フォルダを参照して選択します。

手順 5 [インストールの準備完了] ウィンドウで、[インストール] をクリックします。 インストールには、数分かかる場合があります。

手順 6 [プログラムの起動] をクリックし、[終了] をクリックして Cisco IP Communicator を起動します (この時点で再起動を要求され、[プログラムの起動] チェックボックスが表示されない場合もあります)。


 

関連項目

「Cisco IP Communicator の起動」

Cisco IP Communicator の起動


ラップトップ コンピュータを使用する場合は、インストール後に初めて Cisco IP Communicator を起動するとき、ドッキング ステーションに接続していないことを確認してください。
Cisco Unified Personal Communicator が動作している場合は、終了してから Cisco IP Communicator を起動します。


インストールの最後の手順で [プログラムの起動] チェックボックスをクリックした場合は、Cisco IP Communicator が自動的に起動します。

手動で起動するには、[スタート] > [すべてのプログラム] > [Cisco IP Communicator] を選択するか、デスクトップにある Cisco IP Communicator のショートカットをダブルクリックします。

Cisco IP Communicator を初めて起動した場合は、次の処理が実行されます。

Microsoft Vista を実行しているコンピュータで Cisco IP Communicator を起動した場合は、「ドライバ ソフトウェアの発行元を検証できません」というセキュリティ メッセージが表示されることがあります。 その場合は、[このドライバ ソフトウェアをインストールします] をクリックして続行します。

[オーディオ調整ウィザード] が開きます。 調整可能なオーディオ デバイスが取り付けられている必要があります。

2 回目以降の起動でも、[オーディオ調整ウィザード] を使用して以前の音量設定に戻すかどうかを確認するプロンプトが表示される場合があります。

LocaleDownloader のプロンプトが表示される場合があります。

通常は、コンピュータ上の製品を最新のバージョンにしておくため、できるだけ早くこれらのプロンプトを受け入れる必要があります。 ただし、リモート接続で Cisco IP Communicator を使用している場合は、ローカルで接続するまで LocaleDownloader の実行を延期できます (たとえば、自宅で仕事をしている場合は、オフィスに戻るまで待つことができます)。 リモート接続で LocaleDownloader を実行すると、ローカル接続の場合よりも時間がかかる可能性があります。

関連項目

「オーディオ調整ウィザードの使用方法」

オーディオ調整ウィザードの使用方法

[オーディオ調整ウィザード] では、取り付けたオーディオ デバイスを選択して調整する手順が表示されます。

選択とは、オーディオ デバイスを 1 つ以上のオーディオ モードまたは呼出音(あるいはその両方)に割り当てることを意味します。

調整とは、選択した各デバイスのスピーカとマイクロフォンの音量をテストして、必要に応じて修正することを意味します。

Cisco IP Communicator のインストール後に初めて起動すると、[オーディオ調整ウィザード] が自動的に表示されます。 2 回目以降の起動の際は、必要に応じてメニューから手動で [オーディオ調整ウィザード] にアクセスできます。 次の表に、[オーディオ調整ウィザード] および他のオーディオ設定オプションの詳細を示します。

 


独自のボリューム アジャスタを備えたオーディオ デバイス(インラインのボリューム コントロールが付いたヘッドセットなど)の場合は、[オーディオ調整ウィザード] を使用して調整する前に、デバイス本体の音量レベルを最大値に設定してください。


 

状況
操作
注記

Cisco IP Communicator をインストールした後すぐに、[オーディオ調整ウィザード] を初めて使用する必要がある

[オーディオ調整ウィザード] が表示されたら、各オーディオ デバイスを調整します。

[オーディオ調整ウィザード] では、オーディオ モードに対してオーディオ デバイスを選択することも、デフォルトの Windows オーディオ デバイスを使用することもできます。

デバイスの調整は、コールの音量設定の変更とは異なる作業です。 各デバイスを一度だけ調整し、音質の問題が発生した場合だけ再調整することをお勧めします。

詳細については、「オーディオ モードを割り当てる方法」および 「オーディオ モードの選択」を参照してください。

インストール後 2 回目以降の起動で、[オーディオ設定の確認] ウィンドウが表示される

次のいずれかのボタンを選択します。

[復元]:そのオーディオ デバイスを以前の設定に戻します。

[調整]:そのデバイスを再調整します。

[スキップ]:修正した設定を保持します(たとえば、サウンド カードをミュートのままにする場合)。

デバイスを最後に調整した後に音量を修正(またはミュート)すると、次回の起動で [オーディオ設定の確認] ウィンドウが表示されます。 たとえば、コンピュータのサウンド カードをミュートにした場合や、USB ヘッドセットまたは USB ハンドセットのボリューム コントロールを変更した場合です。

コール中に音量を変更する

Cisco IP Communicator の [ボリューム] ボタンをクリックします。 設定を保存するには、[保存] をクリックします。

この方法は、コールごとに音量設定を変更する場合に最適です。 「コールの音量調節」を参照してください。

音質の問題に対処するため、オーディオ デバイスを再調整する

[オーディオ調整ウィザード](右クリック > [オーディオ調整ウィザード])にアクセスします。

「音質の問題」を参照してください。

オーディオ デバイスを再調整せずに、オーディオ モードの選択を変更する

右クリック > [設定] > [オーディオ] タブを選択します。

「オーディオ モードを割り当てる方法」を参照してください。

関連項目

「Cisco IP Communicator の設定と登録」

Cisco IP Communicator の設定と登録

Cisco IP Communicator アプリケーションをインストールし、[オーディオ調整ウィザード] を完了して、デスクトップに Cisco IP Communicator インターフェイスが表示されたら、コールの発信を開始する前に、必要に応じて設定作業と登録作業を完了します。


次の作業は会社や電話システムによって異なるため、システム管理者の指示に従ってください。 指示がない限り、これらの作業を行わないでください。


 

作業
注記

デバイス名を選択する

Cisco IP Communicator は、ネットワーク アダプタまたはデバイス名のいずれかに基づいてネットワーク内で識別されます。 どちらの場合も、選択するアダプタまたは入力するデバイス名はシステム管理者から通知されます。

Cisco IP Communicator で、システム管理者から指定されたネットワーク アダプタを選択します(右クリック > [設定] > [ネットワーク] タブ)。 通常、選択するアダプタは永続的な接続を提供するアダプタ、または装着されていない場合でも常に有効なアダプタです。ワイヤレス カードは選択しないでください。 正しいネットワーク アダプタを選択しないと、Cisco IP Communicator は正常に機能しません。

注 この設定は、音声の転送ではなく、ネットワークの識別に使用されます。 選択したネットワーク アダプタを削除または無効にする場合を除き、確定後にこの設定を変更する必要はありません。 変更する場合は、新しいアダプタを選択する前に、システム管理者に問い合せてください。

Cisco IP Communicator で、システム管理者から指定されたデバイス名を入力します(右クリック > [設定] > [ネットワーク] タブ > [このデバイス名を使用])。

デバイス名を確認する

システム管理者からネットワーク アダプタのデバイス名を尋ねられた場合は、Cisco IP Communicator で確認できます(右クリック > [設定] > [ネットワーク] タブ > [デバイス名] セクション)。

TFTP サーバのアドレスを指定する

システム管理者の指示に従い、TFTP サーバのアドレスを Cisco IP Communicator に入力します(右クリック > [設定] > [ネットワーク] タブ > [次の TFTP サーバを使用])。

TAPS(内線番号自動登録システム)で登録する

Cisco IP Communicator をインストールして起動した後、システム管理者の指示に従い、内線番号自動登録システム(TAPS)を使用して Cisco IP Communicator を自動登録します。

Cisco IP Communicator にダイヤルインして TAPS で登録する番号は、システム管理者から通知されます。 必要に応じて、エリア コードを含む、内線番号全体を入力します。 ボイス プロンプトに従います。 Cisco IP Communicator に確認メッセージが表示されたら、コールを終了できます。 Cisco IP Communicator が再起動します。

関連項目

「Cisco IP Communicator のテスト」

Cisco IP Communicator のテスト

Cisco IP Communicator をテストする前に、自分の内線番号がディスプレイ画面に表示されていて、オフフック状態にするとダイヤル トーンが聞こえることを確認します。


内線番号が表示されない場合や、ダイヤル トーンが聞こえない場合は、「一般的な問題のトラブルシューティング」を参照してください。


テスト コールをいくつか発信し、自分の声が通話相手にどのように聞こえるかを確認します。 テスト コールの発信中に、必要に応じて実行できる操作を次の表に示します。

 

目的
操作

音量を調節する

オーディオ モードの音量を Cisco IP Communicator で調節します。 [ボリューム] ボタンをクリックするか、キーボードで Page Up キーまたは Page Down キーを押します。

リモート接続を使用する

リモート接続(たとえば、自宅やホテルからの VPN 接続)で Cisco IP Communicator を使用している場合は、[低帯域幅のための最適化] を有効にします(右クリック > [設定] > [オーディオ] タブ)。

低帯域幅向けに最適化した後、だれかに電話をかけて、自分の声がどのように聞こえるかを確認します。

関連項目

「Cisco IP Communicator の機能」

「コールの音量調節」

「オーディオ設定」

「音質の問題」